JPH0431626A - エンジンの吸排気装置 - Google Patents

エンジンの吸排気装置

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JPH0431626A
JPH0431626A JP13785590A JP13785590A JPH0431626A JP H0431626 A JPH0431626 A JP H0431626A JP 13785590 A JP13785590 A JP 13785590A JP 13785590 A JP13785590 A JP 13785590A JP H0431626 A JPH0431626 A JP H0431626A
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valve
exhaust
engine
pulse converter
intake
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Tomonori Urushibara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンジンの吸排気装置に関する。
(従来の技術) 充填効率は吸排気系の流れの抵抗、流れの動的な効果、
バルブタイミングなどによって決まるので、これらを考
慮して、エンノンの出力を最大限に引き出すための努力
が払われる。
たとえば、fIIJ17図は流れの動的な効果である吸
気慣性効果を利用したバルブタイミング可変機構である
(たとえば、自動車工学1986年5月号第111頁な
いし第113頁参照)。
4はカムシャフト3の先端(図で左端)にボルト5とワ
ッシャ6により固定される内側ギア、7は図示しないタ
イミングベルト(あるいはチェーン)により駆動される
カムプーリ、8はカムプーリ7の内周と内側ギア4の外
周にそれぞれ設けた歯のいずれとも同時にかみ合う中間
ギアである。この場合、中間ギア8の内外周の少なくと
も一方はヘリカル歯となっている。
中間ギア8は、油圧室11に供給される油圧に応じて移
動するピストンとしても機能する。この油圧の切換はカ
ムシャフト3内の油通路に設けられ常時は閉じている電
磁バルブ15によって行なわれる。
たとえば、電磁バルブ15のOFF状態では、カムシャ
フト3内の油通路9.ボルト5内の油通路10を介して
油圧室11に油圧が作用する。油圧を受けた中間ギア8
はリターンスプリング12に抗し、回転しながら図で右
方向に移動してカムプーリ7とカムシャフト3を相対回
転させる。このとき、カムプーリ7はタイミングベルト
で固定されているため、カムシャフト3の側だけ回転す
る。この回転により吸気バルブの開閉時期が第19図に
おいて実線から破線へと早くなって排気バルブとのオー
バーラツプが大きくなる。
また、コントロールユニット19からの通電信号により
電磁バルブ15を開くと、オイルが電磁バルブ15を経
てドレーンするので、リターンスプリング12によって
内側ギア8が元の位置に戻る。この状態では吸気バルブ
の開閉時期は第19図で実線位置まで遅れ、排気バルブ
とのオーバーラツプが小さいものとなる。
マイクロコンピュータからナルフントロールユニット1
9には、主にエンジン回転数Nを検出するセンサ17と
吸入空気量Qを検出するセンサ18からの信号が入力さ
れ、コントロールユニット19では、第18図にしたが
い電磁バルブ15に対してON、OFF信号を出力する
tiSia図において、S】ではエンジン回転数Nおよ
び吸入空気量Qを読み込み、S2ではNとQから燃料噴
射の基本パルス幅Tp(=に−Q/N、ただしKは定数
)を演算する。このTpはエンノン負荷相当量である。
$3ではエンジン回転数Nと高回転域の下限を定める値
N+(たとえば5200 rpm)を、S4ではTpと
高負荷域の下限を定める値Tpiをそれぞれ比較し、N
<NlかつTp≧Tpiであれば低中速回転の高負荷時
にあると判断してS5に進む、なお、N1とTpiはメ
モリにあらかじめ記憶されている。
S5では電磁バルブ15を非通電にして、吸気バルブの
開閉時期が早くなるようにする。
一方、S3でN≧N1であることより高速間(域にある
と判断した場合や、S4でTp<Tpiより低中負荷域
であると判断した場合はS6に進む。
S6では吸気バルブの開閉時期が遅くなるように電磁バ
