JPH0431866B2 - - Google Patents
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- JPH0431866B2 JPH0431866B2 JP59194200A JP19420084A JPH0431866B2 JP H0431866 B2 JPH0431866 B2 JP H0431866B2 JP 59194200 A JP59194200 A JP 59194200A JP 19420084 A JP19420084 A JP 19420084A JP H0431866 B2 JPH0431866 B2 JP H0431866B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 claims description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/0081—Devices for scanning register marks
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多色刷りオフセツト印刷において印
刷物上の色ずれを正確に検出することによつて、
各色ごとの版の位置調整を正確ならしめるように
したオフセツト印刷における色ずれ検出方法に関
する。
刷物上の色ずれを正確に検出することによつて、
各色ごとの版の位置調整を正確ならしめるように
したオフセツト印刷における色ずれ検出方法に関
する。
一般に、オフセツト印刷で多色刷りをする場合
は、予め原稿を基本各色に分解して各色ごとに製
版した複数の版を用意し、印刷すべき白紙などを
順次各版を通過せしめて、色を次々に重ね合せ、
多色刷りした印刷物を得ている。
は、予め原稿を基本各色に分解して各色ごとに製
版した複数の版を用意し、印刷すべき白紙などを
順次各版を通過せしめて、色を次々に重ね合せ、
多色刷りした印刷物を得ている。
しかし、その多色刷りした各版の色が互いに重
なり合つたり、ずれたりしないように、試し刷り
の際に各版のセツト位置調整作業が行なわれるも
のとされている。
なり合つたり、ずれたりしないように、試し刷り
の際に各版のセツト位置調整作業が行なわれるも
のとされている。
上記作業を容易ならしめるため、現在では各版
上の上下左右の余白に色ずれ位置調整用マークた
る+印を付しておき、各版にて刷り上げた印刷物
上の色の異る+印の重なり具合から上下左右方向
の色ずれを目視的に感知し、その色ずれに応じた
分量だけその色の版のセツト位置を調整し、各色
の+印が完全一致状態で重なり合うまで同様の手
順を繰り返すようにしていた。
上の上下左右の余白に色ずれ位置調整用マークた
る+印を付しておき、各版にて刷り上げた印刷物
上の色の異る+印の重なり具合から上下左右方向
の色ずれを目視的に感知し、その色ずれに応じた
分量だけその色の版のセツト位置を調整し、各色
の+印が完全一致状態で重なり合うまで同様の手
順を繰り返すようにしていた。
しかしながら、上記+印は、例えば0.1ミリ以
下という細線からなるもので、この細線で表わさ
れる色ずれ状態を目視だけで正確に調整すること
は極めて難しく、現在のところこれを正確に検出
する装置もないことから、人の肉眼と勘だけで上
下左右の前記色ずれの調整をすることとしている
ため、長い経験と高度な熟練が要求される不都合
があつた。
下という細線からなるもので、この細線で表わさ
れる色ずれ状態を目視だけで正確に調整すること
は極めて難しく、現在のところこれを正確に検出
する装置もないことから、人の肉眼と勘だけで上
下左右の前記色ずれの調整をすることとしている
ため、長い経験と高度な熟練が要求される不都合
があつた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて成され
たもので、印刷物上における色ずれ状態を容易に
確認し売るようにすると共に、各版の正確なセツ
ト位置調整が容易に行ない得るようにしたオフセ
ツト印刷における色ずれ検出方法を提供すること
を目的とする。
たもので、印刷物上における色ずれ状態を容易に
確認し売るようにすると共に、各版の正確なセツ
ト位置調整が容易に行ない得るようにしたオフセ
ツト印刷における色ずれ検出方法を提供すること
を目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の構成は多色
からなる原稿に基本各色に、着色されたそれぞれ
の記号が互いに任意の間隔で分離されて配列表示
された色ずれ位置調整マークを、前記原稿上の互
いに直列する方向に少なくとも一ケ所づつ設け、
前記色ずれ位置調整マークを設けた原稿から基本
各色ごとに製版用フイルムを入手し、各フイルム
を金属板に焼付けて各色ごとの版を作成し、これ
らの各版を用いて印刷物を印刷させ、前記原稿上
