JPH0431215A - テーピング梱包およびテーピング梱包装置 - Google Patents

テーピング梱包およびテーピング梱包装置

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JPH0431215A
JPH0431215A JP2136760A JP13676090A JPH0431215A JP H0431215 A JPH0431215 A JP H0431215A JP 2136760 A JP2136760 A JP 2136760A JP 13676090 A JP13676090 A JP 13676090A JP H0431215 A JPH0431215 A JP H0431215A
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JP
Japan
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tape
cover tape
recesses
cover
carrier tape
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Application number
JP2136760A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nakamura
隆樹 中村
Shigeki Zaima
財満 茂樹
Teruo Shimizu
清水 照雄
Tatsuhiko Yoshimura
吉村 辰彦
Yasushi Nishii
西井 也寸志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テーピング梱包技術に関し、特に、小寸法の
電子部品の梱包に適用して有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、ダイオードその他の比較的小寸法の半導体素
子の製造工程においては、出荷に先立つて、後の自動実
装工程における取り扱いや、自動実装システムなどに対
する当該半導体素子の分別供給を容易かつ的確に行わせ
るなどの観点から、エンボス加工によって長手方向に所
望のピッチで凹部が形成されたキャリヤテープを用いて
テーピング梱包を行う場合がある。
すなわち、樹脂などからなるキャリヤテープの長手方向
に所望のピッチで形成された凹部の各々に、極性などを
揃えた所定の整列姿勢で個別に半導体素子を挿入した後
、この凹部を、熱溶着などの方法によって貼付されるカ
バーテープで封止して梱包する。
そして、後の実装工程などにおいては、キャリヤテープ
の送り動作とともに、一端側からカバーテープを長手方
向に順次剥離するように巻き取り、長手方向に所望のピ
ッチで配列させた複数の凹部の各々に所定の姿勢で収納
された半導体素子を順次露出させて、自動実装システム
の真空吸着ヘッドの直下に位置決めし、所定の実装基板
などに対する実装作業を効率良く行うものである。
な右、電子部品のテーピング梱包や自動実装技術に関す
る一般的な技術に関しては、たとえば、日刊工業新聞社
、昭和56年7月30日発行、鵜澤高吉著「電子部品の
自動組立入門」P45〜P47、などの文献に記載され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、一般に、キャリヤテープやカバーテープなど
には絶縁性の樹脂が用いられ、一方、これらを用いて梱
包される半導体素子のパッケージも同様に樹脂などの絶
縁物によって構成されている。
このため、前述のような従来のテーピング梱包では、搬
送途中の振動や、カバーテープの剥離時に発生する静電
気などの作用によって、キャリヤテープから剥離される
カバーテープに半導体素子が吸着して持ち去られ、自動
実装システムの真空吸着ヘッドの直下などの所定の位置
に半導体素子を的確に供給できない場合があり、実装歩
留りが低下するという問題がある。
また、通常、自動実装システムの側では、前述のような
障害によって、所定の位置に半導体素子が到来しない状
態が数回連続して発生した場合には、エラー発生と見な
して停止するようにプログラムされており、実装工程に
おける稼働率の低下の一因ともなる。
上述のような障害の対策として、たとえば、カバーテー
プを導電性の素材で構成することが考えられるが、当該
カバーテープについては、剥離強度が過大な場合には剥
離時におけるキャリヤテープに振動を生じ、逆に過小の
場合には搬送途中における自然剥離などを生じるため、
キャリヤテープに対しである一定の範囲の剥離強度で熱
溶着する特性が要求され、このような特性と導電性とを
満足する素材は、現在のところ見出されていない状況に
ある。
そこで、本発明の目的は、静電気などに起因するカバー
