JPH0432209B2 - - Google Patents

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JPH0432209B2
JPH0432209B2 JP62118378A JP11837887A JPH0432209B2 JP H0432209 B2 JPH0432209 B2 JP H0432209B2 JP 62118378 A JP62118378 A JP 62118378A JP 11837887 A JP11837887 A JP 11837887A JP H0432209 B2 JPH0432209 B2 JP H0432209B2
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    • F01N13/002—Apparatus adapted for particular uses, e.g. for portable devices driven by machines or engines
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    • F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、動力源として搭載された内燃機関
と、該内燃機関に連結されて該内燃機関からの排
ガスを消音して外部へ排出するマフラーと、前記
内燃機関によつて駆動される送風機とを有する作
業機械に関し、特に背負形送風作業機などのよう
に作業者に比較的接近して使用される作業機械に
関する。
従来の技術 従来、このような作業機械においては、内燃機
関からの排ガスを消音器、即ちマフラーを通して
外部へ排出させ、騒音の発生を抑制して作業者に
与える不快感を低下させ、作業上の向上を図るよ
うになつている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の作業機械では、マフラー
からの排ガスが依然として高い温度をもつたまま
で排出されるので火災発生の原因ともなり、また
マフラー自体の温度も高温度に上昇し作業者にと
つて危険であるという問題があつた。
そこで、本発明はこのような従来の技術の問題
点を解決するためになされたものであり、マフラ
ー自体の温度及びマフラーから排出される排ガス
の温度を大きく低下させて作業者に対する安全性
の向上を図るようにした作業機械を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 即ち、本発明に係る作業機械は、動力源として
搭載された内燃機関と、該内燃機関に連結されて
該内燃機関からの排ガスを消音して外部へ排出す
るマフラーと、前記内燃機関によつて駆動される
送風機とを有し、前記マフラーに近接して排気筒
部材を設け、該排気筒部材が、前記マフラーの外
側を横方向に延在しかつその上流端部において前
記マフラーの出口に連通する排ガス通路部分と、
該排ガス通路部分の下流端部とほぼ直角に屈曲さ
れて配設されその上流端部の外周側部において前
記排ガス通路部分の下流端部に連通しかつその下
流に外部へ開いた下流側出口端部を形成した出口
通路部分とを有し、更に前記送風機に上流端部を
連結されて前記送風機から加圧空気流の一部を抽
出する管状部材を有し、該管状部材の下流端部を
前記排気筒部材の出口通路部分の上流端部に形成
された開口に近接して同心状に配置せしめ該開口
との間に外部へ開いた第一の環状〓間を形成する
と共に、前記開口を取囲む案内筒部材を前記排気
筒部材の出口通路部分の上流端部の内側に配設し
て前記出口通路部分の内周面との間に第二の環状
〓間１８を形成したことを特徴とする。
作 用 従つて本発明による作業機械は、送風機から管
状部材を通して抽出された加圧空気流の一部を排
気筒部材の上流端部の開口から出口通路部分内へ
一次冷却風として導入すると同時に管状部材の他
端及び出口通路部分の上流端部の開口の間の〓間
から外部空気を二次冷却風として出口通路部分内
へ導入し、マフラーから排ガス通路部分を通つて
排気筒部材の出口通路部分内へ流入した排ガスを
出口通路部分内で前記した一次冷却風及び二次冷
却風と混合してその温度を充分に低下させながら
出口通路部分の下流側出口端部から排出される。
