JP2011101708A - 各台対応装置および遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】持玉遊技における利便性を向上させることができる各台対応装置および遊技システムを提供すること。
【解決手段】持玉データに関連付けられた遊技カードがカード挿入/排出部に挿入され、遊技カードのカードIDがカードR/W部によって読み取られると、持玉払出ボタンの操作なく、持玉データに基づいて遊技玉が遊技台に払い出される。持玉データの値が3000でありプリペイド残高の値が5000円(50度数)である場合(図(a)参照)は、遊技台の上皿に125個の遊技玉が払い出される。持玉データの値が110でありプリペイド残高がない場合(図(c)参照)は、遊技台の上皿にその持玉データの値に相当する110個の遊技玉が払い出される。持玉データの値がなくプリペイド残高の値が5000円(50度数)である場合は(図(d)参照)、遊技台の上皿には遊技玉が1つも払い出されない。
【選択図】図5

Description

この発明は、遊技媒体を用いた遊技台に1対1に対応付けられて設けられた各台対応装置、およびこの各台対応装置を含む遊技システムに関する。
遊技店舗では、多数の遊技台が設置されている。各遊技台では、遊技媒体を用いた遊技が行われる。最近では、各遊技台に専用の各台対応装置が備えられるようになっている(たとえば、特許文献1)。各台対応装置は、対応する遊技台から排出される遊技媒体を計数する計数機能を備えている。遊技台から排出された遊技媒体(たとえば遊技玉)は、その遊技台に対応付けられた各台対応装置によって自動的に計数される。
この各台対応装置は、各遊技台から排出された遊技媒体を計数し、その計数した玉数を持玉データとして、遊技カードに関連付けて記憶しておくことができる。遊技客は、この持玉データを用いて他の遊技台で再度遊技をすることができ、また、この持玉データを景品に交換をすることもできる。持玉データを用いた遊技(以下、「持玉遊技」という。)は、別途利用料が発生しない。
特開2007−229111号公報
他の遊技台で再度遊技をする場合は、持玉データの値がある遊技カードを投入し、かつ所定のボタンが操作されることにより、遊技台に持玉が払い出される。しかしながら、持玉遊技を行うために、このような2つの異なる操作を要求されるのは、遊技客にとって煩わしい。
そこで、この発明は、持玉遊技における利便性を向上させることができる各台対応装置および遊技システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、遊技媒体を用いた遊技を行う遊技台(2)に1対1に対応付けて設けられた各台対応装置(1;50)であって、遊技客が所有する遊技媒体である持玉に関する持玉データが関連付けられた記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付部(25,29;62,70)と、前記遊技台から排出された遊技媒体を計数するための計数部(26;63)と、前記持玉データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する持玉払出動作実行手段(35,24;75,61)と、前記計数部により計数された遊技媒体の数を前記持玉データの値に加算することを許可するとともに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作により払い出された遊技媒体の数を前記持玉データの値から減算することを許可する許可手段(35;75)と、前記記憶媒体受付部に受け付けられた記憶媒体に関連付けられた前記持玉データの値があることを条件として、前記記憶媒体受付部による前記記憶媒体の受付けに応答して、前記持玉払出動作実行手段による払出動作を実行して、遊技客に対して遊技媒体を払い出す応答払出手段(35;75)とを含むことを特徴とする、各台対応装置である。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表すが、特許請求の範囲を実施形態に限定する趣旨ではない。以下、この項において同じ。
請求項1の構成によれば、記憶媒体受付部による記憶媒体の受付けに応答して払出動作が実行され、遊技客に遊技媒体が直ぐに払い出される。そのため、持玉の払出しを操作するための操作手段を操作することなく、遊技媒体が払い出される。したがって、その操作手段を操作する手間を省くことができ、持玉遊技における利便性を向上させることができる。
また、遊技客が記憶媒体受付手段に記憶媒体を誤って受け付けさせることも考えられる。その場合、記憶媒体の誤受付に伴って、遊技客に対して遊技媒体が払い出され、持玉データの値がこの払出し数に相当する数減算される。しかしながら、払い出された遊技媒体を計数部で再度計数させれば、その遊技媒体に相当する数が持玉データの値に加算され、持玉データの値を元に戻すことができる。その場合、遊技客に別途手数料などは必要なく、遊技客に何らの損失も発生しない。
請求項2記載の発明は、前記応答払出手段によって払い出されるべき遊技媒体の数として、予め定める設定数が設定されていることを特徴とする、請求項1記載の各台対応装置である。
請求項2の構成によれば、記憶媒体が記憶媒体受付部に受け付けられると、予め定める設定数の遊技媒体が払い出される。所定の設定数が設定されているので、多量の遊技媒体が払い出されることを防止することができる。
また、各台対応装置に関連して管理装置が設けられており、この遊技媒体の設定数は、この管理装置で管理されていてもよい。この管理装置に関連して設けられた入力手段(9)により前記遊技媒体の設定数が、設定/変更可能とされていてもよい。
請求項3記載の発明は、前記記憶媒体受付手段に受け付けられた前記記憶媒体に関連付けられている持玉データの値が前記設定数に相当する値未満である場合、前記応答払出手段が、前記持玉データの値に相当する数の遊技媒体を払い出すことを特徴とする、請求項2記載の各台対応装置である。
請求項3の構成によれば、持玉データの値が設定数に相当する値より少ない場合は、その持玉データの値に相当する数の遊技媒体が払い出される。これにより、記憶媒体が受け付けられることにより、遊技客は、可能な限り多い数の遊技媒体を得ることができる。
請求項4記載の発明は、前記記憶媒体には、遊技媒体の貸出しに関する貸出データが、前記持玉データとともに関連付けられており、前記各台対応装置は、前記貸出データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する貸出動作実行手段をさらに含み、前記許可手段が、前記貸出動作実行手段により前記遊技客に払い出される遊技媒体の数を、前記貸出データから減算することを許可する貸出データ減算許可手段(35)を含み、前記応答払出手段が、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行せずに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作だけを実行することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の各台対応装置である。
