JPH06101384A - 透過光量制御装置 - Google Patents

透過光量制御装置

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JPH06101384A
JPH06101384A JP24518092A JP24518092A JPH06101384A JP H06101384 A JPH06101384 A JP H06101384A JP 24518092 A JP24518092 A JP 24518092A JP 24518092 A JP24518092 A JP 24518092A JP H06101384 A JPH06101384 A JP H06101384A
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JP
Japan
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light
indoor
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photo
panel
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Withdrawn
Application number
JP24518092A
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English (en)
Inventor
Kenzaburo Iijima
健三郎 飯島
Katsufumi Kondo
克文 近藤
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 居住者等のプライバシーが守られ、防犯等の
安全確保に適した透過光量制御装置を提供する。 【構成】 室内光源Rから供給される光の光量に応じた
電気信号を出力する室内光センサ3と、印加電圧によっ
て光の透過量が変化する採光パネル1と、室内光センサ
の出力レベルが高いとき、採光パネル1の透光量を少な
くし、前記出力レベルが低いとき、採光パネル1の透光
量を多くするよう該採光パネル1に制御電圧を印可する
制御ユニット4とを設けた。これにより、夕暮れ時や夜
間などように、屋外に比べて室内が極めて明るくなる場
合においても、室内が外からまる見えの状態にならな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば窓を透過させ
る光量を調整する透過光量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外から室内へ入光される外来光量に応
じて、窓を透過させる光量を調整する装置が従来から知
られている。一般に、この種の装置では、外来光量が減
少するに従って窓に設置されたパネルの透過光量を増加
させ、これにより室内の明るさを一定に保つようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術による装置では、夕暮れ時や夜間など外来光量が少な
い時間帯に窓を透過する光量が大となる。したがって、
このような場合に室内の照明を明るくすると、室内が外
からまる見えの状態になってしまう。このため、居住者
等のプライバシーを守ることができないと共に、防犯等
の安全確保の点で難があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、居住者等のプライバシーが守られ、防犯等の
安全確保に適した透過光量制御装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、室内光源から供給される光の光量
に応じた電気信号を出力する光電変換手段と、印加電圧
によって光の透過量が変化する可変透光パネルと、前記
光電変換手段の出力レベルが高いとき、前記可変透光パ
ネルの透光量を少なくし、前記出力レベルが低いとき、
前記可変透光パネルの透光量を多くするよう該可変透光
パネルに制御電圧を印可する制御手段とを具備すること
を特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によれば、光電変換手段が、室内光源
から供給される光の光量に応じた電気信号を出力し、制
御手段が、光電変換手段の出力レベルが高いとき、可変
透光パネルの透光量を少なくし、該出力レベルが低いと
き、可変透光パネルの透光量を多くするよう該可変透光
パネルに制御電圧を印可する。これにより、可変透光パ
ネルは、室内光源の光量が多いとき、光の透過量が少な
くなり、室内光源の光量が少ないとき、光の透過量が多
くなる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例による透過
光量制御装置の概略構成を示すブロック図である。な
お、この図に示す実施例は、透過光量制御装置を家屋内
に適用した場合を示している。
【0008】同図において、1は窓に設置される採光パ
ネルである。この採光パネル1は、例えば液晶パネルな
どで構成されており、後述する制御ユニット4から供給
される駆動信号に高速に反応して透過光量が変化するよ
うになっている。2は外来光センサであり、採光パネル
1を透過する外来光を検出し、その光量に応じた検出信
号を出力する。
【0009】3は室内光センサである。この室内光セン
サ3は、室内光源Rから放射される光を検出し、その光
