JPH04314518A - 容器成形法 - Google Patents

容器成形法

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Publication number
JPH04314518A
JPH04314518A JP258991A JP258991A JPH04314518A JP H04314518 A JPH04314518 A JP H04314518A JP 258991 A JP258991 A JP 258991A JP 258991 A JP258991 A JP 258991A JP H04314518 A JPH04314518 A JP H04314518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parison
resin
rod
stem
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP258991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Shidara
設楽 義晴
Yoshimasa Umezawa
梅沢 祥巨
Akira Iwawaki
岩脇 章
Satoshi Araki
荒木 敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP258991A priority Critical patent/JPH04314518A/ja
Publication of JPH04314518A publication Critical patent/JPH04314518A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品や食品等の内容物
を保存するための容器に係り、特に、この成形精度及び
これを成形する際に内容物への汚染を防止した容器成形
法に関する。
【0002】
【従来の技術】液体の医薬品や食品等の内容物を充填す
る容器は一般に熱可塑性の樹脂をブロー成形によって成
形された容器に充填されて販売されている。このブロー
成形は樹脂を可塑化してパリソンを形成した後、このパ
リソンを鋳型に押し出し、内部にブローエアを吹き込ん
で所定の形状に成形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のブロ
ー成形では、(1)剛性を必要とする容器の口元部の成
形精度が悪かった。特に、この口元部をネジキャップで
はなくヒートシールとした場合、その開口や針孔穿口作
業が難しかった。(2)また、容器の胴部の薄肉化に限
界があり、そのため胴部のパリソン延伸率が小さかった
。(3)さらに、パリソンに吹き込むブローエアにゴミ
等が含まれていると、成形された容器の内面にこのゴミ
等が付着してしまい、充填された内容物を汚染してしま
う虞があった。
【0004】そこで、本発明は上記課題を有効に解決す
るために案出されたものであり、その目的は容器の口元
部の成形精度と胴部のパリソン延伸率を向上させると共
に、ブローエアを必要としない容器成形法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は樹脂を押出すヘッドの内部に上下動自在にロ
ッドを設け、他方、上記ヘッドの下部に上下動自在にス
テムを配置し、該ステムと上記ロッド下端にキャビティ
を形成し、上記ヘッドより該キャビティ内に樹脂を充填
した後、さらに樹脂を押出すと共に、上記ステムとロッ
ドとを同一速度で下降させ、かつその下降速度を上記樹
脂の押出し速度より速くして薄肉状に押出されたパリソ
ンを形成し、該パリソンの外周を囲繞するように金型を
配置した後、該金型の内面と上記パリソン間を真空吸引
して上記薄肉化したパリソンを上記金型内面に吸引成形
したものである。
【0006】
【作用】本発明はステムとロッドで形成されるキャビテ
ィ内に樹脂を充填することで容器の口元部を成形したた
め、所望の肉厚の口元部を得ることができると共に、そ
の成形精度も高くなる。また、上記キャビティ内に樹脂
を充填した後、さらに樹脂を押出すと共に、上記ステム
とロッドとを同一速度で下降させ、かつその下降速度を
上記樹脂の押出し速度より速くすることで、パリソンの
薄肉化が達成される。従って、このステムとロッドと樹
脂の押出し速度をコントロールすることでパリソンの肉
厚を所望の値にすることができる。また、このパリソン
はその外周を囲繞するように金型を配置した後、この金
型の内面と上記パリソン間を真空吸引することで、パリ
ソンが金型の内面に密着し、所定の形状に形成されるこ
とになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0008】本発明に係る容器成形法は図1に示すよう
な容器成形器1によって成形されることになる。図示す
るように、この容器成形器1は樹脂Jを押出すヘッド2
と、この内部を上下動自在に設けられたロッド3と、ヘ
ッド2の下部に上下動自在に配置されたステム4と、二
分割された金型5a、5bとから主に構成されている。 また、この容器成形器1は図5〜図7に示すように、複
数一列に並べて配置されており、押出機6から押出され
た樹脂Jがニードル弁7で流量を調節された後、分岐流
路8を介して容器成形器1にそれぞれ、供給されるよう
になっている。
【0009】このヘッド2は図1に示すように、円筒状
の外筒9内に所定の間隔を隔てて内筒10が固定して設
けてあり、さらにこの内筒10の内部にはロッド3が外
筒9の下端を貫通して上下動自在に挿通している。また
、外筒9と内筒10の間隔にはプランジャ11とアキュ
ムレータ12が形成してあり、このプランジャ11によ
ってアキュムレータ12に蓄えられた樹脂Jを外筒9の
下部開口部13とロッド3の隙間からヘッド2の下部に
押出すようになっている。
【0010】また、ロッド3の下部にはガイド14に沿
って上下動できるステム4が設けられており、このステ
ム4とロッド3の下端にキャビティ15が形成されてい
る。 本実施例ではこのキャビティ15内に充填された樹脂J
が成形される容器の口元部に相当することになる。
【0011】また、このステム4とロッド3はガイド1
4に沿って同一速度で下降するようになっており、図2
に示すように、ステム4とロッド3を下降させることで
形成されたパリソン16の外周を囲繞するように金型5
a、5bが配置されるようになっている。そして、この
パリソン16が成形される容器の胴部に相当することに
なる。 この金型5a、5bはその内面に所定の形状が形成され
ており、左右に二分割できるようになっている。また、
この金型5a、5bの内面には真空吸引機(図示せず)
が設けられており、金型5a、5b内の空気を吸い込む
ようになっている。
