JPH04322954A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

Info

Publication number
JPH04322954A
JPH04322954A JP11224491A JP11224491A JPH04322954A JP H04322954 A JPH04322954 A JP H04322954A JP 11224491 A JP11224491 A JP 11224491A JP 11224491 A JP11224491 A JP 11224491A JP H04322954 A JPH04322954 A JP H04322954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
rails
positioning
rail
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11224491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tamura
博 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP11224491A priority Critical patent/JPH04322954A/ja
Publication of JPH04322954A publication Critical patent/JPH04322954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを加工工程順に
加工ステーションへ搬送する搬送装置に関し、特にワー
ク載置用パレットおよび軌道の構造に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、例えば弁装置を製造するにあたっ
ては、加工機(加工ステーション)を工程順に並べ、そ
れらを搬送ラインでつないでワークを順次搬送していた
。従来のこの種の搬送ラインの代表例としてはベルトコ
ンベアがある。また、このようなベルト式の搬送装置の
他には、両端が回転可能に支持されたローラを多数並べ
てこのローラ上にワーク載置用のパレットを置き、その
パレットを重力や何らかの動力を利用して移動させる構
造のものもある。
【0003】このようにワークをパレットに載置させた
状態でパレットごと搬送する搬送装置では、ワークを安
定した状態で搬送するために、パレットのワーク載置面
に余裕をもたせ、さらに、コンベアラインの奥行き寸法
が上述したパレットの幅寸法より十分に大きく設定され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の搬送
装置では、コンベアラインの幅がワークの寸法の割りに
広いため、ワークのローディング,アンローディング作
業や、加工ステーション等の機械の点検作業をオペレー
タがコンベア越しに行う場合、ワークまでの距離が遠く
なってしまい作業性が悪いという問題があった。また、
コンベアラインの幅が広いと、ベルトコンベアではオペ
レータが誤ってベルトに触れることがないようにコンベ
アラインの設置スペースが広く必要となるという問題も
生じる。さらに、コンベアラインを曲げる場合に、コン
ベアの曲線部分が直線部分に正確に接続されていないと
パレットが途中で引掛かりやすくなる。このため、高精
度に施工作業を行わなければならず、作業時間が多く掛
かってしまい不経済である。なお、このコンベア自体も
複雑な構造で高価であった。しかも、この種のコンベア
ラインでは、ベルトの長さ,ローラの数量がラインレイ
アウトに応じて設定される関係から、一度設置すると移
動,変更が困難である。加えて、コンベア上を搬送され
たパレットを加工ステーション前で停止させたり再び送
り出したりする作業は人手に頼らざるを得なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る搬送装置は
、軌道を、断面円形のレールを上下に平行に架設して形
成し、パレットを、上側レール上を転動するローラ式ガ
イド部材を介して上側レールに長手方向へ移動自在に支
持された懸垂部と、この懸垂部に吊り下げられ、下側レ
ールに略水平方向から添接する補助ローラが下部に設け
られたパレット本体と、このパレット本体に突設された
ワーク棚とによって形成し、パレット停止位置に、ブレ
ーキ片がばね力によって付勢されてパレットに接触する
ブレーキと、パレットの凹部に嵌合する位置決め片がパ
レットに対して進退自在に設けられたストッパーと、パ
レットをシリンダによって送り方向下流側へ押すパレッ
