JPH01191210A - ダム・ゲート制御方式 - Google Patents

ダム・ゲート制御方式

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JPH01191210A
JPH01191210A JP1442588A JP1442588A JPH01191210A JP H01191210 A JPH01191210 A JP H01191210A JP 1442588 A JP1442588 A JP 1442588A JP 1442588 A JP1442588 A JP 1442588A JP H01191210 A JPH01191210 A JP H01191210A
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JP
Japan
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dam
inflow
water level
amount
inflow quantity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1442588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Honma
本間 賢一
Masaharu Kawabata
正晴 川端
Akio Mori
森 章雄
Masataka Kato
加藤 真敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダム・ゲート制御方式に係り、特に水位を一定
に保つための追従性に優れた制御方式に関する。
〔従来の技術〕
電子計算機を用いてダム・ゲート制御を自動化すること
が普及しているが、これに伴ない、ゲートをいかに安全
かつ正確に制御するかは重要な問題となっている。特に
洪水に備えて予めダム水位を低く保ったり、洪水発生時
に過放流を避けるためにダム水位を一定に保つなど、ダ
ム水位を一定に保つ定水位制御の用途は極めて広い。こ
のためあらゆる場合に正確で迅速な走水制御方式が要求
されている。
このような定水位制御を実現するために、通常第1図の
ようなゲート自動制御装置が用いられる。
ここで第1図の1はゲート自動制御装置であり、ダム水
位を一定に保つような適切なゲート目標開度を、2の水
位計から入力される水位や3の開度計から入力される開
度を用いて計算し、ゲート開度がその目標開度になるよ
うに4のゲートを自動的に操作するものである。
また定水位制御は、第2図のブロック図に示すような方
式で実施される。すなわち、5の水位計とaの開度計よ
り入力されるダム水位Ht及びゲート開度D*  (’
i=1.2.−n ; nはゲート口数)を用いて、7
の流量計算処理にて現在放流量Qoを下記式により計算
する。
n ここで、f(Ht、D五)は、水位Ht、開度Diにお
けるゲート1門当りの放流量である。このQoの値と、
ダム水位の変化量及び流入量増加分から、8の制御量計
算処理において目標開度Dot(i=1.2.・・・n
)を算出し、9のゲート駆動装置にて10のゲートを駆
動し、ゲート開度り。
が目標開度[)oiに達するまでゲートを動作させるも
のである。ここで、この目標開度の算出方法を以下に示
す。まず目標放流量QMOは、たとえば特公昭55−4
312のように流入量の変化に対応して微分制御する方
式とすると、 Qso=Qo+f(ΔQ、)          ・(
2)となる。ここで、Qoは式(1)によって計算した
現在放流量、ΔQ1は流入量変化分、f(ΔQi)は流
入量変化分に対する関数とする。すなわち。
放流量を流入量変化分に対応する量f(ΔQ、)で補填
し、かつこのf(ΔQ、)はダムへ(゛)流入量が増加
中の時は大きく、減少中の時は小さくすることにより追
従性を高めるように考慮している。ここでΔQ、は、次
式で算出する。
ΔQ五=Q−−QI−t           ・・・
(3)ここで、Tはサンプリング周期、QIは現在流入
量、QI−1は前回サンプリング時の流入量。
Qo−zは前回サンプリング時の放流量、QO−2は前
々回サンプリング時の放流量、Ht −tは、前回サン
プリング時のダム水位、Ht−zは、前々回サンプリン
時のダム水位であり、v(Ht)は水位Htにおけるダ
ム貯水量である。このようにして求めた目標放流量QM
Oを満足する開度が目標開度Doi(i=1.2. ・
=n)である。すなわち、Σ f (Ht、 Doi)
 ” QMO・−(6)l 以上述べた従来方式によるダム水位制御方法を実現する
ためのフローを第3図に示す、まず第3図の11で式(
1)によって現在放流量Q。を計算し、12で式(2)
によって目標放流量Qsoを計算し、13で式(6)に
よって目標開度Doi(i=1゜2、・・・n)を計算
し、14でゲートを駆動する。
[発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術では、現在流入量Q1の算出方法が現在水
位と前回サンプリング周期の水位から算出しているため
、この流入量はサンプリング周期間の平均流入量であり
、真の現在流入量とは偏差があるという点について配慮
がされておらず、制御遅れを生じたり、追従性に欠ける
という問題がある。すなわち、第4図のように、時刻1
.1−1における真の流入量がQi t Ql−1であ
るのに対し、前記式(4)、 (5)で計算される流入
量はQiyQx−xであり、流入量変化が大きい場合に
は両者の偏差は大きくなる。
このように流入量の算出方法に、水位の変化を見ている
限りにおいては、水位を一定に保つことが目的である定
水位制御としては既に制御遅れを生じている事になる。
本発明の目的は、流入量の変化が激しい時にも水位の追
従性に優れた定水位制御を実現することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、上流ダムの放流量及び上流河川流域の雨量
を用いて計算されるダム予測流入量を用いて目標放流量
を算出することにより達成できる。
〔作用〕
上流ダムの放流量及び上流河川流域の雨量を用いて計算
