JPH04314475A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH04314475A
JPH04314475A JP10874091A JP10874091A JPH04314475A JP H04314475 A JPH04314475 A JP H04314475A JP 10874091 A JP10874091 A JP 10874091A JP 10874091 A JP10874091 A JP 10874091A JP H04314475 A JPH04314475 A JP H04314475A
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JP
Japan
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time
winning device
electric winning
opening
seconds
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Application number
JP10874091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、玉受部材の開放時間
が予め定められた所定時間内に設定される複数の電動入
賞装置を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、玉受部材の開放時間が予め定めら
れた所定時間内に設定される複数の電動入賞装置を備え
た弾球遊技機が市場に多数提案されていた。このような
弾球遊技機における電動入賞装置は、その多くが設定さ
れた所定時間の間連続して開放するように制御されるも
のであった。例えば、複数の電動入賞装置を所定時間が
重複するように開放させたり、あるいは、複数の電動入
賞装置を順次所定時間ずつ開放させたりしていた。しか
して、前者の複数の電動入賞装置を所定時間が重複する
ように開放させる場合には、1つの電動入賞装置を所定
時間開放したときに入賞する入賞玉数よりも僅かに多い
入賞玉を得るだけであり、後者の複数の電動入賞装置を
順次所定時間ずつ開放させる場合には、1つの電動入賞
装置を所定時間開放したときに入賞する入賞玉数に電動
入賞装置の数を掛けた数の入賞玉を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、複数の電動
入賞装置を備えた弾球遊技機においては、後者の方法で
電動入賞装置を開放制御した方が多くの入賞玉を得るこ
とができるため、遊技者の人気を獲得することができる
が、その場合であっても、獲得できる入賞玉数は、電動
入賞装置の数に依存するものであった。この場合、電動
入賞装置を多く設けようとしても弾球遊技機の遊技盤の
大きさは一定であり、遊技盤に設けられる電動入賞装置
の数もあまり多くすることもできない。この発明は、上
記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするとこ
ろは、決められた数の電動入賞装置でもって最大限の入
賞玉を獲得することができる弾球遊技機を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明においては、玉受部材の開放時間が予
め定められた所定時間内に設定される複数の電動入賞装
置を備えた弾球遊技機において、前記複数の電動入賞装
置は、主電動入賞装置と、該主電動入賞装置への打玉の
入賞に基づいて開放される副電動入賞装置と、に分類さ
れ、前記主電動入賞装置における前記所定時間内の開放
時間を複数個に分割すると共に、その分割された各開放
時間に対応する主電動入賞装置の開放動作が前記副電動
入賞装置の前記所定時間内の開放時間とほぼ同じ時間間
隔を置いて行われるように開放制御されることを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】主電動入賞装置の分割された開放時間における
主電動入賞装置の開放により打球が入賞すると、副電動
入賞装置が所定時間開放する。そして、副電動入賞装置
の所定時間の開放が終了する前後に再度主電動入賞装置
が分割された開放時間だけ開放し、その開放中に打球が
入賞すると、再度副電動入賞装置が所定時間開放する。 つまり、主電動入賞装置の分割された開放時間の回数分
