JPH04316574A - 置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン - Google Patents

置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン

Info

Publication number
JPH04316574A
JPH04316574A JP3349461A JP34946191A JPH04316574A JP H04316574 A JPH04316574 A JP H04316574A JP 3349461 A JP3349461 A JP 3349461A JP 34946191 A JP34946191 A JP 34946191A JP H04316574 A JPH04316574 A JP H04316574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
difluoro
benzodioxy
substituted
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3349461A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter C Knueppel
ペーター・シー・クニユツペル
Albrecht Marhold
アルブレヒト・マルホルト
Thomas P Hausner
トーマス・ペーター・ハウズナー
Zanteru Hansuuyoahimu
ハンス−ヨアヒム・ザンテル
Klaus Dr Luerssen
クラウス・リユルセン
Robert R Schmidt
ロバート・アール・シユミツト
Heinz-Wilhelm Dehne
ハインツ−ビルヘルム・デーネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH04316574A publication Critical patent/JPH04316574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/24Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with two or more hetero atoms
    • A01N43/26Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with two or more hetero atoms five-membered rings
    • A01N43/28Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with two or more hetero atoms five-membered rings with two hetero atoms in positions 1,3
    • A01N43/30Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with two or more hetero atoms five-membered rings with two hetero atoms in positions 1,3 with two oxygen atoms in positions 1,3, condensed with a carbocyclic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/44Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D317/46Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with one six-membered ring

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規な2,2−ジフルオロ−1
,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン類、それらの製造方
法、および植物保護剤、とくに除草剤としてのそれらの
使用に関する。
【0002】ある種の置換アクリロニトリル誘導体は除
草剤性質を有することは既に開示された(参照、ドイツ
国特許公開明細書(DE−OS)2,330,913号
)。しかしながら、これらの化合物の除草作用は、応用
のすべての分野において、とくに低い量および濃度で適
用するとき、完全には満足すべきものではない。
【0003】一般式(I)
【0004】
【化10】
【0005】式中、R1は−CN、−CO2R5または
【0006】
【化11】
【0007】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は各場合において互いに独立に水素、アルキル
、アルケニル、アルキルカルボニル、ホルミルまたは随
時置換されていてもよいアラルキルであり、R5はアル
キルであり、そしてR2は
【0008】
【化12】
【0009】からなる群の基であり、ここでR3および
R4は前述の意味を有する、の新規な置換2,2−ジフ
ルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン類が見出
された。
【0010】一般式(I)
【0011】
【化13】
【0012】式中、R1およびR2は前述の意味を有す
る、の新規な置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾ
ジオキシ−4−ケトン類は、式(II)
【0013】
【化14】
【0014】の酸クロライドを式(III)
【0015
【化15】                 R1−CH=CH−
R2                  (III)
式中、R1およびR2は前述の意味を有する、の置換ア
クリル酸誘導体と、適当ならば希釈剤の存在下におよび
適当ならば塩基の存在下に反応させるときに得られるこ
とが見出された。
【0016】最後に、一般式(I)の新規な置換2,2
−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン類
は非常にすぐれた活性を有することが発見された。
【0017】特記しない限り、一般式における好ましい
意味は次の通りである:アルキル、それ自体および化合
物の基上において、 −  1〜6、とくに1〜4個の炭素原子を有する直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキル。1例としてかつ好まし
いとして述べることができものは、次の通りである:メ
チル、エチル、n−またはi−プロピルおよびn−、i
−、s−またはt−ブチル。
【0018】アルケニル、 −  好ましくは2〜6、とくに2〜4、とくに3を有
する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニル。1例として
述べることができものは次の通りである:ビニル、アリ
ル、プロプ−2−エニル、ブト−1−エニル、2−ブテ
ニル、3−ブテニルおよび1−メタリル。
【0019】アリール、 −  6〜10個の炭素原子を有する非置換もしくは置
換のアリール。1例としてかつ好ましいとして述べるこ
とができものは、次の通りである:各場合において非置
換もしくは置換のフェニルおよびナフチル、とくに非置
換もしくは置換のフェニル。
【0020】式(I)は、本発明による新規な置換2,
2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン
の一般定義を提供する。好ましい式(I)の化合物は、
各記号が次の意味を有するものである:R1は群−CN
、−CO2R5または
【0021】
【化16】
【0022】からの基であり、ここでR3およびR4は