されるダム予測流入量は、実際のダム水位の変動とは無
関係に計算されるため、ダム水位の変動を予測するのに
非常に有効である。また、流入量予測には様々なモデル
が普及しているが、現在の技術では降雨量の正確な予測
が難かしいため、未来のダム流入量の予測は困難である
ものの、現在時刻のダム流入量の予測は実績雨量のみを
用いて比較的容易に正確に求めることができる。したが
って、現在流入量として現在時刻のダム予測流入量を使
用して自動制御に用いることが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第5図、第6図、第7図を用い
て説明する。
第5図は定水位制御を実現するためのブロック図である
。5〜1oは、第2図の従来技術と同じである。15の
雨量計から入力される上流河川流域の雨量Rと、16の
上流ダムから入力される上流放流量Q o ’  を用
いて、17の流入量予測処理にて予測流入量Q、を求め
る。8の制御量計算処理では、現在水位Ht、前回サン
プリング時の水位Hi−t、前々回サンプリング時の水
位Ht−2、現在放流量Qo、さらに上記予測流入量Q
1及び前回サンプリング時の流入量Q’l−1を加味し
て目標開度Do+ (i = 1 、2・・・n)を決
定する。
第6図は、本発明の実施例を示すフローである。
まず18で予測流入量Q1を、19で前回サンプリング
時の流入量Q’1−tを、11で現在放流量Qoを求め
る。Qoを求める方法は式(1)であり、従来技術と同
様である。予測流入量Qiは、タンクモデルなどのモデ
ルを使用して算出するものとし、前回流入量Q’l−1
は次式で算出する。
上記(7)式は従来技術と同様の算出方法であるが、現
在水位と前々回サンプリング時の水位を用いて貯減水量
の2T秒間の平均を求め、これに前回サンプリング時の
放流量を加えることによって前回サンプリング時の実際
の流入量に相当する値を求めるものである。すなわち、
第7図のようことができる。上記18−.19から求め
た流入量Q=、Qt−1′ から、流入量の変化量ΔQ
 1’ = Q s  Q +−1’        
 ・・・(8)を求め、12でこのΔQt’ を用いて
目標放流量Q −o =Q o + f (ΔQ1’ 
)        −(9)を求める。13.14の処
理は、第3図の従来技術と同様である。
このように本実施例によれば、現時点の予測流入量と前
回サンプリング時の実績流入量を使用しているため、制
御遅れの少ない、水位に対する追従性に優れた制御が可
能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、流入量変化分を算出するのに予測流入
量と前回サンプリング時の実績流入量を使用しているた
め、流入量の変化が激しい時にも水位の追従性に優れた
制御遅れの少ない定水位制御が実現できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する装置の構成図、第2図は従来
方式を説明するブロック図、第3図は従来方式を示す流
れ図、第4図は従来方式を説明する時刻−流入量のグラ
フを示す図、第5図は本発明の実施例を示すブロック図
、第6図は本発明の実施例を示す流れ図、第7図は本発
明を説明する時刻−流入量のグラフを示す図である。 1・・・ゲート自動制御装置、2・・・水位計、3・・
・開度第1図 第2回 第3I2I 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ダム水位を一定に保つために、流入量の変化と現在
    放流量に応じた適切な目標放流量を計算し、ゲート放流
    量がその目標放流量に達するようにゲートを自動的に制
    御するダム・ゲート制御方式において、上流ダムの放流
    量及び上流河川流域の雨量から計算される予測流入量の
    値と実績流入量とを用いた微分制御方式を用いることを
    特徴とするダム・ゲート制御方式。
JP1442588A 1988-01-27 1988-01-27 ダム・ゲート制御方式 Pending JPH01191210A (ja)

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JP1442588A JPH01191210A (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ダム・ゲート制御方式

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JPH01191210A true JPH01191210A (ja) 1989-08-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3324219A1 (en) * 2016-11-22 2018-05-23 Uniwersytet Wroclawski Method for determining an expected inflow to a water reservoir
CN108153155A (zh) * 2017-12-30 2018-06-12 华能澜沧江水电股份有限公司 一种基于多重回归算法的水电站泄洪闸门的建模及计算方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3324219A1 (en) * 2016-11-22 2018-05-23 Uniwersytet Wroclawski Method for determining an expected inflow to a water reservoir
CN108153155A (zh) * 2017-12-30 2018-06-12 华能澜沧江水电股份有限公司 一种基于多重回归算法的水电站泄洪闸门的建模及计算方法
CN108153155B (zh) * 2017-12-30 2020-09-01 华能澜沧江水电股份有限公司 一种基于多重回归算法的水电站泄洪闸门的建模及计算方法

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