JPH04318067A - ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 - Google Patents

ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物

Info

Publication number
JPH04318067A
JPH04318067A JP8540091A JP8540091A JPH04318067A JP H04318067 A JPH04318067 A JP H04318067A JP 8540091 A JP8540091 A JP 8540091A JP 8540091 A JP8540091 A JP 8540091A JP H04318067 A JPH04318067 A JP H04318067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
molecular weight
resin composition
pps
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8540091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Kawamura
川村 宰
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP8540091A priority Critical patent/JPH04318067A/ja
Publication of JPH04318067A publication Critical patent/JPH04318067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性、耐薬品性、機械
的強度およびノッチ付きアイゾット衝撃強度に代表され
る耐衝撃性などの機械的性質が優れ、しかも成型加工性
にも優れたポリフェニレンスルフィド樹脂に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンスルフィド(以下、PP
Sと略す)樹脂は、ガラス繊維などで補強した強化系に
おいて耐熱性、剛性、耐薬品性、耐衝撃性が優れており
、しかも難燃性、絶縁性も良好であるなど結晶性エンジ
ニアリングプラスチックとして好ましい性質を有してい
るため、射出成形品を中心に自動車部品、電気・電子部
品、一般機器部品など応範な用途で使用されている。 しかし、ガラス繊維などで補強していない非強化系のP
PSは靭性がないため非常に脆い。さらにガラス転移温
度が90℃と低い事から耐熱性も十分でなく、各種成形
用途に利用することは困難であるのが現状である。
【0003】結晶性熱可塑性樹脂の耐熱性不足を改良す
る方法としてガラス転移温度の高い非晶性熱可塑性樹脂
と組み合わせてポリマアロイとすることが有効な手段で
あることが近年種々のポリマの組み合わせで判明してい
る。このような目的に適した非晶性熱可塑性樹脂の一つ
にポリフェニレンエーテルが挙げられる。ポリフェニレ
ンエーテル(以下、PPEと略す)によるPPSの改質
についてはすでに数多く提案されている。
【0004】例えば、特公昭56−34032号公報に
はPPSとPPEからなる成形性、難燃性に優れた樹脂
組成物が提案されている。さらに、特開昭58−157
859号公報にはPPSとスチレン系ポリマをグラフト
したPPEからなる樹脂組成物が、特開昭59−164
360号公報にはPPSとPPEおよびエポキシ樹脂と
からなる樹脂組成物が、特開昭59−213758号公
報には、PPS、PPE、ポリアミド樹脂およびエポキ
シ樹脂とからなる樹脂組成物が、特開昭63−2053
58号公報にはPPSとPPEおよびマレイミド化合物
からなる樹脂組成物が提案されている。
【0005】また、特開昭64−31862号公報には
、エチレン性二重結合とカルボキシル基または酸無水物
基を有する変性剤で変性した変性PPEとPPSおよび
エポキシ基を少なくとも2個以上有する有機化合物から
なる耐熱、耐溶剤性に優れた樹脂組成物が、特開平1−
259060号公報には、エチレン性二重結合とカルボ
キシル基、酸無水物基、水酸基、エポキシ基から選ばれ
る官能基を有する変性剤で変性した変性PPEと該変性
剤で変性した変性PPSからなる機械的性能、耐熱性、