だけ副電動入賞装置を開放することができる。例えば、
1個の主電動入賞装置と1個の副電動入賞装置とを備え
、それぞれの電動入賞装置が所定時間として6秒開放す
ることができるものとした場合、副電動入賞装置を連続
して6秒開放するようにし、主電動入賞装置の開放時間
を六等分して1回の開放動作における開放時間を1秒と
する。この場合、まず、主電動入賞装置の1回目の1秒
の開放により打球が受け入れられたときには、副電動入
賞装置が6秒間開放し、その開放が終了する前後に再度
主電動入賞装置が1秒開放し、その開放により打球が受
け入れられたときには、再度副電動入賞装置が6秒間開
放する。そして、そのような開放を主電動入賞装置の分
割された時間の回数(6回)繰り返すころができるので
、結局2つの電動入賞装置だけを備えたものであっても
6つの電動入賞装置の所定時間の開放が順次的に行われ
たと同等な入賞玉数を獲得することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。まず、図1を参照して実施例に係る複
数の電動入賞装置が応用される弾球遊技機(図示の場合
、パチンコ遊技機)の遊技盤1の構成について説明する
。遊技盤1にほぼ円状に植立された区画レール2によっ
て遊技領域3が構成され、該遊技領域3の中央上部に普
通図柄表示装置4が配置されている。この普通図柄表示
装置4は、複数(図示では2つ)の普通図柄表示LED
5a,5b(図示ではドット・マトリックス・ディスプ
レイを使用)を有している。普通図柄表示LED5a,
5bは、「0〜9」までの10個の数字と、「A、E、
J、H、P、L」の6個の英文字を順次的に可変表示可
能であり、後述する普通図柄作動口8への打玉の入賞に
基づいて可変表示を開始し、所定時間(例えば、6.1
〜6.7秒)経過したときに、まず左側の普通図柄表示
LED5aが停止し、次に僅かに遅れて右側の普通図柄
表示LED5bが停止するようになっている。この可変
表示制御及び停止制御については、後に詳述する。
【0007】しかして、普通図柄表示LED5a,5b
の可変停止時に表示される図柄が予め定めた図柄の組合
せ(例えば、「3、3」又は「7、7」)であるときに
は、当りと判定されて後述する中央普通電動入賞装置1
1を開放するようになっている。なお、先に停止する左
側の普通図柄表示LED5aに表示される図柄が当り図
柄の場合には、後で停止する右側の普通図柄表示LED
5bの停止制御が通常の場合(5aに当り図柄以外の図
柄が表示された場合)と異なる。このような状態をリー
チ状態という。
【0008】また、普通図柄表示装置4には、その上部
に通常の入賞口7が設けられ、該入賞口7の下方に複数
(4つ)の記憶表示LED6が設けられている。この記
憶表示LED6は、普通図柄表示装置4の可変表示中又
は後述する中央普通電動入賞装置11の作動中に普通図
柄作動口8に入賞した打玉数を記憶表示するもので、最
高4個まで記憶できるようになっている。そして、記憶
表示LED6に記憶表示される数だけ普通図柄表示装置
4の可変表示動作を行うことができる。
【0009】上記した普通図柄表示装置4の下方には、
普通図柄作動口8が設けられている。この普通図柄作動
口8は、前記したように普通図柄表示装置4の普通図柄
表示LED5a,5bの可変表示を開始させるものであ
り、このため、入賞した打玉を検出する普通図柄スイッ
チ9が内蔵されている。なお、普通図柄作動口8に入賞
した入賞玉によって払い出される景品玉数は、他の入賞
口又は入賞装置によって払い出される景品玉数(例えば
、15個)よりも少ない玉数(例えば、7個)に設定さ
れている。
【0010】更に、普通図柄作動口8の下方に複数(4
つ)の普通電動入賞装置10、1112a,12bが逆
T字状に配置されている。これらの普通電動入賞装置1
0、11、12a,12bは、ほぼ同じ構造を有して構
成されており、その構造について普通電動入賞装置10
を例にとって説明すれば、一対の玉受部材13a,13
bを有し、その一対の玉受部材13a,13bを図2に
示すように、揺動自在に軸支された作動レバー14を介
して電動役物用ソレノイド15によって開閉制御される
構造となっている。しかして、他の各普通電動入賞装置
11、12a,12bにも電動役物用ソレノイド16、
17a,17bが対応して設けられている。
【0011】しかして、電動役物用ソレノイド15、1
6、17a,17bがONされたときには、作動レバー
