JPH04322680A - カード式パチンコ機 - Google Patents

カード式パチンコ機

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JPH04322680A
JPH04322680A JP11933791A JP11933791A JPH04322680A JP H04322680 A JPH04322680 A JP H04322680A JP 11933791 A JP11933791 A JP 11933791A JP 11933791 A JP11933791 A JP 11933791A JP H04322680 A JPH04322680 A JP H04322680A
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card
signal
control circuit
ball
pachinko machine
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Kenkichi Nakajima
健吉 中島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード式パチンコ機の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機を使用した遊技は、遊技媒体
すなわち遊技球の貸し出しを受けたのち、この遊技球を
球発射装置の操作によって遊技盤に発射して行われる。 そして手持ちの遊技球が減少したときには所望数の遊技
球の貸し出しを新たに受け、適宜パチンコ機の受け皿に
補給する。この遊技球を紙幣または硬貨によって貸し出
しを受ける代りに、カードによって遊技球を貸し出すよ
うにしたカード式パチンコ機があり、以下にカード式パ
チンコ機の従来例を説明する。
【0003】図16において、1はパチンコ遊技用のプ
リペイドカードを示しており、このカード1には後述す
る遊技情報を書き込むための書込部(破線参照)2が設
けられている。書込部2には遊技情報がバーコードなど
の2値情報として磁気記録される。上記遊技情報は、プ
リペイド金額に相当する遊技球の貸出可能金額データ、
遊技場の識別データ、カード1に固有のID符号データ
および日付時刻データなどから構成される。
【0004】図17は球貸機に相当する装着部3と、パ
チンコ機4とを示している。装着部3は、カード搬送装
置6およびカードデータリードライト装置7からなる挿
入部(破線参照)5と、貸出スイッチとしての球貸スイ
ッチ8と、カード制御回路9とを備え、装着部3および
パチンコ機4は交信可能に接続されている。なお球貸ス
イッチ8はパチンコ機4側に設けられている。
【0005】挿入部5はカード1を装着部3に装着する
ためのもので、挿入部5から挿入されたカード1はカー
ド搬送装置6によって所定位置まで搬送され、遊技終了
時には挿入部5から排出される。
【0006】カードデータリードライト装置7はリード
ライトヘッドからなり、書込部2から遊技情報を読み出
すとともに、遊技情報を書込部2に書き込む機能を備え
ている。カード搬送装置6は、挿入部5に挿入されたカ
ード1をカードデータリードライト装置7が書込部2の
遊技情報を読み込み、かつ、遊技情報を書込部2に書き
込み可能な位置(以下、読込・書込可能な位置という)
に搬送または読込・書込可能位置にあるカード1を排出
位置に搬送するためのものである。
【0007】球貸スイッチ8は上述した貸出可能金額デ
ータを所定レートで遊技球数データに換球演算し、その
演算値に基いて遊技球を貸出しするためのものである。 球貸スイッチ8が操作されたとき、カードデータリード
ライト装置7によって読み出された遊技情報が有価カー
ド1であると判定され、貸出可能金額データが零でない
ときに動作は有効になる。そして球貸スイッチ8を操作
することにより貸出信号が発生され、この貸出信号はカ
ード制御回路9に入力される。
【0008】球貸スイッチ8から発生される貸出信号は
、カード制御回路9によって貸出可能金額データを遊技
媒体の数量に変換演算させるためのもので、この変換演
算は予め定められた設定モード金額単位でなされる。
【0009】カード制御回路9はパチンコ機4の一部、
カード搬送装置6およびカードデータリードライト装置
7を制御し、かつ、書込部2に書き込まれた貸出可能金
額データを所定レートで遊技球数データに換球演算する
ためのものである。
【0010】このためにカード制御回路9には、カード
搬送装置6を制御する搬送装置動作信号を発生させる機
能と、書込部2から読み出された遊技情報に基いて遊技
媒体貸出可能信号を発生させる機能と、球貸スイッチ8
の操作による貸出信号の発生に基いて貸出可能金額デー
タを所定レートで遊技球数データに換球演算し、該換球
演算値が表された球貸信号(貸出要求信号)を発生させ
る機能とが備えられている。この換球演算の結果、遊技
球は、所定レートで換球された分だけ貸し出され、この
貸し出し処理が終了すると可能金額データが減算される
【0011】なお搬送装置動作信号は取込信号および排
出信号からなり、取込信号は、カードデータリードライ
ト装置7が挿入部5に挿入されたカード1の書込部2か
ら遊技情報を読込・書込可能な位置にカード1をカード
搬送装置6によって搬送するためのもので、排出信号は
カード1を読込・書込可能位置から排出位置に搬送する
ためのものである。
【0012】また遊技媒体貸出可能信号は、書込部2に
書き込まれた遊技情報のうち、貸出可能金額データが零
でないときに発生される。書込部2に書き込まれた遊技
情報のうち、貸出可能金額データが零でないとき、この
カード1を有価カード1ということにする。またカード
制御回路9によって発生された球貸信号は、パチンコ機
制御回路10に入力される。この球貸信号は、カード制
御回路9が有価カード1に書き込まれた貸出可能金額デ
