JPH043117Y2 - - Google Patents

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JPH043117Y2
JPH043117Y2 JP1986022571U JP2257186U JPH043117Y2 JP H043117 Y2 JPH043117 Y2 JP H043117Y2 JP 1986022571 U JP1986022571 U JP 1986022571U JP 2257186 U JP2257186 U JP 2257186U JP H043117 Y2 JPH043117 Y2 JP H043117Y2
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bars
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は屋外用軽金属製面格子に係り、その
目的は屋外で使用しても雨水等による腐食の恐れ
が少なく、しかも防犯用の面格子としてもその強
度が大きい屋外用軽金属製面格子の提供にある。
(従来及び従来技術の欠点) 一般に軽金属(アルミ及びアルミ合金)製の屋
外用面格子は、建物の窓面用に防犯用の面格子と
して、或いは手擦り、フエンス等の安全用の面格
子として用いられることが多い。
ところで、この様な従来の面格子の格子組み形
状は、第4図乃至第5図に示す如く、上下方向と
水平横方向に交互に桟組みされるような構造、或
いは斜め方向で連結された所謂菱形格子等の面格
子構造(図示せず)が採用されて使用されてい
た。
通常は、このような面格子材においては、第4
図乃至第5図に示すような格子組みをされるのが
一般的である。
即ち、第4図に示す実施例においては、上下の
格子枠1,1間にまず連続する長さの縦桟2を所
要数配設し、所要数の横桟3とを格子組みして形
成している。
この格子組みは、前記縦桟2の格子組み箇所ご
とに一部を、拡大図の如く切りかき嵌合溝とし、
横桟3を縦桟2よりも径少の格子材を用い、横桟
3は加工せず、相互に嵌入して格子組み連結して
なる構造のものが知られている。
あるいは、第5図に示す如く他の格子組み構造
としては、格子枠1,1間に所要数の縦桟2を配
設し、この縦桟2,2間の間隔と同一長さをもつ
横桟3を縦桟2,2間に配設し、この横桟3と縦
桟2を拡大図に示す如くアングル材4とビス5に
よつて固着して格子組みする手段が採用されてい
る。
しかしながら、第4図に示す従来の切りかき嵌
入方式による面格子は、縦桟2と横桟3が単に嵌
入固定されているにすぎないため、その強度は極
めて弱く、また縦桟2と横桟3の嵌入部分に雨水
が侵入しやすく、この雨水の侵入したところにア
ルミ材等の酸化腐食が生じ、延いては機械的強度
が弱くなるという欠点があつた。
即ち、縦桟2のきりかき部の寸法サイズと横桟
3の寸法とを一致させるのは、その加工工程上極
めて難しく通常は縦桟2と横桟3の嵌め合わせ面
格子組み部に空隙が生じるのは通常であつた。
また、第5図に示すアングル材4とビス5によ
る面格子組みによる面格子は、組立作業工数が極
めて多いとともに、機械的強度は格子枠1,1と
縦桟2の接合力に依存しているため、例えば横桟
3の単位長さが長くなつた場合や、或いはアング
ル材4やビス5が軽金属性でないものが多いため
に接合部分の雨水等による腐食が早く起こり、延
いては面格子全体の機械的強度が弱くなる等の欠
点があつた。
また実開昭59−88194号に開示されるごとく長
寸の格子材間の長手方向に所定間隔に短寸の格子
材を、長寸の格子材と直交状に複数配設され、両
格子材の一方に圧入固定した連結杆を他方の対応
位置に穿設した連結孔内に挿入することにより、
両格子材を直交状に連結するようにした従来技術
がある。
しかしこの方法では長寸の格子材と短寸の格子
材とは、一方の連結杆を他方の連結孔に挿入する
だけであるから連結の強度はそれ程強くはなく、
格子枠を固定するボルトが緩んでくれば、全体の
強度も弱くなる欠点がある。
(解決手段) この考案は、上記従来の欠点に照らし屋外用で
あつて、しかも窓部の防犯用或いは手擦りフエン
ス等の安全用の面格子として使用した場合におい
ても、その機械的強度が経時的に得られしかも格
子組み部の腐食の恐れが小さい面格子を開発せん
として鋭意研究した結果なされたものである。
即ち、この考案は軽金属製の格子材によつて外
周が枠組みされ、この格子枠の開口面積内に桟組
みされた軽金属製面格子であつて、この桟組みが
少なくとも一方間の桟が長手方向に連続する長桟
で、かつこの長桟と交叉する桟が前記長桟間の間
隔と同一長さの短桟とされ、この短桟の軸長方向
と同一軸線上に格子枠、短桟、長桟を連通連絡す
る空間が形成され、この空間内に面格子幅の全長
を有しかつその外周にネジがきられてなる芯材を
挿通し、この挿通により前記格子枠、短桟、長桟
と芯材が相互に螺合緊結された屋外用軽金属製面
格子を提供することにより上記欠点を悉く解決す
る。
(考案の構成) 以下この考案の一実施例を第1図及び第3図に
基づいて説明する。
第1図において6は格子枠、7は長桟で8はこ
の長桟7,7間の間隔長さだけの長さをもつ短桟
である。
この考案においては、長桟7と短桟8の形状は
同一でもよく、或いはどちらかが径大であつても
支障なく採用できる。
又、長桟7と短桟8及び格子枠6は角柱、丸柱
の何れであつてもよい。
長桟7と格子枠6との連結は、特に限定されな
いが、この考案においては螺合芯材を挿入し、螺
合する手段であつてもよい。
その場合、その螺合芯材部材の長さは格子枠6
と長桟7とを連結するに充分であり、且つ短桟8
と長桟7を連結する芯材9の連通を妨害しない長
さとするのが望ましい。
第1図乃至第3図におけるこの考案の実施例に
係る面格子において、その格子組みを長桟7を垂
直方向に、また短桟8を水平方向に設定する格子
組みとしたが、この考案において必ずしもこの形
状に限定されるものではない。
例えば長桟7を一定角度をもつた斜め方向に連
結し、その長桟7に対し短桟8を同じく一定角度
で交叉するような、所謂菱形格子組み形を構成す
る面格子としてもよい。