14の後端が押し下げられてその先端で玉受部材13a
,13bを傾動させて打玉を入賞し易くし、電動役物用
ソレノイド15、16、17a,17bがOFFされた
ときには、作動レバー14の後端が持ち上げられてその
先端で玉受部材13a,13bを起立させて打玉を入賞
し難くする。したがって、電動役物用ソレノイド15、
16、17a,17bをONする時間によって普通電動
入賞装置10、11、12a,12bの開放時間が設定
される。そして、各普通電動入賞装置10、11、12
a,12bの開放時間は、予め定めた所定時間T(例え
ば、6秒)の範囲内のある時間にそれぞれ設定されてい
る。本実施例においては、上部普通電動入賞装置10の
開放時間が5.6秒に設定され、中央普通電動入賞装置
11の開放時間が4.9秒に設定され、左右普通電動入
賞装置12a,12bの開放時間が5.7秒に設定され
ている。なお、玉受部材13a,13bが起立した状態
では、図示しないが玉受部材13a,13bの上部に障
害釘が植立されて打玉の入賞を阻止している。
【0012】また、複数の普通電動入賞装置10、11
、12a,12bの相互の関係は、以下のようになって
いる。まず、垂直方向センターライン上に配置される上
部普通電動入賞装置10と中央普通電動入賞装置11と
の関係は、前記普通図柄表示装置4の表示結果が当りと
なって中央普通電動入賞装置11が開放し、その開放中
に打玉が入賞すると、上部普通電動入賞装置10が開放
する。したがって、上部普通電動入賞装置10と中央普
通電動入賞装置11との関係においては、中央普通電動
入賞装置11が主電動入賞装置となり、上部普通電動入
賞装置10が副電動入賞装置となる。
【0013】次に、上部普通電動入賞装置10と下部水
平ライン上に配置される左右普通電動入賞装置12a,
12bとの関係は、上部普通電動入賞装置10の開放中
に打玉が入賞すると、左右普通電動入賞装置12a,1
2bが開放する。したがって、上部普通電動入賞装置1
0と左右普通電動入賞装置12a,12bとの関係にお
いては、上部普通電動入賞装置10が主電動入賞装置と
なり、左右普通電動入賞装置12a,12bが副電動入
賞装置となる。
【0014】しかして、上記した主電動入賞装置は、主
電動入賞装置における前記した所定時間内の開放時間を
複数個に分割すると共に、その分割された各開放時間に
対応する主電動入賞装置の開放動作が副電動入賞装置の
前記した所定時間内の開放時間とほぼ同じ時間間隔を置
いて行われるように開放制御されるようになっている。 つまり、上部普通電動入賞装置10と中央普通電動入賞
装置11との関係において、主電動入賞装置11の開放
時間が複数個(本実施例の場合には、2.5秒と2.4
秒の2個)に分割され、その分割された開放時間に対応
する複数回の開放動作が副電動入賞装置10の開放時間
(後述するように実際は、5.6秒であるが、その5.
6秒を約23.9秒かけて間欠的に開放している)とほ
ぼ同じ時間間隔(後述するように約25秒)を置いて開
放される。また、上部普通電動入賞装置10と左右普通
電動入賞装置12a,12bとの関係において、主電動
入賞装置10の開放時間が複数個(本実施例の場合には
、1.4秒が6個)に分割され、その分割された開放時
間に対応する複数回の開放動作が副電動入賞装置12a
,12bの開放時間(5.7秒)とほぼ同じ時間間隔(
後述するように5.6秒)を置いて開放される。
【0015】上記のように複数の普通電動入賞装置10
、11、12a,12bは、主電動入賞装置と副電動入
賞装置とに分類されるが、主電動入賞装置を構成する中
央普通電動入賞装置11と上部普通電動入賞装置10に
は、入賞した打玉を検出する電動役物スイッチ19、1
8が付設されており、その検出出力に基づいて副電動入
賞装置の開放が行われる。また、複数の普通電動入賞装
置10、11、12a,12bのそれぞれには、その下
部に電動役物LED20、21、22a,22bが付設
され、当該普通電動入賞装置の作動時、又は他の関連す
る普通電動入賞装置の作動時等に点灯又は点滅するよう
になっている。
【0016】遊技領域3には、上記した普通図柄表示装
置4、普通図柄作動口8や普通電動入賞装置10、11
、12a,12b以外に、入賞口23a,23b、24
a,24b、25が設けられている。入賞口23a,2
3bは、上部普通電動入賞装置10の左右側方に配置さ
れ、その下部に肩ランプ26a,26bが内蔵されてい
る。また、入賞口24a,24bは、中央普通電動入賞
