JPH04322260A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いる画
像記録装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、電子写真方式の画像記録装置は
、図５に示すように構成されている。同図において、本
体４０内に転写材を供給する給紙部４１，電子写真プロ
セス部４２，定着部４３，光学部４４等が設けられてい
る。給紙部４１は給紙台４５に積載された転写材として
の用紙４６を１枚づつ取り出してプロセス部４２に搬送
する。プロセス部４２は、感光体４７，帯電部４８，現
像部４９，転写部５０，クリーニング部５１等を備え、
感光体４７に帯電部４８で電荷を付与し、感光体４７の
上部に配置された光学部４４により感光体４７を露光し
て静電潜像を形成し、現像部４９でトナー５２にて現象
し、感光体４７の下部の転写部５０で給紙部４１から送
出された用紙４６に転写し、定着部４３に送り出す。現
像部４９には、磁性ローラから成る現像ローラ５３が設
けられ、この現像ローラ５３にトナーケース５４から供
給されるトナー５２が付着する。転写が終了した後、感
光体４７に当接して残留トナーを感光体４７から掻き落
す掻き取り部材５５と廃トナーボックス５６にて構成さ
れているクリーニング部５１で残留トナーが除去される
。プロセス部４２で転写されて搬送された用紙４６は定
着部４３で熱定着が行われた後、排紙台５７に排出され
る。

【０００３】また、図示例では、面倒な保守整備を最小
限におさえるため、前記プロセス部４２を転写部５０を
除いて、プロセスユニット５８として単一のケースにて
一体化し、トナーケース５４内のトナー５２がなくなる
と、プロセスユニット５８を本体装置からはずし、交換
するように構成されている。なお、一般的には、現像部
４９に対し、閉じられたトナーケース内に所定量のトナ
ーを収容し、トナーを消費するとユニット全体を取り換
えるようにしたものと現像ユニットに形成されているト
ナー収容部に外部からトナーを補給するようにしたもの
が知られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、図５に示す
ように、プロセスユニット５８の全体を交換するように
したものでは、トナーケース５４内に収容されているト
ナーが消費されると、感光体４７，現像ローラ５３等の
寿命が来る前にすべてを交換することになり、ランニン
グコストが高くなるという問題があった。また、感光体
４７，現像ローラ５３等の寿命の長い部品に合わせて、
トナーケース，残留トナー収容部の容量を決定すると、
プロセスユニット５８の大きさが極端に大きくなり、そ
れを収納する画像記録装置も大きくなり、装置の大型化
，重量の増加，コストアップという問題があった。

【０００５】また、収容されたトナーを消費すると現像
ユニットを交換するものにおいても、比較的高価であり
、耐久性のある現像ローラごと交換してしまうために、
上記と同様にランニングコストが高くなるという問題が
あった。

【０００６】一方、プロセスユニット部を、細分化し、
複数のユニット構成にすると、メンテナンス性が下がっ
てしまうという問題があった。

【０００７】本発明は、上記のような従来の課題を解決
すべく、プロセスユニットを感光体ユニットと現像ユニ
ットとを分割しながらも、一体的に取り扱えるようにす
ることにより、メンテナンス性に優れ、ランニングコス
トを低く抑えた画像記録装置を提供することを目的する
。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の画像記録装置は、感光体の表面を均一に帯
電させる帯電手段と、前記感光体上に顕像化されたトナ
ー像を被転写材に転写させる転写手段と、転写後、前記
感光体上に残留した未転写トナーをクリーニングする手
段と、前記クリーニング手段により掻ぎ落されたトナー
を外の貯蔵部へ搬送する搬送手段と、感光体と把手とを
一体的に構成した感光体ユニットと、トナーと前記トナ
ーを貯蔵する容器と、前記貯蔵容器から外部へ向けて前
記トナーを移動させる回動表面を備えた現像ローラと、
前記現像ローラの回動表面にトナー層の厚みを均一に形
成させるトナー層厚規制手段と、前記トナーを撹拌し、
前記トナーを前記現像ローラに搬送する撹拌手段とを備
えた現像ユニットと、前記現像ユニットに対し、着脱可
能にした補給用トナーカートリッジと、前記感光体ユニ
ットから搬出される前記残留トナーを収容する回収ボト
ルと、前記感光体ユニット上に前記現像ユニットを収納
できるようにしたことを特徴とする。

