JPH0431784A - 障害物検知器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、ｌＩ＊書物からの反射波により自車と障害物
との相対的な距離の時間的変化を計測して、障害物の存
在を表示する距離測定型の障害物検知器に関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、光パルスや超音波パルスを送波し、障害物からの
反射波を受波して障害物までの距離を測定することによ
り障害物を検知する障害物検知器が知られている。この
ような障害物検知器を車に取り付けて、進路上の障害物
を検知したときには、ランプやブザーで表示すれば、運
転者に注意を喚起することができ、衝突事故を未然に防
止することができる。ところが、従来の障害物検知器に
おいては、自車が停止しているときにも検知動作を続け
ているので、自車が停止しており、且つ障害物との相対
的な検出距離に変化が無い場合にも、運転者にランプや
ブザーで表示していた。

［発明が解決しようとする課題］ 上述のように、従来の障害物検知器においては、自車に
衝突の危険が無い場合でも、単に障害物が存在するとい
うだけでランプやブザーによる表示を行っていたので、
運転者が表示を軽視する傾向があった。また、ブザーが
鳴り続けると周囲に迷惑であるので、運転者が障害物検
知器の電源を切ってしまうことがあり、自車が発進した
後、［Ｆ物に衝突する可能性があった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、自車が停止し、且つ自車と障害
物との相対的な検出距離に変化が無いときには表示動作
を停止可能な障害物検知器を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る障害物検知器にあっては、上記の課題を解
決するために、第１図に示すように、車両に取り付けら
れて障害物からの反射波により障害物までの距離を測定
する距離測定部１と、距離測定部１により測定された距
離の時間的な変化に基づいて障害物の存在を表示する表
示部２と、車速を検出して自車が停車していることを検
出する停車検出部３と、自車が停止しており且つ自車と
障害物との相対的な検出距離に変化が無いときには表示
部２の表示動作を停止させる制御部４とを有することを
特徴とするものである。

［作用コ 本発明にあっては、このように、車速を検出して自車が
停車していることを検出する停車検出部３を設けて、自
車が停止しており且つ自車と障害物との相対的な検出距
離に変化が無いときには表示部２の表示動作を制御部４
により停止させるようにしたから、自車に衝突の危険が
無い場合には、障害物が存在していてもランプやブザー
による表示動作は行われない。このため、運転者が障害
物検知器の表示を軽視するような弊害は生じない。

また、自車が発進した後は、障害物が存在すれば表示が
行われるので、障害物に衝突する危険を防止することが
できる。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

１は距離測定部であり、光パルスや超音波パルスを車の
進路方向に送波し、障害物からの反射波を受波すること
により、障害物までの距離を測定している。２は表示部
であり、障害物が存在する場合には°゛障書物有り”の
表示を行う。また、自車と障害物との相対的な検出距離
が時間的に減少している場合には゛障害物接近”の表示
を行うと共に、ブザーによる警告表示を行う。３は停車
検出部であり、車速を検出することにより一１自車が停
止しているか否かを検出する。−４は制御部であり、上
述のような表示部２の表示動作を制御すると共に、停車
検出部３で自車が停止していることが検出された場合に
は、自車と障害物との相対的な検出距離が時間的に変化
しているか否かを判定し、変化していないときには、表
示部２の表示動作を停止させる。

第２図は本実施例の動作説明図である。図中、１０は自
車であり、２０は他車である。自車１０は速度■１で矢
印に示す方向に進んでおり、他車２０は速度■２で矢印
に示す方向に進んでいるものとする。この場合において
、制御部４により表示部２の表示動作を停止させる条件
は、第１表に示すようになる。同表に示すように、自車
の車速Ｖ、がゼロで、且つ自車１０と他車２０との間の
相対的な検出距離に時間的な変化が無い場合、つまり他
車２０の車速■２もゼロである場合にのみ、表示部２の
表示動作を停止させる。

第１表 なお、従来の距離測定型の障害物検知器では、第１図の
破線で囲まれた部分の構成のみを備えており、停車検出
部３を備えていなかったので、自車の停止を検出するこ
とができなかった。本発明では、停車検出部３により自
車の停止を検出可能とし、これと距離測定部１の測定結
果とを併用することにより、他車の停止をも検出するこ
とができ、自車に衝突の危険があるか否かを判定するこ
とを可能としたものである。

［発明の効果］ 本発明にあっては、上述のように、障害物からの反射波
を利用して障害物までの距離を測定し、その距離の時間
的な変化に基づいて障害物の存在を表示する距離測定型
の車載用障害物検知器において、車速を検出して自車が
停止していることを検出する停車検出部を設けて、自車
が停止しており且つ自車と障害物との相対的な検出距離
に変化が無いときには表示部の表示動作を停止させるよ
うにしたから、自車に衝突の危険が無い場合には、たと
え障害物が存在していても無用の表示は省略することが
でき、これにより運転者が障害物の表示を軽視するよう
な弊害を防止できるという効果があり、また、自車が発
進した後は、障害物が存在すれば表示が行われるので、
運転者に注意を喚起して、障害物への衝突の危険を確実
に防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本発
明の動作説明図である。 １は距離測定部、２は表示部、３は停車検出部、４は制
御部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両に取り付けられて障害物からの反射波により
   障害物までの距離を測定する距離測定部と、距離測定部
   により測定された距離の時間的な変化に基づいて障害物
   の存在を表示する表示部と、車速を検出して自車が停車
   していることを検出する停車検出部と、自車が停止して
   おり且つ自車と障害物との相対的な検出距離に変化が無
   いときには表示部の表示動作を停止させる制御部とを有
   することを特徴とする障害物検知器。