この時、一次冷却風は内燃機関やマフラーの周囲
の空気を二次冷却風として吸引する作用をするの
で、それらの周囲を空気が円滑に流れてそれらの
冷却を促進し、更に一次冷却風及び二次冷却風の
流れが排気筒部材の出口通路部分においてマフラ
ーからの排ガスを吸引する作用をするので、機関
効率を改善することができる。
実施例 次に、本発明を図面の実施例に基づいて説明す
る。
まず、第１図に示した実施例は本発明を背負形
送風作業機に適用した例であり、作業者が背負う
枠体１に、動力源としての内燃機関２と、作業者
の背中寄りに内燃機関２と並設された送風機３と
が装架されている。内燃機関２は気化器４から燃
料及び空気の混合気の供給を受けて駆動され、内
燃機関２からの排ガスはマフラー５を経て後述す
るようにして消音・冷却されて外部へ排出され
る。
送風機３はボリユートケーシング６内に羽根車
７を配置した羽根車軸８を回転可能に支持してお
り、該羽根車軸８は内燃機関２のクランク軸に一
体的に連結されて回転駆動されるようになつてい
る。送風機３は内燃機関２と反対側の中央に外部
空気を吸入する吸気口９を設けており、該吸気口
９から吸入された空気はケーシング６内で羽根車
７の回転により加圧され、この加圧された空気は
ケーシング６の周囲に形成された風路１０内へ圧
送され、該風路１０内の加圧空気は、薬剤散布の
場合は作業者が操作する噴管の先端部に設けられ
た噴霧ノズルにおいて薬液タンクからの薬液を霧
状に混合して外部へ噴射され、薬液を周囲へ散布
するようになつている（図示せず）。ここまで説
明した薬剤散布機の構造は従来の薬剤散布機の構
造と同じであるので、それについてこれ以上説明
しない。
内燃機関２からマフラー５内へ排出された排ガ
スはマフラー５内の内部通路１１を通つてマフラ
ー５の出口１２へ達する。マフラー５はその外側
に排気筒部材１３を取付けている。排気筒部材１
３は、マフラー５の外側を横方向に延在しかつそ
の上流端部においてマフラー５の内部通路１１の
出口１２に連通しそれから排ガスを受入れる排ガ
ス通路部分１４と、該排ガス通路部分１４に対し
てほぼ直角に後方へ屈曲されて配設されかつその
上流端部の側部において前記排ガス通路部分１４
の下流端部に連通する出口通路部分１５とを一体
に形成して有する。該出口通路部分１５の上流端
部には外部へ開いた開口１６が円形状に形成され
ており、前記出口通路部分１５の上流端部の内側
には前記開口１６を取囲むように出口通路部分１
５内へ延びるじようご状案内筒部材１７が設けら
れている。前記排ガス通路部分１４の下流端部及
び出口通路部分１５の上流端部は、前記案内筒部
材１７によつて画成された環状隙間１８を介して
連通している。出口通路部分１５の下流側出口端
部１９は枠体１の後方へ作業者と反対の方向に開
いている。
一方、前記送風機３のケーシング６に管状部材
２０がその上流端部２１において固定されてお
り、該管状部材２０は上流端部２１においてケー
シング６の風路１０内に連通している。管状部材
２０は排気筒部材１３の出口通路部分１５と同心
状に配置されており、管状部材２０の下流端部２
２は排気筒部材１３の開口１６に近接して位置し
ており、案内筒部材１７との間に環状隙間２３を
画成している。
このような構成により、作動中に送風機３の風
路１０内の加圧空気流の一部分が管状部材２０中
へ矢印Ａで示したように抽出され、この抽出され
た空気は管状部材２０の下流端部２２から開口１
６及び案内筒部材１７を通つて排気筒部材１３の
出口通路部分１５中へ流入し、更に出口通路部分
１５の下流側出口端部１９から外部後方へ放出さ
れる。一方、内燃機関２からマフラー５の内部通
路１１中へ排出された排ガスはその出口１２から
排気筒部材１３の排ガス通路部分１４内へ流入
し、更にそこから環状隙間１８を通つて出口通路
部分１５中へ矢印Ｃで示したように流入し、そこ
で前記した案内筒部材１７からの空気流と混合し
て冷却され、それと一緒に出口通路部分１５の下
流側出口端部１９から外部後方へ排出される。こ
の時、案内筒部材１７からの空気流はマフラー５
からの排ガスの排出を促進する吸気作用をもする
ので、内燃機関２の機関効率を向上させる作用を
もする。また、送風機３から管状部材２０を通し
て圧送される空気流は一次冷却風として作用し、
この空気流が排気筒部材１３の開口１６中へ流入
する時に薬液散布機のカバーケース２４内の空気