ータを遊技球数データに換球(変換)演算した結果に基
いて遊技球を貸し出すための起動信号である。
【0013】パチンコ機4の各部はパチンコ機制御回路
10によって制御される。
【0014】貸球賞球排出装置11は遊技球および賞品
球を図示を省略した受け皿に払い出すためのもので、遊
技球および賞品球はタンクに予め貯溜されている。貸球
賞球排出装置11は、カード制御回路9を介して球貸信
号が入力されたときには、遊技球を貸し出しのために払
い出す一方、入賞球検出信号がパチンコ機制御回路10
から直接入力されたときには賞品球を払い出す。
【0015】なお、12はカード返却スイッチで、カー
ド1の返却を要求する際にカード返却スイッチ12を操
作することにより、カード返却信号がカード制御回路9
に入力される。
【0016】こののちカードデータリードライト装置7
は遊技情報を書込部2に書き込んだのち、カード制御回
路9はカード搬送装置6によって読込・書込可能な位置
にあるカード1を排出位置に搬送する。またカード返却
スイッチ12はパチンコ機4側に設けられているが、装
着部3の一部を構成するものである。
【0017】また13は球発射装置で、球発射装置13
を操作することによって遊技球を遊技盤面(図示省略)
に発射することができる。球発射装置13には1分間に
100発程度の遊技球を打ち出す機能が備えられている
【0018】このように構成されたカード式パチンコ機
を使用するときには、有価カード1を挿入部5に挿入す
ると、カード制御回路9は取込信号を発生させてカード
搬送装置6を起動することにより、上記有価カード1を
読込・書込可能な位置に搬送する。
【0019】ついでカード制御回路9はカードデータリ
ードライト装置7を介して、カード1の遊技情報を読み
込む。そしてカード1に不都合がない場合、カード制御
回路9は遊技媒体貸出可能信号を発生させる。
【0020】つづいて球貸スイッチ8を操作すると、こ
の有価カード1の貸出可能金額データが零でないとき、
貸出信号がカード制御回路9に入力される。カード制御
回路9は、この貸出信号に基いて貸出可能金額データを
所定レートで遊技球数データに換球演算し、該換球演算
値が表された球貸信号を発生させる。
【0021】この球貸信号はカード制御回路9からパチ
ンコ機制御回路10を介して貸球賞球排出装置11に入
力され、貸球賞球排出装置11は、所定数の遊技球を貸
し出しのために受け皿に払い出す。これにより遊技者は
、球発射装置13の操作によって遊技を進行させること
ができ、同様の操作を繰り返すことにより遊技を継続さ
せながら遊技球を補給できる。
【0022】上述したようにカード制御回路9による換
球演算は、上記設定モード金額単位でなされるのである
が、設定モード金額は現在、最低単位が一般に100円
/25球に定められている。他方、球発射装置13には
1分間に100発程度の遊技球をを打ち出す機能が備え
られていることから、最低単位の設定モード金額すなわ
ち100円/25球分用の球貸スイッチ8の操作により
得た遊技球で遊技し、遊技中に賞品球が得られない場合
、この遊技は僅か15秒程度で終了する。
【0023】この時間は、遊技者が球発射装置13を所
望打球力の調整に要する程度であることから、100円
/25球分用の球貸スイッチ8が設けられていることは
きわめて稀である。このため球貸スイッチ8は一般に2
00円/50球分用、300円/75球分用、400円
/100球分用および500円/125球分用などのい
ずれかを任意にまたは複数種の球貸スイッチ8をパチン
コ機4に設けている。
【0024】ところが書込部2に予め書き込まれている
貸出可能金額データと球貸スイッチ8に設定されている
金額との組合せ、または、複数種の球貸スイッチ8の操
作順序の組合せによっては、カード1の残貸出可能金額
データ(残度数)が球貸スイッチ8に設定されている最
低金額よりも小さくなることがある。
【0025】このような場合、従来、使用中のカード1
単独による遊技球の貸出は禁止され、新たなカード1を
追加してから球貸スイッチ8の操作したり、使用中のカ
ード1を払い出すようにしていた。
【0026】これによりカード1の残貸出可能金額デー
タが球貸スイッチ8に設定されている最低金額よりも小
さくなり、かつ、現遊技球数がきわめて少なくなったと
きには、使用中のカード1が有価であるにも拘らず当該
カード1による遊技球の貸出が受けられないことから、
一旦、遊技を中断させて新たなカード1の貸与を受けた
のちに該カード1の追加により遊技を再開させなければ
ならない。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】このような遊技の中断
は遊技意欲の減退を招くだけではなく、残り少ない遊技
球のいずれかによって遊技者に有利な権利が発生した場
合、上述したように新たなカードを追加しなければ遊技
球を得られないので、遊技者に有利な権利が新たなカー
ドの貸与を受けている間に消滅し、遊技意欲を減退させ
るという問題を招く。
【0028】そこで本発明は、カードの残貸出可能金額
データが球貸スイッチに設定されている最低金額よりも
小さい場合でも遊技球の貸出を可能にしたカード式パチ
ンコ機の提供を目的とする。
【0029】
【課題を解決する手段】本発明は上記目的を達成するた
めに、前記貸出信号の発生時に前記貸出可能金額データ
が前記設定モード金額に達していない場合に前記貸出可
能金額データの総額に対応する数量の遊技媒体が表わさ
れた球貸信号を発生させるカード制御回路を設け、該球
貸信号の発生に基いて前記貸出可能金額データの総額に
相当する貸出用遊技媒体を排出制御するためのパチンコ
機制御回路を設けた構成を備えている。
【0030】
【作用】カード制御回路は、貸出可能金額データが設定
モード金額に達している場合、貸出スイッチの操作に基
いて設定モード金額に対応する球貸信号を発生する。
【0031】他方、貸出可能金額データが設定モード金
額に達していない場合、カード制御回路は貸出可能金額