装置11の左右側方に配置され、その下部にランプ付き
風車が付設されている。ランプ付き風車のランプは、袖
ランプ27a,27bと言われる。また、遊技領域3の
左右両端部には、サイドランプ28a,28bが配置さ
れ、遊技領域3の最下方には、入賞しなかった打玉を回
収するアウト口29が設けられている。上記した肩ラン
プ26a,26b、袖ランプ27a,27b、サイドラ
ンプ28a,28bは、前記普通図柄表示装置4や普通
電動入賞装置10、11、12a,12bの動作時に所
定の態様で表示駆動される。また、図示しないが、遊技
盤の打玉を誘導する誘導レールや前記区画レール2の外
側に設けられるレール飾りランプ41(図3に符号だけ
示す)や、弾球遊技機の前面上部に設けられる遊技効果
ランプ(図3に符号だけ示す)等も普通図柄表示装置4
や普通電動入賞装置10、11、12a,12bの動作
時に所定の態様で表示駆動される。また、図示しないが
弾球遊技機には、スピーカ42(図3に符号だけ示す)
が設けられ、遊技状態に応じた効果音を発生するように
なっている。
【0017】上記した遊技盤1に設けられる普通図柄表
示装置4や普通電動入賞装置10、11、12a,12
b等は、図3に示すマイクロコンピュータ30からなる
遊技制御回路によって制御される。図3は、遊技制御回
路をブロック構成で示した回路図である。図において、
遊技制御回路は、制御中枢としてのマイクロコンピュー
タ30を含み、このマイクロコンピュータ30には、制
御動作を所定の手順で実行することのできるMPU31
と、MPU31の動作プログラムデータを格納するRO
M33と、必要なデータの書き込み及び読出しができる
RAM32と、入出力回路34とを含んでいる。入出力
回路34には、スイッチ回路35を介して、普通図柄ス
イッチ9、電動役物スイッチ18、19がそれぞれ接続
され、LED回路36を介して普通図柄表示LED5a
,5b、記憶表示LED6、電動役物LED20、21
、22a,22bが接続され、ソレノイド回路37を介
して電動役物用ソレノイド15、16、17a,17b
が接続され、ランプ回路38を介して遊技効果ランプ4
0、サイドランプ28a,28b、肩ランプ26a,2
6b、袖ランプ27a,27b、レール飾りランプ41
が接続され、音回路39を介してスピーカ42が接続さ
れている。更に、上記した遊技制御回路には、電源回路
から各種の電圧が供給されている。
【0018】以上、説明した遊技制御回路の具体的な動
作の一例を図4乃至図10に示すタイミングチャート及
び説明図を参照して説明する。図4は、普通図柄作動口
8に打玉が入賞したときの普通図柄表示装置4の可変表
示制御を示すタイミングチャートである。図5は、打玉
が普通図柄作動口8に入賞したときに決定される当り図
柄の選択方法を説明する説明図である。図において、普
通図柄作動口8に打玉が入賞して普通図柄スイッチ9を
ONさせ、始動信号S1が導出されると、まず、0.0
04秒後にランダム4から1つの値が抽出される。ラン
ダム4は、図5に示すように、当り図柄か否かを決定す
るための第1段階のランダム数であり、電源投入後「0
〜45」の46通りの数値が刻々と変動している。しか
して、ランダム4から抽出された数値が例えば、「25
」であるときには、図4に示すように、始動信号S1導
出後、0.008秒後にランダム1から1つの値が抽出
され、「25」以外の数値の時には、次に説明する図柄
の決定処理が行われる。ランダム1は、図5に示すよう
に、当り図柄か否かを決定するための第2段階のランダ
ム数であり、電源投入後「0〜2」の3通りの数値が刻
々と変動している。しかして、ランダム1から抽出され
た数値が例えば、「1」であるときには、図5に示すよ
うに、ランダム4を再び抽出し、その値が奇数のとき普
通図柄表示LED5a,5bに表示される図柄を「7・
7」とし、偶数のとき「3・3」とする。一方、ランダ
ム1から抽出された数値が「1」以外の時には、次に説
明する図柄の決定処理が行われる。
【0019】更に、始動信号S1導出後、0.012秒
経過後にランダム2及びランダム3より1つの値が抽出
される。ランダム2は、普通図柄表示LED5aに停止
表示される図柄を決定するランダム数であり、電源投入
後「0〜15」の16通りの数値が刻々と変動している
。同様に、ランダム3は、普通図柄表示LED5bに停
止表示される図柄を決定するランダム数であり、電源投
入後「0〜15」の16通りの数値が刻々と変動してい