を環状隙間２３を通して矢印Ｂで示したように吸
引し、この空気流が二次冷却風として排気筒部材
１３の出口通路部分１５内へ流入して排ガスの冷
却を更に促進すると共に内燃機関２及びマフラー
５の周囲を流れる空気流を加速してそれらの冷却
をも促進する。
次に、第２図に示した別の実施例では、排気筒
部材１３の出口通路部分１５の中間部分の側部に
外部へ開いた側部開口２５を更に形成しており、
この側部開口２５からカバーケース２４内の空気
を三次冷却風として矢印Ｄで示したように出口通
路部分１５内へ導入し、そこで排ガスを更に冷却
するように構成されている。しかしながら、その
他の部分の構成及び作用は第１図の実施例と同じ
であり、従つてそれについての説明を省略する。
発明の効果 以上説明した本発明の構成により、本発明は、
送風機の加圧空気流を管状部材を介して抽出して
一次冷却風とし、この一次冷却風により管状部材
と排気筒部材の案内筒とで構成する第一の環状〓
間を介して機体内部の空気を二次冷却風とし、こ
れら一次冷却風と二次冷却風により、排気筒部材
の案内筒と出口通路部分の内周面とで構成する第
二の環状〓間を介して排ガスの冷却を更に促進す
るもので、吸引作用を奏する多段エゼクタをコン
パクトに形成して排ガス、マフラー及び機体内部
を効果的に冷却することができる作業機械を提供
でき、作業者に対する熱による危険を防止すると
共に、一次冷却風及び二次冷却風の流れが排気筒
部材の出口通路部分においてマフラーからの排ガ
スを吸引するので、機関効率を改善するなどの効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を適用した作業機械の一実施例
の要部横断面図であり、第２図は本発明の別の実
施例の要部横断面図である。 ３……送風機、５……マフラー、１３……排気
筒部材、１４……排ガス通路部分、１５……出口
通路部分、１７……案内筒部材、２０……管状部
材、２３……環状〓間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 動力源として搭載された内燃機関と、該内燃
    機関に連結されて該内燃機関からの排ガスを消音
    して外部へ排出するマフラーと、前記内燃機関に
    よつて駆動される送風機とを有する作業機械にお
    いて、前記マフラー５に近接して排気筒部材１３
    を設け、該排気筒部材が、前記マフラーの外側を
    横方向に延在しかつその上流端部におおいて前記
    マフラーの出口１２に連通する排ガス通路部分１
    ４と、該排ガス通路部分の下流端部とほぼ直角に
    屈曲されて配設されその上流端部の外周側部にお
    いて前記排ガス通路部分の下流端部に連通しかつ
    その下流に外部へ開いた下流側出口端部１９を形
    成した出口通路部分１５とを有し、更に前記送風
    機３に上流端部２１を連結されて前記送風機から
    加圧空気流の一部を抽出する環状部材２０を有
    し、該管状部材の下流端部２２を前記排気筒部材
    の出口通路部分の上流端部に形成された開口１６
    に近接して同心状に配置せしめ該開口との間に外
    部へ開いた第一の環状〓間２３を形成すると共
    に、前記開口を取囲む案内筒部材１７を前記排気
    筒部材の出口通路部分の上流端部の内側に配設し
    て前記出口通路部分の内周面との間に第二の環状
    〓間１８を形成したことを特徴とする作業機械。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の作業機械におい
    て、前記排気筒部材の前記出口通路部分の中間部
    分の側部に外部へ開いた側部開口２５を更に設け
    たことを特徴とする作業機械。
JP62118378A 1987-05-15 1987-05-15 作業機械 Granted JPS63285215A (ja)

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US07/180,946 US4809502A (en) 1987-05-15 1988-04-12 Power equipment

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