JPH04314922A - エンジンのターボチャージャのウエイストゲート弁の駆動装置 - Google Patents

エンジンのターボチャージャのウエイストゲート弁の駆動装置

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JPH04314922A
JPH04314922A JP3108529A JP10852991A JPH04314922A JP H04314922 A JPH04314922 A JP H04314922A JP 3108529 A JP3108529 A JP 3108529A JP 10852991 A JP10852991 A JP 10852991A JP H04314922 A JPH04314922 A JP H04314922A
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洋介 森本
Kiyoshi Hataura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンのターボチャ
ージャのウエイストゲート弁の駆動装置に関し、例えば
トラクター搭載エンジン等のように、粘りと高出力を要
求されるエンジンに適用されるターボチャージャのウエ
イストゲート弁の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の基本的な構造は、例えば
図1又は図5で示すように、次のように構成されている
。ここで符号10はエンジンEのターボチャージャ全体
を示し、このターボチャージャ10は、エンジンEの運
転中、エギゾーストマニホールド4を通ってタービン1
1へ流入する排気ガスA2で、タービンホイール12を
回転させ、その回転駆動力で同軸のコンプレッサーホイ
ール14を回転させ、コンプレッサー13の過給圧力P
でダイヤフラムシリンダ15を作動させ、ダイヤフラム
シリンダ15の出力ロッド18で、タービンノズル5の
近傍に設けたウエイストゲート弁20を開弁操作するよ
うに構成されている。なお、これらの図中の符号1はエ
ンジンEのシリンダ、2はピストン、6Aは給気ダクト
、6Bは排気ダクト、8はインレットマニホールド、A
1は給気である。ここで、ウエイストゲート弁20の弁
体20aは、ダイヤフラムシリンダ15の閉弁バネ17
で閉弁側へ弾圧するのに対し、開弁用作動室15Aの開
弁作動力Fで開弁側へ押圧するように構成されている。
【0003】以上の基本構造において、ダイヤフラムシ
リンダ15の部分構造として、従来の技術では、図5及
び図6で示すように構成したものがある。即ち、閉弁バ
ネ17は1本の圧縮コイルスプリングから成る。そして
この種の装置では、従来より中速高トルク用エンジンと
高速高出力用エンジンとを造り分けていた。即ち、中速
高トルク用エンジンEの場合、タービンノズル5の絞り
は比較的大きく設定され、ダイヤフラムシリンダ15の
閉弁バネ17は中速高トルク用に設定される。また高速
高出力用エンジンEの場合、タービンノズル5の絞りは
比較的小さく設定され、ダイヤフラムシリンダ15の閉
弁バネ17は高速高出力用に設定されていた。
【0004】以下、ウエイストゲート弁20の作用を図
5〜図6に基づいて簡単に説明する。ここで図6(A)
はエンジン回転速度nに対する過給圧力曲線G1、G2
のグラフ、図6(B)はエンジンの回転速度nに対する
ダイヤフラムシリンダ15の開弁作動力曲線g1、g2
のグラフ、図6(C)はウエイストゲート弁20の開弁
量Hに対する閉弁バネ17の閉弁バネ力曲線c1、c2
のグラフである。
【0005】上記中速高トルク用エンジンEの場合、図
6(A)の過給圧力曲線G1、図6(B)の開弁作動力
曲線g1、図6(C)の閉弁バネ力曲線c1になるよう
に設定されている。そしてこの場合、開弁作動力曲線g
1で示すように、エンジンEの回転速度n1での開弁作
動力F1は、閉弁バネ力曲線C1で示す中速高トルク用
バネ17の閉弁用張力S1と釣り合って弁体20aを全
開させる。つまり図6(A)で示すように、コンプレッ
サー効率の中速マッチング点Q1で弁体を全開させるこ
とにより、エンジン回転速度nに対する過給圧力曲線G
1を、その中速マッチング点Q1で水平に変曲させるよ
うに構成されている。
【0006】一方高速高出力用エンジンEの場合、図6
(A)の過給圧力曲線G2、図6(B)の開弁作動力曲