各場合において互いに独立に水素、1〜4個の炭素原子
を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、2〜4個
の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニ
ル、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖
状のアルキルカルボニル、ホルミルまたはベンジルであ
り、前記ベンジルは随時フッ素、塩素、臭素、メトキシ
、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシによ
り1もしくは2置換されていてもよく、そしてR5は1
〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルキルであり、そしてR2は
【0023】
【化17】
【0024】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は前述の意味を有する。
【0025】非常にとくに好ましい式(I)の化合物は
、各記号が次の意味を有するものである:R1は群−C
N、−CO2R5または
【0026】
【化18】
【0027】からの基であり、ここでR3およびR4は
各場合において互いに独立に水素、メチル、エチル、n
−またはi−プロピル、ビニル、アリル、メチルカルボ
ニル、エチルカルボニル、ホルミルまたはベンジルであ
り、そしてR5はメチルまたはエチルであり、そしてR
2は
【0028】
【化19】
【0029】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は前述の意味を有する。
【0030】次の一般式(I)の置換2,2−ジフルオ
ロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトンは、調製実施
例に述べた化合物に加えて、個々に述べることができる
【0031】
【化20】
【0032】
【表1】
【0033】例えば、2,2−ジフルオロ−1,3−ベ
ンゾジオキソール−4−カルボン酸クロライドおよびN
,N−ジメチルアミノアクリロニトリルを出発物質とし
ておよびトリメチルアミンを塩基として使用すると、本
発明による方法は次の反応式で概略的に表すことができ
る:
【0034】
【化21】
【0035】本発明による方法において出発物質として
使用すべき式(II)の酸クロライドは新規であるが、
一般式(IV)
【0036】
【化22】
【0037】を、水素化剤、例えば、塩化チオニルまた
はオキサリルジクロライドとともに、適当ならば希釈剤
、例えば、ベンゼンの存在下に、50℃〜100℃の間
の温度において、適当ならば窒素雰囲気中で加熱すると
き、一般に既知の慣用方法により得ることができる[参
照、例えば、「有機化学の実験室の実施における反応お
よび合成(Reaktion  und  Synth
esen  imorganisch−chemisc
hen  Praktikum)」、L.−F.Tie
tze、T.Eucher、Georg  Thiem
e  Verlag  Stuttgart、ニューヨ
ーク、1981)。
【0038】式(IV)のカルボン酸クロライドは既知
である(参照、欧州特許出願公開明細書(EP−OS)
0,333,658号)。
【0039】式(III)は、本発明による方法の実施
においてさらに使用すべき式(III)の置換アクリル
酸誘導体の一般定義を提供する。式(III)において
、R1およびR2は、好ましくは、またはとくに、本発
明による式(I)の化合物の説明に関して、R1および
R2について、既に述べた、またはとくに好ましいとし
て述べた意味を有する。
【0040】式(III)の化合物は、有機化学の一般
に既知の化合物である。
【0041】式(I)の新規な置換2,2−ジフルオロ
−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトンの調製のための
本発明の方法は、好ましくは、希釈剤を使用して実施す
る。この目的に適当な希釈剤は、事実上すべての不活性
有機溶媒である。これらは、好ましくは、次のものを包
含する:脂肪族および芳香族、ハロゲン化されていても
よい炭化水素、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
、シクロヘキサン、石油エーテル、ベンジン、リグロイ
ン、ベンゼン、キシレン、塩化メチレン、塩化エチレン
、クロロホルム、四塩化炭素、クロロベンゼンおよびo
−ジクロロベンゼン、エーテル、例えば、ジエチルエー
テルおよびジブチルエーテル、グリコールジメチルエー
テルおよびジグリコールジメチルエーテル、テトラヒド
ロフランおよびジオキサン、ケトン、例えば、アセトン
、メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケトンおよ
びメチルイソブチルケトン、エステル、エステル、例え
ば、酢酸メチルおよび酢酸エチル、ニトリル、例えば、
アセトニトリルおよびプロピオニル、アミド、例えば、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよびN
−メチルピロリドン、およびまたジメチルスルホキシド
、テトラメチレンスルホンおよびヘキサメチルリン酸ト
リアミド。
【0042】本発明による方法において使用できる酸受
容体は、この型の反応について通常使用できるすべての
酸結合剤である。好ましくは適当な酸受容体は、次の通
りである:アルカリ金属の水素化物およびアルカリ土類
金属の水素化物、例えば、水酸化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウムおよび水素化カルシウム、アル
カリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物、例
えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムおよび水酸化カルシウム、アルカリ金属炭酸塩、ア
ルカリ金属水素炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩および
アルカリ土類金属水素炭酸塩、例えば、炭酸ナトリウム
、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸水素カ
リウム、およびまた炭酸カルシウム、アルカリ金属酢酸
塩、例えば、酢酸ナトリウムおよび酢酸カリウム、アル
カリ金属アルコラート、例えば、ナトリウムメチラート
、ナトリウムエチラート、ナトリウムプロピラートおよ
びナトリウムイソプロピラート、ナトリウムブチラート
、ナトリウムイソブチラート、ナトリウムt−ブチラー
ト、カリウムメチラート、カリウムエチラート、カリウ
ムプロピラート、カリウムイソブチラート、カリウムブ
チラート、カリウムイソブチラートおよびカリウムt−
ブチラート、さらに塩基性窒素化合物、例えば、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン、エチルジイソプロピルアミン、エチルジシ
クロヘキシルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン
、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、2−メチル−
、3−メチル−、4−メチル−、2,4−ジメチル−、
2,6−ジメチル−、2−エチル−、4−エチル−およ
び5−エチル−2−メチル−ピリジン、1,5−ジアザ
ビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(DBN)、1
,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エ
ン(DBU)および1,4−ジアザビシクロ[2.2.
