JPH04316773A - 非滞留ボールバルブ - Google Patents
非滞留ボールバルブInfo
- Publication number
- JPH04316773A JPH04316773A JP8411091A JP8411091A JPH04316773A JP H04316773 A JPH04316773 A JP H04316773A JP 8411091 A JP8411091 A JP 8411091A JP 8411091 A JP8411091 A JP 8411091A JP H04316773 A JPH04316773 A JP H04316773A
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- Japan
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- valve
- ball
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- valve chamber
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Links
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 17
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 2
- 238000002309 gasification Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N Hydrogen peroxide Chemical compound OO MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
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Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体産業、バイオ・
医薬産業、食品産業等の流体輸送配管に好適に使用され
るボールバルブに係り、とりわけ弁開時において、流体
の滞留部分がなく、雑菌の発生や滅菌液等の滞留を阻止
したボールバルブに関する。
医薬産業、食品産業等の流体輸送配管に好適に使用され
るボールバルブに係り、とりわけ弁開時において、流体
の滞留部分がなく、雑菌の発生や滅菌液等の滞留を阻止
したボールバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体輸送ラインにおいては、弁室
内にボールを配設し、それをシートリングを装着したシ
ートキャリアーで挟持したボールバルブや、内部に球状
空間を形成したケーシング内にボールを回動自在に配設
してポケットがないように構成されたポケットレスボー
ルバルブ等が使用されている。
内にボールを配設し、それをシートリングを装着したシ
ートキャリアーで挟持したボールバルブや、内部に球状
空間を形成したケーシング内にボールを回動自在に配設
してポケットがないように構成されたポケットレスボー
ルバルブ等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のボールバ
ルブにおいては、全開状態で長期間流体を流す場合、弁
本体内周面とボールとの間の空間(以下、弁室と記す)
と流路との間はシール用のシートリングで完全に遮断さ
れているため、この弁室に密閉状態で閉込められた流体
は完全な滞留液となり、雑菌の繁殖を防ぐことができな
いし、また、特に半導体産業やバイオ産業等の超純水輸
送ラインでは、必要に応じて過酸化水素水等でラインの
滅菌操作を行うが、この際、前記弁室に過酸化水素水等
が滞留すると、脱過酸化水素水操作がなかなかうまく行
かず、ラインの立ち上がり時間に極めて膨大な労力と時
間とを要する。さらに、また、過酸化水素水のような揮
発性流体の輸送ラインにおいては、弁の全閉時に前記シ
ートリングによって弁室とその上流側と下流側の流路と
が完全に遮断されるので、流体は該弁室内に完全密閉状
態で滞留することになる。この状態で長時間経過すると
、流体がガス化して前記弁室の内圧が上昇し、前記シー
トリングを破損したり、さらにひどくなると弁本体に亀
裂が生じたりすることがあった。そのため、揮発性流体
の輸送ラインにはボールバルブは使用できないという深
刻な問題点もある。
ルブにおいては、全開状態で長期間流体を流す場合、弁
本体内周面とボールとの間の空間(以下、弁室と記す)
と流路との間はシール用のシートリングで完全に遮断さ
れているため、この弁室に密閉状態で閉込められた流体