テープへの電子部品の吸着を防止して、実装工程におけ
る電子部品の的確な供給動作を実現することが可能なテ
ーピング梱包技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、電子部品の実装工程における生産
性を向上させることが可能なテーピング梱包技術を提供
することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明になるテーピング梱包は、電子部品が
収納される凹部が所望のピッチで設けられたキャリヤテ
ープと、凹部を覆うように被着されるカバーテープとか
らなるテーピング梱包であって、カバーテープの少なく
とも凹部に臨む領域に、透孔を穿設したものである。
また、本発明になるテーピング梱包装萱は、キャリヤテ
ープに所望のピッチで設けられた凹部に電子部品を挿入
する部品挿入部と、キャリヤテープの電子部品が挿入さ
れた凹部をカバーテープによって覆うテープ被着機構と
、このテープ被着機構にカバーテープを供給するリール
と、このリールから繰り出されるカバーテープに透孔を
穿設する穿孔機構とを備えたものである。
〔作用〕
上記した本発明のテーピング梱包によれば、カバーテー
プに穿設された透孔の分だけ当該カバーテープと、キャ
リヤテープの凹部内に位置する電子部品との接触面積が
減少し、静電気などに起因して両者間に発生する吸着力
が小さくなり、また当該透孔の内縁部が電子部品の側に
突出するように形成することで、−層効果的に吸着力の
低減を図ることができる。これにより、実装工程におい
てキャリヤテープからカバーテープを剥離する際に、キ
ャリヤテープの凹部に個別に収納された電子部品がカバ
ーテープの側に吸着して持ち去られ、自動実装システム
の所定の供給位置から消失するなどの障害が確実に回避
され、実装工程にふける電子部品の的確な供給動作を実
現することができる。
この結果、自動実装システムの所定の供給位置からの電
子部品の消失による、実装歩留りの低下や稼働停止の発
生などが回避され、実装工程における生産性が向上する
また、本発明になるテーピング梱包装置によれば、穿孔
機構により、キャリヤテープに被着されるカバーテープ
に透孔を穿設するので、カバーテープに穿設された透孔
の分だけ当該カバーテープと、キャリヤテープの凹部内
に位置する電子部品との接触面積が減少し、静電気など
に起因して両者間に発生する吸着力が小さくなり、また
当該透孔の内縁部が電子部品の側に突出するように形成
することで、−層効果的に吸着力の低減を図ることがで
きる。これにより、実装工程においてキャリヤテープか
らカバーテープを剥離する際に、キャリヤテープの凹部
に個別に収納された電子部品がカバーテープの側に吸着
して持ち去られ、自動実装システムの所定の供給位置か
ら消失するなどの障害が確実に回避され、実装工程にお
ける電子部品の的確な供給動作を実現することが可能と
なる。
この結果、自動実装システムの所定の供給位置からの電
子部品の消失による、実装歩留りの低下や稼働停止の発
生などが回避され、実装工程における生産性が向上する
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例であるテ
−ピング梱包およびテーピング梱包装置の一例について
、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例であるテーピング梱包の一
例を示す平面図であり、第2I!1(a)〜(C)は、
その一部を取り出して示す説明図である。
また、第3図は、このテーピング梱包を製造するテーピ
ング梱包装置の構成の一例を模式的に示す説明図であり
、第4図および第5図は、その−部を取り出して示す断
面図である。
まず、第1図に示されるように、キャリヤテープ1には
、長手方向に所望のピッチで複数の凹部3が形成されて
おり、その各々には、たとえばダイオードなどの電子部
品4が、その電極4aの極性などを一定の向きにした所
定の整列姿勢で収納されている。
キャリヤテープ1において、電子部品4を収納する複数
の凹部3の開口領域は、カバーテープ2によって覆われ
ており、個々の電子部品4の凹部3からの脱落が防止れ
さている。すなわち、カバーテープ2は、長手方向の両
側端のヒートシール部6の領域を、キャリヤテープ1に
熱溶着されることによって、所定の範囲の剥離強度でキ
ャリヤテープ1に密着している。
キャリヤテープ1の、長手方向の一側端部には、所望の
ピッチで送り穴5が設けられており、後述のテーピング
梱包装置における梱包工程や、後の自動実装工程におい
て、図示しない送り爪などに嵌合することにより、当該
キャリヤテープ1の正確な送り動作が行われるようにな
っている。
この場合、キャリヤテープ1に被着されるカバーテープ
2には、複数の透孔8が長手方向およQ幅方向に所望の
ピッチで穿設されている。
