JPH04317967A - 油圧エレベータの駆動制御装置 - Google Patents

油圧エレベータの駆動制御装置

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JPH04317967A
JPH04317967A JP3080347A JP8034791A JPH04317967A JP H04317967 A JPH04317967 A JP H04317967A JP 3080347 A JP3080347 A JP 3080347A JP 8034791 A JP8034791 A JP 8034791A JP H04317967 A JPH04317967 A JP H04317967A
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JP
Japan
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pressure
hydraulic
oil
car
jack
Prior art date
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Pending
Application number
JP3080347A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Abe
信行 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3080347A priority Critical patent/JPH04317967A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧ジャッキによっ
て駆動される油圧エレベータの駆動制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の油圧エレベータの駆動制御
装置を示す構成図であり、図3は油圧エレベータのかご
の走行パターンの説明図である。図1において、1は昇
降路のピットに埋設されたシリンダ、2はシリンダ1内
部等に満たされた圧油、3は圧油2の圧力によって支持
されたプランジャである。シリンダ1、圧油2及びプラ
ンジャ3によって油圧ジャッキが構成される。4はプラ
ンジャ3の頂部に取り付けられたそらせ車、5は一端が
ピットに固定され、中間部がそらせ車4に掛けられたロ
ープ、6はロープ5の他端に取り付けられたかご、7は
電磁コイルによって駆動される電磁切換弁であり、電磁
コイルの消勢時には逆止弁として機能し付勢時には逆方
向も導通させる。
【0003】8はシリンダ1及び電磁切換弁7の間に接
続されて圧油2を送る管、9は油圧ジャッキに圧油2を
供給する油圧ポンプ、10は電磁切換弁7及び油圧ポン
プ9の間に接続されて圧油2を送る管、11は圧力を加
えられて圧油となる油、12は油11を蓄える油タンク
、13は油圧ポンプ9及び油タンク12の間に接続され
て圧油2を送る管である。
【0004】14は油圧ポンプ9にトルクを与えて、こ
れを可逆運転する誘導電動機、15は誘導電動機14の
回転数を検出する速度検出器、16は誘導電動機14の
ための三相交流電源、17は三相交流電源16の三相交
流を直流に変換するコンバータ、18はコンバータ17
の出力電圧を平滑する平滑コンデンサ、19は平滑コン
デンサ18により平滑された交流電圧を交流に変換して
誘導電動機14に印加するインバータ、20は速度検出
器15の出力信号を受けてインバータ19をフィードバ
ック制御する速度制御器、21はかご6の走行の目標速
度を示すかご走行パターン信号であり、速度制御器20
への指令値となる。
【0005】また、図3(a)、(b)、及び(c)の
各グラフにおいて、横軸は時間を示す。21は図2に描
かれているかご走行パターン信号と同じものであり、縦
軸はかご6の速度に対応する油圧ポンプ9の回転数にな
っている。30はかご走行パターン21に重畳されるバ
イアスパターン信号である。31は誘導電動機14の目
標速度を示す誘導電動機速度パターン信号であり、かご
走行パターン信号21及びバイアスパターン信号30が
重畳されたものである。バイアスパターン信号30及び
誘導電動機速度パターン信号31においても縦軸は油圧
ポンプ9の回転数になっている。
【0006】次に、図2に示した従来の油圧エレベータ
の駆動制御装置の動作について説明する。先ず、速度制
御器20が、かご走行パターン信号21のとおりにかご
6を走行させることを目的として、インバータ19によ