耐溶剤性に優れた樹脂組成物が、特開平1−26616
0号公報には、エチレン性二重結合とカルボキシル基、
酸無水物基、水酸基、エポキシ基から選ばれる官能基を
有する変性剤で変性した変性PPEと該変性剤で変性し
た変性PPSおよび分子中にカルボキシル基、酸無水物
基、水酸基、アミノ基、エポキシ基、メルカプト基、オ
キサゾリン基、イソシアネート基から選ばれる官能基を
少なくとも2個以上有する結合剤からなる機械的性能、
耐溶剤性に優れた樹脂組成物が提案されている。 また、さらに特開平1−213359号公報にはPPS
とPPEおよびグリシジル基含有熱可塑性重合体からな
る相溶性の向上した耐熱性、難燃性、耐溶剤性、成形加
工性、機械的強度、耐衝撃性に優れた樹脂組成物が、特
開平1−213360号公報には酸変性PPSとα,β
−不飽和カルボン酸類で変性した変性PPEからなる相
溶性の向上した耐熱性、難燃性、耐溶剤性、成形加工性
、機械的強度、耐衝撃性に優れた樹脂組成物が、特開平
1−213361号公報にはPPSとPPEおよびグリ
シジル基含有スチレン系樹脂からなる相溶性の向上した
耐熱性、難燃性、耐溶剤性、成形加工性、機械的強度、
耐衝撃性に優れた樹脂組成物が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の提案のうち特公昭56−34032号公報記載のPP
SとPPEからなる組成物は、PPE単独の場合に比べ
て確かに加工性の優れた樹脂組成物を与えるものの比較
的低分子量のPPSを用いているため耐衝撃性が著しく
悪い。さらに相溶性も不十分であり層状剥離も著しい。
【0007】特開昭58−157859号公報記載のP
PSとスチレン系ポリマをグラフトしたPPEからなる
樹脂組成物、特開昭59−164360号公報記載のP
PSとPPEおよびエポキシ樹脂からなる樹脂組成物、
特開昭59−213758号公報記載のPPSとPPE
とポリアミド樹脂およびエポキシ樹脂からなる樹脂組成
物、特開昭63−205358号公報記載のPPSとP
PEおよびマレイミド化合物からなる樹脂組成物は、そ
れぞれスチレン系ポリマをグラフトしたPPEを用いる
こと、エポキシ樹脂を用いること、アミド樹脂とエポキ
シ樹脂を用いること、マレイミド化合物を用いることよ
り、PPSとPPEの相溶性が向上した樹脂組成物を与
えることを目的としたものであり、いずれも特公昭56
−34032号公報記載のPPSとPPEからなる組成
物と比較して層状剥離の防止には確かに効果が認められ
る。しかしこれらの樹脂組成物において用いられたPP
Sの重合度、分子量分布については特に規定はなく、通
常のPPSが用いられているために得られた樹脂組成物
の耐衝撃性、特にノッチ付きアイゾット衝撃値には何ら
改良が認められていない。また、特開昭64−3186
2号公報記載の変性PPEとPPSおよびエポキシ化合
物からなる樹脂組成物、特開平1−259060号公報
記載の変性PPSと変性PPEからなる樹脂組成物、特
開平1−266160号公報記載の変性PPSと変性P
PEおよび官能基を2個以上有する化合物からなる樹脂
組成物はいずれもPPSおよび/またはPPEを変性す
ることにより、あるいは、さらに官能基を有する化合物
を添加することにより、相溶性の向上を図り、機械的強
度、耐溶剤性の向上した樹脂組成物を与えることを目的
としたものであり、層状剥離防止性には効果が認められ
るものの、耐衝撃性については何ら記載がなく、また、
これら樹脂組成物において用いられたPPSについても
重合度、分子量分布についての規定はなく、通常のPP
Sが用いられているのみであり、耐衝撃性、特にノッチ
付きアイゾット衝撃値の向上は期待できない。
【0008】さらに、特開平1−213359号公報記
載のPPSとPPEおよびグリシジル基含有重合体から
なる樹脂組成物、特開平1−213360号公報記載の
変性PPSと変性PPEからなる樹脂組成物および特開
平1−213361号公報記載のPPSとPPEおよび
グリシジル基含有スチレン系樹脂からなる樹脂組成物に
ついても用いられたPPSの粘度についての記載はある
ものの分子量分布、メルトフローレイト値の保持率につ
いては規定がなく、通常のPPSを使用しているために
、得られた樹脂組成物のノッチ付きアイゾット衝撃値が
いまだ不十分な値であり、さらにグリシジル基含有スチ
レン系樹脂を多く含有しているため、射出下限圧に代表
される成形性も悪い。このため成形材料として十分な性
