JPH04320190A - テレビジョンカラーカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば業務用のテレビ
ジョンカラーカメラに関し、特に、被写体を撮像する撮
像部と、この撮像部により得られる３原色の撮像出力信
号からコンポーネント映像信号を形成するマトリクス回
路と、このマトリクス回路により形成されたコンポーネ
ント映像信号を振幅変調した搬送波の周波数多重出力に
変換して出力する変調回路と、上記撮像部により得られ
る３原色の撮像出力信号からコンポジット映像像信号を
形成して出力するエンコーダ回路と、外部同期可能な同
期信号用発振器と、外部同期可能な色副搬送波用発振器
と、内部同期モードと外部同期モードとにモード切り換
え可能な同期信号発生回路とを備え、上記同期信号発生
回路は、内部同期モードで同期信号用入力端子と色副搬
送波用入力端子とが内部接続され、上記同期信号用発振
器から上記同期信号用入力端子に供給される発振出力信
号を分周して同期信号と色副搬送波を形成して出力し、
外部同期モードでは上記同期信号用入力端子と上記色副
搬送波用入力端子との内部接続が解かれ、上記同期信号
用発振器から上記同期信号用入力端子に供給される発振
出力信号を分周して同期信号を形成して出力するととも
に、上記色副搬送波用発振器から色副搬送波用入力端子
に供給される発振出力信号を分周して色副搬送波を形成
して出力するようになされ、上記同期信号発生回路によ
り得られる同期信号と色副搬送波に基づいてＮＴＳＣ方
式の撮像動作を行うテレビジョンカラーカメラに関する
。

【０００２】

【従来の技術】一般に、業務用のテレビジョンカラーカ
メラは、図３に示すように、被写体を撮像する撮像部１
と、この撮像部１により被写体を撮像して得られる３原
色の撮像出力信号Ｒ，Ｇ，Ｂから輝度信号（Ｙ）と色差
信号（Ｒ−Ｙ），（Ｂ−Ｙ）などのコンポーネント映像
信号を形成するマトリクス回路２と、このマトリクス回
路２により形成されたコンポーネント映像信号を振幅変
調した搬送波の周波数多重出力に変換して第１の映像出
力端子４から出力する変調回路３と、上記コンポーネン
ト映像信号からコンポジット映像像信号ＶＢＳを形成し
て第２の映像出力端子６から出力するエンコーダ回路５
、例えばＮＴＳＣ方式などの標準テレビジョン方式に適
合した同期信号や色副搬送波を形成して出力する外部同
期可能な同期信号発生部３０などを備えてなる。

【０００３】上記同期信号発生部３０は、外部同期端子
１１Ａに供給される外部同期信号に外部同期可能な同期
信号用発振器１１と、外部同期端子１２Ａに供給される
外部同期信号に外部同期可能な色副搬送波用発振器１２
と、上記同期信号用発振器１１による発振出力信号や上
記色副搬送波用発振器１２による発振出力信号に基づい
て同期信号や色副搬送波を形成する同期信号発生回路１
３とを備えてなる。ＮＴＳＣ方式用の同期信号発生部３
０では、それぞれ色副搬送周波数ｆｓｃの４倍の周波数
４ｆｓｃで発振する水晶発振器が上記同期信号用発振器
１１及び上記色副搬送波用発振器１２に用いられる。

【０００４】そして、ＮＴＳＣ方式では、色副搬送周波
数ｆｓｃと水平同期周波数ｆＨ　との間に、ｆｓｃ＝４
５５ｆＨ　／２ なる関係があるので、上記同期信号発生回路１３におい
て、上記同期信号用発振器１１からの４ｆｓｃなる周波
数の発振出力信号を１／９１０に分周することにより水
平同期信号を形成し、また、上記色副搬送波用発振器１
２からの４ｆｓｃなる発振出力信号を１／４に分周する
ことにより色副搬送波を形成する。