ト送り出し部材とを備えたパレット位置決め送り出し装
置を配置したものである。
【0006】
【作用】パレットが上下に延設され、上下にレールが位
置づけられる関係からコンベアラインの幅が狭くなる。 また、レールを曲げるだけで搬送方向が変わる。パレッ
ト位置決め送り出し装置によってパレットが所定の停止
位置に停止し、しかもそこから再び送り出される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図9に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る搬送装置を
弁装置加工ラインに用いた状態を示す斜視図、図2は本
発明に係る搬送装置のレールを示す正面図、図3は同じ
く側面図、図4はレールの連結部分を拡大して示す分解
斜視図、図5はレールの一部を破断して示す斜視図、図
6は本発明に係る搬送装置のパレットを示す平面図、図
7は同じく正面図、図8は同じく側面図、図9は本発明
に係る搬送装置のパレット位置決め送り出し装置を示す
正面図である。これらの図において、1は弁装置加工ラ
インで、この弁装置加工ライン1は弁本体および上蓋の
加工ステーションが加工順に配置されている。そして、
各加工ステーションの前側を結ぶように本発明に係る搬
送装置のレール2,3が設置されている。なお、4は本
発明に係る搬送装置に使用するパレットで、このパレッ
ト4は前記レール2,3に移動自在に支持されている。 図1において1aは弁本体中心部旋削機、1bは弁本体
フランジ部旋削機、1cは弁本体フランジ穴開け機、1
dは弁本体中心フランジ穴開け・ねじ立て機、1eは上
蓋フランジ側旋削機、1fは上蓋駆動部側旋削機、1g
は上蓋フランジ穴開け・ばり取り機、1hは上蓋上側面
穴開け・ねじ立て機、1iは上蓋グランド穴仕上げ機で
ある。
【0008】レール2,3は断面円形の管材によって形
成され、図2および図3に示すように、上下に間隔を開
けて互いに平行に設置されており、支柱5の前側にブラ
ケット6を介して支柱5とは間隔を開けてそれぞれ固定
されている。本実施例では、上側のレール2の設置高さ
は床から850mmとし、下側のレール3は上側のレー
ル2から250mm下方に位置づけた。また、両レール
2,3は外径が28mmのものを使用した。また、図1
では前記2本のレール2,3と平行にガードレール7が
1本並設してあるが、これはオペレータが不用意にパレ
ット移動経路に入るのを防ぐためのものである。このガ
ードレール7はパレット4の移動速度が遅い部分では省
略することができる。前記二つのブラケット6は図4に
示すように、支柱5に取付けボルト8によって固定され
る平面視コ字状の本体6aと、この本体6aの前面に溶
接されて斜め上方へ突出するアーム6bとから構成され
ており、アーム6bの突出端には前記レール2,3を支
柱5に連結するためのジョイント9が溶接されている。 なお、前記本体6aにおける取付けボルト8が挿通され
る穴は上下に延びる長穴とされ、ブラケット6の上下位
置を調節できるように構成されている。また、ジョイン
ト9とアーム6bとの溶接部分の面積は、ジョイント9
もレールの一部として機能して後述するローラが転動す
る関係から、強度的に許される範囲で可及的狭く設定さ
れている。ジョイント9はレール2,3の中空部に嵌入
する細径部9aと、レール2,3の外径と同寸法の大径
部9bとからなり、大径部9bを挟んで細径部9aが両
端に設けられている。すなわち、両方の細径部9aにレ
ール2あるいはレール3を接続することによって、この
ジョイント9を介して2本のレールが連結されることに
なる。10は後述するパレット位置決め送り出し装置を
支持するための取付けベースで、この取付けベース10
は、加工ステーションの最寄りの支柱5に取付けられ、
上側のブラケット6と共締めされて支柱5に固定されて
いる。
【0009】前記レール2,3は、図5に示すように、
鉄パイプ2a,3aを樹脂コーティングして形成されて
おり、インテリア用の棚などに用いられるイレクターパ
イプと称されるものと同等のものが採用されている。な
お、図5中11は樹脂コーティング部を示す。このよう
に樹脂コーティングされた管材によってレールを構成す
ると、レールの継ぎ足しも容易であり、表面に段差が形
成されることも少ない。また、樹脂表面も塩素系接着剤
で簡単に仕上げることができる。また、このレール2,
3を設置するに当たっては、パレット4の搬送に動力を
要さない場所では図2に示すように2〜5°の下り勾配
αを設けることもできる。
【0010】前記レール2,3にはパレット4がレール
の長手方向に沿って移動自在に取付けられる。このパレ
ット4は、図6〜図8に示すように、上側のレール2に
