JPH0246412A - 光学ヘッド装置 - Google Patents

光学ヘッド装置

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JPH0246412A
JPH0246412A JP63196590A JP19659088A JPH0246412A JP H0246412 A JPH0246412 A JP H0246412A JP 63196590 A JP63196590 A JP 63196590A JP 19659088 A JP19659088 A JP 19659088A JP H0246412 A JPH0246412 A JP H0246412A
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grating
waveguide
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Yoshinao Taketomi
義尚 武富
Seiji Nishiwaki
青児 西脇
Takaaki Tomita
孝明 富田
Shinji Uchida
真司 内田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報を光ディスクに記録または再生する光学ヘ
ッド装置に関するものである。
従来の技術 従来の技術について、例えば第46回応用物理学会学術
講演会2p−L−15の講演に示されているものに基づ
いて説明する。
第18図は従来の光学ヘッド装置の構成を示すものであ
る。図中基板131上に誘電体層を挟んで導波層132
が形成され、半導体レーザ133から出射するレーザ光
は導波層132内を層内に沿って広がり、TEモードの
導波光134となる。
導波光134は導波層132上に形成されたグレーティ
ングビームスプリッタ135によって平行光に変換され
、集光グレーティングカプラ136によりその一部が放
射モード光137となる。放射モード光137は焦点F
Cに集光され、焦点FCに位置する光ディスク15の反
射面を反射し、集光グレーティングカプラ136により
再び導波光に変換され、グレーティングビームスプリッ
タ135により二つの導波光138.139に分離され
、それぞれ受光素子140A、  140Bおよび14
1A、  141Bに集光される。光ディスク15の反
射面にはディスク回転方向26に沿って径方向に周期的
な案内溝が形成されており、反射光はディスク径方向に
回折する。
従って、トラッキングエラー信号はディスク径方向にお
ける反射光137の光量差として現れ、導波光138.
139の光量を検出し、その差をとればトラッキングエ
ラー(TE)信号が得られる(いわゆるプッシュプル方
式である)。
また、グレーティングビームスプリッタ135により二
つの導波光138.139に分離されることで、ナイフ
エッヂによるフォーカスエラー(FE)検出と同様の原
理で光デイスク反射面のデイフォーカス量が受光素子1
40A、  140B。
141A、  141B上の光量分布の差異として現れ
る。従って、差動増幅器144により受光素子140A
1140Bの和信号と141A、141Bの和信号とを
差分することでTE倍信号得られ、差動増幅器143よ
り受光素子140A1141Aの和信号と140B11
41Bの和信号とを差分することでFE倍信号得られる
一方、加算増幅器142により受光素子14OA114
0B、141A、141Bの和信号を得、これを再生信
号とする。
発明が解決しようとする課題 このような従来の光学ヘッド装置に於て以下の問題点が
あった。
第一に、半導体レーザの発光点を導波路端面に極めて近
接して配置しなければならず、要求される端面精度や位
置調整精度が厳しい。さらに、この方式ては基本モード
以外のモードを選択的に励振することが困難である(例
えば、 「光集積回路」、オーム社、西原 他)。実際
に、この方式での入力結合は安定性が悪く、また高い入
力効率も得られていない。
第二に、半導体レーザは温度や出力パワーの大小によっ
て波長変動を起こすが、この時グレーティングビームス
プリッタ135による光の回折角が変わり、導波光13
4が平行光からずれた状態で集光グレーティングカプラ
136に入射するのでその非平行性と光路長の差により
出射光137の収差(七<に非点収差)が増大し、再生
機能(または記録機能)は低下する。また集光グレーテ
ィングカプラ136からの出射光137の回折角が変わ
るので、焦点位置FCが変位する。波長変動がモードホ
ッピングによって生ずる場合、焦点位置FCの変位は瞬
間的になされ、その間の信号再生(または信号記録)は
行われない。更に、それぞれ受光素子140A、140
Bおよび141A、141Bに集光される二つの導波光
138.139の集光点138F、  139Fは波長
変動に伴いグレーティングビームスプリッタ135での
光の回折角が変わるので矢印のごとく変位し、この受光
素子上のスポット位置のずれが制御信号を乱し光ディス