【０００５】従来、上記同期信号発生回路１３は、内部
同期モードと外部同期モードとに動作モードの切り換え
可能なものが、集積回路化されて汎用の同期信号発生回
路として提供されている。上記同期信号発生回路１３と
して使用される汎用の同期信号発生回路では、内部同期
モードで同期信号用入力端子１３Ａと色副搬送波用入力
端子１３Ｂとが内部接続され、上記同期信号用発振器１
１から上記同期信号用入力端子１３Ａに供給される発振
出力信号を分周して同期信号と色副搬送波を形成して出
力し、また、外部同期モードでは上記同期信号用入力端
子１３Ａと上記色副搬送波用入力端子１３Ｂとの内部接
続が解かれ、上記同期信号用発振器１１から上記同期信
号用入力端子１３Ａに供給される発振出力信号を分周し
て同期信号を形成して出力するとともに、上記色副搬送
波用発振器１２から上記色副搬送波用入力端子１３Ｂに
供給される発振出力信号を分周して色副搬送波を形成し
て出力するようになされている。

【０００６】そして、このような構成のテレビジョンカ
ラーカメラ４０は、例えば図４に示すように、トライア
ックスケーブル５０を介してカメラコントロールユニッ
ト６０に接続されて所謂カメラヘッドとして使用される
。この場合、上記テレビジョンカラーカメラ４０は、上
記同期信号発生部３０が外部同期モードに設定され、上
記カメラコントロールユニット６０と同期される。そし
て、上記カメラコントロールユニット６０は、上記トラ
イアックスケーブル５０を介して上記テレビジョンカメ
ラ４０に電源を供給し、上記テレビジョンカラーカメラ
４０の上記変調回路４からの周波数多重出力として上記
第１の映像出力端子４から上記トライアックスケーブル
５０を介して供給されるコンポーネント映像信号ＶＲＦ
を復調して所望の映像処理を施し、ＮＴＳＣ方式などの
標準テレビジョン方式のコンポジット映像信号ＶＢＳを
形成して出力する。ここで、このようにテレビジョンカ
ラーカメラ４０をカメラコントロールユニット６０に接
続して使用する場合には、上述のようにコンポーネント
映像信号ＶＲＦを上記テレビジョンカラーカメラ１０か
ら上記カメラコントロールユニット６０に伝送するので
、上記テレビジョンカラーカメラ４０とカメラコントロ
ールユニット６０との同期は、同期信号のみで良く色副
搬送波の同期を必要としないので、従来、上記同期信号
用発振器１１のみに外部同期をかけ、上記色副搬送波用
発振器１２をフリーランの状態としていた。

【０００７】また、上記テレビジョンカラーカメラ４０
は、図５に示すように、上記トライアックスケーブル５
０とは別に電源ケーブル４５を介して電源を供給するこ
とができ、上記エンコーダ回路５により形成されて上記
第２の映像出力端子６から出力されるＮＴＳＣ方式のコ
ンポジット映像像信号ＶＢＳを直接利用するような場合
に、カメラコントロールユニットから切り離して使用す
ることができるようになっている。この場合、上記テレ
ビジョンカラーカメラ４０は、上記同期信号発生部３０
が内部同期モードに設定され、上記同期信号用発振器１
１から供給される発振出力信号に基づいて、上記同期信
号発生回路１３によりＮＴＳＣ方式におけるＳＣＨの規
定を満たすように同期された同期信号と色副搬送波を形
成し、上記エンコーダ回路５によりＮＴＳＣ方式のコン
ポジット映像像信号ＶＢＳを形成して出力する。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
従来のテレビジョンカラーカメラ４０では、カメラコン
トロールユニット６０に接続して外部同期モードで使用
する場合に、上記同期信号用発振器１１のみに外部同期
をかけ、上記色副搬送波用発振器１２をフリーランの状
態としていたので、上記同期信号発生部３０の上記同期
信号発生回路１３により同期された同期信号と色副搬送
波を形成することができず、上記エンコーダ回路５によ
りＮＴＳＣ方式におけるＳＣＨの規定を満たしたコンポ
ジット映像像信号ＶＢＳを出力することができない。な
お、上記テレビジョンカラーカメラ４０を外部同期モー
ドで使用する場合に、上記同期信号用発振器１１と色副
搬送波用発振器１２とに外部同期をかけることにより、
外部同期モードにおいても上記エンコーダ回路５により
ＮＴＳＣ方式におけるＳＣＨの規定を満たしたコンポジ
ット映像像信号ＶＢＳを出力することができるのである
が、上述のようにカメラコントロールユニット６０に接
続して場合には、同期信号のみで良く色副搬送波の同期
を必要としないので、上記色副搬送波用発振器１２に外
部同期をかけるための制御ラインを設けることは得策で
ない。