すなわち、本実施例の場合には、第2図(a)に示され
るように、複数の透孔8は、キャリヤテープ1の凹部3
の内部に位置する電子部品4の中央部およびコーナ部に
対応するように、ピッチ右よび穿設個数が設定されてい
る。また、透孔8の穿設に際して、個々の透孔8の内縁
部8aが、電子部品4の側に突出するように、当該透孔
8を穿設する工具の貫通方向が設定され、これにより、
カバーテープ2と、凹部3の内部に位置する電子部品4
とが、当該カバーテープ2に穿設された透孔8の内縁部
8aの先端部の微小面積Sで接するように構成されてい
る。
一方、このようなテーピング梱包を実現するテーピング
梱包装置は、たとえば、第3図に示されるように、図示
しない送り機構などによって所定の一方向に間歇的に所
定のピッチで送られるキャリヤテープ1の凹部3の各々
に、電子部品4を所定の姿勢で挿入する部品挿入部9と
、電子部品4が挿入された凹部3を順次覆うようにカバ
ーテープ2を繰り出すリール10および位置決ローラ1
5と、キャリヤテープ1の送り方向において当該位置決
ローラ15の下流側に位置し、電子部品4を収納した凹
部3の領域を覆うカバーテープ20両側端のヒートシー
ル部6を、キャリヤテープlに熱溶着する動作を行う熱
溶着機構11とを備えている。
この場合、リール10には、孔加工などが施されていな
い通常のカバーテープ2が巻回されているとともに、当
該リール10から繰り出され、位置決ローラ15に至る
カバ−テープ20走行経路には、当該カバーテープ2を
挟んで対向する一対の孔加工ローラ12および孔加工ロ
ーラ13と、中間ローラ14とが設けられている。
孔加工ローラ12は、たとえば、第4図に示されるよう
に、外周部の輻方向および周方向に所望のピッチで配列
された複数の針状突起12aを有しており、これに対向
する孔加工ローラ13の外周面には、前記針状突起12
aに対応する位置に複数の逃し穴13aが穿設されてい
る。
そして、所定の間隙をなして対向する孔加工ローラ12
と13との間を、カバーテープ2を通過させることによ
り、当該カバーテープ2には、長平方向および幅方向に
所定のピッチをなすとともに、孔加工ローラ12から孔
加工ローラ13の側に針状突起12aが貫通することに
よって、内縁118aが一方向に突出するように、すな
わちキャリヤテープ1の凹部3に面する側に内縁部8a
が突出するように、透孔8が穿設されるものである。
また、これらの孔加工ローラエ2および13と、位置決
ローラ15との間には、孔加工ローラ12および13を
通過することによって透孔8が穿設されたカバーテープ
2の、当該透孔8の内縁部8aが突出する面を支持する
ように中間ローラ14が配置されている。
この中間ローラ14の外周面には、たとえば第5図に示
されるように、透孔8の突出した内縁部8aに対応する
領域に、逃げ溝14aが形成されており、透孔8が穿設
されたカバーテープ2が通過する際に、当該透孔8の突
出した内縁118aが当該中間ローラ14によって潰れ
ないように配慮した構造となっている。
以下、本実施例のテーピング梱包装置およびテーピング
梱包の作用の一例について説明する。
まず、テーピング梱包装置では、空のキャリヤテープ1
を、部品挿入部9の側から熱溶着様、構11に至る方向
に送り動作を行い、この送り動作に同期して、部品挿入
部9は個々の電子部品4を順次到来する空の凹部3の各
々に所定の整列姿勢で逐次挿入する。
また、リール10は、キャリヤテープ1の送り動作に同
期して、カバーテープ2を繰り出し、繰り出されたカバ
ーテープ2は、孔加工ローラ12および13の間を通過
することによって透孔8が穿設された後、中間ローラ1
4を経て位置決ローラ15に至り、電子部品4を収容し
た状態で順次到来する凹部3を覆うように、しかも透孔
8の内縁部8aを凹部3に収容された電子部品4の側に
突出させた状態にキャリヤテープ1の上に繰り出される
こうして、キャリヤテープ1の上に繰り出されたカバー
テープ2は、送り方向の下流側の熱溶着機構11におい
て、ヒートシール部6の領域を、キャリヤテープ1に熱
溶着されることによって、過不足のない所定の剥離強度
で当該キャリヤテープ1に被着固定される。
この結果、たとえば静電気などの発生によって、凹部3
の底部に位置する電子部品4がカバーテープ2に接近し
ても、当該電子部品4と、凹部3を覆うカバーテープ2
とは、カバーテープ2に穿設された複数の透孔8の、凹
部3の内部側に突出した内縁部8aの先端部の微小面積
Sを介してのみ接する状態となり、たとえばカバーテー
プ2に透孔8が存在しない場合に比較して、両者間に作
用する吸着力は大幅に減少する。
こうして、上述の一連の作業を経て製造されたテーピン
グ梱包は、図示しないリールなどに巻回されて出荷され
る。
一方、上述のようなテーピング梱包を施された電子部品
40図示しない回路基板などへの実装作業を行う自動実
