JP3407603B2 - ワイヤボンディングにおけるセカンドボンディング点の検査方法 - Google Patents

ワイヤボンディングにおけるセカンドボンディング点の検査方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、チップと基板を接
続するワイヤボンディングにおけるセカンドボンディン
グ点の検査方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】チップと、このチップが搭載されたリー
ドフレームやプリント基板などの基板をワイヤで接続す
るワイヤボンディングは、次のようにして行われる。ま
ず、キャピラリツールの下端部から下方へ導出されたワ
イヤの下端部とトーチとの間で電気的にスパークを発生
させ、ワイヤの下端部にボールを形成した後、キャピラ
リツールを下降させてボールを基板に搭載されたチップ
の上面にボンディングする(以下、「1st(ファース
ト)ボンディング」という)。次いで、キャピラリツー
ルを一旦基板の上方に移動させた後に、キャピラリツー
ルの下端部を所定の軌跡を描かせながら下降させワイヤ
を基板にボンディングする(以下、「2nd(セカン
ド)ボンディング」という)。そしてワイヤボンディン
グ後には、チップやワイヤを保護するため樹脂封止が行
われる。 【0003】この樹脂封止に先立って、ワイヤボンディ
ングの状態を確認するための検査が行われ、正常なワイ
ヤボンディングが行われているか否かが検査される。セ
カンドボンディング点について行われる検査では、パッ
ド上に印されたキャピラリツールの圧痕の位置および大
きさとともに、ワイヤの先端部の平面視して三日月型に
つぶれた部分、いわゆるクレセントの大きさや形状が検
出の対象となる。これらを検出することにより、ボンデ
ィングが正常に行われたか否かを検査できるとともに、
ボンディング圧力やボンディング位置など、ボンディン
グ装置のボンディング条件の設定に何らかの異常がある
か否かを推定することができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】クレセントの形状はキ
ャピラリツールの下端部によってつぶされる時の各種の
要因により様々に変化し、一様な大きさや形状とはなら
ないことから自動検査は困難とされており、したがって
セカンドボンディング点の検査は検査員の目視により経
験と勘に基づいて行われている実情にある。しかしなが
ら、目視による方法では、多大な検査時間と労力を要す
るとともに、検査員の技量の個人差のため信頼性の高い
検査を行うことが困難であるという問題点があった。 【0005】そこで本発明は、セカンドボンディング点
の検査を作業性よく高速度で、しかも高い信頼性を以て
行うことができるワイヤボンディングにおけるセカンド
ボンディング点の検査方法を提供することを目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のワイヤボンディ
ングにおけるセカンドボンディング点の検査方法は、基
板のパッドのボンディング点をカメラにより撮像し、撮
像結果を画像データとして画像記憶部に記憶させる工程
と、画像データに基づきキャピラリツールの圧痕を検出
する工程と、この圧痕内部の基準点からワイヤの延出方
向に向かって予め設定された距離移動した点においてワ
イヤまたはクレセントの検出を行う工程と、ワイヤまた
はクレセントを検出したならば当該点を起点としてクレ
セントの形状線を検出する工程と、このクレセントの形
状線に基づいてクレセントの幅および長さを求める工程
と、を含む。 【0007】 【発明の実施の形態】上記構成の本発明によれば、ワイ
ヤボンディング後の基板のパッドのセカンドボンディン
グ点を撮像した画像データから求められたキャピラリツ
ールの圧痕の位置に基づいてクレセントの形状線を検出
し、この形状線に基づいてクレセントの長さと幅を求め
ることにより、クレセントの形状を定量的に表すことが
できるので、ボンディング点の検査を作業性よく高速度
でしかも高い信頼性を以て行うことができる。 【0008】次に、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態のワイヤボン
ディングにおけるセカンドボンディング点の検査装置の
構成を示すブロック図、図2は同ワイヤボンディングを
行う基板の平面図、図3は同セカンドボンディング点の
拡大側面図、図4、図5、図6、図7、図8、図9は同
セカンドボンディング点の部分拡大画像図である。 【0009】まず、図1を参照してワイヤボンディング
におけるボンディング点の検査装置の構成を説明する。
図1において、ステージ1上には基板2が載置されてい
る。基板2上にはチップ4が搭載されている。基板2の
パッド3とチップ4のパッド5はワイヤ6によってボン
ディングされている。ステージ1の上方にはXテーブル
9及びYテーブル10より成る可動テーブル11が配設
されている。可動テーブル11にはカメラ8が装着され
