JPH04313429A - クランプロック装置付き流体圧クランプ - Google Patents

クランプロック装置付き流体圧クランプ

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JPH04313429A
JPH04313429A JP3108531A JP10853191A JPH04313429A JP H04313429 A JPH04313429 A JP H04313429A JP 3108531 A JP3108531 A JP 3108531A JP 10853191 A JP10853191 A JP 10853191A JP H04313429 A JPH04313429 A JP H04313429A
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piston
clamp
wedge
cylinder hole
working chamber
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Keitaro Yonezawa
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    • B25B5/08Arrangements for positively actuating jaws using cams
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成型機・マシニン
グセンタ等の加工機械の固定台に金型・ワークパレット
等の被固定物を押圧操作する流体圧クランプに関し、さ
らに詳しくいえば、この流体圧クランプにクランプロッ
ク装置を付設し、そのクランプロック装置は、クランプ
用流体圧力が異常低下した時に被固定物が外力によって
アンクランプされるのを防止するように作動する。
【0002】
【従来の技術】この種のクランプロック装置付き流体圧
クランプには、特開平1−154833号公報に示すも
のがある。これは、図13に示すように、クランプ用第
1シリンダ309の第1作動室313の流体圧力によっ
て第1ピストン312をアンクランプ位置Y(二点鎖線
図)からクランプ位置X(実線図)へ進出させるように
なっており、上記の第1作動室313にロック室326
を交差状に連通させ、そのロック室326にロック用楔
327を挿入してある。
【0003】この楔327は、第2シリンダ329の第
2作動室393の流体圧力によって、第2ピストン33
9を介して、第1作動室313へ進出するロック位置M
(実線図)とロック室326内に退入するロック解除位
置N(二点鎖線図)とに切換移動される。第2ピストン
339の下側に第3作動室340を形成し、第2作動室
393にロック用押圧バネ395を装着してある。
【0004】クランプアーム307を二点鎖線図のアン
クランプ状態から実線図のクランプ状態へ切換える場合
には、第3作動室340から圧力流体を排出するととも
に、第1作動室313と第2作動室393とに圧力流体
を供給する。すると、第1ピストン312がアンクラン
プ位置Yから左向きに進出し、クランプアーム307を
被固定物302へ向けて揺動させる。これと同時に、第
2作動室393の流体圧力と押圧バネ395の弾圧力と
によって、楔327がロック解除位置Nからロック位置
Mへ向けて進出してその楔面348が第1ピストン31
2の楔受け面349に楔係合する。 引き続いて進出駆動される楔327の楔係合力と第1作
動室313の流体圧力との合力によって、第1ピストン
312をクランプ位置Xへ強力に押圧するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構造では、
第2シリンダ329が第1シリンダ309から上向きに
突出するので、流体圧クランプの背丈が高くなる問題が
あるうえ、次の問題がある。上記の楔係合式流体圧クラ
ンプでは、クランプ駆動の終期には、楔327を、楔面
348と楔受け面349との両面間に作用する動摩擦力
に抗してロック位置Mへロック駆動する。これに対して