2]オクタン(DABCO)。
【0043】本発明による方法を実施するとき、反応温
度は実質的な範囲内で変化することができる。一般に、
この方法は0℃〜120℃、好ましくは60℃〜100
℃の温度において実施する。
【0044】本発明による方法を実施するために、各場
合において要求される出発物質は、一般に、ほぼ当モル
量で使用する。しかしながら、また、使用する2つの化
合物の1つを実質的に過剰量で使用することができる。 一般に、反応は適当な希釈剤中で酸受容体の存在下に実
施し、そして反応混合物は数時間の間要求される特定の
温度において撹拌する。本発明による方法における仕上
げは、各場合において慣用方法により実施される。
【0045】本発明による活性化合物は、落葉剤、乾燥
剤、広葉樹の破壊剤、ことに殺雑草剤として使用するこ
とができる。雑草とは、最も広い意味において、植物を
望まない場所に成長するすべての植物を意味する。本発
明による物質は、本質的に使用量に依存して完全除草剤
または選択的除草剤として作用する。
【0046】本発明による化合物は、例えば、次の植物
に関連して使用することができる: 次の属の双子葉雑草:カラシ属(Sinapis)、マ
メグンバイナズナ属(Lepidium)、ヤエムグラ
属(Galium)、ハコベ属(Stellaria)
、シカギク属(Matricaria)、カミツレモド
キ属(Anthemis)、ガリンソガ属(Galin
soga)、アカザ属(Chenopodium)、イ
ラクサ属(Urtica)、キオン属(Senecio
)、ヒユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属(
Portulaca)、オナモミ属(Xanthium
)、ヒルガオ属(Convolvulus)、サツマイ
モ属(Ipomoea)、タデ属(Polygonum
)、セスバニア属(Sesbania)、オナモミ属(
Ambrosia)、アザミ属(Cirsium)、ヒ
レアザミ属(Carduus)、ノゲシ属(Sonch
us)、ナス属(Solanum)、イヌガラシ属(R
orippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼ
ナ属(Lindernia)、ラミウム属(Lamiu
m)、クワガタソウ属(Veronica)、イチビ属
(Abutilon)、エメクス属(Emex)、チヨ
ウセンアサガオ属(Datura)、スミレ属(Vio
la)、チシマオドリコ属(Galeopsis)、ケ
シ属(Papaver)およびセンタウレア属(Cen
taurea)。
【0047】次の属の双子葉栽培植物:ワタ属(Gos
sypium)、ダイズ属(Glycine)、フダン
ソウ属(Beta)、ニンジン属(Daucus)、イ
ンゲンマメ属(Phaseolus)、エンドウ属(P
isum)、ナス属(Solanum)、アマ属(Li
num)、サツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ
属(Vicia)、タバコ属(Nicotina)、ト
マト属(Lycopersicon)、ラツカセイ属(
Arachis)、アブラナ属(Brassica)、
アキノノゲシ属(Lactuca)、キユウリ属(Cu
cumis)およびウリ属(Cucurbita)。
【0048】次の属の単子葉雑草:ヒエ属(Echin
ochloa)、エノコログサ属(Setaria)、
キビ属(Panicum)、メヒシバ属(Digita
ria)、アワガリエ属(Phleum)、スズメノカ
タビラ属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuca
)、オヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリア属
(Brachiaria)、ドクムギ属(Lolium
)、スズメノチヤヒキ属(Bromus)、カラスムギ
属(Avena)、カヤツリグサ属(Cyperus)
、モロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Ag
ropyron)、シノドン属(Cynodon)、ミ
ズアオイ属(Monocharia)、テンツキ属(F
imbristylis)、オモダカ属(Sagitt
aria)、ハリイ属(Eleocharis)、ホタ
ルイ属(Scirpus)、パスパルム属(Paspa
lum)、カモノハシ属(Ischaemum)、スフ
エノクレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテ
ニウム属(Dactyloctenium)、ヌカボ属
(Agrostis)、スズメノテツポウ属(Alop
ecurus)およびアペラ属(Apera)。
【0049】次の属の単子葉栽培植物:イネ属(Ory
za)、トウモロコシ属(Zea)、コムギ属(Tri
ticum)、オオムギ属(Hordeum)、カラス
ムギ属(Avena)、ライムギ属(Secale)、
モロコシ属(Sorghum)、キビ属(Panicu
m)、サトウキビ属(Saccharum)、アナナス
属(Ananas)、クサスギカズラ属(Aspara
gus)およびネギ属(Allium)。  しかしな
がら、本発明による活性化合物の使用はこれらの属にま
つたく限定されず、同じ方法で他の植物に及ぶ。
【0050】化合物は、濃度に依存して、例えば、工業
地域および鉄道線路上、樹木が存在するかあるいは存在
しない道路および四角い広場上の雑草の完全防除に適す
る。等しく、化合物は、多年生栽培植物、例えば、造林
、装飾樹木、果樹園、ブドウ園、かんきつ類の木立、ク
ルミの果樹園、バナナの植林、コーヒーの植林、茶の植
林、ゴムの木の植林、油ヤシの植林、カカオの植林、小
果樹の植え付けおよびホツプの栽培植物、芝生、草地お
よび牧場の中の雑草の防除に、そして1年生栽培植物中
の雑草の選択的防除に使用することができる。
【0051】本発明による式(II)の化合物は、単子
葉および双子葉の作物中の単子葉および双子葉の雑草を
、発芽前および発芽後において、選択的に防除に非常に
適する。それらは、前述の既知の化合物よりも、土また
は葉に適用したとき、コムギについてより許容され、そ
して双子葉雑草に対してより強く活性である。
【0052】活性化合物は、普通の配合物、例えば、溶
液、乳液、水和剤、懸濁剤、粉末、粉剤、塗布剤、可溶
性粉末、顆粒、懸濁−乳液濃厚剤、活性化合物を含浸さ
せた天然および合成物質、およびポリマー質中の極く細
かいカプセルに転化することができる。
【0053】これらの配合物は、既知の方法において、
例えば、活性化合物を増量剤、すなわち、液体溶媒およ
び/または固体の担体と必要に応じて表面活性剤、すな
わち、乳化剤および/または分散剤および/または発泡
剤と混合して製造される。
【0054】増量剤として水を用いる場合、例えば、有
機溶媒を補助溶媒として用いることもできる。液状溶媒
として、主に、芳香族炭化水素、例えば、キシレン、ト
ルエンまたはアルキルナフタレン、塩素化された芳香族
または塩素化された脂肪族炭化水素例えば、クロロベン
