JPH0431458B2 - - Google Patents

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JPH0431458B2
JPH0431458B2 JP2043186A JP2043186A JPH0431458B2 JP H0431458 B2 JPH0431458 B2 JP H0431458B2 JP 2043186 A JP2043186 A JP 2043186A JP 2043186 A JP2043186 A JP 2043186A JP H0431458 B2 JPH0431458 B2 JP H0431458B2
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signal
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dialing
control
ringing
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JP2043186A
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、電話回線を介して負荷を遠隔制御す
るテレコントロール装置に関するものである。
[背景技術] 従来、電話回線を介して負荷を遠隔制御するよ
うにしたこの種のテレコントロール装置は、制御
側からテレコントロール装置を呼び出して通話状
態にし、周波数多重信号あるいは時分割多重信号
よりなる制御信号を伝送するようになつていた。
すなわち、テレコントロール装置は、ダイヤリン
グによつて制御側から呼び出されたときに、電話
回線を通話状態にし、制御側から送信される制御
信号を受信し、この制御信号を解読して所定の負
荷を制御する負荷制御信号を形成するようになつ
ていた。しかしながら、このようなテレコントロ
ール装置にあつては、制御側に特別な制御信号送
信手段を必要とし、任意の電話機から負荷を遠隔
制御できないという不都合があつた。また、通常
の電話通話時と、制御用の通話時とを切り換える
通話切り換え手段を必要とし、構成が複雑になつ
てコストが高くなるとともに、切り換え忘れのよ
うな切り換えミスが発生し易く、所望の通話が行
えない場合あるという不都合があつた。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、特別な制御信号送
信手段および通話切り換え手段を必要とせず任意
の電話機から負荷を遠隔制御することができ、構
成が簡単になつてコストを安くすることができる
とともに、切り換えミスによる通話不能状態が発
生することがなく、また、間違い電話あるいはい
たずら電話などによる負荷の誤動作が生じ難く、
さらにまた複数の負荷を制御する場合にあつても
容易に選択制御することができるテレコントロー
ル装置を提供することにある。
[発明の開示] (実施例) 第1図は本発明の構成を示すブロツク回路図で
あり、呼出し音検出手段2は、電話回線1を介し
て伝送される16Hzの呼出し音信号(呼出しベルを
2秒間隔で1秒発鳴させる3秒周期の信号)を検
出して呼出し音パルスVaを出力する。回数検出
手段3は、例えば呼出し音パルスを計数するカウ
ンタにて形成され、呼出し音パルスの受信回数信
号を出力する。第1の回数判定手段4は、制御側
からの1回目のダイヤリングに対応する呼出し音
信号の受信回数が予め設定された第1の暗証回数
かどうかを判定して一致した場合に暗証一致信号
Veを出力する。第2の回数判定手段5は、上記
暗証一致信号Veが得られたとき、次の2回目の
ダイヤリングに対応する呼出し音信号の受信回数
に応じて複数の負荷11のうちから制御すべき負
荷11を判定して負荷制御手段7を被選択負荷1
1の制御可能状態にセツトする。第3の回数判定
手段6は、第1の回数判定手段4から暗証一致信
号Veが出力され、且つ第2の回数判定手段5か
ら負荷選択信号が出力されて制御すべき負荷11
が選択された場合に、次の3回目のダイヤリング
に対応した呼出し音信号の受信回数を判定して予
め設定された受信回数が得られた場合に負荷制御
信号Vfを出力し、負荷制御手段7を介して被選
択負荷11を制御する。動作検出手段8は、被選
択負荷11の動作状態(例えば、オン、オフ状
態)を検出して動作検出信号を返信制御手段9に
送る。返信制御手段10では、動作検出信号に基
いて電話回線1を通話状態に設定するタイミング
を制御し、返信手段10から通話状態になるまで
の呼出し音信号(3回目のダイヤリングに対応す
る)の発生回数により動作状態を示す動作確認信