能、特に成形性、耐熱性およびノッチ付き衝撃値の優れ
た樹脂組成物が得られていないのが現状である。
【0009】そこで本発明はPPSとPPEの組合せに
おいて耐熱性、耐溶剤性、機械的強度および耐衝撃性な
どの実用特性、特にノッチ付きアイゾット衝撃強度と成
形性に優れた樹脂材料を得ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、(A
)1−クロロナフタレンを溶媒とするゲル浸透クロマト
グラフ法より求められた数平均分子量(Mn)が0.9
×104 以上、重量平均分子量(Mw)が5.5×1
04 以上であり、しかも数平均分子量と重量平均分子
量の比が下記(I)式を満たす分子量分布を有し、さら
にASTMD1238−86(315.5℃、5000
g)に定められたメルトフローレイト値(MF5 )が
200g/10min以下であり、メルトフローレイト
値の保持率が下記(II)式を満足するポリフェニレン
スルフィド樹脂90〜10重量%と、 Mw/Mn<10                 
         (I)50<MF5 /MF15×
100<120      (II)(ここで、MF5
 、MF15はそれぞれ滞留時間5分および15分にお
けるメルトフローレイト値を表わす。)(B)ポリフェ
ニレンエーテル90〜10重量%から構成される樹脂組
成物100重量部に対して、(C)α−オレフィンとα
,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステルからなる
変性ポリオレフィン1〜50重量%および、(D)熱可
塑性エラストマー1〜50重量%を配合してなるPPS
樹脂組成物を提供するものである。
【0011】本発明においては、数平均分子量、重量平
均分子量、分子量分布、メルトフローレイト値およびメ
ルトフローレイト値の保持率を適正化した特定のPPS
を用い、これとPPEおよびα−オレフィンとα,β−
不飽和カルボン酸のグリシジルエステルからなる変性ポ
リオレフィンと熱可塑性エラストマーのすべてを組み合
わせて得られる樹脂組成物により前記目標が達成され、
成形用材料に適したPPS樹脂組成物が得られるもので
ある。
【0012】本発明において使用するPPS(A)は、
1−クロロナフタレンを溶媒とするゲル浸透クロマトグ
ラフ法より求められた数平均分子量(Mn)が0.9×
104 以上、かつ重量平均分子量(Mw)が5.5×
104 以上であり、しかも数平均分子量と重量平均分
子量の比が下記(I)式を満たす分子量分布を有し、さ
らにASTMD1238−86(315.5℃、5,0
00g加重)に定められたメルトフローレイト値(MF
5 )が200g/10min 以下であり、メルトフ
ローレイト値の保持率が下記(II)式を満足するもの
であることが本発明の目的を達成するために極めて重要
である。
【0013】 Mw/Mn<10                 
           (I)50<MF5 /MF1
5×100<120        (II)(ここで
、MF5 、MF15はそれぞれ滞留時間5分および1
5分におけるメルトフローレイト値を表す。)かかる条
件を満足しないPPSを用いて得られるPPS樹脂組成
物では、耐熱性、耐溶剤性、機械的強度の向上は認めら
れるものの、耐衝撃性、特にノッチ付きアイゾット衝撃
値の向上はほとんど得ることができない。上記の条件を
満足するPPS(A)としてはたとえば東レ・フィリッ
プス・ペトロリウム社から製造販売されているM208
8などが挙げられる。
【0014】なお、本発明で用いる特定のPPS(A)
は分子中にエチレン性二重結合とカルボキシル基、酸無
水物基、エポキシ基、水酸基、アミノ基、メルカプト基
、オキサゾリン基、イソシアネート基などの官能基を同
時に有する有機化合物および/または該官能基を分子中
に2個以上有する有機化合物で、ラジカル開始剤の存在
下または非存在下で変性して用いることも可能である。
【0015】次に、本発明において(B)成分として用
いられるPPEは、結合単位
【0016】
【化1】
【0017】(ここで、R1 、R2 、R3 および
R4 はそれぞれ水素、ハロゲン、炭化水素または置換
炭化水素基からなる群から選択されるものであり、互い
に同一でも異なっていてもよい)からなり、還元粘度(
0.5g/dl、クロロホルム溶液、30℃測定)が、
通常、0.15〜0.70の範囲、より好ましくは0.