、アンクランプ駆動の始期には、その楔327を、上記
の動摩擦力よりも格段に大きい静摩擦力に抗してロック
解除位置Nへアンロック駆動する必要がある。その理由
は、動摩擦係数よりも静摩擦係数のほうが格段に大きい
うえ、クランプ駆動の終期の過大な面圧によって両面3
48・349間の潤滑油が押し出されて金属接触が起き
るからであると考えられる。
【0006】上記の楔327をロック駆動するにあたり
、第2作動室393の流体圧力とロック用押圧バネ39
5の弾圧力との合力を利用しているので、ロック用押圧
力が大きい。このため、楔327を確実にアンロック駆
動するにあたり、第2ピストン339を大径に造って第
2作動室340の断面積を大きくする必要がある。また
、楔面348の傾斜角度αは、楔327を確実にアンロ
ック作動させるためには、できるだけ小さい値に設定す
る必要がある。このため、第1ピストン312の下部が
後ろ向きに突出する。以上のように、流体圧クランプは
、背丈が高くなること、第2ピストン339が大径にな
るうえ第1ピストン312も長尺になることから、大形
になる。
【0007】さらに次の問題がある。図中の二点鎖線図
のクランプ駆動の始期から楔係合の開始までの期間内で
は、ロック用第2作動室393の流体圧力とロック用押
圧バネ395との合力によって、楔327の下面が第1
ピストン312の外周面に強力に接当する。このため、
その外周面が損傷して、第1作動室313からの流体漏
れが起きやすい。この問題は、金型302等の被固定物
のクランプ厚さが大きくなった場合に著しい弊害となっ
て現れる。即ち、クランプ厚さが大きくなると、クラン
プアーム307の揺動角度が小さい段階で第1ピストン
312の負荷が大きくなって、その第1ピストン312
の外周面と楔327の下面との干渉の度合いも大きくな
るからである。本発明は、流体圧クランプを小形化する
こと、及びクランプ用第1作動室の保密状態を良好に保
つことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、例えば図1から図4に示すように、流体
圧クランプを次のように構成したことを特徴としている
【0009】(請求項1の発明)ハウジング4のシリン
ダ穴9に、クランプ用第1ピストン11と、その第1ピ
ストン11よりも大径のロック用第2ピストン17とを
、ほぼ同軸上で前後方向へ保密移動自在に挿入し、これ
らピストン11・17の後側にクランプ用第1作動室2
1を形成し、上記の第1ピストン11の前部にクランプ
具7を連結し、上記の第2ピストン17の前側にアンク
ランプ用第2作動室25を形成し、上記の第1ピストン
11の外周面と上記シリンダ穴9とにわたってクランプ
ロック用楔空間30を前すぼまり状に形成し、上記の楔
空間30に後側から挿入されるロック用楔31と、上記
の第1ピストン11のロック解除用被係合部33に前側
から対面するロック解除用係合部34とを、上記の第2
ピストン17の前部と後部とに設けたものである。
【0010】(請求項2の発明)上記の請求項1の構成
において、前記の第1ピストン11のピストン本体12
に前記の第2ピストン17を外嵌したものである。
【0011】(請求項3の発明)上記の請求項1又は2
の構成において、前記ハウジング4の前面に前記シリン
ダ穴9を前下がりに開口し、前記の第1ピストン11の
前部にクランプ具7を固定したものである。
【0012】
【作用】本発明は、例えば図1と図3に示すように、次
のように作用する。図3のアンクランプ状態では、第1
作動室21内の圧力流体を排出するとともに、第2作動
室25へ圧力流体を供給してある。これにより、第2ピ
ストン17が後退して、係合部34が被係合部33を介
して第1ピストン11をアンクランプ位置に後退させて
ある。
【0013】上記のアンクランプ状態から図1のクラン
プ状態へ切換えるときには、第2作動室25内の圧力流
体を排出するとともに、第1作動室21へ圧力流体を供
給する。すると、その流体圧力によって第1ピストン1
1と第2ピストン17とが進出して、クランプ具7が被
固定物(ここでは金型)2に上側から押圧接当する。引
