JPH04312747A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

Info

Publication number
JPH04312747A
JPH04312747A JP7918591A JP7918591A JPH04312747A JP H04312747 A JPH04312747 A JP H04312747A JP 7918591 A JP7918591 A JP 7918591A JP 7918591 A JP7918591 A JP 7918591A JP H04312747 A JPH04312747 A JP H04312747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
coil
vertical
deflection yoke
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7918591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunaga Kuwabara
保修 桑原
Mitsuhiro Hamada
光浩 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7918591A priority Critical patent/JPH04312747A/ja
Publication of JPH04312747A publication Critical patent/JPH04312747A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機など
の陰極線管に組合わせて使用する偏向ヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像機の高解
像度化が進み、陰極線管のビーム径の大きさや、ミスコ
ンバージェンスなど、解像度に影響する性能の向上がよ
り望まれるようになってきている。一般にこのミスコン
バージェンスとしては、陰極線管内に封止している3本
の電子銃のうち両端に配置された電子ビーム(青電子ビ
ームと赤電子ビーム)の陰極線管の管面における色ずれ
、すなわち図4(a)に示すジレンマ(RラインとBラ
インとのずれをジレンマと呼ぶ)と称するものと、両端
の電子ビームと中央に配置された緑電子銃から発射され
る電子ビームの陰極線管の管面における色ずれ、すなわ
ち図4(b)に示すコンバージェンスコマエラー(R,
Bは合っているがGがずれているもの)がある。 ジレンマは例えば図4(c)に示すような画面歪(ラス
ター歪)をテレビジョン受像機の回路補正で補正すると
ともに、偏向ヨークの主磁界である水平偏向コイル、お
よび垂直偏向コイルのコイル分布巻線の設定を適当にす
ることによりなくすることができる。一方コンバージェ
ンスコマエラーは、水平偏向コイル,垂直偏向コイルの
コイル分布巻線の設定では解決できないため、一般的に
は図2に示すようなE型磁性体4による垂直磁界補正器
10を偏向ヨークの電子銃側開口部近傍に電子ビーム進
行方向に対し、直交するように対向配置して6極磁界を
作ることにより解決するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ジレンマ,コンバージェンスコマエラー、
およびラスター歪の3特性を同時に解決することは不可
能であった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、水平偏向コイルと垂直偏向コイルと垂直磁界補正器
を用いて、ジレンマ,コンバージェンスコマエラー、お
よびラスター歪を同時に解決した偏向ヨークを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の偏向ヨークは、垂直磁界補正器にE型磁性体
を磁芯とし、対向配置する6つの補正コイルの内,中央
部補正コイルの起磁力を両端部補正コイルの起磁力より
も小さくなるように設定したものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、垂直偏向コイル
に直列接続した垂直磁界補正器として対向配置された6
つの補正コイルで作られる磁界が、中央部補正コイルと
両端部補正コイルによる起磁力に差を設けることにより
、6極磁界と2極磁界に分極し、ジレンマおよびコンバ
ージェンスコマエラーを改善することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0008】図1(a),(b)に示されるように、偏
向ヨークに取り付けられる垂直磁界補正器10は垂直偏
向コイル2に直列接続され、水平偏向コイル1,垂直偏
向コイル2の後方、すなわち、電子銃側開口部に配置さ
れるもので、図2に詳細な取りつけ状態を示している。
【0009】図2,図3に示すように、垂直磁界補正器
10はE型磁性体4および補正コイル5で構成されるも
のであり、E型磁性体41,42を磁芯とし、補正コイ
ル5は中央部補正コイルC1,C2と両端部補正コイル
A1,A2およびB1,B2で構成される。ここで補正
コイルC1,C2の導線の巻回数をα−T,補正コイル
A1,A2およびB1,B2の導線の巻回数をそれぞれ
αとする。すなわち、C1,C2とA1,A2およびB
1,B2の導線のそれぞれの巻回数は異なり、その差を
Tとする。
【0010】以上のように構成された垂直磁界補正器を
具備した偏向ヨークについて、その動作を図3を用いて
説明する。E型磁性体41,42の横枝脚部先端より発
生する磁界は、導線の巻回数が6ケとも同じ部分α−T
より6極磁界が発生するとともに巻回数が4ケ同じ部分
αより2極磁界が発生する。すなわち、6極と2極を同
時に発生することができるものである。図3(b)に6
極磁界発生の様子と、図3(c)に2極磁界の発生の様
子を示している。すなわち図3(b)に示す6極磁界で
は、E型磁性体の横枝脚部先端に巻回された補正コイル
C1,C2では、A1,A2およびB1,B2に対して
異極ができるため両端に配置された赤電子ビームと青電
子ビームに上方に向けられる力(図では中抜矢印で示す
)が働くが、緑電子ビームには、センタービームのため
その力が距離的に離れているためおよばず、さらに赤電
子ビームと青電子ビームに作用する磁界が相反し力が働
かなくなる。また、図3(c)に示す2極磁界では、3
つの電子ビームに対して一様な力をおよぼす。この力は
正の6極磁界によりピンクッション型磁界となることは
多極磁界理論より明らかである。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の偏向ヨークは垂直偏向コイルに直列接続して垂直磁
界補正器を設け、6極磁界と2極磁界を任意につくりだ
すことにより、6極磁界の場合にはコンバージェンスコ
マエラーを解消し、2極磁界の場合にはジレンマを解消
できるものである。
【0012】なお、本発明の偏向ヨークを実装したとき
の実験結果として、90度偏向陰極線管の場合に(表1
)の測定値を得た。
【0013】
【表1】
【0014】この(表1)から、ミスコンバージェンス
量と補正コイルの巻回数の一例を求めると、コンバージ
ェンスコマエラー量0.4mmで、ジレンマ量0.4m
mの場合に、補正コイルA1,A2およびB1,B2の
各巻回数は16Tとなり、また補正コイルC1,C2の
各巻回数は16T−3T=13Tとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例における偏向ヨーク
の側面断面図 (b)は実施例の偏向ヨークの回路図
【図2】実施例の偏向ヨークの電子銃側から見た外観平
面図
【図3】(a)は本発明の垂直磁界補正器の外観側面図
(b)は本発明の垂直磁界補正器の6極磁界を示す磁界
説明図 (c)は同じく本発明の垂直磁界補正器の2極磁界を示
す磁界説明図
【図4】(a)はジレンマ説明図 (b)はコンバージェンスコマエラー説明図(c)はラ
スター歪説明図
【符号の説明】
1  水平偏向コイル 2  垂直偏向コイル 4  E型磁性体 5  補正コイル 10  垂直磁界補正器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管の電子ビームを偏向するための偏
    向磁界を発生する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイル
    と、前記垂直偏向コイルに直列接続された垂直磁界補正
    器をE型磁性体を磁芯とし、上記E型磁性体の横枝3脚
    に導線を巻回したコイル3個を備えた片側補正コイル2
    組みを対向配置したものより構成し、上記3個の補正コ
    イルの内、中央部補正コイルの起磁力が他の両端部補正
    コイルの起磁力より小さくしてなる偏向ヨーク。
JP7918591A 1991-04-11 1991-04-11 偏向ヨーク Pending JPH04312747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7918591A JPH04312747A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 偏向ヨーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7918591A JPH04312747A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 偏向ヨーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04312747A true JPH04312747A (ja) 1992-11-04