の各記号の線間距離を光学手段にて走査してその
検出データを記憶手段にて記憶し、ついで前記複
数のフイルムによつて印刷された印刷物上に表示
された各記号の線間距離を前記光学手段にて走査
することによつて検出し、更に、この検出出力と
前記記憶手段の記憶出力とを演算手段にて比較演
算し、その両信号の各色ごとの誤差出力を表示手
段にて検出表示するようにしたことを特徴とする
ものである。
からなる原稿に基本各色に、着色されたそれぞれ
の記号が互いに任意の間隔で分離されて配列表示
された色ずれ位置調整マークを、前記原稿上の互
いに直列する方向に少なくとも一ケ所づつ設け、
前記色ずれ位置調整マークを設けた原稿から基本
各色ごとに製版用フイルムを入手し、各フイルム
を金属板に焼付けて各色ごとの版を作成し、これ
らの各版を用いて印刷物を印刷させ、前記原稿上
の各記号の線間距離を光学手段にて走査してその
検出データを記憶手段にて記憶し、ついで前記複
数のフイルムによつて印刷された印刷物上に表示
された各記号の線間距離を前記光学手段にて走査
することによつて検出し、更に、この検出出力と
前記記憶手段の記憶出力とを演算手段にて比較演
算し、その両信号の各色ごとの誤差出力を表示手
段にて検出表示するようにしたことを特徴とする
ものである。
以下に、図示した実施例に基づいて本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は、本発明に係るオフセツト印刷におけ
る色ずれ検出方法に使用される色ずれ位置調整マ
ークを示すものであつて、この色ずれ位置調整マ
ークは、任意の間隔、例えば互いに等間隔で分離
されて配列表示されてなる四つの直線からなる記
号a,b,c,dからなるもので、本実施例にお
いては、上記各記号a,b,c,dは一定寸法に
形成された適宜紙片1上に表示されている。
る色ずれ検出方法に使用される色ずれ位置調整マ
ークを示すものであつて、この色ずれ位置調整マ
ークは、任意の間隔、例えば互いに等間隔で分離
されて配列表示されてなる四つの直線からなる記
号a,b,c,dからなるもので、本実施例にお
いては、上記各記号a,b,c,dは一定寸法に
形成された適宜紙片1上に表示されている。
上記各記号a,b,c,dの意味するところ
は、以下にある。
は、以下にある。
すなわち、多色刷りのオフセツト印刷において
は、第2図に示すように、多色からなる原稿2か
らは、基本各色、例えば、赤、青、黄および黒の
各色の印刷のみを可とする複数の版3,4,5,
6が入手される。この複数の版、すなわち、赤色
印刷用としての版3、青色印刷用としての版4、
黄色印刷用としての版5および黒色印刷用として
の版6には、上記色ずれ位置調整マークとしての
各記号a,b,c,dのいずれかが表示される。
は、第2図に示すように、多色からなる原稿2か
らは、基本各色、例えば、赤、青、黄および黒の
各色の印刷のみを可とする複数の版3,4,5,
6が入手される。この複数の版、すなわち、赤色
印刷用としての版3、青色印刷用としての版4、
黄色印刷用としての版5および黒色印刷用として
の版6には、上記色ずれ位置調整マークとしての
各記号a,b,c,dのいずれかが表示される。
すなわち、従来の方法であれば、色ずれ位置調
整マークとしての記号a,b,c,dを一つにし
たものに相当するトンボとしての+印が各版3,
4,5,6の共通の所定位置に表示されるもので
あるが、本発明の実施における色ずれ位置調整マ
ークにあつては、例えば第2図に示すように、赤
色部分A印刷用の版3には記号aを、青色部分B
印刷用の版4には記号bを、黄色部分C印刷用の
版5には記号cを、黒色部分D印刷用の版6には
記号dをそれぞれの位置にそれぞれ表示してなる
ものである。
整マークとしての記号a,b,c,dを一つにし
たものに相当するトンボとしての+印が各版3,
4,5,6の共通の所定位置に表示されるもので
あるが、本発明の実施における色ずれ位置調整マ
ークにあつては、例えば第2図に示すように、赤
色部分A印刷用の版3には記号aを、青色部分B
印刷用の版4には記号bを、黄色部分C印刷用の
版5には記号cを、黒色部分D印刷用の版6には
記号dをそれぞれの位置にそれぞれ表示してなる
ものである。
これによつて、第3図に示すように、オフセツ
ト印刷機7の版胴8,9,10,11に上記各版
3,4,5,6を装着すると共に、各版3,4,
5,6からの転写を可とするゴム胴12,13,
14,15と、これに隣接する圧胴16,17,
18,19との間を用紙20を通過させて所定の
印刷作業をすると、目的物たる印刷物21が得ら
れると共に、第2図に示すように、当該印刷物2
1上には、上記各色部分A,B,C,Dに相当す
る各色部分A′,B′,C′,D′が出現され、かつ、
各基本色にそれぞれ相当する各記号a,b,c,
dが記号a′,b′,c′,d′となつて表示されること
となる。
ト印刷機7の版胴8,9,10,11に上記各版