クの反則面上でデイフォーカスを生じさせ、再生機能(
または記録機能)はさらに低下する。
第三に、導波層の膜厚が設計値からずれた場合、導波光
の等側屈折率がずれグレーティングビームスプリッタ1
35による光の回折角が変わり、導波光134が平行光
からずれた状態で集光グレーティングカプラ136に入
射するので出射光137の収差が増大し、再生機能(ま
たは記録機能)は低下する。
第四に、第19図(a)、  (b)は集光グレーティ
ングカプラからの出射光の光分布を示す概略図であり、
グレーティング136の出力結合効率η。はパワー分配
比を1としたとき、 ηo”(PLの光if)/(P1+P2の光量)で表さ
れる。グレーティングの放射損失係数を大きくすること
で(a)図の光分布は (Pi−1−P2の先爪)=一定 のまま(b)図の光分布になり、このとき出力結合効率
η0は増大する。しかし、 (b)図の光分布は(a)
図の光分布に比ベグレーティング面内での光量変化が大
きく、片側(図中では右側)での光量が著しく低下する
ため、実質的なN、A、(開口率)の低下につながり焦
点に於ける集光性が劣化する。
第五に、第20図は集光グレーティングカプラからの出
射光と光デイスク反射面からの戻り光の光分布を示す概
略図であり、焦点位置の反射面を反射することで戻り光
146の光分布Cは出射光145の光分布Aと対称とな
る。一般にグレーティングの出力分布と入力分布とが相
似形の時に入力結合効率η1(戻り光146が導波光1
47に変換される結合効率、ただしパワー分配比を1と
する)は100%となるが、Cの戻り光の光分布はAの
出射光の光分布と相似形ではなく、入力結合効率η1は
小さい。
従って、受光素子140A、140B  および141
A、  141Bで検出される検出光量は小さく、制御
信号、再生信号の品質(s / n )は悪い。
第六に、グレーティングビームスプリッタ135の透過
光回折効率は0次回折光の効率が高ければ±1次回折光
の効率は低く、±1次回折光の効率が高ければ0次回折
光の効率は低いため、集光グレーティングカプラ136
に向かうO次回折光の光量を大きくすれば、受光素子1
40A、140Bおよび141A、141Bに向かう±
1次回折光の光量は小さく、受光素子に向かう±1次回
折光の光量を大きくすれば、グレーティングカプラに向
かうO次回折光の光量は小さくなる。すなわち、光デイ
スク反射面への伝達効率と受光素子への伝達効率の両立
を図ることができない。また、戻り光の0次回折透過光
は半導体レーザ133に戻り、これと帰還結合してレー
ザの発振が乱される。
本発明はかかる点に鑑み、レーザ光を効率良く導波光に
変換でき、集光性が高く、集光性を劣化させることなく
出力結合効率を向上させ、ディスクからの反射信号光の
グレーティングへの入力結合効率を太きくシ、光デイス
ク反射面への伝達効率と受光素子への伝達効率の両立を
図りともに高い効率にすることができ、かつ戻り光の導
波光が半導体レーザに帰還せず、半導体レーザの波長変
動及び波長誤差、導波層の膜厚誤差による集光性の劣化
が小さく、制御信号の検出構成が簡単で、波長変動に影
響を受けないフォーカス制御を行うことが可能な光学ヘ
ッド装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、レーザ光源と、このレーザ光源からのレーザ
光を導波路に導き導波光とする結合手段と、−点0を中
心にして導波路に設けられた同芯円もしくはスパイラル
の周期構造とを備えた光学ヘッド装置であって、導波路
の上に設けた誘電体層と、これに接して配置される円錐
型反射プリズムによって結合手段を構成したものである
また、円錐型反射プリズムの外周形状をレーザ光源の発
光強度分布に倣った形状に形成したこと、円錐型反射プ
リズムの屈折率を2.0以上とじたこと、円錐型反射プ
リズムを接着する構造とし誘電体層を接着剤層で形成し
たこと、あるいは、円錐型反射プリズムを誘電体層の上
に接着する構造とし円錐型反射プリズムと接着剤の屈折
率が等しいか、またはその差が小さくなるよう構成した
ものである。
作用 本発明は上記構成により、出射光の光分布が中心軸を取
り巻くリング状になっているため、焦点に於ける集光性
が高く、導波光の全てを放射させても集光性は劣化しに
<<、集光性を劣化させることなく周期構造(グレーテ
ィング)の出力結合効率を上げることが可能であり、ま
た戻り光の光分布が戻り光の位置での出射光の光分布と
相似形になり戻り光の入力結合効率を大きくすることが
可能となる。また出射光の放射回折角の差異が小さいの
で半導体レーザの波長変動及び波長誤差、導波層の膜厚
誤差による回折角変動の差異も小さく収差(すなわち集
光性の劣化)も小さい。
なおこの場合の収差は球面収差であり、収差影響は最良
像点の位置すれとして現れ、その品質(集光性、5TR
E)IL’s DEFINITION )の劣化が小さ
いので、最良像点が光ディスクの反射面に追従するよう
制御されている限り信号再生特性、信号記録特性などに
与える影響は小さい。また最良像点の位置ずれの方向は
