JPH04314105A - 装置制御用調節器 - Google Patents

装置制御用調節器

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JPH04314105A
JPH04314105A JP3108769A JP10876991A JPH04314105A JP H04314105 A JPH04314105 A JP H04314105A JP 3108769 A JP3108769 A JP 3108769A JP 10876991 A JP10876991 A JP 10876991A JP H04314105 A JPH04314105 A JP H04314105A
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JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
output
operation amount
set value
electric furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP3108769A
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English (en)
Inventor
Takuji Kokubu
国府 拓治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気炉のようなプラ
ントを被制御対象とし、これの異常を検出するために利
用される装置制御用調節器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の調節器により被制御装置
の異常を検出するものの構成を図6に示す。同図におい
て、1は被制御装置としてのプラントである電気炉、2
は電気炉1の異常、たとえばヒータの断線を検出するセ
ンサである。3は上記電気炉1の出力である現在値と設
定値を比較する比較器、4は上記比較器3による比較値
に基づいて電気炉1の必要操作量を算出して該電気炉1
に送出する演算回路、5は上記演算回路4からの必要操
作量と上記センサ2からのヒータ電流検出出力とから電
気炉1の異常を判別する異常判別部である。上記比較器
3、演算回路4および異常判別部5などで装置制御用調
節器6を構成している。
【0003】このような構成において、電気炉1の出力
である現在値と設定値とが比較器3で比較され、この比
較値に基づいて演算回路4では、電気炉1に対する必要
操作量を算出して該電気炉1に送出する。一方、センサ
2では電気炉1におけるヒータ電流を検出している。異
常判別部5では、上記必要操作量と上記センサ2からの
出力とからヒータに必要な操作量に応じた電流が実際に
流れているかを判別し、異常状態と判別した場合は、異
常判定信号を出力することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、異常判定のための情報としてのヒータ電流を検出す
るセンサ2が必要である。また、電気炉1がフィードバ
ック系のなかにあるので、該電気炉1の軽微な異常は自
動修正されて検出することができない。たとえば、電気
炉1において、10本のヒータが並列接続されている場
合に1本のヒータが断線したとしても、ヒータ電流全体
を検出する電流センサ2では、精度のばらつきなどによ
って、その断線が検出されないことがある。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、センサを使用することなく、被
制御装置の軽微な異常をも検出することができる装置制
御用調節器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る装置制御用調節器は、被制御装置の
出力である現在値、設定値、および被制御装置に対する
必要操作量の情報に基づいて異常判定部が被制御装置の
異常を推定して出力するように構成したものである。
【0007】
【作用】この発明においては、被制御装置の異常の程度
を、現在値、設定値および必要操作量の情報から推定す
るので、被制御装置の異常検出のためのセンサがいらな
くなり、しかも推定出力から異常の大小をも知ることが
できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。
【0009】図1はこの発明に係る装置制御用調節器を
電気炉の異常を検出するために用いた例を示すもので、
図6で示す従来例と同一個所には、同一の符号を付して
、それらの説明を省略する。
【0010】図1において、11は異常判定部であり、
この異常判定部11では、電気炉1からの出力である現
在値と、設定値と、現在値と設定値との比較に基づいて
算出された必要操作量とが入力されることにより、これ
らの情報を基にして電気炉1の異常程度を推定して出力
するようになっている。この異常判定部11の具体的構
成を図2に示す。
【0011】図2において、21,22,23はそれぞ
れ上記現在値、設定値および必要操作量の各変化分を検
出する第1,第2および第3の微分回路であり、これら
微分回路21,22,23には、それぞれ高・低2つの
基準電圧と比較されて各微分回路21,22,23から
の変化分が一定の範囲内であるか否かを比較する第1,
第2および第3のウィンド形の比較回路24,25,2
6がそれぞれ接続されている。27は上記各比較回路2
4,25,26からの各出力から異常の程度を10進数
などに変換して出力するデコーダ回路である。
【0012】このような構成において、電気炉1の出力
と設定値との比較に基づいて演算回路4において、必要
操作量を算出して上記電気炉1に送出する。一方、上記
現在値、設定値および必要操作量が異常判定部11に入
力される。この異常判定部11において、現在値、設定
値および必要操作量は、それぞれ各微分回路21,22
,23により、その変化分が検出される。これら微分回
路21,22,23からの各出力はそれぞれ比較回路2
4,25,26により、高い基準電圧と低い基準電圧と
で決まる一定の範囲内にあるか、その範囲を越えるか、
あるいはその範囲に達しないかが判別されてそれらに応
じた出力が送出される。ついで、デコーダ回路27では
、上記比較回路24,25,26の出力から異常の程度
を10進数に変換して出力する。