ルブ15に通電する。
このように吸気バルブの開閉時期を低中速回転の高負荷
時だけ早め、それ以外の運(条件で相対的に遅らせると
、いずれの運転域においても充填効率が向上し、第20
図で示す軸トルク特性が得られる。
(発明が解決しようとする課題) バルブオーバーラツプが大きいと、特に低回転において
排気干渉により充填効率が大きく低下する原因となるに
れは以下の理由による。
排気干渉は、ある気筒の排気のブローダウンが、点火順
序で先行する他の気筒の排気行程終了前にその他の気筒
に到達し、その他の気筒がらの燃焼〃スの排出を阻害す
る現象である。この場合、バルブオーバーラツプが小さ
いと、この現象は排気管と燃焼室内に留とまる。しかし
ながら、バルブオーバーラツプが大きいと、吸気管と燃
焼室お上V#気管の両者が連通している時間が長くなる
ので、排気の逆流が吸気系にまで及び、吸気を入らせな
いようにするので、充填効率を大きく低下させてしまう
のである。
また、低回軟はど排気のブローダウンによる圧力波が烈
火順序で先行する他の気筒に到達する時間が十分にある
ので排気干渉も大きくなる。
従来装置では、低回献高負荷域でバルブオーバーラツプ
を天外<シているので、他方ではこの排気干渉を大きく
招くことになっており、全体としてみれば、バルブオー
バーラツプを大終クシた効果があまり現れない結果とな
っているのである。
この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、高速回転域でバルブオーバーラツプが大きくなる
ようにバルブタイミング可変機構やバルブタイミングs
 177 )可変機構を作動する一方テ、パルスコンバ
ータつきのデュアルタイツ排気マニホールドを採用し、
バルブオーバーラツプが大きくなるとパルスコンバータ
を働かせることにより、高速回転域での排気干渉の防止
をはかるvcil!を提供することを目的とする。
さらに、第2の発明では、バルブタイミング。
リフト可変機構により高速回転域でバルブの開期間やバ
ルブリフトが拡大し、特に高負荷時に吸気や排気の量が
増大した場合に、この運転域でパルスコンバータを働か
せないことにより、パルスコンバータに生ずるチシーク
現象の防止をはかる装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1の発明は、第1図(A)に示すように、吸気バルブ
または排気バルブのタイミングを可変とする慨1p61
と、エンジンの回転数Nを検出するセンサ62と、この
回転数検出値から高速回転域であるかどうかを判定する
手段63と、この回転域でバルブオーバーラツプが大き
くなるように前記バルブタイミング可変機構61に制御
信号を出力する手段64と、排気バルブの開期間が互い
に連続しない気筒どうしをまとめて2つの排気管66A
、66 Bに集合し、これら2つの排気W66A。
66Bの合流部にパルスコンバータ67をI&ttた排
気マニホールド65と、前記パルスコンバータ67の上
流で前記2つの排気管66A、66Bを互いに連通する
通路68と、この通路68を開閉するバルブ69と、こ
のバルブ69を前記バルブオーバーラツプが大きくなっ
た場合に閉じる手段70とを設けた。
第2の発明は、第1図(B)に示すように、吸気バルブ
または排気バルブのタイミングおよびリフトを可変とす
る1g!構75と、エンジンの回転数Nを検出するセン
サ62と、このセンサ検出値から高速回転域であるがど
うかを判定する手段63と、この回転域でバルブオーバ
ーラツプが大きくなるように前記バルブタイミング、リ
フト可変機構75に制御信号を出力する手段64と、排
気バルブの開期間が互いに連続しない気筒どうしをまと
めて2つの排気管66A、66Bに集合し1これら2つ
の排気管66 A、66 Bの合流部にパルスコンバー
タ67を設けた排気マニホールド65と、前記パルスコ
ンバータ67の上流で前記2つの排気管66A、66B
を互いに連通する通路68と、この通路68を開閉する
バルブ69と、このバルブ69を前記バルブオーバーラ
ツプが大きくなった場合に閉じる手段70と、エンノン
の負荷(たとえばスロットル開度θ)を検出するセンサ
76と、この負荷検出値および前記回転数検出値から高
速回転高負荷域であるかどうかを判定する手段77と、
この運転域で前記開閉バルブ69が開かれるようにバル
ブ開閉手段70に指示を与える手段78とを設けた。
