JPH0431314A - 立方状炭酸カルシウムの製造方法 - Google Patents
立方状炭酸カルシウムの製造方法Info
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- JPH0431314A JPH0431314A JP13323790A JP13323790A JPH0431314A JP H0431314 A JPH0431314 A JP H0431314A JP 13323790 A JP13323790 A JP 13323790A JP 13323790 A JP13323790 A JP 13323790A JP H0431314 A JPH0431314 A JP H0431314A
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Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は立方状炭酸カルシウムの製造方法に係り、特に
水酸化カルシウムスラリーと炭酸ガスとを反応させるこ
とにより、粒子径が比較的大きくかつ明瞭な立方体形状
を示す立方状炭酸カルシウムを低コストにてかつ効率的
に製造する方法に関する。
水酸化カルシウムスラリーと炭酸ガスとを反応させるこ
とにより、粒子径が比較的大きくかつ明瞭な立方体形状
を示す立方状炭酸カルシウムを低コストにてかつ効率的
に製造する方法に関する。
[従来の技術]
炭酸カルシウムは、従来より、ゴム、プラスチック、塗
料、研磨剤等の充填材又は添加材として、各種分野で利
用されている。
料、研磨剤等の充填材又は添加材として、各種分野で利
用されている。
各種工業材料として、例えば平均粒径1〜10μmとい
った、比較的大粒度の炭酸カルシウムを必要とする場合
、合成炭酸カルシウム又は石灰石を粉砕した重質炭酸カ
ルシウム等が提供される。
った、比較的大粒度の炭酸カルシウムを必要とする場合
、合成炭酸カルシウム又は石灰石を粉砕した重質炭酸カ
ルシウム等が提供される。
合成炭酸カルシウムは、石灰乳と炭酸ガスとを反応させ
ることにより製造されている。即ち、まず、原料の石灰
石は無煙炭コークス及び補助剤と共に石灰焼成炉にて、
ポンプにより空気を供給しつつ焼成する。焼成により得
られた生石灰は攪拌装置付水簸檜にて水和し、石灰乳を
得る。
ることにより製造されている。即ち、まず、原料の石灰
石は無煙炭コークス及び補助剤と共に石灰焼成炉にて、
ポンプにより空気を供給しつつ焼成する。焼成により得
られた生石灰は攪拌装置付水簸檜にて水和し、石灰乳を
得る。
得られた石灰乳は、石灰焼成炉の燃焼排ガスをガスクリ
ーナーにて処理した炭酸ガスと共に化合器にて反応させ
る。この際の反応条件は、反応温度30℃前後、石灰乳
の水酸化カルシウム(Ca (OH)2 )濃度が15
重量%前後、炭酸ガス含有ガスの炭酸ガス濃度が30体
積%前後である6反応終了後は、水簸檜にて濾過し、プ
レス器により脱水した後、乾燥、粉砕して商品化される
。なお、濾過、脱水工程の排水は処理後、放流されてい
る。
ーナーにて処理した炭酸ガスと共に化合器にて反応させ
る。この際の反応条件は、反応温度30℃前後、石灰乳
の水酸化カルシウム(Ca (OH)2 )濃度が15
重量%前後、炭酸ガス含有ガスの炭酸ガス濃度が30体
積%前後である6反応終了後は、水簸檜にて濾過し、プ
レス器により脱水した後、乾燥、粉砕して商品化される
。なお、濾過、脱水工程の排水は処理後、放流されてい
る。
このような炭酸カルシウムの製造方法においては、生成
物の形状、結晶構造は反応条件によって異なり、カルサ
イトの場合には立方状若しくは紡錘状となり、アラブナ
イトの場合には棒状の炭酸カルシウムが得られる。特に
、粒径1〜10μmの大粒度炭酸カルシウムは主に紡錘
状結晶として製造される。
物の形状、結晶構造は反応条件によって異なり、カルサ
イトの場合には立方状若しくは紡錘状となり、アラブナ
イトの場合には棒状の炭酸カルシウムが得られる。特に
、粒径1〜10μmの大粒度炭酸カルシウムは主に紡錘
状結晶として製造される。
[発明が解決しようとする課題]
このように、平均粒径1〜10μmといった比較的大粒
度の炭酸カルシウムは、合成或いは石灰石の粉砕により
得ることはできるが、その形状は合成炭酸カルシウムで
は紡錘状であり、一方、粉砕品では特定されない。
度の炭酸カルシウムは、合成或いは石灰石の粉砕により
得ることはできるが、その形状は合成炭酸カルシウムで
は紡錘状であり、一方、粉砕品では特定されない。
即ち、従来においては、平均粒径が1μm以上の大粒度
で、粒子形状が明瞭な立方体形状を示す合成炭酸カルシ
ウムを、粒子径を所望の範囲にコシトロールして製造す
る方法は提供されていないのが現状である。
で、粒子形状が明瞭な立方体形状を示す合成炭酸カルシ
ウムを、粒子径を所望の範囲にコシトロールして製造す
る方法は提供されていないのが現状である。
本発明は上記従来の実情に鑑みてなされたものであり、
平均粒径1〜10μmの立方状炭酸カルシウムを容易か
つ効率的に製造する方法を提供することを目的とする。
平均粒径1〜10μmの立方状炭酸カルシウムを容易か
つ効率的に製造する方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
請求項(1)の立方状炭酸カルシウムの製造方法は、固
形分濃度が3〜30重量%であり、20〜80℃に保持
されている水酸化カルシウムスラリーを、20〜80℃
に保持された炭酸水中に徐々に添加し、反応温度以下の
炭酸ガスを吹き込みつつ、pH11以下、温度20〜8
0℃にて反応させた後、濾過及び乾燥することを特徴と