線g2、図6(C)の閉弁バネ力曲線c2になるように
設定されている。そしてこの場合、エンジンEの回転速
度n2で開弁作動力F2は、閉弁バネ力曲線c2で示す
高速高出力用バネ17の閉弁用張力S2と釣り合って弁
体20aを全開させる。つまり、図6(A)で示すよう
にコンプレッサー効率の高速マッチング点Q2で弁体2
0aを全開させることにより、エンジン回転速度nに対
する過給圧力曲線G2を、その高速マッチング点Q2で
水平に変曲させるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、前記
のように中速高トルク用エンジンと高速高出力用エンジ
ンとを造り分けていたので、中速高トルク用エンジンで
は、高速高出力運転時に過給圧力Pが不足するため、最
高出力を十分に高めることができない。また高速高出力
用エンジンでは、中速高トルク運転時に過給圧力Pが不
足して、最大トルクを十分に高めることができない。本
発明はこのような事情を考慮してなされたもので、中速
高トルク運転時の最大トルクを高めながらも、高速高出
力運転時の最高出力を高めることを技術課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものとして、以下のように構成される。即ち請求項
1の発明は、前記基本構造のターボチャージャのウエイ
ストゲート弁の駆動装置において、例えば図1で示すよ
うに、次の特徴構造を追加したものである。即ち、前記
閉弁バネ17が、中速高トルク用バネ17aと高速高出
力用バネ17bとを並列状に設けて成り、この中速高ト
ルク用バネ17aは、エンジン回転速度・過給圧力座標
上でのコンプレッサー効率の中速マッチング点Q1で弾
性変形させられて、弁体20aを半開させることにより
、エンジン回転速度nに対する過給圧力Pに対する変化
曲線Gをその中速マッチング点Q1で右上がりの急傾斜
から右上がりの緩傾斜に変曲させるように構成し、前記
高速高出力用バネ17bは、前記エンジン回転速度・過
給圧力座標上でのコンプレッサー効率の高速マッチング
点Q2で弾性変形させられて、前記弁体20aを全開さ
せることにより、前記エンジン回転速度・過給圧力変化
曲線Gをその高速マッチング点Q2で右上がりの緩傾斜
からほぼ水平に変曲させるように構成したことを特徴と
するものである。
【0009】そして請求項2の発明は、前記基本構造の
ターボチャージャのウエイストゲート弁の駆動装置にお
いて、例えば図3〜図4で示すように、次の特徴構造を
追加したものである。即ち、前記閉弁バネ17が前記弁
体20aを全閉させる弁全閉用張力S1は、エンジン回
転速度・過給圧力座標上でのコンプレッサー効率の中速
マッチング点Q1の過給圧P1よりも少し低い過給圧力
P11による前記作動室15Aの作動力F11と、同じ
値に設定し、上記閉弁バネ17が上記弁体20aを全開
させる弁全開用張力S2は、上記エンジン回転速度・過
給圧力座標上での高速マッチング点Q2の過給圧P2に
よる上記作動室15Aの作動力F2と、同じ値に設定し
、前記弁体20Aは、弁全閉位置から弁全開位置へ開弁
作動していく途中で、開弁量Hを一時的に小さくする形
に形成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作    用】以下、請求項1の発明に係るウエイス
トゲート弁20の作用を図1〜図2に基づいて簡単に説
明する。中速高トルク運転状態では、エンジンEは中速
高トルク回転数n1で運転される。この状態では、開弁
用作動室15Aの開弁作動力Fは弁半開力F1になって
、中速高トルク用バネ17aを途中まで圧縮するととも
に、高速高出力用バネ17bを圧縮し始める直前となり
、ウエイストゲート弁20を半開させる。これにより、
コンプレッサー13の過給圧力Pは、コンプレッサー効
率の中速マッチング点Q1に位置する。
【0011】また、高速高出力運転状態では、エンジン
Eは最高回転数n2で運転される。この状態では、開弁
作動力Fは弁全開力F2になって、中速高トルク用バネ
17a及び高速高出力用バネ17bを十分に圧縮して、
ウエイストゲート弁20を全開させる。これにより、コ
ンプレッサー13の過給圧力Pは、コンプレッサー効率
の高速マッチング点Q2に位置する。
【0012】以下、請求項2の発明に係るウエイストゲ
ート弁20の作用を図3〜図4に基づいて簡単に説明す
る。中速高トルク運転状態では、エンジンEは中速高ト