データの総額に対応する球貸信号を発生する。
【0032】またパチンコ機制御回路はカード制御回路
から発生される球貸信号に基いて貸出用遊技媒体を排出
制御する。
【0033】
【実施例】つぎに本発明の一実施例を図面に基いて詳細
に説明する。また本実施例では遊技媒体として遊技用の
パチンコ球(以下、遊技球という)についてを説明する
こととし、図16および図17と同じ部材には同符号を
付し、その説明は省略する。
【0034】図1は本発明のカード式パチンコ機の構成
の一部を示し、本カード式パチンコ機は、図16に示し
たカード1、ブラックボックス(以下、BBという)1
4、パチンコ機15およびホストコンピュータとしての
管理装置16を主構成とする。
【0035】BB14はパチンコ機15の一部を構成す
るもので、図2および図3に示すように2台のパチンコ
機15,15の間に挟まれて設置されている。BB14
は各パチンコ機15に対して1対1に対応させて設けら
れ、BB14,14およびパチンコ機15,15は、そ
れぞれ互いに交信可能に接続されている。
【0036】本実施例では、2組のBB14,14を一
体に設けることによって1ユニットが構成されている。 またBB14およびパチンコ機15と、管理装置16と
は各々交信可能に接続されている。
【0037】図1に戻ってBB14は、貸出スイッチと
しての球貸スイッチ8、カード1が挿入・排出されるカ
ードリーダーライター(破線参照)17、カード制御回
路としてのBB制御回路18、カード待機表示器兼カー
ド忘れアラーム表示器(以下、表示器という)19、ス
ピーカー20、後述する複数のモードスイッチ21,2
2,23,24 、残度数表示器25、そしてカード返
却スイッチ26を備えている。本実施例において球貸ス
イッチ8、残度数表示器25およびカード返却スイッチ
26はパチンコ機15側に配置されており、これらの説
明は後述する。
【0038】カードリーダーライター17はカード1を
BB14に装着するためのもので、BB制御回路18に
接続され、カード搬送装置6、カードデータリードライ
ト装置7、カード挿入検出スイッチ27およびカード待
機検出スイッチ28を備えている。
【0039】カード挿入検出スイッチ27およびカード
待機検出スイッチ28は、各々一対の発光・受光素子か
らなり、BB制御回路18に接続されている。そしてカ
ード挿入検出スイッチ27およびカード待機検出スイッ
チ28はカード1の挿入路および搬送路(ともに図示省
略)を隔てて配置されている。
【0040】このためカード挿入検出スイッチ27およ
びカード待機検出スイッチ28は、各々の対を形成して
いる発光・受光素子間での光線の授受がカード1によっ
て阻止されることに基いて、カード1の有無を検出する
ことができる。
【0041】BB制御回路18はCPUを主構成とし、
図5ないし図7に示されたプログラムを順次実行する。 BB制御回路18はカード搬送装置6およびカードデー
タリードライト装置7を制御し、かつ、球貸スイッチ8
の操作による貸出信号の発生に基いて書込部2に書き込
まれた貸出可能金額データを所定レートで遊技球数デー
タに換球演算するためのものである。そしてBB制御回
路18は上記変換演算した演算値が表された球貸信号を
発生させる。
【0042】BB制御回路18にはカード搬送装置6、
カードデータリードライト装置7のほかに、貸出スイッ
チとしての球貸スイッチ8、表示器19、スピーカー2
0、モードスイッチ21,22,23,24 、残度数
表示器25、カード返却スイッチ26、カード挿入検出
スイッチ27およびカード待機検出スイッチ28が接続
されている。
【0043】BB制御回路18には、カード搬送装置6
を制御するための搬送装置動作信号を発生させる機能と
、書込部2から読み出された遊技情報に基いて遊技媒体
貸出可能信号を発生させる機能と、球貸スイッチ8の操
作による貸出信号の発生に基いて貸出可能金額データを
所定レートで遊技球数データに換球演算し、該換球演算
値が表された球貸信号を発生させる機能とが備えられて
いる。
【0044】上記搬送装置動作信号は取込信号および排
出信号からなり、取込信号はカード挿排口29から挿入
されたカード1を読込・書込可能な位置に搬送するため
のもので、排出信号は読込・書込可能な位置に待機して
いるカード1をカード挿排口29から排出させる位置に
搬送するためのものである。
【0045】カード挿入検出スイッチ27は、図2に示
したカード挿排口29の開口近傍の内方に位置し、カー
ド1がカードリーダーライター17に挿入されたとき、
挿入検出信号をBB制御回路18に入力する。これに対
しBB制御回路18は、挿入検出信号がカード挿入検出
スイッチ27から入力されたとき、取込信号を発生させ
たのちカード搬送装置6に入力する。これによりカード
搬送装置6はカード挿排口29から挿入されたカード1
を読込・書込可能な位置に搬送する。
【0046】カード待機検出スイッチ28はカードデー
タリードライト装置7の近傍に位置し、カード1が読込
・書込可能な位置に待機したとき、待機検出信号をBB
制御回路18に入力する。そして待機検出信号がカード
待機検出スイッチ28から入力され、かつ、カード返却
スイッチ(後述)26が操作されたときに、BB制御回
路18は排出信号を発生させ該排出信号をカード搬送装
置6に入力する。
【0047】この排出信号の発生に基いて、カード搬送
装置6は、読込・書込可能な位置に待機しているカード
1をカード挿排口29の排出位置に搬送する。なおカー
ド待機検出スイッチ28が待機検出信号をBB制御回路
18に入力すると、BB制御回路18は待機検出信号を
表示器19に入力する。
【0048】カード返却スイッチ26はカード1を返却
するためのもので、カード返却スイッチ26は遊技者の
操作に基いてカード返却信号をBB制御回路18に入力
する。 そしてBB制御回路18は遊技情報を書込部2に書き込
んだのち排出信号を発生させ、カード搬送装置6により