ている。カメラ8は可動テーブル11によりX方向やY
方向に水平移動し、チップ4や基板2を撮像する。カメ
ラ8の下方には照明部7が装着されている。照明部7は
撮像時にチップ4や基板2を上方より照明する。 【0010】カメラ8にはAD変換部12が接続されて
いる。AD変換部12は撮像データを画像データにAD
変換する。画像記憶部13はAD変換された画像データ
を記憶する。検査処理部14はボンディング点の画像デ
ータに基づき、エッジのサーチや求められたエッジ点の
近似演算などの処理を行う。記憶部15は、ボンディン
グ座標データ、ワイヤサイズなどワイヤボンディング時
に使用したデータ及び検出された判定値などを記憶す
る。表示部16は検査画面を表示するモニタである。 【0011】次に、図2を参照して検査の対象となるワ
イヤボンディング点について説明する。図2において、
基板2上には、チップ4が搭載されている。チップ4の
上面には縁部に沿って多数のパッド5が形成されてい
る。また、基板2上にはチップ4のそれぞれのパッド5
に対応した位置にパッド3が形成されている。チップ4
のパッド5と基板2のパッド3はワイヤ6で接続されて
いる。チップ4のパッド5のボンディング点はファース
トボンディング点20であり、基板2のパッド3のボン
ディング点はセカンドボンディング点30である。 【0012】次に図3を参照してセカンドボンディング
点30について説明する。基板2のパッド3の上面にワ
イヤ6がボンディングされている。31a、31b、3
1cは、ワイヤ6をボンディングするキャピラリツール
の下端部の動きを動作の順に従って示したものである。
まず31aは、キャピラリツールの下端部がワイヤ6を
パッド3の上面に押しつけ始めたタイミングでの位置を
示している。 【0013】この後、キャピラリツールはワイヤ6をパ
ッドに押しつけながら更に下降するとともにボンディン
グ点へ向かって横移動し、31bの位置を経て最終的に
31cの位置に至り、パッド3の上面を下方に押しつけ
て凹型形状の圧痕32を形成する。このとき、圧痕32
の周囲にはキャピラリツールの下端部の形状にならって
斜面状の縁部33が形成される。また、ワイヤ6をパッ
ド3の上面に押しつける過程、すなわちキャピラリツー
ルが31aの位置から31bの位置に移動する過程にお
いて、ワイヤ6はキャピラリツールの下端部によって押
しつぶされ、斜面状部6bが形成される。 【0014】このワイヤボンディングにおけるセカンド
ボンディング点の検査装置は上記のような構成より成
り、以下、ボンディング点の検査方法について説明す
る。まず、図1に示すようにチップ4が搭載された基板
2がステージ1上に載置される。次に可動テーブル11
を駆動してカメラ8を検査対象であるセカンドボンディ
ング点30の上方に移動させ、照明部を点灯してカメラ
8によりセカンドボンディング点30を撮像する。撮像
されたデータはAD変換部12を経て画像記憶部13に
送られ、画像データとして記憶される。この画像データ
は検査処理部14に読み込まれ、画像データに基づいて
検査処理が行われる。 【0015】以下、検査処理について説明するが、その
前にカメラ8により撮像して得られる画像について説明
する。図3において下向きの矢印eは照明光の入射方向
を、上向きの矢印fは反射光の反射方向を示している。
パッド3の上面に入射する光は上方に反射し、ワイヤ6
やワイヤ6の斜面状部6bおよび圧痕32の縁部33に
入射する光は斜め方向に反射するため、カメラ8によっ
て上方から撮像された画像上ではパッド3と、ワイヤ
6、斜面状部6bおよび縁部33は輝度が異なる。した
がって、画像データを2値化処理することにより、図4
に示すように、パッド3面を明像とし、ワイヤ6と図3
に示す斜面状部6bを平面視して三日月形状となる部分
(以下、「クレセント」という)6cおよび縁部33を
暗像とする画像を得ることができる。 【0016】このようにして得られた画像より圧痕32
の位置を求める方法について図4、図5を参照して説明
する。図4において、P0はボンディング座標データ上
での圧痕32の中心点、すなわちキャピラリツールの下
端部がパッド3に着地するときのキャピラリツールの中
心位置である。したがって、P0はこの画像において既
知の点であり、画像上で縁部33をサーチする際の起点
として予め設定することができる。本実施の形態では、
図4に示すように、P0を起点として放射状に縁部33
のエッジをサーチする。矢印g1,g2・・gnは、縁
部33のサーチを行う方向を示しており、サーチを行う
方向の数は、通常は円周の分割数にして8分割から32
分割の間で設定される。矢印g1,g2・・gnの延長
線上のF1,F2,・・Fnは、サーチの結果検出され
たエッジ点を示す。 【0017】セカンドボンディング点30においては、
縁部33は画像上では明瞭な円弧として検出されない場
合が多く、図4に示すように不明瞭部分が途切れた部分
円弧となる。この結果、得られるエッジ点の数が少な
く、また多くのノイズデータを含んだものとなる。例え