長手方向へ移動自在に支持された懸垂部12と、この懸
垂部12に吊り下げられ、下側のレール3に略水平方向
から添接する補助ローラ13が下部に設けられたパレッ
ト本体14と、このパレット本体14に突設されたワー
ク棚15とから構成されている。前記懸垂部12は、前
記レール2の周面に斜め上方から接する2つの支持ロー
ラ16,17と、真下から接する外れ止めローラ18と
からなり、各ローラを支軸16a〜18aを介してパレ
ット本体14の上部に回転自在に取付けて構成されてい
る。前記上側の2つのローラ16,17を回転自在に支
持する支軸16a,17aは、パレット本体14の上部
に形成された山形部14aに固定されている。なお、こ
の懸垂部12では、2つの支持ローラ16,17と支持
ローラ18とが3個1組としてパレット4の搬送方向前
側と後側とに計2組装着されている。そして、パレット
本体14は、その幅広面を鉛直に立ててレール2に懸下
される。なお、パレット本体14の下部に位置する補助
ローラ13も搬送方向前側と後側とで計2個設けられて
おり、パレット4の姿勢を定めるように構成されている
。さらに、パレット本体14の上部の山形部14aには
、後述するパレット位置決め送り出し装置と係合する切
欠き19が形成されている。
【0011】20は前記支柱5の取付けベース10に装
着されて前記パレット4の停止,送り出しを行うための
パレット位置決め送り出し装置である。このパレット位
置決め送り出し装置20は図9に示すように構成され、
取付けベース10上に駆動方向をレール2の長手方向へ
向けて固定された送りシリンダ21と、この送りシリン
ダ21の進退ロッド21aに固定され、位置決め片22
を横方向(パレット4の搬送方向とは直交する方向)へ
進退させてパレット本体14の切欠き19に係入させる
ストッパシリンダ23を備えたストッパー24と、取付
けベース10に支軸25を介して揺動自在に支持された
ブレーキ片26を有し、このブレーキ片26がコイルば
ね27によってパレットの搬送方向とは逆方向へ付勢さ
れたブレーキ28とから構成されている。29および3
0は前記送りシリンダ21へ作動圧力(本実施例では空
気圧)を供給するための送り用電磁弁と戻し用電磁弁で
ある。また、31はストッパシリンダ23への作動圧力
の供給排出を行うストッパシリンダ用電磁弁である。こ
のように構成されたパレット位置決め送り出し装置20
では、送りシリンダ21によってストッパー24がパレ
ットの搬送方向に沿って進退し、ストッパシリンダ23
によって位置決め片22がパレットの搬送方向とは直交
する方向に進退することになる。32は送りシリンダ2
1の動作速度を調節するための絞りで、この絞り32を
捻ることによってシリンダ圧力室に通じるブリード穴が
絞られる構造である。この絞り32を操作することによ
って、搬送ラインの勾配や転がり抵抗,パレット4の重
量等を考慮した上で送りシリンダ21の速度を調節でき
る。このように構成されたパレット位置決め送り出し装
置20は、加工ステーションの最寄りの支柱5に取付け
られるが、加工機械等の存在する各加工ステーションの
近辺、特にオペレータが機械に向かってサービスする際
のすぐ右側に設けるのが望ましい。
【0012】33はパレット4がパレット位置決め送り
出し装置20に到着したことを検出するためのR/Wヘ
ッドである。このR/Wヘッド33は、パレット位置決
め送り出し装置20と共に支柱5に固定されており、本
実施例ではパレット4に取付けられたIDタグ34を非
接触で検出するものが採用されている。なお、このR/
Wヘッド33がストッパシリンダ用電磁弁31に給圧信
号を発信するように構成されている。前記IDタグ34
は読み出し/書き込み可能な情報記憶手段であり、これ
が前記R/Wヘッド33に近接すると、電磁誘導作用に
よって非接触でかつIDタグ34側に電源を用いずに信
号の授受が行われる。この信号授受動作によってワーク
の材質などの各種の情報がパレット4毎に各加工ステー
ションに伝達されることになり、ワーク毎に異なる加工
を支持できるようになる。
【0013】次に、上述したように構成された本発明に
係る搬送装置の動作について説明する。パレット4は、
弁装置本体当のワークがワーク棚15に載せられた状態
でレール2,3に沿って搬送される。そして、パレット
位置決め送り出し装置20にパレット4がさしかかると
、先ず、ブレーキ片26がパレット本体14に当接する
。そして、図9中二点鎖線に示すように、このブレーキ
片26がコイルばね27のばね力に抗してパレット4の
送り方向へ移動することになってパレット4が制動され
る。次いで、前記ばね力によって押し戻される前に、R
/Wヘッド33がパレット到着を検出し、ストッパシリ
