JPH04318963A - 蓄積容量の構造およびその製造方法 - Google Patents

蓄積容量の構造およびその製造方法

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JPH04318963A
JPH04318963A JP3085023A JP8502391A JPH04318963A JP H04318963 A JPH04318963 A JP H04318963A JP 3085023 A JP3085023 A JP 3085023A JP 8502391 A JP8502391 A JP 8502391A JP H04318963 A JPH04318963 A JP H04318963A
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JP
Japan
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film
storage capacitor
insulating film
forming
layer
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JP3085023A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sagara
和彦 相良
Shinpei Iijima
飯島 晋平
Tokuo Kure
久礼 得男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積容量の構造および
その製造方法に関し、詳しくは、高集積ダイナミック・
ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)に適用する大
容量蓄積容量の構造およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄積容量は、特開平2−2267
61 号に記載されているように、立体型メモリセルを
構成し、なおかつ、大容量の蓄積容量を実現するために
、基板に垂直にキャパシタを形成し、実効的な面積を確
保していた。また、複雑な工程を用いて1重ないし2重
のキャパシタを構成し、外部のα線により誘起される臨
界電荷以上の蓄積電荷を確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、素
子を微細化するに従い、基板に垂直方向の面積で蓄積電
荷を確保せねばならず、素子の段差が増大し、高集積の
立体型メモリセルを実現することができない、といった
問題があった。また、微細化に伴い1セル当りの平面寸
法が減少し、安定して1重ないし2重のキャパシタを構
成することができない、といった問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
除去し、0.2 ミクロン以降のDRAMセルに適用可
能な大容量蓄積容量の構造を提供することにある。また
、比較的簡単な工程で、上記蓄積容量を実現する製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数の同心管状の垂直電極を微細領域
に形成した。また、化学気相法を用いて上記垂直電極を
自己整合的に形成した。
【0006】すなわち、従来技術では、1重ないし2重
電極を用いてキャパシタを形成していた為に、電極の高
さを一定として素子を微細化すると実効面積が減少し、
蓄積容量が減少してしまう。このため、本発明では、複
数の同心管状の垂直電極を微細領域に設けて実効的な面
積を増大させ、蓄積容量を増大させた。また、被覆係数
の差を利用した化学気相法を用いて、複数の同心管状の
垂直電極を自己整合的に設け、大容量の蓄積容量を実現
させた。
【0007】
【作用】複数の同心管状の垂直電極を設けることにより
、実効的な電極面積を増大させることができ、所望の蓄
積容量を得ることができる。また、被覆係数の差を利用
した化学気相法を用いることにより、比較的容易な工程
で、上記の蓄積容量を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図8の素
子の断面図、および、図9の素子の平面図を用いて説明
する。
【0009】始めに、図2に示すようにシリコン基板1
の表面に200nmの窒化シリコン膜2を堆積し、引き
続き300nmの二酸化シリコン膜3を堆積する。次に
、図3に示すように、リソグラフィー技術を用いて、上
記の二層膜に矩形の穴を形成する。本例では、EBリソ
グラフィー技術を用いて、約0.5ミクロン角の穴をレ
ジスト上に形成し、このレジストをマスクとして、ドラ
イエッチング技術により、上記二層膜に矩形の穴を形成
した。この後、図4に示すように、減圧化学気相法を用
いて、50nmの多結晶シリコン膜4を上記素子表面全
面に堆積する。本例では、630℃でモノシランを熱分
解して、被覆係数1〜0.9 、実際は1の条件で、ノ
ンドープの多結晶シリコン膜4を堆積した。この時、上
記多結晶シリコン膜4の結晶粒径は、約50nmである
。続いて、850℃でリン拡散を行ない、上記多結晶シ
リコン膜4をn型にドーピングする。リン拡散後の結晶
粒径は、約60nmである。次に、50nmの二酸化シ
リコン膜を堆積し、異方性ドライエッチングを行うこと
により、図5に示すような二酸化シリコン膜のサイドス
ペーサ5を形成する。この後、被覆係数が0.9未満、
実際は0.7の条件で、200nmのn型多結晶シリコ
ン膜6を堆積する。本例では、ジシランをキャリヤガス
として、高濃度にホスフィンをドープし、525℃でこ
れらの混合ガスを熱分解して、n型のアモルファスシリ
コン膜を堆積した。この後、800℃で熱処理を行ない
、結晶成長と不純物の活性化を同時に行なった。熱処理
後の結晶粒径は、約200nmである。その結果、図6
に示すように、サイドスペーサ5からの距離dを一定と
することができ、さらにまた、空洞7を同時に形成する
ことができる。この空洞7を用いることにより、同心管
状の垂直電極を自己整合的に形成することができる。引
き続き、ドライエッチング技術を用いて、n型多結晶シ
リコン膜4,6を異方的に除去することにより、図7に
示すように、n型多結晶シリコン膜6,二酸化シリコン
膜のサイドスペーサ5、および、n型多結晶シリコン膜
4から構成される多重スペーサを形成することができる
。次に、弗酸を用いて、上記二酸化シリコン膜3,5を
除去することにより、図8に示すような、シリコン基板
1に垂直なn型多結晶シリコン膜4,6から構成される
2重の同心管状の垂直電極を形成できる。図8は、図9
に示す素子の平面図でのa−a′断面に対応している。 最後に、絶縁膜24とプレート電極8を堆積することに
より、図1に示すような2個の蓄積容量を形成すること
ができる。電荷は、n型多結晶シリコン膜4,6とプレ
ート電極8から構成されるキャパシタに蓄積される。本