は完全な滞留液となり、雑菌の繁殖を防ぐことができな
いし、また、特に半導体産業やバイオ産業等の超純水輸
送ラインでは、必要に応じて過酸化水素水等でラインの
滅菌操作を行うが、この際、前記弁室に過酸化水素水等
が滞留すると、脱過酸化水素水操作がなかなかうまく行
かず、ラインの立ち上がり時間に極めて膨大な労力と時
間とを要する。さらに、また、過酸化水素水のような揮
発性流体の輸送ラインにおいては、弁の全閉時に前記シ
ートリングによって弁室とその上流側と下流側の流路と
が完全に遮断されるので、流体は該弁室内に完全密閉状
態で滞留することになる。この状態で長時間経過すると
、流体がガス化して前記弁室の内圧が上昇し、前記シー
トリングを破損したり、さらにひどくなると弁本体に亀
裂が生じたりすることがあった。そのため、揮発性流体
の輸送ラインにはボールバルブは使用できないという深
刻な問題点もある。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、弁開時に弁室に流体が滞留せず、また、揮発性流体
の輸送ラインに用いても全閉時に流体のガス化に起因し
たシートリングおよび弁本体の破損のない非滞留ボール
バルブを提供することにある。
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、弁開時に弁室に流体が滞留せず、また、揮発性流体
の輸送ラインに用いても全閉時に流体のガス化に起因し
たシートリングおよび弁本体の破損のない非滞留ボール
バルブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の非滞留バルブの構成は、弁室内に設けられ
かつ内部に流路を有するボールを、回動することによっ
て弁の開閉を行うボールバルブにおいて、該ボールの前
記内部流路と弁室とを連通する連通部を設け、前記ボー
ルの内部流路以外の流路にオリフィス部を形成し、該オ
リフィス部と弁室とを連通する別の連通部を該オリフィ
ス部の近傍に設けたことを特徴とするものである。
めの本発明の非滞留バルブの構成は、弁室内に設けられ
かつ内部に流路を有するボールを、回動することによっ
て弁の開閉を行うボールバルブにおいて、該ボールの前
記内部流路と弁室とを連通する連通部を設け、前記ボー
ルの内部流路以外の流路にオリフィス部を形成し、該オ
リフィス部と弁室とを連通する別の連通部を該オリフィ
ス部の近傍に設けたことを特徴とするものである。
【0006】なお、本発明の非滞留ボールバルブの材質
は、金属でもプラスチックスでも良く特に限定されるも
のではない。
は、金属でもプラスチックスでも良く特に限定されるも
のではない。
【0007】
【作用】本発明において、弁の開放時には弁内の流路を
流れる流体はオリフィス部においてその静圧が他の部分
よりも小となるので、前記流体の一部はボールの内部流
路と弁室とを連通する連通路を通って弁室へと流出し、
さらに弁室から、オリフィス部と弁室とを連通するオリ
フィス部近傍の連通路を通ってオリフィス部へと吸い出
されてゆく。このため弁室内の流体は常に流れており滞
留することがない。
流れる流体はオリフィス部においてその静圧が他の部分
よりも小となるので、前記流体の一部はボールの内部流
路と弁室とを連通する連通路を通って弁室へと流出し、
さらに弁室から、オリフィス部と弁室とを連通するオリ
フィス部近傍の連通路を通ってオリフィス部へと吸い出
されてゆく。このため弁室内の流体は常に流れており滞
留することがない。
【0008】次にボールを回動させて弁を閉塞状態にす
ると、弁内部の流体の流れは完全に止められるが、オリ
フィス部の流体の静圧が他の部分より小さいことにより
、弁室内の流体は前記オリフィス部近傍の連通部を通っ
てオリフィス部へと流れてゆく。このため弁閉時におい
ても流体が弁室内に密閉されることがない。
ると、弁内部の流体の流れは完全に止められるが、オリ
フィス部の流体の静圧が他の部分より小さいことにより
、弁室内の流体は前記オリフィス部近傍の連通部を通っ
てオリフィス部へと流れてゆく。このため弁閉時におい
ても流体が弁室内に密閉されることがない。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第一の実施例を示す縦断面図で
ある。図において、1,2,3、および5はバルブ内部
に設けられた流路であり、1はフランジ20およびユニ
オン17内部に、2はボール11内部に、3はブッシン
グ15内部および突起部14にて形成されたオリフィス
部4に至るまでのユニオン18内部に、5は該オリフィ
ス部4から後方のユニオン18およびフランジ19内部
にそれぞれ設けられており、該流路1および2は同一断
面積であり、3はオリフィス部4に向かって漸次縮径さ
れた形状を有しており、5はオリフィス部4から漸次拡
