JPH04318787A - Vtr - Google Patents
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- JPH04318787A JPH04318787A JP3086802A JP8680291A JPH04318787A JP H04318787 A JPH04318787 A JP H04318787A JP 3086802 A JP3086802 A JP 3086802A JP 8680291 A JP8680291 A JP 8680291A JP H04318787 A JPH04318787 A JP H04318787A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 42
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッドを用いて記
録再生を行うVTRに関するものである。
録再生を行うVTRに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば民生用のVTRにおいて、いわゆ
る高速ピクチャーサーチを行う場合に、再生画像のノイ
ズバーを除去する目的で、ノイズバーの部分を他のフィ
ールドまたはフレームの画像で補間することが行われて
いる。
る高速ピクチャーサーチを行う場合に、再生画像のノイ
ズバーを除去する目的で、ノイズバーの部分を他のフィ
ールドまたはフレームの画像で補間することが行われて
いる。
【0003】ところがこの場合に、他のフィールドまた
はフレームの画像での補間は、時間の異なる画像を組み
合わせることになり、動きの激しい画像では、例えば図
10に示すように、再生信号の部分と補間された部分と
で画像がジグザグになって、極めて見づらい画像になっ
てしまう。すなわち同図のAは元の画像を示し、図中縦
の線が水平方向に移動しているような画像では、補間さ
れた画像は同図のBに示すようにジグザグな線になって
しまう。
はフレームの画像での補間は、時間の異なる画像を組み
合わせることになり、動きの激しい画像では、例えば図
10に示すように、再生信号の部分と補間された部分と
で画像がジグザグになって、極めて見づらい画像になっ
てしまう。すなわち同図のAは元の画像を示し、図中縦
の線が水平方向に移動しているような画像では、補間さ
れた画像は同図のBに示すようにジグザグな線になって
しまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、高速ピクチャーサーチでノイズバーの部分を他の
フィールドまたはフレームの画像で補間する場合に、動
きの激しい画像は極めて見辛くなってしまうというもの
である。
点は、高速ピクチャーサーチでノイズバーの部分を他の
フィールドまたはフレームの画像で補間する場合に、動
きの激しい画像は極めて見辛くなってしまうというもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ヘッドを
用いて記録再生を行うVTRにおいて、テープを記録時
よりも高速で移送して再生を行う際に、再生信号(入力
端子1)中の欠落部分を他のフィールドまたはフレーム
の信号(メモリ12、13)を用いて補間して出力(端
子3)すると共に、上記再生信号中の画像の動きを検出
(メモリ11、減算器4、ローパスフィルタ5、判定回
路6)して動きが激しいときには上記補間を止める(コ
ントロール回路2)ようにしたVTRである。
用いて記録再生を行うVTRにおいて、テープを記録時
よりも高速で移送して再生を行う際に、再生信号(入力
端子1)中の欠落部分を他のフィールドまたはフレーム
の信号(メモリ12、13)を用いて補間して出力(端
子3)すると共に、上記再生信号中の画像の動きを検出
(メモリ11、減算器4、ローパスフィルタ5、判定回
路6)して動きが激しいときには上記補間を止める(コ
ントロール回路2)ようにしたVTRである。
【0006】
【作用】これによれば、動きが激しいときには補間を止
めるようにしたことにより、高速ピクチャーサーチにお
いても常に画像を見易いものにすることができる。
めるようにしたことにより、高速ピクチャーサーチにお
いても常に画像を見易いものにすることができる。
【0007】
【実施例】ところで本願は各種民生用VTRに適用され
るものであるが、以下の説明は、例えばHDTV用の民
生用VTRに適用した場合について行う。
るものであるが、以下の説明は、例えばHDTV用の民
生用VTRに適用した場合について行う。
【0008】すなわちこの例においてテープ上の記録パ
