JPH0432190A - 高周波加熱調理装置 - Google Patents

高周波加熱調理装置

Info

Publication number
JPH0432190A
JPH0432190A JP2136394A JP13639490A JPH0432190A JP H0432190 A JPH0432190 A JP H0432190A JP 2136394 A JP2136394 A JP 2136394A JP 13639490 A JP13639490 A JP 13639490A JP H0432190 A JPH0432190 A JP H0432190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode current
magnetron
circuit
voltage
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2136394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3117697B2 (ja
Inventor
Takamitsu Noda
臣光 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP02136394A priority Critical patent/JP3117697B2/ja
Publication of JPH0432190A publication Critical patent/JPH0432190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117697B2 publication Critical patent/JP3117697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、商用電源を周波数変換部によって高周波電源
に変換しその高周波出力を昇圧トランスを介してマグネ
トロンに供給してこれを駆動する高周波加熱調理装置に
関する。
(従来の技術) この種の高周波加熱調理装置においては、例えば昇圧ト
ランス、この昇圧トランスの二次側に設けられた倍電圧
整流回路、この倍電圧整流回路により駆動されるマグネ
トロン等の部品のいずれかが動作不良になると、回路に
大電流が流れたり、反対に電流が異常に低下して、正常
な高周波加熱を行い得ない。この様な状態で運転を続け
ると、調理の出来が悪くなることは勿論のこと、他の正
常な回路部品までも大電流によるジュール熱で破壊され
てしまう等の不具合を生じる。
これに対処するために、特開平1−298677号公報
に示すように、昇圧トランスの二次側に異常電圧検知巻
線を設け、この異常電圧検知巻線により検知した電圧が
許容範囲から外れたときに、マグネトロンの動作を停止
させるようにしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記公報記載のものでは、昇圧トランス
の二次側に異常電圧検知巻線を設けるので、昇圧トラン
スが大形化してコスト高になる欠点がある。しかも、異
常電圧検知巻線に生じる誘導電圧により、昇圧トランス
の二次側コイルからマグネトロンに至る回路の動作状態
の異常・正常を間接的に判断することになるため、異常
検知の確実性に欠けるおそれがある。
本発明はこの様な事情を考慮してなされたもので、従っ
てその目的は、昇圧トランスの大形化を回避しつつコス
ト安になし得ると共に、異常検知の信頼性を高めること
ができる高周波加熱調理装置を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の高周波加熱調理装置は、スイッチング素子の導
通時間幅を制御して商用電源周波数を高周波に変換する
周波数変換部と、この周波数変換部からの交流出力を昇
圧する昇圧トランスと、この昇圧トランスの二次側に接
続されたマグネトロンとを備えたものにおいて、前記マ
グネトロンの陽極電流を検出する陽極電流検出回路を設
け、この陽極電流検出回路により検出した電流値が予め
設定された許容範囲から外れたときには、前記マグネト
ロンの動作を停止させるように構成したものである。
この場合、陽極電流検出回路からの検出信号を受けて陽
極電流が一定値を保つ方向に周波数変換部のスイッチン
グ素子の導通時間幅を制御すると共に、その導通時間幅
の上限値と下限値とを設ける構成としても良い。
(作用) 陽極電流検出回路によりマグネトロンの陽極電流を検出
し、その検出電流値が許容範囲内にあれば、回路が正常
に動作しているので、マグネトロンの動作を続行する。
そして、陽極電流検出回路の検出電流値が許容範囲を外
れれば、回路部品のいずれかが動作不良になっているの
で、その検出時点でマグネトロンの動作を停止する。こ
の場合、異常検知の対象となる回路の電流を陽極電流検
出回路により直接検出するので、異常検知の信頼性が高
