JPH04315020A - 吸光光度計 - Google Patents

吸光光度計

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JPH04315020A
JPH04315020A JP7955891A JP7955891A JPH04315020A JP H04315020 A JPH04315020 A JP H04315020A JP 7955891 A JP7955891 A JP 7955891A JP 7955891 A JP7955891 A JP 7955891A JP H04315020 A JPH04315020 A JP H04315020A
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JP7955891A
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Hideo Takeuchi
英夫 竹内
Hisaki Ohara
寿樹 大原
Akihiro Suga
菅 章宏
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濁度分の補償をできる
タイプの吸光光度計に係るものであり、詳しくは基準校
正板による簡易校正をできるようにした吸光光度計に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、セル長が
異なる以外は同様の条件となるように構成された測定セ
ルと比較セルを並列設置し、この2つのセルに共通の液
を流しながら光源装置からの光を入射させて、これに対
する透過した光(測定光と参照光)の比をとることによ
り色度及び濁度を同時に測定して、濁度分の信号により
色度信号の補正を行うことで正しい色度を得る吸光光度
計がある(例えば、本願出願人が先に提案した特願平2
−85511号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
にあっては、以下のような問題があった。濁質分を補償
する必要のない通常の吸光光度計の場合にあっては、色
度標準液をセルに流して校正を行うことをせずに、簡易
的に、ゼロ水を両セルに流した状態として、予め値付け
された基準校正板(通常僅かに着色したガラス等で出来
ている)を光路中に挿入して行っている。しかしながら
、この場合、検出信号は色度分と同時に濁度分の含んだ
形となるから、結果的に演算して得られる出力信号は濁
度信号による補正演算されたものとなる。つまり、この
様な簡易な校正方法は色度標準液に替わる校正となりえ
ないものであった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、基準校正板による校正ができるようにした吸光
光度計を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被測定液が流れる測定セルと比較セルが
設置され、前記測定セルを通過した測定光と前記比較セ
ルを通過した参照光を色度測定用フィルタ及び濁度測定
用フィルタ―を通して検出器で検出し、該検出器の信号
を演算手段を用いて演算して前記被測定液の吸光光度を
測定する吸光光度計において、前記演算手段は、色度光
での吸光度を演算する機能,濁度光での吸光度を演算す
る機能,色度を演算する機能,濁度を演算する機能,濁
度補正係数の値を“0”とする機能,前記濁度補正係数
が前記被測定液に対応した値に設定されてなる機能及び
前記濁度分補正係数の値を切替え選択して該選択した値
を前記色度を演算する機能に導く機能を有してなり、該
演算手段を用いることにより基準校正板を用いて校正す
る場合に濁度光による吸光度の影響を受けることなく色
度の校正を行うことができるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の吸光光度計の具体的な実施例を示す図であ
る。図2は図1の更に具体的な展開をした実施例のブロ
ック系統図である。
【0007】図1において、1 はランプ、2a,2b
は例えば凸レンズからなる光学手段、3a,3bは平面
