JP3285684B2 - 弁 - Google Patents
弁Info
- Publication number
- JP3285684B2 JP3285684B2 JP31032093A JP31032093A JP3285684B2 JP 3285684 B2 JP3285684 B2 JP 3285684B2 JP 31032093 A JP31032093 A JP 31032093A JP 31032093 A JP31032093 A JP 31032093A JP 3285684 B2 JP3285684 B2 JP 3285684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- spindle
- ring
- ball
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Taps Or Cocks (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
る。
号公報に記載の如く、弁室とこの弁室に連通する流路と
を有する弁箱と、弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱
のスピンドル支持孔に支持されるとともに弁体に係合
し、該弁体を回転操作して弁箱の流路を開閉するスピン
ドルと、スピンドルの軸方向2位置に装着されてスピン
ドルと弁箱のスピンドル支持孔とをシールする2個のO
リングとを有してなるものがある。
向2位置に2個のOリングを設けているから、(a) スピ
ンドルの偏心を抑制できる、(b) スピンドル回りの漏液
をより確実に防止できる等のメリットがある。
には、以下の如くの問題点がある。即ち、ボール弁で
は、弁の開閉に際し、スピンドルを回転操作するもので
あり、Oリングは徐々に摩耗する。
は、液体が潤滑剤となって摩耗を抑制するが、Oリング
が接液していない場合には、著しい摩耗を生ずる。特
に、この摩耗は、禁油仕様の弁において顕著となる。
接液するOリングは1個だけであり、接液しないOリン
グでは摩耗の進行が早いものとなる。このため、接液側
のOリングが摩耗して漏液を生じたときには、非接液側
のOリングは既にシール機構を失う程度に過度に摩耗し
てしまっており、2個のOリングを用いたことによる漏
液防止の確実化を果たさない場合が多い。
複数のOリングを設けてなる弁において、漏液防止の確
実化を果たすことを目的とする。
は、弁室とこの弁室に連通する流路とを有する弁箱と、
弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱のスピンドル支持
孔に支持されるとともに弁体に係合し、該弁体を回転操
作して弁箱の流路を開閉するスピンドルと、スピンドル
の軸方向複数位置に装着されてスピンドルと弁箱のスピ
ンドル支持孔とをシールする複数のOリングとを有して
なる弁において、前記複数のOリングのサイズを同一と
し、弁箱のスピンドル支持孔の内径を軸方向で同一とす
るとき、スピンドルに設けられる各Oリングの装着溝径
が、最も弁体側に配置される装着溝より、他の装着溝に
おいて小とされてなるようにしたものである。
配置されるOリング以外の、他のOリングは、非接液側
に位置するものであり、潤滑剤として作用をし得る液体
と接液しないため、摩耗しやすい環境にある。ところ
が、複数のOリングのサイズを同一とし、弁箱のスピン
ドル支持孔の内径が軸方向で同一とするとき、スピンド
ルに設けられる各Oリングの装着溝径が、最も弁体側に
配置される装着溝より、他の装着溝において小とされて
いることによって、この非接液側のOリングは、接液側
のOリングよりも圧縮代を小とされており、これによっ
て摩耗の発生を抑制されている。このため、接液側のO
リングが摩耗して漏液を生じたとき、非接液側のOリン
グは未だシール機能を失うことなく、漏液を防止する。
示す模式図、図3はスピンドルを示す模式図である。
13を開閉可能なボール14(弁体)が回動可能に配置
され、このボール14には流路12、13側よりボール
シート15、16が当接され、このボールシート15、
16はボール押え17、18によりボール14に向けて
押圧されるようになされ、弁箱11とボール14との間
に弁室19を形成することとしている。20は、ボール
14に設けてある通孔である。
孔11Aにはスピンドル21が回動可能に支持され、ス
ピンドル21の内端部はボール14の凹溝22と係合
し、スピンドル21の外端部にはハンドル23が固定さ
れている。
両端内径部に螺着されている。そして、弁箱11の両端
外径部にはユニオンナット24、25が螺着され、各ユ
ニオンナット24、25は、管路を接続する接続スリー
ブ26、27をボール押え17、18の外端面に当接さ
せている。
7、18との間に設けたOリング、32、33はボール
押え17と接続スリーブ26、ボール押え18と接続ス
リーブ27の間に設けたOリングである。
の軸方向2位置にOリング41、42のための装着溝4