装システムなどにおいては、第1図に示されるように、
当該自動実装システムの吸着コレット位置7に逐次送ら
れるキャリヤテープ1の一端側からカバーテープ2を剥
離して凹部3に収容された電子部品4を順次露出させて
、図示しない吸着コレットなどによる所望の実装位置へ
の搬出動作を行わせ、剥離されたカバーテープ2は、図
示しないリールなどに巻き取って回収する。
ここで、このような、実装工程においては、搬送途中の
振動やカバーテープ2の剥離時などに、樹脂などからな
るキャリヤテープ1とカバーテープ2との間に静電気が
発生する場合があるが、第6図〜第8I!Iに示される
ように、単に平坦なカバーテープ2をキャリヤテープ1
に被着させる従来のテーピング梱包の場合には、第7図
に示される状態で凹部3の底部に位置する電子部品4が
、この静電気によって、第8図に示されるようにカバー
テープ2に吸着して浮き上がり、さらに第6図に示され
るように、剥離されるカバーテープ2とともに持ち去ら
れ、目的の吸着コレット位W7の凹部3から電子部品4
が消失した状態となり、実装ミスとなる障害が発生する
場合がある。
これに対して、本実施例のテーピング梱包の場合には、
前述のように、テーピング梱包装置において、カバーテ
ープ2に、キャリヤテープ1の凹部3の側に内縁部8a
を突出させた状態に複数の透孔8を穿設しているため、
カバーテープ2と凹部3の内部に位置する電子部品4と
の接触面積は、透孔8の内縁部8aの先端の微小面積S
のみとなり、従来の平坦なカバーテープを使用した場合
に比較して、たとえば1710以下に大幅に減少し、カ
バーテープ2と電子部品4との間に作用する吸着力は小
さくなる。
この結果、凹部3の内部に位置する電子部品4が、キャ
リヤテープ1から剥離されるカバーテープ2に吸着して
持ち去られ、目的の吸着コレット位置7から消失するな
どの懸念がなくなり、実装工程における電子部品の的確
な供給動作を実現することができる。
たとえば、チニーナ用に使用される可変容量ダイオード
などの電子部品4の場合には、キャリヤテープ1の複数
の凹部3の配列順に、たとえば4個一組で実装されるた
め、そのうちの1個が前述のようにして消失すると他の
3個もスキップされて実装できなくなってしまう。した
がって、キャリヤテープ1における配列順に複数個で一
組として実装される電子部品4の場合には、本実施例の
テーピング梱包が一層有効となる。
また、カバーテープ2の全長に、予め、透孔8を穿設し
てしまう場合には、透孔8の分だけ加工工程が増えるた
めにコスト高になるとともに、透孔8の加工後にリール
に巻き取ると、巻き取り時の締め付は力や巻き取り後の
経時変化などによって、透孔8の突出した内縁部8aの
形状が鈍化し、カバーテープ2と電子部品4との接触面
積低減の効果が損なわれる。
これに対して、本実施例の場合には、テーピング梱包装
置におけるカバ−テープ20走行経路に孔加工ローラ1
2および13などを配置して、キャリヤテープ1に対す
る被着作業の直前に透孔8の穿設を行うようにしている
ので、透孔8の穿設作業分だけカバーテープ2の製造コ
ストを削減できるとともに、透孔8の内縁部8aの先端
を、加工直後の鋭利な状態で使用することができる。
これにより、透孔8の存在による、カバーテープ2と電
子部品4との接触面積、すなわち吸着力を、より効果的
に減少させせることができ、カバーテープ2に電子部品
4が吸着されることに起因する実装工程の障害をより効
果的に回避することができる。
以上の結果、実装工程における電子部品4の実装歩留り
、および実装システムの稼働率が向上し、電子部品4の
実装工程における生産性が向上する。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
たとえば、テーピング梱包およびテーピング梱包装置の
各部の形状および構成としては、前記実施例に例示した
ものに限定されない。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりで
ある。
すなわち、本発明になるテーピング梱包によれば、電子
部品が収納される凹部が所望のピッチで設けられたキャ
リヤテープと、前記凹部を覆うように被着されるカバー
テープとからなるテーピング梱包であって、前記カバー
テープの少なくとも前記凹部に臨む領域に、透孔を穿設
してなる構造であるため、カバーテープに穿設された透
孔の分だけ当該カバーテープと、キャリヤテープの凹部
内に位置する電子部品との接触面積が減少し、静電気な
どに起因して両者間に発生する吸着力が小さくなり、ま
た当該透孔の内縁部が電子部品の側に突出するように形
成することで、−層効果的に吸着力の低減を図ることが
できる。これにより、実装工程においてキャリヤテープ
からカバーテープを剥離する際に、キャリヤテープの凹
部に個別に収納された電子部品がカバーテープの側に吸