ルク回転数n1で運転される。そしてこの状態では、開
弁用作動室15Aの開弁作動力Fは弁半開力F1になっ
て、閉弁バネ17を途中まで圧縮するとともに、ウエイ
ストゲート弁20を半開させる。これにより、コンプレ
ッサー13の過給圧力Pは、コンプレッサー効率の中速
マッチング点Q1に位置する。
【0013】また、高速高出力運転状態では、エンジン
Eは最高回転数n2で運転される。この状態では、開弁
作動力Fは弁全開力F2になって、閉弁バネ17を十分
に圧縮して、ウエイストゲート弁20を全開させる。こ
れにより、コンプレッサー13の過給圧力Pは、コンプ
レッサー効率の高速マッチング点Q2に位置する。なお
、エンジンEの回転速度nが中速から高速へ上昇する途
中で、開弁量Hを一時的に減少させるのは、コンプレッ
サー効率の高速マッチング点が、中速n1と高速n2と
の途中に位置することなく、所望の高速マッチング点Q
2にシフトさせるためである。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図1は請求項1の発明に係るターボチ
ャージャのウエイストゲート弁の駆動装置の概要を示す
縦断側面図、図2はその作用説明図であり、図2(A)
はエンジン回転速度nに対する過給圧力曲線Gのグラフ
、図2(B)はエンジンの回転速度nに対するダイヤフ
ラムシリンダ15の開弁作動力曲線gのグラフ、図2(
C)はウエイストゲート弁20の開弁量Hに対する前記
バネ17a及び17bの閉弁用張力曲線cのグラフであ
る。ここで図1中の符号10はエンジンEのターボチャ
ージャ全体を示し、このターボチャージャ10の基本構
造は、図5で示したものと同様に構成されており、同一
部材については同一符号を付して、その重複する説明を
省略する。
【0015】以下本発明の特徴的な構成について説明す
る。本発明では、前記ダイヤフラムシリンダ15の閉弁
バネ17が、中速高トルク用バネ17aと高速高出力用
バネ17bとを並列状に設けて成る。この中速高トルク
用バネ17aは、図2(A)で示すエンジン回転速度・
過給圧力座標上での、コンプレッサー効率の中速マッチ
ング点Q1で弾性変形して、弁体20aを半開させるよ
うに、閉弁張力S1が設定されており、エンジン回転速
度nに対する過給圧力曲線Gがその中速マッチング点Q
1で右上がりの急傾斜から右上がりの緩傾斜に変曲する
ように構成されている。
【0016】一方の前記高速高出力用バネ17bは、図
2(A)上でのコンプレッサー効率の高速マッチング点
Q2で、中速高トルク用バネ17aとともに弾性変形し
て、前記弁体20aを全開させるように、閉弁張力S1
が設定されており、前記エンジン回転速度nに対する過
給圧力曲線Gがその高速マッチング点Q2で右上がりの
緩傾斜からほぼ水平に変曲するように構成されている。
【0017】従ってこの実施例装置では、図2(A)〜
(C)で示すように、中速高トルク運転状態では、エン
ジンEは中速高トルク回転数n1で運転され、この状態
では、ダイヤフラムシリンダ15の開弁用作動室15A
の開弁作動力Fは弁半開力F1になって、中速高トルク
用バネ17aを途中まで圧縮するとともに、高速高出力
用バネ17bを圧縮し始める直前となり、ウエイストゲ
ート弁20を半開させる。これにより、排気ガスGの一
部はタービン11に入らずに直接マフラ6Bへ抜けるの
で、エンジン回転速度nに対する過給圧力曲線Gは、そ
の中速マッチング点Q1で右上がりの急傾斜から右上が
りの緩傾斜に変曲する。つまり、コンプレッサー13の
過給圧力Pは、コンプレッサー効率の中速マッチング点
Q1に位置する。
【0018】高速高出力運転状態では、エンジンEは最
高回転数n2で運転され、この状態では、ダイヤフラム
シリンダ15の開弁作動力F2により、中速高トルク用
バネ17a及び高速高出力用のバネ17bを十分に圧縮
して、ウエイストゲート弁20を全開させる。これによ
り、エンジン回転速度nに対する過給圧力曲線Gは、そ
の高速マッチング点Q2で右上がりの緩傾斜からほぼ水
平に変曲する。つまり、コンプレッサー13の過給圧力
Pは、コンプレッサー効率の高速マッチング点Q2に位
置する。これにより、中速高トルク運転時において、所
要の過給圧力を維持して最大トルクを十分に高めること
ができ、かつ高速高出力運転時において、最高出力を十
分に高めることができる。
【0019】図3は請求項2の発明に係るターボチャー