い。しかも、昇圧トランスの二次側に従来のような異常
電圧検知巻線を設ける必要がないので、昇圧トランスが
大形化しない。
また、マグネトロンの高周波出力の大きさは陽極電流の
大きさによって決まり、この陽極電流の大きさはスイッ
チング素子の導通時間幅の大きさによって決まるので、
陽極電流検出回路からの検出信号を受けて陽極電流が一
定値を保つ方向に周波数変換部のスイッチング素子の導
通時間幅を制御するように構成すれば、商用電源電圧の
変動に伴う高周波出力の変動が防止されて、安定した高
周波加熱が可能となる。しかも、陽極電流検出回路を異
常検知用と通常制御用とに兼用できて、この面からもコ
スト安になし得る。
この場合、陽極電流値の変動に応じてスイッチング素子
の導通時間幅が無制限に調整されるものとすれば、異常
発生時でも陽極電流を・一定値に保とうとしてスイッチ
ング素子の導通時間幅が適正範囲を超えて調整されてし
まい、回路の異常検知が遅れるおそれがある。
それ故、スイッチング素子の導通時間幅に上限値と下限
値を設け、異常発生時に導通時間幅が適正範囲を超えて
調整されることを防止して、回路の異常検知を確実なら
しめるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
1は商用電源周波数を高周波に変換する周波数変換部で
、端子t1、t2に接続された商用電源の交流電圧を全
波整流する整流回路2と、その全波整流電圧を平滑化し
直流電圧を得るためのチョークコイル3およびコンデン
サ4により形成されたフィルタ5とから構成されている
。そして、周波数変換のための振動回路は、昇圧トラン
ス6の一次巻線6a、共振用コンデンサ7、スイッチン
グ素子であるスイッチングトランジスタ8およびダイオ
ード9とから構成され、制御回路10によってスイッチ
ングトランジスタ8をオンオフ制御することによって昇
圧トランス6の一次巻線6aに高周波電流が発生する。
これによって、マグネトロン駆動部11においては、昇
圧トランス6の例えば2個の二次巻線6b、6cに高周
波電圧が誘起され、そして二次巻116bに誘起された
高周波電圧はダイオード12および平滑用コンデンサ1
3から成る倍電圧整流回路14を介してマグネトロン1
5の陽極および陰極間に印加され、また二次巻線6cに
誘起された電圧は陰極に印加されるようになっている。
更に、マグネトロン15の陽極側の通電路には、変流器
からなる陽極電流検出回路18が設けられている。一方
、昇圧トランス6の一次巻線6aには、抵抗19.20
から成る分圧回路によって構成された導通タイミング検
出回路21が並列に接続され、また、端子t1、t2間
に接続された商用電源電圧の大きさを検出するために、
抵抗22.23からなる分圧抵抗回路によって構成され
た電圧検出部24が整流回路2の直流出力側に接続され
ている。
次に、前記スイッチングトランジスタ8をオンオフ制御
するための制御回路10の具体的構成について第2図を
参照して説明する。前記陽極電流検出回路18からの検
出電流Iaは電流平均化回路25によってその一周期分
について整流及び平滑化され、その平均陽極電流値I 
avの信号が誤差増幅器26によって設定値Vrと比較
される。そして、その差信号Ssは導通タイミング決定
回路27に供給される。この導通タイミング決定回路2
7は、前記スイッチングトランジスタ8の導通開始時間
と導通時間幅とを決定するためのもので、前記導通タイ
ミング検出回路21から受けた電圧波形信号S2に基い
て所定のタイミングでベース信号S、を出力する。この
ベース信号S、はアンドゲート28を介して前記スイッ
チングトランジスタ8のベースに供給されるようになっ
ている。
この場合、スイッチングトランジスタ8の導通時間幅が
適正範囲を超えて調整されてしまうことを防止するため
、第3図に示すように、商用電源電圧の使用可能範囲(
この実施例では80V以上120V以下の範囲)に対応
して、スイッチングトランジスタ8の導通時間幅に上限
値T waxと下限値Twinが設けられている。
一方、前記電圧検出部24からの検出電圧Vaは、電圧
平均化回路29によってその一周期分について整流及び
平滑化されることによって平均化され、その平均電圧値
が電圧範囲比較器30に与えられる。この電圧範囲比較
器30は入力した平均電圧から、商用電源電圧が使用可
能範囲(この実施例では80v以上120v以下の範囲
)に属するか否かを判定し、その範囲外のときはローレ
ベルの停止信号S4を出力してアンドゲート28を非導
通にするようになっている。
而して、電流平均化回路25の出力信号(陽極電流検出
回路18により検出した陽極電流値1aを平均化した平
均陽極電流値I Bv)の信号は、前記誤差増幅器26
の他に、A/D変換回路31にも入力され、ここでディ
ジタル信号に変換されて、マイクロコンピュータ32に
入力される。このマイクロコンピュータ32は、後述す
る制御プログラム(第4図参照)に従って平均陽極電流
値1 avの信号を読み込んで、その平均陽極電流値I