カード1をカード挿排口29から排出位置に搬送する。
【0049】また遊技媒体貸出可能信号は有価カード1
であること、すなわち貸出可能金額データが零でないこ
とが判定されたとき、BB制御回路18から発生されて
パチンコ機制御回路30に入力される。
【0050】パチンコ機制御回路30はBB制御回路1
8から発生された球貸信号の発生または入賞球検出スイ
ッチ31による入賞の検出に基いて、貸球賞球排出装置
11を駆動することにより貸出用遊技球遊技球または賞
品用遊技球を排出制御する。
【0051】球貸信号は球貸スイッチ8の操作によって
BB制御回路18から発生されるものである。球貸スイ
ッチ8は操作されることによって貸出信号を発生し、貸
出信号はBB制御回路18に入力される。これによりB
B制御回路18は書込部2に書き込まれた遊技情報に換
球演算を施し、該換球演算値のうち少なくとも遊技球数
データが表された球貸信号は、パチンコ機制御回路30
に入力される。
【0052】そして上記換球演算の結果、遊技球が所定
レートで換球された分だけ貸球排出装置11から貸し出
され、この貸出処理が終了すると貸出可能金額データが
減算される。このように貸球賞球排出装置11から遊技
球が貸し出されるとき、パチンコ機制御回路30は後述
する排出動作信号を発生させる(図9または図11参照
)。モードスイッチ21,22,23,24 は貸出可
能金額データを遊技球数データに換球する際の単位当り
貸出金額(以下、設定モード金額という)をBB制御回
路18に設定するためのもので、本実施例では設定モー
ド金額が200円、300円、400円および500円
の4段階に設定されている。
【0053】またBB制御回路18は、貸出信号が貸出
スイッチ8から発生したとき、書込部2に書き込まれた
貸出可能金額データが設定モード金額に達していない場
合、貸出可能金額データの総額に対応する数量の遊技球
が表わされた球貸信号を発生させる。
【0054】パチンコ機制御回路30はBB制御回路1
8から発生された総額要求信号に基いて、貸出可能金額
データの総額に相当する貸出用遊技球を排出制御する。
【0055】残度数表示器25はパチンコ機15の正面
で、球貸スイッチ8およびカード返却スイッチ26の右
側に位置し、7seg またはドットマトリクスのLE
DまたはLCDから構成されている。残度数表示器25
はカード1の書込部2に書き込まれている遊技情報のう
ち、貸出可能金額データを所定の設定モード金額の度数
で表示するものである。本実施例では1度が100円で
あり、かつ、25球分の遊技球に相当する場合について
を説明する。
【0056】カード返却スイッチ26はカード1を返却
させる際に操作するもので、この操作によりカード返却
信号がBB制御回路18に入力されたのち、BB制御回
路18はその時点における遊技情報をカードデータリー
ドライト装置7およびBB14に入力する。
【0057】表示器19およびスピーカー20は報知手
段を構成しており、この報知手段は、上記待機検出信号
がカード待機検出スイッチ28から発生され、かつ、パ
チンコ機15が遊技中でない場合に、有価カード1がB
B14に装着されていることを報知するためのカード忘
れアラーム信号を、報知信号として発生させるものであ
る。
【0058】なお遊技中であるか否かは、パチンコ機制
御回路30からBB制御回路18に入力される後述する
遊技検出信号に基いて判定される。またパチンコ機制御
回路30およびBB制御回路18は互いに交信可能に接
続されている。
【0059】表示器19はCRT、LCDまたはLED
からなり、スピーカー20には報知音源が内蔵され、表
示器19およびスピーカー20は、ともにドライバの図
示を省略している。また表示器19は、カード待機検出
スイッチ28から発生された待機検出信号がBB制御回
路18を経て入力されたときに、有価カード1がカード
リーダーライター17内に待機していることを表示する
。そして上述したカード忘れアラーム信号が発生するこ
とにより、表示器19は光を点灯または点滅表示させる
一方、スピーカー20は報知音を発生させる。
【0060】パチンコ機15にはパチンコ機制御回路3
0、入賞球検出スイッチ31、遊技検出スイッチとして
のハンドルタッチ検出スイッチ32、貸球排出表示器3
3、賞球排出表示器34およびスピーカー35が備えら
れている。
【0061】そしてカード待機検出スイッチ28からの
待機検出信号およびカード返却スイッチ26からのカー
ド返却信号が発生している場合、BB機制御回路18は
図示を省略したカード返却保証タイマに予め設定された
時間T3の計測を開始する。
【0062】このカード返却保証タイマは図4に示すよ
うに、パチンコ機15がBB14からの球買信号を受信
してからBUSY信号を出力するまでに要する時間T1
と、BB14がパチンコ機15からのBUSY信号を受
信するまでに要する時間T2との和より長く(T3>T
1+T2)定められている。このような上記カード返却
保証タイマを設けることにより、パチンコ機制御回路3
0およびBB制御回路18間の信号または符号のやりと
りのタイミングを図り、両制御回路18,30を構成し
ている別々のCPUの待機時間に起因する時間的な不都
合を解消している。
【0063】上記カード返却保証タイマがタイムアップ
すると、BB制御回路18はカードデータリードライト
装置7により遊技情報を書込部2に書き込ませるための
遊技情報信号をカードデータリードライト装置7に入力
したのち、排出信号をカード搬送装置6に入力する。
【0064】入賞球検出スイッチ31は入賞口38に設
けられ、セーフ球を検出することができる(図3参照)
。入賞球検出スイッチ31はパチンコ機制御回路30に
接続されているので、パチンコ機制御回路30は入賞球
数信号を入賞球検出スイッチ31からの出力信号に基い
て演算することができる。この入賞球数信号は貸球賞球
排出装置11に直接入力される。
【0065】貸球賞球排出装置11は遊技球および賞品