る。なお、ランダム2及びランダム3の「0〜15」ま
でのそれぞれの数値に前記した16種類の図柄を対応さ
せている。また、ランダム2及びランダム3から抽出し
た数値に基づく図柄の組合せが「3・3」又は「7・7
」の当り図柄となってしまった時には、ランダム3の値
に「1」を加算して「3・4」又は「7・8」とし、当
り図柄からはずして表示する。
【0020】上記したように、始動信号S1が導出され
た後、普通図柄表示LED5a,5bに表示される図柄
が当りか否かが決定されると共に、停止時に表示される
図柄も決定され、それらの決定が終了した後(本実施例
においては、始動信号S1導出後0.016秒経過後)
、普通図柄表示LED5a,5bの変動が同時に開始さ
れる。しかして、一方の普通図柄表示LED5aの変動
表示においては、基本時間(5.000秒〜5.600
秒;0.040秒毎に16段階のいずれかが抽出)の間
、図柄の変動速度が0.020秒に設定されている。そ
して、基本時間の終了と同時に停止図柄に2図柄を加え
た図柄をセットし、その後、変動速度が0.080秒に
設定されて一定時間(1.120秒)変動表示されて停
止する。なお、この一定時間の間に変動表示される図柄
の数は、当然のことながら14図柄となり、このため、
停止時に表示される図柄は、「停止図柄+2図柄+14
図柄=停止図柄」となる。
【0021】一方、他方の普通図柄表示LED5bの変
動表示においては、最初に停止する普通図柄表示LED
5aに表示される停止図柄が当り図柄でないとき(リー
チ状態でないとき)と、当り図柄であるとき(リーチ状
態のとき)とでは、異なる態様で変動表示される。そこ
で、まずリーチ状態でないときの変動表示について説明
すると、基本時間として最初に停止する普通図柄表示L
ED5aの変動が停止するまでの時間が設定され、その
基本時間の間変動速度が0.040秒に設定されて変動
表示している。そして、基本時間終了後、微小時間(0
.004秒)経過後に、停止図柄に2図柄を加えた図柄
をセットし、その後、変動速度が0.080秒に設定さ
れて一定時間(1.120秒)変動表示されて停止する
。なお、この一定時間の間に変動表示される図柄の数は
、当然のことながら14図柄となり、このため、停止時
に表示される図柄は、「停止図柄+2図柄+14図柄=
停止図柄」となる。
【0022】次に、リーチ状態のときの変動表示につい
て説明すると、最初に停止する普通図柄表示LED5a
の変動が停止するまでの間、変動速度が0.040秒に
設定されて変動表示しており、その時間が経過した後、
変動速度が最も変動速度の遅い速度である0.400秒
に設定され、1周期分の図柄(16図柄)を変動表示(
したがって、6.400秒が経過する)する。そして、
変動開始後1周期分の図柄の変動表示が終了するまでが
基本時間とされ、その基本時間が経過した後、停止図柄
と一致するまで変動表示する。この場合、停止図柄と一
致するまでであるので、その停止時間は、0.000秒
〜6.000秒までの間である。
【0023】上記のようにして普通図柄表示装置4の普
通図柄表示LED5a,5bが変動表示を停止した以降
の遊技が図6及び図7に示される。図6は、停止図柄が
当りとなった場合の中央普通電動入賞装置11(以下、
普通電動役物11と称す)の動作を示すタイミングチャ
ートであり、図7は、停止図柄が外れとなった場合であ
って始動入賞記憶がある場合の普通図柄表示装置4の変
動表示態様を示すタイミングチャートである。そこで、
先に図7を参照して、外れの場合について説明すると、
2つの普通図柄表示LED5a,5bの変動表示が停止
した後、一定時間(1秒)が経過した時点で確認のため
、停止図柄の組合せが当りであるか否かの判定が行われ
る。その結果、外れと判定されたときには、一定時間(
0.976秒)の間、外れである旨の効果音を発生させ
、その効果音の停止後、再度普通図柄表示装置4の普通
図柄表示LED5a,5bの変動表示を開始する。
【0024】次に図6を参照して、当りの場合について
説明すると、2つの普通図柄表示LED5a,5bの変
動表示が停止した後、一定時間(1秒)が経過した時点
で確認のため、停止図柄の組合せが当りであるか否かの
判定が行われる。その結果、当りと判定されたときには
、普通電動役物11が2回に分けて開放される。この場
合、1回目の開放は、判定後比較的長く設定された一定
時間(9.968秒)が経過した後にT1(2.500
秒)時間行われ、その後、T3(25.00秒)時間の