って誘導電動機14をフィードバック制御する。誘導電
動機14の目標速度は、誘導電動機速度パターン信号3
1のようになっている。続いて、誘導電動機14は油圧
ポンプ9を回転させ、油圧ポンプ9によって圧油2が油
圧ジャッキに供給される。油圧ジャッキは、ロープ5を
引っ張ることによりかご6を駆動する。
【0007】なお、誘導電動機14の目標速度をバイア
スパターン信号30が重畳されている誘導電動機速度パ
ターン信号31のようにし、油圧ポンプ9をかご6の停
止後も回転させるのは次の理由による。すなわち、かご
6が停止しており電磁切換弁7が逆止弁として機能して
いるときには、油圧ジャッキ側の油圧は油圧ポンプ9側
の油圧に比べてかご6の重量の分だけ高くなっているた
め、油圧ポンプ9側の油圧を高めずにいきなり電磁切換
弁7を導通側に切り換えると、かご6が下降してしまい
乗り心地が非常に損なわれることがあるためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧エレベータ
の駆動制御装置は以上のように構成されていたので、起
動する階及び停止する階の距離が長い場合には次のよう
な問題点がある。すなわち、かご6の上昇運転の後の停
止時には、油圧ポンプ9側の油圧の方がジャッキ側の油
圧よりも低くなるので、電磁切換弁7が逆止弁側に切り
換わる間にかご6が下降してしまい、乗り場及びかご6
の敷居の間のずれ量が大きくなる。また、かご6の下降
運転の後の停止時には、油圧ポンプ9側の油圧の方がジ
ャッキ側の油圧よりも高くなるので、電磁切換弁7が逆
止弁側に切り換わる間にかご6が上昇してしまい、乗り
場及びかご6の敷居の間のずれ量が大きくなる。
【0009】また、これらの停止の際の下降あるいは上
昇の時に、ショック及び振動が発生するという問題点が
あった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、停止の際のショック、振動、並
びに乗り場及びかごの敷居の間のずれ量が小さくなる油
圧エレベータの駆動制御装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧エレ
ベータの駆動制御装置は、次に掲げる手段を備えたもの
である。 〔1〕  エレベータのかごを駆動する油圧ジャッキ及
び前記油圧ジャッキに圧油を供給する油圧ポンプの油圧
を測定する油圧測定手段。 〔2〕  前記油圧ジャッキ及び前記油圧ポンプの間に
挿入され、両者の油圧が等しいときだけ前記圧油の流路
を開閉する流路開閉手段。 〔3〕  前記かごの移動距離を測定する移動距離測定
手段。 〔4〕  前記かごの移動距離に応じて前記油圧ポンプ
側の油圧を補償する圧力補償手段。 〔5〕  前記油圧ポンプを駆動する油圧ポンプ駆動手
段。 〔6〕  前記圧力補償手段の出力信号に従って前記油
圧ポンプ駆動手段を制御する速度制御器。
【0012】
【作用】この発明においては、油圧測定手段によって、
エレベータのかごを駆動する油圧ジャッキ及び前記油圧
ジャッキに圧油を供給する油圧ポンプの油圧が測定され
る。また、前記油圧ジャッキ及び前記油圧ポンプの間に
挿入された流路開閉手段によって、前記油圧ジャッキ及
び前記油圧ポンプの油圧が等しいときだけ前記圧油の流
路が開閉される。さらに、移動距離測定手段によって、
前記かごの移動距離が測定される。またさらに、圧力補
償手段によって、前記かごの移動距離に応じて前記油圧
ポンプ側の油圧が補償される。そして、油圧ポンプ駆動
手段によって、前記油圧ポンプが駆動され、速度制御器
によって、前記圧力補償手段の出力信号に従って前記油
圧ポンプ駆動手段が制御される。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1を参照しな
がら説明する。図1はこの発明の実施例1を示す構成図
であり、1〜19、21は前述した従来例のものと同一
であり、20aは速度制御器20に相当する速度制御器
である。電磁切換弁7は流路開閉手段を構成し、誘導電
動機14、速度検出器15、三相交流電源16、コンバ
ータ17、平滑コンデンサ18、及びインバータ19に
よって油圧ポンプ駆動手段が構成されている。22はジ
ャッキ側の油圧(管8内の油圧)を測定するジャッキ側
圧力センサ、23はポンプ側の油圧(管10内の油圧)
を測定するポンプ側圧力センサであり、ジャッキ側圧力
センサ22及びポンプ側圧力センサ23によって油圧測
定手段が構成される。
【0014】24a及び24bは昇降路の上下に固定さ
れたプーリ、25はプーリ24a及び24bに掛けられ
、一部がかご6に固定された補助ロープ、26はプーリ