請求項4の構成によれば、貸出データおよび持玉データの双方に関連付けられた記憶媒体が記憶媒体受付部に受け付けられると、持玉データのみに基づいて遊技媒体の払出しが行われる。
貸出データに基づいて遊技媒体が払い出されるとすると、仮に記憶媒体が誤受付される場合には、この誤受付に基づいて払い出された遊技媒体を計数部で再度計数させても、貸玉データには加算されず、貸玉データを元に戻すことができない。その場合、遊技客が不利益を被るおそれがある。
これに対し、この構成では、遊技媒体の払出しは貸出データに基づいては行われないので、遊技カードの誤投入に基づいて貸出データから遊技媒体が払い出されるのを、防止することができる。
請求項5記載の発明は、前記記憶媒体には、遊技媒体の貸出しに関する貸出データが、前記持玉データとともに関連付けられており、前記各台対応装置は、前記貸出データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する貸出動作実行手段をさらに含み、前記許可手段が、前記貸出動作実行手段により前記遊技客に払い出される遊技媒体の数を、前記貸出データから減算することを許可する貸出データ減算許可手段(35)を含み、前記応答払出手段が、前記持玉データの値が所定数以上である場合に、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行せずに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作だけを実行し、前記持玉データの値が所定数未満である場合に、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の各台対応装置である。
請求項5の構成によれば、貸出データおよび持玉データの双方に関連付けられた記憶媒体が記憶媒体受付部に受け付けられた場合、持玉データのみに基づいて遊技媒体の払出しが行われ、持玉データの値が所定数未満になると(たとえば0になると)、貸出データに基づいて遊技媒体が払い出される(貸し出される)。これにより、できるだけ貸出データの減少を抑制しつつ、持玉遊技における利便性を向上させることができる。
請求項6記載の発明は、遊技媒体を用いた遊技を行う遊技台(2)に1対1に対応付けて設けられた各台対応装置(1;50)と、前記各台対応装置に関する情報を管理するための管理装置(3)とを備えた遊技システムであって、遊技客が所有する遊技媒体である持玉に関する持玉データを記憶する持玉データ記憶手段(7)と、前記持玉データが関連付けられた記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付部(25,29;62,70)と、前記遊技台から排出された遊技媒体を計数するための計数部(26;63)と、前記持玉データ記憶手段に記憶されている持玉データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する持玉払出動作実行手段(35,24;75,61)と、前記計数部により計数された遊技媒体の数を前記持玉データの値に加算するとともに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作により払い出された遊技媒体の数を前記持玉データの値から減算する加減算手段(6)と、前記記憶媒体受付部に受け付けられた記憶媒体に関連付けられた前記持玉データの値があることを条件として、前記記憶媒体受付部による前記記憶媒体の受付けに応答して、前記持玉払出動作実行手段による払出動作を実行して、遊技客に対して遊技媒体を払い出す応答払出手段(35;75)とを含むことを特徴とする、遊技システムである。
請求項6の構成によれば、請求項1記載の発明に関連して記載した作用効果と同様の作用効果を奏する。
請求項7記載の発明は、前記遊技システムは、遊技媒体の貸出しに関する貸出データを記憶する貸出データ記憶手段(8)と、前記貸出データ記憶手段に記憶された貸出データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する貸出動作実行手段とをさらに含み、前記記憶媒体受付部は、前記持玉データおよび前記貸出データが関連付けられた記憶媒体を受け付けるものであり、前記加減算手段が、前記貸出動作実行手段により前記遊技客に払い出される遊技媒体の数を、前記貸出データから減算する貸出データ減算手段(6)を含み、前記応答払出手段が、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行せずに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作だけを実行することを特徴とする、請求項6記載の遊技システムである。
請求項7の構成によれば、請求項4記載の発明に関連して記載した作用効果と同様の作用効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る台間ユニット(各台対応装置)が設置される遊技店舗の構成を示すブロック図である。 図1に示す台間ユニットおよび遊技台の配置構成を説明するための正面図である。 図1に示す台間ユニットの電気的構成を示すブロック図である。 遊技カード挿入時の処理の流れを示すフローチャートである。 遊技カードに関連付けられた持玉数およびプリペイド残高と、遊技カードの投入時の持玉/貸玉の払出しとの関係を示す図である。 この発明の第2実施形態の遊技カード挿入時における処理の流れを示すフローチャートである。 遊技カードに関連付けられた持玉数およびプリペイド残高と、遊技カードの投入時の持玉/貸玉の払出しとの関係を示す図である。 この発明の第3実施形態に係る計数ユニット(各台対応装置)およびCRユニットを概略的に示す正面図である。 図8に示す計数ユニットの電気的構成を示すブロック図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る台間ユニット(各台対応装置)1が設置される遊技店舗の構成を示すブロック図である。遊技店舗内には、複数台の遊技台2と、各遊技台2に1対1に対応付けられた台間ユニット1とが設置されている。台間ユニット1は、対応する遊技台2における遊技に使用する遊技媒体を貸し出す貸出機能と、対応する遊技台2から排出された遊技媒体を計数する計数機能とを備えている。