20〜0.60の範囲にあるホモ重合体および/または
共重合体が用いられる。具体的な例としてはポリ(2,
6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(
2−メチル−6−エチル−1,4−フェニレンエーテル
)、ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−フェニレンエ
ーテル)、ポリ(2−メチル−6−フェニレン−1,4
−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジクロロ−1
,4−フェニレンエーテル)等が挙げられる。さらに、
2,6−ジメチルフェノールと他のフェノール類(たと
えば、2,3,6−トリメチルフェノール)との共重合
体のごときポリフェニレンエーテル共重合体なども挙げ
られる。なかでもポリ(2,6−ジメチル−1,4−フ
ェニレンエーテル)、2,6−ジメチルフェノールと2
,3,6−トリメチルフェノールとの共重合体が好まし
く、特にポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン
エーテル)が好ましい。
【0018】かかるPPEの製造方法は特に限定される
ものではなく、公知の方法で得られるものを用いること
ができる。たとえば、米国特許第3,306,874号
明細書記載のHayによる第1銅塩とアミノのコンプレ
ックスを触媒として用い、たとえば2,6−キシレノー
ルを酸化重合することにより容易に製造できる。
【0019】なお、(B)成分として用いられるPPE
は、分子中にエチレン性二重結合とカルボキシル基、酸
無水物基、エポキシ基、水酸基、アミノ基、メルカプト
基、オキサゾリン基、イソシアネート基などの官能基を
同時に有する有機化合物および/または該官能基を分子
中に2個以上有する有機化合物で、ラジカル開始剤の存
在下または非存在下で変性して用いることも可能である
【0020】本発明のPPS(A)の配合量は、90〜
10重量%、好ましくは80〜20重量%が適当である
。PPE(B)の配合量は、10〜90重量%、好まし
くは20〜80重量%からなる範囲から選択される。 ここでPPS(A)の配合量が10重量%未満では耐溶
剤性の極めて悪い組成物しか得られず、90重量%を越
えると耐熱性が低下するため好ましくない。
【0021】本発明の(C)成分として用いられるα−
オレフィンとα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエ
ステルからなる変性ポリオレフィンにおけるα−オレフ
ィンとは具体的にはエチレン、プロピレン、1−ブテン
、1−ペンテン、1−ヘキセンなどが挙げられるが好ま
しいのはエチレンである。また、α,β−不飽和カルボ
ン酸のグリシジルエステルとは下記構造式
【0022】
【化2】
【0023】(式中Rは水素原子または炭素数1〜6の
アルキル基を表わす。)で示される化合物であり、具体
的にはアクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル
、エタクリル酸グリシジルなどがあり、特にメタクリル
酸グリシジルが好ましく用いられる。α,β−不飽和カ
ルボン酸のグリシジルエステルの共重合量は1〜50重
量%、好ましくは3〜40重量%の範囲が適当である。 さらに本発明の変性ポリオレフィンにはその特性を損な
わない範囲で共重合可能な他の不飽和モノマたとえばビ
ニルエーテル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなど
のビニルエステル類、メチル、エチル、プロピルなどの
アクリル酸およびメタクリル酸のエステル類、アクリロ
ニトリル、スチレンなどを共重合体することもできる。   本発明のα−オレフィンとα,β−不飽和カルボン
酸のグリシジルエステルからなる変性ポリオレフィン(
C)の配合量は、PPS(A)90〜10重量%と(B
)PPE10〜90重量%から構成される樹脂組成物1
00重量部に対して、1〜50重量部、好ましくは10
〜40重量部が適当である。α−オレフィンとα,β−
不飽和カルボン酸のグリシジルエステルからなる変性ポ
リオレフィンの配合量が1重量部に満たないと衝撃強度
が失われ、一方α,β−不飽和カルボン酸のグリシジル
エステルからなる変性ポリオレフィンを50重量部を越
えて使用すると粘度が高く成形不能となる。
【0024】本発明の(D)成分として用いられる熱可
塑性エラストマーとしては、たとえばポリオレフィン系
エラストマー、ポリスチレン系エラストマー、ポリアミ
ド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリ
ウレタン系エラストマー、フッ素系エラストマーなど公
知のものが挙げられるが、なかでも、ポリオレフィン系
エラストマー、ポリスチレン系エラストマーが好適に選
択できる。
【0025】ポリオレフィン系エラストマーとしては、
たとえばエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチ
レン−プロピレン−ジエン共重合体、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−
プロピレン共重合体およびエチレン−ブテン共重合体の
無水マレイン酸変性物などが挙げられる。
【0026】次にポリスチレン系エラストマーとしては
、たとえばビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物のブ