量に応じた検出信号を出力する。制御ユニット4は、こ
の室内光センサ3の出力と上記外来光センサ2の出力と
に基づき、採光パネル1の透光/不透光を制御する。5
は各種設定スイッチを有するコントロールパネルであ
る。このコントロールパネル5には、制御ユニット4が
採光パネル1の透光/不透光を制御する際の各種動作モ
ード(後述する)を選択するスイッチが設けられてい
る。
【0010】次に、図2に示すブロック図を参照し、こ
の透過光量制御装置の電気的構成について説明する。同
図において、室内光センサ3は、フォトディテクタ(光
電検出器)3a、変換増幅器3bおよび波形整形器3c
から構成されている。フォトディテクタ3aは、室内光
源5が放射する光Op1を検出し、その光量に応じた電
流信号Iを出力する。また、変換増幅器3bは、フォト
ディテクタ3aから供給される電流信号Iを電圧信号V
に変換した後、これを増幅して出力する。さらに、波形
整形器3cは、変換増幅器3bから供給される増幅後の
電圧信号Vを所定値と比較することによって波形整形
し、これを検出信号Dとして出力する。
【0011】また、外来光センサ2は、室内光センサ3
と同様、フォトディテクタ2a、変換増幅器2bおよび
波形整形器2cから構成されている。これにより、外来
光センサ2は、採光パネル1を透過する外来光Op2を
上述した室内光センサ3と同様の要領で検出し、これに
応じた検出信号D′を出力する。
【0012】次に、制御ユニット4は、パルス発振器4
aと採光パネルドライバ4bとから構成されている。パ
ルス発振器4aは、室内光センサ3から供給される検出
信号Dに応じたパルス信号P(後述する)を出力する。
採光パネルドライバ4bは、パルス発振器4aの出力P
と外来光センサ2の出力D′とに基づき、採光パネル1
の透光/不透光を制御する駆動信号Cを出力する。
【0013】また、コントロールパネル5は、前述の動
作モード選択用スイッチの選択操作に対応した信号Sを
採光パネルドライバ4bへ出力する。ここで、選択され
る動作モードには以下に示す3モードがある。 操作者が透光と不透光とをマニュアルで切り替えるモ
ード。 常時、不透光の状態にするモード。 室内光センサ3の出力Dと外来光センサ2の出力D′
とに基づき、透光と不透光とを自動的に切り替えるモー
ド。
【0014】次に、上記動作モードの場合を例とし
て、この装置の動作を説明する。まず、室内光源Rから
放射される光Op1の光量が、例えば図3(a)のグラ
フ(横軸は時間を、縦軸は光量のレベルを表している)
に示すように周期的に変化した場合、室内光センサ3
は、図3(b)に示すように、その光量が所定レベル
(Vref)以上ではHighレベル、所定レベル以下で
はLowレベルとなる検出信号Dを出力する。
【0015】そして、この検出信号Dがパルス発振器4
aに取り込まれると、検出信号Dの立ち下がりに同期し
てパルス信号Pが採光パネルドライバ4bへ供給され
る。採光パネルドライバ4bで増幅されたパルス信号P
は駆動信号Cとして採光パネル1へ供給される。
【0016】ここで、パルス信号Pは、図3(c)に示
すように、検出信号Dの立ち下がりのタイミングAでH
ighレベルとなり、所定時間経過後、Lowレベルと
なる。そして、検出信号Dの立ち上がりのタイミングB
で「0」レベルに戻る。検出信号Dの立ち下がりから立
ち上がりまでの間、パルス信号PのHighレベル、L
owレベルの変化回数は、図3(d)に示すように複数
回の場合もある。さらに、次の検出信号Dの立ち下がり
のタイミングCで再び上記動作を繰り返す。
【0017】したがって、採光パネルドライバ4bは、
検出信号Dと予め設定されたスレッショルドレベルVre
fとの比較結果に基づき、区間A〜Bにおいて室内光源
Rの光量が少ないものと判断することが可能になる。そ
して、このとき、採光パネルドライバ4bは採光パネル
1へこれを透光状態とする駆動信号Cを供給する。これ
により、採光パネル1は透光状態になり、外来光が室内
に入光される。一方、採光パネルドライバ4bは、区間
B〜Cにおいて室内光源Rの光量が多いものと判断し、
採光パネル1へこれを不透光状態とする駆動信号Cを供
給する。これにより、採光パネル1は不透光状態にな
り、外来光が室内に入光されなくなる。
【0018】また、上記スレッショルドレベルVref
は、制御ユニット4において、室内光センサ3の出力D
と外来光センサ2の出力D′とのバランスに応じて定め
られる。すなわち、白昼のように、外来光センサ2の出
力レベルが室内光センサ3の出力レベルに比して高い場
合、スレッショルドレベルVrefが低くなり、透光状態
になり易くなる。一方、夕暮れ時や夜間のように、室内
光センサ3の出力レベルが外来光センサ2の出力レベル
に比して高い場合、逆にスレッショルドレベルVrefが
高くなり、不透光状態になり易くなる。
【0019】このように、本実施例によれば、室内光源
Rの光量が多い場合に採光パネル1を不透光とする一
方、室内光源Rの光量が少ない場合に採光パネル1を透
光としている。したがって、例えば室内光源Rが蛍光灯
等のように高速に点滅を繰り返す場合、この点滅に応じ
て採光パネル1が透光/不透光を繰り返すようになる。
このため、例えば夕暮れ時や夜間などように、屋外に比
べて室内が極めて明るくなる場合においても、室内が外
からまる見えの状態にならず、居住者等のプライバシー
を守ることができると共に、防犯等の安全を確保するこ
とができる。
【0020】また、室内光と外来光との光量のバランス
に応じ、透光/不透光の制御を変えるようにしているの