(作用) 高速回転域でバルブオーバーラツプを大きくして、充填
効率を高めると、その一方で(1気の干渉を受けやすく
なる。
この場合、デュアルタイプの排気マニホールド65によ
れば、排気バルブの開期間の連続しない気筒どうしをま
とめて2つの排気管66A、66Bにしであることより
、排気バルブの開期間の重なりをなくして排気干渉が小
さくされ、さらに開閉バルブ69が閉じてパルスコンバ
ータ67が働くと、排気干渉がなくされる。
一方、バルブオーバーラツプの小さくなる低中速回転域
になると、開閉バルブ69が開かれ、パルスコンバータ
67の働きが停止される。この場合、開閉バルブ69が
開かれると、排気の流路面積が大きくなって、背圧が小
さくなる。
また、バルブタイミング、 +77 )可変機構61を
備えるものでは、高速回転域でバルブの開期間とバルブ
リフト景が大きくなると、特に高負荷時に吸気や排気の
量が多くなるので、この場合にもパルスコンバータ67
が働いているとチa−り現象を起こして背圧が増大する
この場合に、第2の発明では、パルスコンバータ67が
働かないように指示されると、パルスコンバータに生ず
るチローク現象が防がれる。
(実施例) バルブタイミング可変機構については、第17図で示し
たものと同様のものが用いられる。ただし、バルブタイ
ミングやいずれの運転条件でバルブオーバーラツプを大
きくするかについては従来例と相違させでおり、後述す
るように、この例では高速回転域でパルプオーバーラツ
プが大すく、それ以外でパルプオーバーラツプが小さく
なるようにしている。
排気マニホールドには、第2図のように、デュアルタイ
プ排気マニホールドにパルスコンバータを設けたものが
採用される。
これは、排気バルブの開期間が連続しない気筒どうしく
図示の4気筒エンノンでは1番気筒と4香気筒、2番気
筒と3香気#II)をまとめて2つの排気管22A、2
2Bに集合し、これら2つの徘%W22 A、22 B
の合流部にパルスコンバータ23を設けたものである。
なお、直列6気筒エンジンでは、3気筒づつの気筒群に
分割される。
パルスコンバータ23は、第3図で示すように、断面積
が徐々に縮小する管からなるエジェクタ部24A、24
Bと、2 ツf) 工;/ x 9 f lli 24
 A + 24Bの合流する紋り部25と、断面積が絞
り部25から徐々に拡大する管からなるデイフユーザ部
26から構成されるもので、エジェクタ部24A。
24Bで流体の圧力エネルギーが運動エネルギー(つま
り速度)に変換され、デイフユーザ部26で速度が再び
圧力に変換される。
パルスコンバータ23の近くには、第2図で示すように
2つの排気管22A、22Bを連通する通路28が設け
られ、この通路28にバタフライ型のN閏バルブ29が
介装される。このバルブ29は全閉状態と全開状態の二
位置をとるバルブで、バルブ29の全閉状態でパルスコ
ンバータ23が本末の機能を発揮する。このバルブ29
はダイヤ7ラムアクチユエータやステップモータ等の駆
動vc置30にて駆動される。
21はシリングヘッド、27は触媒装置(または77う
)である。
第4図は制御系のブロック図で、マイクロコンピュータ
からなるコントロールユニット35では第5図にしたが
い、電磁バルブ15に対してON。
OFF信号を、駆動装置30に対してr!R閉信号を出
力する。
第5図において、Sllでは回転数センサ17からのエ
ンラン回転数Nとスロットル開度センサ(エンジン負荷
センサ)31からのスロットル開度θを読み込む。
S12は第1図(A)の高速回転域判定手段63の機能
を果たす部分である。ここでは、マツプを参照して、そ
のときのNとθから定まる運転条件が高速回転域Hにあ
るかそれ以外の領域1にあるかをみて、高速回転域■で
あればS13に進み、それ以外の領域IにあればS14
に進む、第6図にこのマツプの内容を示す。
S13と314は第1図(A)の出力手段64の機能を
果たす部分である。
S13では、バルブオーバーラツプが大きくなるように
電磁バルブ15に通電し、S14では電磁バルブ15へ
の通電を止めてバルブオーバーラツプを小さくする。こ
の場合、パルプオーバーラツプは高速回転域で大きく、
低中速回転域で小さくなるのであるから、バルブオーバ
ーラツプだけに着目すれば、この例では従来例と逆の制
御をすることになっている。
なお、この例の電磁バルブ15には非通電状態で開いて
いるタイプのものを使用しでいる。
