JPH0431628Y2 - - Google Patents

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JPH0431628Y2
JPH0431628Y2 JP1986119545U JP11954586U JPH0431628Y2 JP H0431628 Y2 JPH0431628 Y2 JP H0431628Y2 JP 1986119545 U JP1986119545 U JP 1986119545U JP 11954586 U JP11954586 U JP 11954586U JP H0431628 Y2 JPH0431628 Y2 JP H0431628Y2
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telephone
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JP1986119545U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は描画像通信装置に関する。
(ロ) 従来の技術 通常の電話回線を利用して手書きの画像を音声
と共に送受信する描画像通信装置が開発されてい
る(研究実用化報告第32巻第32号(1983)参照)。
そしてこの描画像通信装置には、描画ペンの移動
で、表示装置に例えば「+」等のマーカ記号を順
次表示するマーカ機能が設けられており、手書き
した地図上で道順を指示したり、特定場所を指示
する場合に使用されている。
ところで、描画像通信装置では、手書き画像と
音声とを同時に送信し、またその相手方の描画像
通信装置もこれを同時に受信可能であるが、電話
回線の特性上信号の伝送速度は300bpsに規定さ
れている為、送信側で手書きされた画像が受信側
で表示されるのに時間遅れを生じる為、マーカモ
ードに於いてマーカを伝送する際マーカの情報量
が多いと受信側ではかなり遅れて表示されること
になり問題で有つた。特にマーカは音声と併用し
て画面の位置表示を行なうためのものであり、送
信側と受信側でマーカの位置にずれが生じるとマ
ーカ本来の機能が失われることとなり、又、マー
カを見ながらの通話が円滑に行なえないという問
題があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の問題点を解消すべくなされたも
ので、マーカ入力情報量が多い場合でも、受信側
で表示される時間遅れを少なくした描画像通信装
置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は所定の容量の送信バツフアメモリを設
け、この送信バツフアメモリ内のデータ量に応じ
送信するマーカ情報を調整するよう構成したもの
である。
(ホ) 作用 本考案は上述のように構成したので、送信バツ
フアメモリがデータで一杯であれば、マーカデー
タは無効とされ、送信バツフアメモリに空が生じ
ると取り込まれて送信される。これにより実際に
送信されるマーカデータは減少されるので、受信
側での伝送遅延時間が少なくなり、マーカを見な
がらの通話が円滑に行なえる。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は感圧タブレツト等で構成される描画パツド
で、この描画パツド1の入力面には描画ペン等に
より手書きで画像が入力される。又この描画パツ
ド1の一端には各種のモード選択スイツチ2が設
けられている。3は描画パツド1の画像データが
X,Y座標信号として入力された予測符号化
(DPCM)回路で、所定の方式により符号化して
デイジタル信号として出力する。4はDPCM符
号化回路3の出力と、描画パツド1の出力が入力
された制御回路で、マイクロプロセツサで構成さ
れており、プログラムメモリ5に予め記憶されて
いる処理プログラムに従つて装置全体の制御を司
どる。6は制御回路4の制御の下に符号化された
画像信号が蓄積されるメモリである。7は
DPCM符号化回路3により符号化処理された画
像信号が供給されたFSKモデム回路で、符号化
された画像信号を一般の電話回線Lを介して送信
する為に、FSK(Frequency Shift Keying)変
調を行なう。尚、このFSKモデム回路7は逆に、
電話回線Lを介して通信の相手方から受信した変
調された画像信号の復調を行なう。
8は多重分離回路で、FSKモデム回路7によ
り変調された画像信号と、電話機9から入力され
た音声信号とを多重化して電話回線Lに出力し、
又逆に電話回線Lを介して通信の相手方から受信
した多重化信号を音声信号と送信側で変調された
画像信号とに分離して音声信号を電話機9に、画
像信号を前述のFSKモデム回路7に出力する。
10,11は制御回路4の制御の下に切換えが行
なわれる切換回路で、切換回路10は電話機9を
切換回路11と多重分離回路8へ切換接続し、
又、切換回路11は電話回線Lを切換回路10と
多重分離回路8へ切換接続するよう作用する。
12は相手方から送信されてきてFSKモデム
回路7により復調された画像信号を復合化する
DPCM復号化回路であり、このDPCM復号化回
路12により復号化された画像信号は画像メモリ
13に与えられる。画像メモリ13は、送信時に
は描画パツド1から入力された手書き画像の画像
