JPH0431749A - 強化ガラス品の割れの検査方法 - Google Patents

強化ガラス品の割れの検査方法

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Publication number
JPH0431749A
JPH0431749A JP13758290A JP13758290A JPH0431749A JP H0431749 A JPH0431749 A JP H0431749A JP 13758290 A JP13758290 A JP 13758290A JP 13758290 A JP13758290 A JP 13758290A JP H0431749 A JPH0431749 A JP H0431749A
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JP
Japan
Prior art keywords
tempered glass
glass product
independent
crack
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP13758290A
Other languages
English (en)
Inventor
Narihide Yamada
成英 山田
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Publication of JPH0431749A publication Critical patent/JPH0431749A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、自動車や調理具などに用いられる強化ガラ
ス品について、その割れの有無を自動的に検査する、強
化ガラス品の割れの検査方法に関する。
【従来の技術】
従来、強化ガラス品は無色透明で外乱光が反射しやすい
ため、その割れの有無を自動的に検査するのが技術的に
難しく、専ら目視によって検査されてきた。
【発明が解決しようとする課B】
以上説明したように、従来の技術では、強化ガラス品の
割れ検査を正確、かつ安定して自動的におこなうのが技
術的に困難であったが、検査員の疲労、検査員の確保、
検査の能率、検査の信軌性などの面から、自動的割れ検
査の実現が要望されてきた。 この発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、強化ガラス品について、その割れの有無を正確、
自動的に検査する、強化ガラス品の割れの検査方法を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明に係る強化ガラス品
の割れの検査方法は、 背景としての黒色面上に載置された強化ガラス品を上方
から撮像し; その映像信号を2値化して求められた2値化パタ−ン内
で隣接することなく個別に隔離された独立領域の個数を
計数し; この計数された独立領域個数が設定値以上であることに
基づいて前記強化ガラス品を割れ有りと判定する。
【作用】
強化ガラス品は、その内部に存在する引張応力のために
、割れるときには鋭い角のない細かい破片になる。この
性質に着目して、強化ガラス品を黒色の背景のもとで撮
像すると、その映像信号に基づく2値化パターンは、割
れが存在するときには、必ず多数の独立領域、つまり隣
接することなく個別に隔離された領域に分裂した形をと
る。したがって、独立領域の個数が、検査の安全側に立
って予め定められた個数、たとえば5個以上のとき、そ
の強化ガラス品を割れ有りと判定する。
【実施例】
本発明に係る強化ガラス品の割れの検査方法は、以下に
述べるような強化ガラス品の特性に着目したものである
。 強化ガラスは、また安全ガラスとして認められている。 これは、強化ガラスが普通ガラスに比べて強度が高いだ
けでなく、破壊したときに鋭い角の無い細かな破片にな
り、人体に対する損傷を軽減できるからである。このよ
うな特性は、次の理由による。 −Cに、ガラスの破壊は非常に特殊な場合を除き、表層
が起点になって生じる。ガラスは引張りに弱い性質をも
っており、なんらかの外力によって曲げ荷重が発生する
と、それによって生じる引張応力がガラスの強度を超え
ると破壊に至る。このため、ガラスの表面に圧縮応力層
を形成し、外力による引張応力に抵抗するようにしたの
が強化ガラスである。したがって、強化ガラスの内部に
は、表面の圧縮応力にバランスして引張応力が存在する
。破壊した後の破片の細かさは、この内部の引張応力の
大きさによる。なんらかの原因で、クラックがこの引張
応力域まで達すると、クラックの進行が加速され、分岐
を繰り返しながら一瞬にして全面破壊に至る。引張応力
が大きければ大きいほど、クランクの分岐の回数が多く
なって、破片は細かくなる。このとき重要なのは、強化
ガラスでは、単にクラックが生じただけで中途半端な破
壊状態になるのではなく、完全に破断されて分離状態の
破片になることである。 ちなみに、JIS規格で自動車用強化ガラスの必要条件
として、落球テストやダートテストなどの強度試験の外