ジャのウエイストゲート弁の駆動装置の概要を示す縦断
側面図、図4はその作用説明図であり、図4(A)はエ
ンジン回転速度nに対する過給圧力曲線Gのグラフ、図
4(B)はエンジンの回転速度nに対するダイヤフラム
シリンダ15の開弁作動力曲線gのグラフ、図4(C)
はウエイストゲート弁20の弁リフト量に対する前記閉
弁バネ17の閉弁バネ力曲線cのグラフ、図4(D)は
ウエイストゲート弁20の弁リフト量hに対する前記閉
弁バネ17の開弁量曲線dのグラフである。
【0020】以下本発明の特徴的な構成について説明す
る。本発明では、前記ダイヤフラムシリンダ15の閉弁
バネ17は、図4(A)で示すエンジン回転速度・過給
圧力座標上での、コンプレッサー効率の中速マッチング
点Q1で弾性変形して、弁体20aを開弁作動を開始さ
せるように、弁全閉用張力S1が設定されており、エン
ジン回転速度nに対する過給圧力Pの変化曲線Gがその
中速マッチング点Q1で右上がりの急傾斜から停留状の
緩傾斜に変曲し、次いで高速マッチング点Q2で右上が
りの急傾斜から水平に変曲するように構成されている。 前記弁全閉用張力S1は、図4(A)上でのコンプレッ
サー効率の中速マッチング点Q1の過給圧P1による前
記作動室15Aの作動力F1と、同じ値である。そして
上記閉弁バネ17が上記弁体20aを全開させる弁全開
用張力S2は、図4(A)上での高速マッチング点Q2
の過給圧P2による上記作動室15Aの作動力F2と、
同じ値に設定されている。
【0021】一方弁体20Aは、前記ダイヤフラムシリ
ンダ15の出力ロッド18に、先端側より順に閉止用弁
体20aと絞り用弁体20bとを固定して成り、破線で
示す弁全閉位置Jから仮想線で示す弁全開位置Lへ開弁
作動していく途中で、実線で示す弁半開位置Kで開弁量
Hを半開にする形に形成されている。
【0022】従ってこの実施例装置では、中速高トルク
運転状態でエンジンEは中速高トルク回転数n1で運転
され、ダイヤフラムシリンダ15の開弁用作動室15A
の開弁作動力Fは弁半開力F1になって、閉弁バネ17
を途中まで圧縮するとともに、ウエイストゲート弁20
を半開させる。これにより、エンジン回転速度nに対す
る過給圧力曲線Gは、その中速マッチング点Q1で右上
がりの急傾斜から右上がりの緩傾斜に変曲する。即ち、
コンプレッサー13の過給圧力Pは、コンプレッサー効
率の中速マッチング点Q1に位置する。なお、エンジン
Eの回転速度nが中速から高速へ上昇させる途中で、開
弁量Hが一時的に減少するが、これは、前記したように
コンプレッサー効率の高速マッチング点が、中速n1と
高速n2との途中に位置することなく、所望の高速マッ
チング点Q2にシフトさせるためである。
【0023】また、高速高出力運転状態では、エンジン
Eは最高回転数n2で運転され、前記開弁作動力Fは弁
全開力F2になって、閉弁バネ17を十分に圧縮して、
ウエイストゲート弁20を全開させる。これにより、エ
ンジン回転速度nに対する過給圧力曲線Gは、その高速
マッチング点Q2で右上がりの急傾斜からほぼ水平に変
曲する。つまり、コンプレッサー13の過給圧力Pは、
コンプレッサー効率の高速マッチング点Q2に位置する
。これにより、中速高トルク運転時において、所要の過
給圧力P1を維持して最大トルクを高めることができ、
かつ高速高出力運転時において、最高出力を高めること
ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、請求項1と請求項2とのいず
れの場合も、以上のように構成され、作用することから
、次の効果を奏する。中速高トルク運転状態では、図2
(A)または図4(A)に示すように、コンプレッサー
の過給圧力Pがコンプレッサー効率の中速マッチング点
Q1に位置するため、最大トルクを十分に高めることが
できる。しかも、高速高出力運転状態では、その過給圧
力Pがコンプレッサー効率の高速マッチング点Q2に位
置するため、最高出力を十分に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係るターボチャージャのウエ
イストゲート弁の駆動装置の概要を示す縦断側面図であ
る。
【図2】図1のウエイストゲート弁の駆動装置の作用説
明図である。
【図3】請求項2の発明に係るターボチャージャのウエ
イストゲート弁の駆動装置の概要を示す縦断側面図であ
る。
【図4】図3のウエイストゲート弁の駆動装置の作用説