S15と816は第1図(A)のバルブ開閉手段70の
機能を果たす部分である。
S15では駆動装置30に閉信号を出力し、開閉バルブ
29を全閉状態とする。これは、S13での動作にてバ
ルブオーバーラツプが大きくなると、排気干渉の影響を
受けやすくなるので、パルスコンバータを働かせて、排
気干渉の影響を除くためである。
81Gでは、814での動作にてバルブオーバーラツプ
が小さくなることより、開閉バルブ29が全開状態とな
るように、駆動装!!30に開信号を出力する。
第7図に、開閉バルブ29の開閉状態とバルブオーバー
ラツプの大小の関係をまとめて示す。
ここで、この例の作用を説明する。
高速回転域でバルブオーバーラツプを大きくして、充填
効率を高めると、その一方で排気の干渉を受けやすくな
る。
この場合、デュアルタイプの排気マニホールドによれば
、排気バルブの開期間の連続しなり1気筒どうしをまと
めて2つの排気管22A、22Bにしであることより、
排気バルブの開期間の重なりをなくして排気干渉を小さ
くすることができるのであるが、さらに開閉バルブ29
を閉じてパルスコンバータ23を働かせると、排気干渉
がなくされる。詳細には、エジェクタ部24A、24B
で排気の圧力が速度に変換されると、一方の排気管(た
とえば22A)から他方の排気!22Bへの排気の吹き
返しがなく、さらには1つの気筒についての排気のブロ
ーダウン時にエジェクタg24A。
24Bによって形成される噴流が他の気筒の排気を吸い
出す(エノエクタ効果)ことによって、排気干渉が防止
されるのである。第9図に排気行程にある4番気筒につ
いての排気の流れを示す。
一方、バルブオーバーラツプの小さくなる低中速回転域
になると、開閉バルブ29が開かれ、パルスコンバータ
23の働きが停止される。これは、バルブオーバーラツ
プが小さいときには、排気干渉による充填効率への影響
がもともと小さく、実害がほとんどないからである。
この場合、開閉バルブ29を開いた状態では、第8図で
示すように、排気が両方のエジェクタ部24A、24B
を通って排出されるため、エジェクタ部の出口面積が事
実上2倍になるので、背圧(抵抗圧力)を上昇させるこ
とにならず、輸トルクが低下することはない。
また、排気バルブから連通路28にいたる鉗離fが所定
値(たとえば400−一付近)*でに収まる場合には、
連通路28および開閉バルブ29を排気マニホールド内
に組み込むことができるので、製造上低コスト化が可能
である。
第10図〜第12図は第2の発明の一実施例のバルブタ
イミング、す7ト可変機構であり、このfi構自体は公
知である。なお、この例では吸気バルブ、4#気バルブ
のいずれもバルブタイミングおよびバルブリフFを可変
にしているが、機構としては同様であるため、片方の吸
気バルブについてだけ説明する。
ロッカーシャフト41には、3つのロッカーアーム42
〜44の一端42A〜44Aが第11図で示すように摺
動自在に支持され、口・ンカーアーム42A〜44Aの
上面には、第10図のようにカム7オa742B〜44
Bが形成される。このうち、両側に位置するカム7オロ
ア42 B、43Bには同一形状の低速回転用カム46
.47が、これに対して中央に位置するカム7オロア4
4 Bには高速回転用カム48が摺動可能に押し当てら
れる。この場合、高速回転用カム48は低速回転用カム
46.47と比べ、す7ト量と作動角を大きくするプロ
フィールをもっている。
両側に位置する2つのロッカーアーム42.43は低速
回転用のもので、その他端は2つの吸気バルブ49.5
0のバルブステム頂部に押し当てられている。
これに対して、中央に位置するロッカーアーム44には
吸気バルブに押し当てられる部位がなく、代わって、下
方よりロッカーアーム44を高速回転用カム48に押し
付ける補助スプリング(ロストモーションスプリング)
51が第10図で示すように設けられている。このスプ
リング51は、低速回転時にロッカーアーム44の遊び
を抑え、さらに高速回転時には吸気パルプ49.50を
円滑に作動させる役割を担っている。
バルブタイミングおよびバルブリフトの切換え、つまり
高速回転用と低速回転用の切換は、両側に位置するロッ
カーアーム42.43の作動に、高速回転用カム48で
駆動されるロッカーアーム44の動きを関与させるかさ
せないかで行なわれる。
たとえば、低速回転時は、第11図で示すようにピスト
ン52に油圧が作用しておらず、2つのピストン52.