 avが予め設定された上限値1+5ax(第5図参照
)と下限値1 winとの範囲(許容範囲)内に入って
いるかが判断され、その許容範囲を外れたときには、回
路部品のいずれかが動作不良になっているので、その検
出時点でローレベルの停止信号S、をアンドゲート28
に出力してこれを非導通にするようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。調理開始後は
、スイッチングトランジスタ8のオンオフ制御によって
昇圧トランス6の一次巻線6aと共振用コンデンサ7か
らなる振動回路に振動電流が流れるが、この場合に生じ
る一次巻線6aに誘起された高周波電圧v1及び高周波
電流11の様子を第6図に示す。このような高周波電圧
v1が昇圧トランス6によって更に昇圧されて前記マグ
ネトロン15に供給されこれを駆動する。この周波数変
換動作において、前記スイッチングトランジスタ8の導
通時間幅T!は後述する商用電源電圧の大きさに応じる
ようにゲート信号S1によって強制的に制御されるが、
非導通時間幅T2は前記スイッチングトランジスタ8の
導通時間内に昇圧トランス6が持っているインダクタン
スに蓄えられたエネルギーと共振用コンデンサ7の大き
さとによって決まる。即ち前記スイッチングトランジス
タ8の非導通時間は高周波電流■□が略零になるタイミ
ングToまでとし、この時点Toが次の周期の導通開始
時点でもある。導通タイミング決定回路27は常時タイ
ミング検出回路21から高周波電圧V、の電圧波形信号
S2を受け、この信号S2中の電圧値Voから、高周波
電流工、が零になるタイミングToを判定して、ゲート
信号Slを出力するタイミングを得ている。
一方、マグネトロン15の発振動作中は、陽極電流検出
回路18によりマグネトロン15の陽極電流値1aを検
知して、この陽極電流値1aを電流平均化回路25で平
均化し、その平均陽極電流値I avを誤差増幅器26
で設定値V「と比較してその差に応じた差信号S1を出
力する。この差信号S1は端子1.  12に印加され
た商用電源電圧が高いほど大なる値となり、そして導通
タイミング決定回路27では、差信号S1が大きくなる
ほどスイッチングトランジスタ8の導通時間幅が短くな
るように、ベース信号S4の時間幅を制御する(第3図
参照)。これにより、陽極電流が電圧の上昇と共に増加
されることが抑えられ、換言すれば、陽極電流は商用電
源電圧の高低に伴い逆に減少、増加するように制御され
て、高周波出力が一定化される。
また、この動作と並行して、電圧範囲比較器30は電圧
検出部24からの検出電圧Vaを電圧平均化回路29を
介して受けており、商用電源電圧が80V以上120v
以下の範囲内から外れているときは停止信号S4を出力
してアンドゲート28をしゃ断し、スイッチングトラン
ジスタ8のオンオフ動作を停止させて、マグネトロン1
5の動作を停止させる。この場合、下限値80Vはこれ
以上低い電圧ではマグネトロン15の陽極電流が過大と
なり、また、上限値120vはマグネトロン15の耐電
圧の上限とする趣旨から定められている。
而して、第5図は調理開始後のマグネトロン15の陽極
電流の経時的変化を示したものであるが、マグネトロン
15の動作不安定時や昇圧トランス6の二次巻線6b、
6cが短絡したときには、マグネトロン15のフィラメ
ントウオームアツプ時間経過後も、陽極電流はあまり上
昇しない。また、例えばマグネトロン15の陽極・陰極
間が短絡したときには、陽極電流が極めて大きくなる。
この様に、回路に異常が発生したときには陽極電流が極
端に増加したり減少したりする点に着目して、この実施
例では、正常時の陽極電流の許容範囲として、上限値■
■axと下限値I■1nを設定し、この範囲内に陽極電
流が属するか否かによって、上述した異常を検知するよ
うにしている。この異常検知は、マイクロコンピュータ
32が第4図の制御プログラムに従って行う。即ち、周
波数変換部1を起動して(ステップP1)、調理を開始
すると、その調理開始から陽極電流が安定するまでの一
定時間(例えば5秒)経過後に、陽極電流検出回路18
により陽極電流を検知する(ステップP2、P3)。こ
のとき、陽極電流検出回路18により検出した陽極電流
値Iaを、電流平均化回路25により平均化し、その平
均陽極電流値1 avをA/D変換回路31を介してマ
イクロコンピュータ32に読み込む。そして、読み込ん
だ平均陽極電流値I avが上限値I waxより大き
いかが判断され(ステップP4)、上限値I■aXより
大きければ、マグネトロン15の陽極・陰極間が短絡し
ている等の異常が発生しているので、それを検知した時
点で、マイクロコンピュータ32からローレベルの停止
信号S5をアンドゲート28に出力してこれを非導通に
することにより、マグネトロン15の動作を停止する(
ステップP5)。一方、平均陽極電流値1avが上限値
I wax以下であれば、ステップP6に移行して、一
定時間(例えば2秒)後に再び平均陽極電流値1 av