ば図4の矢印g5方向やg7方向では縁部33は明瞭な
円弧として存在しないためエッジが検出されず、得られ
るエッジ点のデータ数がその分だけ少なくなる。また矢
印g5方向では、縁部33のエッジが検出されず矢印g
5の延長線上にあるクレセント6cの境界線上にF5が
誤ってエッジ点として検出されている。このように、2
ndボンディング点30においては、エッジ点として得
られるデータが少ないとともに、ノイズデータを含む可
能性が大きい。したがって、検出された少ないエッジ点
を有効に利用し、かつノイズデータを極力排除してより
適切な位置検出処理を行う必要がある。 【0018】そこで、縁部33から検出されたエッジ点
より成る部分円弧に基づいて近似円を演算する方法につ
いて説明する。この方法は、図5で示すように、各方向
でのサーチにより得られたエッジ点F1,F2、・・F
nから、圧痕32のエッジを表す近似円Cを求めるもの
である。このとき、F5のように誤って検出されたノイ
ズデータも含まれている。まず、最小2乗法により各エ
ッジ点F1,F2、・・Fnを近似する円を求める。こ
の結果に基づき、得られた近似円Cと、各エッジ点との
距たりを表す偏差を求め、偏差が大きく近似円Cから大
きくはずれるエッジ点(F5参照)はノイズデータと見
なしてエッジ点から除外する。 【0019】次いで残りのエッジ点から再び最小2乗法
により近似円Cを求める。ノイズデータとされるエッジ
点の数が多く、最小2乗法による近似の対象となるエッ
ジ点が少ない場合には、サーチ方向の分割数を増やした
上で、エッジの再サーチを行う。このようにして、得ら
れた近似円Cとエッジ点との偏差が所定の範囲内に収ま
るまでエッジのサーチと近似円演算を繰り返す。 【0020】次に、このようにして求められた、圧痕内
部の基準点としての近似円Cの中心点P1に基づいてク
レセント6cの形状線を検出する方法について説明す
る。まず図5に示すように、P1からワイヤ6の延出方
向(矢印h方向)に距離Dだけ移動した点P2にて、画
面上でのワイヤ6またはクレセント6cの有無を検出す
る。ワイヤ6の延出方向はボンディング座標データより
求めることができる。点P2はボンディング座標データ
上でワイヤ6またはクレセント6cが存在すべき点であ
り、距離Dはそのような点を与える距離として予め設定
される。ここでワイヤ6またはクレセント6cが検出さ
れなかったならばボンディング異常と判断され、以下に
説明するクレセント6cの検出は行われない。 【0021】P2にてワイヤ6またはクレセント6cが
検出されたならば、P2を起点としてクレセント6cの
形状線の検出を行う。図6に示すように、まずP2を起
点として両方の外側方向(矢印m方向)に向かってクレ
セント6cのエッジをサーチし、エッジを検出したなら
ば2値化による輪郭追跡を行って画像データに基づき暗
像部分と明像部分の境界の形状線kを求める。このよう
にして求められた形状線kは、図6に示すようにワイヤ
6およびワイヤ6の先端部分であるクレセント6cの形
状を表している。 【0022】次に、求められた形状線kから、クレセン
ト6cの幅と長さを求める方法について説明する。ま
ず、クレセント6cの幅を求める方法について説明す
る。図7に示すように、クレセント6cの形状線k上で
圧痕32の中心点P1側で最も外側に広がっている点を
両側に求め、それぞれP3、P4とする。このP3、P
4はクレセント6cがパッド3の上面と接するクレセン
ト始点である。クレセント幅は2つのクレセント始点P
3、P4間の距離で与えられる。 【0023】次に、クレセント6cの長さを求める方法
について説明する。まず、ワイヤ6とクレセント6cの
境界点として定義されるクレセント終点を以下の方法で
求める。図7に示すようにクレセント6cの形状線k上
に適切なピッチで着目点P(i)(i=1、2、・・
・、N)を設定し、形状線k上の着目点P(i)の手前
の着目点P(i−1)とP(i)を結ぶ直線L1、およ
び着目点Piの後の着目点点P(i+1)とPiとを結
ぶ直線L2を求め、2つの直線L1,L2のなす角度α
を求める。そして形状線k上の所定の範囲の各着目点P
iについて、角度αを求め、最も小さい角度αを与える
着目点Piをクレセント終点とする。すなわち、最もく
びれが顕著な点をクレセント終点とする。 【0024】なお、クレセント終点は形状線kを構成す
る2つの辺のそれぞれに1点存在するが、くびれを表す
角度αによってクレセント終点を決定するのは、2つの
辺を通じて最も小さい角度αを与える1つの着目点Pi
についてのみである。このPiが求められたならば、対
向する他の辺上で、Piに最も近い点Pjを以てもう1
つのクレセント終点とする。 【0025】このように、形状線kの各辺のそれぞれで
くびれを表す角度αによりクレセント終点を決定しない
のは、2辺とも角度αによってクレセント終点を決定す
るとそれぞれの辺で全く離れた位置にある2点がクレセ
ント終点とされ、現実のクレセント終点として不適切な
場合があるからである。すなわち、場合によっては片側