ゼン、クロロエチレンまたは塩化メチレン、脂肪族炭化
水素、例えば、シクロヘキサン、またはパラフイン、例
えば、鉱油留分、鉱油および植物油、アルコール、例え
ば、ブタノールまたはクリコールならびにそのエーテル
およびエステル、ケトン例えば、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンまたはシクロヘキサ
ノン、強い極性の溶媒例えば、ジメチルホルムアミドお
よびジメチルスルホキシドならびに水が適している。
【0055】固体の担体として、粉砕した天然鉱物、例
えば、カオリン、粘土、タルク、チヨーク、石英、アタ
パルジヤイト、モントモリロナイトまたはケイ藻土およ
び粉砕した合成鉱物、例えば、高度に分散性ケイ酸、ア
ルミナおよびシリケートが適しており、粒剤に対する固
体の担体として、粉砕しかつ分別した天然岩、例えば、
方解石、大理石、軽石、海泡石および白雲石、ならびに
無機および有機の粉末の合成粒体、有機物質の粒体、例
えば、おがくず、ヤシ殻、トウモロコシ穂軸およびタバ
コ茎が適している;乳化剤および/または発泡剤として
、非イオン性および陰イオン性乳化剤、例えば、ポリオ
キシエチレン−脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂
肪族アルコールエーテル、例えば、アルキルアリールポ
リグリコールエーテル、アルキルスルホネート、アルキ
ルスルフエート、アリールスルホネートならびにアルブ
ミン加水分解生成物が適している;分散剤として、例え
ば、リグニンスルフアイト廃液およびメチルセルロース
が適している。
【0056】接着剤、例えば、カルボキシメチルセルロ
ースならびに粉状、粒状またはラテツクス状の天然およ
び合成重合体、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアル
コールおよびポリビニルアセテートならびに天然リン脂
質、例えば、セフアリンおよびレシチン、および合成リ
ン脂質を組成物に用いることができる。さらに、添加物
は鉱油および植物油であることができる。
【0057】着色剤、例えば、無機顔料、例えば、酸化
鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー、ならびに有機
染料、例えば、アリザリン染料および金属フタロシアニ
ン染料、および微量栄養素、例えば、鉄、マンガン、ホ
ウ素、銅、コバルト、モリブテンおよび亜鉛の塩を使用
できる。
【0058】調製物は、一般に、0.1〜95重量%、
好ましくは0.5〜90重量%の活性化合物を含有する
【0059】本発明による活性化合物は、また、雑草を
防除するために、既知の除草剤との混合物として、使用
できるか、あるいは槽混合が可能である。
【0060】混合物のための適当な成分は、次の通りで
ある:除草剤、例えば、1−アミノ−6−エチルチオ−
3−(2,2−ジメチルプロピル)−1,3,5−トリ
アジン−2,4−(1H,3H)−ジオン(AMETH
YDIONE)またはN−(2−ベンゾチアゾリル)−
N,N’−ジメチルウレア(METABENZTHIA
ZURON)、穀類中の雑草を防除するため;4−アミ
ノ−3−メチル−6−フエニル−1,2,4−トリアジ
ン−5(4H)−オン(METAMITRON)、テン
サイ中の雑草を防除するためおよび4−アミノ−6−(
1,1−ジメチルエチル)−3−メチルチオ−1,2,
4−トリアジン−5(4H)−オン(METRIBUZ
IN)、大豆中の雑草を防除するため;さらに2,4−
ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D);4−(2,4
−ジクロロフェノキシ)−酪酸(2,4−DB);2,
4−ジクロロフェノキシプロピオン酸(2,4−DP)
;5−(2−クロロ−4−トリフルオロメチル−フェノ
キシ)−2−ニトロ安息香酸(ACIFLUORFEN
);2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−メトキシ
−メチルアセトアニリド(ALACHLOR);メチル
−6,6−ジメチル−2,4−ジオキソ−3−[1−(
2−プロペニルオキシアミノ)−ブチリデン]−シクロ
ヘキサンカルボン酸(ALLOXYDIM);4−アミ
ノ−ベンゼンスルホニルメチルカルバメート(ASUL
AM);2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロ
ピルアミノ−1,3,5−トリアジン(ATRAZIN
);メチル2−[[[[[(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イル)−アミノ]−カルボニル]−スルホニ
ル]−メチル]−ベンゾエート(BENSULFRON
);3−イソプロピル−2,1,3−ベンゾチアジアジ
ン−4−オン2,2−ジオキシド(BENTAZONE
);メチル5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−
ニトロベンゾエート(BIFENOX);3,5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(BROMOX
YNIL);N−(ブトキシメチル)−2−クロロ−N
−(2,6−ジエチルフェニル)−アセトアミド(BU
TACHLOR);5−アミノ−4−クロロ−2−フェ
ニル−2,3−ジヒドロ−3−オキソピリダジン(CH
LORIDAZONE);エチル2−{[(4−クロロ
−6−メトキシ−2−ピリミジニル)−アミノカルボニ
ル]−アミノスルホニル}ベンゾエート(CHLORI
MURON);イソプロピルN−(3−クロロフェニル
)−カルバメート(CHLORPROPHAM);2−
クロロ−N−{[(4−メトキシ−6−メチル−1,3
,5−トリアジン−2−イル)−アミノ]−カルボニル
}−ベンゼンスルホンアミド(CHLORSULFUR
ON);N,N−ジメチル−N’−(3−クロロ−4−
メチルフェニル)−ウレア(CHLORTOLURON
);エキソ−1−メチル−4−(1−メチルエチル)−
2−(2−メチルフェニル−メトキシ)−7−オキサビ
シクロ−(2,2,1)−ヘプタン(CINMETHA
YLIN);3,6−ジクロロ−2−ピリジンカルボン
酸(CLOPYRALID);2−クロロ−4−エチル
アミノ−6−(3−シアノプロピルアミノ)−1,3,
5−トリアジン(CYANAZIN);N,S−ジエチ
ルN−シクロヘキシルチオカルバメート(CYCLOA
TE);2−[1−(エトキシイミノ)−ブチル]−3
−ヒドロキシ−5−[テトラヒドロ−(2H)−チオピ
ラン−3−イル]−2−シクロヘキセン−1−オン(C
YCLOXYDIM);2−[4−(2,4−ジクロロ
フェノキシ)−フェノキシ]−プロピオン酸、そのメチ
ルエステルまたはそのエチルエステル(DICLOFO
P);2−[(2−クロロフェニル)−メチル]−4,
4−ジメチルイソキサゾリジン−3−オン(DIMET
HAZONE);S−エチルN,N−ジ−n−プロピル
−チオカルバメート(EPTAME);4−アミノ−6