3,4,5,6を装着すると共に、各版3,4,
5,6からの転写を可とするゴム胴12,13,
14,15と、これに隣接する圧胴16,17,
18,19との間を用紙20を通過させて所定の
印刷作業をすると、目的物たる印刷物21が得ら
れると共に、第2図に示すように、当該印刷物2
1上には、上記各色部分A,B,C,Dに相当す
る各色部分A′,B′,C′,D′が出現され、かつ、
各基本色にそれぞれ相当する各記号a,b,c,
dが記号a′,b′,c′,d′となつて表示されること
となる。
従つて、上記各版3,4,5,6の各版胴8,
9,10,11への装着の際にそのいずれかの版
のセツト位置がずれていると、上記印刷物21上
に表示された記号a′,b′,c′,d′で形成される相
互間隔が当所の記号a,b,c,dで形成される
本来の相互間隔と一致しないこととなり、所謂色
ずれがあることが表出されることとなる。
9,10,11への装着の際にそのいずれかの版
のセツト位置がずれていると、上記印刷物21上
に表示された記号a′,b′,c′,d′で形成される相
互間隔が当所の記号a,b,c,dで形成される
本来の相互間隔と一致しないこととなり、所謂色
ずれがあることが表出されることとなる。
すなわち、一般にはオフセツト印刷における色
ずれは最大限3mm程度とされているものであるか
ら、各記号a,b,c,dを4mmの等間隔で配列
表示するものとしておけば、印刷物21上に表示
される各記号a′,b′,c′,d′は、たとえ、色ずれ
があつても互いに重なり合うことがなく、しかも
どの色、すなわち、どの版がずれているのかが容
易に判別できるることとなる。
ずれは最大限3mm程度とされているものであるか
ら、各記号a,b,c,dを4mmの等間隔で配列
表示するものとしておけば、印刷物21上に表示
される各記号a′,b′,c′,d′は、たとえ、色ずれ
があつても互いに重なり合うことがなく、しかも
どの色、すなわち、どの版がずれているのかが容
易に判別できるることとなる。
なお、上記各版3,4,5,6にいずれかの記
号a,b,c,dを表示する方法としては、第2
図にも示すように、次の方法とされている。
号a,b,c,dを表示する方法としては、第2
図にも示すように、次の方法とされている。
先ず、上記各記号a,b,c,dがそれぞれの
相当する各基本色に着色されていて、かつ、互い
に等しい相互間隔を有するように配列表示されて
いる紙片1を、第2図に示すように、多色からな
る原稿2上の余白部分に互いに直交する方向に少
なくとも一ケ所ずつ設けることとする。
相当する各基本色に着色されていて、かつ、互い
に等しい相互間隔を有するように配列表示されて
いる紙片1を、第2図に示すように、多色からな
る原稿2上の余白部分に互いに直交する方向に少
なくとも一ケ所ずつ設けることとする。
次に、上記の状態から、所謂フイルタをかけ各
基本色のみの撮影を可とする製版用フイルム2
2,23,24,25のフイルム撮りをすると共
に、当該製版用フイルム22,23,24,25
を金属板に焼き付けて、上記所望の各色ごとの版
3,4,5,6を作成する。このとき、上記各製
版用フイルム22,23,24,25のフイル撮
りは機械的に行なわれるので、各色部分A,B,
C,Dと、各記号a,b,c,dとの相関位置は
変更されることがなく、かつ、所謂フイルタをか
けているので、各製版用フイルム22,23,2
4,25上には、それぞれ、各色部分A,B,
C,Dとそれに相当する各配合a,b,c,dと
が表示されていることになり、従つて、製版時に
も、そのまま各版3,4,5,6には、所定の色
部分A,B,C,Dと所定の記号a,b,c,d
が表示されることとなる。
基本色のみの撮影を可とする製版用フイルム2
2,23,24,25のフイルム撮りをすると共
に、当該製版用フイルム22,23,24,25
を金属板に焼き付けて、上記所望の各色ごとの版
3,4,5,6を作成する。このとき、上記各製
版用フイルム22,23,24,25のフイル撮
りは機械的に行なわれるので、各色部分A,B,
C,Dと、各記号a,b,c,dとの相関位置は
変更されることがなく、かつ、所謂フイルタをか
けているので、各製版用フイルム22,23,2
4,25上には、それぞれ、各色部分A,B,
C,Dとそれに相当する各配合a,b,c,dと
が表示されていることになり、従つて、製版時に
も、そのまま各版3,4,5,6には、所定の色
部分A,B,C,Dと所定の記号a,b,c,d
が表示されることとなる。
すなわち、例えば、本実施例においては、フイ
ルム22には、原稿2の赤色部分Aと記号aの像
が撮影され、フイルム23には同じく青色部分B
と記号bの像が、フイルム24には同じく黄色部
分Cと記号cの像が、フイルム25には同じく黒
色部分Dと記号dの像がそれぞれ撮影されている
ものである。
ルム22には、原稿2の赤色部分Aと記号aの像
が撮影され、フイルム23には同じく青色部分B