鏡、4 は測定セル、5 は比較セル(又は参照セルと
もいう)である。6は円盤状のフィルタ―ホイ―ルであ
り、その上に色度測定用フィルタ7 及び濁度測定用の
フィルタ―8 が例えば1個ずつ取付けられ、回転手段
Mで一定速度で回転する。このフィルタ―ホイ―ル6 
にはその外周に色度測定用フィルタ7 及び濁度測定用
のフィルタ―8 の位置を示す切欠部や位置リセットの
ための切欠部(図省略)等が設けられており、この各切
欠部は位置検出センサ9 で検出することとなる。
【0008】10a,10bは凹面鏡、11は検出器で
ある。 12は基準校正板である(通常校正を行う場合にこの位
置に入る)。13は位置検出センサ9 からの信号Pを
ホ―ルド信号として使い検出器11からの信号Iを分離
するサンプルホ―ルド回路(以下「S/H」という)で
ある。14はS/H13からの出力に基づいてサンプル
液の色度及び濁度を算出するために設けられたI/O,
記憶手段(RAM,ROM),CPU,外部設定器等で
構成されて成る演算手段である(詳細は後述)。15は
演算手段14の演算した結果にもとづいてその値(濁度
,色度)を指示する指示手段である。16は試料水の導
入用通路、17は標準液(色度標準液又は濁度標準液)
による校正用流路、18はゼロ校正用の清浄水が供給さ
れて濁度用ゼロフィルタ−18a及び色度用ゼロフィル
タ―18bを経た後のゼロ液が流れるゼロ液流路、であ
り、これ等各流路が測定セル4 ,比較セル5 につな
がる。
【0009】図2の演算手段14の演算,記憶の各機能
において、14aは色度光での吸光度(色度吸光度)A
c を演算する機能(以下「色度吸光度演算機能」とい
う)、14bは濁度光での吸光度(濁度吸光度)At 
を演算する機能(以下「濁度吸光度演算機能」という)
、14cは色度Cを演算し色度(C)出力を得る機能(
以下「色度演算機能」という)、14dは濁度Tを演算
し濁度(T)出力を得る機能(以下「濁度演算機能」と
いう)、14eは濁度補正係数αの値を“0”とする校
正値を出力する機能、14fは濁度補正係数αの値(“
0”以外の値、即ち濁度補正係数が被測定液に対応した
任意の値)が設定(例えば外部から被測定液に応じて設
定される場合でよいがこれに限定されない)されてなる
機能、14gは濁度分補正係数αの値を切替え選択して
この選択した値を色度演算機能14cに導く機能を夫々
示す。
【0010】この様な構成において、ランプ1 からで
た白色光は二手に分れ、各レンズ2a,2bで平行光線
となり平面鏡3a,3bにて反射し、一方は測定光(M
光)として測定セル4 を、他方は参照光(R光)とし
て比較セル5 を通過する。各々の通過光は一定速度で
回転しているフィルタ―ホイ―ル6 上に設けられた色
度測定用フィルタ7 及び濁度測定用のフィルタ―8 
を通過した後に凹面鏡10a,10bにより反射して検
出器11の受光面上に焦点を結ぶ。検出器11で検出さ
れる光は、回転しているフィルタ―ホイ―ルを介するこ
とで、M光、R光の色度C及び濁度Tに係わる2種類、
即ち、CM (色度Cの測定セル信号),CR (色度
Cの比較セル信号),TM (濁度Tの測定セル信号)
,TR (濁度Tの比較セル信号)の合計4種類となる
。従って、セルにゼロ標準液を入れたときの得られる信
号と測定液を入れたときの得られる信号とを考えると8
種類の信号となる。ここでは、この8種類の信号につい
て、ゼロ液を入れたときの各々の信号を、上述の各信号
の後にサフィックス“0”を入れた形で表わしてCMO
,CRO,TMO,TROとする。又、測定液を入れた
ときの各々の信号を、上述の各信号の後にサフィックス
“M”を入れた形で表わしてCMM,CRM,TMM,
TRMとする。このようにして類別される信号が検出器
11で検出されS/H13を経て演算機能14に導かれ
て所定の演算がされ、その演算結果が指示手段15で指
示されることとなる。
【0011】次に演算手段14における説明をする。色
度吸光度演算機能14aにおいて演算される色度吸光度
Ac は、 Ac =−log{(CMM/CMO)/(TRM/C
RO)}=k1 ・C(LM −LR )      
                         