−t−ブチル−3−エチルチオ−1,2,4−トリアジ
ン−5(4H)−オン(ETHIOZIN);2−{4
−[(6−クロロ−2−ベンゾオキサゾリル)−オキシ
]−フェノキシ}−プロピオン酸、そのメチルエステル
またはそのエチルエステル(FENOXAPRP);2
−[4−(5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキ
シ)−フェノキシ]−プロパン酸またはそのブチルエス
テル(FLUAZIFOP);N,N−ジメチル−N’
−(3−トリフルオロメチルフェニル)−尿素(FLU
OMETURON);1−メチル−3−フェニル−5−
(3−トリフルオロメチルフェニル)−4−ピリドン(
FLURIDONE);[(4−アミノ−3,5−ジク
ロロ−6−フルオロ−2−ピリジニル)−オキシ]−酢
酸またはその1−メチルエステル(FLUROXYPY
R);5−(2−クロロ−4−トリフルオロメチル−フ
ェノキシ)−N−メチルスルホニル−2−ニトロベンズ
アミド(FOMESAFEN);N−ホスホノメチル−
グリシン(GLYPHOSATE);2−{4−[(3
−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニ
ル)−オキシ]−フェノキシ}−プロパン酸またはその
エチルエステル(HALOXYFOP);3−シクロヘ
キシル−6−ジメチルアミノ−1−メチル−1,3,5
−トリアジン−2,4−ジオン(HECAZINONE
);メチル2−[4,5−ジヒドロ−4−メチル−4−
(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−イミダゾル
−2−イル]−4(5)−メチルベンゾエート(IMA
ZAMETHABENZ);2−[5−メチル−5−(
1−メチルエチル)−4−オキソ−2−イミダゾリン−
2−イル]−3−キノリンカルボン酸(IMAZAQU
IN);2−[4,5−ジヒドロ−4−メチル−4−イ
ソプロピル−5−オキソ−(1H)−イミダゾリル−2
−イル]−5−エチル−ピリジン−5−カルボン酸(I
MAZETHAPYR);3,5−ジヨウド−4−ヒド
ロキシ−ベンゾニトリル(IOXYNIL);N,N−
ジメチル−N’−(4−イソプロピルフェニル)−ウレ
ア(ISOPROTURON);(2−エトキシ−1−
メチル−2−オキソ−エチル)5−[2−クロロ−4−
(トリフルオロメチル)−フェノキシ]−2−ニトロベ
ンゾエート(LACTOFEN);(2−メチル−4−
クロロ−4−クロロフェノキシ)−酢酸(MCPA);
(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)−プロピオン酸
(MCPP);N−メチル−2−(1,3−ベンゾチア
ゾル−2−イルオキシ)−アセトニトリル(MEFEN
ACET);2−クロロ−n−(2,6−ジメチルフェ
ニル)−N−[(1H)−ピラゾル−1−イル−メチル
]−アセトアミド(METAZACHLOR);2−エ
チル−6−メチル−N−(1−メチル−2−メトキシエ
チル)−クロロアセトアニリド(METOLACHLO
R);2−{[[((4−メトキシ−6−メチル−1,
3,5−トリアジン−2−イル)−アミノ)−カルボニ
ル]−スルホニル}−安息香酸またはそのメチルエステ
ル(METSULFURON);S−エチルN,N−ヘ
キサメチレンチオカルバメート(MOLINATE);
1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−メチ
ルアミノ−5−クロロ−6−ピリダゾン(NORFUR
AZON);4−(ジ−n−プロピルアミノ)−3,5
−ジニトロベンゼンスルホンアミド(ORYZALIN
);2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニル3−
エトキシ−4−ニトロ−フェニルエーテル(OXYFL
UORFEN);N−(1−エチルプロピル)−3,4
−ジメチル−2,6−ジニトリルアニリン(PENDI
METHALIN);3−(メトキシカルボニルアミノ
フェニルル)N−(3’−メチルフェニル)−カルバメ
ート(PHENMEDIPHAM);2−クロロ−N−
イソプロピルアセトアニリド(PROPACHLOR)
;イソプロピルN−フェニル−カルバメート(PROP
HAM);O−(6−クロロ−3−フェニル−ピリダジ
ン−4−イル)S−オクチルチカルバメート(PYRI
DATE);エチル2−[4−(6−クロロ−キノキサ
リン−2−イルオキシ)−フェノキシ]−プロピオネー
ト(QUIZALOFOP−ETHYL);2−[1−
(エトキシアミノ)−ブチリデン]−5−(2−エチル
チオプロピル)−1,3−シクロヘキサジオン(SET
HOXYDIM);2−クロロ−4,6−ビス−(エチ
ルアミノ)−1,3,5−トリアジン(SIMAZIN
E);2,4−ビス−[N−エチルアミノ]−6−メチ
ルチオ−1,3,5−トリアジン(SIMETRYNE
);4−エチルアミノ−2−t−ブチルアミノ−6−メ
チルチオ−s−トリアジン(TERBUTRYNE);
メチル3−[[[[4−メトキシ−6−メチル−1,3
,5−トリアジン−2−イル)−アミノ]−カルボニル
]−アミノ]−スルホニル]−チオフェン−2−カルボ
キシレート(THIAMETURON);S−[(4−
クロロフェニル)−メチル]−N,N−ジエチルチカル
バメート(THIOBENCARB);S−(2,3,
3−トリクロロアリル)N,N−ジイソプロピルチカル
バメート(TRI−ALLATE);2,6−ジニトロ
−4−トリフルオロメチル−N,N−ジプロピルアニリ
ン(TRIFLURALIN)。
【0061】他の既知の活性化合物、例えば、殺菌・殺
かび剤、殺昆虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、小鳥忌避剤、
植物栄養剤および土壌改良剤との混合物まが可能である
【0062】除草剤として使用する場合、活性化合物は
そのままで、あるいはその配合物の形態またはその配合
物から更に希釈して調製した使用形態、例えば、調製済
(ready−to−use)液剤、懸濁剤、乳剤、粉
剤、塗布剤および粒剤の形態で使用することができる。 これらは普通の方法で、例えば、液剤散布(water
ing)、スプレー、アトマイジング(atomisi
ng)または粒剤散布(scattering)につて
施用される。
【0063】本発明による活性化合物は植物の発芽の前
または後に施用することができる。それらは、また、種
をまく前に土壌中に混入することができる。
【0064】活性化合物の使用量は実質的な範囲内で変
えることができる。それは本質的に所望の効果の性質に
依存する。一般に、施用量は土壌表面1ヘクタール当り
活性化合物0.001〜10kg、好ましくは0.00
5g〜2kg/ヘクタール(ha)間である。
【0065】本発明による活性化合物の調製および使用
を、次の実施例によって説明する。 調製実施例 実施例1
【0066】
【化23】
【0067】13.1g(0.059モル)の2,2−
ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルボ
ン酸クロライドを75mlのジオキサン中に溶解する。 5.7g(0.059モル)のN,N−ジメチルアミノ
アクリロニトリルをこの溶液に室温において滴々添加す
る。反応混合物を室温において1時間そして還流温度に
おいて16時間撹拌する。冷却後、固体の物質を吸引濾
過し、そして母液を減圧下に蒸発させる。残留物をジク
ロロメタン中に取り、そしてこの混合物を水で洗浄し、
そして乾燥する。溶媒を蒸留した後残る残留物をジイソ
プロピルエーテルとともに撹拌する。
【0068】12.3g(理論値の74%)の2,2−
ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−イル−1−
シアノ−2−ジメチルアミノ−ビニルケトン、融点89
℃〜90℃、が得られる。
【0069】下表2に記載する式(I)の化合物を、ま
た、例えば、実施例1におけるようにしてかつ本発明に
よる方法を実施する一般的説明に従い調製することがで
きる。
【0070】
【化24】
【0071】
【表2】   表  2   実施例        R1          
  R2             1H−NMR* 
    2       −CO2CH3      
−N(CH3)2       2.31; 2.86
; 3.55     3       −CO2C2
H5     −N(CH3)2       0.9
4; 2.89; 3.32; 4.00 *1H−NMRスペクトルをジューテロクロロホルム(
CDCl3)またはヘキサジューテロジメチルスルホキ
シド(DMSO−d6)中で内部標準としてテトラメチ
ルシラン(TMS)を使用して記録した。化学シフトは
σ値(ppm)として記載する。
【0072】実施例A 発芽後の試験 溶媒:5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調製物を調製するため、1重量部の
活性化合物を前述の量の溶媒と混合し、前述の量の乳化
剤を添加し、そして濃厚物を水で所望の濃度に希釈する
【0073】高さ5〜15cmの試験植物を、活性化合
物の調製物で、単位面積当たり特定の量の所望の活性化
合物が適用されるように、噴霧する。噴霧液の濃度は、
特定の量の所望の活性化合物が2,000lの水/ヘク
タールで適用されるように、選択する。3週後、植物の
損傷の程度を未処置対照の発育と比較して損傷%で等級
付ける。数値の意味: 0%=作用なし(対照と同様) 100%=完全な破壊 この試験において、先行技術と比較して明確に優れた活
性は、例えば、調製実施例1に従う化合物によって示さ
れる。
【0074】
【表3】
【0075】実施例B 発芽前の試験 溶媒:5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調製物を調製するため、1重量部の
活性化合物を前述の量の溶媒と混合し、前述の量の乳化
剤を添加し、そして濃厚物を水で所望の濃度に希釈する
【0076】試験植物の種子を、通常の土にまき、そし
て、24時間後、活性化合物の調製物で水をやる。単位
面積当たりの水の量を一定に保つことは便利である。調
製物中の活性化合物の濃度は重要でなく、単位面積当た
り適用される活性化合物の量のみが決定的である。3週
後、植物の損傷の程度を未処置対照の発育と比較して損
傷%で等級付ける。数値の意味: 0%=作用なし(対照と同様) 100%=完全な破壊 この試験において、先行技術と比較して明確に優れた活
性は、例えば、調製実施例1に従う化合物によって示さ
れる。
【0077】
【表4】
【0078】実施例C ベンチュリア(Venturia)試験(リンゴ)/保
護 溶媒:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な調製物を調製するために、1重量部
の活性化合物を述べた量の溶媒および乳化剤と混合し、
そして濃縮物を水で所望の濃度に希釈する。
【0079】保護の活性を試験するため、若い植物を活
性化合物の調製物で露でぬれるまで噴霧する。噴霧のコ
ーティングが乾燥したとき、植物をリンゴの腐敗病の病
原有機体(Venturia  equalis)の水
性分生子懸濁液で接種し、次いで20℃および100%
の相対大気湿度のインキュベーション室中に1日入れる
【0080】次いで、植物を約20℃の温度および約7
0%の相対的大気湿度中の温室内に入れる。
【0081】評価は接種後12日に実施する。
【0082】この試験において、先行技術と比較して明
らかにすぐれた活性は、調製実施例1の化合物により示
される。
【0083】
【表5】
【0084】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0085】1、一般式(I)
【0086】
【化25】
【0087】式中、R1は−CN、−CO2R5または
【0088】
【化26】
【0089】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は各場合において互いに独立に水素、アルキル
、アルケニル、アルキルカルボニル、ホルミルまたは随
時置換されていてもよいアラルキルであり、R5はアル
キルであり、そしてR2は
【0090】
【化27】
【0091】からなる群の基であり、ここでR3および
R4は前述の意味を有する、の置換2,2−ジフルオロ
−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン類。
【0092】2、R1は群−CN、−CO2R5または
【0093】
【化28】
【0094】からの基であり、ここでR3およびR4は
各場合において互いに独立に水素、1〜4個の炭素原子
を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、2〜4個
の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニ
ル、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖
状のアルキルカルボニル、ホルミルまたはベンジルであ
り、前記ベンジルは随時フッ素、塩素、臭素、メトキシ
、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシによ
り1もしくは2置換されていてもよく、そしてR5は1
〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルキルであり、そしてR2は
【0095】
【化29】
【0096】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は前述の意味を有する、上記第1項記載の一般
式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジ
オキシ−4−ケトン類。
【0097】3、R1は群−CN、−CO2R5または
【0098】
【化30】
【0099】からの基であり、ここでR3およびR4は