遊技店舗内において、遊技台2および台間ユニット1は、所定数単位でまとめて配置されており、これら遊技台2および台間ユニット1が1つの遊技島を構成している。同様の遊技島が、遊技店舗内に複数設けられている。
遊技店舗内には、管理装置3、景品払出装置4および景品管理装置5が設置されている。管理装置3は、遊技媒体の貸出しに関するデータおよび遊技媒体の計数に関するデータを管理するためのである。管理装置3は、管理装置3の制御を司る制御部6と、遊技客の持玉データを記憶する持玉データ記憶手段としての持玉データ記憶部7と、遊技客のプリペイド残高のデータ(貸玉データ)を記憶するためのプリペイド残高記憶部(貸出データ記憶手段)8と、遊技店舗の従業員等が制御部6に対して所定の情報を入力するための入力操作部(入力手段)9とを備えている。「持玉データ」とは、遊技客の遊技により当日に取得した遊技媒体数のうちの一部または全部を、数値データの形で当該遊技客が所有するものであり、管理装置3によって管理されている。管理装置3には、各島コントローラ10および景品管理装置5が接続されている。
景品管理装置5は、景品管理処理全般を管理するものであり、管理装置3に接続されている。交換される景品のうち、特殊景品は景品払出装置4から払い出される。
遊技店舗では、遊技客が、遊技台2に対応する台間ユニット1に現金を挿入すると、その台間ユニット1から遊技カード(記憶媒体)が発行される。この遊技カードには、プリペイド残高が関連付けられており、さらに後述するように持玉データが関連付けられる。
具体的には、遊技カードの発行に伴い、プリペイド残高記憶部8に、プリペイド残高が遊技カードのカードIDに対応付けて記憶されている。そして、そのプリペイド残高の範囲内で、遊技媒体の貸出しを受けることができる。
遊技客は、貸し出された遊技媒体を用いて遊技を行う。台間ユニット1において遊技媒体が貸し出されると、その貸し出された遊技媒体数に相当するプリペイド価値が、プリペイド残高記憶部8に記憶されているプリペイド残高から減算される。
遊技台2から排出された遊技媒体(賞球等)は、台間ユニット1に送り込まれて計数される。台間ユニット1は、排出された遊技媒体を計数すると、その計数データを、対応する島コントローラ10を介して管理装置3へ送信する。管理装置3は、送信された計数データを管理する。管理装置3へ計数データが送信されると、持玉データ記憶部7に、計数データが持玉データとして、カードのカードIDと対応付けて記憶される。そして、遊技台2から排出された遊技媒体が台間ユニット1においてさらに計数されると、その遊技媒体数に相当する計数データが、持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データの値に加算される。また、遊技台2で持玉遊技が行われ、台間ユニット1から持玉として遊技媒体が払い出されると、その払い出された遊技媒体の個数に相当する値が、持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データから減算される。
遊技台2における遊技終了時に持玉データがある状態でカード返却操作を行うと、持玉データが関連付けられた遊技カードが排出される。遊技客は、この持玉データを用いて他の遊技台2で遊技を行ったり、景品管理装置5において景品交換をすることもできる。
景品交換の際は、遊技客は、遊技カードを遊技店舗の従業員に手渡す。従業員が、手渡された遊技カードに記録されたカードIDを景品管理装置5に読み取らせる。景品管理装置5では、管理装置3の持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データが景品に交換される。景品交換が終わると、景品管理装置5は、その景品交換のデータを管理装置3へ送信する。そして、管理装置3は、持玉データ記憶部7に記憶された持玉データから景品交換に要した持玉データの値を減算する。
また、遊技台2の終了後に持玉データがある場合は、遊技客は、この持玉データを用いて他の遊技台2で再度遊技をすることもできる。
図2は、台間ユニット1および遊技台2の配置構成を説明するための正面図である。まず、遊技台2について説明する。以下、遊技台2が、遊技媒体として遊技玉を用いた遊技を行うパチンコ台である場合を例に挙げて説明する。
遊技台2の前面には、発射装置(図示せず)から遊技盤11に向けて発射する遊技玉の勢いを調節するためのハンドル12と、発射装置から遊技盤11に向けて発射すべき遊技玉を貯留しておくための上皿13と、上皿13で貯留しきれない遊技玉を受けるための下皿14とが設けられている。また、遊技台2内には、上皿14に供給される貸玉としての遊技玉を払い出す貸玉払出装置18(図2参照)が内蔵されている。
上皿13の前面には、台間ユニット1のカード挿入/排出部25(後述する)に挿入された遊技カードに関連付けて記憶されているプリペイド残高を、度数により表示するプリペイド残高表示部15と、遊技カードに関連付けて記録されたプリペイド残高(貸玉データ)を用いて遊技玉の貸出しを受ける際に押操作される貸出ボタン16と、当該遊技台2における遊技を終了する際に遊技カードを返却(排出)させるために押操作されるカード返却ボタン17とが配設されている。
次に、台間ユニット1について説明する。台間ユニット1は、対応する遊技台2の左隣または右隣(図2では、左隣)に配置されている。各台間ユニット1は、隣り合う遊技台2間に挟まれた状態で配置されている。
台間ユニット1の本体20の前面には、状態表示部21、紙幣挿入部22、表示/操作部23、持玉払出部(持玉払出動作実行手段)24およびカード挿入/排出部(記憶媒体受付部)25が、上からこの順番で設けられている。また、台間ユニット1の本体20内には、正面視でカード挿入/排出部25の下方に、玉計数部26が配設されている。
状態表示部21は、たとえば、所定の色やパターンで発光することによって、遊技玉の貸出動作および遊技玉の計数動作が可能な状態か否かを表示する。状態表示部21は、たとえば、貸出動作および計数動作が可能な状態のときは点灯される。
紙幣挿入部22は、遊技客の紙幣を受け付ける縦長のスリット状であり、本体20内に設けられた紙幣識別部27(図3参照)につながっている。紙幣挿入部22に挿入された紙幣は、紙幣識別部27により正規のものか否かが識別される。
表示/操作部23は、小型画面や、テンキー、ボタンなどを含んでいる。この表示/操作部23により、各台間ユニット1に所定の情報を入力することができるようになっている。
持玉払出部24は、遊技台2の上皿13の真上位置まで右側へ延びるノズル28を含んでおり、遊技玉をノズル28の先端から上皿13に払い出すためものである。持玉払出ボタン33(後述する)が操作されると、予め定められた数の遊技玉がノズル28から遊技台2の上皿13に供給される。