明図である。
【図5】従来例に係る図1相当図である。
【図6】従来例に係るウエイストゲート弁の駆動装置の
作用説明図である。
【符号の説明】
E…エンジン、                  
  10…ターボチャージャ、13…ターボチャージャ
のコンプレッサー、15…ダイヤフラムシリンダ、  
    15A…開弁用作動室、17…閉弁バネ、  
                17a中速高トルク
用バネ、17b…高速高トルク用バネ、      2
0…ウエイストゲート弁、20a・20A…弁体、  
           F・F1・F2…開弁作動力、
P・P1・P2…過給圧力、            
J…弁全開位置、L…弁全閉位置、         
         H…開弁量、G…エンジン回転速度
・過給圧力変化曲線(過給圧力曲線)、Q1…コンプレ
ッサー効率の中速マッチング点、Q2…コンプレッサー
効率の高速マッチング点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ターボチャージャ(10)のコンプレ
    ッサー(13)の給気路(8)にダイヤフラムシリンダ
    (15)の開弁作動室(15A)を連通させ、ウエイス
    トゲート弁(20)の弁体(20a)をダイヤフラムシ
    リンダ(15)の閉弁バネ(17)で閉弁側へ弾圧する
    のに対し、開弁用作動室(15A)の開弁作動力(F)
    で開弁側へ押圧するように構成したエンジンのターボチ
    ャージャのウエイストゲート弁の駆動装置において、 
     前記閉弁バネ(17)が、中速高トルク用バネ(17
    a)と高速高出力用バネ(17b)とを並列状に設けて
    成り、この中速高トルク用バネ(17a)は、エンジン
    回転速度・過給圧力座標上でのコンプレッサー効率の中
    速マッチング点(Q1)で弾性変形させられて、弁体(
    20a)を半開させることにより、エンジン回転速度(
    n)に対する過給圧力(P)の変化曲線(G)をその中
    速マッチング点(Q1)で右上がりの急傾斜から右上が
    りの緩傾斜に変曲させるように構成し、前記高速高出力
    用バネ(17b)は、前記エンジン回転速度・過給圧力
    座標上でのコンプレッサー効率の高速マッチング点(Q
    2)で弾性変形させられて、前記弁体(20a)を全開
    させることにより、前記エンジン回転速度・過給圧力変
    化曲線(G)をその高速マッチング点(Q2)で右上が
    りの緩傾斜からほぼ水平に変曲させるように構成したこ
    とを特徴とするエンジンのターボチャージャのウエイス
    トゲート弁の駆動装置。
  2. 【請求項2】  ターボチャージャ(10)のコンプレ
    ッサー(13)の給気路(8)にダイヤフラムシリンダ
    (15)の開弁作動室(15A)を連通させ、ウエイス
    トゲート弁(20)の弁体(20a)をダイヤフラムシ
    リンダ(15)の閉弁バネ(17)で閉弁側へ弾圧する
    のに対し、開弁用作動室(15A)の開弁作動力(F)
    で開弁側へ押圧するように構成したエンジンのターボチ
    ャージャのウエイストゲート弁の駆動装置において、前
    記閉弁バネ(17)が前記弁体(20a)を全閉させる
    弁全閉用張力(S1)は、エンジン回転速度・過給圧力
    座標上での、コンプレッサー効率の中速マッチング点(
    Q1)の過給圧力(P1)よりも少し低い過給圧力(P
    11)による前記作動室の作動力(F11)と、同じ値
    に設定し、上記閉弁バネ(17)が上記弁体(20a)
    を全開させる弁全開用張力(S2)は、上記エンジン回
    転速度・過給圧力座標上での高速マッチング点(Q2)
    の過給圧力(P2)による上記作動室(15A)の作動
    力(F2)と、同じ値に設定し、前記弁体(20A)は
    、弁全閉位置から弁全開位置へ開弁作動していく途中で
    、開弁量Hを一時的に小さくする形に形成したことを特
    徴とするエンジンのターボチャージャのウエイストゲー
    ト弁の駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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