反射面の法線方向にありその位置ずれ量は小さく、半導
体レーザの瞬間的な波長変動による信号再生、信号記録
への影響は小さい。
また、周期構造の周期内の形状、屈折率差異などを変え
ることで出射光の光分布を調整し、焦点に於ける集光性
を高めることができる。
また、グレーティングビームスプリッタなどを介せずに
フォーカス制御を行うことが出来るので、光デイスク反
射面への伝達効率と受光素子への伝達効率の両立を図り
、ともに高い効率にすることができる。
また、反射光の入力結合効率の差を利用してフォーカス
制御信号の検出を行うので波長変動に影響を受けない制
御を行うことが出来る。
また、戻り光の導波光は検出手段によって吸収されるの
で、半導体レーザに帰還する光量は小さく半導体レーザ
のノイズを小さくすることが出来る。
また、円錐型反射プリズムによって半導体レーザの発光
分布が反転され、導波路の放射特性分布に近い光分布で
入力結合が行なわれるため、高い入力効率を得ることが
できる。
実施例 以下本発明の実施例を第1図から第11図に基づいて説
明する。第1図、第2図は本発明の実施例におけるの光
学ヘッド装置の構成を示す。
第1図に示すように、透明基板1、偏光子2.1/4波
長板3、集光レンズ4、半導体レーザ5がホルダ6によ
って固定されている。半導体レーザ5から出射するレー
ザ光7は集光レンズ4により平行光となり、1/4波長
板3、偏光子2を透過することで直線偏光が同心円状の
偏光に変換され、透明基板1の中心に配置された円錐型
反射プリズム8による入力カプラによって導波光となる
透明基板1上には第2図に示すように、中空形状の導波
路基板9が固定されている。尚、導波路基板9を、例え
ば単結晶シリコンなどによって構成した場合、透明基板
1は省略可能である。
第3図は本発明の実施例における光学ヘッド装置の断面
図を示す。導波路基板9上にはグレーティング10の形
成された透明層11を挟んで透明層11よりも高屈折率
の導波層12が形成されている。透明層11は例えば熱
硬化性樹脂などで構成されており、スタンパ−のグレー
ティングを転写することで凹凸のグレーティング10が
形成される。導波層12の上には、これよりも低屈折率
の誘電体層13が設けられ、さらにこの上に円錐型反射
プリズム8が配置される。
1/4波長板3、偏光子2によって同心円状偏光に変換
されたレーザ光7は、透明層11、導波層12、誘電体
層13を一旦透過した後、円錐型反射プリズム8の円錐
面で反射する。
この反射光は既知のプリズム結合法と同じ原理によって
導波層12内に入力結合し、導波層12内を放射方向に
伝搬するTEモードもしくはTMモードの導波光14と
なる。
なお、この円錐型反射プリズム8による入力カプラにつ
いては、後に詳細に述べる。
さて、導波光14はグレーティング10により放射モー
ド光17A、17B、17Cとなり、それぞれ導波路基
板9に直交する中心軸18上の点FA、FB、FCに集
光される。ただし、FCはFA1 FBに挟まれた位置
にある。光ディスク15の反射面16は軸18に直交し
てほぼ焦点FCの位置にあり、光は反射面16を反射す
る。すなわち放射モード光17A、17B、17Cはそ
れぞれ反射光2OA、20B、20Cとなり、グレーテ
ィング10により入力結合して導波層12内の中心に向
かう導波光21に変換される。
透明層11上には導波層12よりも高屈折率の誘電体層
23を挟んで導波層12よりも低屈折率の誘電体層13
が中心軸18を中心として形成されており、誘電体層2
3はその外周側で導波層12と接している。導波光21
は導波層12から誘電体層23に分岐し、誘電体層23
から放射されて導波路基板9上に形成された光検出器2
4によりその光量が検出される。
第4図は、円錐型反射プリズム8によって構成される入
力カプラの詳細図である。レーザ光7は、透明層11、
導波層12、誘電体層13を透過し、円錐型反射プリズ
ム8の円錐面で反射する。なお、円錐面には適切な全反
射コーティングを施しておく。
このときの反射角θ1 と、円錐型反射プリズム8の頂
角θ6は次のような関係にある。
θ、 = π/2−θil/2 反射後、レーザ光7はθ2=2θ1なる角度で進み、誘
電体層13の厚みが適切であればこれを介して導波層1
2内に位相整合条件を満足するモードの光を励振し、こ
れが導波光14となる。尚、このときの位相整合条件は
、円錐型反射プリズム8の屈折率をn、とすれば次式で
表わされる。
n、sinθe=N 但し、Nは導波層12の等側屈折率である。
本来、角度θ2は誘電体層13の屈折率ndとn、で決
まる全反射条件を満たしており、円錐型反射プリズム8
から誘電体層13、さらには導波層12への光エネルギ
の伝達はない。しかし、誘電体層13の厚みが薄くなる
と、全反射の際にわずかにプリズム外部に漏れ出すエバ
ネッセント波によって導波層12への光エネルギの伝達
が生じ、導波光14となる(以下これを、結合光と呼ぶ
)。
同様に、導波層12から円錐型反射プリズム8への光の
伝達も生じ、これは導波光14からみれば損失となる(