【０００９】そこで、本発明は、上述の如き従来のテレ
ビジョンカラーカメラ４０における問題点に鑑み、被写
体を撮像する撮像部と、この撮像部により得られる３原
色の撮像出力信号からコンポーネント映像信号を形成す
るマトリクス回路と、このマトリクス回路により形成さ
れたコンポーネント映像信号を振幅変調した搬送波の周
波数多重出力に変換して出力する変調回路と、上記撮像
部により得られる３原色の撮像出力信号からコンポジッ
ト映像像信号を形成して出力するエンコーダ回路と、外
部同期可能な同期信号用発振器と、外部同期可能な色副
搬送波用発振器と、内部同期モードと外部同期モードと
にモード切り換え可能な同期信号発生回路とを備え、上
記同期信号発生回路は、内部同期モードで同期信号用入
力端子と色副搬送波用入力端子とが内部接続され、上記
同期信号用発振器から上記同期信号用入力端子に供給さ
れる発振出力信号を分周して同期信号と色副搬送波を形
成して出力し、外部同期モードでは上記同期信号用入力
端子と上記色副搬送波用入力端子との内部接続が解かれ
、上記同期信号用発振器から上記同期信号用入力端子に
供給される発振出力信号を分周して同期信号を形成して
出力するとともに、上記色副搬送波用発振器から色副搬
送波用入力端子に供給される発振出力信号を分周して色
副搬送波を形成して出力するようになされ、上記同期信
号発生回路により得られる同期信号と色副搬送波に基づ
いてＮＴＳＣ方式の撮像動作を行うテレビジョンカラー
カメラにおいて、上記色副搬送波用発振器に外部同期を
かけるための制御ラインを必要とすることなく、外部同
期モードにおいても上記エンコーダ回路によりＮＴＳＣ
方式におけるＳＣＨの規定を満たしたコンポジット映像
像信号を出力することができるようにすることを目的す
るものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、被写体を撮像する撮像部と、この撮像
部により得られる３原色の撮像出力信号からコンポーネ
ント映像信号を形成するマトリクス回路と、このマトリ
クス回路により形成されたコンポーネント映像信号を振
幅変調した搬送波の周波数多重出力に変換して出力する
変調回路と、上記撮像部により得られる３原色の撮像出
力信号からコンポジット映像像信号を形成して出力する
エンコーダ回路と、外部同期可能な同期信号用発振器と
、外部同期可能な色副搬送波用発振器と、内部同期モー
ドと外部同期モードとにモード切り換え可能な同期信号
発生回路とを備え、上記同期信号発生回路は、内部同期
モードで同期信号用入力端子と色副搬送波用入力端子と
が内部接続され、上記同期信号用発振器から上記同期信
号用入力端子に供給される発振出力信号を分周して同期
信号と色副搬送波を形成して出力し、外部同期モードで
は上記同期信号用入力端子と上記色副搬送波用入力端子
との内部接続が解かれ、上記同期信号用発振器から上記
同期信号用入力端子に供給される発振出力信号を分周し
て同期信号を形成して出力するとともに、上記色副搬送
波用発振器から色副搬送波用入力端子に供給される発振
出力信号を分周して色副搬送波を形成して出力するよう
になされ、上記同期信号発生回路により得られる同期信
号と色副搬送波に基づいてＮＴＳＣ方式の撮像動作を行
うテレビジョンカラーカメラにおいて、上記同期信号用
発振器による発振出力信号と上記色副搬送波用発振器に
よる発振出力信号とを選択的に上記同期信号発生回路の
色副搬送波用入力端子に供給する信号切換回路を設けた
ことを特徴とするものである。

