JPH043128B2 - - Google Patents

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JPH043128B2
JPH043128B2 JP10215281A JP10215281A JPH043128B2 JP H043128 B2 JPH043128 B2 JP H043128B2 JP 10215281 A JP10215281 A JP 10215281A JP 10215281 A JP10215281 A JP 10215281A JP H043128 B2 JPH043128 B2 JP H043128B2
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JP
Japan
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electronic circuit
processing step
value
time
signal
Prior art date
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JP10215281A
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JPS583309A (ja
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Publication of JPH043128B2 publication Critical patent/JPH043128B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/16Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by mechanical means, e.g. by a motor

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  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子回路たとえばラジオ受信機の高
周波増幅回路などに含まれているトリマなどの電
子回路素子の可動部分を変位して調整するための
方法に関する。
従来では、ラジオ受信機の高周波増幅回路に含
まれているトリマのねじを連続的に変位してゆ
き、この変位に従う中間周波増幅回路から出力さ
れる電気信号が最大となつた時点でねじの変位動
作を停止する。ただし、トリマのねじを変位させ
て電気信号を最大値に調整する際、ある時点で検
出された電気信号のレベルだけではなく、その後
の信号の変化を監視しなければその時点の電気信
号のレベルが最大値であるか否かを判断できない
ため、一旦ピークを越えるまで可動部分を変位さ
せなければその電気信号の最大値は検出できな
い。
そのため、このような先行技術では最大値が検
出された時点で調整を終了しているため、トリマ
のねじの位置が本来あるべき位置から僅かにずれ
た位置になつてしまい、精度が悪い。
本発明の目的は、電子回路素子の調整を正確に
設定することができる電子回路の調整方法を提供
することである。
本発明は、電子回路に含まれる電子回路素子の
可動部分を調整部材によつて機械的に一方向に変
位してその電子回路素子の電気的な値の変化に従
う電子回路の電気信号のピークを検出する第1処
理ステツプと、 該ピーク値に基づき前記第1処理ステツプにお
いて辿つたピークに到達する途中の値を定めれ第
2処理ステツプと、 可動部分を調整部材によつて予め定めた一定速
度で逆方向に変位して電気信号が前記第2処理ス
テツプで定めた値になるまでのピークからの時間
を検出する第3処理ステツプと、 再び可動部分を調整部材によつて前記一方向
に、電気信号が前記第2処理ステツプで定めた値
になつたときから前記時間だけ前記一定速度で変
位する第4処理ステツプとを含むことを特徴とす
る電子回路の調整方法である。
第1図は、本発明の一実施例の全体の系統図で
ある。調整されるべきラジオ受信機1では、アン
テナ2からの高周波信号は高周波増幅回路3によ
つて増幅され、局部発振回路4からの信号ととも
に混合回路5において混合され、中間周波増幅回
路6において増幅され、復調回路7において検波
され、低周波増幅回路8において可聴周波数信号
が増幅され、スピーカ9から音響が与えられる。
高周波増幅回路3のタンク回路などにはトリマ
10が備えられる。トリマ10の静電容量を変化
するためのトリマ10に備えられた可動部分とし
てのねじ11は、ドライバ12によつて角変位さ
れる。このドライバ12は、モータ13によつて
正逆回転自在である。中間周波増幅回路6からの
出力は、プローブ14からライン15を介してマ
イクロコンピユータなどの処理装置17に与えら
れる。ライン15からの出力は、オシロスコープ
18によつて目視検出することができる。
処理装置17は、ライン15からの電気信号に
応答してモータ13を駆動制御する。
第2図を参照して、トリマ10の調整方法を述
べる。時刻t1以前においては、トリマ10の静電
容量は最適な設定値から充分に離れた値である。
そこで処理装置17は、第1処理ステツプとして
次の処理を行う。まずモータ13を駆動して、ド
ライバ12によつてねじ11を機械的に一方向
(正方向と言うこともある)に角変位していきな
がら、プローブ14からライン15を介して与え
られる中間周波増幅回路6からの電気信号を読み
込む。そして読み込んだ信号のレベルをその直前
に読み込んだ信号のレベルと比較して、今回読み
込んだ信号のレベルの方が低くなつたと、時刻t2
で判断すると、その前回に読み込んだ信号のレベ
ルが最大値Pであると判断し、該最大値Pを記憶
する。これによつて中間周波増幅回路6からの出
力は、時刻t1において最大値Pとなる。
そこで処理装置17は、第2処理ステツプとし
てそのプログラムの実行に従い、最大値Pから予
め定めた偏差ΔVだけ低い値l1を定める。この値
l1は、中間周波増幅回路6からの電気信号が時刻
t1以前において辿つた最大値Pに到達する途中の
値である。
次に処理装置17は、第3処理ステツプとして
時刻t3からモータ13を制御して、ドライバ12
によつてねじ11を予め定めた一定速度で逆方向
に角変位していきながら、プローブ14からライ
ン15を介して与えられる中間周波増幅回路6の
電気信号を読み込んでいく。そして、時刻t4で読