各場合において互いに独立に水素、メチル、エチル、n
−またはi−プロピル、ビニル、アリル、メチルカルボ
ニル、エチルカルボニル、ホルミルまたはベンジルであ
り、そしてR5はメチルまたはエチルであり、そしてR
2は
【0100】
【化31】
【0101】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は前述の意味を有する、上記第1項記載の一般
式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジ
オキシ−4−ケトン。
【0102】4、一般式(I)
【0103】
【化32】
【0104】式中、R1は−CN、−CO2R5または
【0105】
【化33】
【0106】からなる群からの基であり、ここでR3お
よびR4は各場合において互いに独立に水素、アルキル
、アルケニル、アルキルカルボニル、ホルミルまたは随
時置換されていてもよいアラルキルであり、R5はアル
キルであり、そしてR2は
【0107】
【化34】
【0108】からなる群の基であり、ここでR3および
R4は前述の意味を有する、の置換2,2−ジフルオロ
−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン類を製造するに
あたり、式(II)
【0109】
【化35】
【0110】の酸クロライドを式(III)
【0111
【化36】                 R1−CH=CH−
R2                  (III)
式中、R1およびR2は前述の意味を有する、の置換ア
クリル酸誘導体と、適当ならば希釈剤の存在下におよび
適当ならば塩基の存在下に、反応させることを特徴とす
る前記式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3ベン
ゾジオキシ−4−ケトン類の製造方法。
【0112】5、上記第1〜4項のいずれかに記載の一
般式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾ
ジオキシ−4−ケトン類の少なくとも1種を含有するこ
とを特徴とする除草剤。
【0113】6、上記第1〜4項のいずれかに記載の一
般式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾ
ジオキシ−4−ケトン類を雑草および/またはそれらの
環境に作用させることを特徴とする雑草を防除する方法
【0114】7、雑草を防除するための上記第1〜4項
のいずれかに記載の一般式(I)の置換2,2−ジフル
オロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン類の使用。
【0115】8、上記第1〜4項のいずれかに記載の一
般式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾ
ジオキシ−4−ケトン類を増量剤および/または表面活
性物質と混合することを特徴とする除草剤の調製方法。
【0116】9、式(II)
【0117】
【化37】
【0118】の(2,3−ジフルオロメチレンジオキシ
)ベンゾイルクロライド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I) 【化1】 式中、R1は−CN、−CO2R5または【化2】 からなる群からの基であり、ここでR3およびR4は各
    場合において互いに独立に水素、アルキル、アルケニル
    、アルキルカルボニル、ホルミルまたは随時置換されて
    いてもよいアラルキルであり、R5はアルキルであり、
    そしてR2は 【化3】 からなる群の基であり、ここでR3およびR4は前述の
    意味を有する、の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベ
    ンゾジオキシ−4−ケトン類。
  2. 【請求項2】  一般式(I) 【化4】 式中、R1は−CN、−CO2R5または【化5】 からなる群からの基であり、ここでR3およびR4は各
    場合において互いに独立に水素、アルキル、アルケニル
    、アルキルカルボニル、ホルミルまたは随時置換されて
    いてもよいアラルキルであり、R5はアルキルであり、
    そしてR2は 【化6】 からなる群の基であり、ここでR3およびR4は前述の
    意味を有する、の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベ
    ンゾジオキシ−4−ケトン類を製造するにあたり、式(
    II) 【化7】 の酸クロライドを式(III) 【化8】                 R1−CH=CH−
    R2                  (III)
    式中、R1およびR2は前述の意味を有する、の置換ア
    クリル酸誘導体と、適当ならば希釈剤の存在下におよび
    適当ならば塩基の存在下に反応させることを特徴とする
    前記式(I)の置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベン
    ゾジオキシ−4−ケトン類の製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の一般式(I)の置換2
    ,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケト
    ン類の少なくとも1種を含有することを特徴とする除草
    剤。
  4. 【請求項4】  請求項1記載の一般式(I)の置換2
    ,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケト
    ン類を雑草および/またはそれらの環境に作用させるこ
    とを特徴とする雑草を防除する方法。
  5. 【請求項5】  請求項1記載の一般式(I)の置換2
    ,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケト
    ン類を増量剤および/または表面活性物質と混合するこ
    とを特徴とする除草剤の調製方法。
  6. 【請求項6】  式(II) 【化9】 の(2,3−ジフルオロメチレンジオキシ)ベンゾイル
    クロライド。
JP3349461A 1990-12-14 1991-12-09 置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン Pending JPH04316574A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4040021.2 1990-12-14
DE4040021A DE4040021A1 (de) 1990-12-14 1990-12-14 Substituierte 2,2-difluor-1,3-benzodioxyl-4-ketone

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04316574A true JPH04316574A (ja) 1992-11-06