【００１１】

【作用】本発明に係るテレビジョンカラーカメラでは、
同期信号用発振器による発振出力信号と色副搬送波用発
振器による発振出力信号とを信号切換回路を介して選択
的に同期信号発生回路の色副搬送波用入力端子に供給す
る。上記同期信号発生回路は、外部同期モードにおいて
、上記同期信号用発振器による発振出力信号が上記信号
切換回路を介して上記色副搬送波用入力端子に供給され
ることにより、上記同期信号用発振器による発振出力信
号に同期した同期信号と色副搬送波を形成する。

【００１２】

【実施例】以下、本発明に係るテレビジョンカラーカメ
ラの一実施例について、図面に従い詳細に説明する。

【００１３】本発明に係るテレビジョンカラーカメラは
、例えば図１に示すように構成される。この図１に示す
テレビジョンカラーカメラ２０は、上述の図３に示した
テレビジョンカラーカメラに本発明を適用したもので、
被写体を撮像する撮像部１と、この撮像部１により被写
体を撮像して得られる３原色の撮像出力信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
から輝度信号（Ｙ）と色差信号（Ｒ−Ｙ），（Ｂ−Ｙ）
などのコンポーネント映像信号を形成するマトリクス回
路２と、このマトリクス回路２により形成されたコンポ
ーネント映像信号を振幅変調した搬送波の周波数多重出
力に変換して第１の映像出力端子４から出力する変調回
路３と、上記コンポーネント映像信号からコンポジット
映像像信号ＶＢＳを形成して第２の映像出力端子６から
出力するエンコーダ回路５と、ＮＴＳＣ方式に適合した
同期信号や色副搬送波を形成して出力する外部同期可能
な同期信号発生部１０などを備えてなる。

【００１４】上記同期信号発生部１０は、外部同期端子
１１Ａに供給される外部同期信号に外部同期可能な同期
信号用発振器１１と、外部同期端子１２Ａに供給される
外部同期信号に外部同期可能な色副搬送波用発振器１２
と、上記同期信号用発振器１１による発振出力信号や上
記色副搬送波用発振器１２による発振出力信号に基づい
て同期信号や色副搬送波を形成する同期信号発生回路１
３を備えるとともに、上記同期信号用発振器１１による
発振出力信号と上記色副搬送波用発振器１２による発振
出力信号とを選択的に上記同期信号発生回路１３の色副
搬送波用入力端子１３Ｂに供給する信号切換回路１４を
備えて成る。

【００１５】上記同期信号用発振器１１は、色副搬送周
波数ｆｓｃの４倍の周波数４ｆｓｃで発振する水晶発振
器からなり、その発振出力信号を上記同期信号発生回路
１３の同期信号用入力端子１３Ａに供給するとともに、
上記信号切換回路１４を介して上記発振出力信号を上記
同期信号発生回路１３の色副搬送波用入力端子１３Ｂに
供給する。また、上記色副搬送波用発振器１２は、色副
搬送周波数ｆｓｃの４倍の周波数４ｆｓｃで発振する水
晶発振器からなり、その発振出力信号を上記信号切換回
路１４を介して上記同期信号発生回路１３の色副搬送波
用入力端子１３Ｂに供給する。さらに、上記同期信号発
生回路１３は、内部同期モードでは上記同期信号用入力
端子１３Ａと色副搬送波用入力端子１３Ｂとが内部接続
され、また、外部同期モードでは上記同期信号用入力端
子１３Ａと上記色副搬送波用入力端子１３Ｂとの内部接
続が解かれるようになされた動作モードの切り換え可能
な汎用の同期信号発生回路である。

【００１６】そして、上記同期信号発生回路１３は、内
部同期モードでは、上記同期信号用入力端子１３Ａと色
副搬送波用入力端子１３Ｂとが内部接続され、上記同期
信号用発振器１１から上記同期信号用入力端子１３Ａに
供給される４ｆｓｃなる周波数の発振出力信号を１／９
１０に分周することにより水平同期信号を形成するとも
に、上記発振出力信号を１／４に分周することにより色
副搬送波を形成し、同期のとれた水平同期信号と色副搬
送波を出力する。