例では、絶縁膜24に二酸化シリコン膜と窒化シリコン
膜から構成される二層膜を用いたが、誘電率の大きい五
酸化タンタル膜等を用いることにより、蓄積容量をさら
に大きくできる。また、本例では、プレート電極8にタ
ングステンを用いたが、チタンタングステンやチタンナ
イトライド等を用いることも、もちろん可能である。
【0010】図10に、本発明の他の実施例を示す。本
例では、1MOS,1キャパシタから構成されるダイナ
ミック型メモリセル(DRAM)の蓄積電極構造に本発
明を適用した。図10において、シリコン基板9の内部
には、nウエル10とpウエル11が形成されており、
トランジスタは熱酸化膜12により互いに電気的に分離
されている。ゲート電極は、n型多結晶シリコン膜18
であり、電極配線15は第2層の配線である。この電極
配線15とトランジスタのn型拡散層13とはn型多結
晶シリコン膜14を介して接続されている。層間絶縁膜
は、二酸化シリコン膜16,19、窒化シリコン膜17
である。また、電極23は、プレート電極22と接続さ
れている。電荷はn型多結晶シリコン膜20,21、絶
縁膜24、プレート電極22から構成されるキャパシタ
に蓄積される。上記の実施例でわかるように、本発明に
より、比較的簡単な工程で大容量の蓄積容量を実現でき
た。  尚、上記の実施例ですべてのn型,p型の導電
型を逆転しても本発明が適用可能であることは言うまで
もない。
【0011】
【発明の効果】上記の実施例で説明したように、本発明
を用いることにより、比較的簡単な工程で大容量の蓄積
容量を微細領域に実現できた。例えば、0.2 ミクロ
ン技術を用いて、立体型メモリセルを設計した結果、メ
モリセル面積約1平方ミクロンの領域に、約55fF/
ビットの蓄積容量を実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓄積容量の断面図。
【図2】蓄積容量の断面図。
【図3】蓄積容量の断面図。
【図4】蓄積容量の断面図。
【図5】蓄積容量の断面図。
【図6】蓄積容量の断面図。
【図7】蓄積容量の断面図。
【図8】蓄積容量の断面図。
【図9】蓄積容量の平面図。
【図10】メモリセルの断面図。
【符号の説明】
1,9…シリコン基板、2,17…窒化シリコン膜、3
,5,16,19…二酸化シリコン膜、4,6,14,
18,20,21…n型多結晶シリコン膜、7…空洞、
8,22…プレート電極、10…nウエル、11…pウ
エル、12…熱酸化膜、13…n型拡散層、15…電極
配線、23…電極、24…絶縁膜。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトランジスタが形成された半導体主
    表面の一部に、上記トランジスタの不純物領域とコンタ
    クト穴を介して電気的に接続された電荷蓄積容量におい
    て、上記蓄積容量が、導電性材料から構成される複数の
    同心管状の垂直電極と、上記垂直電極のすべてを被覆す
    る絶縁膜と、上記絶縁膜を被覆する金属材料から構成さ
    れ、上記同心管状の最外周電極の結晶粒径と内周電極の
    結晶粒径が異なることを特徴とする蓄積容量の構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の垂直電極において、最外周
    電極の幅は一定であり、内周電極の幅は不均一であるこ
    とを特徴とする蓄積容量の構造。
  3. 【請求項3】請求項1記載の導電性材料が、多結晶シリ
    コン膜、または、タングステン、または、チタンタング
    ステン、または、チタンナイトライドから構成されてい
    ることを特徴とする蓄積容量の構造。
  4. 【請求項4】請求項1記載の絶縁膜が、窒化シリコン膜
    と二酸化シリコン膜、または、五酸化タンタル膜から構
    成されていることを特徴とする蓄積容量の構造。
  5. 【請求項5】請求項1記載の金属材料が、タングステン
    、または、チタンタングステン、または、チタンナイト
    ライドから構成されていることを特徴とする蓄積容量の
    構造。
  6. 【請求項6】絶縁膜の一部にコンタクト穴を形成する工
    程と、被覆係数が,1〜0.9 の条件で第1層の導電
    性膜を堆積する工程と、絶縁膜で側壁保護膜を形成する
    工程Aと、被覆係数が0.9 未満の条件で第2層の導
    電性膜を堆積する工程Bと、上記第1層および第2層の
    導電性膜の一部をエッチングする工程と、上記絶縁膜を
    除去する工程と、上記導電性膜上に絶縁膜および金属膜
    を形成する工程から構成される蓄積容量の形成方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の蓄積容量の形成方法におい
    て、工程Aと工程Bを複数繰り返すことを特徴とする蓄
    積容量の形成方法。
JP3085023A 1991-04-17 1991-04-17 蓄積容量の構造およびその製造方法 Pending JPH04318963A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6104055A (en) * 1997-03-27 2000-08-15 Nec Corporation Semiconductor device with memory cell having a storage capacitor with a plurality of concentric storage electrodes formed in an insulating layer and fabrication method thereof
US6410954B1 (en) * 2000-04-10 2002-06-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Multilayered capacitor structure with alternately connected concentric lines for deep sub-micron CMOS
KR100434506B1 (ko) * 2002-06-27 2004-06-05 삼성전자주식회사 반도체 메모리 소자 및 그 제조방법

Cited By (3)

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US6410954B1 (en) * 2000-04-10 2002-06-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Multilayered capacitor structure with alternately connected concentric lines for deep sub-micron CMOS
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