間隔を置いて2回目の開放がT2(2.400秒)時間
行われる。そして、T2時間の経過した後において、始
動入賞記憶がある場合でも直ちに普通図柄表示装置4の
普通図柄表示LED5a,5bの変動表示が開始される
のではなく、比較的長く設定された一定時間(9.99
6秒)が経過した後に変動表示が開始される。このよう
に、2回の開放動作の前後に比較的長い時間を設定した
のは、連続して当り図柄が出現した場合であっても、後
述する上部普通電動入賞装置10(以下、普通電動役物
10と称す)及び下部普通電動入賞装置12a,12b
(以下、普通電動役物12a,12bと称す)の開放を
確実に行わせるためである。
【0025】また、前記2回の開放時間T1とT2の合
計時間は、所定時間Tの範囲内にあるべく、T1+T2
≦Tの関係を有し、また、2回の開放の間に設定される
間隔時間T3は、後述する普通電動役物10の開放がす
べて終了するまでにかかる時間(後述するように、実質
的に開放している時間は、5.6秒であるが、それが複
数個に分割されているので、見掛け上の開放が終了する
まで23.9秒かかる)とほぼ同じ時間が設定されてい
る。したがって、主電動入賞装置としての普通電動役物
11が開放して副電動入賞装置としての普通電動役物1
0を開放させた場合において、副電動入賞装置としての
普通電動役物10の開放が終了した後に、再度主電動入
賞装置としての普通電動役物11が開放して副電動入賞
装置としての普通電動役物10が開放されるチャンスが
与えられることになる。
【0026】上記のように普通電動役物11のそれぞれ
の開放中に打玉が普通電動役物11に入賞して電動役物
スイッチ19をONさせると、図8に示すように、開放
信号P1が導出される。図8は、普通電動役物11に打
玉が入賞したときの普通電動役物10の動作を示すタイ
ミングチャートである。図において、開放信号P1が導
出されると、普通電動役物10が4回に分けて開放され
る。この場合、1回目の開放は、導出後一定時間(1.
500秒)が経過した後にT4(1.400秒)時間行
われ、その後、T5(5.600秒)時間の間隔を置い
て2回目の開放がT4時間行われ、以下、T5の時間間
隔を置いて3回目、4回目の開放がT4時間行われる。
【0027】この場合、前記4回の開放時間T4の合計
時間は、所定時間Tの範囲内にあるべく、4×T4≦T
の関係を有し、また、それぞれの開放の間に設定される
間隔時間T5は、後述する普通電動役物12a,12b
の開放が終了するまでにかかる時間T6とほぼ同じ時間
が設定されている。したがって、主電動入賞装置として
の普通電動役物10が開放して副電動入賞装置としての
普通電動役物12a,12bを開放させた場合において
、副電動入賞装置としての普通電動役物12a,12b
の開放が終了する前後に、再度主電動入賞装置としての
普通電動役物10が開放して副電動入賞装置としての普
通電動役物12a,12bが開放されるチャンスが分割
された複数回分与えられることになる。
【0028】上記のように普通電動役物10のそれぞれ
の開放中に打玉が普通電動役物10に入賞して電動役物
スイッチ18をONさせると、図9に示すように、開放
信号Q1が導出される。図9は、普通電動役物10に打
玉が入賞したときの普通電動役物12a,12bの動作
を示すタイミングチャートである。図において、開放信
号Q1が導出されると、普通電動役物12a,12bが
連続してT6(5.7秒)時間開放される。この場合、
開放時間T6は、所定時間Tの範囲内にあるべく、T6
≦Tの関係を有している。そして、この場合、普通電動
役物12a,12bが所定時間内の開放時間を分割する
ことなく連続して開放しているため、1回の開放中に纏
まった入賞玉を得ることができる。
【0029】以上のように、本実施例においては、複数
の普通電動役物10、11、12a,12bを2組の主
電動入賞装置と副電動入賞装置との関係となるように設
定したことにより、最上位の主電動入賞装置である普通
電動役物11が開放される条件が成立したときには、最
下位の副電動入賞装置である普通電動役物12a,12
bが主電動入賞装置の開放時間の分割された回数分であ
る「2×4=8回」繰り返すことができ、遊技領域3に
配置される決められた数の電動入賞装置を有効に利用し
て多くの入賞玉を獲得することができる。
【0030】次に、図10を参照して、各遊技状態に応
じて表示される普通図柄表示LED5a,5bやランプ