【０００９】

【作用】本発明は、上記の構成により、高価で寿命の異
なる感光体と現像ローラをそれぞれ個別のユニットで構
成し、かつ、感光体ユニット上に現像ユニットを収納で
き、一体的に取り扱えるようにし、また、回収ボトルと
、現像ユニットに対し、トナーカートリッジを着脱可能
にすることにより、メンテナンス性が良く、それぞれの
部品の寿命を最大限に利用でき、ランニングコストを低
く抑えると共に各ユニットを最適設計することにより、
画像記録装置全体を小型化することができる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図４を参照し
ながら説明する。

【００１１】まず図３，図４により、画像記録装置の全
体概略構成を説明する。２１は画像記録装置の全体で前
後に傾斜した前面には、下端部を開閉自在に支持された
前面カバー２２が設けられ、前記前面カバー２２の傾斜
面部には、操作部２３が設けられている。本体２１内に
は、給紙部２４，プロセス部２５，光学部２６，定着部
２７，および制御部２８等を備えている。

【００１２】給紙部２４においては、給紙カセット３６
が本体２１の上面に斜め上方に傾斜姿勢で設置するよう
に構成され、かつ本体２１の前面に沿って斜め下方に通
紙径路が形成されるように、ピックアップローラ２９，
フィードローラ３０，レジストローラ３１等が配設され
ている。

【００１３】プロセス部２５は、感光体ユニット１２，
現像ユニット１，トナーカートリッジ９，および回収ボ
トル３７等により構成されている。

【００１４】感光体ユニット１２は、感光体ドラム１３
の下方に帯電手段１４が配設され、感光体ドラム１３の
回転方向に転写手段１５，感光体ドラム１３に接して残
留トナーを除去するクリーニングブレード１６，および
、クリーニングブレード１６下方に残留トナーをユニッ
ト外部に搬送する搬送スクリュー１７によって構成され
ている。

【００１５】また、回収ボトル３７は、感光体ユニット
１２の残留トナーの出口下方に配設されている。

【００１６】現像ユニット１は、感光体ユニット１３の
帯電手段１４と転写手段１５の間に位置し、感光体ドラ
ム１３に臨むよう現像ローラ２が配設され、給紙部２４
の下方に位置している。この現像ユニット１にはトナー
カートリッジ９からトナーを供給できるように構成され
ている。

【００１７】光学部２６は、半導体レーザとレンズ群と
回転反射鏡を用いた光走査ユニット３４と反射鏡３５ａ
〜３５ｃを配置して構成され、プロセス部２５の後部下
方でかつ現像ユニット１の下部に配置され、光走査ユニ
ット３４から前方に向けて出力された光を反射鏡３５ｂ
で斜め前方上方に向けて反射させ、帯電手段１４と現像
ローラ２の間で感光体ドラム１３を露光させるように構
成されている。

【００１８】定着部２７は、プロセス部２５から送り出
された用紙を連続的に加熱，加圧し、トナーを溶融させ
て用紙に定着する。

【００１９】制御部２８は、マイクロコンピュータ等が
使用されており、操作部２３からの指令または、図示し
ない外部装置からの指令に基づいて前記給紙部２４，プ
ロセス部２５，定着部２７，および光学部２６を総合部
に制御して入力された画像情報を用紙に記録する。

【００２０】次に以上のような全体構成の画像記録装置
における感光体ユニット１２，現像ユニット１，トナー
カートリッジ９の構成を図１および図２に基づいて詳細
に説明する。