カード挿入/排出部25は、カードIDを含む所定の情報が記録された遊技カードを挿入または排出する縦長のスリット状のものである。この遊技カードは、遊技店舗内に設置されたカード販売機(図示しない)で購入することができるもので、台間ユニット1内には数枚の遊技カードが予め装填されている。カード挿入/排出部25に挿入された遊技カードのカードIDは、台間ユニット1に内蔵されたカードR/W(Read/Write)部(記憶媒体受付部)29によって読み取られる。そして、遊技台2における遊技終了時にカード返却操作が行われると、カード挿入/排出部25から遊技カードが排出され、利用者に返却される。
玉計数部(計数部)26は、遊技台2から排出された遊技玉を計数するためのものである。玉計数部26には、台間ユニット1の下端部から遊技台2の下皿14の排出口(図示しない)の真下位置まで右側へ延びる管状の通路30と、通路30の右端部に接続されて、下皿14の真下に配置されたトレイ状の玉貯留部31とが一体的に設けられている。そして、本体20において玉計数部26および持玉払出部24以外の部分は、前述した貸出機能を有する部分である。
玉貯留部31の前面には、遊技カードに関連付けて記憶された持玉データの値を表示するための持玉表示部32と、この持玉データを使用して遊技玉の払出しを受ける際に押操作される持玉払出ボタン33とが配設されている。
図3は、台間ユニット1の電気的構成を示すブロック図である。
各台間ユニット1には、マイクロコンピュータ等で構成された制御部35が備えられている。制御部35は、状態表示部21、紙幣識別部27、表示/操作部23、持玉払出部24、カードR/W部29、玉計数部26、通信I/F部41、計時部42、メモリ部43および遊技台I/F部44のそれぞれに対して電気的に接続されている。ここで、計時部42は、所定動作からの経過時間などを計測する。
通信I/F部41と島コントローラ10とは通信可能に接続されており、遊技台I/F部44と遊技台2(台間ユニット1に対応する遊技台2)とは、通信可能に接続されている。
遊技カードがカード挿入/排出部25(図2参照)に挿入されている状態では、カードR/W部29が遊技カードから読み取ったカードIDが制御部35に与えられる。制御部35は、通信I/F部41を介して管理装置3と通信し、管理装置3から、そのカードIDに対応付けてプリペイド残高記憶部8に記憶されているプリペイド残高、およびそのカードIDに対応付けて持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データの値を取得している。そして、制御部35が取得したプリペイド残高の値(度数)が予め定める最小限の払出度数(たとえば5度数)よりも小さいときは、制御部35は遊技カードをカード挿入/排出口25から排出し、遊技者に返却する。また、この場合、遊技カードの排出の前に、次に述べる貸玉払出装置18の駆動によってプリペイド残高の値に対応する数の遊技玉が遊技客に払い出されてもよい。
制御部35は、プリペイド残高表示部15に、プリペイド残高の値(度数)を表示し、また、持玉表示部32に、持玉データの値を表示する。
遊技カードの挿入状態で貸出ボタン16が操作されると、制御部(貸出動作実行手段)35は、遊技台I/F部44を介して、遊技台2に遊技玉の貸出しに関する信号(貸出要求信号・貸出信号)を送信する(貸出動作実行手段による貸出動作の実行)。これらの信号が与えられると、遊技台2の制御部(図示しない)は、貸玉払出装置18を駆動して遊技玉を払い出し、上皿13に供給する。また、制御部35は、カードIDと貸玉に関する情報とを通信I/F部41を介して管理装置3に送信する。管理装置3の制御部6は、プリペイド残高記憶部8に記憶されているプリペイド残高から、貸玉に用いた値(度数)を減算する。
一方、遊技カードの挿入状態で持玉払出ボタン33が操作されると、制御部35は、持玉払出部24を駆動して遊技玉を払出し、ノズル28を介して上皿13に供給する。また、制御部35は、カードIDと持玉に関する情報とを通信I/F部41を介して管理装置3に送信する。管理装置3の制御部6は、持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データから、持玉遊技に用いた遊技玉に相当する値を減算する。
この実施形態の特徴は、遊技カードがカード挿入/排出部25に挿入されたときに、持玉払出ボタン33の操作なく、持玉データの値の範囲内で遊技玉が直ぐに払い出される(即払出)点である。
メモリ部43には、遊技カードの投入に伴い直ぐに遊技玉を払い出す「即払出」の条件を記憶する設定内容記憶部45が設けられている。その他、メモリ部43には、各台間ユニット1の運転条件等の必要な情報が記憶されている。
具体的には、設定内容記憶部45には、「即払出」の際に払い出されるべき遊技玉の個数(以下、「設定数」という。)が記憶されている。また、設定内容記憶部45には、「即払出」が実行されるか否かも記憶されている。設定内容記憶部45に記憶されている設定数の変更は、入力操作部9を用いて行われる。従業員が入力操作部9を操作すると、その操作に応じた入力信号が制御部35に与えられ、制御部35は設定内容記憶部45に記載されている設定数の内容を書き換える。たとえば設定数として125個が設定されている。
図4は、遊技カード挿入時の処理の流れを示すフローチャートである。
遊技カードがカード挿入/排出部25に挿入されると、挿入された遊技カードのカードIDがカードR/W部29によって読み取られ、制御部35に与えられる。制御部35は、管理装置3と送受信し、プリペイド残高記憶部8にそのカードIDに対応して記憶されているプリペイド残高、および持玉データ記憶部7にそのカードIDに対応して記憶されている持玉データを取得する。そして、この持玉データに値があるか、すなわち、持玉データの値が1以上であるか否かが調べられる(ステップS2)。
持玉データに値がある場合(ステップS2でYES)、次いで、持玉データの値が、メモリ部43の設定内容記憶部45に記憶されている設定数(たとえば125個)に相当する値以上であるか否かであるかが調べられる(ステップS4)。
そして、持玉データの値が設定数相当する値以上である場合は(ステップS4でYES)、持玉の払出し個数として設定数(たとえば125個)がセットされ(ステップS5)、持玉払出部24から設定数の遊技玉(たとえば125個)が払い出される。持玉払出部24から払い出された遊技玉は、ノズル28を通って遊技台2の上皿13に供給される(ステップS6)。そして、制御部35は、払い出した玉数を管理装置3に送信し、カード挿入に関する処理が終了する。管理装置3の制御部6は、払い出した玉数に相当する値を、持玉データ記憶部7の持玉データから減算する。また、持玉データの減算にあわせて、制御部35は、持玉表示部32の表示を減算させる。