径されてついには前記流路1および2と同一の断面積と
なるよう形成されている。6は流路3の、連通部10と
連通している部分を示す流路部であり、該流路部の断面
積は前記流路2の断面積よりも小となっている。7は流
路2の、連通部8と連通している部分を示す流路部であ
り、その断面積は流路2の断面積と同一に設けられ、前
記流路部6よりも大となるよう形成されている。連通部
8は、ボール11に設けられ流路部7と弁室9とを連通
し前記流路2の上流側末端部付近に設けられている。9
は弁室であり、本体13内周面とボール11との間に形
成されている空間である。 連通部10は前記オリフィス部4の直前に設けられブッ
シング15の表面に設けられた溝部によって形成されて
おり(図3参照)、前記流路部6と弁室9とを連通して
いる。なお、連通部10の位置はオリフィス部4の直前
に限定されるものではなく、オリフィス部4の近傍であ
ればよい。ただし、バルブに流体を流した場合に、前記
流路部6と7との間に圧力差が発生するような位置に設
ける必要がある。ボール11は、内部に流路2および連
通部8をそれぞれ有している。12はユニオン17に装
着されたシートリングであり、ボール11とによって挟
持され、ボール11を図の状態から90°回転させた場
合には前記流路1から弁室9への流体の流出を完全に止
める作用をする。 ブッシング15は、内部に前記オリフィス部4に向かっ
て漸次縮径された流路3を有するとともにその上流側端
面にはシートリング16を嵌合固定できるよう環状の溝
部が形成されている。また、図3に示されているように
その外周面には流路3の軸線方向に連通部10を構成す
る8個の溝を有し、該溝はそれぞれ流路部6に連通する
よう連続して該ブッシング15の下流側端面にも形成さ
れている。シートリング16は前記ボール11およびブ
ッシング15とによって挟持固定され、該ボール11の
回転による摺動抵抗を滑らかにするよう作用する。ユニ
オン17,18は、ボール11を挟持固定するよう前記
本体13内に挿入固定されている。フランジ19,20
は、キャップナット21および22によって本体13に
固定されている。
する。図1は、本発明の第一の実施例を示す縦断面図で
ある。図において、1,2,3、および5はバルブ内部
に設けられた流路であり、1はフランジ20およびユニ
オン17内部に、2はボール11内部に、3はブッシン
グ15内部および突起部14にて形成されたオリフィス
部4に至るまでのユニオン18内部に、5は該オリフィ
ス部4から後方のユニオン18およびフランジ19内部
にそれぞれ設けられており、該流路1および2は同一断
面積であり、3はオリフィス部4に向かって漸次縮径さ
れた形状を有しており、5はオリフィス部4から漸次拡
径されてついには前記流路1および2と同一の断面積と
なるよう形成されている。6は流路3の、連通部10と
連通している部分を示す流路部であり、該流路部の断面
積は前記流路2の断面積よりも小となっている。7は流
路2の、連通部8と連通している部分を示す流路部であ
り、その断面積は流路2の断面積と同一に設けられ、前
記流路部6よりも大となるよう形成されている。連通部
8は、ボール11に設けられ流路部7と弁室9とを連通
し前記流路2の上流側末端部付近に設けられている。9
は弁室であり、本体13内周面とボール11との間に形
成されている空間である。 連通部10は前記オリフィス部4の直前に設けられブッ
シング15の表面に設けられた溝部によって形成されて
おり(図3参照)、前記流路部6と弁室9とを連通して
いる。なお、連通部10の位置はオリフィス部4の直前
に限定されるものではなく、オリフィス部4の近傍であ
ればよい。ただし、バルブに流体を流した場合に、前記
流路部6と7との間に圧力差が発生するような位置に設
ける必要がある。ボール11は、内部に流路2および連
通部8をそれぞれ有している。12はユニオン17に装
着されたシートリングであり、ボール11とによって挟
持され、ボール11を図の状態から90°回転させた場
合には前記流路1から弁室9への流体の流出を完全に止
める作用をする。 ブッシング15は、内部に前記オリフィス部4に向かっ
て漸次縮径された流路3を有するとともにその上流側端
面にはシートリング16を嵌合固定できるよう環状の溝
部が形成されている。また、図3に示されているように
その外周面には流路3の軸線方向に連通部10を構成す
る8個の溝を有し、該溝はそれぞれ流路部6に連通する
よう連続して該ブッシング15の下流側端面にも形成さ
れている。シートリング16は前記ボール11およびブ
ッシング15とによって挟持固定され、該ボール11の
回転による摺動抵抗を滑らかにするよう作用する。ユニ
オン17,18は、ボール11を挟持固定するよう前記
本体13内に挿入固定されている。フランジ19,20