1A、42Aを備えており、各装着溝41A、42Aに
それらのOリング41、42を装着している。各Oリン
グ41、42は、スピンドル21と弁箱11のスピンド
ル支持孔11Aとをシールする。
ンドル21の軸方向で、ボール14側に配置されるOリ
ング41の圧縮率に比して、他のOリング42の圧縮代
を小としている。
ズ(Oリング太さ)を同一とし、弁箱11のスピンドル
支持孔11Aの内径diを軸方向で同一(ストレート
状)とするとき、スピンドル21に設けられる各Oリン
グ装着溝41A、42Aの径do1、do2が、ボール
14側に配置される装着溝41Aより、他の装着溝42
Aにおいて小とされている。即ち、do1>do2と
し、非接液側のOリング42の圧縮代を接液側のOリン
グ41の圧縮代より小としているのである。
スピンドル21の軸方向でボール14の側(接液側)に
配置されるOリング41以外の、他のOリング42は、
非接液側に位置するものであり、潤滑剤として作用をし
得る液体と接液しないため、摩耗しやすい環境にある。
ところが、この非接液側のOリング42は、接液側のO
リング41よりも圧縮代を小とされており、これによっ
て摩耗の発生を抑制されている。このため、接液側のO
リング41が摩耗して漏液を生じたとき、非接液側のO
リング42は未だシール機能を失うことなく、漏液を防
止する。
て示したものである。表1において、(上)は反弁体側
(非接液側)、(下)は弁体側(接液側)を示す。
れに、閉時水圧10kg/cm2が加わるように配管し、これら
の弁を1サイクル10秒で開閉を繰り返し、漏水発生状態
をテストした結果である。
漏液防止の確実化を果たし得ることが認められる。
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は、
スピンドルの軸方向3位置以上の位置にOリングを装着
してなる弁にあっても、上記実施例におけると同様に適
用できる。また、本発明はボール弁に限らず、スピンド
ルの回転により弁体を開閉する弁に広く適用できる。
ルの軸方向複数位置に複数のOリングを設けてなる弁に
おいて、漏液防止の確実化を果たすことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁室とこの弁室に連通する流路とを有す
る弁箱と、弁箱の弁室に収容される弁体と、弁箱のスピ
ンドル支持孔に支持されるとともに弁体に係合し、該弁
体を回転操作して弁箱の流路を開閉するスピンドルと、
スピンドルの軸方向複数位置に装着されてスピンドルと
弁箱のスピンドル支持孔とをシールする複数のOリング
とを有してなる弁において、前記複数のOリングのサイズを同一とし、弁箱のスピン
ドル支持孔の内径を軸方向で同一とするとき、スピンド
ルに設けられる各Oリングの装着溝径が、最も弁体側に
配置される装着溝より、他の装着溝において 小とされて
なることを特徴とする弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31032093A JP3285684B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31032093A JP3285684B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158749A JPH07158749A (ja) | 1995-06-20 |
JP3285684B2 true JP3285684B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=18003818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31032093A Expired - Lifetime JP3285684B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285684B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101136325B1 (ko) * | 2009-06-25 | 2012-04-18 | (주)로커스 | 극저온용 쓰리피스 볼 밸브 |
KR101136326B1 (ko) * | 2009-06-25 | 2012-04-19 | (주)로커스 | 극저온용 투피스 볼 밸브 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP31032093A patent/JP3285684B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07158749A (ja) | 1995-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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