JPH04315831A - 光学ヘッド装置 - Google Patents

光学ヘッド装置

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JPH04315831A
JPH04315831A JP3108216A JP10821691A JPH04315831A JP H04315831 A JPH04315831 A JP H04315831A JP 3108216 A JP3108216 A JP 3108216A JP 10821691 A JP10821691 A JP 10821691A JP H04315831 A JPH04315831 A JP H04315831A
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JP
Japan
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light
grating
transparent layer
layer
waveguide layer
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JP3108216A
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Kaoru Tadokoro
田所 かおる
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学的記録媒体に信
号を記録し、または記録された信号を再生するための光
学ヘッド装置に係り、特に薄膜化された光学ヘッド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスク等の光学的記録媒
体を用いて情報の記録/再生を行う光学ヘッド装置を薄
膜化する技術が提案されており、例えば特願平1−50
8307号に開示されている技術が知られている。図3
を参照して従来の光学ヘッド装置を説明する。
【0003】Si基板上には低屈折率の透明層2が形成
されており、その上には高屈折率の導波層3A,3Bが
形成されている。これらの導波層は、導波層3Aを内側
にした円形の輪帯状に形成されており、これらの間は断
絶されている。導波層3A,3Bの表面には、中心軸L
に対して同心状もしくはスパイラル状にグレーティング
カプラ4A,4Bが形成されている。これらのグレーテ
ィングカプラも円形の輪帯状に形成されている。導波層
3Aの表面には、低屈折率の透明層5Aを挟んで高屈折
率の光導波層3Cが形成されており、この導波層3Cは
、導波層3Bにおけるグレーティングカプラ4Bの内周
側に面した領域で接している。導波層3Cの表面には、
中心軸Lに対し、同心状もしくはスパイラル状にグレー
ティングカプラ4Cが形成されている。導波層3Bの表
面には、グレーティングカプラ4Bの領域を覆うように
低屈折率の透明層5Bが形成されている。なお、この透
明層5Bの屈折率は、透明層5Aのそれと等しくなって
いる。Si基板1上には、導波層3A,3B間の断絶部
分に相当する位置に光検出器6A,6Bが形成されてお
り、これらの光検出器6A,6Bを覆うように、透明層
5A内には反射膜7が形成されている。また、Si基板
の裏面の中心軸領域は、エッチング等により凹部が形成
されている。この凹部の下方には偏光子10Aが配置さ
れており、この偏光子の下方に配置されている半導体レ
ーザ8から照射されたレーザ光を、同心円偏光または放
射偏光に偏光して、前記グレーティングカプラ4Cへと
導く。また、導波層3Cの上方には、偏光子10Bが配
置されており、グレーティングカプラ4Bより放射され
た同心円偏光または放射偏光を直線偏光14に変換して
光ディスク16に導く。
【0004】次に、半導体レーザ8から照射されたレー
ザ光の経路について説明する。
【0005】半導体レーザ8を射出した直線偏光の光は
集光レンズ9により集光され、偏光子10Aによって同
心円偏光(または放射偏光)の光11に変換された後、
グレーティングカプラ4Cによって導波層3Cに入力結
合する。入力された光は周内を外周方向に向かって伝搬
する導波光12Cとなる。この導波光12Cは導波層3
Cの最外周領域で導波層3Cから導波層3Bに移り、導
波光12Bとなる。導波光12Bはグレーティングカプ
ラ4Bにより放射されて同心円偏光(または放射偏光)
の放射光13となり、偏光子10Bを通過することで直
線偏光の光14に変換され、光ディスクの情報記録面に
集光する。この情報記録面から反射した光は、偏光子1
0Bを通過することで再び同心円偏光(または放射偏光
)の光17A,17Bに変換され、グレーティングカプ
ラ4A,4Bにより導波層3A,3B内に入力結合する
。入力された光はそれぞれ層内を外周方向、内周方向に
向かって伝搬する導波光18A,18Bとなり、これら
の導波光はそれぞれ導波層3A,3Bの最外端部、最内
端部で放射され光検出器6A,6Bで受光される。そし
て、この光検出器で受光された光を処理することにより
、フォーカスエラー信号、トラックエラー信号、再生信
号が得られるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では以下に述べる問題点がある。
【0007】半導体レーザ8を出射した光は集光レンズ
9で集光され、グレーティングカプラ4Cに垂直入射す
る。グレーティングカプラ4Cに入射した光は導波層3
Cに入力結合するが、前述したようにグレーティングカ
プラに垂直入射するために、ほとんどの光は結合せずに
そのまま散乱してしまう。すなわち、光の利用効率が悪
いという問題を持っている。
【0008】また、光が導波する素子の構成が複雑であ
るため、この素子の作製工程が複雑なものとなっている
。さらに、この複雑な構成のために光の行程が複雑とな
り、その分光の損失が大きくなっている。
【0009】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、簡単な構成で光の利用効率の高い光学ヘッド装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の光学ヘッド装置は、透明層と、この透明層
に形成され透明層上に形成された導波層に半導体レーザ
から射出されたレーザ光を入力結合させる第1のグレー
ティングと、前記レーザ光の第1のグレーティングへの
入射角度を増加させる手段と、前記導波層に形成され導
波光を光学的記録媒体へ集光させる第2のグレーティン
グとを有することを特徴としている。
【0011】
【作用】透明層上に形成された導波層にレーザ光を入力