信号を記憶してこれをCRT表示装置14に表示
し、又受信時にはDPCM復号化回路12により
復号化された画像信号を記憶してCRT表示装置
14に表示を行なう。
15は描画パツド1に設けられたモード選択ス
イツチ2で選択されたモードを指示するランプで
あり同時通信モード、描画単独モード、描画蓄積
モード及びマーカモード等を指示している。
尚、マーカモードが選択されると、制御回路4
はプログラムメモリ5に予め記憶されているマー
カ記号データを適宜読出し、画像メモリ13の所
定の位置に書込むことにより、CRT表示装置1
4にマーカを表示する。
又切換回路10,11は通常実線にて示す如く
切換えられており、電話機9は直接電話回線Lに
接続されて通常の電話機としての使用が可能に構
成されている。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき第2
図のフローチヤートに基づき説明する。
先ず描画通信を行なうに当り、電話機9で通信
相手へダイヤルし通信相手を呼出す。通信相手も
第1図に示す描画像通信装置を備えており、着信
で電話機のベルが鳴動されるので、受話器を取り
上げ応答すると、通常の電話機として通話を行な
うことが出来るので、これから描画通信を行ない
たい旨告げて双方が描画パツド1のモード選択ス
イツチ2を操作する。今例えば同時通信モードが
選択されたとすると、選択信号を検出した制御回
路4は、同時通信モードを指示するランプl1の点
灯を行なうと共に、切換回路10,11を破線側
へ切換え、電話機9と電話回線Lをそれぞれ多重
分離回路8に接続する。又制御回路4は入力受付
ランプl0を点灯し入力受付可能状態を指示する。
そこで描画パツド1により画像が手書きされる
と、画像信号がX,Y座標信号としてDPCM符
号化回路3で符号化され、メモリ6の送信バツフ
ア領域に一時的に蓄積される。そして符号化され
た画像信号はFSKモデム回路7で変調処理され
て多重分離回路8を介して電話回線Lに送出され
通信の相手に送信される。この時電話機9よりの
音声信号が有れば、変調処理された画像信号と音
声信号が多重分離回路8で多重化されて、電話回
線Lに同時に出力される。又制御回路4はFSK
モデム回路7での変調処理に応じ、メモリ6の送
信バツフア領域より符号化された画像信号を読出
し順次FSKモデム回路7に供給して変調処理を
行なう。更に制御回路4は描画パツド1よりの
X,Y座標信号に基づき、画像メモリ13に画像
データを書込むので、CRT表示装置14には描
画パツド1で画像が手書きされると同時に表示さ
れる。
一方通信相手方の描画像通信装置では、受信し
た信号を多重分離回路8で音声信号と画像信号に
分離し、音声信号は電話機9に、画像信号は
FSKモデム回路7に供給し復調を行なう。そし
て復調された信号をDPCM復号化回路12で復
号した後、画像メモリ13に書込みCRT表示装
置14に表示を行なう。尚、描画中であつても、
前述のように多重分離回路8により分離され、音
声信号が電話機9に供給されるので、双方で通話
を行なうことが出来る。
このようにして音声と画像の通信を同時に行な
うことができ、今第3図に示すような地図を送信
し、受信側の人に道案内を行なう場合につき説明
する。この場合送信側の人はマーカにて指示する
べくモード選択スイツチ2でマーカモードを選択
すると、マーカモード信号をステツプS1で検出し
た制御回路4は、次にステツプS2に進み描画ペン
が描画パツド1上に置かれたか否かを検出し、描
画ペンが置かれておれば、ステツプS3でその位置
座標データに基づきプログラムメモリ5よりマー
カ「+」データを読出し、画像メモリ13の対応
する領域にマーカデータを書込むことにより、
CRT表示装置14にマーカ表示を行なう。この
際制御回路4は画像メモリ13にマーカデータを
書込む前に、マーカデータを書込む位置の画像メ
モリ13のデータをメモリ6に一時退避させる。
そして描画ペンが移動されると退避していたデー
タを画像メモリ13の元の位置に書込みマーカを
消去した後、前述と同様にして新たな位置にマー
カを表示する。このようにして描画ペンの移動に
伴ないマーカが順次表示されるが、制御回路4は
描画ペンの移動軌跡を所定周期でサンプリング
し、サンプリングした位置に対応した画像メモリ
13にマーカデータを書込んでおり、送信側では
描画ペンの移動をサンプリングした数だけマーカ
がCRT表示装置14に表示される。
一方このようにしてサンプリングされたマーカ
データは前述と同様な信号処理が行なわれ受信側
に送信されるが、この際制御回路4はステツプS4
でメモリ6の送信バツフア領域に空が有るか否か
をチエツクし、空が有ればステツプS5に進みメモ
リ6の送信バツフア領域にマーカデータを書込
み、空がなければメモリ6への書込みはされずマ
ーカデータは無効とする。そして続いてステツプ
S6で制御回路4はメモリ6の送信バツフア領域の
データを受信側に送信する。ステツプS2からステ
ツプS6の繰り返しによりマーカデータが受信側に
送信され、受信側の表示装置にマーカ表示が行な
われる。この時描画ペンの移動に伴ないサンプリ
ングされる周期が、マーカデータの送信速度より
速い為、送信バツフア領域が一杯となり、サンプ
リングされたマーカデータがかなり無効となる
が、人間の目はあまり速い動きには追従できない