ロック共重合体またはこのブロック共重合体の水素添加
剤(以下、水添ブロック共重合体と略す)が挙げられ、
さらに、これらブロック共重合体、水添ブロック共重合
体とα,β−不飽和カルボン酸またはその誘導体の反応
による変性物(変性ポリスチレン系エラストマー)が挙
げられる。これらポリスチレン系エラストマーの例とし
ては、たとえばスチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック
共重合体およびこれらブロック共重合体の水素添加物(
水添ブロック共重合体)が挙げられ、さらにこれらブロ
ック共重合体、水添ブロック共重合体の無水マレイン酸
変性物が挙げられる。さらに、これらブロック共重合体
、水添ブロック共重合体とα,β−不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体とをラジカル発生剤の存在下、非存在下
で溶融状態、溶解状態で80〜350℃の温度下で反応
させることにより変性させることも可能である。この変
性の際に用いるα,β−不飽和カルボン酸またはその誘
導体としては、たとえばマレイン酸、無水マイレイン酸
、フマル酸、イタコン酸、アクリル酸、アクリル酸エス
テル、クロトン酸、マレインイミド化合物などが挙げら
れ、なかでも無水マレイン酸が好ましく用いられる。α
,β−不飽和カルボン酸またはその誘導体は、ブロック
共重合体、水添ブロック共重合体100重量部に対して
0.01〜20重量部の範囲、好ましくは0.1〜10
重量部の範囲で用いられる。
【0027】なお、変性ポリスチレン系エラストマーの
製造方法は公知の溶融混練状態、溶液混合状態のいずれ
でも実施することができ、これらに限定されるものでは
ない。さらに、これら例示した熱可塑性エラストマーは
1種のみならず2種以上を併用してもかまわない。
【0028】本発明において用いられる熱可塑性エラス
トマー(D)は特定のPPS(A)とPPE(B)から
構成される樹脂組成物100重量部に対して1〜50重
量部、好ましくは10〜40重量部が適当である。熱可
塑性エラストマー(D)が1重量部に満たないと得られ
る樹脂組成物の成形性が損なわれ、熱可塑性エラストマ
ー(D)が50重量部を越えると得られる樹脂組成物の
耐熱性が低下するため好ましくない。
【0029】本発明において、繊維状および/または非
繊維状の無機質充填材は必須成分ではないが、必要に応
じて本発明のPPS樹脂100重量部に対し200重量
部を越えない範囲で配合することが可能であり、通常1
0〜150重量部の範囲で配合することにより強度、剛
性、耐熱性、寸法安定性などの向上を計ることが可能で
ある。
【0030】かかる繊維状無機充填材としては、ガラス
繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、セラミック繊維、
アスベスト繊維、石コウ繊維、および金属繊維などの無
機繊維および炭素繊維などがあげられる。
【0031】また非繊維状の無機充填材としては、ワラ
ステナイト、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、
ベントナイト、アスベスト、タルク、アルミナシリケー
トなどの珪酸塩、アルミナ、塩化珪素、酸化マグネシウ
ム、酸化ジルコニウム、酸化チタンなどの金属化合物、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの
炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、
ガラス・ビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素およびシリカな
どが挙げられ、これらは中空であってもよい。これらの
強化材は2種以上を併用することが可能であり、必要に
よりシラン系およびチタン系などのカップリング剤で予
備処理して使用することができる。
【0032】本発明の樹脂組成物の調製方法は特に制限
なく、PPS樹脂、PPE樹脂、α−オレフィンとα,
β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステルからなる変
性ポリオレフィン、熱可塑性エラストマーおよび必要に
応じて充填剤をドライブレンドした混合物をニーダー、
バンバリミキサー、ミキシングロール、単軸または2軸
の押出機を用いて、270℃〜380℃の温度で溶融混
練する方法を例として挙げることができ、中でも十分な
混練力をもつ単軸または2軸の押出機を用いて溶融混練
をする方法が代表的であり、効率的である。
【0033】本発明の樹脂組成物には本発明の効果を損
なわない範囲で、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、結晶核
剤、紫外線防止剤、着色剤、難燃剤などの通常の添加剤
及び少量の他種ポリマを添加することができ、さらに、
PPSの架強度を制御する目的で、通常の過酸化剤及び
、特開昭59−131650号公報に記載されているチ
オフォスフィン酸金属塩などの架橋促進剤または特開昭
58−204045号公報、特開昭58−204046
号公報などに記載されているジアルキル錫ジカルボキシ
レート、アミノトリアゾールなどの架橋防止剤を配合す
ることも可能である。
【0034】本発明の樹脂組成物には本発明の効果を損
なわない範囲で、機械的強度や成形性などの改良を目的