Family

ID=6420371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3349461A Pending JPH04316574A (ja) 1990-12-14 1991-12-09 置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5234899A (ja)
EP (1) EP0490220A1 (ja)
JP (1) JPH04316574A (ja)
DE (1) DE4040021A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325117A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Lanxess Deutschland Gmbh ジフルオロベンゾ−[1,3]−ジオキソール−5−カルボン酸誘導体の製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2133209A1 (en) * 1993-03-25 1994-09-29 Hermann Rempfler Triazolopyrimidine herbicides
DE19851986A1 (de) * 1998-11-11 2000-05-18 Bayer Ag Phenyl-substituierte zyklische Enaminone
DE19958164A1 (de) 1999-12-02 2001-06-07 Bayer Ag Aryl-substituierte heterozyklische Enaminone
DE10021900A1 (de) 2000-05-08 2001-11-15 Bayer Ag Phenyl-substituierte 2-Enamino-Ketonitrile

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3865863A (en) * 1972-06-22 1975-02-11 Hoffmann La Roche 2-(Benzoyl)-3-dimethylaminoacrylonitriles
DE2823168A1 (de) * 1978-05-26 1979-11-29 Bayer Ag 5-arylamino-2,2-difluor-benzodioxole, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur schaedlingsbekaempfung
CH687877A5 (de) * 1988-03-18 1997-03-14 Ciba Geigy Ag 2,2-Difluorbenzo-1,3-dioxol-4-carbaldehyd.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325117A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Lanxess Deutschland Gmbh ジフルオロベンゾ−[1,3]−ジオキソール−5−カルボン酸誘導体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0490220A1 (de) 1992-06-17
US5234899A (en) 1993-08-10
DE4040021A1 (de) 1992-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2744064B2 (ja) スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン類
JPH03133966A (ja) スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン
US5215569A (en) Substituted pyridines
US4854964A (en) Triazolo-pyrimidine-2-sulphonamides having herbicidal utility
JPH04283578A (ja) 置換スルホニルアミノトリアゾリルピリミジン
JPH0369906B2 (ja)
US5300676A (en) Herbicidal fluorine-substituted alpha-(5-aryloxynaphthalen-1-yl-oxy)-propionic acid derivatives
US5186734A (en) Herbicidal bisazinyl compounds
JPH04288062A (ja) 置換5−アルコキシ−1,2,4−トリアゾル−3−(チ)オン、その製造法および利用
US4384881A (en) Herbicidally active novel benzazol-2-yloxyacetanilides
JPH04316574A (ja) 置換2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキシ−4−ケトン
JP2931368B2 (ja) 置換されたトリアゾリノン類、それらの製造方法およびそれらの除草剤並びに殺菌・殺カビ剤としての用途
US5244865A (en) Substituted imidazolinylpyrimidines
US4627871A (en) Herbicidal 2-[4-substituted carboxyamino-phenoxy (or phenyl mercapto)]-substituted pyrimidines
JPH04234352A (ja) スルホニル化(チオ)カルバミン酸に基づく除草剤
US4402731A (en) Herbicidally active novel substituted tetrahydropyrimidinones
JPH10204066A (ja) 1−フエニル−5−アニリノテトラゾール類及び農薬としてのその利用
US5217522A (en) Herbicidal sulphonylguanidinoazines
US5006156A (en) Herbicidal sulfonylaminoazines
US4941910A (en) Herbicidal pyrimidine derivatives
US4391629A (en) 2-Pyridyloxyacetanilides and their use as herbicides
JPH0393745A (ja) アリールオキシナフタレン誘導体類
US5076833A (en) Herbicidal and plant growth-regulating 6-(pent-3-yl)-1,2,4-triazin-5(4h)-ones
JPH029588B2 (ja)
JPH0390067A (ja) 置換されたアリールスルホニルアミノグアニジノアジン