号を電話回線1を介して制御側に返信する。な
お、実施例では、呼出し音信号の受信回路と暗証
回数との一致判定はカウンタを用いてデジタル的
に行つているが、呼出し音パルスを積分して得ら
れるパルス数に比例した電圧を、暗証回数に基い
て発生される基準電圧と比較してアナログ的に呼
出し音信号の受信回数と暗証回数の一致を判定す
るようにしても良い。
以下、実施例の動作について具体的に説明す
る。第2図aは呼出し音検出手段2から出力され
る呼出し音パルスVaであり、この呼出し音パル
スVaは、各ダイヤリング毎に回数検出手段3に
てカウントされる。ここに、各ダイヤリングによ
る呼出し音信号の終了時点すなわち制御側の受話
器をオンフツクした時点は、呼出し音パルスの立
ち下がりから3秒以内に次のパルスが入力される
か否かによつて判定され、3秒以上パルス入力が
無い場合には今回のダイヤリングによる呼出し音
信号の受信が終了したものとしてカウンタがリセ
ツトされ、次回のダイヤリングによる呼出し音信
号の受信回数のカウントに備えるようになつてい
る。第2図cはカウンタのリセツト信号Vcを示
しており、“H”レベルの場合にカウンタがリセ
ツトされ、“L”レベルの場合にカウンタのカウ
ント動作が行なわれ、この呼出し音パルスVaの
カウント動作は呼出し音信号を0.5sec遅延させた
信号Vd(第2図dに示す信号)の立ち上がりに同
期して行なわれる。また、第1の回数判定手段4
では、1回目のダイヤリングによる呼出しの中止
されたことが検出された時点までに回数検出手段
3にてカウントされた受信回数と暗証回数との一
致が判定され、このダイヤリングに対応する呼出
し音信号の受信回数が暗証回数と異なつておれば
暗証一致信号Veは出力されない。
いま、制御側の電話機の受話器をオフフツクし
て被制御側の電話機の電話番号をダイヤリングす
ると、被制御側に対して電話局から電話回線1を
介して呼出し音信号が送出される。制御側では、
この1回目のダイヤリングに対する呼出し音信号
の回数が予め設定された暗証回数(実施例では3
回)に達したときに、受話器をオンフツクにして
1回目のダイヤリングによる呼出しを中止する。
このとき、被制御側では、1回目のダイヤリング
による呼出し音信号の受信回数と暗証回数とが一
致しているので、第1の回数判定手段4から第2
図eに示すような暗証一致信号Veが出力される。
次に、制御側で、被制御側の電話番号を改めてダ
イヤリング(例えばリダイアヤル機能を利用す
る)して2回目の呼出し音番号が2回発性された
ときに、受話器をオンフツクにして2回目のダイ
ヤリングにより呼出しを中止すると、被制御側で
は、この2回目のダイヤリングに対応する呼出し
音信号の受信回数が第2の判定手段5にて判定さ
れて負荷選択信号が出力され、負荷制御手段7が
被選択負荷11(この場合2番目の負荷)の制御
可能状態にセツトされる。次に、制御側で、被制
御側の電話番号を再度ダイヤリングして予め設定
された暗証回数(実施例では5回)以上の呼出し
音信号を発生させると、この3回目のダイヤリン
グに対応する呼出し音信号が5回受信された時点
で第3の回数判定手段6から負荷の動作状態を反
転する第2図fに示すような負荷制御信号Vfが
出力される。この負荷制御信号Vfによつて負荷
制御手段7の被選択負荷制御用ラツチングリレー
が反転駆動され、被選択負荷11の動作状態が反
転(オン→オフ、オフ→オン)される。被選択負
荷11の反転制御後の動作状態は動作検出手段8
によつて検出され、動作検出信号が返信制御手段
9に入力される。返信制御手段9では、被選択負
荷11の動作状態に応じて電話回線1を通話状態
にするタイミングを設定するようになつており、
実施例では被選択負荷11がオンの場合には呼出
し音信号が7回得られた時点、負荷11がオフの
場合には呼出し音信号が9回得られた時点で電話
回線1を通話状態になるように返信手段10を制
御し、動作確認信号を制御側に返信させるように
なつている。したがつて、制御側では3回目のダ
イヤリシグに対する呼出し音信号が何回発生され
たときに通話状態となるかによつて被制御負荷1
1の動作状態を確認できることになる。第2図g
は通話制御信号Vgを示すものであり、実線は負
荷11がオン状態の場合の通話タイミング、点線
は負荷11がオフ状態の場合の通話タイミングで
あり、電話回線1を通話状態にする時間は実施例
では3秒程度に設定しているが、任意に設定でき
ることは言うまでもない。なお、被選択負荷11
が制御不能状態になつていることを制御側に伝達
する必要がある場合には、例えば3回目のダイヤ
リングに対する呼出し音信号が3回得られた時点
で電話回線1を通話状態にして故障信号を返信さ