着して持ち去られ、自動実装システムの所定の供給位置
から消失するなどの障害が確実に回避され、実装工程に
おける電子部品の的確な供給動作を実現することができ
る。
この結果、自動実装システムの所定の供給位置からの電
子部品の消失による、実装歩留りの低下や稼働停止の発
生などが回避され、実装工程における生産性が向上する
また、本発明になるテーピング梱包装置によれば、キャ
リヤテープに所望のピッチで設けられた凹部に電子部品
を挿入する部品挿入部と、前記キャリヤテープの前記電
子部品が挿入された前記凹部をカバーテープによって覆
うテープ被着機構と、このテープ被着機構に前記カバー
テープを供給するリールと、このリールから繰り出され
る前記カバーテープに透孔を穿設する穿孔機構とを備え
ているので、当該穿孔機構によってカバーテープに穿設
された透孔の分だけ当該カバーテープと、キャリヤテー
プの凹部内に位置する電子部品との接触面積が減少し、
静電気などに起因して両者間に発生する吸着力が小さく
なり、また当該透孔の内縁部が電子部品の側に突出する
ように形成することで、−層効果的に吸着力の低減を図
ることができる。これにより、実装工程においてキャリ
ヤテープからカバーテープを剥離する際に、キャリヤテ
ープの凹部に個別に収納された電子部品がカバーテープ
の側に吸着して持ち去られ、自動実装システムの所定の
供給位置から消失するなどの障害が確実に回避され、実
装工程における電子部品の的確な供給動作を実現するこ
とが可能となる。
この結果、自動実装システムの所定の供給位置からの電
子部品の消失による、実装歩留りの低下や稼働停止の発
生などが回避され、実装工程における生産性が向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるテーピング梱包の一
例を示す平面図、 第2図(a)〜(C)は、その一部を取り出して示す説
明図、 第3図は、テーピング梱包を行うテーピング梱包装萱の
構成の一例を模式的に示す説明図、第4図は、その一部
を取り出して示す断面図、第5図は、同じく、その一部
を取り出して示す断面図、 第6図は、従来のテーピング梱包の一例を示す平面図、 第7図は、その−線断面図、 第8図は、同じく、その作用の一例を示す説明図である
。 1・・・キャリヤテープ、2・・・カバーテープ、3・
・・凹部、4・・・電子部品、4a・・・電極、5・・
・送り穴、6・・・ヒートシール部、7・・・吸着コレ
ット位置、8・・・透孔、8a・・・内縁部、S・・・
微小面積、9・・・部品挿入部、10・・・リール、1
1・・・熱溶着機構、12・・・孔加工ローラ、12a
・・・針状突起、13・・・孔加工ローラ、13a・・
・逃し穴、14・・・中間ローラ、14a・・・逃げ溝
、15・・・位置決ローラ。 代理人 弁理士 筒 井 大 和 第 図 a 8:透孔 8a:内縁部 第 図 11:熱溶着機構 15:位置決ローラ 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電子部品が収納される凹部が所望のピッチで設けら
    れたキャリヤテープと、前記凹部を覆うように被着され
    るカバーテープとからなるテーピング梱包であって、前
    記カバーテープの少なくとも前記凹部に臨む領域に、透
    孔を穿設してなることを特徴とするテーピング梱包。
  2. 2.前記透孔が、前記カバーテープの外面から前記キャ
    リヤテープに被着される内面側に向かって針状工具を貫
    通させることによって穿設され、当該透孔の内縁部が、
    前記電子部品が収納される前記凹部の側に突出するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のテーピング梱包
  3. 3.キャリヤテープに所望のピッチで設けられた凹部に
    電子部品を挿入する部品挿入部と、前記キャリヤテープ
    の前記電子部品が挿入された前記凹部をカバーテープに
    よって覆うテープ被着機構と、このテープ被着機構に前
    記カバーテープを供給するリールと、このリールから繰
    り出される前記カバーテープに透孔を穿設する穿孔機構
    とからなることを特徴とするテーピング梱包装置。
  4. 4.前記穿孔機構が、前記カバーテープの走行経路に介
    設され、外周面に針状突起が突設された第1ローラと、
    前記カバーテープを挟んで前記第1ローラと対向して配
    置され、前記針状突起に対応する位置に逃げ穴が刻設さ
    れた第2ローラとからなることを特徴とする請求項3記
    載のテーピング梱包装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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