53はリターンスプリング55によりストッパビン54
を介し左に押し戻されて図示の状態にある。このと外、
2つのピストン52゜53の軸方向寸法は、各ロッカー
アーム42〜44が互いに連結されない長さに設定され
ている。
このため、高速回転用のロッカーアーム44がこの場合
のバルブの開閉動作に関与することがな(、バルブタイ
ミングおよびバルブリフトは低速回転用カム46.47
に与えられた値にしたがうので、オーバーラツプが小さ
く、IJ7ト量も小さくなる。
一方、高速回転時に油圧通路56を介して油圧が導入さ
れると、2つのピストン52.53がともにリターンス
プリング55を押し縮めて第12図のように右に移動す
る。この移動により、3つのロッカーアーム42〜44
が、2つのピストン52.53で串刺し状態となり、3
つのロッカーアーム42〜44が一体となって揺動する
。この状態ではすべてのロッカーアーム42〜44が高
速回転用カム48のプロフィールで駆動され、2つの吸
気パルプパルプ49.50は高速回転用の1)7トにな
る。
この場合、第13図で示したように、高速回輔域でバル
ブの開期間とバルブリフF量が大軽くなると、特に高負
荷時に吸気と排気の量がともに多くなるので、エジェク
タl!124A、24Bの出口面積とエンジン諸元との
兼ね合いによっては、高速高負荷域でエジェクタ部24
A、24Bの出口において流れがチターク現象を起こし
て背圧が増大し、これによるデメリットが排気干渉防止
のメリットを上回る場合が生ずる。
しかしながら、こうした背圧の増大は、第16図で示す
ように高速高負荷域(第15図で示す領域■)で開閉バ
ルブ29を開くようにすることで、避けることができる
なお、第16図の特性は第14図で示した制御にて実行
される。同図において、S12.S21が第1図(B)
の高速高負荷域判定手段77の機能を、S22が第1図
(B)の指示手段78の機能を果たす部分である。第1
5図は第6図に対応させている。
この実施例では第13図で示したように、吸気バルブ、
排気バルブの両方についてバルブのrl/IM闇とバル
ブリフトをともに拡大しであるが、片側のバルブについ
てだけ拡大する場合や、片側のバルブについても、バル
ブの開期間とバルブリフトの一方のみを拡大する場合に
も同様に適用することができる。
(発明の効果) 各発明は、パルプタイミング可変機構やバルブタイミン
グ、リフト可変機構を用いてlIJ速回啄時にバルブオ
ーバーラツプを大きくする一方で、パルスコンバータつ
きのテ゛ユアルタイフ排気マニホールドを採用し、バル
ブオーバーラツプが大きくなると、パルスコンバータを
働かせるようにしたため、バルブオーバーラツプが小さ
い場合の背圧を小さく保ちながら、バルブオーバーラツ
プが大きくなった場合の排気干渉を防止することができ
、運転条件に応じてバルブタイミングを変化させること
によるトルク増大効果を最大限に発揮させることができ
る。
第2の発明では、さらに高速高負荷域でパルスコンバー
タが働かないようにしたため、バルブタイミング、す7
ト可変慨構により高速回転時にバルブリフトやパルプ開
期間が拡大した場合にも、パルスコンバータに生ずるチ
a−り現象を防いで、背圧の増大を抑えることができる
【図面の簡単な説明】
第1図(A)と第1図(B)は各発明のクレーム対応図
、第2図は第1の発明の一実施例のパルスコンバータつ
きの排気マニホールドの構1[,13図は第2図のパル
スコンバータの拡大図、第4図は前記実施例の制御系の
ブロック図、第5図はこの実施例の制御動作を説明する
ための流れ図、第6図はこの実施例の運転領域図、第7
図はこの実施例の開閉バルブの開閉状態とバルブオーバ
ーラツプの大小の関係を示す領域図、第8図と第9図は
この実施例の作用を説明するための排気の流れを示す図
である。 第10図は#2の発明の一実施例のバルブタイミング可
変機構の斜視図、第11図と第12図はそれぞれこの実
施例の低速回転時と高速回転時の作動状態を示す一部断
面平面図、第13図はこの実施例のバルブリフトの特性
図、第14図この実施例の制御動作を説明するための流
れ図、第15図はこの実施例の運転領域図、第16図は
この実施例の開閉バルブの開閉状態とパルプオーバーラ
ツプの大小の関係を示す領域図である。 7117図は従来例のバルブタイミング可変機構の断面
図、第18図は従来例の制御動作を説明するための流れ