球を図2に示した受け皿39に払い出すためのもので、
遊技球および賞品球は図3に示したタンク40に予め貯
溜されている。貸球賞球排出装置11は、パチンコ機制
御回路30からBB制御回路18を介して球貸信号が入
力されたとき、遊技球を貸し出しのために払い出す一方
、賞品球の払出が表された入賞球数信号がパチンコ機制
御回路30から直接入力されたときには賞品球を払い出
す。
【0066】ハンドルタッチ検出スイッチ32は、静電
容量の変動に基いて球発射装置13のハンドル(図2参
照)41が操作されたか否かを判定し、ハンドル41が
操作されていると判定された場合にはパチンコ機15が
遊技中であるとみなして、遊技検出信号を発生させる。
【0067】該遊技検出信号はパチンコ機制御回路30
に入力され、これに基いてパチンコ機制御回路30は球
発射装置13を駆動することによって遊技球を遊技盤3
6に発射し、同時にタッチ信号をBB制御回路18に入
力する。これにより遊技検出信号およびタッチ信号が発
生しているときには、遊技可能状態が形成されることに
なる。
【0068】他方、ハンドル41が操作されていないと
判定された場合、ハンドルタッチ検出スイッチ32は遊
技検出信号の発生を停止し、これによりパチンコ機制御
回路30は球発射装置13の駆動を停止し、遊技可能状
態は形成されない。
【0069】貸球排出表示器33および賞球排出表示器
34はランプからなり、貸球排出表示器33は、貸球が
受け皿39に排出されるときにその旨を点灯または点滅
表示し、賞球排出表示器34は、賞球が受け皿39に排
出されるときにその旨を点灯または点滅表示する。これ
らのドライバは図示をともに省略している。
【0070】スピーカー35は遊技の進行に応じた効果
音を発生するためのもので、ドライバは図示を省略して
いる。
【0071】つぎに上記のように構成された本実施例の
パチンコ機15の使用手順を説明する。なおパチンコ機
15の使用手順は図示を省略したメモリに予め格納され
ている。このメモリには上記使用手順の他に、この使用
手順を実行する際に必要とされる各種データが格納され
、さらには使用手順が実行される際の演算値をメモリに
一時的に格納することができる。
【0072】まずBB14側の処理いいかえればBB制
御回路18が実行する命令についてを図5ないし図7に
基いて以下に説明する。図5に示したs1ないしs8に
おいて、球貸スイッチ8を1回操作したときに貸し出さ
れる遊技球いいかえれば1回当りの球貸金額の最低単位
を設定する。以下、この設定された球貸金額の最低単位
を設定モード金額という。
【0073】上記設定モード金額を設定するには、s1
において400円用のモードスイッチ21の操作有無が
判定され、モードスイッチ21が操作されていると判定
された場合にはs2において400円用の設定モード金
額がセットされ、そうでない場合にはs3で200円用
のモードスイッチ22の操作有無が判定される。
【0074】そして200円用のモードスイッチ22が
操作されていると判定された場合にはs4において20
0円用の設定モード金額がセットされ、そうでない場合
にはs5以下が実行される。以下同様にして、s5およ
びs7でモードスイッチ23,24の操作有無が判定さ
れたのち、s6において300円用の設定モード金額が
、またs8において500円用の設定モード金額がセッ
トされる。
【0075】なお貸球賞球排出装置11は遊技球を最低
100円単位すなわち25球ずつ受け皿39に払い出す
ように定めてあり、本実施例においては設定モード金額
を500円にセットしている。すなわち500円用の設
定モード金額にあっては、球貸スイッチ8が1回操作さ
れたとき、貸球賞球排出装置11は25球の遊技球を5
回すなわち合計125球の遊技球を受け皿39に払い出
す。同様に設定モード金額が300円にセットされてい
る場合、貸球賞球排出装置11は25球の遊技球を3回
すなわち合計75球の遊技球を受け皿39に払い出す。
【0076】このようにしてs2、s4、s6またはs
8のいずれかにおいて、設定モード金額がセットされる
とs9にジャンプする。
【0077】他方s7において500円用のモードスイ
ッチ24が操作されていないと判定された場合、いずれ
のモードスイッチ21,22,23,24も操作されて
いないとみなされてs1にジャンプし、モードスイッチ
21,22,23,24 のいずれかが操作されるまで
s1ないしs7をループする。
【0078】つぎにs9ではカード挿排口29へのカー
ド1の挿入有無が、カード挿入検出スイッチ27に基い
て判定され(図8および図10のア参照)、カード1が
挿入されていると判定された場合、s10でBB制御回
路18は取込信号を発生させる(図8および図10のイ
参照)。これによりカード搬送装置6は、上記s9でカ
ード挿排口29に挿入されたカード1を読込・書込可能
な位置に搬送する。
【0079】そしてカード待機検出スイッチ28は、カ
ード1が読込・書込可能な位置に待機したとき、待機検
出信号を発生させてBB制御回路18に入力すると同時
に(図8および図10のウ参照)、上記s10で発生さ
せた取込信号の発生を停止する(図8および図10のエ
参照)。
【0080】他方s9でカード挿排口29にカード1が
挿入されていないと判定された場合、カード挿排口29
にカード1が挿入されるまでs9をループする。
【0081】しかるのちs11で、カードデータリード
ライト装置7はカード1の書込部2に書き込まれている
遊技情報を読み取るとともに該遊技情報を上記メモリに
格納し(図8および図10のオ参照)、該遊技情報に基
いてセキュリティチェックが実行される(s12)。
【0082】このs12におけるセキュリティチェック
で、遊技情報に不都合があった場合には後述するs43
にジャンプする一方、遊技情報が良好であると判定され
た場合、BB制御回路18は遊技球貸出可能信号を発生
させ、かつ、残度数表示器25には残度数が表示された
のちs13が実行される。