ターンは図7に示すようになっている。図において、1
フレームの映像信号は例えばそれぞれ2チャンネルから
なるセグメント1〜4に分割して記録され、各チャンネ
ルにはそれぞれ129水平ラインが分配される。そして
セグメント1及び2には42〜557番目の水平ライン
が記録され、その一方のチャンネルAには偶数番目の水
平ラインの輝度信号Yが交互に記録されると共に対応す
るクロマ信号PB が記録され、また他方のチャンネル
Bには奇数番目の水平ラインの輝度信号Yが交互に記録
されると共に対応するクロマ信号PR が記録される。 さらにセグメント3及び4には604〜1119番目の
水平ラインが記録され、その一方のチャンネルAには偶
数番目の水平ラインの輝度信号Yが交互に記録されると
共に対応するクロマ信号PB が記録され、また他方の
チャンネルBには奇数番目の水平ラインの輝度信号Yが
交互に記録されると共に対応するクロマ信号PR が記
録される。なお各水平ラインの輝度信号Yとクロマ信号
PB,PR は、時間圧縮・伸長技術を用いた時間軸多
重化信号、いわゆるTDM信号で記録されている。また
チャンネルA、Bは互いにアジマス角の異なるヘッドで
記録される。さらに各記録トラックの始端側には、それ
ぞれ所定の角度割りで4チャンネルのPCM音声信号、
また映像信号の再生に用いる垂直同期、AGC、クラン
プ等の基準信号が記録されている。
ターンは図7に示すようになっている。図において、1
フレームの映像信号は例えばそれぞれ2チャンネルから
なるセグメント1〜4に分割して記録され、各チャンネ
ルにはそれぞれ129水平ラインが分配される。そして
セグメント1及び2には42〜557番目の水平ライン
が記録され、その一方のチャンネルAには偶数番目の水
平ラインの輝度信号Yが交互に記録されると共に対応す
るクロマ信号PB が記録され、また他方のチャンネル
Bには奇数番目の水平ラインの輝度信号Yが交互に記録
されると共に対応するクロマ信号PR が記録される。 さらにセグメント3及び4には604〜1119番目の
水平ラインが記録され、その一方のチャンネルAには偶
数番目の水平ラインの輝度信号Yが交互に記録されると
共に対応するクロマ信号PB が記録され、また他方の
チャンネルBには奇数番目の水平ラインの輝度信号Yが
交互に記録されると共に対応するクロマ信号PR が記
録される。なお各水平ラインの輝度信号Yとクロマ信号
PB,PR は、時間圧縮・伸長技術を用いた時間軸多
重化信号、いわゆるTDM信号で記録されている。また
チャンネルA、Bは互いにアジマス角の異なるヘッドで
記録される。さらに各記録トラックの始端側には、それ
ぞれ所定の角度割りで4チャンネルのPCM音声信号、
また映像信号の再生に用いる垂直同期、AGC、クラン
プ等の基準信号が記録されている。
【0009】このような記録信号に対して、例えば5.
5倍速の高速ピクチャーサーチは図8に示すように行わ
れる。すなわち図は記録パターン中の映像信号の部分の
みを示し、説明のため各トラックは垂直に描かれている
。このような記録パターンに対して例えば5.5倍速の
高速ピクチャーサーチの際のヘッドの走査軌跡は図中に
示すようになる。そしてこの場合に、チャンネルAのヘ
ッドのアジマス角を+、チャンネルBのヘッドのアジマ
ス角を−とし、各トラックの記録ヘッドのアジマス角が
下欄に示すようであったとすると、各ヘッドA、Bから
は図中に縦線を付して示した部分の信号のみが取り出さ
れる。
5倍速の高速ピクチャーサーチは図8に示すように行わ
れる。すなわち図は記録パターン中の映像信号の部分の
みを示し、説明のため各トラックは垂直に描かれている
。このような記録パターンに対して例えば5.5倍速の
高速ピクチャーサーチの際のヘッドの走査軌跡は図中に
示すようになる。そしてこの場合に、チャンネルAのヘ
ッドのアジマス角を+、チャンネルBのヘッドのアジマ
ス角を−とし、各トラックの記録ヘッドのアジマス角が
下欄に示すようであったとすると、各ヘッドA、Bから
は図中に縦線を付して示した部分の信号のみが取り出さ
れる。
【0010】さらにこのような信号に対して再生処理は
図9に示すように行われる。すなわち図において各ヘッ
ドA、Bからの信号がそれぞれ再生アンプ91A、91
Bを通じて等化回路92A、92Bに供給され、これら
の等化回路92A、92Bからの信号が復調器93A、
93Bに供給される。さらに復調器93A、93Bから
の信号がローパスフィルタ94A、94Bを通じてA/
D変換器95A、95Bに供給され、変換されたディジ
タルデータがフレームメモリ96のそれぞれ所定のアド
レスに書き込まれる。このフレームメモリ96のアドレ