以下、これを損失光と呼ぶ)。
一方、円錐型反射プリズム8の外側、つまり誘電体層1
3が自由表面をもつ領域では、導波光14は完全に導波
層内に閉じこめられる。即ち、大気中(n=1、真空中
も同様)では前記の位相整合条件は満足できないからで
ある。従って、効率良く導波光14を励振するためには
、誘電体層13が円錐型反射プリズム8と接している領
域において、結合光と損失光のバランスを適切に保たな
ければならない。これには、誘電体層13の厚みの最適
化が必要なのはもちろんであるが、同時にB− 入射する光の強度分布を最適化する必要がある。
この目的に対して円錐型反射プリズム8を用いた構成は
好適である。つまり、第5図に示すように、円錐型反射
プリズム8を用いたことによって、入射時にガウシアン
分布を有していたレーザ光7の入射光分布7Aが反転さ
れ、反射光分布7Bとなる。この反射光分布7Bは導波
路の放射特性7Cに極めて良く似た特性を有しており、
入射結合効率を最大にする上で最適な特性である。
また、円錐型反射プリズム8を用いた構成は、半導体レ
ーザ光を効率良く入力結合させる上でも有用である。一
般に、半導体レーザの発光分布は、第6図(a)の破線
で示したような楕円型発光分布である。これを、X方向
と、X方向にわけて光強度を観察すると第6図(b)右
側の図のようになる。また、この反射光分布は同図左側
のような光分布となる。ここで、X方向の反射光分布7
dは、円錐型反射プリズム8の中心から半径r、の点を
越えると著しくその強度が減少することがわかる。これ
は、X方向が楕円型発光分布の短軸方向分布に相当する
ためである。半径r、に達するまでの間は、結合光の方
が損失光よりも大きいため、導波光は次第に増幅され、
半径r、の点で最大となる。しかし、反射光分布7dは
、半径r。
を越えると導波路の放射特性7cとのずれが著しくなり
、結合光よりも損失光の方が大きくなるため、導波光は
次第に減衰してしまう。従って、最大の導波結合を実現
するためには、円錐型反射プリズム8の外周を半径r、
にてカットし、導波光を完全に導波層内に閉じこめれば
良い。これを、全周方向に置き換えて考えると、円錐型
反射プリズム8の外周形状は初期の円形8Aから、半導
体レーザの発光分布にならって楕円形8Bとすることが
理想的であることがわかる。
第7図には、円錐型反射プリズム8の頂角θeが120
° の場合を図示した。このとき、頂点近傍で反射した
光は円錐面に沿って進行するようになり、頂角θeを、
これより小さくすることはできないことがわかる。これ
が円錐型反射プリズム8を用いた構成の制約条件である
。従って、円錐面での反射角θ、は最大30′ となる
ため、円錐型反射プリズム8の屈折率n、を2.0以上
として全反射条件を満足させることによって、円錐面の
反射コーティングをなくすことができる。
n、sinθ1 ≧ 1  (全反射条件)θ1 ≦ 
30° (制約条件) 、’、  n、  ≧ 2.0 なお、上記の制約条件の中ですべての導波モードの光を
励振する事が可能であり、実用上前等支障はない。
第8図は、誘電体層13を接着剤層で置き換えて構成し
た入力カプラの構成図である。誘電体層13は、必ずし
も第4図のように導波層12全体を覆っている必要はな
く、この例のように円錐型反射プリズム8の下面にのみ
存在すれば良い。
これを接着剤層で置き換えれば誘電体を製膜する必要は
なく、製造上のメリットを得る。
第9図は、円錐型反射プリズム8の屈折率と接着剤の屈
折率を等しいか、もしくはその差が小さくなるように選
択した場合の入力カプラの構成である。これによって、
接着剤層の厚み誤差に対して許容幅が拡大する。さらに
、わずかな屈折率の差があるときは、発生する干渉縞に
よる接着面傾きの補正が可能になる。
第10図は本発明の実施例における信号検出のブロック
図である。グレーティング10は中心Oを通る3つの直
線で六つの領域(すなわち、10A、  IOA’、 
 IOB、  IOB’、  IOC,10C”)に分
割されており、IOA’、  10B’I OC’は中
心Oに対しそれぞれIOA、IOB。
10Cの対角位置にある。グレーティング10A。
10A”によって放射モード光17Aが放射され反射光
2OAが入力結合される。また、IOB。
10B’によって放射モード光17Bが放射され反射光
20Bが入力結合され、10C5100′によって放射
モード光17Cが放射され反射光20Cが入力結合され
る。グレーティング10の内周側には光検出器24が形
成されており、中心Oを通る4つの直線で八つの領域(
すなわち、24A、24A’、24B、24B’、24
G、24C’、24D、24D’)に分割されている。
24C,24Dは等分割されてグレーティング10Cの
内周側に面しておりIOCによって入力結合した導波光
の光量を検出する。24G’、24D”も等分割されて
100′の内周側に面しており、24A、24B、24
A’  24B’もそれぞれ10A110B、IOA’
   IOB”の内周側に面し、それぞれのグレーティ