を検知しくステップP7)、その平均陽極電流値1 a
Vが下限値1 winより小さいかが判断される(ステ
ップP8)。ここで、平均陽極電流値1 avが下限値
I sinより小さいと判断されれば、それによってマ
グネトロン15の動作不安定状態や昇圧トランス6の二
次巻線6b、6cの短絡等の異常が検知され、その時点
で、マイクロコンピュータ32からローレベルの停止信
号S、を出力して、マグネトロン15の動作を停止する
(ステップP9)。一方、ステップP8において、平均
陽極電流値I aVが下限値I■in以上であると判断
されれば、ステップP2に戻り、上述した動作を繰り返
す。これにより、調理中は、周期的に平均陽極電流値I
 avがチエツクされ、その平均陽極電流値I aVが
適正範囲(I win = I■aX )から外れた時
点、即ち異常が発生した時点で、マグネトロン15の動
作が停止される。
この場合、異常検知の対象となる回路の電流を陽極電流
検出回路18により直接検出するので、前述した従来構
成のものに比して、異常検知の信頼性を高めることがで
きる。しかも、昇圧トランス6の二次側に従来のような
異常電圧検知巻線を設ける必要がないので、昇圧トラン
ス6が大形化せず、コスト安になし得る。
また、マグネトロン15の高周波出力の大きさは陽極電
流の大きさによって決まり、この陽極電流の大きさはス
イッチングトランジスタ8の導通時間幅の大きさによっ
て決まるという事情に着目して、陽極電流検出回路18
からの検出信号を受けて陽極電流が一定値を保つ方向に
スイッチングトランジスタ8の導通時間幅を制御するよ
うに構成しているので、商用電源電圧の変動に伴う高周
波出力の変動を防止できて、安定した高周波加熱が可能
となる。しかも、陽極電流検出回路18を異常検知用と
通常制御用とに兼用できて、この面からもコスト安にな
し得る。
ところで、陽極電流値の変動に応じてスイッチングトラ
ンジスタ8の導通時間幅が無制限に調整されるものとす
れば、異常発生時でも陽極電流を一定値に保とうとして
スイッチングトランジスタ8の導通時間幅が適正範囲を
超えて調整されてしまい、回路の異常検知が遅れるおそ
れがある。
その点、この実施例では、第3図に示すように商用電源
電圧の使用可能範囲(この実施例では80V以上120
v以下の範囲)に対応して、スイッチングトランジスタ
8の導通時間幅に上限値TlaXと下限値Twinを設
けているので、異常発生時に導通時間幅が適正範囲を超
えて調整されることを防止できて、異常検知の確実性を
一層高めることができる。
尚、この実施例では、商用電源電圧の使用可能範囲を8
0V以上120v以下に設定したが、例えば100vと
200vのいずれの商用電源にも使用できるように、8
0v以上260v以下の範囲でマグネトロン15を駆動
可能に構成しても良い等、種々の変形が可能である。
[発明の効果コ 本発明は以上の説明から明らかなように、マグネトロン
の陽極電流を検出する陽極電流検出回路を設け、この陽
極電流検出回路により検出した電流値が予め設定された
許容範囲内にあるか否かで異常を検知するようにしたの
で、誘導電圧により異常を検知していた従来に比して、
異常検知の信頼性を高めることができる。しかも、昇圧
トランスの二次側に従来のような異常電圧検知巻線を設
ける必要がないので、昇圧トランスが大形化せず、コス
ト安になし得る。
この場合、陽極電流検出回路からの検出信号を受けて陽
極電流が一定値を保つ方向に周波数変換部のスイッチン
グ素子の導通時間幅を制御する構成としたので、商用電
源電圧の変動に伴う高周波出力の変動を防止できて、安
定した高周波加熱が可能となる。しかも、陽極電流検出
回路を異常検知用と通常制御用とに兼用できて、この面
からもコスト安になし得る。
更に、スイッチング素子の導通時間幅に上限値と下限値
を設けているので、異常発生時にスイッチング素子の導
通時間幅が適正範囲を超えて調整されることを防止でき
て、異常検知の確実性を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は高周
波加熱調理装置の電気回路図、第2図は制御回路の詳細
を示すブロック図、第3図は商用電源電圧とスイッチン
グトランジスタの導通時間幅との関係を示す特性図、第
4図は異常検知方式を示すフローチャート、第5図は陽
極電流の経時的変化を示す図、第6図は昇圧トランスの
一次巻線における高周波電圧と高周波電流との関係を示
す図である。 図面中、1は周波数変換部、5はフィルタ、6は昇圧ト
ランス、7は共振用コンデンサ、8はスイッチングトラ
ンジスタ(スイッチング素子)、15はマグネトロン、
18は陽極電流検出回路、24は電圧検出部、25は電
流平均化回路、26は誤差増幅器、27は導通タイミン
グ決定回路、29は電圧平均化回路、30は電圧範囲比
較器、32はマイクロコンピュータである。 出願人  株式会社  東  芝 代理人  弁理士 佐 藤  強 第2 図 スイッチングトフンゾスタ噂迩時間+ms)!11!!