【0012】次に、本実施例の作用を述べる。
【0013】図5〜図7に示すように、押出機6から押
出された樹脂Jはニードル弁7によってその流量を調節
された後、分岐流路8を介してそれぞれの容器成形器1
に送られ、図1に示すヘッド2のアキュムレータ12内
に蓄えられる。
【0014】このように、アキュムレータ12に蓄えら
れた樹脂Jは図1に示すように、プランジャ11によっ
てヘッド2の下部開口部13より押出され、ステム4と
ロッド3の下端に形成されたキャビティ15に充填され
て、容器の口元部を形成する。一般に、容器の口元部は
剛性が必要であり、そのため所望の肉厚はこのキャビテ
ィ15の大きさを調節することによって可能となる。
【0015】次に、図2に示すように、さらにヘッド2
の下部開口部13から樹脂Jを押出しつつ、ステム4と
ロッド3を同一速度で垂直に下降させてパリソン16を
形成する。この時、ステム4とロッド3の下降速度はア
キュムレータ12からの樹脂Jの押出し速度より速くす
ることでパリソン16の薄肉化を図る。すなわち、一般
に容器の胴部はスクイズ性を与えるため、薄肉が好まし
く、ステム4とロッド3の下降速度と樹脂Jの押出速度
をコントロールすることでパリソン16の薄肉化が可能
となる。
【0016】次に、このパリソン16が所定の長さにな
ったなら、ステム4とロッド3の下降を停止し、このパ
リソン16の外周を囲繞するように金型5a,5bを配
置して閉じた後、真空吸引機(図示せず)によって金型
5a,5b内の空気を吸引する。すると、図3に示すよ
うに、パリソン16は金型5a,5bの内面に沿って吸
引密着し、所定の形状に吸引成形される。そして、成形
された容器17を冷却して固化した後、金型5a,5b
を開くと共にロッド3を引き抜き、図4に示すように、
保持手段18に保持した状態で容器17の底部、すなわ
ちロッド3を引き抜いた開口部19から容器17内に充
填ピン20を差し込み、この充填ピン20から容器17
内に内容物を充填する。そして、容器17内に内容物が
所定量、充填されたなら充填ピン20を引き抜き、この
開口部19をヒートピンチ装置21によってヒートシー
ルし、容器17を密閉する。
【0017】このように、本発明ではステム4とロッド
3によって口元部を成形精度の高い厚肉とすることがで
き、また胴部をステム4とロッド3の降下速度と樹脂J
の押出速度をコントロールすることで薄肉化が可能とな
る。また、成形された容器17の胴部の成形はブローエ
アを使用しないため、容器17内にゴミ等の汚染物質が
付着する虞を回避できる。
【0018】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、以下の如
く優れた効果を有する。
【0019】(1) 容器15の口元部を成形精度の高
い厚肉とすることが可能となって口元部の開口、穿孔が
正確にできる。また、胴部の薄肉化が可能となってスク
イズ性が向上し、高品質の容器を提供できる。
【0020】(2) 容器内面の汚染がなくなるため、
容器の殺菌、洗浄等の作業が不要となり、作業効率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器成形器の要部拡大断面図であ
る。
【図2】ステムとロッドを下降させ、パリソンを形成し
た状態を示す断面図である。
【図3】形成されたパリソンを金型に密着させて所定の
形状に形成した状態を示す断面図である。
【図4】成形された容器を保持手段によって保持し、内
容物を充填した状態を示す概略図である。
【図5】容器成形器を配列した状態を示す平面図である
【図6】
【図5】の正面図である。
【図7】
【図6】の側面図である。
【符号の説明】
2  ヘッド 3  ロッド 4  ステム 5a,5b  金型 15  キャビティ 16  パリソン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  樹脂を押出すヘッドの内部に上下動自
    在にロッドを設け、他方、上記ヘッドの下部に上下動自
    在にステムを配置し、該ステムと上記ロッド下端にキャ
    ビティを形成し、上記ヘッドより該キャビティ内に樹脂
    を充填した後、さらに樹脂を押出すと共に、上記ステム
    とロッドとを同一速度で下降させ、かつその下降速度を
    上記樹脂の押出し速度より速くして薄肉状に押出された
    パリソンを形成し、該パリソンの外周を囲繞するように
    金型を配置した後、該金型の内面と上記パリソン間を真
    空吸引して上記薄肉化したパリソンを上記金型内面に吸
    引成形することを特徴とする容器成形法。
JP258991A 1991-01-14 1991-01-14 容器成形法 Pending JPH04314518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP258991A JPH04314518A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 容器成形法

Applications Claiming Priority (1)

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JP258991A JPH04314518A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 容器成形法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04314518A true JPH04314518A (ja) 1992-11-05

Family

ID=11533569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP258991A Pending JPH04314518A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 容器成形法

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JP (1) JPH04314518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5972277A (en) * 1998-01-17 1999-10-26 Mayfield; Todd A Methodology for blow molding container with integral collapsible spout

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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