は、キャップナット21および22によって本体13に
固定されている。
【0010】上記構成からなる本実施例の非滞留ボール
バルブの作動は次のとおりである。図1において、矢印
方向に流体を流すと、該流体は流路1、流路2、流路3
およびオリフィス部4を通過して流路5へと流出するが
、流路3はオリフィス部4に向かって漸次縮径されてい
るので、流路部6の断面積は流路部7の断面積よりも相
対的に小となっている。従って、流体力学的作用により
、該流路部6の静圧は、該流路部7の静圧よりも小とな
るので、流路2および3を通過する前記流体の一部は、
連通部8を通って弁室9へと流出し、弁室9を通過して
連通部10から流路部6へと吸い出されてゆく。すなわ
ち、弁室9内の流体は滞留しない。次に、図2に示すご
とくボール11を90°回転させると、流路1から弁室
9への流体の流れはシートリング12によって完全に止
められるので、バルブは閉塞状態となる。この状態にお
いて、流路3と弁室9とは連通部10によって連通され
ているので、該弁室9内の流体は密閉されない。
バルブの作動は次のとおりである。図1において、矢印
方向に流体を流すと、該流体は流路1、流路2、流路3
およびオリフィス部4を通過して流路5へと流出するが
、流路3はオリフィス部4に向かって漸次縮径されてい
るので、流路部6の断面積は流路部7の断面積よりも相
対的に小となっている。従って、流体力学的作用により
、該流路部6の静圧は、該流路部7の静圧よりも小とな
るので、流路2および3を通過する前記流体の一部は、
連通部8を通って弁室9へと流出し、弁室9を通過して
連通部10から流路部6へと吸い出されてゆく。すなわ
ち、弁室9内の流体は滞留しない。次に、図2に示すご
とくボール11を90°回転させると、流路1から弁室
9への流体の流れはシートリング12によって完全に止
められるので、バルブは閉塞状態となる。この状態にお
いて、流路3と弁室9とは連通部10によって連通され
ているので、該弁室9内の流体は密閉されない。
【0011】なお、流体の流れ方向が図1と逆の場合で
あっても、前記流体力学的作用により、該流体の一部は
流路7から弁室9へと流出し、連通部10から流路部6
へと吸い出されてゆく。すなわち、流体の流れ方向には
制約はない。
あっても、前記流体力学的作用により、該流体の一部は
流路7から弁室9へと流出し、連通部10から流路部6
へと吸い出されてゆく。すなわち、流体の流れ方向には
制約はない。
【0012】なお、本実施例では、流路3はオリフィス
部4に向かって漸次縮径された形状となっているが、図
4に示すように流路1および2と同一断面積および同一
形状を有するよう形成しても構わない。この場合は、図
1の流れ方向とは違って、逆方向から流したほうが前記
流体力学的作用が効果的に行われる。また、この場合も
連通部10はなるべくオリフィス部4の近傍に設けたほ
うがよいことはいうまでもない。
部4に向かって漸次縮径された形状となっているが、図
4に示すように流路1および2と同一断面積および同一
形状を有するよう形成しても構わない。この場合は、図
1の流れ方向とは違って、逆方向から流したほうが前記
流体力学的作用が効果的に行われる。また、この場合も
連通部10はなるべくオリフィス部4の近傍に設けたほ
うがよいことはいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したごとき構造を有する本発明
の非滞留ボールバルブを使用することにより、以下の効
果が得られる。
の非滞留ボールバルブを使用することにより、以下の効
果が得られる。
【0014】1.全開状態で使用しても従来流体が滞留
していた弁室空間に流体が流れるので、雑菌の発生がな
く、また、滅菌液が該弁室に滞留することが全くないの
で、脱滅菌液操作が極めて短時間で行えるとともに、使
用する超純水等の使用量も従来に比較して格段に少なく
てすむ。 2.閉状態においても、弁室内の流体が密閉されないの
で、揮発性流体のラインに適用しても、流体のガス化に
よるバルブ本体やシートリングの損傷がない。従って、
従来のボールバルブよりもその適用範囲を大幅に拡大す
ることができる。 3.従来のボールバルブと同様の構成であるため、製造
コストが極めて低く、なおかつ、ダイヤフラムバルブと
同等の性能(流体の滞留部分がない)を有しているので
、配管系の超クリーン化とコスト低減化に大きく貢献す
ることができる。 以上1〜3までの効果を有するとともに、従来のボール
バルブと同様弁装置として非常にコンパクトであるなど
の特徴も有しており、その効果大なるものがある。
していた弁室空間に流体が流れるので、雑菌の発生がな
く、また、滅菌液が該弁室に滞留することが全くないの
で、脱滅菌液操作が極めて短時間で行えるとともに、使