為、全てのマーカデータが送信されなくても受信
側ではマーカの移動はスムーズに見える。したが
つて第4図のように表示されるマーカを見ながら
道案内を行なう場合にも、送信側と受信側のマー
カの位置ずれが少なく通話を円滑に行なうことが
できる。
尚、送信側で描画ペンの移動を終了し、描画ペ
ンを描画パツド1上から離すと、描画ペンが離れ
たことをステツプS2で検出した制御回路4はステ
ツプS7に進みメモリ6の送信バツフア領域にデー
タが残つているか否かの検出を行ない、残つてい
なければステツプS9で送信側のマーカ表示を消去
し、残つておればステツプS8で残りのデータを送
信した後ステツプS9でマーカを消去する。続いて
ステツプS10に進みマーカキーが操作されたか否
かの検出即ちマーカモードの解除か否かの検出を
行なう。マーカモード選択スイツチ2が操作され
ていなければステツプS2に戻り次のマーカ入力に
備えるが、操作されておればステツプS1に戻りマ
ーカモードの解除を行なう。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案の描画像表示装置は、マーカ
データを送信する際送信バツフアに空が有ればマ
ーカデータを書込み送信を行ない、空が無ければ
マーカデータを無効とし、送信バツフア内のデー
タ量に応じ送信するマーカデータを調整するよう
構成したことにより、送信側と受信側で表示され
るマーカの位置ずれを少なくし、マーカを見なが
らの通話が円滑に行なえるものであり、極めて実
用的効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の描画像通信装置の構成を示す
ブロツク図、第2図は第1図の動作状態を示すフ
ローチヤート、第3図、第4図は描画例を示す図
である。 1……描画パツド、3……DPCM符号化回路、
4……制御回路、7……FSKモデム回路、8…
…多重分離回路、9……電話機、12……
DPCM復号化回路、13……画像メモリ、14
……CRT表示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 描画入力装置により入力された画像信号と電話
    機から入力された音声信号とを多重化して電話回
    線に出力する描画像通信装置に於いて、受信側に
    送信されるデータが蓄積される送信バツフアと、
    マーカを表示及び伝送するマーカモードが選択さ
    れると、所定周期でサンプリングしマーカデータ
    を発生する手段と、前記送信バツフアの空の有無
    を検出し、空がある時マーカデータを前記送信バ
    ツフアに書込むよう制御する手段を具備したこと
    を特徴とする描画像通信装置。
JP1986119545U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0431628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119545U JPH0431628Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119545U JPH0431628Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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Publication Number Publication Date
JPS6327936U JPS6327936U (ja) 1988-02-24
JPH0431628Y2 true JPH0431628Y2 (ja) 1992-07-29

Family

ID=31007018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986119545U Expired JPH0431628Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JP (1) JPH0431628Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183624A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 手書き図形情報伝送システムにおけるデ−タ伝送方式
JPS61107423A (ja) * 1984-10-30 1986-05-26 Wacom Co Ltd デイスプレイ付座標入力装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183624A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 手書き図形情報伝送システムにおけるデ−タ伝送方式
JPS61107423A (ja) * 1984-10-30 1986-05-26 Wacom Co Ltd デイスプレイ付座標入力装置

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JPS6327936U (ja) 1988-02-24

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