ングによって入力結合した導波光の光量を検出する。
なお、24C,24Dおよび24G’、24D°の分割
線25は第2図における光ディスクの回転方向26に平
行である。
第2図に示すように、光ディスク15の反射面にはディ
スク回転方向26に沿って径方向に周期的な案内溝が形
成されており、反射光はディスク径方向に回折し、トラ
ッキングエラー信号は焦点FCからの反射光20Cのデ
ィスク径方向における光量アンバランスとして現れ、導
波光21の光量をディスク回転方向26で分割して検出
し、その差をとればトラッキングエラー信号が得られる
従って、加算増幅器27A127Bによってそれぞれ2
4G、24C’の和信号と24D、24D′の和信号を
とり、差動増幅器28Aによりそれらの和信号の差分を
とることでトラッキングエラー信号(TE倍信号が得ら
れる。また、加算増幅器27Cにより24C,24C’
の和信号と24D、24D’の和信号を加算して再生信
号が得られる。一方、加算増幅器27D127Eによっ
てそれぞれ24A、24A’の和信号と24B、24B
’の和信号をとり、差動増幅器28Bによりそれらの和
信号の差分をとることでフォーカスエラー信号(FE倍
信号が得られる。
第11図は戻り光入射角の変化を示す説明図である。放
射モード光の出射位置AでのグレーティングピッチAは
径rの関数として次式で与えられる。
A=λ/ (N十r/ (f2+r2)”2)−−−(
1)ここで、λはレーザ光の波長、Nは導波路の等側屈
折率、fは焦点距離である(ただし、実際には光デイス
ク反射面は透明板に覆われているので、収束光が平行平
板を透過するときに生じる球面収差を補正する必要があ
り、(1)式はその補正項を加える必要がある)。
放射モード光17の回折角θは次式で与えられる。
−5inθ=N−λ/A   −−−(2)従って、放
射モード光17が焦点Fに集光し、反射面16が焦点位
置Fにあるときは光はAFA”の順路で反射する。反射
面16が焦点位置Fよりεだけ近いときはABCの順路
で反射する。グレーティング上の0点にFCの方向で入
射する光は効率よく導波光に変換されるが、FCの方向
からずれるに従って変換効率(入力結合効率)は落ちる
。FCの方向からのずれ角度(θ−θ′)は近似的に次
式で与えられる。
θ−θ’=tan”(2εr/(f2+r2))  −
−−(3)従って、εが大きくなるにしたがって、ずれ
角度(θ−θ”)が増大し変換効率は落ちる。
第12図(a)は反射面の位置に対する戻り光の導波光
への入力結合効率の変化を示す特性図、(b)は反射面
の位置に対するフォーカスエラー(FB)出力の変化を
示す特性図である。
グレーティングIOA、  IOA’および10B。
10B゛により導波光に変換される戻り光の入力結合効
率38A、38Bは反射面の位置により変動し、結合効
率38Aは反射面がFAの位置でずれ角度が0となり極
大をなし、結合効率38Bは反射面がFBの位置で極大
となる。結合効率はそのまま導波光光量に比例するため
、第4図に示すように差動増幅器28Bにより光検出器
24A。
24A゛の和信号と24B、24B”の和信号の差分を
とることでFE信号出力が得られ、結合効率38A13
8Bの差分が8字カーブを描くことから、このFE倍信
号反射面のデイフォーカスにたいし8字カーブ特性をな
し、フォーカス制御が可能であることがわかる。
なお、フォーカス制御が行われ反射面がFCの位置にあ
るとき、グレーティング10C,IOC’により導波光
に変換される戻り光の入力結合効率38Gは極大となる
ので、この時のTE信号品質、再生信号品質は良好であ
る。
なお、グレーティングからの放射光の集光点を分離する
方法として、焦点距離fをグレーティングの各領域でそ
れぞれ異なった値をとる方法の他に、焦点距離fを統一
しグレーティングにおける導波層の厚みを変えることで
それぞれの等側屈折率Nを変えて集光点を分離する方法
がある。
例えば、導波層の厚みをIOA (10A”)、10C
(IOC’ )、IOB (IOB”)の順で厚くする
と等側屈折率Nはこの順に大きくなり、容易に集光点を
分離することができる。
第13図は本発明の実施例における光検出部の断面図で
ある。誘電体層23の導波層12と接している部分りは
テーパー状であり、外周にむかうにしたがって膜厚が小
さくなり、その最外周部の膜厚はtcである。導波光1
2は誘電体層23との導波層12との境界面29におい
て外周方向に伝搬するに従い屈折率のより高い誘電体層
23に移るが、誘電体層23の膜厚が小さくなるので再
び導波層12に戻って境界面29の領域を通過する。
特にtcが誘電体層23に於ける導波光のカットオフ膜
厚よりも小さければ境界面29の領域を通過する際のエ
ネルギー損失を小さくすることができる。
一方、反射側導波光21は境界面29において内周方向
に伝搬するに従い屈折率のより高い誘電体層23に移り
、伝搬にともなって誘電体層23の膜厚が大きくなるの
で再び導波層12に戻ることなく導波層12と分岐して
誘電体層23内の導波光30となる。この分岐の度合は