24bに取り付けられ、かご6の移動距離を検出する移
動距離検出器である。プーリ24a及び24b、補助ロ
ープ25、及び移動距離検出器26によって移動距離測
定手段が構成されている。27は速度制御器20aに信
号を出力する圧力補償制御器であり、ジャッキ側圧力セ
ンサ22、ポンプ側圧力センサ23及び移動距離検出器
26の出力信号が入力される。圧力補償制御器27によ
って圧力補償手段が構成されている。
【0015】次に、図1に示したこの発明の実施例1の
動作について説明する。先ず、かご6が起動階にある状
態で、ジャッキ側圧力センサ22は、ジャッキ側の油圧
を測定する。圧力補償制御器27は、この測定値を入力
し、これをジャッキ側圧力保持値P0として記憶する。 続いて速度制御器20aは、かご走行パターン信号21
に従ってかご6が走行するように誘導電動機14を制御
する。圧力補償制御器27は、かご6が起動階から目標
階に到着するまでの間、逐次、P=S×ρ(ここに、S
は移動距離検出器26の出力値であり、かご6の移動距
離を表す。また、ρは油11の比重であり、約0.8に
等しい。なお、Pは油11の重量が油圧に及ぼす影響の
大きさである。)を計算し、上昇運転時にはP0+Pを
、下降運転時にはP0−Pを速度制御器20aに出力す
る。
【0016】かご6が目標階に到着した時、速度制御器
20aは圧力補償制御器27の出力に従ってインバータ
19を制御し、インバータ19は誘導電動機14を駆動
する。そして、ポンプ9側の油圧はジャッキ側の油圧と
安定な状態を保ちつつ等しくされ、この状態で電磁切換
弁7が閉じられる。この結果、油圧ジャッキは駆動され
ず、従ってかご6も動かない。
【0017】尚、上記実施例では起動時におけるかご6
の下降については触れなかったが、従来と同様に、誘導
電動機14の目標速度にバイアスパターン信号30を重
畳させてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、エレベ
ータのかごを駆動する油圧ジャッキ及び前記油圧ジャッ
キに圧油を供給する油圧ポンプの油圧を測定する油圧測
定手段、前記油圧ジャッキ及び前記油圧ポンプの間に挿
入され、両者の油圧が等しいときだけ前記圧油の流路を
開閉する流路開閉手段、前記かごの移動距離を測定する
移動距離測定手段、前記かごの移動距離に応じて前記油
圧ポンプ側の油圧を補償する圧力補償手段、前記油圧ポ
ンプを駆動する油圧ポンプ駆動手段、並びに前記圧力補
償手段の出力信号に従って前記油圧ポンプ駆動手段を制
御する速度制御器を備えたので、停止の際のショック、
振動、並びに乗り場及びかごの敷居の間のずれ量が小さ
くなる油圧エレベータの駆動制御装置が得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の油圧エレベータの駆動制御装置を示す構
成図である。
【図3】油圧エレベータのかごの走行パターンの説明図
である。
【符号の説明】
1    シリンダ 2    圧油 3    プランジャ 6    かご 7    電磁切換弁 9    油圧ポンプ 14    誘導電動機 15    速度検出器 16    三相交流電源 17    コンバータ 18    平滑コンデンサ 19    インバータ 20a    速度制御器 22    ジャッキ側圧力センサ 23    ポンプ側圧力センサ 24a、24b    プーリ 25    補助ロープ 26    移動距離検出器 27    圧力補償制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エレベータのかごを駆動する油圧ジャ
    ッキ及び前記油圧ジャッキに圧油を供給する油圧ポンプ
    の油圧を測定する油圧測定手段、前記油圧ジャッキ及び
    前記油圧ポンプの間に挿入され、両者の油圧が等しいと
    きだけ前記圧油の流路を開閉する流路開閉手段、前記か
    ごの移動距離を測定する移動距離測定手段、前記かごの
    移動距離に応じて前記油圧ポンプ側の油圧を補償する圧
    力補償手段、前記油圧ポンプを駆動する油圧ポンプ駆動
    手段、並びに前記圧力補償手段の出力信号に従って前記
    油圧ポンプ駆動手段を制御する速度制御器を備えたこと
    を特徴とする油圧エレベータの駆動制御装置。
JP3080347A 1991-04-15 1991-04-15 油圧エレベータの駆動制御装置 Pending JPH04317967A (ja)

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