JPH0430983Y2 - - Google Patents

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JPH0430983Y2
JPH0430983Y2 JP7480387U JP7480387U JPH0430983Y2 JP H0430983 Y2 JPH0430983 Y2 JP H0430983Y2 JP 7480387 U JP7480387 U JP 7480387U JP 7480387 U JP7480387 U JP 7480387U JP H0430983 Y2 JPH0430983 Y2 JP H0430983Y2
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steam
hole
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JP7480387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は蒸気の噴出に加えて蒸気により警笛
を鳴すことができる鍋蓋用の警笛付つまみに関す
るものである。
〔従来の技術〕
蒸気噴出口を備えた鍋蓋用つまみは、実開昭61
−10130号公報、実開昭61−54716号公報に開示さ
れているように、鍋蓋に貫設した通孔を有する中
空のねじ部材と、そのねじ部材にねじ着した把持
本体と、把持本体に回動かつ上下動自在に嵌挿し
た操作部材と、操作部材上部のキヤツプ部材とか
ら構成され、操作部材の回動により蒸気通路が開
かれているとき、鍋内の蒸気がねじ部材の通孔よ
り把持本体内を経て外部に噴出するようになつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
蒸気従来構造では、キヤツプ部材をもつて操作
部材を把持本体に締着しているため、部品数が多
くコスト高となり、またそのような構造に蒸気の
噴出を報知する警笛を設けると、更に構造が複雑
となるばかりか、主婦にとつて操作が難しいもの
となる。
この考案はかかる事情から考えられたものであ
つて、その目的は簡単な構造で蒸気の噴出操作も
きわめて容易に実施でき、また必要に応じて蒸気
により警笛をも鳴すことができる新たな構造の鍋
蓋用のつまみを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的によるこの考案は、先端面に通孔を有
し、かつ蓋板裏側より表面側に貫設された中空の
ねじ部材と、そのねじ部材と螺合する凹状の底部
を有する円筒部の周囲に把持部を一体形成し、底
部側壁に噴出口を開設した本体と、該本体内に回
動かつ上下動自在に嵌挿された内部に空間を有す
る栓状の操作部材とからなり、上記円筒部の底部
内周囲に環状溝を形成するとともに、底板中央に
笛孔を穿設し、その笛孔の開閉部材を上記操作部
材の内部に突設する一方、上記環状溝に収まる操
作部材の下部側壁に上記噴出口と重合する複数の
開放口を横方向に設けることによつて、上記従来
の問題点を解決してなる。
〔作用〕
上記構造では、操作部材側の一方の開放口によ
つて、本体側部の噴出口が操作部材の底部内と連
通しているとき、鍋内の蒸気がねじ部材の通孔よ
り噴出口に流出し、外部へと噴出する。
また操作部材の回動により開放口を他方に切換
えるとともに、回動に伴う操作部材の上方移動に
より、開閉部材に閉ざされていた笛孔を開いて置
くと、蒸気が噴出すると同時に警笛が鳴る。
以下この考案を図示の実施例により更に具体的
に説明する。
〔実施例〕
図中1はねじ部材で中空のねじ軸の後端にフラ
ンジ2を有し、先端面の中央に通孔3を有する。
このねじ部材1は鍋蓋4の裏側から表側に貫通し
て設けられ、突出したねじ軸に本体5の底部6が
ねじ着されている。
上記本体5は円筒部7とその上部周囲の一体形
成した把持部8とからなり、その円筒部7の下部
に上記底部6が凹状に形成され、底部側壁に噴出
口9が開設してある。
また底部内周囲には、上記噴出口9を2分する
深さの環状溝10が設けられ、底板中央には笛孔
11が穿設してある。更にまた本体5の上側部に
は、第2図に示すように、操作部材12の案内ピ
ン13が、把持部側面から円筒部内側にまで水平
にねじ込んで取付けてある。
上記操作部材12は、上記円筒部7と回動自在
に嵌合した中空の栓体14と、その栓体14の上
端にあつて、上記把持部8の内側に嵌合位置する
被覆板15とから構成され、被覆板15の上面に
は操作部材12の向きを指示する指掛け16が上
向に、また下面中央には笛孔11の開閉部材17
が下向きにそれぞれ一体形成してある。
上記栓体13の外周面には、上記案内ピン13
の先端と嵌合して、操作部材12を上下動する高