また、持玉データの値が設定数に相当する値未満である場合(たとえば110)は(ステップS4でNO)、持玉の払出し個数として持玉データの値に相当する数(たとえば110個)がセットされ(ステップS7)、持玉払出部24から持玉データの値に相当する数の遊技玉(たとえば110個)が払い出される。持玉払出部24から払い出された遊技玉は、ノズル28を通って遊技台2の上皿13に供給される(ステップS8)。そして、制御部35は、払い出した玉数を管理装置3に送信し、カード挿入に関する処理が終了する。管理装置3の制御部35は、払い出した玉数に相当する値を、持玉データ記憶部7の持玉データから減算する。また、制御部35は、持玉データの減算にあわせて持玉表示部32の表示を減算し、持玉表示部32に「0」が表示される。
一方、持玉データに値がない場合(ステップS2でNO)は、遊技カードにプリペイド残高があるか否かが調べられる(ステップS3)。遊技カードにプリペイド残高がある場合は(ステップS3でYES)、貸出処理待機状態に移行し、貸出ボタン16が遊技客によって操作されるのを待つ。一方、遊技カードにプリペイド残高がない場合(ステップS3でNO)、このカード挿入に関する処理が終了する。
図5は、遊技カードに関連付けられた持玉数およびプリペイド残高と、遊技カードの投入時の持玉/貸玉の払出しとの関係を示す図である。この場合、メモリ部43の設定内容記憶部45には、たとえば、持玉の「即払出」を実行する旨と、そのときの設定数が125個である旨とが記憶されている。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値が設定数以上あり、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がある場合、具体的には持玉データの値が3000でありプリペイド残高の値が5000円(50度数)である場合(図5(a)参照)は、遊技台2の上皿13に125個の遊技玉が払い出される。そして、持玉データ記憶部7の持玉データの値が125減算される。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値が設定数以上あり、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がない場合、具体的には持玉データの値が3000でありプリペイド残高がない場合(図5(b)参照)は、遊技台2の上皿13に125個の遊技玉が払い出される。そして、持玉データ記憶部7の持玉データの値が125減算される。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値があるものの設定数に相当する値未満であり、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がない場合、具体的には持玉データの値が110でありプリペイド残高がない場合(図5(c)参照)は、遊技台2の上皿13にその持玉データの値に相当する110個の遊技玉が払い出される。そして、持玉データ記憶部7の持玉データの値が110減算されて、持玉データの値が0になり、持玉データ記憶部7から持玉データの値がなくなる。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値がなく、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がある場合、具体的には持玉データの値がなくプリペイド残高の値が5000円(50度数)である場合は(図5(d)参照)、遊技台2の上皿13には遊技玉が1つも払い出されない。そして、持玉データ記憶部7の持玉データからの減算もない。その後、貸出操作が行われれば、プリペイド残高を使った玉貸しが行われる。
以上により、この実施形態によれば、遊技カードのカード挿入/排出部25への挿入に応答して持玉払出部24が駆動され、遊技台2の上皿13に遊技玉が直ぐに払い出される。そのため、持玉払出ボタン33を操作することなく、遊技玉(持玉)が払い出される。したがって、持玉払出ボタン33を操作する手間を省いて速やかに遊技を開始でき、持玉遊技における利便性を向上させることができる。
また、プリペイド残高や持玉データの残高を確認するために、店員や遊技客がカード挿入/排出部25に遊技カードを挿入することも考えられる。その場合、遊技カードの挿入に伴って、遊技台2の上皿13に遊技玉が払い出され、持玉データからこの払出しに相当する数が減算される。しかしながら、払い出された遊技玉を玉計数部26で再度計数させれば、その遊技玉に相当する数が持玉データに加算され、持玉データを元に戻すことができる。その場合、遊技客に別途手数料などは必要なく、遊技客に何らの損失も発生しない。
さらに、持玉データのみに基づいて遊技玉の「即払出し」が行われる。
たとえば、遊技玉の「即払出し」をプリペイド残高に基づいて行うとすると、仮に遊技カードが誤挿入される場合には、この誤挿入に基づいて払い出された遊技玉を計数部で再度計数させても、プリペイド残高には加算されず、プリペイド残高を元に戻すことができない。その場合、遊技客が不利益を被るおそれがある。
これに対し、この実施形態では、遊技玉の「即払出し」はプリペイド残高に基づいては行われない。そのため、遊技カードの誤挿入により、貸出データに基づいて遊技玉が払い出されるのを、防止することができる。
図6は、この発明の第2実施形態の遊技カード挿入時における処理の流れを示すフローチャートである。
遊技カードがカード挿入/排出部25に挿入されると、挿入された遊技カードのカードIDがカードR/W部29によって読み取られ、制御部35に与えられる。制御部35は、挿入された遊技カードが持玉機能に対応付けられているか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、持玉機能を有する遊技カードと持玉機能を有しない遊技カードとがあり、その両者でカードIDが異なっている場合、カードIDによって、持玉機能の有無を判定することができる。そして、遊技カードが持玉機能を有している場合(ステップS11でYES)、制御部35は、管理装置3と送受信し、プリペイド残高記憶部8にそのカードIDに対応して記憶されているプリペイド残高、および持玉データ記憶部7にそのカードIDに対応して記憶されている持玉データを取得する。そして、この持玉データに値があるか、すなわち、持玉データの値が1以上であるか否かが調べられる(ステップS12)。持玉データに値がある場合(ステップS12でYES)、次いで、持玉データの値が、メモリ部43の設定内容記憶部45に記憶されている設定数(たとえば125個)以上であるか否かであるかが調べられる(ステップS14)。持玉データの値が設定数以上である場合は(ステップS14でYES)、設定数の遊技玉が払い出され、遊技台2の上皿13に供給され(ステップS15,S16)、このカード挿入に関する処理が終了する。また、持玉データの値が設定数に相当する値未満である場合は(ステップS14でNO)、持玉データの値に相当する数の遊技玉が払い出され、遊技台2の上皿13に供給され(ステップS17,S18)、このカード挿入に関する処理が終了する。図6におけるステップS12、S14、S15、S16、S17およびS18の各処理は、図4におけるS2、S4、S5、S6、S7およびS8と同様の工程である。