【００１７】また、上記同期信号発生回路１３は、外部
同期モードでは、上記同期信号用入力端子１３Ａと上記
色副搬送波用入力端子１３Ｂとの内部接続が解かれ、上
記同期信号用発振器１１から上記同期信号用入力端子１
３Ａに供給される発振出力信号を１／９１０に分周して
同期信号を形成して出力するとともに、上記信号切換回
路１４を介して色副搬送波用入力端子１３Ｂに供給され
る上記同期信号発生回路１３又は上記上記色副搬送波用
発振器１２からの発振出力信号を分周して１／４に色副
搬送波を形成して出力する。

【００１８】このような構成のテレビジョンカラーカメ
ラ２０では、カメラコントロールユニットから切り離し
て単体で使用する場合に、上記同期信号発生部１０を内
部同期モードに設定することにより、上記同期信号用発
振器１１から供給される発振出力信号に基づいて、上記
同期信号発生回路１３によりＮＴＳＣ方式におけるＳＣ
Ｈの規定を満たすように同期された同期信号と色副搬送
波を形成し、上記エンコーダ回路５によりＮＴＳＣ方式
のコンポジット映像像信号ＶＢＳを形成して出力するこ
とができる。

【００１９】また、このテレビジョンカラーカメラ２０
では、トライアックスケーブルを介してカメラコントロ
ールユニットに接続し、所謂カメラヘッドとして使用す
る場合に、上記同期信号発生部１０を外部同期モードに
設定することにより、上記カメラコントロールユニット
と同期され、上記撮像部１により得られる３原色の撮像
出力信号Ｒ，Ｇ，Ｂから上記マトリクス回路２により形
成されるコンポーネント映像信号Ｙ，（Ｒ−Ｙ），（Ｂ
−Ｙ）を上記変調回路３により振幅変調した搬送波の周
波数多重出力に変換して第１の映像出力端子４から上記
トライアックスケーブルを介してカメラコントロールユ
ニットに供給することができる。

【００２０】さらに、このテレビジョンカラーカメラ２
０では、トライアックスケーブルを介してカメラコント
ロールユニットに接続して外部同期モードで使用する場
合に、上記色副搬送波用発振器１２をフリーランの状態
で動作させ、上記色副搬送波用発振器１２による発振出
力信号を上記同期信号発生回路１３の色副搬送波用入力
端子１３Ｂに供給するようように上記信号切換回路１４
を設定することによって、従来のテレビジョンカラーカ
メラと同様な動作状態となる。

【００２１】さらにまた、このテレビジョンカラーカメ
ラ２０では、トライアックスケーブルを介してカメラコ
ントロールユニットに接続して外部同期モードで使用す
る場合に、図２に示すように、上記同期信号用発振器１
１による発振出力信号を上記同期信号発生回路１３の色
副搬送波用入力端子１３Ｂに供給するように上記信号切
換回路１４を設定することによって、上記同期信号発生
回路１３において上記同期信号用発振器１１による発振
出力信号に同期して同期信号と色副搬送波を形成するこ
とができ、上記エンコーダ回路５によりＮＴＳＣ方式に
おけるＳＣＨの規定を満たしたコンポジット映像像信号
ＶＢＳを形成して第２の映像出力端子６から出力するこ
とができる。

【００２２】

【発明の効果】上述のように本発明に係るテレビジョン
カラーカメラでは、外部同期モードにおいて、同期信号
用発振器による発振出力信号が信号切換回路を介して色
副搬送波用入力端子に供給されることにより、同期信号
発生回路において、上記同期信号用発振器による発振出
力信号に同期した同期信号と色副搬送波を形成すること
ができ、エンコーダ回路によりＮＴＳＣ方式におけるＳ
ＣＨの規定を満たしたコンポジット映像像信号を形成し
て出力することができる。