として、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン,γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン
、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−ウ
レイドプロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイドプロ
ピルトリメトキシシランおよびγ−(2−ウレイドメチ
ル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−イソシア
ナトプロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアナトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルメ
チルジエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチ
ルジメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチル
ジエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリクロ
ロシランなどの有機シラン化合物を添加することができ
る。
【0035】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。実施例および比較例中の引張り特性、曲げ特
性、衝撃特性、メルトフローレイト、分子量、分子量分
布および熱変形温度などの諸特性は以下の方法で測定し
た。
【0036】 引張り特性:ASTM  D638 曲げ特性  :ASTM  D790 衝撃特性  :ASTM  D256 熱変形温度:ASTM  D648(18.6kg/c
m2 ) メルトフローレイト:ASTM  D1238−86(
315.5℃5000g荷重) 分子量および分子量分布の測定:waters社製、ゲ
ル浸透クロマトグラフ装置を用い、高分子論文集44巻
(1987)2月号139〜141頁に記載された方法
にしたがって実施した。
【0037】射出成形下限圧:一方の端にゲ−トを有し
他方の端にガス抜き用の間隙を有するASTM2号ダン
ベル片を、樹脂温度290〜330℃、金型温度120
〜150℃の条件で射出成形し、完全な成形品が得られ
た時の射出圧力を測定した。
【0038】参考例1 PPS原末を以下に示す。また、これらの特性値を表1
に示す。
【0039】A−1:東レ・フィリップス・ペトロリウ
ム社製M2088 A−2:フィリップス・ペトロリウム社製GR−01C
A−3:フィリップス・ペトロリウム社製P−4
【00
40】
【表1】
【0041】参考例2 PPEの調製 酸素吹き込み口を反応器底部に有し、内部に冷却用コイ
ル、攪拌羽根を有するステンレス製反応器内部を窒素で
十分に置換した後、臭化第2銅53.6g、ジ−n−ブ
チルアミン1,110g、トルエン18リットル、n−
ブタノール15リットル、メタノール4リットルの混合
溶媒に2,6−キシレノール8.75kgを溶解して反
応機に仕込んだ。攪拌しながら反応器内部に酸素を吹込
み続け210分間重合を行った。内温を30℃に保つた
めに、重合中冷却コイルに水を循環させた。重合終了後
、析出したポリマをろ別し、メタノール/塩酸混合液を
添加しポリマ中の残存触媒を分析し、さらにメタノール
を用いて十分洗浄した後乾燥し淡黄白色粉末状のPPE
(還元粘度0.59)を得た。
【0042】参考例3 本実施例および比較例で使用したα−オレフィンとα,
β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステルからなる変
性ポリオレフィンを以下に示す。
【0043】C−1:エチレン/グリシジルメタクリレ
ート=88/22(重量%)共重合体 参考例4 本実施例および比較例で使用した熱可塑性エラストマー
を以下に示す。
【0044】D−1:スチレン−ブタジエン−スチレン
共重合体(シェル化学(株))製”カリフレックス”T
RKX65S) D−2:スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重
合体(シェル化学(株)製”クレイトン”G1650)
D−3:エチレン−ブテン共重合体(三井石油化学(株
)製”タフマー”A4085) 実施例1 参考例1のPPS樹脂(A−1)50重量部、参考例2
で調製したPPE50重量部、エチレン/グリシジルメ
タクリレート=88/12(重量%)共重合体15重量
部および熱可塑性エラストマー(D−3)15重量部を
ヘンシェルミキサーでドライブレンドした後、同方向回
転二軸押出機のホッパーに供給し、シリンダー温度31
0℃、スクリュー回転数100rpmの条件で溶融混練
を行い、ペレット化した。このペレットを130℃/8
hr熱風乾燥した後、このペレットを用いてインライン
スクリュー型成形機で射出成形を行い試験片を成形した
(温度条件設定290〜310℃、金型温度140〜1
50℃)。成形時の成形下限圧および得られた試験片に
ついて測定したアイゾット衝撃強さ、引張強さ、熱変形
温度の結果を表2に示す。
【0045】実施例2〜3 熱可塑性エラストマーの種類および配合量を表2に示し
たように変更し、実施例1と同様の方法で混練、射出成
形を実施した。いずれの場合においても、PPSに対し
、PPE、エチレン/グリシジルメタクリレート=88
/12(重量%)共重合体と熱可塑性エラストマーをブ
レンドすることにより射出成形下限圧に代表される成形