一方、遊技カードが持玉機能に対応付けられていない場合(ステップS11でNO)、遊技カードにプリペイド残高があれば(ステップS22でYES)貸出処理待機状態に移行し、遊技カードにプリペイド残高がなければ(ステップS22でNO)この図6の処理が終了する。
また、遊技カードに関連付けられた持玉データに値がない場合(ステップS12でNO)は、遊技カードにプリペイド残高があるか否かが調べられる(ステップS13)。遊技カードにプリペイド残高がある場合(ステップS13でYES)、プリペイド残高の値(度数)が設定数(たとえば125個)に相当する度数(この場合5度数)以上であるか否かが調べられる(ステップS19)。プリペイド残高の度数がその度数以上である場合は(ステップS19でYES)、遊技台2に貸出処理のための信号(貸出要求信号、貸出信号)を出力する(ステップS21)。そして、遊技台2の制御装置(図示しない)が貸出払出装置18を制御して、設定数の遊技玉を払い出される。払出し個数に相当する度数が、プリペイド残高記憶部8のプリペイド残高から減算される。そして、払い出された遊技玉は、遊技台2の上皿13に供給される。その後、貸出処理待機状態に移行する。また、プリペイド残高の値が設定数に相当する値未満である場合は(ステップS19でNO)、貸出処理のための信号を出力せずに、貸出処理待機状態に移行する。その後、貸出ボタン16が遊技客によって操作されるのを待つ。
図7は、遊技カードに関連付けられた持玉数およびプリペイド残高と、遊技カードの投入時の持玉/貸玉の払出しとの関係を示す図である。この場合、メモリ部43の設定内容は、第1実施形態の場合と同様、たとえば、持玉の「即払出」を実行する旨と、そのときの設定数が125個である旨が記憶されている。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値が設定数以上あり、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がある場合、具体的には持玉データの値が3000でありプリペイド残高の値が5000円(50度数)である場合は、図5(a)と同様、遊技台2の上皿13に125個の遊技玉が払い出される。そして、持玉データ記憶部7の持玉データの値が125減算される。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値が設定数以上あり、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がない場合、具体的には持玉データの値が3000でありプリペイド残高がない場合は、図5(b)と同様、遊技台2の上皿13に125個の遊技玉が払い出される。そして、持玉データ記憶部7の持玉データの値が125減算される。
カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードに関連付けられている持玉データの値があるものの設定数に相当する値未満であり、また、当該遊技カードに対応付けられているプリペイド残高がない場合、具体的には持玉データの値が110でありプリペイド残高がない場合は、図5(c)と同様、遊技台2の上皿13にその持玉データの値に相当する110個の遊技玉が払い出される。そして、持玉データ記憶部7の持玉データの値が110減算されて、持玉データの値が0になり、持玉データ記憶部7から持玉データの値がなくなる。
そして、カード挿入/排出部25に挿入される遊技カードが、持玉データの値を有しておらずに、プリペイド残高だけを有している場合、たとえば、持玉データの値がなくプリペイド残高が5000円(50度数)である場合は、図7に示すように、貸出払出装置18によって遊技台2の上皿13に125個の遊技玉が払い出される。そして、プリペイド残高記憶部8のプリペイド残高から125個に遊技玉に相当する度数である5度数が減算される。
以上により、この実施形態によれば、カード挿入/排出部25に挿入された遊技カードが持玉機能およびプリペイド機能の双方に対応付けられている場合、持玉データの値がある場合は、持玉データのみに基づいて遊技玉の払出しが行われるが、持玉データの値がなくなると、プリペイド残高に基づいて遊技玉の払出しが行われる。これにより、できるだけプリペイド残高を使用せずに、即「払出し」を行って欲しいという遊技客の期待感を満たすことができる。
図8は、この発明の第3実施形態に係る計数ユニット50およびCRユニット51を概略的に示す正面図である。この第3実施形態において、図1〜図5に示す実施形態(第1実施形態)に示された各部に対応する部分には、第1実施形態と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。この第3実施形態が第1実施形態(図1〜図5に示す実施形態)と相違する点は、隣り合う遊技台2の間に、台間ユニット1に代えて計数ユニット(各台対応装置)50およびCRユニット51が配設されている。これら計数ユニット50およびCRユニット51は対をなしており、CRユニット51および計数ユニット50は、遊技台2に1対1に対応付けられている。CRユニット51および計数ユニット50は左右方向に並べられており、この左右方向に並んだCRユニット51および計数ユニット50が隣り合う遊技台2間に挟まれた状態で配置されている。つまり、隣り合う遊技台2の狭い隙間にCRユニット51および計数ユニット50が配置されることから、各ユニット50,51は、正面から見て縦に細長い形状をなしている。この実施形態ではCRユニット51は台間ユニット1の右隣に配置されている。CRユニット51と計数ユニット50とは互いに通信可能な構成であってもよいが、互いに通信不能な構成とすることもできる。
CRユニット51の本体53の前面には、CR状態表示部54、紙幣挿入部55、表示/操作部56およびカード挿入/排出部57が、上からこの順番で設けられている。
CR状態表示部54は、たとえば、所定のパターンで発光することによって、遊技玉の貸出動作が可能な状態か否かを表示する。CR状態表示部54は、たとえば、貸出動作可能な状態のときに点灯される。
紙幣挿入部55、表示/操作部56およびカード挿入/排出部57は、第1実施形態に係る台間ユニット1の紙幣挿入部22、表示/操作部23およびカード挿入/排出部25と同様の機能を備えている。
