JPH0432000Y2 - - Google Patents

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JPH0432000Y2
JPH0432000Y2 JP1985024236U JP2423685U JPH0432000Y2 JP H0432000 Y2 JPH0432000 Y2 JP H0432000Y2 JP 1985024236 U JP1985024236 U JP 1985024236U JP 2423685 U JP2423685 U JP 2423685U JP H0432000 Y2 JPH0432000 Y2 JP H0432000Y2
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JP
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footrest
core material
corrosion
gate
coating layer
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JP1985024236U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は原子力発電所の下水道、またはゴミ焼
却場の煙突等の高温または腐蝕性の雰囲気で用い
る足掛金物に関するものである。
(従来の技術) 従来、一般の都市下水道用マンホールには作業
者が出入し、昇降できるようにするため、門形に
形成した金物の柱側端部を壁面に埋め込み梁側部
分を足掛部および把持部として用いる足掛金物が
取り付けられている。この足掛金物では、芯材と
して一般の構造用炭素鋼が用いられ、芯材がむき
出しのままかまたは少なくとも足掛部をプラスチ
ツクで被覆したものが使用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来用いられていた足掛金物では、プラス
チツク被覆層に耐熱性がないため、排水温度が高
い原子力発電所の下水道用マンホールでは都市下
水道用マンホールに比較して早く腐蝕が進み、耐
久性がないという問題点があり、また、ゴミ焼却
場の煙突では排出される気体に腐蝕性成分が多い
ため、上記従来品ばかりでなく芯材にステンレス
鋼を用いたものでも硫化水素ガスが多量に含まれ
ている気体により腐蝕の進行が早いという問題点
があつた。
本考案の目的は上記問題点を解決した足掛金物
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、門形をなす足掛金物において、耐蝕性金属
材料で芯材を形成し、該芯材の少なくとも埋め込
み部以外の外周部にセラミツク製被覆層を設ける
と共に前記門形の梁側部分の上下両面に滑り止め
用突起を設けた足掛面と、該足掛面の内側に指の
大きさに近似した凹凸を有する指掛部とを設けた
ものである。
(作用) 本考案は上記構成により、高温多湿のマンホー
ルまたは腐蝕性雰囲気の煙突等の足掛金物として
芯材を耐蝕性金属材料で形成させ、環境露出部を
セラミツク製被覆層により被い保護することによ
り、芯材の腐蝕を防止し、高温腐蝕に対して耐久
性のある足掛金物を実現することができる。
(実施例) 以下、本考案の図示実施例を説明する。
第1図ないし第3図で示すように、芯材1はス
テンレス鋼のような耐熱耐蝕性材料の丸棒を門形
に折り曲げ、その門形の柱側部分2の先端部3を
折曲した棒材のなす面に対して直角に折り曲げ、
その柱側部分2の先端側埋め込み部4を残して他
の外周部全部を環境露出部として射出成形法によ
るアルミナ系セラミツクスの被覆層5を形成し、
さらに、被覆層5には門形の梁側部分6を足掛部
あるいは握り部として使用するため、前記門形の
梁側部分6の上下両面にすべり止め用の突起7を
設けた足掛面6aと、足掛面6aの内側に指の大
きさに近似した凹凸を有する指掛部6bとを設け
て足掛金物8を形成する。
このような足掛金物8を用いると、マンホール
内壁より露出した部分がアルミナ系セラミツクス
で被覆されているため、原子力発電所の下水道の
ように高温多湿な環境やゴミ焼却場の煙突のよう
に腐蝕成分の多い高温ガス中に曝される場合であ
っても充分な耐蝕性を持たせることができる。特
に従来では煙突内部に足掛金物を設けることがで
きなかつたが上記実施例では煙突内部に配設する
ことができるようになる。またセラミツクスは射
出成形法を用いて成形するため足掛部および握り
部が希望の形状に成形できる。セラミツクスの材
料は設置場所の環境条件により最適な材料を選択
すれば良い。
(考案の効果) 以上のように本考案は、耐蝕性金属材料の芯材
にセラミツクス製被覆層を少なくとも露出部に設
けたため、腐蝕性の強い環境に直接金属部分を曝
すことがなく、充分な耐久性のある足掛金物が得
られる。また高温ガス環境に設置することがで
き、煙突等の内部にも設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による足掛金物を示す平面図、
第2図は本考案による足掛金物を示す側面図、第
3図は第2図の−線に沿う断面図である。 1……芯材、4……埋め込み部、5……被覆
層、8……足掛金物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 門形をなす足掛金物において、耐蝕性金属材料
    で芯材を形成し、該芯材の少なくとも埋め込み部
    以外の外周部にセラミツク製被覆層を設けると共
    に前記門形の梁側部分の上下両面に滑り止め用突
    起を設けた足掛面と、該足掛面の内側に指の大き
    さに近似した凹凸を有する指掛部とを設けたこと
    を特徴とする足掛金物。
JP1985024236U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0432000Y2 (ja)

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JPS61140100U JPS61140100U (ja) 1986-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102255U (ja) * 1977-01-22 1978-08-17
JPS58177499U (ja) * 1982-05-21 1983-11-28 名伸電機株式会社 コンクリ−ト電柱の足場ボルト用埋込みナツト

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Publication number Publication date
JPS61140100U (ja) 1986-08-30

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