せるようにしても良い。また、前回のダイヤリン
グによる呼出しが中止されてから、次回のダイヤ
リングによる呼出しが30秒以内に行なわれた場合
にのみ連続ダイヤリングによる制御と見なすこと
により、通常電話時(非制御時)の呼出し音信号
による誤動作を防止するようになつている。すな
わち、前回のダイヤリングに対応する呼出し音信
号の受信回数の判定結果を30秒だけ有効として、
誤動作を防止するようになつており、第2図bは
ダイヤリングの連続性検出信号Vbであり、“L”
レベルの間ダイヤリングの連続性が保証され、
“H”レベルになつた時点で前回のダイヤリング
による呼出し音信号の受信回数の判定結果がキヤ
ンセルされるようになつている。
第3図は具体回路例を示すもので、呼出し音検
出手段2は、リンガー回路IC1、トランジスタ
Q1、ツエナーダイオードZD1、フオトカプラPC1
およびインバータI1、I2にて形成されている。こ
の呼出し音検出手段から出力される呼出し音パル
スVaはタイマー回路12,13に入力され、イ
ンバータI3〜I5よりなるタイマー回路12では、
呼出し音信号が3秒以上得られなかつた場合に
は、ダイヤリングによる呼出しが中止されたもの
と判定し、インバータI6〜I8よりなるタイマー回
路13では、30秒以上次のダイヤリングによる呼
出し音信号が得られなかつた場合には連続ダイヤ
リングでないと判定してリセツト信号を出力す
る。上記タイマー回路12,13から出力される
リセツト信号は第2図b,cに示すような信号で
ある。回数検出手段3はシフトカウンタCO1
CO3にて形成されており、インバータI9、I10より
なる遅延回路14から出力される第2図dに示す
ような遅延呼出し音パルスVdをカウントするよ
うになつている。第1の回数判定手段4は、第1
の暗証回数を設定するデイツプスイツチよりなる
暗証設定スイツチSW1、アンド回路A1およびフ
リツプフロツプFF1、FF2にて形成されており、
第2の回数判定手段5は、第2の暗証回数を設定
するデイツプスイツチよりなる暗証設定スイツチ
SW2、アンド回路A2およびフリツプフロツプ
FF3、FF4にて形成されている。第3の回数判定
手段6は、シフトカウンタCO3にて兼用されてお
り、呼出し音信号が2回発生されたときに“H”
になる第2出力を負荷制御指令の判定出力として
いる。負荷制御手段7はアンド回路A4、A5、ト
ランジスタQ3、Q5およびフオトカプラPC2、PC3
にて形成されており、3回目のダイヤリングによ
る呼出し音信号が1回発生されたときに、例えば
負荷11に内蔵されているオンオフ制御用のリモ
コンリレーを駆動する負荷制御信号を発生させる
ようになつている。返信制御手段9は、フオトカ
プラPC4、トランジスタQ7、フリツプフロツプ
FF6、アンド回路A6、A7にて形成されており、
シフトカウンタCO3の第2あるいは第4出力が得
られたときに返信信号Vgを発生させるようにな
つている。返信手段10は、アンド回路A8、ド
ライブトランジスタQ8、リレーRY1にて形成さ
れており、返信信号Vgが“H”になつたとき、
リレー接点r1をオンして電話回線1に抵抗Rを接
続することにより、電話回線1を通話状態に設定
して制御確認信号を制御側に返信するようになつ
ている。図中、リセツト回路15はフリツプフロ
ツプFF7、アンド回路A9およびインバータI12
I13にて形成されている。また、監視入力端子
IN1、IN1′には負荷11の動作状態を示す信号が
入力され、制御出力端子O1、O1′、O2、O2′には
それぞれ負荷オン制御信号、負荷オフ制御信号が
出力される。
以下、実施例の動作について具体的に説明す
る。いま、各ダイヤリングに対応して発生される
呼出し音信号は電話回線1を介して被制御側に伝
送され、呼出し音検出手段2にて検出される。こ
こに、呼出し音検出手段2では、呼出し音信号を
受信した場合にリンガー回路IC1で800Hzの信号に
変換されるとともに、フオトカプラPC1を介して
波形整形回路に入力され、呼出し音信号に対応し
た呼出し音パルスVaが出力されるようになつて
いる。この呼出し音パルスVaは遅延回路13に
て0.5sec遅延されて遅延呼出し音パルスVdが発
生される。第1、第2の回数判定手段5,6では
1回目、2回目のダイヤリングに対応するシフト
カウンタCO1、CO2のカウント値がデイツプスイ
ツチによる暗証回数と一致するかどうかがフリツ
プフロツプFF2、FF4にてタイマー回路12から
出力されるリセツト信号の各立ち上がり時点で判
定され、共に一致している場合には暗証一致信号
Veが出力される。次に、3回目のダイヤリング
に対応する呼出し音信号はシフトカウンタCO3
