JPH04316950A - 空調機のリモートコントロールスイッチの液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は空調機のリモートコント
ロールスイッチに設けられた液晶表示装置に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】近年、壁面に取り付けられた空調機のリ
モートコントロールスイッチ（以下、リモコンと称す。 ）は液晶表示機能を持ち、リモコンを使用する室内の照
度環境も生活時間などにより多様化し、その表示を見や
すくするためバックライトなどが設けられる。

【０００３】従来、壁面に取り付けられた液晶表示機能
を持った空調機のリモコンの構成について図２を持参し
ながら説明する。

【０００４】図２に示すように、壁面１０１に取り付け
られたリモコンの本体ケース１０２には、空調機の運転
，停止，温度設定等を使用者が選択するキースイッチ１
０３と、前記操作内容を表示する液晶表示１０４が設け
られる。

【０００５】また、前記本体ケース１０２の内部におい
て、マイクロコンピュータ１０５（以下、マイクロと称
す。）は、前記キースイッチ１０３と前記液晶表示部１
０４に接続される。

【０００６】そして、前記液晶表示部１０４には表示を
見やすくするための補助光源としてバックライト１０６
が設けられ、このバックライト１０６のオン，オフのた
めのスイッチ１０７が前記本体ケース１０２に設けられ
る。

【０００７】また、空調機本体（図示せず）から前記リ
モコン本体ケース１０２に接続された電線１０８は、リ
モコンなどの電源供給や制御信号を送るためのものであ
る。

【０００８】上記構成において、前記マイクロ１０５は
、前記キースイッチ１０３を操作することで、空調機本
体に前記電線１０８を介して操作キーの制御信号を送り
、操作内容を前記液晶表示部１０４に表示する。

【０００９】また、前記液晶表示部１０４は、液晶表示
素子１０９からなり、さらにこの液晶表示素子１０９は
表偏光板１１０と、液晶板１１１と、裏偏光板１１２と
、半透過反射板１１３と、導光板１１４と、反射板１１
５とより構成される。

【００１０】また、液晶表示素子１０９は自ら発光する
物でなく、外部からの光を反射または透過することで文
字などを表示するため、外部からの光が少ない（室内が
暗い）と見えにくくなる。

【００１１】そのため、一般には反射板１１５側などに
補助光源としてバックライト１０６を設けて、表示を見
やすくする。よって、使用者が室内の照度の低価により
、前記液晶表示部１０４が見えにくい場合、前記スイッ
チ１０７により前記バックライト１０６を点灯させ見え
やすくしているものであった。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】このような従来のリモ
コンの液晶表示装置では、壁面１０１の照度が、室内の
照明や窓からの日差しによって、１日の間でも非常に変
化しやすく、液晶表示部１０４の表示の見えやすさに大
きく影響し、照度によっては非常に見え難いときがある
。

【００１３】そして、室内が暗い状態では見づらいため
、使用者がわざわざバックライト１０６の点灯を行なわ
なければならないという煩わしさがあった。

【００１４】また、常時バックライト１０６を点灯した
り、点灯の消し忘れによって、バックライト１０６の寿
命が短くなるという課題があった。

【００１５】本発明は上記課題を解決するもので、壁面
に取り付けられたリモコンが窓からの日差しや室内の照
明に影響なく、液晶表示の見やすさをバックライトの自
動調整をすることで、煩わしい調整なしに、バックライ
トの寿命を延ばし、見やすくすることのできる空調機の
リモコンの液晶表示装置を提供することを目的としてい
る。

【００１６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、空調機のリモコンの本体ケース内部に設け
られ、キー入力によりその状態を空調機本体に信号を送
るマイコンと、キー入力により空調機の操作状態を前記
マイコンによって制御される前記本体ケースに設けられ
た液晶表示部と、前記本体ケースの前記液晶表示部の近
くに設けられ、室内より液晶表示部に照らされる照度の
変化を検知する光導電素子であるＣｄｓと、前記Ｃｄｓ
からの照度信号を前記マイコンに出力する照度測定手段
と、前記液晶表示部の補助光源であるバックライトと、
前記バックライトの光量を前記マイコンからの制御によ
り調整する光量調整手段とを備えた空調機のリモコンの
液晶表示機能の構成としたものである。