境界面29の長さLを変えることで調整でき、導波光2
1の全てを導波光30にすることもできる。誘電体層2
3の内周側には透明層11との間にグレーティング31
が形成されている。グレーティング31により導波光3
0は放射され、光検出器24によって検出される。例え
ば導波路基板9にシリコン結晶を選び、その上に光検出
器24を形成すれば応答速度の早い信号検出が可能であ
る。
第14図は本発明の他の実施例における光学ヘッド装置
の光検出部の断面図である。放射用グレーティング10
の位置では透明層11上に金属薄膜32が形成され、そ
の上に導波層12が導波層12よりも低屈折率の誘電体
層13を挟んで形成されている。この金属薄膜32によ
って、グレーティング10により基板側に放射される光
が反射し、空気側に放射される光の光量が増える。光検
出器24の位置では透明層11上に導波層12よりも高
屈折率の誘電体層23を挟んで導波層12よりも低屈折
率の誘電体層34が形成されており、誘電体層23はそ
の外周側で導波層12と接している。さらに、低屈折率
の誘電体層34上には金属薄膜33が形成され、誘電体
層13により導波層12は金属薄膜33と隔てられてい
る。導波光21は導波層12から誘電体層23に分岐し
、導波光30となる。誘電体層23の内周側には透明層
11との間にグレーティング31が形成されおり、この
グレーティング31により導波光30は放射され、受光
素子24によって検出される。グレーティング31によ
り金属薄膜33側に放射される光はこれを反射するので
、検出光■は増大する。なお、グレーティング31のか
わりに誘電体層23の内周側の厚さを導波光のカットオ
フ膜厚よりも小さくすることで導波光30を放射させ、
これを検出することもできる。
第15図(a)(b)は直線偏光を同心円状の偏光に変
換する原理図である。集光レンズ4により平行光となっ
たレーザ光39は39A、39B。
39C,39Dに示す方向の直線偏光であり、光学軸が
3A方向の1/4波長板3を透過することで直線偏光の
光39(偏光方向39A、39B。
39C,39D)は円偏光の光40(偏光方向40A、
40B、40C,40D)となる。偏光子2はTN型と
ホモジニアス型の2組の液晶素子によって構成され、透
明基板2A、2Bの間にホモジニアス型液晶43.透明
基板2B、2Cの間にTN型液晶44を設ける。ホモジ
ニアス型液晶43は90度回転の偏光を行い、透明基板
2A、2Bの表面にそって同心円状に配向されており、
その光学軸も43Aのごとく同心円方向となる。従って
円偏光の光40(偏光方向40A、40B。
40G、40D)は光41(偏光方向41A、41B、
41C,41D)となる。TN型液晶44は透過前後で
偏光方向が反時計方向に45度回転するものを用い、そ
の結果光41(偏光方向41A、41B、41C,41
D)は同心円方向の偏光の光42(偏光方向42A、4
2B、42C。
42D)となる。
なお、ホモジニアス型液晶43の配向方向は放射状でも
よく、この時TN型液晶44に透過前後で偏光方向が時
計方向に45度回転するものを用いれば同心円方向の偏
光の光42が得られる。電界ベクトルが同心円状偏光の
光が円錐カプラ8(またはグレーティングカプラ37)
によって導波層12内に入力結合されると、導波光14
はTEモードとなり、磁界ベクトルが同心円状偏光の光
ではTMモードとなる。
第16図はグレーティングからの出射光と戻り光との光
分布を示す説明図である。一般にグレーティングのピッ
チに対する凸部の幅(ただし導波層12の境界面での幅
であり、屈折率変調によるグレーティングの場合は高屈
折率部の幅)の比が1/2のとき放射損失係数は最も大
きくなる。この凸部の幅の比が位置によらず1/2のと
き、放射光は内周から外周にむかって指数関数的に減少
する光分布45となる。グレーティングの出力結合効率
はグレーティングの放射損失係数を大きくすることで増
大させるこ七ができ、グレーティングの領域内で放射光
の光分布が導波方向に減少してOとなれば100%(た
だしパワー分配比を1としたときの値)である。この時
出力結合効率を上げることによって実質的にN、  A
、  が小さくなるが、放射光の光分布は中心軸18を
取り巻くリング状になっているため焦点Fに於ける集光
性の劣化は小さい。
なお、凸部の幅の比が1/2からずれる(すなわちOも
しくは1に近い)はど放射損失係数は小さくなり、凸部
の幅の比を位置に応じて変えることで、放射光の光分布
を変えることができる。例えば、外周から内周にむかっ
て凸部の幅の比が1/2からずれるようにすれば、放射
光を光分布46のように強度の最大値を外周にずらした
分布にすることができる。光分布46は光分布45に比
べ実質的にN、  A、  が大きく、焦点位置の集光
性がよい。またグレーティングの領域内で放射光の光分
布が導波方向に減少して0となっているので光分布46
の出力結合効率はほぼ100%である。
よって出力結合効率と集光性の両立を図ることが容易で
ある。一方、戻り光の光分布は焦点位置の反射面16を
反射することで中心軸18に関して放射光の光分布と対