スが所定の順番に読み出され、この読み出されたディジ
タルデータがTDM信号のデコーダ97に供給される。 このデコーダ97にて上述の記録時の時間圧縮・伸長が
逆に行われることによって、それぞれ輝度信号Yとクロ
マ信号PB,PR を構成するディジタルデータが形成
される。なおクロマ信号PB,PR については、全水
平ラインに対応するための補間も行われる。そしてこれ
らの輝度信号Yとクロマ信号PB,PR が、それぞれ
D/A変換器98Y、98PB 、98PRに供給され
てアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ99Y、
99PB 、99PR を通じて取り出される。
図9に示すように行われる。すなわち図において各ヘッ
ドA、Bからの信号がそれぞれ再生アンプ91A、91
Bを通じて等化回路92A、92Bに供給され、これら
の等化回路92A、92Bからの信号が復調器93A、
93Bに供給される。さらに復調器93A、93Bから
の信号がローパスフィルタ94A、94Bを通じてA/
D変換器95A、95Bに供給され、変換されたディジ
タルデータがフレームメモリ96のそれぞれ所定のアド
レスに書き込まれる。このフレームメモリ96のアドレ
スが所定の順番に読み出され、この読み出されたディジ
タルデータがTDM信号のデコーダ97に供給される。 このデコーダ97にて上述の記録時の時間圧縮・伸長が
逆に行われることによって、それぞれ輝度信号Yとクロ
マ信号PB,PR を構成するディジタルデータが形成
される。なおクロマ信号PB,PR については、全水
平ラインに対応するための補間も行われる。そしてこれ
らの輝度信号Yとクロマ信号PB,PR が、それぞれ
D/A変換器98Y、98PB 、98PRに供給され
てアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ99Y、
99PB 、99PR を通じて取り出される。
【0011】そこでこの装置において、さらにフレーム
メモリ96が図1に示すように構成される。なお図はヘ
ッドAまたはBの1チャンネル分について示したもので
あって、実際はこの構成が2チャンネル分並列に設けら
れるものである。
メモリ96が図1に示すように構成される。なお図はヘ
ッドAまたはBの1チャンネル分について示したもので
あって、実際はこの構成が2チャンネル分並列に設けら
れるものである。
【0012】この図において、入力端子1に供給された
信号は各セグメント1〜4に対応するメモリ11、12
、13、14に並列に供給される。また2は制御回路で
あって、この制御回路2からのメモリ制御信号が各メモ
リ11、12、13、14に供給される。これらのメモ
リ11、12、13、14の出力信号がそれぞれD−フ
リップフロップ21、22、23、24を通じて出力端
子3に取り出される。またこれらのD−フリップフロッ
プ21、22、23、24にも制御回路2からの制御信
号が供給される。さらに入力端子1からの信号とメモリ
11の出力信号が減算器4に供給され、この減算信号が
ローパスフィルタ5を通じて判定回路6に供給される。 そしてこの判定回路6からの信号が制御回路2に供給さ
れる。
信号は各セグメント1〜4に対応するメモリ11、12
、13、14に並列に供給される。また2は制御回路で
あって、この制御回路2からのメモリ制御信号が各メモ
リ11、12、13、14に供給される。これらのメモ
リ11、12、13、14の出力信号がそれぞれD−フ
リップフロップ21、22、23、24を通じて出力端
子3に取り出される。またこれらのD−フリップフロッ
プ21、22、23、24にも制御回路2からの制御信
号が供給される。さらに入力端子1からの信号とメモリ
11の出力信号が減算器4に供給され、この減算信号が
ローパスフィルタ5を通じて判定回路6に供給される。 そしてこの判定回路6からの信号が制御回路2に供給さ
れる。
【0013】そしてこの回路において、まず通常再生時
の制御は次のように行われる。すなわち図2は通常再生
時のタイミングチャートを示す。この図で、A1 、A
2 はヘッドAまたはBで再生され入力端子1に供給さ
れる信号を示す。この入力信号に対してメモリ11〜1
4にはB1 〜B4 に示すようなライトイネーブル信
号が供給される。またC1〜C4 はメモリ11〜14
のリードイネーブル及びD−フリップフロップ21〜2
4の出力イネーブル信号である。これによって出力端子
3にはD1 、D2 に示すように、各チャンネルA、
Bごとに各セグメント1〜4の信号を並べ替えた出力信
号が取り出される。
の制御は次のように行われる。すなわち図2は通常再生