結合させるグレーティングを前記透明層に形成すると共
に、レーザ光のグレーティングへの入射角度を増加させ
ることにより、導波層への結合効率の低下を防止する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に沿って具
体的に説明する。図1は本発明の実施例を示す断面図で
ある。円板状のSi基板21上には、低屈折率の透明層
22が形成されている。この透明層22の表面には、同
心円もしくはスパイラル状のグレーティングカプラ24
Aが中心軸Lに同心した円形領域上に形成されている。 透明層22およびグレーティングカプラ24Aの表面に
は、高屈折率の透明層(導波層)23が形成されている
。この透明層23の表面の外周側には、同心円もしくは
スパイラル状のグレーティングカプラ24Bが中心軸L
に同心した輪帯領域上に形成されている。これらのグレ
ーティングカプラは、例えばマスク露光とエッチング技
術を用いて透明層上に凹凸を形成することにより作製す
ることができる。またSi基板の裏面の中心軸領域には
、エッチング等により凹部30が形成されている。この
凹部30内には、透明層22の裏面に接するように、あ
るいは近接して凹レンズ25が配置されている。この凹
レンズ25の下方には偏光子26Aおよびホログラム素
子26が一体的に配置されている。この偏光子26Aは
、半導体レーザ27から射出されたレーザ光を同心円偏
光(または放射偏光)の光に変換する。ホログラム素子
26は、偏光子26Aからの光を0次光と1次光に分割
し、受光素子28,29へと導く。なお、これらの受光
素子28,29は、それぞれ図示したようにA,Bおよ
びC,Dに分割されている。そして、前記透明層23の
上方には、同心円偏光の光を直線偏光の光に変換する偏
光子26Bが配置されている。この偏光子26Bを通過
した光は、光ディスク36の記録面上に光スポットを投
射する。
【0013】次に、半導体レーザ27から照射された光
の経路について説明する。
【0014】半導体レーザ27から照射した直線偏光の
光は集光レンズ32によって集光され、ホログラム素子
26を通り、偏光子26Aによって同心円偏光の光39
に変換される。この光39は凹レンズ25に入射し、円
外周方向へ放射され、グレーティングカプラ24Aによ
って導波層23に入力結合する。入力結合された光は周
内を外周方向に向かって伝搬する導波光40となる。導
波光40は、グレーティングカプラ24Bにより放射さ
れて同心円偏光の放射光41となり、偏光子26Bを通
過することにより直線偏光の光42に変換される。この
光42は、光ディスク36の情報記録面上の点Fに集光
する。ここで反射された光は、偏光子26Bを通過する
ことによって再び同心円偏光の光44に変換される。こ
の光44は、グレーティングカプラ24Bにより導波層
23に入力結合して、層内を内周方向に向かって伝搬す
る導波光45となる。この導波光45は、グレーティン
グカプラ24A、凹レンズ25、偏光子26Aを通過し
て直線偏光の光に変換された後、ホログラム素子26に
入射する。入射した光は、このホログラム素子26で回
折を受け0次光と1次光に分かれ、受光素子28,29
に入射する。
【0015】前記受光素子28,29の出力において、
(A+B+C+D)の出力を求めることにより、情報信
号の検出を行うことができ、(A+D)−(B+C)の
出力を求めることにより、フォーカシング信号の検出を
行うことができ、(A+B)−(C+D)の出力を求め
ることにより、トラッキング信号の検出を行うことがで
きる。これらの信号に基づいて、光導波素子は図示して
いないアクチュエータにより駆動され、光スポットが常
に光ディスクのトラックに追従するようになっている。
【0016】本実施例のように凹レンズ25を配置すれ
ば、偏光子26Aを通過した平行光線は、中心軸Lと角
度を持つ方向に放射されるので、結果的にグレーティン
グカプラ24Cへは角度を持って入射する。この結果、
レーザ光の導波層への結合効率が向上する。
【0017】また、前述した実施例を、例えば図2に示
すように変形して構成することもできる。なお、この図
において前述した実施例と同一の部分については同一の
符号を付し、その説明は省略する。この変形例では、半
導体レーザ27とホログラム素子26との間に配置され
ている集光レンズは省略されている。すなわち、半導体
レーザ27から射出された光は、直接ホログラム素子2
6に入射するようになっている。このように、集光レン
ズを取り除くことにより、凹レンズ25に入射する光の
入射角が大きくなり、導波層23への結合効率の向上を
よりいっそう図ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、導波層へレーザ光を入力結合
させるグレーティングカプラへのレーザ光の入射角度を
大きくしているために、導波層へ入力結合する際、光の
散乱を防止することができる。すなわち、光の利用効率
を向上させることができる。
【0019】さらに、光が導波する素子の構成を簡単に
することにより、この素子の作製工程を容易なものにす
ることができる。また、このため光の行程が簡素化され
、その分光の損失がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ヘッド装置の一例の構成を示
す断面図である。
【図2】図1に示した光学ヘッド装置の変形例を示す断
面図である。
【図3】従来の光学ヘッド装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
22…透明層、23…導波層、24A…グレーティング
カプラ(第1のグレーティング)、24B…グレーティ
ングカプラ(第2のグレーティング)、25…凹レンズ
(入射角度を増加させる手段)、27…半導体レーザ、
36…光ディスク(光学的記録媒体)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明層と、この透明層に形成され透明
    層上に形成された導波層に半導体レーザから射出された
    レーザ光を入力結合させる第1のグレーティングと、前
    記レーザ光の第1のグレーティングへの入射角度を増加
    させる手段と、前記導波層に形成され導波光を光学的記
    録媒体へ集光させる第2のグレーティングと、を有する
    ことを特徴とする光学ヘッド装置。
JP3108216A 1991-04-15 1991-04-15 光学ヘッド装置 Expired - Lifetime JP2907577B2 (ja)

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