と記号bの像が、フイルム24には同じく黄色部
分Cと記号cの像が、フイルム25には同じく黒
色部分Dと記号dの像がそれぞれ撮影されている
ものである。
以上のようにして、原稿2上に貼着された紙片
1上の色ずれ位置調整マークとしての各記号a,
b,c,dはその配列位置のまま該当各版3,
4,5,6に表示されていると共に、当該各記号
a,b,c,dの線間距離は、各版3,4,5,
6を利用して多色刷りした製品たる印刷物21上
に記号a′,b′,c′,d′によつてそのままの等間隔
となつて表われるはずであり、若し、いずれかの
版のセツト位置がずれていれば、そのずれ状態が
上記線間距離の広狭となつて表われることとな
る。
1上の色ずれ位置調整マークとしての各記号a,
b,c,dはその配列位置のまま該当各版3,
4,5,6に表示されていると共に、当該各記号
a,b,c,dの線間距離は、各版3,4,5,
6を利用して多色刷りした製品たる印刷物21上
に記号a′,b′,c′,d′によつてそのままの等間隔
となつて表われるはずであり、若し、いずれかの
版のセツト位置がずれていれば、そのずれ状態が
上記線間距離の広狭となつて表われることとな
る。
そこで、本発明に係るオフセツト印刷における
色ずれ検出方法は、第4図に示すように、先ず、
検出台26の設置位置に上記原稿2を位置決める
と共に、当該原稿2上の紙片1上の各記号a,
b,c,dの線間距離を光学手段たる走査カメラ
27を用いて走査し、検出台26に設けた記憶手
段たる記憶回路にその検出データを記憶させ、磁
気テープ部28に記録し、CRT29に表示する
こととする。次に、製品たる印刷物21を原稿2
に代えて検出台26の設置位置に位置決めると共
に、当該印刷物21上に表示された各記号a′,
b′,c′,d′の線間距離を上記と同様にして検出し、
この検出出力と上記記憶された記憶出力とを操作
キー30の操作によつて比較演算させることとす
る。これによつて、その誤差数値が判明すると共
に、色ずれを招来させている版がいずれの版であ
るかが容易に判別できることとなり、その原因た
る版のセツト位置調整がより有利に行ない得るこ
ととなる。
色ずれ検出方法は、第4図に示すように、先ず、
検出台26の設置位置に上記原稿2を位置決める
と共に、当該原稿2上の紙片1上の各記号a,
b,c,dの線間距離を光学手段たる走査カメラ
27を用いて走査し、検出台26に設けた記憶手
段たる記憶回路にその検出データを記憶させ、磁
気テープ部28に記録し、CRT29に表示する
こととする。次に、製品たる印刷物21を原稿2
に代えて検出台26の設置位置に位置決めると共
に、当該印刷物21上に表示された各記号a′,
b′,c′,d′の線間距離を上記と同様にして検出し、
この検出出力と上記記憶された記憶出力とを操作
キー30の操作によつて比較演算させることとす
る。これによつて、その誤差数値が判明すると共
に、色ずれを招来させている版がいずれの版であ
るかが容易に判別できることとなり、その原因た
る版のセツト位置調整がより有利に行ない得るこ
ととなる。
第5図は、信号系回路をブロツク図にて示すも
のであり、31は原稿2上の各記号a,b,c,
dの線間距離を基準データとして記憶する記憶回
路、32は印刷物21に刷り込まれた各記号a′,
b′,c′,d′の線間距離の検出データを記憶する記
憶回路で、これら両記憶回路31,32のデータ
は演算回路33において両線間距離の誤差に対応
するデータとして比較演算され、その両信号の各
色ごとの演算出力が誤差出力として表示手段にて
検出表示され、例えば、記憶回路34に記録され
たり、その演算出力に基づいて印字機35を作動
させたり、表示器36に表示したりするようにな
つている。なお、かかる信号系回路はデイジタル
信号あるいはアナログ信号のいずれをも取り扱え
る構成とすることができ、各記号a,b,c,d
の線間距離の検出手段もテレビカメラのような検
知カメラのほか、発光素子と受光素子を組み合せ
たもの、レーザビームを投射、反射するものなど
各種の光学手段に置き代えることもできる。
のであり、31は原稿2上の各記号a,b,c,
dの線間距離を基準データとして記憶する記憶回
路、32は印刷物21に刷り込まれた各記号a′,
b′,c′,d′の線間距離の検出データを記憶する記
憶回路で、これら両記憶回路31,32のデータ
は演算回路33において両線間距離の誤差に対応
するデータとして比較演算され、その両信号の各
色ごとの演算出力が誤差出力として表示手段にて
検出表示され、例えば、記憶回路34に記録され
たり、その演算出力に基づいて印字機35を作動
させたり、表示器36に表示したりするようにな
つている。なお、かかる信号系回路はデイジタル
信号あるいはアナログ信号のいずれをも取り扱え
る構成とすることができ、各記号a,b,c,d
の線間距離の検出手段もテレビカメラのような検
知カメラのほか、発光素子と受光素子を組み合せ