称な光分布となり、これはそのまま戻り光の位置での放
射光の光分布と相似形にある。すなわち、グレーティン
グの出力光分布と入力光分布とが相似形となるので入力
結合効率ηJは100%(ただしパワー分配比を1とし
たときの値)である。よって戻り光は効率よく導波光2
1に変換される。
なお、放射損失係数は凸部の幅の比のみならず凹凸の段
差(屈折率変調によるグレーティングの場合は変調部の
屈折率差異)によってもコントロールでき、同様に強度
の最大値を外周にずらした分布にすることができる。
第17図は半導体レーザのパワー分布と光デイスク反射
面上のビームスポット形状の関係を示す説明図である。
半導体レーザから出射する光はその放射角が接合面方向
に小さく接合面直交方向に大きいので、円錐カプラ8(
またはグレーティングカプラ37)に入射する光は楕円
状のパワー分布47(等高線表示)をなす(a)。この
パワー分布47と、円錐カプラ8(またはグレーティン
グカプラ37)の占める領域48内での放射損失係数の
大きさ(一定でない場合はその分布)とによって導波層
12内に入力結合した導波光14のパワー分布49が決
まる。一般に入力結合効率を最大にするように入力カプ
ラを設計すると、 (b)に示すように中心点0から偏
角θの方向に伝搬する導波光のパワー分布I(θ)は楕
円状になり、例えばy軸方向は弱くX軸方向は強くなる
従ってこのようなパワー分布の導波光をグレーティング
によって放射し1つの点に集光させれば(C)に示すよ
うにX軸方向に絞れた楕円状のスポット52になる。集
光点でのスポット形状は円形状が好ましく、このために
は入力効率を落としてパワー分布I(θ)を円形状にす
るしかない。
本発明の実施例ではグレーティング1oを六つの領域に
分割し、グレーティングtoc、toc”による放射モ
ード光17Cを反射面上の集光点FCに集光させた。従
って直線50151に挟まれた導波光パワー分布の大き
い領域54.55をグL/−7−イ7グIOA、  I
OA’、  IOB、  10B゛に対応させれば、反
射面上の集光点FCに於けるスポット形状53はX軸方
向に膨らんで円形状に近くなる。したがって、入力効率
を落とすことなく集光点でのスポット形状を円形状にす
ることができ、半導体レーザから出射する光を効率的に
利用できる。
なお、本発明の実施例において、出射光の放射回折角の
差異が小さいので半導体レーザの波長変動及び波長誤差
、導波層の膜厚誤差による回折角変動の差異も小さく収
差(すなわち集光性の劣化)も小さい。なお、この場合
の収差は球面収差であり、収差影響は最良像点の位置す
れとして現れ、ソノ品質(集光性、5TREHL’S 
DEFINITION) ノ劣化が小さいので、最良像
点が光ディスクの反射面に追従するよう制御されている
限り信号再生特性、信号記録特性などに与える影響は小
さい。また最良像点の位置ずれの方向は反射面の法線方
向にありその位置ずれ量は小さく (5nmの波長変動
でおよそ4μmの位置ずれ)、半導体レーザの瞬間的な
波長変動による信号再生、信号記録への影響は小さい。
すなわち、一般にモードホッピングにより2nm程度の
波長変動が生ずるが、この時の最良像点の位置ずれは反
射面の法線方向に1〜2μm程度である。1〜2μm程
度のデイフォーカスが生じた時、信号再生、信号□記録
が全くされないわけでなく、その特性(再生特性、記録
特性)は多少劣化するがその程度は小さい。
なお、本発明は情報を光ディスクに記録または再生する
光ヘッドに限らず、一般にレーザの光を集光する装置と
して適用できるものである。
発明の効果 以上本発明の光学ヘッド装置により、円錐型反射プリズ
ムによる入力光強度分布の最適化が図れるため高効率な
入力結合が可能となり、出射光の光分布が中心軸を取り
巻くリング状になっているため焦点に於ける集光性が高
く、導波光の全てを放射させても集光性は劣化し難く、
集光性を劣化させることなく周期構造(グレーティング
)の出力結合効率を上げることが可能であり、また戻り
光の光分布が戻り光の位置での出射光の光分布と相似形
になり戻り光の入力結合効率を大きくすることが可能と
なる。また出射光の放射回折角の差異が小さいので半導
体レーザの波長変動及び波長誤差、導波層の膜厚誤差に
よる回折角変動の差異も小さく収差(すなわち集光性の
劣化)も小さい。
なお、この場合の収差は球面収差であり、収差影響は最
良像点の位置すれとして現れ、その品質(集光性、5T
REHL’S DEFINITION )の劣化が小さ
いので、最良像点が光ディスクの反射面に追従するよう
制御されている限り信号再生特性、信号記録特性などに
与える影響は小さい。また最良像点の位置ずれの方向は
反射面の法線方向にありその位置ずれ量は小さく、半導
体レーザの瞬間的な波長変動による信号再生、信号記録
への影響は小さい。また、周期構造の周期内の形状、屈
折率差異などを変えることで出射光の光分布を調整し、
焦点に於ける集光性を高めることができる。また、グレ
ーティングビームスプリッタなどを介せずにフォーカス