計数ユニット50の本体58の前面には、計数状態表示部59、カード返却ボタン60、持玉払出部(持玉払出動作実行手段)61および持玉カード挿入/排出部(記憶媒体受付部)62が、上からこの順番で設けられている。また、計数ユニット50の本体58内には、正面視で、持玉カード挿入/排出部62の下方に、玉計数部(計数部)63が配設されている。
計数状態表示部59は、たとえば、所定のパターンで発光することによって、遊技玉の計数動作が可能な状態か否かを表示する。CR状態表示部54は、たとえば、計数動作可能な状態のときに点灯される。
カード返却ボタン60は、次に述べる持玉カード挿入/排出部62に挿入した持玉カードを排出するために操作される。
持玉カード挿入/排出部62は、カードIDを含む所定の情報が記録された持玉カード(記憶媒体)を挿入または排出する縦長のスリット状のものである。この持玉カードは、計数ユニット50で遊技玉が計数され、持玉データ記憶部7に持玉データが記憶されている状態で遊技を終了することにより、発行されるようになっている。持玉カード挿入/排出部62に挿入された持玉カードのカードIDは、計数ユニット50に内蔵されたカードR/W部70(記憶媒体受付部。図9参照)によって読み取られる。そして、カードIDの読み取り後、持玉カード挿入/排出部62から持玉カードが排出され、利用者に返却される。持玉データ記憶部7には持玉カードのカードIDと対応付けて持玉データが記憶されている。
持玉払出部61は、遊技台(図示しない)の上皿(図示しない)の真上位置まで右側へ延びるノズル68を含んでおり、遊技玉をノズル68の先端から遊技台の上皿に払い出すものである。持玉払出ボタン67(後述する)が操作されると、予め定められた数の遊技玉がノズル68から遊技台の上皿に供給される。
玉計数部63は、前述した出玉を計数するためのものである。玉計数部63には、下皿14の真下に配置されたトレイ状の玉貯留部65が設けられている。玉貯留部65の前面には、持玉カードに関連付けて記憶された持玉(遊技玉)の個数を表示するための持玉表示部66と、この持玉データを使用して遊技玉の払出しを受ける際に押操作される持玉払出ボタン67とが配設されている。この持玉払出ボタン67が操作されると、持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データが所定値以上であれば、持玉カードが発行される。一方、持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データが所定値未満である場合は、その持玉データに相当する遊技玉がノズル68から遊技台(図示しない)の上皿(図示しない)に払い出される。
図9は、計数ユニット50の電気的構成を示すブロック図である。
各係数ユニット50には、マイクロコンピュータ等で構成された制御部75が備えられている。制御部75は、計数状態表示部59、カード返却ボタン60、持玉払出部61、持玉カードR/W部70、玉計数部63、通信I/F部41、計時部42、メモリ部43および遊技台I/F部44のそれぞれに対して電気的に接続されている。
持玉カードが持玉カード挿入/排出部62(図8参照)に挿入されている状態では、持玉カードR/W部70が持玉カードから読み取ったカードIDが制御部75に与えられる。そして、制御部75は、通信I/F部41を介して管理装置3と通信し、管理装置3から、そのカードIDに対応付けて持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データの値を取得している。持玉払出ボタン67が操作されると、制御部35は、持玉払出部24を駆動して遊技玉を払出し、ノズル68を介して上皿13に供給する。また、制御部35は、カードIDと持玉に関する情報とを通信I/F部41を介して管理装置3に送信する。管理装置3の制御部6は、持玉データ記憶部7に記憶されている持玉データから、持玉遊技に用いた遊技玉に相当する値が減算される。
この実施形態では、持玉カードがカード挿入/排出部62に挿入されたときに、持玉払出ボタン67の操作なく、持玉データの値の範囲内で遊技玉が直ぐに払い出される(即払出)。
制御部75による持玉カード挿入時の処理の流れは、図4に示す処理と同様である。すなわち、持玉カードが持玉カード挿入/排出部62に挿入されると、挿入された持玉カードに関連付けられた持玉データに値があるか否かが調べられる。そして、持玉データに値がある場合には、持玉データの値が設定数に相当する値以上であるか否かが調べられる。持玉データの値が設定数に相当する値以上である場合は、設定数の遊技玉が払い出され、遊技台の上皿に供給され、このカード挿入に関する処理が終了する。持玉データの値が設定数に相当する値未満である場合は、持玉データの値に相当する数の遊技玉が払い出され、遊技台2の上皿13に供給され、このカード挿入に関する処理が終了する。
以上、この発明の3つの実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の各実施形態では、記憶媒体として遊技カードを例に挙げて説明したが、記憶媒体として、遊技店舗に会員として登録された者に発行される会員カードを用いることもできる。この場合、所定のタイミングで会員カードを挿入すれば、カード返却時に該会員カードに、持玉データおよび/またはプリペイド残高が関連付けられて返却される。
また、持玉データに基づいて払い出される遊技玉(持玉)は、ノズル28から払い出されるものに限られない。たとえば、遊技台2に設けられる払出装置(貸玉払出装置18)によって払い出されるものであってもよい。
また、プリペイド価値(残高)に基づいて払い出される遊技玉(貸玉)は、遊技台2に設けられる貸玉払出装置18から払い出されるものに限られない。たとえば、かかる遊技玉(貸玉)が払出部24のノズル28から払い出されるものであってもよい。
また、記憶媒体として、遊技客が所有する携帯電話機などを用いることもできる。この場合、管理装置3の持玉データ記憶部7/プリペイド残高記憶部8には、携帯電話機のICチップの製造番号であるカードIDmに対応付けて、持玉データ/プリペイドカードが記憶さており、このカードIDmをキーとして、持玉データの加減算/プリペイド残高の加減算が行われるようになっている。
また、遊技客の持玉データを記憶する持玉データ記憶部(持玉データ記憶手段)7と、遊技客のプリペイド残高のデータ(貸玉データ)を記憶するプリペイド残高記憶部(貸出データ記憶手段)8とが、互いに異なる管理装置に設けられていてもよい。
また、遊技カード(記憶媒体)や携帯電話機(記憶媒体)に持玉データが直接記憶されていてもよい。さらに、持玉データだけでなくプリペイド残高のデータ(貸玉データ)が、遊技カード(記憶媒体)や携帯電話機(記憶媒体)に直接記憶されていてもよい。
また、遊技媒体として、遊技玉の他に遊技メダルを採用することができることは言うまでもない。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 台間ユニット(各台対応装置)
