JPH04315013A - 流入量推定方式 - Google Patents

流入量推定方式

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Publication number
JPH04315013A
JPH04315013A JP3079647A JP7964791A JPH04315013A JP H04315013 A JPH04315013 A JP H04315013A JP 3079647 A JP3079647 A JP 3079647A JP 7964791 A JP7964791 A JP 7964791A JP H04315013 A JPH04315013 A JP H04315013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
inflow
time
water level
inflow amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3079647A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Kawabata
正晴 川端
Toshihide Aramaki
荒巻 俊秀
Akio Mori
章雄 森
Kohei Sato
浩平 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
Priority to JP3079647A priority Critical patent/JPH04315013A/ja
Publication of JPH04315013A publication Critical patent/JPH04315013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流入量推定方式に係り、
特に時間遅れの少ない正確な流入量を推定する方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】ダムなどの貯水池に流れ込む流入量を求
める場合、流量計などの計測器によって求めるのは不可
能であり、貯水池の水位変動量と貯水池からの流出量に
よって求める方法が通常用いられている。すなわち、時
刻ti−1 からti の間の平均流入量Qiは、
【0
003】
【数1】
【0004】で求められる。ここで、 f(H):貯水位Hにおける貯水容量 Hi     :時刻ti における貯水位Rt   
  :時刻tにおける貯水池からの流出量である。
【0005】この流入量Qiを算出する際、一定周期で
算出する方法は計算精度が悪いという欠点があり、これ
を改善するため、特開昭58−87417 号「ダム流
入量演算方式」のように、水位変化時に流入量を計算す
る方法が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によって
求められる流入量は、過去のある時点からある時点まで
の間の平均流入量、すなわち図2の破線に示す値であり
、図2の実線に示す真の流入量に対しては時間遅れが発
生している。
【0007】本発明の目的は、流入量計算においてこの
時間遅れを最小にし、精度の高い流入量計算方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、過去の実績
流入量を外挿し、かつ直後に水位変動があった場合を想
定して流入量の上下限値を計算することにより達成され
る。
【0009】
【作用】過去の実績流入量を外挿することにより現時点
の真の流入量に近い値が得られる。また、直後に水位変
動があった場合を想定して流入量の上下限値を計算する
ことにより、長時間に亘って水位が変動しなかった場合
でも正確な流入量を求めることができる。
【0010】
【実施例】流入量を水位変化時に計算する方式において
、時間遅れを補正する方法について考える。
【0011】図3において、水位が変化した時点ti 
で数1により求めた流入量Qi は、ti−1 からt
i の間の平均流入量であるから、Qiは
【0012】
【数2】
【0013】における瞬時流入量と見なすことができる
。同様に、前回求めた流入量Qi−1 は、
【0014
【数3】
【0015】における瞬時流入量と見なすことができる
【0016】そこで、現時点tにおける流入量をQi−
1とQiとで外挿して推定することが可能である。この
推定流入量をQとすると、図3より
【0017】
【数4】
【0018】となる。
【0019】この方法で外挿した流入量は、図4に示す
ように、真の流入量が直線的に変化している場合には誤
差が完全に0となる。
【0020】ところで、本方式によると、過去2回の水
位変化時点に計算した実練流入量を外挿して推定流入量
を求めるため、水位が長時間変化しなかった場合には真
の流入量との誤差が大きくなってしまうという問題があ
る。そこで、この問題を解決するために、本方式で計算
した推定流入量Qの上下限値について考える。
【0021】たとえば図5のような場合、数4の計算に
よると推定流入量は図5の破線のようになるが、t−t
i>ti−ti−1 にもかかわらずti からtの間
で水位は上昇していないから、現時点の流入量は、Qi
 よりも当然下がっている筈である。したがって、図6
のように、現時点の直後に水位がΔh上昇した場合を仮
定し、その時のQi+1,ti+1′を求め、このQi
+1′,ti+1′から外挿して求められるQが現時点
の推定流入量の上限値Qmaxとすることができる。な
お、Δhは水位計の最小分解能である。
【0022】以上より、直後に水位がΔh上昇したと仮
定した時の
【0023】
【数5】
【0024】における流入量をQi+1′、現時点にお
ける推定流入量の上限値をQmaxとすると、
【002
5】
【数6】
【0026】
【数7】
【0027】となる。同様に、直後に水位がΔh下降し
たと仮定した時のti+1′ における流入量をQi+
1″ 、現的点における推定流入量の下限値をQmin
 とすると、
【0028】
【数8】
【0029】
【数9】
【0030】となる。
【0031】外挿によって求めたQが数7のQmax 
から数9のQmin の範囲外となった場合、これらの
値で置き換えればよい。
【0032】以上の流入量推定方式の実施例を示す流れ
図が図1である。図1の(a)は、水位変化が発生した
時の処理であり、ti−1,ti,Hi−1,Hiを入
れ換えた後、実績流入量Qi を求める。図1の(b)
は、定周期の処理であり、推定流入量Qを求めた後、上
限値Qmax と下限値Qmin とで比較し、範囲外
であれば範囲内の値に置き換える。
【0033】以上のように、本発明によれば、時間遅れ
の少ない、精度の高い流入量を求めることが可能となる
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、過去の実績流入量を外
挿することにより現時点の真の流入量に近い値が得られ
る。また、直後に水位変動があった場合を想定して上下
限値を求めることにより、長時間に亘って水位が変動し
なかった場合でも正確な流入量が求められるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す流れ図である。
【図2】従来技術を示すグラフを示す図である。
【図3】本発明の流入量推定方法を説明する図である。
【図4】本発明と従来方式の比較を示す図である。
【図5】外挿法による問題点を示す図である。
【図6】推定流入量の上限値算出方法を示す図である。
【符号の説明】
1〜10…本発明の実施例を示す流れ図のブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダムなどの貯水池に流れ込む流入量を、貯
    水池の水位変動量と貯水池からの流出量とを用いて計算
    によって求める方式において、過去の水位変動から求め
    た実績流入量を補間し、かつ直後に水位変動があった場
    合を想定して流入量の上下限値を求めることを特徴とし
    た流入量推定方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方式によって推定した流入
    量を用いてダムなどの貯水池の水位を制御することを特
    徴とした水位制御装置。
JP3079647A 1991-04-12 1991-04-12 流入量推定方式 Pending JPH04315013A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3079647A JPH04315013A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 流入量推定方式

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JP3079647A JPH04315013A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 流入量推定方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04315013A true JPH04315013A (ja) 1992-11-06

Family

ID=13695912

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3079647A Pending JPH04315013A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 流入量推定方式

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JP (1) JPH04315013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108020A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Fujitsu Ltd 流入量演算プログラム、流入量演算装置および流入量演算方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108020A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Fujitsu Ltd 流入量演算プログラム、流入量演算装置および流入量演算方法

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