【0013】いま、設定値は変わらないものとして、上
記デコーダ回路27の出力による異常推定結果を図3の
ようなマトリクス表で表す。図3において、異常の程度
は、○△▽×の順に大きくなっているものとする。たと
えば、×では電気炉1のヒータが断線している可能性が
大であり、△▽ではヒータが断線しかかっている疑いが
あることが判る。すなわち、上記のように異常の程度を
上記現在値や必要操作量などから推定できるので、従来
のようなセンサは不要となる。また、異常の程度が出力
されるので、電気炉1のヒータが1本だけ断線した時の
ような軽微な異常も検出することができる。
【0014】ところで、上記異常判定部11をマイクロ
コンピュータで制御させることも可能である。その場合
のソフトウェアを図4のフローチャートに示す。すなわ
ち、電気炉1からの出力である現在値を取り込み(処理
ステップ101)、取り込んだ現在値を前回の現在値と
比較する(判断ステップ102)。ついで、上記現在値
が前回の現在値よりも大きいか、等しいか、小さいかに
よってそれぞれ必要操作量を取り込み(処理ステップ1
03A,103B,103C)、それぞれ前回の必要操
作量と比較する(判断ステップ104A,104B,1
04C)。
【0015】上記現在値が前回の現在値よりも大きい状
態で、必要操作量が前回の必要操作量よりも大きいと判
断された場合、さらに現在値が前回の現在値と等しい状
態で、必要操作量が前回の必要操作量と等しいと判断さ
れた場合、さらにまた、現在値が前回の現在値よりも小
さい状態で、必要操作量が前回の必要操作量よりも小さ
いと判断された場合は、異常の程度が小さく設定される
(処理ステップ105A)。また、上記現在値が前回の
現在値よりも大きい状態で、必要操作量が前回の必要操
作量と等しいと判断された場合、さらに現在値が前回の
現在値と等しい状態で、必要操作量が前回の必要操作量
よりも大きいか、小さいと判断された場合、さらにまた
、現在値が前回の現在値よりも小さい状態で、必要操作
量が前回の必要操作量と等しいと判断された場合は、異
常の程度が中位に設定される(処理ステップ105B)
。また、現在値が前回の現在値よりも大きい状態で、必
要操作量が前回の必要操作量よりも小さいと判断された
場合、さらに現在値が前回の現在値よりも小さい状態で
、必要操作量が前回の必要操作量よりも大きいと判断さ
れた場合は、異常の程度が大きく設定される(処理ステ
ップ105C)。
【0016】なお、上記異常の程度の推定結果は、図3
のものに限らず、図5に示すように、さらに細分化した
推定結果で表わすようにしてもよい。
【0017】また、上記異常の程度を必要操作量と現在
値を変数とする関数で表現し、これを連続したアナログ
量で出力するようにすれば、異常発生の前兆を知ること
が可能となる。
【0018】なお、上記の例では、被制御装置として電
気炉1を例に説明したが、これに限らず、他の種々プラ
ントを制御対象とし得ることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被制
御装置の出力である現在値、設定値および被制御装置に
対する必要操作量の情報に基づいて異常判定部が被制御
装置の異常を推定して出力するようにしたので、異常検
出用のセンサが不要となり、しかも軽微な異常の検出も
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る装置制御用調節器を電気炉の異
常検出に適用した例を示すブロック図である。
【図2】異常判定部の具体的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】異常の程度の推定結果を示す表である。
【図4】異常判定部をソフトウェアで構成する場合のフ
ローチャートである。
【図5】異常の程度の推定結果を細分化して示す表であ
る。
【図6】従来の装置制御用調節器を電気炉の異常検出に
適用した例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1  被制御装置 3  比較器 4  演算回路 11  異常判定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被制御装置の現在値を検出し、これを
    フィードバックして比較器で設定値と比較し、その比較
    に基づいて被制御装置に対する必要操作量を演算回路で
    算出して出力するように構成されているとともに、上記
    被制御装置の異常を検出して出力する異常判定部を備え
    た装置制御用調節器において、上記異常判定部が、上記
    現在値、設定値および必要操作量の情報を基にして被制
    御装置の異常の程度を推定して出力するように構成され
    ていることを特徴とする装置制御用調節器。
JP3108769A 1991-04-11 1991-04-11 装置制御用調節器 Pending JPH04314105A (ja)

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JP3108769A JPH04314105A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 装置制御用調節器

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JP3108769A JPH04314105A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 装置制御用調節器

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JPH04314105A true JPH04314105A (ja) 1992-11-05

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ID=14493023

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JP3108769A Pending JPH04314105A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 装置制御用調節器

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