2 遊技台
3 管理装置
6 制御部(加減算手段、貸出データ減算手段)
7 持玉データ記憶部(持玉データ記憶手段)
8 プリペイド残高記憶部(貸出データ記憶手段)
9 操作入力部(入力手段)
24 持玉払出部(持玉払出動作実行手段)
25 カード挿入/排出部(記憶媒体受付部)
26 玉計数部(計数部)
29 カードR/W部(記憶媒体受付部)
35 制御部
50 計数ユニット(各台対応装置)
61 持玉払出部(持玉払出動作実行手段)
62 持玉カード挿入/排出部(記憶媒体受付部)
63 玉計数部(計数部)
70 持玉カードR/W部(記憶媒体受付部)
75 制御部

Claims (7)

  1. 遊技媒体を用いた遊技を行う遊技台に1対1に対応付けて設けられた各台対応装置であって、
    遊技客が所有する遊技媒体である持玉に関する持玉データが関連付けられた記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付部と、
    前記遊技台から排出された遊技媒体を計数するための計数部と、
    前記持玉データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する持玉払出動作実行手段と、
    前記計数部により計数された遊技媒体の数を前記持玉データの値に加算することを許可するとともに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作により払い出された遊技媒体の数を前記持玉データの値から減算することを許可する許可手段と、
    前記記憶媒体受付部に受け付けられた記憶媒体に関連付けられた前記持玉データの値があることを条件として、前記記憶媒体受付部による前記記憶媒体の受付けに応答して、前記持玉払出動作実行手段による払出動作を実行して、遊技客に対して遊技媒体を払い出す応答払出手段とを含むことを特徴とする、各台対応装置。
  2. 前記応答払出手段によって払い出されるべき遊技媒体の数として、予め定める設定数が設定されていることを特徴とする、請求項1記載の各台対応装置。
  3. 前記記憶媒体受付手段に受け付けられた前記記憶媒体に関連付けられている持玉データの値が前記設定数に相当する値未満である場合、前記応答払出手段が、前記持玉データの値に相当する数の遊技媒体を払い出すことを特徴とする、請求項2記載の各台対応装置。
  4. 前記記憶媒体には、遊技媒体の貸出しに関する貸出データが、前記持玉データとともに関連付けられており、
    前記各台対応装置は、前記貸出データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する貸出動作実行手段をさらに含み、
    前記許可手段が、前記貸出動作実行手段により前記遊技客に払い出される遊技媒体の数を、前記貸出データから減算することを許可する貸出データ減算許可手段を含み、
    前記応答払出手段が、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行せずに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作だけを実行することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の各台対応装置。
  5. 前記記憶媒体には、遊技媒体の貸出しに関する貸出データが、前記持玉データとともに関連付けられており、
    前記各台対応装置は、前記貸出データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する貸出動作実行手段をさらに含み、
    前記許可手段が、前記貸出動作実行手段により前記遊技客に払い出される遊技媒体の数を、前記貸出データから減算することを許可する貸出データ減算許可手段を含み、
    前記応答払出手段が、前記持玉データの値が所定数以上である場合に、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行せずに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作だけを実行し、前記持玉データの値が所定数未満である場合に、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の各台対応装置。
  6. 遊技媒体を用いた遊技を行う遊技台に1対1に対応付けて設けられた各台対応装置と、前記各台対応装置に関する情報を管理するための管理装置とを備えた遊技システムであって、
    遊技客が所有する遊技媒体である持玉に関する持玉データを記憶する持玉データ記憶手段と、
    前記持玉データが関連付けられた記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付部と、
    前記遊技台から排出された遊技媒体を計数するための計数部と、
    前記持玉データ記憶手段に記憶されている持玉データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する持玉払出動作実行手段と、
    前記計数部により計数された遊技媒体の数を前記持玉データの値に加算するとともに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作により払い出された遊技媒体の数を前記持玉データの値から減算する加減算手段と、
    前記記憶媒体受付部に受け付けられた記憶媒体に関連付けられた前記持玉データの値があることを条件として、前記記憶媒体受付部による前記記憶媒体の受付けに応答して、前記持玉払出動作実行手段による払出動作を実行して、遊技客に対して遊技媒体を払い出す応答払出手段とを含むことを特徴とする、遊技システム。
  7. 前記遊技システムは、遊技媒体の貸出しに関する貸出データを記憶する貸出データ記憶手段と、前記貸出データ記憶手段に記憶された貸出データに基づいて、遊技客に対して遊技媒体を払い出す払出動作を実行する貸出動作実行手段とをさらに含み、
    前記記憶媒体受付部は、前記持玉データおよび前記貸出データが関連付けられた記憶媒体を受け付けるものであり、
    前記加減算手段が、前記貸出動作実行手段により前記遊技客に払い出される遊技媒体の数を、前記貸出データから減算する貸出データ減算手段を含み、
    前記応答払出手段が、前記貸出動作実行手段による払出動作を実行せずに、前記持玉払出動作実行手段による払出動作だけを実行することを特徴とする、請求項6記載の遊技システム。
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