み込んだ電気信号の信号レベルが最大値Pに達し
たことを検出すると、計時処理を開始するととも
に、さらにドライバ12によつてねじ11を予め
定めた一定速度で逆方向に角変位していきながら
プローブ14からライン15を介して与えられる
中間周波増幅回路6の電気信号を読み込んでい
く。その間、読み込んだ信号レベルが第2処理ス
テツプで定めた値l1と等しくなつたか否かを判断
して、時刻t5で、等しいと判断したら前述の計時
処理における計時結果を時間ΔTとして記憶す
る。こうして処理装置17は最大値Pに達した時
刻t4から予め定める値l1になる時刻t5までの時間
ΔTを検出する。なお、処理装置17は、プロー
ブ14からライン15を介して与えられる中間周
波増幅回路6からの電気信号の信号レベルが予め
定める値l1未満になる時刻t6まで、ドライバ12
によつてねじ11を前記逆方向に角変位する。
次に処理装置17は第4処理ステツプに移り、
時刻t7以降、再びねじ11をドライバ12によつ
て前記一方向に前記一定速度で角変位していきな
がらプローブ14からライン15を介して与えら
れる中間周波増幅回路6の電気信号を読み込ん
で、かつその読み込んだ信号の信号レベルが第2
処理ステツプにおいて定めた値l1以上になつたか
否かを判断していく。そして、時刻t8で、読み込
んだ信号の信号レベルが値l1になつたと判断する
と、計時処理を開始して、その計時結果により第
3処理ステツプで検出した時間ΔTが経過したこ
とを検出すると(時刻t9)、モータ13を停止し
て、ドライバ12によるねじ11の角変位を止め
る。このようにして調整動作が終了する。これに
よつて中間周波増幅回路6からの電気信号は、時
刻t8において、予め定める値l1を超え、その時刻
t8から前記時間ΔTだけ前記一定速度で、ねじ1
1がドライバ12によつて前記一方向に角変位さ
れる。こうして時刻t9には調整動作を完了する。
したがつて時刻t9では、中間周波増幅回路6から
の出力が、最大値Pとなるようにトリマ10のね
じ11が設定される。
なお、プローブ14から処理装置17に電気信
号を導くライン15の途中に、積分形のコンデン
サ19と抵抗20とから成る平滑回路21を設け
て、平滑回路21の時定数を、中間周波増幅回路
6に混入されるノイズを抑制するように設定して
おけば、ノイズによる誤動作を防止できる。
本発明は、ラジオ受信機だけでなく、その他の
電子回路に関連して広範囲に実施するとができる
(たとえば、サーボ回路のジツタが最小になるよ
うに、サーボゲインを調整する等)。
またその電子回路の出力の最大値だけでなく、
最小値、極大値および極小値などのピークが電子
回路から得られるようにその電子回路に含まれる
電子回路素子の可動部分を調整するようにしても
よい。平滑回路21に代えて、処理装置17にお
いて、中間周波増幅回路6からの電気信号を演算
処理して平均値を得るようにしてもよい。
本発明の他の実施例として、電子回路素子の調
整部分は、ねじのように角変位するものだけでな
く、直線方向の変位またはその他の変位を行なつ
て電子回路素子の電気的な値が変化されてもよ
く、本発明はこのような電子回路素子の調整を行
なうことができる。
以上のように本発明によれば、電子回路素子の
可動部分をその電子回路素子が含まれている電子
回路からの電気信号がピークに到達し、その後、
予め定めた値になるまで電子回路素子の可動部分
を逆方向に一定速度で変位し、再び電子回路から
の電気信号がそのピークに到達するように、予め
定めた一定速度で前記時間だけ変位するようにし
たので、信号の最大値検出にともなう時間遅れの
影響を受けることがなく、したがつて電子回路の
調整を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第
2図はその動作を説明するための波形図である。 3……高周波増幅回路、6……中間周波増幅回
路、10……トリマ、11……ねじ、12……ド
ライバ、13……モータ、14……プローブ、1
5……ライン、17……処理装置、18……オシ
ロスコープ、21……平滑回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子回路に含まれる電子回路素子の可動部分
    を調整部材によつて機械的に一方向に変位してそ
    の電子回路素子の電気的な値の変化に従う電子回
    路の電気信号のピークを検出する第1処理ステツ
    プと、 該ピーク値に基づき前記第1処理ステツプにお
    いて辿つたピークに到達する途中の値を定める第
    2処理ステツプと、 可動部分を調整部材によつて予め定めた一定速
    度で逆方向に変位して電気信号が前記第2処理ス
    テツプで定めた値になるまでのピークからの時間
    を検出する第3処理ステツプと、 再び可動部分を調整部材によつて前記一方向
    に、電気信号が前記第2処理ステツプで定めた値
    になつたときから前記時間だけ前記一定速度で変
    位する第4処理ステツプとを含むことを特徴とす
    る電子回路の調整方法。
JP10215281A 1981-06-29 1981-06-29 電子回路の調整方法 Granted JPS583309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10215281A JPS583309A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子回路の調整方法

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JP10215281A JPS583309A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子回路の調整方法

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JPS583309A JPS583309A (ja) 1983-01-10
JPH043128B2 true JPH043128B2 (ja) 1992-01-22

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JP10215281A Granted JPS583309A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子回路の調整方法

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