JPH043191Y2 - - Google Patents

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JPH043191Y2
JPH043191Y2 JP1986144029U JP14402986U JPH043191Y2 JP H043191 Y2 JPH043191 Y2 JP H043191Y2 JP 1986144029 U JP1986144029 U JP 1986144029U JP 14402986 U JP14402986 U JP 14402986U JP H043191 Y2 JPH043191 Y2 JP H043191Y2
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/14Indicating devices; Other safety devices
    • F01P11/18Indicating devices; Other safety devices concerning coolant pressure, coolant flow, or liquid-coolant level
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/01Control of temperature without auxiliary power
    • G05D23/02Control of temperature without auxiliary power with sensing element expanding and contracting in response to changes of temperature
    • G05D23/08Control of temperature without auxiliary power with sensing element expanding and contracting in response to changes of temperature with bimetallic element
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    • G05D23/01Control of temperature without auxiliary power
    • G05D23/13Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures
    • G05D23/1306Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids
    • G05D23/132Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element
    • G05D23/1333Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element measuring the temperature of incoming fluid

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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、エンジン冷却装置に関し、特に、エ
ンジン冷却水が所定の温度以上になるとこれを外
部に排出するリリーフ弁に関する。
(従来の技術) エンジン冷却水系は、第3図に示すように、エ
ンジン1内のウオータジヤケツトとラジエータ2
及びヒータコア3をパイプpにより接続したもの
で、エンジン冷却水をパイプp中に循環させるこ
とによりエンジン1の冷却及び車室内の空調を行
なうようにしている(実開昭第60−122208号公
報)。
このエンジン冷却水系では、エンジン1によつ
て駆動されるウオータポンプ4により、ウオータ
ジヤケツト内のエンジン冷却水が、ラジエータ回
路Rとヒータコア回路Hとを循環するようになつ
ている。ここに前記ラジエータ回路Rはラジエー
タ2とエンジン1とをパイプpにより連通したも
のであり、前記ヒータコア回路Hはヒータコア3
とエンジン1とをパイプpにより連通したもので
ある。
このラジエータ回路R内を循環する冷却水の流
量はサーモスタツト5で調整され、これによつて
エンジン冷却水の温度は所定の温度に維持される
ようになつており、またヒータコア回路Hへの流
れはウオータコツク6により制御されるようにな
つている。
このように構成したエンジン冷却水系内の水温
及び圧力が何らかの原因によつて上昇した場合に
は、周知のようにラジエータキヤツプ7に設けら
れた安全弁(図示せず)が開き前記高圧及び高温
のエンジン冷却水を外部に放出するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前述のように構成したエンジン冷却装置の安全
弁が作動すれば、系内の高圧等は外部に逃され、
エンジン冷却水系全体の安全が確保されることに
なる。
このエンジン冷却系は前述したようにラジエー
タ回路Rとヒータコア回路Hとを有しており、こ
の両回路はウオータジヤケツトにおいて連通した
状態になつているが、ヒータコア回路には安全弁
が設けられていなかつた。
本考案は、上述した従来技術に伴う欠点、問題
点を解決するためになされたもので、エンジン冷
却系内を正常な状態を保ち、安全性をさらに高め
たリリーフ弁を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は、エン
ジン冷却水が循環するエンジン冷却水系の流路
に、この流路と連通するように筒状ケーシングを
取付け、この筒状ケーシングの流出口を弁体によ
り閉塞するとともに、前記エンジン冷却水の温度
が所定値になると弁作動部材により前記弁体が前