制御を行うことが出来るので、光デイスク反射面への伝
達効率と受光素子への伝達効率の両立を図り、ともに高
い効率にすることができる。また、反射光の入力結合効
率の差を利用してフォーカス制御信号の検出を行うので
波長変動に影響を受けない制御を行うことが出来る。ま
た、戻り光の導波光は検出手段によって吸収されるので
、半導体レーザに帰還する光量は小さく半導体レーザの
ノイズを小さくすることが出来る。また、フォーカス制
御信号検出用の分割周期構造を導波光のパワー密度が高
い領域に形成するで、入力効率を落とすことなく集光点
でのスポット形状を円形状にすることができ、半導体レ
ーザから出射する光を効率的に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例における光学ヘッド装
置の構成を示す斜視図、第3図は同実施例における光学
ヘッド装置の断面図、第4図は円錐型反射プリズムによ
って構成される入力カプラの詳細図、第5図は円錐型反
射プリズムによって、光分布が変換される様子を示した
原理図、第6図(a)は半導体レーザの発光分布と入力
結合効率を最適化するための円錐型反射プリズム外周形
状を示す構成図、第6図(b)は半導体レーザのX方向
とy方向の発光分布が円錐型反射プリズムによって変換
される様子を示す原理図、第7図は円錐型反射プリズム
頂角の制約条件を示す概略図、第8図は誘電体層を接着
剤で構成した本発明の実施例における光学ヘッド装置の
構成図、第9図は円錐型反射プリズムと接着剤層の屈折
率を合わせた場合の本発明の実施例における光学ヘッド
装置の構成図、第10図は本発明の実施例における信号
検出のブロック図、第11図は本発明の実施例における
戻り光入射角の変化を示す概略図、第12図(a)は本
発明の実施例における反射面の位置に対する戻り光の導
波光への入力結合効率の変化を示す特性図、第12図(
b)は反射面の位置に対するフォーカスエラー(FE)
出力の変化を示す特性図、第13図は本発明の実施例に
おける光検出部の断面図、第14図は本発明の他の実施
例における光検出部の断面図、第15図は本発明の実施
例における直線偏光を同心円状の偏光に変換する原理図
、第16図は本発明の実施例におけるグレーティングか
らの出射光と戻り光との光分布を示す概略図、第17図
は本発明の実施例における半導体レーザのパワー分布と
光デイスク反射面上のビームスポット形状の関係を示す
概略図、第18図は従来の光学ヘッド装置の構成図、第
19図は従来の光学ヘッド装置における集光グレーティ
ングカプラからの出射光の光分布を示す概略図、第20
図は従来の光学ヘッド装置における集光グレーティング
カプラからの出射光と光デイスク反射面からの戻り光の
光分右図である。 1・・透明基板、2・・偏光子2.3・・1/4波長板
、4・・集光レンズ、5・・半導体レーザ、6・・ホル
ダー 7・・レーザ光、8・・円錐型反射プリズム9・
・導波路基板、10.l0A−C,IOA’〜C′・・
グレーティング、11・・透明層、12・・導波層、1
3・・誘電体層、14・・導波光、15・・光ディスク
、16・・反射面、17.17A−C・・放射モード光
、 18・・中心軸、FA、FB、  FC・・集光点
、20.20A−C・・反射光、21・・反射側導波光
、23・・誘電体層、24. 24A−D。 24A’ −D’ ・・光検出器。 代理人の氏名 弁理士 栗野重孝 ほか1名一 汝匣i K画軍 l  ヘ 検冒蓋0\ 派 −fU[義 に々繋4I徴壷 LセΦ田R

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ光源と、このレーザ光源からのレーザ光を
    導波路に導き導波光とする結合手段と、一点0を中心に
    して前記導波路に設けられた同芯円もしくはスパイラル
    の周期構造とを備え、前記導波路の上に設けた誘電体層
    と、これに接して配置される円錐型反射プリズムによっ
    て前記結合手段を構成したことを特徴とする光学ヘッド
    装置。
  2. (2)円錐型反射プリズムの外周形状をレーザ光源の発
    光強度分布に倣った形状に形成したことを特徴とする請
    求項1記載の光学ヘッド装置。
  3. (3)円錐型反射プリズムの屈折率を2.0以上とした
    ことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド装置。
  4. (4)円錐型反射プリズムを接着する構造とし、誘電体
    層を接着剤層で形成したことを特徴とする請求項1記載
    の光学ヘッド装置。
  5. (5)円錐型反射プリズムを誘電体層の上に接着する構
    造とし、、前記円錐型反射プリズムと接着剤の屈折率が
    等しいか、またはその差が小さくなるよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の光学ヘッド装置。
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