カウントされ、呼出し音信号が1回発生された時
点で負荷11を反転制御する負荷制御信号が負荷
制御手段7を介して出力されるとともに、返信制
御手段9および返信手段10を介して負荷11の
制御確認信号が所定タイミング(2回目の呼出し
音信号→負荷11をオン制御、4回目の呼出し音
信号→負荷11をオフ制御)で通話状態にするこ
とにより返信される。
[発明の効果] 本発明は上述のように、制御側からの1回目の
ダイヤリングに対応する呼び出し音信号の受信回
数が予め設定された暗証回数と一致したときに暗
証一致信号を出力する第1の回数判定手段と、1
回目のダイヤリングによる暗証一致信号が得られ
た後の2回目のダイヤリングに対応する呼出し音
信号の受信回数が予め設定された暗礁回数になつ
たとき被選択負荷の動作状態を反転制御する負荷
制御信号を出力する第3の回数判定手段と、負荷
制御信号により制御された被制御負荷の動作状態
を検出して3回目のダイヤリング時におけるそれ
ぞれ異なつた所定タイミングで電話回線を一定時
間だけ通話状態にして負荷のオン、オフ状態を示
す動作確認信号を返信する返信手段と構成されて
おり、制御側からのダイヤリングによる呼出し音
信号の受信回数によつて負荷を制御しているの
で、特別な制御信号送信手段および通話切り換え
手段を必要とせず任意の電話機から負荷を制御す
ることができ、構成が簡単になつてコストを安く
することができるとともに、また、1回目のダイ
ヤリングに対応した呼出し音信号の受信回数を判
定することによつて正規の制御信号かどうかをチ
エツクた後、制御データを受け付けるようにして
いるので、間違い電話あるいはいたずら電話など
による誤動作が起き難いという効果があり、さら
にまた、2回目のダイヤリングによつて負荷を選
択できるようになつているので、複数の負荷を容
易に選択制御することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のブロツク回路図、第
2図は同上の動作説明図、第3図は同上の具体回
路図である。 1は電話回線、2は呼出し音信号検出手段、3
は回数検出手段、4,5,6は回数判定手段、7
は負荷制御手段、8は動作検出手段、9は返信制
御手段、10は返信手段、11は負荷である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御側からの1回目のダイヤリングに対応す
    る呼出し音信号の受信回数が予め設定された音証
    回数と一致したときに暗証一致信号を出力する第
    1の回数判定手段と、1回目のダイヤリングによ
    る暗証一致信号が得られた後の2回目のダイヤリ
    ングに対応する呼出し暗信号の受信回数に応じて
    負荷選択信号を出力する第2の回数判定手段と、
    3回目のダイヤリングによる呼出し音信号の受信
    回数が予め設定された暗証回数になつたとき被選
    択負荷の動作状態を反転制御する負荷制御信号を
    出力する第3の回数判定手段と、負荷制御信号に
    より制御された被制御負荷の動作状態を検出して
    3回目のダイヤリング時におけるそれぞれ異なつ
    た所定タイミングで電話回線を一定時間だけ通話
    状態にして負荷のオン、オフ状態を示す動作確認
    信号を返信する返信手段とより成るテレコントロ
    ール装置。
JP2043186A 1986-01-31 1986-01-31 テレコントロ−ル装置 Granted JPS62179263A (ja)

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JP2043186A JPS62179263A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 テレコントロ−ル装置

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JPS62179263A JPS62179263A (ja) 1987-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01252052A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 Isamu Miya ペット用電話機

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JPS62179263A (ja) 1987-08-06

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