時のタイミングチャートを示す。この図で、A1 、A
2 はヘッドAまたはBで再生され入力端子1に供給さ
れる信号を示す。この入力信号に対してメモリ11〜1
4にはB1 〜B4 に示すようなライトイネーブル信
号が供給される。またC1〜C4 はメモリ11〜14
のリードイネーブル及びD−フリップフロップ21〜2
4の出力イネーブル信号である。これによって出力端子
3にはD1 、D2 に示すように、各チャンネルA、
Bごとに各セグメント1〜4の信号を並べ替えた出力信
号が取り出される。
【0014】これに対して、高速ピクチャーサーチ時の
制御は例えば次のように行われる。すなわち図3は高速
ピクチャーサーチ時の第1の実施例のタイミングチャー
トを示す。この図において、AはヘッドAまたはBで再
生され入力端子1に供給される信号を示す。この入力信
号に対してメモリ11、12、13にはB1 、B2
、B3 に示すようなライトイネーブル信号が供給され
る。なおこの例ではメモリ14は使用されない。またC
1 はメモリ11のリードイネーブル信号、D1 はD
−フリップフロップ21の出力イネーブル信号を示し、
さらにC2 、C3 はメモリ12、13のリードイネ
ーブル及びD−フリップフロップ22、23の出力イネ
ーブル信号である。これによって出力端子3には例えば
Eに示すように出力信号が取り出される。
制御は例えば次のように行われる。すなわち図3は高速
ピクチャーサーチ時の第1の実施例のタイミングチャー
トを示す。この図において、AはヘッドAまたはBで再
生され入力端子1に供給される信号を示す。この入力信
号に対してメモリ11、12、13にはB1 、B2
、B3 に示すようなライトイネーブル信号が供給され
る。なおこの例ではメモリ14は使用されない。またC
1 はメモリ11のリードイネーブル信号、D1 はD
−フリップフロップ21の出力イネーブル信号を示し、
さらにC2 、C3 はメモリ12、13のリードイネ
ーブル及びD−フリップフロップ22、23の出力イネ
ーブル信号である。これによって出力端子3には例えば
Eに示すように出力信号が取り出される。
【0015】すなわちこの例において、メモリ11には
ヘッドAまたはBの1走査期間置きの信号が書き込まれ
、この信号が2走査期間遅延されて読み出される。従っ
てここで読み出される信号と、このとき入力端子1に供
給される信号とは2走査期間の時間差を持って画面上の
同じ位置の信号である。そこでこれらの信号が減算器4
で減算され、ローパスフィルタ5に供給されることで、
このローパスフィルタ5からは画像の動きが激しいとき
にのみ出力が取り出される。
ヘッドAまたはBの1走査期間置きの信号が書き込まれ
、この信号が2走査期間遅延されて読み出される。従っ
てここで読み出される信号と、このとき入力端子1に供
給される信号とは2走査期間の時間差を持って画面上の
同じ位置の信号である。そこでこれらの信号が減算器4
で減算され、ローパスフィルタ5に供給されることで、
このローパスフィルタ5からは画像の動きが激しいとき
にのみ出力が取り出される。
【0016】そして上述のタイミングチャートにおいて
、図の左端の状態では例えば画像の動きが激しいと判定
され、出力端子3にはメモリ13に書き込まれた信号が
繰り返し読み出されている。またこの状態でメモリ12
にはヘッドAまたはBの2走査分の信号で補間された信
号が2走査期間毎に繰り返し書き込まれ続けている。 そしてこの状態で、判定回路6で「動き小」が判定され
ると、以後はメモリ12に書き込まれた信号が繰り返し
読み出され、メモリ13にヘッドAまたはBの2走査分
の信号で補間された信号が書き込まれ続けるように、メ
モリ12、13の役割が反転される。この動作が繰り返
されることによって、例えば画像の動きが激しい部分で
はその前の「動き小」の部分で補間された画像を出力し
続け、動きの少ない画像の部分が到来する毎にそのとき
に補間された画像で出力画像が更新される。
、図の左端の状態では例えば画像の動きが激しいと判定
され、出力端子3にはメモリ13に書き込まれた信号が
繰り返し読み出されている。またこの状態でメモリ12
にはヘッドAまたはBの2走査分の信号で補間された信
号が2走査期間毎に繰り返し書き込まれ続けている。 そしてこの状態で、判定回路6で「動き小」が判定され
ると、以後はメモリ12に書き込まれた信号が繰り返し
読み出され、メモリ13にヘッドAまたはBの2走査分
の信号で補間された信号が書き込まれ続けるように、メ
モリ12、13の役割が反転される。この動作が繰り返
されることによって、例えば画像の動きが激しい部分で
はその前の「動き小」の部分で補間された画像を出力し