で、白昼や夜間などの時間帯に応じたきめ細かな透過光
量の制御を行うことができる。また、上記動作モード
以外に、他の動作モード,の設定を利用すれば、マ
ニュアル操作によってその時その時の状況に応じて透光
/不透光を選択することができる。また、この場合、上
記スレッショルドレベルVrefをマニュアル操作により
設定できるようにすれば、上記動作モード,,に
加え、きめ細かな制御が可能となる。
【0021】なお、この実施例では、透過光量の制御を
透光/不透光の2値状態によって行うようにしている
が、これに限らず、駆動信号Cの振幅レベル幅やオン
(透光)区間の長さを制御するよう構成すると、透過光
量が連続的に変化するように制御することも可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、可変透光パネルは、室内光源の光量が多いとき、光
の透過量が少なくなり、室内光源の光量が少ないとき、
光の透過量が多くなる。したがって、夕暮れ時や夜間な
どように、屋外に比べて室内が極めて明るくなる場合に
おいても、可変透光パネルを窓に設置すれば、室内が外
からまる見えの状態にならず、居住者等のプライバシー
を守ることができると共に、防犯等の安全を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による透過光量制御装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施例による透過光量制御装置の電気的構
成を示すブロック図である。
【図3】 同実施例における室内光源の光量変化を示す
グラフと、これに応じて生成される信号のタイミング図
であり、(a)は室内光源の光量変化のグラフ、(b)
は室内光センサの出力、(c),(d)はパルス発振器
の出力をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1……採光パネル、2……外来光センサ、2a……フォ
トディテクタ、2b……変換増幅器、2c……波形整形
器、3……室内光センサ、3a……フォトディテクタ、
3b……変換増幅器、3c……波形整形器、4……制御
ユニット、4a……パルス発振器、4b……採光パネル
ドライバ、5……コントロールパネル、R……室内光源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内光源から供給される光の光量に応じ
    た電気信号を出力する光電変換手段と、 印加電圧によって光の透過量が変化する可変透光パネル
    と、 前記光電変換手段の出力レベルが高いとき、前記可変透
    光パネルの透光量を少なくし、前記出力レベルが低いと
    き、前記可変透光パネルの透光量を多くするよう該可変
    透光パネルに制御電圧を印可する制御手段とを具備する
    ことを特徴とする透過光量制御装置。
JP24518092A 1992-09-14 1992-09-14 透過光量制御装置 Withdrawn JPH06101384A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24518092A JPH06101384A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 透過光量制御装置

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JP24518092A JPH06101384A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 透過光量制御装置

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JPH06101384A true JPH06101384A (ja) 1994-04-12

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ID=17129807

Family Applications (1)

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JP24518092A Withdrawn JPH06101384A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 透過光量制御装置

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JP (1) JPH06101384A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018018727A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 凸版印刷株式会社 照度制御システム
JP2022050204A (ja) * 2020-09-17 2022-03-30 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、建物、及び、方法
JP7315280B1 (ja) * 2023-05-25 2023-07-26 株式会社スポットライフ 調光ガラス制御システム

Cited By (3)

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19991130