き続いて、進出移動が阻止された第1ピストン11に対
して第2ピストン17がロック用ストロークSだけ進出
する。これにより、ロック用楔31が第1ピストン11
の外周面とシリンダ穴9とに楔係合していき、第2ピス
トン17をシリンダ穴9に強力に摩擦固定する。これに
より、圧力流体供給配管の流体漏れ等によって第1作動
室21の圧力が異常低下した場合であっても、第1ピス
トン11が上記クランプ位置に保持されるのである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。流体圧クランプのハウジ
ングにはシリンダ穴を1つ形成するだけでよく、前記の
従来例のように第2シリンダを第1シリンダから上向き
に突出させなくてすむので、流体圧クランプの背丈が低
くなる。また、両ピストンをほぼ同軸上に配置したこと
からロック用ストロークが短くなり、第1ピストンの長
さが短かくなるので、流体圧クランプの前後方向の長さ
も短くなる。以上により、流体圧クランプを小形に造れ
る。また、上記ロック用ストロークが短くてすむことか
ら、クランプ作動時間も短くなる。
【0015】両ピストンをほぼ同軸上に配置することに
よってロック用楔をシリンダ穴の軸心方向に作動させれ
るので、その楔がシリンダ穴の封止面と干渉するのを防
止できる。これにより、第2ピストン又は第1ピストン
とシリンダ穴との封止面間を良好な状態に保って流体圧
クランプの寿命を長くできる。また、シリンダ穴が1つ
ですむので、加工が容易になり、流体圧クランプの製作
コストを低減できる。さらに、流体圧クランプのクラン
プ時には、前述したごとく、クランプ具が被固定物に接
当し、その後、第1ピストンに対して第2ピストンが進
出してその第1ピストンをロックするので、被固定物の
クランプ厚さの許容範囲が大きい。
【0016】また、請求項2に示すように、前記の請求
項1の構成において、第1ピストンのピストン本体に第
2ピストンを外嵌した場合には、そのオーバラップ分だ
け第1ピストンの全長が短くてすむので、流体圧クラン
プをさらに小形に造れる。
【0017】さらに、請求項3に示すように、前記の請
求項1又は2の構成において、ハウジングの前面にシリ
ンダ穴を前下がりに開口し、第1ピストンの前部にクラ
ンプ具を固定した場合には、ハウジングの前後方向の長
さを短縮でき、流体圧クランプの長さを小さくできる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。 (第1実施例)図1から図4は第1実施例を示している
。 図1の縦断側面図と図2の平面図とで示すように、射出
成形機の固定台1に、被固定物である金型2が油圧クラ
ンプ(流体圧クランプ)3によって固定される。この油
圧クランプ3は、そのハウジング4の両側壁5・5が2
本のボルト6・6によって固定台1に固定されており、
ハウジング4から進出させたクランプ具7が金型2を斜
め上側から押圧するようになっている。
【0019】上記ハウジング4に前下りに状に形成した
シリンダ穴9は、小径穴部分9aと大径穴部分9bとを
同軸上で前後に連通させてなる。その小径穴部分9aに
パッキン10を介してクランプ用第1ピストン11が油
密状に挿入される。この第1ピストン11は、ピストン
本体12とピストンロッド13とからなる。そのピスト
ンロッド13の前部から前記クランプ具7を前下向きに
一体に突出させ、そのクランプ具7の下部溝15に回り
止めピン16を挿入してある。上記の第1ピストン11
のピストン本体12とシリンダ穴9の大径穴部分9bと
の間に、ロック用第2ピストン17が2つのパッキン1
8・19を介して油密状に挿入される。
【0020】上記の両ピストン11・17の後側に形成
したクランプ用第1作動室21は、第1油路22を介し
て第1圧油給排口23(図2参照)に連通される。また
、第2ピストン17の前側に形成した環状のアンクラン
プ用第2作動室25は、第2油路26を介して第2圧油
給排口27(同上図2参照)に連通される。
【0021】上記の第1ピストン11のピストンロッド
13の外周面に後ろすぼまり状の楔受け面29が突設さ
れ、この楔受け面29とシリンダ穴9の大径穴部分9b