3  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スイッチング素子の導通時間幅を制御して商用電源
    周波数を高周波に変換する周波数変換部と、この周波数
    変換部からの交流出力を昇圧する昇圧トランスと、この
    昇圧トランスの二次側に接続されたマグネトロンとを備
    えた高周波加熱調理装置において、前記マグネトロンの
    陽極電流を検出する陽極電流検出回路を設け、この陽極
    電流検出回路により検出した電流値が予め設定された許
    容範囲から外れたときには、前記マグネトロンの動作を
    停止させるように構成したことを特徴とする高周波加熱
    調理装置。 2、陽極電流検出回路からの検出信号を受けて陽極電流
    が一定値を保つ方向に周波数変換部のスイッチング素子
    の導通時間幅を制御すると共に、その導通時間幅の上限
    値と下限値とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    高周波加熱調理装置。
JP02136394A 1990-05-25 1990-05-25 高周波加熱調理装置 Expired - Lifetime JP3117697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02136394A JP3117697B2 (ja) 1990-05-25 1990-05-25 高周波加熱調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02136394A JP3117697B2 (ja) 1990-05-25 1990-05-25 高周波加熱調理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0432190A true JPH0432190A (ja) 1992-02-04
JP3117697B2 JP3117697B2 (ja) 2000-12-18

Family

ID=15174133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02136394A Expired - Lifetime JP3117697B2 (ja) 1990-05-25 1990-05-25 高周波加熱調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117697B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07211453A (ja) * 1993-12-15 1995-08-11 Samsung Electron Co Ltd 誘導加熱機能付電子レンジ及びその制御方法
WO2006128212A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 Ipv Pty Limited Improvements in an apparatus for heating a food product

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07211453A (ja) * 1993-12-15 1995-08-11 Samsung Electron Co Ltd 誘導加熱機能付電子レンジ及びその制御方法
WO2006128212A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 Ipv Pty Limited Improvements in an apparatus for heating a food product

Also Published As

Publication number Publication date
JP3117697B2 (ja) 2000-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4900884A (en) Composite cooking system having microwave heating and induction heating
EP0489725A2 (en) High-frequency heating apparatus
JPH07219655A (ja) 電力制御装置
JPH0371589A (ja) 電子レンジ
JPH0219705B2 (ja)
JPH0432190A (ja) 高周波加熱調理装置
JP3735465B2 (ja) 電子レンジ
JP3191597B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH05242962A (ja) 電子レンジ用高周波電源装置
JPH0432191A (ja) 高周波加熱調理装置
JP2537861B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2537859B2 (ja) 高周波加熱装置
JPS63281391A (ja) 高周波加熱装置
JP2003257613A (ja) 電子レンジのインバータ装置
JP2758252B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JPH0495386A (ja) 高周波加熱調理装置
JP2537860B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH0432187A (ja) 高周波加熱調理装置
JPH0645060A (ja) 電子レンジの駆動回路
JPS6245518Y2 (ja)
JP2604263B2 (ja) マグネトロン駆動装置
JP2839646B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JPS63281389A (ja) 高周波加熱装置
JP2866191B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JPS6338717Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 10