たもの、レーザビームを投射、反射するものなど
各種の光学手段に置き代えることもできる。
従つて、本発明に使用される色ずれ位置調整マ
ークは、多色からなる原稿2から色分けされた複
数の基本各色に相当するそれぞれの記号a,b,
c,dが互いに任意の間隔で分離されて配列表示
されてなるものであれば足り、例えば、記号a,
b,c,dは、前記した実施例の直線に代えて折
線、曲線、等であつて良いこと勿論である。
ークは、多色からなる原稿2から色分けされた複
数の基本各色に相当するそれぞれの記号a,b,
c,dが互いに任意の間隔で分離されて配列表示
されてなるものであれば足り、例えば、記号a,
b,c,dは、前記した実施例の直線に代えて折
線、曲線、等であつて良いこと勿論である。
また、記号a,b,c,dは色分けされた基本
各色のいずれかにそれぞれ相当するものであれば
足りるので、特別の色彩に限定する必要はない。
各色のいずれかにそれぞれ相当するものであれば
足りるので、特別の色彩に限定する必要はない。
以上のように本発明によれば、次の効果を有す
る。
る。
多色からなる原稿に基本各色に着色されたそ
れぞれの記号が配列表示された色ずれ位置マー
クを直交する方向に少なくとも一ケ所づつ設
け、この原稿から基本各色ごとの製版用フイル
ムを入手するから、当該各フイルムには基本各
色ごとの像と基本各色ごとの色ずれ位置マーク
の信号が撮影される。
れぞれの記号が配列表示された色ずれ位置マー
クを直交する方向に少なくとも一ケ所づつ設
け、この原稿から基本各色ごとの製版用フイル
ムを入手するから、当該各フイルムには基本各
色ごとの像と基本各色ごとの色ずれ位置マーク
の信号が撮影される。
所謂トンボと称される色ずれ位置調整マーク
としての各記号が互いに分離されて任意の間隔
で配列表示されるているので、製品たる印刷物
上に表示される各記号は、いずれも重なり合う
虞れがなく、いずれも版が色ずれを招来させて
いるかが視認し易くなる利点がある。
としての各記号が互いに分離されて任意の間隔
で配列表示されるているので、製品たる印刷物
上に表示される各記号は、いずれも重なり合う
虞れがなく、いずれも版が色ずれを招来させて
いるかが視認し易くなる利点がある。
原稿上等に当初表示される色ずれ位置調整マ
ークの各線間距離を光学手段にて走査しながら
検出し、これを一旦記憶するとともに、各色ご
とのフイルムによつて印刷した印刷物上の色ず
れ位置調整マークの各線間距離を前記光学手段
にて走査して検出し、この検出データと前記記
憶データとを比較演算して、その演算により両
線間距離の誤差を表示手段に検出表示するよう
にしたことにより各版の画像の色ずれ状態が迅
速かつ正確に検出され、以つて各色ごとの版の
セツト位置調整データとしてこれを利用すれ
ば、正確に各版の位置決めを実行できる。
ークの各線間距離を光学手段にて走査しながら
検出し、これを一旦記憶するとともに、各色ご
とのフイルムによつて印刷した印刷物上の色ず
れ位置調整マークの各線間距離を前記光学手段
にて走査して検出し、この検出データと前記記
憶データとを比較演算して、その演算により両
線間距離の誤差を表示手段に検出表示するよう
にしたことにより各版の画像の色ずれ状態が迅
速かつ正確に検出され、以つて各色ごとの版の
セツト位置調整データとしてこれを利用すれ
ば、正確に各版の位置決めを実行できる。
第1図は本発明に係る方法の実施の際に使用さ
れる色ずれ位置調整マークの一実施例を示す平面
図、第2図は原稿から製版を介し印刷物に至る概
略系統図、第3図はオフセツト印刷機の概略図、
第4図は色ずれ検出台の概略斜視図、第5図は色
ずれ検出用の信号系ブロツク回路図である。 1…紙片、2…原稿、3,4,5,6…版、2
1…印刷物、22,23,24,25…フイル
ム、A,B,C,D…色部分、a,b,c,d…
記号。
れる色ずれ位置調整マークの一実施例を示す平面
図、第2図は原稿から製版を介し印刷物に至る概
略系統図、第3図はオフセツト印刷機の概略図、
第4図は色ずれ検出台の概略斜視図、第5図は色
ずれ検出用の信号系ブロツク回路図である。 1…紙片、2…原稿、3,4,5,6…版、2
1…印刷物、22,23,24,25…フイル
ム、A,B,C,D…色部分、a,b,c,d…
記号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多色からなる原稿に、基本各色に着色された
れぞれの記号が互いに任意の間隔で分離されて配
列表示された色ずれ位置調整マークを、前記原稿
上の互いに直行する方向に少なくとも一ケ所づつ
設け、前記色ずれ位置調整マークを設けた原稿か
ら基本各色ごとに製版用フイルムを入手し、各フ
イルムを金属板に焼付けて各色ごとの版を作成
し、これらの各版を用いて印刷物を印刷させ、前
記原稿上の各記号の線間距離を光学手段にて走査
してその検出データを記憶手段にて記憶し、つい
で前記複数のフイルムによつて印刷された印刷物