記流出口を開放するように構成してなるリリーフ
弁において、前記弁体に閉鎖方向の弾発力を加え
るばね部材を取付け、前記弁作動部材を前記エン
ジン冷却水が所定温度以上になると前記ばね部材
の弾発力に打ち勝つて変形する形状記憶金属によ
り構成したことを特徴とするものである。
(作用) このようにすれば、エンジン冷却水系内の圧力
とは無関係にエンジン冷却水温度が所定値よりも
高くなれば、形状記憶金属の弁作動部材が、弁体
を所定の閉鎖力で弾発するばね部材に抗して連通
口を開くように変形し、これによりエンジン冷却
水系の高圧高温状態は解消されることになる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図であ
り、第3図に示す部材と同一部材には同一符号を
付してある。
前述したエンジン1、ラジエータ7等を有する
エンジン冷却水系の何れかの位置、例えば、ヒー
タコア回路Hに、本考案に係るリリーフ弁10が
取付けられている。
このリリーフ弁10は、第1図に示すように、
エンジン冷却水系の流路11に螺合された筒状ケ
ーシング12を有し、この筒状ケーシング12は
外筒13と内筒14とからなつている。
この内筒14は外筒13の段部15に係止さ
れ、OリングOによりシールされて外筒13に密
着嵌合している。そして、前記外筒13の底壁1
3aには流入口16が開設され、内筒14の頂壁
14aには流出口17が設けられている。
なお、この内筒14は前記外筒13の頂端部1
3bをカシメることにより前記段部15との間で
挟持された状態で前記外筒13内に保持されてい
る。
前記流出口17には、ばね部材18により弾発
された弁体19がこの流出口17を閉鎖するよう
に設けられているが、この弁体19には弁作動部
材20が取付けられている。
この弁作動部材20は前記ばね部材18の弾発
力に抗して前記弁体19を開閉作動するものであ
り、特に本実施例では、前記弁作動部材20を、
エンジン冷却水が所定温度以上になると前記ばね
部材18の閉鎖力に打ち勝つて変形する形状記憶
金属により構成してある。
そして、この弁作動部材20の取り付けに当つ
ては、前記内筒14の下端と外筒13の前記段部
15との間でその外周端を挟持するようになつて
おり、その内周端は前記弁体19の下端凹部21
に嵌着している。
次に作用について説明する。
第1図の実線はエンジン冷却水系内のエンジン
冷却水の温度が所定値ta以下となつている状態を
示し、弁作動部材20が変形せず、弁体19はば
ね部材18の弾発力によつて流出口17を閉じて
いる。したがつて、この状態のときには、エンジ
ン冷却水系内の冷却水は外部に流出することはな
く、正常な運転が行なわれることになる。
エンジン冷却水系内の冷却水温度が設定温度ta
よりも高くなると、第1図の破線で示すように弁
作動部材20が変形し、この変形力が弁体19に
作用し、ばね部材18の弾発力に抗して弁体19
が下降し、流出口17が開放することになる。
したがつて、エンジン冷却水系内の高温の冷却
水および圧力は流出口17を通つて外部に排出さ
れることになる。
本実施例では、圧力を検知要素とせず、系内の
温度のみを測定対象としており、この温度が所定
値ta以上(第2図において、ハツチングを付した
部分)となれば弁体19を作動させるようにし、
リリーフ弁が確実に作動するようにしている。
特に、エンジン冷却水系においては、ラジエー
タ内の水に対する不凍液の量が通常のものと異な
れば、エンジン冷却水の沸点とか、圧力上昇の仕
方が異なることは周知の通りであり、また、エン
ジン冷却水系が閉鎖回路であるため、高温になる
と(沸点を越えた場合等)系内の圧力も温度も上
昇することになる。このため、前述したように温
度のみを検知要素とすれば、高温のエンジン冷却
水及び圧力を系外に排出し、系内の冷却水の温度
状態及び圧力状態は低下させることができること
になる。
このように、高温のエンジン冷却水および圧力
を系外に排出すれば、系内の冷却水の温度状態お
よび圧力状態は低下することになり、エンジン冷
却水系内の安全は確保される。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、エンジン冷却
水系内の冷却水の温度が所定値以上となると、系
内の圧力如何に拘らず、高温の冷却水および圧力
を外部に排出するように開弁するリリーフ弁を、
エンジン冷却水系に設けたため、系内の状態を常
に正常な状態に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同実施例の作動領域を示す説明図、第3図は
一般的なリリーフ弁が組込まれるエンジン冷却装
置を示す説明図である。 11……流路、12……ケーシング、17……
流出口、18……ばね部材、19……弁体、20
……弁作動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン冷却水が循環するエンジン冷却水系の
    流路11に、この流路11と連通するように筒状
    ケーシング12を取付け、この筒状ケーシング1
    2の流出口17を弁体19により閉塞するととも
    に、前記エンジン冷却水の温度が所定値ta以上に
    なると弁作動部材20により前記弁体19が前記
    流出口17を開放するように構成してなるリリー
    フ弁において、前記弁体19に閉鎖方向の弾発力
    を加えるばね部材18を取付け、前記弁作動部材
    20を前記エンジン冷却水が所定温度以上になる
    と前記ばね部材18の弾発力に打ち勝つて変形す
    る形状記憶金属により構成したことを特徴とする
    リリーフ弁。
JP1986144029U 1986-09-22 1986-09-22 Expired JPH043191Y2 (ja)

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