の辺にはほとんどくびれが現れないこともあり、このよ
うな場合にこの辺上で角度αが最小であるような点を求
めると、クレセント終点の定義に全く適合しないような
部分的な変形点を誤ってクレセント終点と認識してしま
うからである。 【0026】図8は、このようにして求められたクレセ
ント始点P3、P4およびクレセント終点P5、P6を
示している。クレセント幅Bは、クレセント始点P3、
P4間の距離である。また、P3、P4を結ぶ線分の中
点P7と、クレセント終点P5、P6を結ぶ線分の中点
P8の距離Lが、クレセント長さである。 【0027】図9は、このようにして定義され、求めら
れたクレセント幅Bおよびクレセント長さLが基準値を
はずれており、ワイヤボンディングの異常と判定される
例を示している。この例では、クレセント幅Bおよびク
レセント長さLがともに基準値より小さく、すなわちク
レセント6cが小さいことを示している。したがってワ
イヤ6がキャピラリツールによって押しつけられてパッ
ド3にボンディングされている面積が小さく、ボンディ
ング強度上問題があると判断される。 【0028】このように、クレセント6cの形状により
ボンディング異常を検出するワイヤボンディング後の検
査において、クレセント6cの形状を幅Bと長さLとい
う2つの寸法で代表させることにより、従来は、検査員
の経験と勘に基づき、目視という多大な労力を要ししか
も信頼性の低い方法で行われていた検査を、定量的デー
タに基づき作業性よく高速度で、しかも高い信頼性を以
て行うことができる。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、ワイヤボンディング後
の基板のパッドのボンディング点を撮像した画像データ
から求められるキャピラリツールの圧痕の位置に基づい
てクレセントの形状線を検出し、この形状線に基づいて
クレセントの長さと幅を求めるようにしているので、ク
レセントの形状線を求める際にクレセントの位置を迅
速、確実に検出することができ、またクレセントの形状
をクレセントの幅と長さにより定量的に表すようにして
いるので、ボンディング点の検査を作業性よく高速度
で、しかも高い信頼性を以て行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態のワイヤボンディングに
おけるセカンドボンディング点の検査装置の構成を示す
ブロック図 【図2】本発明の一実施の形態のワイヤボンディングを
行う基板の平面図 【図3】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の拡大側面図 【図4】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の部分拡大画像図 【図5】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の部分拡大画像図 【図6】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の部分拡大画像図 【図7】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の部分拡大画像図 【図8】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の部分拡大画像図 【図9】本発明の一実施の形態のセカンドボンディング
点の部分拡大画像図 【符号の説明】 2 基板 3 パッド 4 チップ 5 パッド 6 ワイヤ 6c クレセント 7 照明部 8 カメラ 11 可動テーブル 13 画像記憶部 14 検査処理部 15 記憶部 16 表示部 30 セカンドボンディング点 31a,31b、31c キャピラリツール 32 圧痕 33 縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/84 - 21/958 G06T 1/00 - 9/40 H01L 21/60 - 21/607 H01L 21/66

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】基板のパッドのボンディング点をカメラに
    より撮像し、撮像結果を画像データとして画像機億部に
    記憶させる工程と、画像データに基づきキャピラリツー
    ルの圧痕を検出する工程と、この圧痕内部の基準点から
    ワイヤの延出方向に向かって予め設定された距離移動し
    た点においてワイヤまたはクレセントの検出を行う工程
    と、ワイヤまたはクレセントを検出したならば当該点を
    起点としてクレセントの形状線を検出する工程と、この
    クレセントの形状線に基づいてクレセントの幅および長
    さを求める工程と、を含むことを特徴とするワイヤボン
    ディングにおけるセカンドボンディング点の検査方法。
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