【００２１】図１（ａ）において、現像ユニット１は、
そのケース４内に現像ローラ２，撹拌ロール３が平行状
態で内蔵されている。現像ローラ２は、外周上に磁気ブ
ラシを形成するようその内部に図示しない磁性ローラを
備えている。前記現像ローラ２の下部には、現像ローラ
２の表面にトナー層の厚みを均一に形成させるドクタブ
レード５が配設され、その回転方向下流には、感光体ド
ラム上の潜像を現像する現像位置があり、その下流に、
前記現像ローラ２の表面に付着したトナーを掻き落すス
クレイパ６が配設されている。前記撹拌ロール３の上部
にはスポンジロール７とトナー収容部８が配設され、前
記スポンジローラ７が回転することにより撹拌ロール３
を介し、現像ローラ２に搬送される。前記トナー収容部
８の上部には、トナーカートリッジ９が着脱自在に配設
され、前記トナーカートリッジ下面にはトナー１１を封
止するためのシート１０が貼り付けられており、トナー
カートリッジを現像ユニット１に装着後、前記シート１
０の一端を引っ張り、トナーカートリッジよりはぎとる
ことにより、トナー１１をトナー収容部８に落下させる
。

【００２２】図１（ｂ）において、１２は感光体ユニッ
ト１２であり、感光体ドラム１３の下方に前記感光体ド
ラム１３の表面を均一に帯電させる帯電手段１４が配設
され、前記感光体の回転方向下流にレーザ光により潜像
を形成する露光位置、前記潜像を現像する現像位置があ
り、前記現像位置で現像されたトナー像を被転写材に転
写する転写手段１５、および前記感光体ドラム１３上に
残留した残留トナーをドラム表面上から掻き落すための
クリーニングブレード１６が配設されている。前記クリ
ーニングブレード１６の下方には掻き落した残留トナー
を前記感光体ユニット１２の内部から回収ボトル３１に
搬送するための搬送スクリュー１７が配設されている。 また、感光体ユニット１２のケース２０上には、前記現
像ユニットを収容する収納部１９と把手１８を備えてい
る。

【００２３】図２は、前記感光体ユニット１２上に現像
ユニット１を収納した状態を示すものであり、この状態
で装置本体に装着すると、図２に図示しない装置により
、前記感光体ドラム１３と現像ローラ２のギャップが所
望の値になるように固定され、電子写真プロセス部が構
成される。

【００２４】

【発明の効果】以上のように本発明は、電子写真プロセ
ス部を感光体ユニット，現像ユニット，トナーカートリ
ッジ，回収ボトルで構成し、分離できるようにしたため
、高価な部品に対し、最大限にその寿命を利用すること
ができ、ランニングコストを最小限に抑えることができ
るという効果がある。

【００２５】また、感光体ユニット上に現像ユニットを
収納できるようにしたことにより、感光体ユニット，現
像ユニット，トナーカートリッジを一体的に取り扱え、
メンテナンス性を向上させるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明のトナーカートリッジを装置し
た現像ユニットの断面図 （ｂ）は本発明の感光体ユニットの断面図

【図２】本発
明の感光体ユニット上に現像ユニットを収納した状態の
断面図

【図３】本発明を適用した画像記録装置の全体構成を示
した断面図

【図４】同実施例における外観斜視図

【図５】従来例の要部断面図

【符号の説明】

１　　　　現像ユニット ２　　　　現像ローラ ３　　　　撹拌ロール ９　　　　トナーホッパ １２　　　　感光体ユニット １３　　　　感光体ドラム １４　　　　帯電手段 １５　　　　転写手段 １６　　　　クリーニングブレード １７　　　　搬送スクリュー ３１　　　　回収ボックス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　感光体と、前記感光体を帯電させる帯
   電手段と、前記感光体表面に潜像を形成した後、トナー
   にて現像する現像手段と、前記現像手段により顕像化さ
   れた後、被転写材に転写する転写手段と、転写後、前記
   感光体に残留した残留トナーを掻き落すクリーニング手
   段からなるプロセスユニットを、感光体ユニットと現像
   ユニットに分割し、前記感光体ユニットは前記感光体と
   、帯電手段と、転写手段と、クリーニング手段から構成
   し、前記現像ユニットをトナーと、前記トナーを貯蔵す
   る容器と、前記貯蔵容器から外部に向けて前記トナーを
   移動させる現象ローラと、前記トナーを撹拌し、前記ト
   ナーを現像ローラに搬送する撹拌手段から構成し、かつ
   、前記感光体ユニットに前記現像ユニットを収納する現
   像ユニット収納部と、把手を設けることにより、画像記
   録装置本体に対し、前記感光体ユニットと現像ユニット
   とを一体的に取扱い、着脱自在にしたことを特徴とする
   画像記録装置。