【0083】s13では遊技情報のうち貸出可能金額デ
ータの残度数の有無が判定され、この残度数がないと判
定された場合には後述するs42にジャンプする一方、
残度数があると判定された場合には該残度数データが残
度数表示器25に表示されたのち(図8および図10の
カ参照)、図6に示したs14が実行される。s14で
は遊技検出信号の出力有無に基いて遊技中いいかえれば
遊技者がハンドル41を操作しているか否かが判定され
る。
【0084】そしてパチンコ機制御回路30が図9およ
び図11のハに示すように、タッチ信号を発生していな
い(すなわちL信号を出力している)場合、すでに上記
s10で待機検出信号が発生されてBB制御回路18に
入力されているので、s16において図8および図10
のヒに示すように、BB制御回路18はカード忘れアラ
ーム信号を発生させる。これにより表示器19およびス
ピーカー20がドライブされて報知信号を発生させ、こ
ののちs17にジャンプする。
【0085】他方s14でハンドルタッチ検出スイッチ
32から遊技検出信号が発生され、この遊技検出信号に
基いてパチンコ機制御回路30からタッチ信号が発生さ
れている場合(図9および図11のフ参照)、s15に
おいて図8および図10のヘに示すように、BB制御回
路18はカード忘れアラーム信号の出力を停止またはカ
ード忘れアラーム信号を出力しない。このため表示器1
9およびスピーカー20が、図8および図10のヒに示
すようにすでにドライブされている場合には上記報知は
停止される一方、ドライブされていない場合には上記同
様に表示器19およびスピーカー20がドライブされる
ことはない。
【0086】このようにs14ないしs16のステップ
と、上記s10におけるカード待機検出スイッチ28の
待機検出信号を発生させるステップとによって、有価カ
ード1をBB14内に装着したままで遊技者がハンドル
41の操作を中断したときに、ハンドルタッチ検出スイ
ッチ32から遊技検出信号の発生が中断され、表示器1
9およびスピーカー20が報知信号を発生させるので、
遊技者が有価カード1をパチンコ機15内に放置したま
ま立ち去ることを防止できる。
【0087】ついでs17ではカード返却スイッチ26
が操作されているか否かが判定され、図8および図10
のトに示すようにカード返却スイッチ26が操作されて
いる場合、s31にジャンプする一方、そうでない場合
にはs18において上記球貸記憶が零であるか否かが判
定される。
【0088】そしてs18で球貸記憶が零であると判定
された場合、s19において球貸スイッチ8の操作有無
が判定される一方、そうでない場合にはs23にジャン
プする。s19で球貸スイッチ8が操作されていないと
判定された場合には上記s13にジャンプする一方、操
作されていると判定された場合(図8および図10のキ
参照)、s20が実行される。
【0089】s20においては、上記メモリに書き込ま
れている残度数(または貸出可能金額)が、上記s7で
500円モードスイッチ24の操作により設定された設
定モード金額(500円)よりも小さいか否かが判定さ
れ、上記残度数が上記設定モード金額よりも小さい場合
、s21が実行される一方、同残度数が設定モード金額
以上であるときにs22にジャンプする。
【0090】そしてs21で、BB制御回路18は上記
メモリに書き込まれている貸出金額の100円に対する
商を演算し、この演算値は図示を省略した上記メモリに
球貸記憶として格納されるとともに(図8および図10
のク参照)、上記球貸記憶に基いて残度数すなわち貸出
可能金額データの総額に対応する遊技球数が表わされた
球貸信号を発生させてパチンコ機制御回路30に入力す
る。
【0091】そしてパチンコ機制御回路30は球貸信号
の発生に基いて貸出可能金額データの総額に相当する貸
出用遊技球を排出制御するので、残度数が設定モード金
額に達していない場合にあっても、上記商に基いて所定
数の遊技球を遊技者に貸し出すことができる。
【0092】他方、s22では上記メモリに書き込まれ
ている貸出金額の100円に対する商が演算され、この
演算値は球貸記憶として上記メモリにセットされる(図
8および図10のク参照)。本実施例では設定モード金
額が500円に定めてあるので、その商は「5」になる
【0093】上記s21またはs22が実行されると、
つぎにs23においてパチンコ機制御回路30から発生
されるBUSY信号の立ち上がりがBB制御回路18に
よって検出されたか否かが判定される。そして図9およ
び図11のサに示すようにBUSY信号の立ち上がりが
検出された場合、s24で球貸スイッチ8の操作に基く
BB制御回路18からの球貸信号の発生を停止させ(図
9および図11のホ参照)、s13にジャンプする。
【0094】他方s23においてBUSY信号の立ち上
がりが検出されない場合にはs25にジャンプして、B
USY信号の立ち下がりがBB制御回路18によって検
出されたか否かが判定される。
【0095】そしてs25で図9および図11のセに示
すようにBUSY信号の立ち下がりが検出された場合、
s26では上記メモリに格納されている球貸記憶の値か
ら「1」を減算する(図8および図10のチ参照)。他
方、s25でBUSY信号の立ち下がりが検出されない
場合にはs29でBUSY信号が出力されているか否か
が判定される。
【0096】ついでs27にあっては上記メモリに格納
されている残度数から所定度数(本実施例では1度=1
00円)が図8および図10のツに示すように減算処理
される。つぎにs28において図示を省略した(プリペ
イド)カードの決済機関および管理装置16に売上金額
を表す売上信号が入力され(図8および図10のタ参照
)、こののちs13にジャンプする。
【0097】s29でBUSY信号が出力されている場
合にはs13にジャンプし、そうでない場合にはs30
において図9のケ、図11のケ、図9のテおよび図11
のテに示すように、球貸信号が出力されたのちs13に