【００１７】

【作用】本発明は上記した構成により、液晶表示部の近
くに設けられた、室内より液晶表示部に照らされる照度
の変化を検知する光導電素子であるＣｄｓからの照度レ
ベルの照度測定手段によりマイコンに出力される。

【００１８】前記マイコンはこの照度レベルに応じて、
光量調節手段を制御し、自動的に液晶表示部の補助光源
であるバックライトの点灯，光量調整をすることができ
るものである。

【００１９】

【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１を参
照しながら説明する。

【００２０】なお、従来例に符した符号と同一符号は同
一物を示し、説明は省略する。図１に示すように、液晶
表示部１０４の近くに、室内より液晶表示部１０４に照
らされる照度の変化を検知する光導電素子であるＣｄｓ
１を設け、前記Ｃｄｓ１からの照度レベルを検出するた
めの照度測定手段２に接続されている。

【００２１】前記照度測定手段２は前記Ｃｄｓ１からの
照度レベルを前記マイコン１０５に出力する。

【００２２】また、前記マイコン１０５は室内が現在ど
れくらいの照度であるかを受けて光量調節手段３を制御
するために接続され、この光量調節手段３は前記液晶表
示部１０４の補助光源である前記バックライト１０６に
接続され、前記バックライト１０６は従来例同様の半透
過型の採光方法の液晶表示素子１０９の導電板１１４に
照光するものである。

【００２３】上記構成により、まずキースイッチ１０３
により任意の運転操作を前記マイコン１０５に出力する
。

【００２４】次に前記照度測定手段２は、室内より液晶
表示部１０４に照らされる照度変化を検知する光導電素
子である前記Ｃｄｓ１によって、照度レベル信号として
前記マイコン１０５に出力する。

【００２５】次に前記マイコン１０５は前記照度測定手
段２からの照度レベルに応じて、前記光量調整手段３を
制御することで、前記バックライト１０６の点灯および
光用調整をすることができる。

【００２６】このように本発明の空調機のリモコンの液
晶表示装置によれば、リモコンが窓からの日差しや、室
内の照明に影響なく、自動的に安定した見やすさの液晶
表示をすることができる。

【００２７】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、壁面に取り付けられたリモコンの本体ケー
スに、室内の照明や窓からの日差しによる液晶表示部に
照らされる照度の変化を検知する光導電素子のＣｄｓを
設け、かつ、マイコンからの出力によって光量調整手段
にバックライトを調整したことにより、照度の低下（暗
くなる）により自動的に、バックライトの点灯および光
量調整を行なうので、使用者が点灯，消灯などの煩わし
さをなくし、常時見やすい液晶表示を行なうものである
。

【００２８】また、バックライトの点灯および光量調整
を自動的に行なうことで、不必要なバックライトの点灯
、すなわち、常時点灯や消し忘れなどによるバックライ
トの寿命の軽減を図ることができる効果のある空調機の
リモコンの液晶表示装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の空調機のリモコンの液晶表
示装置の構成図

【図２】従来の空調機のリモコンの液晶表示装置の構成
図

【符号の説明】

１　　　　Ｃｄｓ ２　　　　照度測定手段 ３　　　　光量調整手段 １０２　　本体ケース １０３　　キースイッチ １０４　　液晶表示部 １０５　　マイクロコンピュータ １０６　　バックライト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　リモートコントロールスイッチの本体
   ケース内部に設けられ、キースイッチによりその状態を
   空調機本体に信号を送るマイクロコンピュータと、キー
   スイッチにより空調機の操作状態を前記マイクロコンピ
   ュータによって制御される前記本体ケースに設けられた
   液晶表示部と、前記本体の前記液晶表示部の近くに設け
   られ、室内より液晶表示部に照らされる照度の変化を検
   知する光導電素子であるＣｄｓと、前記Ｃｄｓから照度
   信号を前記マイクロコンピュータに出力する照度測定手
   段と、前記液晶表示の補助光源であるバックライトと、
   前記バックライトの光量を前記マイクロコンピュータか
   らの制御により調整する光量調整手段とを備えた空調機
   のリモートコントロールスイッチの液晶表示装置。