との間にクランプロック用楔空間30が形成される。上
記の第2ピストン17の前部に固定したロック用楔31
が上記の楔空間30に後側から挿入される。また、上記
の第1ピストン11の後部に固定したロック解除用被係
合部33に第2ピストン17の後部のロック解除用係合
部34を前側から対面させてある。
【0022】上記の楔31は、図4に示すように、周方
向に複数のスリット36を設けてなり、径方向へ容易に
弾性変形できるように構成してある。なお、第1作動室
21のエンドプレート38と第1ピストン11との間に
クランプ用第1押圧バネ39を装着するとともに、両ピ
ストン11・17間にロック用第2押圧バネ40を装着
してある。
【0023】上記の油圧クランプ3は次のように作動す
る。図3のアンクランプ状態では、第1作動室21内の
圧油を排出するとともに、第2作動室25へ圧油を供給
してある。これにより、第2ピストン17が第2押圧バ
ネ40に抗して後退するとともに、ロック解除用係合部
34が第1押圧バネ39に抗して被係合部33を介して
第1ピストン11をアンクランプ位置に後退させてある
【0024】上記のアンクランプ状態から図1のクラン
プ状態へ切換えるときには、第2作動室25内の圧油を
排出するとともに、第1作動室21へ圧油を供給する。 すると、その油圧力によって第1ピストン11と第2ピ
ストン17とが前下向きに進出していき、クランプ具7
が金型2に上側から押圧接当する。
【0025】引き続いて、進出移動が阻止された第1ピ
ストン11に対して第2ピストン17がロック用ストロ
ークSだけ進出する。これにより、第1ピストン11の
楔受け面29とシリンダ穴9の大径穴部分9bとの間に
楔31が係合していき、第2ピストン17を大径穴部分
9bに摩擦固定する。そして、圧油供給配管の圧油漏れ
等によって第1作動室21内の油圧力が異常低下したり
消失したりした場合であっても、第1ピストン11が上
記クランプ位置に保持される。
【0026】即ち、上記の楔31と楔受け面29とは、
これら接当面間の摩擦係数が小さくなるように材質を選
定したり表面処理を施したりしてある。これとは逆に、
その楔31と大径穴部分9bとの接当面間は、摩擦係数
が比較的に大きくなるように材質を選定したり表面処理
を施したりしてある。
【0027】上記の油圧力の消失時等においては、金型
2に作用する重力や加工反力等の外乱力がクランプ具7
を介して第1ピストン11をわずかながらも後退させよ
うとする。すると、大径穴部分9bに摩擦固定された楔
31に楔受け面29がますます食い込んで、さらに強力
にロックするのである。
【0028】上記の構成によれば次の長所が得られる。 油圧クランプ3のハウジング4にはシリンダ穴9を1つ
形成するだけでよく、前記の従来例(図13参照)のよ
うに第2シリンダ329を第1シリンダ309から上向
きに突出させなくてすむので、油圧クランプ3の背丈が
低くなる。また、両ピストン11・17をほぼ同軸上に
配置したことからロック用ストロークSが短くなり、第
1ピストン11の長さが短かくなるので、油圧クランプ
3の前後方向の長さも短い。以上により、油圧クランプ
3を小形に造れる。
【0029】また、上記ロック用ストロークSが短くて
すむことから、クランプ作動時間も短くなる。しかも、
楔受け面29の傾斜角度を所望の値に設定することが可
能なので、種々のクランプ作業に適合する油圧クランプ
3を容易に造れる。
【0030】両ピストン11・17をほぼ同軸上に配置
したことからロック用楔31をシリンダ穴9の軸心方向
に作動させることができ、その楔31がシリンダ穴9の
大径穴部分9bの封止面と干渉するのを防止できる。こ
れにより、第1ピストン11とシリンダ穴9との封止面
間を良好な状態に保って油圧クランプの寿命を長くでき
る。また、シリンダ穴9が1つですむので、加工が容易
になり、油圧クランプの製作コストを低減できる。
【0031】さらに、油圧クランプ3のクランプ時には
、前述したごとく、クランプ具7が金型2に接当し、そ
の後、第1ピストン11に対して第2ピストン17が進
出してその第1ピストン11をロックするので、金型2