に、破壊したときの破片密度、つまり5c1+×5C1
1での破片数、または最大破片重量が規定されている。 第1図は本発明に係る強化ガラス品の割れの検査方法が
適用された検査装置の構成図である。同図において、8
は黒色の表面をもつ背景、9は検査対象の強化ガラス品
で、以下ワークという。1は撮像装置、2は2値化回路
、3は画像メモリである。 4は画像処理部としての独立領域計数部で、画像メモリ
3に格納されたワーク9の画像に係る2値化パターンに
ついて、その内部で隣接することなく個別に隔離された
独立領域を計数する。この独立領域は、ワーク9の各破
片画像に係る2値化パターンで、その外周の各画素すべ
てが、空隙部分に係る画素と隣接している。ワーク9に
係る2値化パターンについては第2図、第3図を参照し
ながら後述する。5は判定部で、計数された独立領域の
個数が設定値以上のとき、ワーク9を割れ有りと判定す
る。 第2図は割れの有るワークの2値化パターン図である。 同図において、ワーク9の割れによって分断された各破
片の2値化パターンが、各独立領域9a+9b19c、
・・・、9j として表される。この場合には、各独立
領域の計数値は10個である。なお、2値化パターンと
して各独立領域が形成されるのは、完全に分離された各
破片の破断面箇所で、光が乱反射されるからである。 第3図は割れの無いワークの2値化パターン図である。 同図において、ワークに実際には割れが無くても、その
2値化パターンは4個の独立領域を有し、あたかもワー
クが4個の破片からなるように見える。これは、強化ガ
ラス品に限らず一般に透明物体に共通に言えることで、
ワークの置き方や照明の当て具合によって、このような
画像が表れる可能性がある。 したがって、検査の安全側に立って、判定のための設定
値を5個と定める。この設定値の定め方は、検査の目的
、要求度合に応じて基本的には経験的になされる。言い
かえれば、ワークの置き方や照明の当て方を微妙に調節
して、見掛は上の独立領域からなる画像が表れないよう
にするより、多少の独立領域からなる画像が表れること
を前提にして、ワークの置き方や照明の当て方は概略に
決め、設定値をやや大きめに決める方が実際的かつ合理
的である。 第2図の独立領域個数は10個であるから、設定値の5
個以上となり、この場合のワーク9は割れ有りと判定さ
れる。第3図の独立領域個数は4個であるから、設定値
の5個未満であり、この場合のワークは割れ無しと判定
される。
【発明の効果】
この発明によれば、従来技術に比べて、対象の強化ガラ
ス品の大きさに制限がなく、視野内で正確な位置決めを
する必要がなく、また置き方や照明について微妙な調整
をすることのない、要するに制約が少なく簡単に、しか
も正確で安定な割れ検査ができる□というすぐれた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の適用例である検査装置の構成図、 第2図は割れの有るワークの2値化パターン図、第3図
は割れの無いワークの2値化パターン図である。 符号説明 1:撮像装置、2:2値化回路、3:画像メモリ、4:
独立領域計数部、5:判定部、7:照明、8:背景、9
:ワーク、 9a+ 9b+ 9c+・・’+  9j  :独立領
域。 茅2ノ 裏3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)背景としての黒色面上に載置された強化ガラス品を
    上方から撮像し;その映像信号を2値化して求められた
    2値化パターン内で隣接することなく個別に隔離された
    独立領域の個数を計数し;この計数された独立領域個数
    が設定値以上であることに基づいて前記強化ガラス品を
    割れ有りと判定する;ことを特徴とする強化ガラス品の
    割れの検査方法。
JP13758290A 1990-05-28 1990-05-28 強化ガラス品の割れの検査方法 Pending JPH0431749A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6978103B2 (en) 2002-01-25 2005-12-20 Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus with improved image quality and maintenance workability
JP2011501179A (ja) * 2007-10-29 2011-01-06 ピルキントン グループ リミテッド 1層の強化ガラスに形成した破片パターンを画像化する方法および装置
JP2017522566A (ja) * 2014-07-24 2017-08-10 エージーシー グラス ユーロップAgc Glass Europe 強化ガラスパネルに形成された破砕パターンを撮像するための方法および設備
KR102128503B1 (ko) * 2019-05-06 2020-06-30 천태위면지능기술유한회사 일종 강화 유리 진위를 감별하는 분석기기

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