、LED、及びスピーカ42の動作について説明する。 なお、図中、二重丸印は、変動状態を示し、丸印は、点
灯状態を示し、丸印の中にバツがある表示は、点滅状態
を示す。
【0031】まず、電源を投入した通常の遊技状態では
、普通図柄表示LED5a,5b(以下、図柄5a,5
bと称す)が0を点灯表示しているだけで、他のランプ
やLED、及びスピーカ42は、全く駆動されない。
【0032】次に、打玉が普通図柄作動口8に入賞した
ときには、一方の図柄5aが320msの周期で変動表
示し、他方の図柄5bが640msの周期で変動表示し
ている。また、このとき、肩ランプ26a,26b、サ
イドランプ28a,28b、袖ランプ27a,27b(
以下、盤面ランプと称す)は、200msの周期で点滅
し、記憶表示LED6は、普通図柄作動口8に入賞した
入賞玉数の記憶値に応じて左側より点灯表示される。 また、変動表示中を報知するための効果音Aが発生され
、図柄5a,5bの停止時には、効果音Bが発生される
【0033】更に、一方の図柄5aが停止してリーチ状
態となったときには、一方の図柄5aは、当然のことな
がら当り図柄である「3」又は「7」を点灯表示し、他
方の図柄5bは、6400msの周期で変動表示してい
る。また、このとき、盤面ランプは、100msの速い
周期で点滅表示されると共に、レール飾りランプ41も
100msの周期で点滅表示される。また、リーチ状態
を報知するために効果音Cが発生され、図柄5bの停止
時には、効果音Bが発生される。
【0034】図柄5a,5bの停止後、「3・3」又は
「7・7」以外が表示されているとき、即ち、外れのと
きには、図柄5a,5bには、停止した図柄を点灯表示
し、盤面ランプを92msの更に速い周期で点滅表示し
、外れである旨を報知するために効果音Dが発生される
【0035】図柄5a,5bの停止後、当り図柄が表示
されているときには、次に説明するように3つの段階に
分けられる。もちろん、この3つの段階中、図柄5a,
5bには、「3・3」又は「7・7」の当り図柄が点灯
表示されている。
【0036】当り後、第1段階、即ち、普通電動役物1
1の開放前の段階(9.968秒)においては、遊技効
果ランプ40及び電動役物LED20、21がON時間
が180msでOFF時間が540msの周期で点滅を
行い、盤面ランプ、レール飾りランプ41、及び電動役
物LED22a,22bが180ms間隔で点滅を行う
。また、このとき、効果音Eが発生される。
【0037】当り後、第2段階、即ち、普通電動役物1
1の開放中においては、すべてのランプ及びLEDが3
00msの周期で点滅を行う。また、このとき、効果音
Fが発生される。
【0038】当り後、第3段階、即ち、普通電動役物1
1の開放と開放の間(25秒)、又は普通電動役物11
の2回目の開放の終了後(9.996秒)においては、
すべてのランプ及びLEDが200msの周期で点滅を
行う。また、このとき、効果音Gが発生される。
【0039】上記した3つの段階中において、普通電動
役物10又は12a,12bの作動中となったときには
、電動役物LED22a,22bを除くランプ及びLE
Dが276msの周期で点滅を行う。また、このとき、
効果音Hが発生される。
【0040】以上、複数の普通電動入賞装置10、11
、12a,12bを含む弾球遊技機の構成及び作用につ
いて説明してきたが、本実施例によれば、複数の普通電
動役物10、11、12a,12bを2組の主電動入賞
装置と副電動入賞装置との関係となるように設定したこ
とにより、最上位の主電動入賞装置である普通電動役物
11が開放される条件が成立したときには、最下位の副
電動入賞装置である普通電動役物12a,12bが主電
動入賞装置の開放時間の分割された回数分繰り返すこと
ができ、遊技領域3に配置される決められた数の電動入
賞装置を有効に利用して多くの入賞玉を獲得することが
できる。
【0041】なお、上記した実施例では、電動入賞装置
として、一対の玉受部材13a,13bがソレノイドに
よって開放されるものを示したが、電気的駆動源によっ
て玉受部材が開放される形式のものであれば、どのよう
な構造を有するものでも良い。また、主電動入賞装置と
副電動入賞装置との関係が2組あるものを示したが、1
組であっても良いし、あるいは3組以上あるものでも良
い。また、主電動入賞装置の分割される開放時間をほぼ
等分したものを示したが、分割される時間が異なってい
ても良く、要は、分割された時間の合計が所定時間Tの