Family

ID=13682922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7918591A Pending JPH04312747A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 偏向ヨーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04312747A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1124308A (en) Deflection yoke with permanent magnet raster correction
JPH0542776B2 (ja)
US3721930A (en) Deflection yoke for use with in-line electron guns
JP3045735B2 (ja) カラー受像管用偏向ヨーク構体
GB2083689A (en) Self-convergent deflection yokes
US4654616A (en) Blue bow correction for CRT raster
JP2677594B2 (ja) 表示管と偏向ユニットの組合せを有する表示装置
US6326742B1 (en) Color CRT with cross-misconvergence correction device
JPH04312747A (ja) 偏向ヨーク
JP2557854B2 (ja) カラ−陰極線管用偏向装置
US3668580A (en) Toroidal deflection yoke having asymmetrical windings
JPH0359931A (ja) カラー受像管用偏向ヨーク
US3588566A (en) Electromagnetic deflection yoke having bypassed winding turns
KR200144626Y1 (ko) 미스컨버젼스 보정장치
JPH0733361Y2 (ja) 偏向ヨーク装置
JPS645820Y2 (ja)
JP2656591B2 (ja) 偏向装置及びそれを構成する偏向ヨーク
KR100334670B1 (ko) 편향요크의그린빔드롭현상방지장치
KR100208176B1 (ko) 브라운관용 편향요크의 컨버젼스 요크
JP3284780B2 (ja) カラー受像管装置
JP2703138B2 (ja) 偏向ヨーク
KR950002657Y1 (ko) 편향요크의 미스컨버젼스 보정장치
KR0120082Y1 (ko) 미스컨버젼스 보정장치
KR960004553Y1 (ko) 편향요크의 미스컨버젼스 보정장치
JPH09237591A (ja) 偏向ヨーク装置