するものである。
形分濃度が3〜30重量%であり、20〜80℃に保持
されている水酸化カルシウムスラリーを、20〜80℃
に保持された炭酸水中に徐々に添加し、反応温度以下の
炭酸ガスを吹き込みつつ、pH11以下、温度20〜8
0℃にて反応させた後、濾過及び乾燥することを特徴と
するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明において、反応に用いる水酸化カルシウムスラリ
ー(以下、rCa (OH)2−水スラリ−」という。
ー(以下、rCa (OH)2−水スラリ−」という。
)は、固形分3〜30重量%、温度20〜80℃に調整
したものである。ここで、Ca (OH)2−水スラリ
ーの固形分(即ちCa(OH)2濃度)は低いほど得ら
れる炭酸カルシウムの粒子径が大きくなるが、3重量%
未満ではスラリー濃度が薄過ぎて、作業性が悪い。
したものである。ここで、Ca (OH)2−水スラリ
ーの固形分(即ちCa(OH)2濃度)は低いほど得ら
れる炭酸カルシウムの粒子径が大きくなるが、3重量%
未満ではスラリー濃度が薄過ぎて、作業性が悪い。
方、30重量%を超えると粒子の付着が発生し、好まし
くない。
くない。
このようなCa (OH)2−水スラリーを添加する炭
酸水は、温度が20〜80℃に保持されたものであって
、そのpHは、Ca (OH)2−水スラリーに対する
使用割合によっても異なるが、通常の場合、pH7〜1
0のものを用いる。
酸水は、温度が20〜80℃に保持されたものであって
、そのpHは、Ca (OH)2−水スラリーに対する
使用割合によっても異なるが、通常の場合、pH7〜1
0のものを用いる。
本発明においては、このような炭酸水中に、Ca(OH
)2−木スラリーを徐々に添加する。
)2−木スラリーを徐々に添加する。
即ち%Ca (OH)2−水スラリーを急激に添加する
とpH1l整が困難であるので、例えば炭酸水の容積当
たりo、oot〜0.01倍/分の割合で徐々に添加し
、30℃以下のCO2ガス(CO2ガス含有ガスであっ
ても良い、、)を吹き込みながら反応を行なう。また、
CO2ガスの吹ぎ込み量は、生成する炭酸カルシウムI
kgに対して20〜60J2/分(以下’fl1分/
k g J ト表示する。)とするのが好ましい。なお
、用いるCO2ガスの温度が80℃を超えると結晶粒子
形状が変わり、粒子の凝集が生じ好ましくない。
とpH1l整が困難であるので、例えば炭酸水の容積当
たりo、oot〜0.01倍/分の割合で徐々に添加し
、30℃以下のCO2ガス(CO2ガス含有ガスであっ
ても良い、、)を吹き込みながら反応を行なう。また、
CO2ガスの吹ぎ込み量は、生成する炭酸カルシウムI
kgに対して20〜60J2/分(以下’fl1分/
k g J ト表示する。)とするのが好ましい。なお
、用いるCO2ガスの温度が80℃を超えると結晶粒子
形状が変わり、粒子の凝集が生じ好ましくない。
この反応は、pH11以下、温度20〜80℃で行なう
。pHが11を超えると粒子の凝集が起こり好ましくな
い。反応pHは特に7〜1oとするのが好ましい。また
、反応温度は得られる炭酸カルシウムの粒径に影響し、
低い程粒径の大きい炭酸カルシウムが得られるが、20
℃未満であっても80℃を超えても粒子の凝集が生じる
ため、20〜80℃の範囲で制御する。
。pHが11を超えると粒子の凝集が起こり好ましくな
い。反応pHは特に7〜1oとするのが好ましい。また
、反応温度は得られる炭酸カルシウムの粒径に影響し、
低い程粒径の大きい炭酸カルシウムが得られるが、20
℃未満であっても80℃を超えても粒子の凝集が生じる
ため、20〜80℃の範囲で制御する。
反応は通常の場合、60〜90分程度で終了する。
反応の終了により、pHが6.8〜7.0程度となるの
で、この時点でCO2ガスの吹ぎ込みをやめて、反応液
を濾過し、得られたケーキを乾燥、粉砕することにより
、平均粒径1〜110Atといった比較的大粒度の立方
状炭酸カルシウムを得る。
で、この時点でCO2ガスの吹ぎ込みをやめて、反応液
を濾過し、得られたケーキを乾燥、粉砕することにより
、平均粒径1〜110Atといった比較的大粒度の立方
状炭酸カルシウムを得る。
[作用コ
本発明の立方状炭酸カルシウムの製造方法によれば、平
均粒径が1〜10μmで明瞭な立方体形状を有する炭酸
カルシウムを工業的に有利に製造することができる。し
かも、得られる炭酸カルシウムの平均粒径はCa (O
H)2−水スラリー濃度又は反応温度を適宜設定するこ
とにより、所望の粒径に調整することができ、その上、
その粒度分布の幅は非常に狭いため、付加価値の高いも
のとなる。
均粒径が1〜10μmで明瞭な立方体形状を有する炭酸
カルシウムを工業的に有利に製造することができる。し
かも、得られる炭酸カルシウムの平均粒径はCa (O
H)2−水スラリー濃度又は反応温度を適宜設定するこ
とにより、所望の粒径に調整することができ、その上、
その粒度分布の幅は非常に狭いため、付加価値の高いも
のとなる。
[実施例]
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
実施例1
スラリー固形分量20重量%、温度70℃に調整したC
a (OH)2−水スラリ−10kを70℃、pH7〜
10に調節した炭酸水1000J2中に徐々に添加し、
同時に30 II / m i n / k gでCO
2ガスを吹き込んだ。
a (OH)2−水スラリ−10kを70℃、pH7〜
10に調節した炭酸水1000J2中に徐々に添加し、
同時に30 II / m i n / k gでCO
2ガスを吹き込んだ。