のクランプ厚さの許容範囲が大きい。
【0032】油圧クランプ3のクランプ力は、両ピスト
ン11・17の油圧推力に加えて、両押圧バネ39・4
0の弾圧力を利用できるので、そのクランプ能力が大き
い。
【0033】(変形例)図5の変形例に示すように、前
記ロック用楔31を第2ピストン17とは別体に設けた
場合には、その楔31の材質や表面処理の選択の自由度
が大きくなるので、油圧クランプの最適な設計が容易と
なる。
【0034】図6から図9の各図と、図10及び図11
と、図12とは、それぞれ、第2実施例から第7実施例
を示している。なお、これらの実施例においては、上記
の第1実施例と同じ構成の要素には原則として同一の符
号を付けてある。
【0035】(第2実施例)図6の第2実施例では、第
2ピストン17をピストン本体43とピストンロッド4
4とで構成し、そのピストンロッド44をシリンダ穴9
の小径穴部分9aに油密状に挿入してある。上記のピス
トンロッド44の前部にロック用楔31を固定し、ピス
トン本体43にロック解除用係合部34を固定してある
。 この場合、作動オイルの浸漬面の外側に楔空間30と楔
31が配置されるので、摩擦固定力が大きくなり、強力
なクランプロック力を確保できる。
【0036】(第3実施例)図7の第3実施例では、第
1ピストン11のピストン本体12に第2ピストン17
のピストンロッド44を外嵌し、そのピストンロッド4
4をシリンダ穴9の小径穴部分9aの後部に挿入してあ
る。その小径穴部分9aの前部に第1ピストン11のピ
ストンロッド13が油密状に挿入される。この場合、第
1ピストン11のピストン本体12の直径を小さくして
第2作動室25を小径に造れるので、アンクランプ時の
オイル供給量が少なくてすみ、アンクランプ作動時間を
短縮できる。なお、押圧バネは、クランプ用第1押圧バ
ネ39だけを装着してある。
【0037】(第4実施例)図8の第4実施例では、第
1ピストン11は、シリンダ穴9の小径穴部分9aの前
部に油密状に挿入したピストン本体12からピストンロ
ッド13を後ろ向きに突設して構成してある。また、第
2ピストン17のピストンロッド44を上記の小径穴部
分9aに挿入し、そのピストンロッド44の前下部にロ
ック用楔31を固定してある。第1押圧バネ39は、ハ
ウジング4と第2ピストン17との間に装着してある。 また、第2押圧バネ40は、第2ピストン17の係合部
34と第1ピストン11との間に装着してある。なお、
上記の楔31は、ピストンロッド44の前上部に設けて
もよい。
【0038】(第5実施例)図9の第5実施例は、第3
実施例(図7参照)のものを変更したものであって、シ
リンダ穴9の縮径肩部に形成した楔受け面29と第1ピ
ストン11外周面との間に楔空間30を形成してある。 この場合、第1ピストン11は楔受け面29を省略して
短尺に造れることになり、油圧クランプを小形化できる
【0039】(第6実施例)図10と図11の第6実施
例は、第1実施例(図1参照)のものを次のように変更
してある。シリンダ穴9の大径穴部分9bと第1ピスト
ン11との間に環状に並ぶ複数の爪部材47からなるコ
レット46を挿入し、各爪部材47の楔受け面29に第
2ピストン17のロック用楔31を接当させてある。な
お、ロック用楔空間30は、上記の楔受け面29の外周
側に前すぼまり状に形成されている。
【0040】(第7実施例)図12の第7実施例では、
前記の金型2の上面とクランプ具7との間に、滑動用の
シャトル部材51を前後方向へ一定範囲内で摺動移動自
在な状態に介在させてある。このシャトル部材51は、
窒化処理した合金鋼にメッキ処理を施してあり、クラン
プ具7下面の支持溝52に挿入された状態で進出バネ5
3によって前向きに弾圧される。そのシャトル部材51
の所定量以上の前向き移動を、遊動孔54に挿通したス
トッパーピン55によって阻止してある。
【0041】上記のシャトル部材51は、図示のクラン
プ状態からアンクランプ状態へ切換えるときには次のよ
うに作動する。第1ピストン11を後上向きに後退駆動
すると、まず、金型2に摩擦固定されたシャトル部材5
1とクランプ具7との間に滑りが生じ、そのシャトル部