図示する実施例のおいては芯材9はその外周に
ネジ山10がタツピングされ、かつ格子枠6、長
桟7及び短桟8を相互に連通連結する空間11の
内壁に雌ネジ(番号無し)が刻設されている。
また、雌ネジ(番号無し)の形設個所は格子枠
6から長桟7、短桟8を連通連結する空間11の
全長に亘つて形成されてもよく、又場合によつて
は格子枠6と短桟8の接合部近傍で両者に亘り、
及び長桟7と短桟8の接合部近傍で両者に亘り箇
所のみ部分的に断続して雌ネジが刻設されてもよ
い。
この図示する実施例において、雌ネジ(番号無
し)の形成方法としては格子枠6と長桟7及び短
桟8を作業台上に載置し、その少なくとも2方向
から加圧して位置決め固定し、その固定状態でタ
ツピング形成機械で空間11内壁を連続して雌ネ
ジ(番号無し)を形成する、或いは雄ネジ山10
が形成された心材9を回転させながら、空間11
内に挿入することによつて空間11内壁に挿入と
同時に形成する。
第1図拡大図の如く、芯材9の端部(両端部も
しくは一端部)を格子枠6よりも少し突出し、ナ
ツトN止めしてもよい。
更に、第2図に示す如く、短桟8内に少なくと
も3方向、図示する実施例においては4方向、か
ら突起材12をネジ山10上に形成し、この突起
材12の先端に雌ネジを形成してもよい。
雌ネジの形成工程としては、この場合作業が簡
易になり望ましい。
(考案の効果) このように構成してなるこの考案に係る屋外用
軽金属製面格子は、軽金属製の格子材によつて外
周が枠組みされ、この格子枠の開口面積内に桟組
みされた軽金属製面格子であつて、この桟組みが
少なくとも一方間の桟が長手方向に連続する長桟
で、かつこの長桟と交叉する桟が前記長桟間の間
隔と同一長さの短桟とされ、この短桟の軸長方向
と同一軸線上に格子枠、短桟、長桟を連通連絡す
る空間が形成され、この空間内に面格子幅の全長
を有しかつその外周にネジがきられてなる芯材を
挿通し、この挿通により前記格子枠、短桟、長桟
と芯材が相互に螺合緊結された屋外用軽金属製面
格子であるから、従来の面格子と異なり、芯材は
面格子幅の全長があるため補強の効果は高く、そ
の外周にネジがきられているため、格子枠、短
桟、長桟相互を連通連絡する空間に設けられたネ
ジ、突起材に螺合し、あるいは格子枠、短桟、長
桟の肉厚に直接刻入されるから、芯材全体で面格
子が固定され、その機械的強度が極めて向上する
のみならず、短桟と長桟、或いは短桟と格子枠と
の接合部が極めて緊結一体化するため、この結合
部に雨水の侵入がなく、従つて腐食の問題が生じ
ないとともに、従来の切りかき接合による格子組
みされた面格子おいては切りかけ部から横桟が脱
落したり、或いはアングル接合による格子組みさ
れた面格子おいてはアングル材の起用によつて横
桟および縦桟が普及して面格子が防犯上或いは安
全上、その機能を発揮しなかつた欠点を待避し、
極めて機械的強度の優れた面格子として使用でき
るため、防犯上或いは安全上大きな効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る屋外用軽金属製面格子
の一実施例を示す外観図、第2図は第1図A−A
線断面図、第3図は同じく第1図B−B線断面
図、第4図及び第5図は従来例の説明図である。 6……格子枠、7……長桟、8……短桟、9…
…芯材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軽金属製の格子材によつて外周が枠組みされ、
    この格子枠の開口面積内に桟組みされた軽金属製
    面格子であつて、この桟組みが少なくとも一方間
    の桟が長手方向に連続する長桟で、かつこの長桟
    と交叉する桟が前記長桟間の間隔と同一長さの短
    桟とされ、この短桟の軸長方向と同一軸線上に格
    子枠、短桟、長桟相互を連通連絡する空間が形成
    され、この空間内に面格子幅の全長を有しかつそ
    の外周にネジがきられてなる芯材を挿通し、この
    挿通により前記格子枠、短桟、長桟と芯材が相互
    に螺合緊結された屋外用軽金属製面格子。
JP1986022571U 1986-02-18 1986-02-18 Expired JPH043117Y2 (ja)

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JP1986022571U JPH043117Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JP1986022571U JPH043117Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JPS62133892U JPS62133892U (ja) 1987-08-24
JPH043117Y2 true JPH043117Y2 (ja) 1992-01-31

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ID=30820080

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016141938A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 三協立山株式会社 骨組構成体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5988194U (ja) * 1982-12-06 1984-06-14 当麻 孟 格子建具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016141938A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 三協立山株式会社 骨組構成体

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JPS62133892U (ja) 1987-08-24

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