添加終了後、少しして、反応液のpHが6.8〜7にな
った時点で反応を終了し、生成物をシックナー及びフィ
ルタープレス等により濾別し、ケーキを乾燥した。
った時点で反応を終了し、生成物をシックナー及びフィ
ルタープレス等により濾別し、ケーキを乾燥した。
得られた炭酸カルシウムをX線及びSEM、粒度分析装
置により物性を調べたところ、平均粒径2μmの立方体
形状のカルサイト型炭酸カルシウムが得られたことが確
認された。
置により物性を調べたところ、平均粒径2μmの立方体
形状のカルサイト型炭酸カルシウムが得られたことが確
認された。
実施例2
スラリー固形分量15重量%、温度50℃に調整したC
a(OH)2−水スラリーを50t、pH7〜10に調
節した炭酸水中に徐々に添加し、同時に3011 /
m i n / k gでCO2ガスを吹き込んだこと
以外は、実施例1と同様に行なったところ、平均粒径5
μmの立方体形状のカルサイト型炭酸カルシウムが得ら
れたことが確認された。
a(OH)2−水スラリーを50t、pH7〜10に調
節した炭酸水中に徐々に添加し、同時に3011 /
m i n / k gでCO2ガスを吹き込んだこと
以外は、実施例1と同様に行なったところ、平均粒径5
μmの立方体形状のカルサイト型炭酸カルシウムが得ら
れたことが確認された。
実施例3
スラリー固形分量5!量%、温度25℃に調整されたC
a(OH)2−水スラリーを25℃、pH7〜10に調
節した炭酸水中に徐々に添加し、同時に30 It /
m i n / k gでCO2ガスを吹き込んだこ
と以外は、実施例1と同様に行なったところ、平均粒径
8μmの立方体形状のカルサイト型炭酸カルシウムが得
られたことが確認された。
a(OH)2−水スラリーを25℃、pH7〜10に調
節した炭酸水中に徐々に添加し、同時に30 It /
m i n / k gでCO2ガスを吹き込んだこ
と以外は、実施例1と同様に行なったところ、平均粒径
8μmの立方体形状のカルサイト型炭酸カルシウムが得
られたことが確認された。
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明の立方状炭酸カルシウムの製
造方法によれば、平均粒径1〜10μmといった比較的
大粒度であって、粒度分布が狭くしかも明瞭な立方体形
状の炭酸カルシウムを、所望の粒度にて、容易かつ効率
的に、低コストにて製造することが可能とされる。
造方法によれば、平均粒径1〜10μmといった比較的
大粒度であって、粒度分布が狭くしかも明瞭な立方体形
状の炭酸カルシウムを、所望の粒度にて、容易かつ効率
的に、低コストにて製造することが可能とされる。
Claims (1)
- (1)固形分濃度が3〜30重量%であり、20〜80
℃に保持されている水酸化カルシウムスラリーを、20
〜80℃に保持された炭酸水中に徐々に添加し、反応温
度以下の炭酸ガスを吹き込みつつ、pH11以下、温度
20〜80℃にて反応させた後、濾過及び乾燥すること
を特徴とする立方状炭酸カルシウムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13323790A JPH0431314A (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 立方状炭酸カルシウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13323790A JPH0431314A (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 立方状炭酸カルシウムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431314A true JPH0431314A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15099917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13323790A Pending JPH0431314A (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 立方状炭酸カルシウムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431314A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027915A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Maruo Calcium Co Ltd | 多面体炭酸カルシウムの製造方法 |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP13323790A patent/JPH0431314A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027915A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Maruo Calcium Co Ltd | 多面体炭酸カルシウムの製造方法 |
JP4711648B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2011-06-29 | 丸尾カルシウム株式会社 | 多面体炭酸カルシウムの製造方法 |
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