上に表示された各記号の線間距離を前記光学手段
にて走査することによつて検出し、更に、この検
出出力と前記記憶手段の記憶出力とを演算手段に
て比較演算し、その両信号の各色ごとの誤差出力
を表示手段にて検出表示するようにしたことを特
徴とするオフセツト印刷における色ずれ検出方
法。 2 記号が直線で形成されてなる特許請求の範囲
第1項記載のオフセツト印刷における色ずれ検出
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59194200A JPS6085961A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | オフセツト印刷における色ずれ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59194200A JPS6085961A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | オフセツト印刷における色ずれ検出方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56143392A Division JPS5845059A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | オフセツト印刷における色ずれ検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6085961A JPS6085961A (ja) | 1985-05-15 |
JPH0431866B2 true JPH0431866B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=16320616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59194200A Granted JPS6085961A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | オフセツト印刷における色ずれ検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6085961A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02102075A (ja) * | 1987-09-21 | 1990-04-13 | Crosfield Electronics Ltd | ページ計画方式 |
JP2609643B2 (ja) * | 1987-11-30 | 1997-05-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4672842B2 (ja) * | 2000-09-11 | 2011-04-20 | 東北リコー株式会社 | 多色印刷装置 |
DE102016204072B4 (de) | 2016-03-11 | 2018-05-03 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Prüfung einer Registerhaltigkeit von auf zwei gegenüberliegenden Seiten eines Bedruckstoffes zu druckenden Druckbildern |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321605A (en) * | 1976-08-10 | 1978-02-28 | Toppan Printing Co Ltd | Printing condition inspection mark for multi color sheet printed matter |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP59194200A patent/JPS6085961A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321605A (en) * | 1976-08-10 | 1978-02-28 | Toppan Printing Co Ltd | Printing condition inspection mark for multi color sheet printed matter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6085961A (ja) | 1985-05-15 |
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