【００２３】従って、本発明によれば、被写体を撮像す
る撮像部と、この撮像部により得られる３原色の撮像出
力信号からコンポーネント映像信号を形成するマトリク
ス回路と、このマトリクス回路により形成されたコンポ
ーネント映像信号を振幅変調した搬送波の周波数多重出
力に変換して出力する変調回路と、上記撮像部により得
られる３原色の撮像出力信号からコンポジット映像像信
号を形成して出力するエンコーダ回路と、外部同期可能
な同期信号用発振器と、外部同期可能な色副搬送波用発
振器と、内部同期モードと外部同期モードとにモード切
り換え可能な同期信号発生回路とを備え、上記同期信号
発生回路は、内部同期モードで同期信号用入力端子と色
副搬送波用入力端子とが内部接続され、上記同期信号用
発振器から上記同期信号用入力端子に供給される発振出
力信号を分周して同期信号と色副搬送波を形成して出力
し、外部同期モードでは上記同期信号用入力端子と上記
色副搬送波用入力端子との内部接続が解かれ、上記同期
信号用発振器から上記同期信号用入力端子に供給される
発振出力信号を分周して同期信号を形成して出力すると
ともに、上記色副搬送波用発振器から色副搬送波用入力
端子に供給される発振出力信号を分周して色副搬送波を
形成して出力するようになされ、上記同期信号発生回路
により得られる同期信号と色副搬送波に基づいてＮＴＳ
Ｃ方式の撮像動作を行うテレビジョンカラーカメラにお
いて、上記色副搬送波用発振器に外部同期をかけるため
の制御ラインを必要とすることなく、外部同期モードに
おいても上記エンコーダ回路によりＮＴＳＣ方式におけ
るＳＣＨの規定を満たしたコンポジット映像像信号を出
力することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るテレビジョンカラーカメラの構成
を示すブロック図である。

【図２】図１に示したジョンカラーカメラの同期信号発
生部に設けた信号切換回路の外部同期モードにおける設
定状態を示す図である。

【図３】従来のテレビジョンカラーカメラの構成を示す
ブロック図である。

【図４】テレビジョンカラーカメラをカメラヘッドとし
てカメラコントロールユニットに接続した使用状態を示
す図である。

【図５】テレビジョンカラーカメラをカメラコントロー
ルユニットから切り離した単独使用状態を示す図である
。

【符号の説明】

１・・・・・・・撮像部 ２・・・・・・・マトリクス回路 ３・・・・・・・変調回路 ５・・・・・・・エンコーダ回路 ４・・・・・・・第１の映像出力端子 ６・・・・・・・第２の映像出力端子 １０・・・・・・・同期信号発生部 １１・・・・・・・同期信号用発振器 １１Ａ・・・・・・外部同期端子 １２・・・・・・・搬送波用発振器 １２Ａ・・・・・・外部同期端子 １３・・・・・・・同期信号発生回路 １３Ａ・・・・・・同期信号用入力端子１３Ｂ・・・・
・・搬送波用入力端子 １４・・・・・・・信号切換回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】被写体を撮像する撮像部と、この撮像部に
   より得られる３原色の撮像出力信号からコンポーネント
   映像信号を形成するマトリクス回路と、このマトリクス
   回路により形成されたコンポーネント映像信号を振幅変
   調した搬送波の周波数多重出力に変換して出力する変調
   回路と、上記撮像部により得られる３原色の撮像出力信
   号からコンポジット映像像信号を形成して出力するエン
   コーダ回路と、外部同期可能な同期信号用発振器と、外
   部同期可能な色副搬送波用発振器と、内部同期モードと
   外部同期モードとにモード切り換え可能な同期信号発生
   回路とを備え、上記同期信号発生回路は、内部同期モー
   ドで同期信号用入力端子と色副搬送波用入力端子とが内
   部接続され、上記同期信号用発振器から上記同期信号用
   入力端子に供給される発振出力信号を分周して同期信号
   と色副搬送波を形成して出力し、外部同期モードでは上
   記同期信号用入力端子と上記色副搬送波用入力端子との
   内部接続が解かれ、上記同期信号用発振器から上記同期
   信号用入力端子に供給される発振出力信号を分周して同
   期信号を形成して出力するとともに、上記色副搬送波用
   発振器から色副搬送波用入力端子に供給される発振出力
   信号を分周して色副搬送波を形成して出力するようにな
   され、上記同期信号発生回路により得られる同期信号と
   色副搬送波に基づいてＮＴＳＣ方式の撮像動作を行うテ
   レビジョンカラーカメラにおいて、上記同期信号用発振
   器による発振出力信号と上記色副搬送波用発振器による
   発振出力信号とを選択的に上記同期信号発生回路の色副
   搬送波用入力端子に供給する信号切換回路を設けたこと
   を特徴とするテレビジョンカラーカメラ。