図、第19図は従来例のバルブリフトの特性図、第20
図は従来例の釉トルクの特性図である。 3・・・カムシャフト、4・・・内側ギア、7・・・カ
ムプーリ、8・・・中間ギア、15・・・電磁バルブ、
17・・・エンジン回転数センサ、21・・・シリング
ヘッド、22A、22B・・・排気!、23・・・パル
スコンバータ、24A、24B・・・エノエクタ部、2
6・・・デイフユーザ部、28・・・連通路、29・・
・開閉バルブ、30・・・駆動I&置、31・・・スロ
ットル開度センサ(エンノン負荷センサ)、35・・・
コントロールユニッ)、41・・・ロッカーシャ7)、
42〜44・・・ロッカーアーム、42B〜44B・・
・カム7オロア、46.47・・・低速回転用カム、4
8・・・高速回転用カム、49.50・・・吸気バルブ
、5]・・・補助スプリング、61・・・バルブタイミ
ング可変機構、62・・・エンジン回転数センサ、63
・・・高速回転域判定手段、64・・・出力手段、65
・・・排気マニホールド、66A、66B・・・排%管
、67・・・パルスコンバータ、68・・・連通路、6
9・・・開閉バルブ、70・・・バルブ開閉手段、75
・・・バルブタイミング、リフト可変Wi構、76・・
・エンジン負荷センサ、77・・・高速高負荷域判定手
段、78・・・指示手段。 第2図 第6 図 エンジン回転数 第7 図 エンジン回転数 第5 図 第10図 第13図 第11図 第12図 第14図 第15図 第16図 エンジン回転数 第18図 第17図 第19図 吸気バルブタイミング「早」 エンジン回転数□

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸気バルブまたは排気バルブのタイミングを可変と
    する機構と、エンジンの回転数を検出するセンサと、こ
    の回転数検出値から高速回転域であるかどうかを判定す
    る手段と、この回転域でバルブオーバーラップが大きく
    なるように前記バルブタイミング可変機構に制御信号を
    出力する手段と、排気バルブの開期間が互いに連続しな
    い気筒どうしをまとめて2つの排気管に集合し、これら
    2つの排気管の合流部にパルスコンバータを設けた排気
    マニホールドと、前記パルスコンバータの上流で前記2
    つの排気管を互いに連通する通路と、この通路を開閉す
    るバルブと、このバルブを前記バルブオーバーラップが
    大きくなった場合に閉じる手段とを設けたことを特徴と
    するエンジンの吸排気装置。 2、吸気バルブまたは排気バルブのタイミングおよびリ
    フトを可変とする機構と、エンジンの回転数を検出する
    センサと、このセンサ検出値から高速回転域であるかど
    うかを判定する手段と、この回転域でバルブオーバーラ
    ップが大きくなるように前記バルブタイミング、リフト
    可変機構に制御信号を出力する手段と、排気バルブの開
    期間が互いに連続しない気筒どうしをまとめて2つの排
    気管に集合し、これら2つの排気管の合流部にパルスコ
    ンバータを設けた排気マニホールドと、前記パルスコン
    バータの上流で前記2つの排気管を互いに連通する通路
    と、この通路を開閉するバルブと、このバルブを前記バ
    ルブオーバーラップが大きくなった場合に閉じる手段と
    、エンジンの負荷を検出するセンサと、この負荷検出値
    および前記回転数検出値から高速回転高負荷域であるか
    どうかを判定する手段と、この運転域で前記開閉バルブ
    が開かれるようにバルブ開閉手段に指示を与える手段と
    を設けたことを特徴とするエンジンの吸排気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160169A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Mazda Motor Corp 多気筒エンジンの吸排気装置
JP2013185446A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Mazda Motor Corp 多気筒エンジンの排気装置

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