性、成形品外観および衝撃強度にも優れたものであった
【0046】
【表2】
【0047】比較例1 参考例1のPPS樹脂(A−2)50重量部、参考例2
で調製したPPE50重量部、エチレン/グリシジルメ
タクリレート=88/12(重量%)共重合体15重量
部および熱可塑性エラストマー(D−3)15重量部を
ヘンシェルミキサーでドライブレンドした後、同方向回
転二軸押出機のホッパーに供給し、シリンダー温度31
0℃、スクリュー回転数100rpmの条件で溶融混練
を行い、ペレット化した。このペレットを130℃/8
hr熱風乾燥した後、このペレットを用いてインライン
スクリュー型成形機で射出成形を行い試験片を成形した
(温度条件設定290〜310℃、金型温度140〜1
50℃)。成形時の成形下限圧および得られた試験片に
ついて測定したアイゾット衝撃強さ、引張強さ、熱変形
温度の結果を表3に示す。比較例1では、用いたPPS
の数平均分子量および重量平均分子量が共に低く、さら
にメルトフローレイト値も500g/minと本発明の
範囲から外れているために、ノッチ付きアイゾット衝撃
強さの値が低い。
【0048】比較例2〜3 PPSの種類および配合量を表3に示したように変更し
た以外は、比較例1と同様にして混練、成形および測定
を行った。比較例2では、熱可塑性エラストマーがブレ
ンドされていないため溶融粘度が高く成形不能となった
。比較例3では、エチレン/グリシジルメタクリレート
=88/12(重量%)共重合体がブレンドされていな
いためにノッチ付きアイゾット衝撃値が低く、熱変形温
度も低い。
【0049】
【表3】
【0050】
【発明の効果】本発明の目的は、PPSとPPEの組合
せにおいて耐熱性、耐溶剤性、機械的強度および耐衝撃
性などの実用特性、特にノッチ付きアイゾット衝撃強度
と成形性に優れた樹脂材料を得ることであった。上記目
的は、PPS樹脂の数平均分子量、重量平均分子量、分
子量分布、メルトフローレイト値およびメルトフローレ
イト値の保持率を適正化した特定のPPSとPPEから
なる樹脂組成物および該組成物にさらにα−オレフィン
とα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステルから
なる変性ポリオレフィンと熱可塑性エラストマーを添加
して得られる樹脂組成物により達成され、成形用途とし
て使用可能なPPS樹脂組成物が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)1−クロロナフタレンを溶媒とする
    ゲル浸透クロマトグラフ法より求められた数平均分子量
    (Mn)が0.9×104 以上、重量平均分子量(M
    w)が5.5×104 以上であり、しかも数平均分子
    量と重量平均分子量の比が下記(I)式を満たす分子量
    分布を有し、さらにASTMD1238−86(315
    .5℃、5000g)に定められたメルトフローレイト
    値(MF5 )が200g/10min以下であり、メ
    ルトフローレイト値の保持率{(MF5 /MF15)
    ×100%}が下記(II)式を満足するポリフェニレ
    ンスルフィド樹脂90〜10重量%と、 Mw/Mn<10                 
             (I)50<(MF5 /MF15
    )×100<120      (II)(ここで、M
    F5 、MF15はそれぞれ滞留時間5分および15分
    におけるメルトフローレイト値を表わす。)(B)ポリ
    フェニレンエーテル90〜10重量%から構成される樹
    脂組成物100重量部に対して、(C)α−オレフィン
    とα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステルから
    なる変性ポリオレフィン1〜50重量%および、(D)
    熱可塑性エラストマー1〜50重量%を配合してなるポ
    リフェニレンスルフィド樹脂組成物。
JP8540091A 1991-04-17 1991-04-17 ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 Pending JPH04318067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8540091A JPH04318067A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8540091A JPH04318067A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04318067A true JPH04318067A (ja) 1992-11-09

Family

ID=13857736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8540091A Pending JPH04318067A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04318067A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5504165A (en) * 1995-03-17 1996-04-02 General Electric Company Poly(phenylene ether)-poly(arylene sulfide)resin compositions.