ジャンプする。また上述したs17においてカード返却
スイッチ26が操作されていると判定されると、s31
にジャンプして上記カード返却保証タイマに時間T3が
セット・スタートされる。
【0098】そしてs32において球貸信号の出力有無
が判定され、球貸信号の出力がないと判定されたときに
はs34にジャンプする。他方、球貸信号の出力がある
と判定されたときにはs33において、図8および図1
0のナに示すように球貸信号の出力が停止される。
【0099】上記s31におけるカード返却保証タイマ
の時間T3に係る計測は、BB制御回路18およびパチ
ンコ機制御回路30間における信号の授受に係るタイミ
ングを図るためのもので、球貸信号が発生しているとき
にカード返却スイッチ12が操作されたとき、s33で
球貸信号の出力をカード返却保証タイマがタイムアップ
するまで停止させることにより、球貸スイッチ8を操作
したにもかかわらず、上記メモリ内に格納されている残
度数に減算処理が施される以前にカード1がカード挿排
口29から遊技者に返却されることを防止するためのも
のである。
【0100】つぎに図7のs34にあっては、BUSY
信号の立ち下がりがBB制御回路18によって検出され
たか否かが判定される。そして図13マに示すようにB
USY信号の立ち下がりが検出された場合、s35にジ
ャンプして球貸記憶数から「1」が減算処理されたのち
(図12のミ参照)、s36において残度数が減算処理
され(図12のム参照)、s37において上記売上信号
が上記カードの決済機関および管理装置16に入力され
たのち(図13のメ参照)、s39にジャンプする。
【0101】他方、上記s34においてBUSY信号の
立ち下がりが検出されない場合、s38にジャンプして
BUSY信号がパチンコ機制御回路30から出力されて
いるか否かが判定される。そしてBUSY信号が出力さ
れていると判定された場合にはs34にジャンプする一
方、そうでない場合にはs39にジャンプする。
【0102】s39では上述したs31においてセット
・スタートされた上記カード返却タイマが、タイムアッ
プ済であるか否かが判定され、タイムアップ済であると
判定された場合にはs40が実行される一方、そうでな
い場合にはs34にジャンプする。
【0103】s40では球貸記憶の残数が「0」である
か否かが判定され、球貸記憶の残数が「0」であると判
定された場合にはs42にジャンプする一方、そうでな
い場合にはs41において球貸記憶の残数を「0」すな
わちクリアする(図8のニ、図10のニおよび図12モ
参照)。
【0104】ついでs42において、BB制御回路18
はカードリーダーライター17によってカード1に残度
数を含む遊技情報を書き込む(図8のヌ、図10のヌお
よび図12のヤ参照)。該カード1への遊技情報の書き
込みが終了すると、s43において該カード1はカード
搬送装置6によってカード挿排口29に排出される。(
図8のネ、図10のネおよび図12のユ参照)。
【0105】そして、この搬送装置6は、カード挿入検
出スイッチ27がカード1の検知によって、一旦ONさ
れたのちOFFされるまでBB制御回路18によって駆
動される(図8のノ、図10のノおよび図12のヨ参照
)。
【0106】やがて搬送装置6の動作が停止されると、
s44においてカード忘れアラーム信号が出力されてい
るか否かが判定される。そしてカード忘れアラーム信号
が出力されていないと判定された場合には、s45でカ
ード1が排出された旨を表示するためにカード忘れアラ
ーム信号が出力されたのちにs46が実行される一方、
そうでない場合にはs46にジャンプする。
【0107】ついでs46においてカード忘れアラーム
信号の出力時間を決定するカード忘れアラームタイマを
セット・スタートさせたのち(図7のラ、図9のラおよ
び図12のラ参照)、s47において上記s46でスタ
ートさせたカード忘れアラームタイマがタイムアップし
たか否かが判定される。そしてs47をループしながら
カード忘れアラームタイマのタイムアップを待ち、カー
ド忘れアラームタイマがタイムアップしたと判定された
場合、s48においてカード忘れアラーム信号の出力を
停止する(図7のリ、図9のリおよび図12のリ参照)
【0108】つぎにパチンコ機15の処理いいかえれば
パチンコ機制御回路30が実行する命令についてを図1
4および図15に基いて以下に説明する。まず図14の
s101 においてパチンコ機制御回路30は、貸球賞
球排出装置11が遊技球の排出準備を完了させているか
否かを図9および図11のコに示した排出準備信号に基
いて判定し、排出準備を完了させていると判定された場
合にはs102 が実行される一方、そうでない場合に
は上記s101 にジャンプする。
【0109】s102 ではBB制御回路18から球貸
信号が出力されているか否かが判定され(図9および図
11のケ参照)、球貸信号が出力されていると判定され
た場合にs103 において図9および図11のサに示
すようにBUSY信号を出力させる一方、そうでない場
合にはs108 にジャンプする。
【0110】つぎにs104 では貸球賞球排出装置1
1を駆動することにより貸球の排出処理が行われ、該排
出処理の実行を表わす排出動作信号が出力される(図9
および図11のシ参照)。つづいてs105 では、上
記s104 における排出処理動作が終了したか否かが
、上記s104 で出力されている排出動作信号の立ち
下がりに基いて判定される(図9および図11のス参照
)。
【0111】そして排出処理動作が終了したと判定され
た場合、s106 で上記s103 において出力させ
たBUSY信号が出力停止される一方(図9および図1
1のセ参照)、排出処理動作は終了していないと判定さ
れた場合には上記s104 にジャンプする。つぎにs
107 において図9および図11のソに示すように売
上信号が発生されて管理装置16に入力される。
【0112】上記s108 では、球発射装置13によ