範囲内であれば良い。更に、電動入賞装置の個数も実施
例のように4個に限定されるものではなく、複数個であ
れば良い。また、本実施例では、電動入賞装置の開放が
時間だけで制御されるものを示したが、電動入賞装置へ
の入賞玉の個数だけで制御されるもの、又は時間と入賞
玉数のいずれか早い方の数値によって制御されるものに
も、本発明の技術思想を応用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなように
、本発明においては、複数の電動入賞装置を、主電動入
賞装置と、該主電動入賞装置への打玉の入賞に基づいて
開放される副電動入賞装置と、に分類し、主電動入賞装
置における所定時間内の開放時間を複数個に分割すると
共に、その分割された各開放時間に対応する主電動入賞
装置の開放動作が副電動入賞装置の所定時間内の開放時
間とほぼ同じ時間間隔を置いて行われるように開放制御
されるように構成したので、主電動入賞装置の分割され
た開放時間の回数分だけ副電動入賞装置を開放すること
ができ、遊技領域に配置される決められた数の電動入賞
装置を有効に利用して多くの入賞玉を獲得することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の遊技盤の構成を示す
正面図である。
【図2】遊技盤に配置される1つの電動入賞装置部分の
断面図である。
【図3】遊技動作を制御する遊技制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図4】普通図柄表示装置の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図5】普通図柄表示装置において、当り図柄の抽出方
法を説明する説明図である。
【図6】当りのときの主電動入賞装置の動作及び普通図
柄表示装置の作動を示すタイミングチャートである。
【図7】外れのときの普通図柄表示装置の作動を示すタ
イミングチャートである。
【図8】一の組の主電動入賞装置への打玉の入賞に基づ
く副電動入賞装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】他の組の主電動入賞装置への打玉の入賞に基づ
く副電動入賞装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】各遊技状態における図柄表示LED、ランプ
、LED、効果音の態様を示す一覧表図である。
【符号の説明】
10  上部普通電動入賞装置 11  中央普通電動入賞装置 12a,12b  下部普通電動入賞装置13a,13
b  玉受部材 15、16、17a,17b  電動役物用ソレノイド
18、19  電動役物スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  玉受部材の開放時間が予め定められた
    所定時間内に設定される複数の電動入賞装置を備えた弾
    球遊技機において、前記複数の電動入賞装置は、主電動
    入賞装置と、該主電動入賞装置への打玉の入賞に基づい
    て開放される副電動入賞装置と、に分類され、前記主電
    動入賞装置における前記所定時間内の開放時間を複数個
    に分割すると共に、その分割された各開放時間に対応す
    る主電動入賞装置の開放動作が前記副電動入賞装置の前
    記所定時間内の開放時間とほぼ同じ時間間隔を置いて行
    われるように開放制御されることを特徴とする弾球遊技
    機。
JP10874091A 1991-04-13 1991-04-13 弾球遊技機 Pending JPH04314475A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016154959A (ja) * 2016-06-07 2016-09-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 弾球遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016154959A (ja) * 2016-06-07 2016-09-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 弾球遊技機

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