続け、動きの少ない画像の部分が到来する毎にそのとき
に補間された画像で出力画像が更新される。
【0017】なお上述の装置において、メモリ12、1
3に書き込まれている信号はそれぞれ1セグメント分で
あって本来の信号の半分の水平ラインしかない。そこで
高速ピクチャーサーチ時には、各水平ラインを2回ずつ
読み出すようにする。ただしメモリ11については、画
像の比較に用いるだけなので1回ずつでよい。
3に書き込まれている信号はそれぞれ1セグメント分で
あって本来の信号の半分の水平ラインしかない。そこで
高速ピクチャーサーチ時には、各水平ラインを2回ずつ
読み出すようにする。ただしメモリ11については、画
像の比較に用いるだけなので1回ずつでよい。
【0018】また上述の装置において、画像の動きが激
しい部分が長時間にわたった場合には、サーチされてい
る部分と画像との関連が得られなくなる。そこでそのよ
うな場合には、強制的に出力画像の更新を行うようにし
てもよい。すなわち例えば前回の画像更新後のフレーム
パルスを計数し、計数値が所定値以上になったときに強
制的に出力画像の更新が行われるようにしてもよい。
しい部分が長時間にわたった場合には、サーチされてい
る部分と画像との関連が得られなくなる。そこでそのよ
うな場合には、強制的に出力画像の更新を行うようにし
てもよい。すなわち例えば前回の画像更新後のフレーム
パルスを計数し、計数値が所定値以上になったときに強
制的に出力画像の更新が行われるようにしてもよい。
【0019】こうして上述の装置によれば、動きが激し
いときには補間を止めるようにしたことにより、高速ピ
クチャーサーチにおいても常に画像を見易いものにする
ことができるものである。
いときには補間を止めるようにしたことにより、高速ピ
クチャーサーチにおいても常に画像を見易いものにする
ことができるものである。
【0020】さらに図4は、高速ピクチャーサーチ時の
第2の実施例の制御のタイミングチャートを示す。すな
わち図において、AはヘッドAまたはBで再生され入力
端子1に供給される信号を示す。この入力信号に対して
メモリ11〜14にはB1 〜B4 に示すようなライ
トイネーブル信号が供給される。そしてC1 はメモリ
11のリードイネーブル信号、D1はD−フリップフロ
ップ21の出力イネーブル信号を示し、またC2 〜C
4 はメモリ12〜14のリードイネーブル及びD−フ
リップフロップ22〜24の出力イネーブル信号である
。これによって出力端子3には例えばEに示すように出
力信号が取り出される。
第2の実施例の制御のタイミングチャートを示す。すな
わち図において、AはヘッドAまたはBで再生され入力
端子1に供給される信号を示す。この入力信号に対して
メモリ11〜14にはB1 〜B4 に示すようなライ
トイネーブル信号が供給される。そしてC1 はメモリ
11のリードイネーブル信号、D1はD−フリップフロ
ップ21の出力イネーブル信号を示し、またC2 〜C
4 はメモリ12〜14のリードイネーブル及びD−フ
リップフロップ22〜24の出力イネーブル信号である
。これによって出力端子3には例えばEに示すように出
力信号が取り出される。
【0021】すなわちこの例において、メモリ11の動
作は上述の第1実施例と同じである。これに対してメモ
リ12にはヘッドAまたはBの1走査期間置きの信号が
書き込まれ、補間されない画像が形成される。またメモ
リ13、14にはヘッドAまたはBの2走査分の信号で
補間された信号が書き込まれている。
作は上述の第1実施例と同じである。これに対してメモ
リ12にはヘッドAまたはBの1走査期間置きの信号が
書き込まれ、補間されない画像が形成される。またメモ
リ13、14にはヘッドAまたはBの2走査分の信号で
補間された信号が書き込まれている。
【0022】そして上述のタイミングチャートにおいて
、図の左端の状態では例えば画像の動きが激しいと判定
され、出力端子3にはメモリ12からの補間されない画
像が取り出されている。またこの状態でメモリ13、1
4にはヘッドAまたはBの2走査分の信号で補間された
信号が2走査期間置きに交互に書き込まれている。そし
てこの状態で、判定回路6で「動き小」が判定されると
、先ずメモリ13に書き込まれた信号が読み出され、さ
らにこのとき判定回路6で「動き小」が判定されると、
メモリ14に書き込まれた信号が読み出される。この動
作が繰り返されることによって、例えば画像の動きが少
ない部分では補間された画像が出力され、画像の動きが
激しい部分では補間されない画像が出力される。なお補
間されない画像ではノイズバーが画面上に現れるが、こ
のノイズバーの幅はヘッドの幅を広めにすることである
程度小さくできる。