                         
        …(1)となる。但しk1 は比例定
数、LM は測定セル長、LR は比較セル長を表わす
。また、濁度吸光度演算機能14bにおいて演算される
濁度吸光度At は、At =−log{(TMM/T
MO)/(TRM/TRO)}=k2 ・T(LM −
LR )                     
                         
                  …(2)となる
。但しk2 は比例定数を表わす。
【0012】色度吸光度Ac は色度演算機能14cに
導かれて、以下の演算式に基づいて測定液の色度Cを得
る。 C=β(AC −αAt )            
                         
     …(3)但し、βは色度の感度校正係数を表
わす。一方、濁度吸光度At は濁度演算機能14dに
導かれて、以下の演算式に基づいて測定液の濁度Tを得
る。 T=γ・At                   
                         
         …(4)但し、γは濁度の感度校正
係数を表わす。
【0013】ところで、以上の式の関係を見れば明らか
なように、(3)式は色度光による吸光度が測定液の色
度成分だけでなく、濁度成分にも影響されている(濁度
分による減光分も含まれる)ことを示し、濁度光による
吸光度で補償していることを示しており、これに対して
(4)式の濁度光による吸光度は色度成分には影響され
ないことを示している。
【0014】ところで、色度のスパン(感度)校正をす
る場合において、色度標準液を使用すれば、当然のこと
ながら濁度成分が含まれないために、濁度吸光度At 
はゼロであり、色度標準液の色度CL は(3)式から
、CL =β(AC −αAt )=β・AC    
                         
  …(5)と求められることとなって正しい色度校正
ができることがわかる。これに対して、色度の校正に基
準校正板12を用いる場合は、この校正板は濁度の校正
板を兼ねているために、色度測定光を吸収すると同時に
濁度測定光も吸収するから(3)式の濁度補償項はゼロ
とならずAt ≠0となるから、色度CE は(3)式
から、CE =β(AC −αAt )       
                         
        …(6)となり、濁度光による吸光度
の影響を受けることとなりそのままでは正しく色度の校
正を行うことができないことが分る。
【0015】ここで、(6)式のαは測定液の状況によ
り種々の値をとるものであって、このままでは校正板に
よる色度を一義的に定められない。従って、この様な色
度校正時にあっては、切替え機能14gを切替えて濁度
補正係数αの値を“0”とする校正値を出力する機能1
4eを選択することでαを常に“0”とすることで濁度
補償項のαをゼロとする演算を行い、校正板の色度を一
定の値とすることができ、校正板による校正が可能とな
る。 つまり、(6)式は、 CE =β(AC −αAt )=β・AC ”   
                         
…(7)を得ることができる。尚、標準液による場合は
もともと前記するようにAt =0であるのでこの校正
時にα=0としても差障りがない。従って、演算式の切
替による校正は、標準液による校正の際に用いるように
しても一向に差支えない。
【0016】以上説明したように、基準校正板を用いて
校正をした場合であっても、演算手段から得られる校正
値は“標準液による校正”に準じた校正となる。このよ
うな校正をした後は、切替え機能14gを濁度補正係数
αの値が設定されてなる機能14f側に切替えて校正板
12を除けば以後通常の測定を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように演算式を
切替えて濁度補償項をゼロにすることにより行う構成と
されているので基準校正板による校正を正しく且つ容易
に行うことができるという実用上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸光光度計の具体的な実施例を示す図
である。
【図2】図1の更に具体的な展開をした実施例のブロッ
ク系統図である。
【符号の説明】
1   ランプ 4   測定セル 5   比較セル 6   フィルタ―ホイ―ル 11  検出器 12  基準校正板 14  演算手段 15  指示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被測定液が流れる測定セルと比較セル
    が設置され、前記測定セルを通過した測定光と前記比較
    セルを通過した参照光を色度測定用フィルタ及び濁度測
    定用フィルタ―を通して検出器で検出し、該検出器の信
    号を演算手段を用いて演算して前記被測定液の吸光光度
    を測定する吸光光度計において、前記演算手段(14)
    は、色度光での吸光度を演算する機能(14a),濁度
    光での吸光度を演算する機能(14b),色度を演算す
    る機能(14c),濁度を演算する機能(14d),濁
    度補正係数の値を“0”とする機能(14e),前記濁
    度補正係数が前記被測定液に対応した値に設定されてな
    る機能(14f)及び前記濁度分補正係数の値を切替え
    選択して該選択した値を前記色度を演算する機能(14
    c)に導く機能(14g)を有してなり、該演算手段(
    14)を用いることにより基準校正板(12)を用いて
    校正する場合に濁度光による吸光度の影響を受けること
    なく色度の校正を行うことができるようにしたことを特
    徴とする吸光光度計。
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