用する超純水等の使用量も従来に比較して格段に少なく
てすむ。 2.閉状態においても、弁室内の流体が密閉されないの
で、揮発性流体のラインに適用しても、流体のガス化に
よるバルブ本体やシートリングの損傷がない。従って、
従来のボールバルブよりもその適用範囲を大幅に拡大す
ることができる。 3.従来のボールバルブと同様の構成であるため、製造
コストが極めて低く、なおかつ、ダイヤフラムバルブと
同等の性能(流体の滞留部分がない)を有しているので
、配管系の超クリーン化とコスト低減化に大きく貢献す
ることができる。 以上1〜3までの効果を有するとともに、従来のボール
バルブと同様弁装置として非常にコンパクトであるなど
の特徴も有しており、その効果大なるものがある。
【図1】本発明の非滞留ボールバルブの一実施例を示す
垂直方向縦断面図である。
垂直方向縦断面図である。
【図2】図1のボールバルブにおいてボールが90°回
転して弁が閉塞状態になった場合を示す水平方向要部縦
断面図である。
転して弁が閉塞状態になった場合を示す水平方向要部縦
断面図である。
【図3】図1のボールバルブにおけるブッシングの拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図1のボールバルブにおける流路の他の好適な
例を示す垂直方向縦断面図である。
例を示す垂直方向縦断面図である。
2…流路
4…オリフィス部
7…流路部
8…連通部
9…弁室
10…連通部
15…ブッシング
Claims (1)
- 【請求項1】 弁室内に設けられかつ内部に流路を有
するボールを回動することによって弁の開閉を行うボー
ルバルブにおいて、該ボールの前記内部流路と弁室とを
連通する連通部を設け、前記ボールの内部流路以外の流
路にオリフィス部を形成し、該オリフィス部と弁室とを
連通する別の連通部を該オリフィス部の近傍に設けたこ
とを特徴とする非滞留ボールバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8411091A JPH04316773A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 非滞留ボールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8411091A JPH04316773A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 非滞留ボールバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316773A true JPH04316773A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=13821386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8411091A Pending JPH04316773A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 非滞留ボールバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316773A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247694A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Nec Electronics Corp | バルブ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049361B2 (ja) * | 1978-06-05 | 1985-11-01 | 日本電気株式会社 | 同軸線路切換装置 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8411091A patent/JPH04316773A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049361B2 (ja) * | 1978-06-05 | 1985-11-01 | 日本電気株式会社 | 同軸線路切換装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247694A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Nec Electronics Corp | バルブ装置 |
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