、図の左端の状態では例えば画像の動きが激しいと判定
され、出力端子3にはメモリ12からの補間されない画
像が取り出されている。またこの状態でメモリ13、1
4にはヘッドAまたはBの2走査分の信号で補間された
信号が2走査期間置きに交互に書き込まれている。そし
てこの状態で、判定回路6で「動き小」が判定されると
、先ずメモリ13に書き込まれた信号が読み出され、さ
らにこのとき判定回路6で「動き小」が判定されると、
メモリ14に書き込まれた信号が読み出される。この動
作が繰り返されることによって、例えば画像の動きが少
ない部分では補間された画像が出力され、画像の動きが
激しい部分では補間されない画像が出力される。なお補
間されない画像ではノイズバーが画面上に現れるが、こ
のノイズバーの幅はヘッドの幅を広めにすることである
程度小さくできる。
【0023】なおこの第2実施例においても上述の第1
実施例と同様に、メモリ12〜14に書き込まれている
信号はそれぞれ1セグメント分であって本来の信号の半
分の水平ラインしかない。そこで高速ピクチャーサーチ
時には、各水平ラインを2回ずつ読み出すようにする。 ただしメモリ11については、画像の比較に用いるだけ
なので1回ずつでよい。
実施例と同様に、メモリ12〜14に書き込まれている
信号はそれぞれ1セグメント分であって本来の信号の半
分の水平ラインしかない。そこで高速ピクチャーサーチ
時には、各水平ラインを2回ずつ読み出すようにする。 ただしメモリ11については、画像の比較に用いるだけ
なので1回ずつでよい。
【0024】こうしてこの例においても、動きが激しい
ときには補間を止めるようにしたことにより、高速ピク
チャーサーチにおいても常に画像を見易いものにするこ
とができるものである。
ときには補間を止めるようにしたことにより、高速ピク
チャーサーチにおいても常に画像を見易いものにするこ
とができるものである。
【0025】さらに上述の各実施例では、画像の動きが
少ない部分でヘッドAまたはBの2走査分の信号で補間
された信号を取り出すようにしたが、これはさらに3走
査分以上の信号を用いて補間を行うことによって、さら
に高画質の画像を得ることができる。
少ない部分でヘッドAまたはBの2走査分の信号で補間
された信号を取り出すようにしたが、これはさらに3走
査分以上の信号を用いて補間を行うことによって、さら
に高画質の画像を得ることができる。
【0026】すなわち上述の例で1フレームの画像は図
5に示すように構成されている。数字は各水平ラインの
番号を示している。この場合に上述の例での補間はヘッ
ドAまたはBの2走査分の信号で行われているが、ここ
では各水平ラインを区別する手段がないために、42、
44、604、606番目等の水平ラインは区別されず
に処理が行われている。このため例えば42、44番目
の水平ラインの補間に606番目の水平ラインを用いる
ようなことが行われており、従ってノイズバーは除去さ
れるものの、画像の垂直方向の解像度は劣化されている
ものである。
5に示すように構成されている。数字は各水平ラインの
番号を示している。この場合に上述の例での補間はヘッ
ドAまたはBの2走査分の信号で行われているが、ここ
では各水平ラインを区別する手段がないために、42、
44、604、606番目等の水平ラインは区別されず
に処理が行われている。このため例えば42、44番目
の水平ラインの補間に606番目の水平ラインを用いる
ようなことが行われており、従ってノイズバーは除去さ
れるものの、画像の垂直方向の解像度は劣化されている
ものである。
【0027】これに対して1フレーム内の各水平ライン
の番号を特定することができれば、例えば4走査分の信
号から、42と604番目、44と606番目等は区別
しないもののそれ以外との組合せは区別することによっ
て、画像の垂直方向の解像度を向上させることができる
。
の番号を特定することができれば、例えば4走査分の信
号から、42と604番目、44と606番目等は区別
しないもののそれ以外との組合せは区別することによっ
て、画像の垂直方向の解像度を向上させることができる
。
【0028】さらに8走査分の信号を用いることによっ
て、本来の規定通りの画面を形成することもできる。な
おこの8走査分の信号を用いる場合には、上述のメモリ
11〜14に相当するメモリを9個設けて、その内の1
枚で動き検出を行うと共に、「動き小」の連続する期間
の数に応じて、補間に用いるメモリの数を2、4、8の
ように増加させるようにしてもよい。
て、本来の規定通りの画面を形成することもできる。な
おこの8走査分の信号を用いる場合には、上述のメモリ
11〜14に相当するメモリを9個設けて、その内の1