ンダ用電磁弁31に給圧信号を発信する。ストッパシリ
ンダ23が動作すると、位置決め片22が図9中二点鎖
線で示すように前進してパレット本体14の切欠き19
に係入する。これによってパレット4は所定位置(加工
ステーション前位置)に位置決め固定される。しかる後
、パレット4が到着したのをR/Wヘッド33がオペレ
ータに知らせる。
【0014】パレット4が停止している間、ワークは加
工機械に供給されて加工される。そして、再びパレット
4に戻される。その後、オペレータが送り操作を行う。 パレット4を送り出すには、先ず、ストッパー24の位
置決め片22を戻しながら、送りシリンダ21を駆動さ
せてストッパー24をレール2,3の長手方向(パレッ
ト送り方向)へ移動させる。このようにすると、パレッ
ト4は位置決め片22で押され、レール2,3に沿って
パレット位置決め送り出し装置20から送り出される。 なお、ストッパー24がパレット送り方向へ移動すると
、それによってブレーキ片26がパレット4から離間す
る方向へ押される関係から、送り出し時にはパレット本
体14にブレーキは作用しない。
【0015】このように送り出されたパレット4は、次
のパレット位置決め送り出し装置20に達するまでは、
送り出し時に加えられた力や下り勾配を降りようとする
力を利用して移動する。なお、パレット4を送り出した
後のパレット位置決め送り出し装置20では、送りシリ
ンダ21が復帰されて待機状態に戻される。
【0016】したがって、本発明に係る搬送装置では、
パレット4が上下に延設され、上下にレール2,3が位
置づけられる関係からコンベアラインの幅が狭くなる。
【0017】また、本実施例ではコンベアラインは2本
の丸パイプであり、樹脂被覆してあるものも用い得るか
ら安全性が高い。さらに、そのパイプは市販のものを流
用でき、しかも、曲げ,切断加工が容易であるから、設
置作業が簡単で安価に得ることができる。
【0018】なお、本実施例ではパレット4にワーク棚
15を1段だけ設けた例を示したが、本発明はこのよう
な限定にとらわれることなく例えば図10に示すように
2段とすることもできる。図10はパレットの他の実施
例を示す斜視図で、図10において前記図1〜図9で示
したものと同一もしくは同等部材については同一符号を
付し、ここにおいて詳細な説明は省略する。図10にお
いて、41および42はワーク棚を示す。このように2
段のワーク棚を設ける場合には、図11および図12に
示すようなワーク支持台を各ワーク棚に搭載して異なる
ワークを同一パレット4で搬送する。図11は上蓋用支
持台を示す斜視図、図12は弁本体用支持台を示す斜視
図である。図11中43は上蓋用支持台、44は上蓋で
ある。図12中45は弁本体用支持台、46は弁本体で
ある。
【0019】さらに、本実施例ではパレット4は鉛直方
向に吊り下がる構成としたが、図13および図14に示
すようにパレット4を加工条件に応じて傾斜させること
もできる。図13は下側のレールを張り出させた他の実
施例を示す側面図、図14は補助ローラを進退させる他
の実施例を示す側面図である。図13中47は下側のレ
ール3を支柱5から大きく張り出させるためのアームで
ある。また、図14中48はパレット本体14に対して
補助プーリ13を進退させる傾斜装置である。
【0020】さらにまた、本実施例で示したパレット位
置決め送り出し装置20では、ストッパー24でパレッ
ト4を押圧して送り出す例を示したが、図15に示すよ
うにブレーキ片で押すようにすることもできる。図15
はパレット位置決め押し出し装置の他の実施例を示す平
面図で、図15において前記図9で説明したものと同一
もしくは同等部材については同一符号を付し、ここにお
いて詳細な説明は省略する。図15において、51はブ
レーキ片で、このブレーキ片51は、基端が送りシリン
ダ21の進退ロッド21aに固定され、先端がパレット
4の切欠き19に係合するように構成されている。この
パレット位置決め送り出し装置20によれば、ブレーキ
片51がパレット4の前縁に当接して制動すると共に、
送りシリンダ21の力がブレーキ片51を介してパレッ
ト4に伝えられてパレット4が送り出される。
【0021】加えて、パレット位置決め送り出し装置2
0の配置位置としては、上述したように加工ステーショ
ン近傍に1つ配置する他に、加工ステーションに向かう
オペレータから見て左側となる位置にもう1つ配置する
こともできる。このようにすると、加工ステーションで
ワークを加工している間に後発のパレット4が到着する
ようなことがあっても、ワークが外されている空きパレ
ット4を一歩前進させてオペレータの左側で待機させる
ことができる。また、次行程の加工ステーションまでの
間隔が長く、送りシリンダ21で押し出されただけでは