材51を置き残した状態でクランプ具7だけが後上側へ
駆動される。引き続いて後退駆動される第1ピストン1
1によって、クランプ具7とシャトル部材51とが後上
向きにアンクランプ駆動され、金型2がアンクランプさ
れるのである。これにより、アンクランプ作動が確実に
行われる。
【0042】なお、上記の各実施例は、さらに次のよう
に変更できる。押圧用バネ39・40は、これら両者ま
たは一方を省略することが可能である。また、油圧クラ
ンプ3は、第1ピストン11によってクランプ具7を直
進駆動するものに代えて、従来例に示すようにクランプ
具を揺動駆動するものであってもよく、天秤形クランプ
具を揺動駆動するものであってもよい。さらに、作動流
体は、オイルに代えて圧縮空気であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示し、流体圧クランプである油圧
クランプのクランプ状態を示す縦断側面図である。
【図2】同上の油圧クランプの平面図である。
【図3】同上の油圧クランプのアンクランプ状態を示す
縦断側面図である。
【図4】同上の油圧クランプのロック用楔の側面図であ
る。
【図5】上記の第1実施例の変形例を示し、図1に相当
する要部部分図である。
【図6】油圧クランプの第2実施例を示し、図1に相当
する図である。
【図7】油圧クランプの第3実施例を示し、図1に相当
する図である。
【図8】油圧クランプの第4実施例を示し、図1に相当
する図である。
【図9】油圧クランプの第5実施例を示し、図1に相当
する図である。
【図10】油圧クランプの第6実施例を示し、図1に相
当する図である。
【図11】上記の第6実施例の油圧クランプに使用する
コレットの斜視図である。
【図12】油圧クランプの第7実施例を示し、図1に相
当する部分図である。
【図13】従来例を示し、図1に相当する図である。
【符号の説明】
4…ハウジング、7…クランプ具、9…シリンダ穴、1
1…第1ピストン、12…ピストン本体、17…第2ピ
ストン、21…第1作動室、25…第2作動室、30…
楔空間、31…楔、33…被係合部、34…係合部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジング(4)のシリンダ穴(9)
    に、クランプ用第1ピストン(11)と、その第1ピス
    トン(11)よりも大径のロック用第2ピストン(17
    )とを、ほぼ同軸上で前後方向へ保密移動自在に挿入し
    、これらピストン(11)(17)の後側にクランプ用
    第1作動室(21)を形成し、上記の第1ピストン(1
    1)の前部にクランプ具(7)を連結し、上記の第2ピ
    ストン(17)の前側にアンクランプ用第2作動室(2
    5)を形成し、上記の第1ピストン(11)の外周面と
    上記シリンダ穴(9)とにわたってクランプロック用楔
    空間(30)を前すぼまり状に形成し、上記の楔空間(
    30)に後側から挿入されるロック用楔(31)と、上
    記の第1ピストン(11)のロック解除用被係合部(3
    3)に前側から対面するロック解除用係合部(34)と
    を、上記の第2ピストン(17)の前部と後部とに設け
    た、ことを特徴とするクランプロック装置付き流体圧ク
    ランプ。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載したクランプロック装
    置付き流体圧クランプにおいて、前記の第1ピストン(
    11)のピストン本体(12)に前記の第2ピストン(
    17)を外嵌したもの。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2に記載したクランプロ
    ック装置付き流体圧クランプにおいて、前記ハウジング
    (4)の前面に前記シリンダ穴(9)を前下がりに開口
    し、前記の第1ピストン(11)の前部にクランプ具(
    7)を固定したもの。
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