EP0732370A2 (en) * 1995-03-17 1996-09-18 General Electric Company Poly(phenylene ether) compositions
EP0732369A3 (en) * 1995-03-17 1997-01-29 Gen Electric Resin compositions of polyphenylene ether, polyarylene sulfide, polyester and compatibilizer
US5837758A (en) * 1995-06-07 1998-11-17 General Electric Company Compositions of poly (phenylene ether), poly (arylene sulfide) and ortho ester compounds
US6303708B1 (en) 1995-03-17 2001-10-16 General Electric Company Functional poly(phenylene ether)/poly(arylene sulfide)/epoxy function alpha olefin elastomer/elastomeric block copolymer/metal salt compositions and process for making thereof
JP2007514860A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 鉛フリーはんだとの相性のよい熱可塑性樹脂ブレンド及びその製造方法
JP2008075003A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Dainippon Ink & Chem Inc ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物、及び流体用配管
WO2017094621A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 住友化学株式会社 樹脂組成物及びその製造方法、熱可塑性樹脂組成物、並びに成形体及びその製造方法
WO2019220882A1 (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 Dic株式会社 ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物、並びこれを用いた二軸延伸フィルムおよび積層体

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6303708B1 (en) 1995-03-17 2001-10-16 General Electric Company Functional poly(phenylene ether)/poly(arylene sulfide)/epoxy function alpha olefin elastomer/elastomeric block copolymer/metal salt compositions and process for making thereof
US5504165A (en) * 1995-03-17 1996-04-02 General Electric Company Poly(phenylene ether)-poly(arylene sulfide)resin compositions.
EP0732369A3 (en) * 1995-03-17 1997-01-29 Gen Electric Resin compositions of polyphenylene ether, polyarylene sulfide, polyester and compatibilizer
US5612401A (en) * 1995-03-17 1997-03-18 General Electric Company Compositions of poly(phenylene ether) poly(arylene sulfide) polyester resins and compatibilizer compound
EP0732370A3 (en) * 1995-03-17 1997-06-18 Gen Electric Polyphenylene ether compositions
EP0732370A2 (en) * 1995-03-17 1996-09-18 General Electric Company Poly(phenylene ether) compositions
US5837758A (en) * 1995-06-07 1998-11-17 General Electric Company Compositions of poly (phenylene ether), poly (arylene sulfide) and ortho ester compounds
JP2007514860A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 鉛フリーはんだとの相性のよい熱可塑性樹脂ブレンド及びその製造方法
JP2008075003A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Dainippon Ink & Chem Inc ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物、及び流体用配管
WO2017094621A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 住友化学株式会社 樹脂組成物及びその製造方法、熱可塑性樹脂組成物、並びに成形体及びその製造方法
JPWO2017094621A1 (ja) * 2015-12-04 2018-09-20 住友化学株式会社 樹脂組成物及びその製造方法、熱可塑性樹脂組成物、並びに成形体及びその製造方法
WO2019220882A1 (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 Dic株式会社 ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物、並びこれを用いた二軸延伸フィルムおよび積層体
JP6674162B1 (ja) * 2018-05-16 2020-04-01 Dic株式会社 ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物、並びこれを用いた二軸延伸フィルムおよび積層体
CN111918925A (zh) * 2018-05-16 2020-11-10 Dic株式会社 聚芳硫醚树脂组合物、以及使用其的双轴拉伸薄膜和层叠体
CN111918925B (zh) * 2018-05-16 2023-10-27 Dic株式会社 聚芳硫醚树脂组合物、以及使用其的双轴拉伸薄膜和层叠体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0424388B2 (ja)
EP0472960B1 (en) Thermoplastic resin composition
JPH04318067A (ja) ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物
JPH01213359A (ja) ポリフェニレンサルファイド系ポリマーアロイ
JPH09124931A (ja) ポリ(フェニレンエーテル)、ポリ(アリーレンスルフィド)及びオルトエステル化合物からなる組成物
JP2982231B2 (ja) ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物
JPH0459871A (ja) ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物
JP3399120B2 (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物
JP4595146B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物
JPH01213360A (ja) 樹脂組成物
JP3310088B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3067214B2 (ja) ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物
JPH04213357A (ja) 高性能化された熱可塑性樹脂組成物
JPH03153757A (ja) ポリフェニレンサルファイド系樹脂組成物
JP2003277555A (ja) 樹脂組成物及びその製法
JP3034569B2 (ja) ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物
JP2593532B2 (ja) 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物の製造方法
JPH0745618B2 (ja) ポリフェニレンエ―テル‐ポリエ―テルアミドブレンド
JP3206100B2 (ja) 自動車ラジエタータンクトップおよびベース
EP0463738B1 (en) Resin composition
JP3355645B2 (ja) 自動車シリンダーヘッドカバー
JPH08333509A (ja) ポリ(フェニレンエーテル)、ポリ(アリーレンスルフィド)およびマレイミド化合物を含む組成物
JPH09111112A (ja) ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物
JPH03252455A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS62292849A (ja) ガラス繊維強化ポリエステル樹脂組成物の製造法