パレット4が届かない場合には、その中間点に加速用と
してパレット位置決め送り出し装置20を配置すること
もできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る搬送装
置は、軌道を、断面円形のレールを上下に平行に架設し
て形成し、パレットを、上側レール上を転動するローラ
式ガイド部材を介して上側レールに長手方向へ移動自在
に支持された懸垂部と、この懸垂部に吊り下げられ、下
側レールに略水平方向から添接する補助ローラが下部に
設けられたパレット本体と、このパレット本体に突設さ
れたワーク棚とによって形成し、パレット停止位置に、
ブレーキ片がばね力によって付勢されてパレットに接触
するブレーキと、パレットの凹部に嵌合する位置決め片
がパレットに対して進退自在に設けられたストッパーと
、パレットをシリンダによって送り方向下流側へ押すパ
レット送り出し部材とを備えたパレット位置決め送り出
し装置を配置したため、パレットが上下に延設され、上
下にレールが位置づけられる関係からコンベアラインの
幅が狭くなる。したがって、スペース効率が高く、コン
ベアラインの設計の自由度が増す。しかも、このコンベ
アライン越しにオペレータが機械を点検,サービス等す
る時の作業性を高めることができる。また、レールを曲
げるだけで搬送方向を変えることができるから、加工ス
テーションを変更したり配置替えを行ったりする際にも
自由にラインを改変できる。さらに、パレット位置決め
送り出し装置によってパレットが所定の停止位置に停止
し、しかもそこから再び送り出されるから、パレットの
搬送を人手によらずに機械的に行うことができる。この
ため、位置決めが正確で、自動化しやすいという効果が
ある。加えて、コンベアラインを2本のレールで形成す
るという簡単な構成であるため、施工作業が簡単で、し
かも、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送装置を弁装置加工ラインに用
いた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る搬送装置のレールを示す正面図で
ある。
【図3】本発明に係る搬送装置のレールを示す側面図で
ある。
【図4】レールの連結部分を拡大して示す分解斜視図で
ある。
【図5】レールの一部を破断して示す斜視図である。
【図6】本発明に係る搬送装置のパレットを示す平面図
である。
【図7】本発明に係る搬送装置のパレットを示す正面図
である。
【図8】本発明に係る搬送装置のパレットを示す側面図
である。
【図9】本発明に係る搬送装置のパレット位置決め送り
出し装置を示す平面図である。
【図10】パレットの他の実施例を示す斜視図である。
【図11】上蓋用支持台を示す斜視図である。
【図12】弁本体用支持台を示す斜視図である。
【図13】下側のレールを張り出させた他の実施例を示
す側面図である。
【図14】補助ローラを進退させる他の実施例を示す側
面図である。
【図15】パレット位置決め押し出し装置の他の実施例
を示す平面図である。
【符号の説明】
2    レール 3    レール 4    パレット 12    懸垂部 13    補助ローラ 14    パレット本体 15    ワーク棚 16    支持ローラ 17    支持ローラ 18    外れ止めローラ 19    切欠き 20    パレット位置決め送り出し装置21   
 送りシリンダ 22    位置決め片 24    ストッパー 26    ブレーキ片 28    ブレーキ 51    ブレーキ片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワークが載置されたパレットを軌道に
    沿って送る搬送装置において、前記軌道を、断面円形の
    レールを上下に平行に架設して形成し、前記パレットを
    、上側レール上を転動するローラ式ガイド部材を介して
    上側レールに長手方向へ移動自在に支持された懸垂部と
    、この懸垂部に吊り下げられ、下側レールに略水平方向
    から添接する補助ローラが下部に設けられたパレット本
    体と、このパレット本体に突設されたワーク棚とによっ
    て形成し、パレット停止位置に、ブレーキ片がばね力に
    よって付勢されてパレットに接触するブレーキと、パレ
    ットの凹部に嵌合する位置決め片がパレットに対して進
    退自在に設けられたストッパーと、パレットをシリンダ
    によって送り方向下流側へ押すパレット送り出し部材と
    を備えたパレット位置決め送り出し装置を配置したこと
    を特徴とする搬送装置。