枚で動き検出を行うと共に、「動き小」の連続する期間
の数に応じて、補間に用いるメモリの数を2、4、8の
ように増加させるようにしてもよい。
【0029】また1フレーム内の各水平ラインの番号を
特定するためには、例えば図6に示すように映像信号の
各水平ライン毎に、例えばそのセグメントのIDを付加
した信号を用いる。これによってこのセグメントのID
とセグメント内の水平ラインの番号とを用いて各水平ラ
インの番号を特定することができる。
特定するためには、例えば図6に示すように映像信号の
各水平ライン毎に、例えばそのセグメントのIDを付加
した信号を用いる。これによってこのセグメントのID
とセグメント内の水平ラインの番号とを用いて各水平ラ
インの番号を特定することができる。
【0030】なお上述の実施例は、HDTV用の民生用
VTRに適用した場合について説明したが、本願はこの
ようなセグメント記録(1フィールドをヘッドの2走査
以上で記録するフォーマット)を行う場合に限らず、現
在の民生用のVTRのフォーマット等、より広い範囲で
用いることができるものである。
VTRに適用した場合について説明したが、本願はこの
ようなセグメント記録(1フィールドをヘッドの2走査
以上で記録するフォーマット)を行う場合に限らず、現
在の民生用のVTRのフォーマット等、より広い範囲で
用いることができるものである。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、動きが激しいときに
は補間を止めるようにしたことにより、高速ピクチャー
サーチにおいても常に画像を見易いものにすることがで
きるようになった。
は補間を止めるようにしたことにより、高速ピクチャー
サーチにおいても常に画像を見易いものにすることがで
きるようになった。
【図1】本発明によるVTRの要部の一例の構成図であ
る。
る。
【図2】その説明のための図である。
【図3】その説明のための図である。
【図4】他の例の説明のための図である。
【図5】さらに他の例の説明のための図である。
【図6】その説明のための図である。
【図7】HDTV用VTRの説明のための図である。
【図8】高速ピクチャーサーチの説明のための図である
。
。
【図9】HDTV用VTRの構成図である。
【図10】従来技術の説明のための図である。
1 入力端子
2 制御回路
3 出力端子
4 減算器
5 ローパスフィルタ
6 判定回路
11、12、13、14 メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 回転ヘッドを用いて記録再生を行うV
TRにおいて、テープを記録時よりも高速で移送して再
生を行う際に、再生信号中の欠落部分を他のフィールド
またはフレームの信号を用いて補間して出力すると共に
、上記再生信号中の画像の動きを検出して動きが激しい
ときには上記補間を止めるようにしたVTR。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086802A JPH04318787A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Vtr |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086802A JPH04318787A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Vtr |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318787A true JPH04318787A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13896934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3086802A Pending JPH04318787A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Vtr |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318787A (ja) |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP3086802A patent/JPH04318787A/ja active Pending
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