って遊技盤36に発射された遊技球の入賞有無が判定さ
れ、遊技球が入賞したと判定された場合、s109 で
賞品球が貸球賞球排出装置11によって排出処理される
一方、そうでない場合には上記s101 にジャンプす
る。そしてs110 においては上記s109 におけ
る賞品球の排出処理の完了有無が完了したか否かが判定
され、排出処理が完了したと判定された場合には上記s
101 にジャンプする一方、そうでない場合には上記
s109 にジャンプする。
【0113】また図14に示したパチンコ機制御回路3
0のメイン処理では、所定時間が経過する毎に図15の
割込処理を実行することにより、遊技可能状態が形成さ
れているか否かをパチンコ機制御回路30によって常時
判定している。
【0114】まずs201 では遊技者がハンドル41
に接触しているか否かが遊技検出信号の発生有無いいか
えれば遊技者の静電容量の変動に基いて判定され、ハン
ドル41に接触していると判定された場合、s202 
において図9および図11のフに示すようにタッチ信号
が発生される一方、そうでない場合にはs203 にお
いてタッチ信号の出力は禁止される(図9および図11
のハ参照)。
【0115】これによりBB14はタッチ信号の有無に
より遊技状態であるか否かを判定できることから、カー
ド待機検出スイッチ28によるカード1の有無の判定に
基いて、遊技終了時に有価カード1がBB14に装着さ
れていることを検知したときに報知手段19,20をド
ライブさせることができ、かつ、カード搬送装置6をド
ライブしてカード1の排出位置に搬送させることができ
る。
【0116】
【発明の効果】このように本発明は上記のように構成し
たので、貸出可能金額データが設定モード金額よりも少
ない場合であっても、カード制御回路が貸出可能金額デ
ータの総額に対応する球貸信号を発生させるので、パチ
ンコ機制御回路は貸出可能金額データの総額に対応する
数量の貸出用遊技媒体を排出制御することができる。
【0117】これにより新たなカードを追加することな
く、貸出可能金額データの総額に相当する遊技媒体の貸
し出しを受けることによってパチンコ遊技を継続でき、
遊技媒体の補給時に貸出可能金額データが設定モード金
額よりも少なく、しかも遊技者にとって有利な権利が発
生した場合であっても、新たなカードの貸与などの遊技
の中断に起因して上記権利を消滅させることが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のパチンコ機および装着部を示す正面図で
ある。
【図3】図2のパチンコ機および装着部を示す背面図で
ある。
【図4】図2のパチンコ機および装着部から発生される
信号のタイミングの一部を表わす図である。
【図5】図1のBB制御回路によって実行される命令の
一部を示す流れ図である。
【図6】図5の他部を示す流れ図である。
【図7】図6の他部を示す流れ図である。
【図8】図4の他部を表わす図である。
【図9】図8の他部を示す図である。
【図10】図8と異る例を示す図である。
【図11】図10の他部を示す図である。
【図12】図10と異る例を示す図である。
【図13】図12の他部を示す図である。
【図14】図1のパチンコ機制御回路によって実行され
る命令の一部を示す流れ図である。
【図15】図14の他部を示す図である。
【図16】図1の装着部およびパチンコ機を動作させる
カードを示す平面図である。
【図17】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1  カード 2  書込部 8  球貸スイッチ(貸出スイッチ) 15  パチンコ機 18  BB制御回路(カード制御回路)30  パチ
ンコ機制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも遊技媒体の貸出可能金額デ
    ータからなる遊技情報を書き込むための書込部を備えた
    遊技用のカードを設け、該カードの前記書込部に書き込
    まれた前記貸出可能金額データを予め定められた設定モ
    ード金額単位で遊技媒体の数量に変換するための貸出信
    号を発生させる貸出スイッチと前記貸出信号の発生に基
    いて前記貸出可能金額データを所定レートで遊技媒体の
    数量に変換演算するとともに該演算値が表された貸出要
    求信号を発生させるカード制御回路と前記貸出要求信号
    の発生または入賞の検出に基いて貸出用遊技媒体または
    賞品用遊技媒体を排出制御するためのパチンコ機制御回
    路とからなるパチンコ機を設けたカード式パチンコ機に
    おいて、前記貸出信号の発生時に前記貸出可能金額デー
    タが前記設定モード金額に達していない場合に前記貸出
    可能金額データの総額に対応する数量の遊技媒体が表わ
    された球貸信号を発生させるカード制御回路を設け、該
    球貸信号の発生に基いて貸出用遊技媒体を排出制御する
    ためのパチンコ機制御回路を設けたことを特徴とするカ
    ード式パチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06112142A (ja) * 1992-11-06 1994-04-22 Res Dev Corp Of Japan 超格子半導体装置の製造方法
JPH06132239A (ja) * 1993-02-03 1994-05-13 Res Dev Corp Of Japan 半導体装置の製造方法
JP2000079270A (ja) * 1998-06-24 2000-03-21 Aiwa Raito:Kk 遊技機
JP2014042825A (ja) * 2012-08-02 2014-03-13 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機

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