JP11224491A 1991-04-18 1991-04-18 搬送装置 Pending JPH04322954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224491A JPH04322954A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224491A JPH04322954A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04322954A true JPH04322954A (ja) 1992-11-12

Family

ID=14581852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11224491A Pending JPH04322954A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04322954A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098808A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Nikon Corp 基板カートリッジ、基板処理装置、基板処理システム、基板処理方法、制御装置及び表示素子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098808A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Nikon Corp 基板カートリッジ、基板処理装置、基板処理システム、基板処理方法、制御装置及び表示素子の製造方法
US9379339B2 (en) 2009-11-05 2016-06-28 Nikon Corporation Substrate cartridge, substrate-processing apparatus, substrate-processing system, substrate-processing method, control apparatus, and method of manufacturing display element

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3436334B2 (ja) 物品搬送設備
US6156996A (en) Process for transportation of sheet metal to a processing device cutting and/or welding of sheet metal, and an arrangement for implementing the process
CA2351085C (en) Method and device for producing welded blanks
JP3162839B2 (ja) 棒材用倉庫
US20060168917A1 (en) System and machine for strapping articles
JPH04322954A (ja) 搬送装置
CN103964248A (zh) 集装箱角柱生产线的自动翻面装置
CN116119420A (zh) 金属带卷生产线用转运装置
JP3668118B2 (ja) 不良品管選別装置
KR102248817B1 (ko) 레이저 절단용 피절단물의 이송 시스템
JPH1135112A (ja) 棚入れ装置、搬送物を棚に収容する棚入れ方法及び棚入れ装置において受取コンベアを受け取り高さに設定する方法
JPH06100108A (ja) ロール物移載装置
CA1097704A (en) Unloader for ring-shaped pallets
JPH07328830A (ja) 板材加工装置
JPH092776A (ja) 角形鋼管の搬送装置
JPH0228401A (ja) 物品搬送システム
JP3199852B2 (ja) ワーク整列装置
JP3768609B2 (ja) フープ供給装置
JP4088355B2 (ja) 切断機における丸材供給装置
KR102240620B1 (ko) 권취코일 전도 방지장치
JP2978273B2 (ja) レーザ加工システム
JPH04201131A (ja) ワークの搬送ラインにおけるワークの傾斜装置
US6164434A (en) Apparatus for transporting profiles
JP2023131831A (ja) 巻取ロール搬送システム
JPS6150741B2 (ja)