低差を持つた案内溝18が設けてあり、また上記
環状溝10に収まつた栓体下部には、上記噴出口
9と重合する2つの開放口19,20が横方向に
所要間隔を空けて穿設してある。
なお図中21は蒸気通路、A,B,Cは把持部
表面に施した位置マークである。また図示の例
は、案内ピン13と案内溝18を1個所に設けて
いるが、それぞれを2個所に対設してもよい。
次に動作について説明する。
まず第1図及び第3図に示す閉鎖状態におい
て、指掛け16を摘んで操作部材12を位置マー
クAから位置マークBのところまで回動すると、
開放口20によつて噴出口9が開く。また案内ピ
ン13は案内溝18の上側を移動するため、操作
部材12はそのままの位置にて回動し、笛孔11
は開閉部材17の下端面によつて閉鎖されたまま
となつている。
このようにセツトした状態において鍋内に蒸気
が発生すると、蒸気は通孔3と噴出口9との間の
蒸気通路21を経て噴出口9から外部に噴出す
る。
更に位置マークCのところまで指掛け16と共
に操作部材12を回動して行くと、第6図に示す
ように、案内溝18のテーパー溝によつて案内ピ
ン13が下側に移り、これにより操作部材12が
反対に上方へ移動して笛孔11が開かれ、操作部
材12内と蒸気通路21とが連通するとともに、
開放口19により噴出口9は開かれたままとな
る。
かかる状態において鍋内に蒸気が発生すると、
蒸気は噴出口9より外部に噴出し、また一部が操
作部材内に吹込まれる。この蒸気の吹込みに際し
て音が生じ、この音が警笛となつて蒸気の噴出を
報知する。
また蒸気の噴出を不要とする場合には、操作部
材12を位置マークAの所まで回動して戻し、噴
出口9を塞いで置けばよい。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、全体をねじ部材1と
本体5及び操作部材12と3つの部材とから構成
し、また本体5内に操作部材12を回動かつ上下
動自在に嵌挿するだけでよいから、部品数が従来
のものより少なくて済み、また構造も簡単なので
コストを低減することができる。
更にまた本体5の底部6を凹状に形成して底板
に笛孔11を設け、この笛孔11を中空の操作部
材12の内部に突設した開閉部材17により開い
て、蒸気により音が出るようにしたことから、他
に蒸気噴出の警笛を設ける必要がなく、警笛も操
作部材の回動により止めることができるため使用
上頗る具合がよいなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る鍋蓋用警笛付つまみの1
実施例を示すもので、第1図は縦断正面図、第2
図は縦断側面図、第3図は平面図、第4図は操作
部材の正面図、第5図は蒸気噴出時の縦断正面
図、第6図は警笛発生時の縦断正面図である。 1……ねじ部材、4……鍋蓋、5……本体、6
……底部、7……円筒部、9……噴出口、10…
…環状溝、11……笛孔、12……操作部材、1
3……案内ピン、14……栓体、15……被覆
板、16……指掛け、17……開閉部材、18…
…案内溝、19,20……開放口、21……蒸気
通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端面に通孔を有し、かつ蓋板裏側より表面側
    に貫設された中空のねじ部材と、そのねじ部材と
    螺合する凹状の底部を有する円筒部の周囲に把持
    部を一体形成し、底部側壁に噴出口を開設した本
    体と、該本体内に回動かつ上下動自在に嵌挿され
    た内部に空間を有する栓状の操作部材とからなる
    鍋蓋用つまみにおいて、上記円筒部の底部内周囲
    に環状溝を形成するとともに、底板中央に笛孔を
    穿設し、その笛孔の開閉部材を上記操作部材の内
    部に突設する一方、上記環状溝に収まる操作部材
    の下部側壁に上記噴出口と重合する複数の開放口
    を横方向に設けてなることを特徴とする鍋蓋用警
    笛付つまみ。
JP7480387U 1987-05-19 1987-05-19 Expired JPH0430983Y2 (ja)

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JP7480387U JPH0430983Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JPS63183924U JPS63183924U (ja) 1988-11-28
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FR2926017B1 (fr) * 2008-01-07 2009-12-18 Seb Sa Bouton de prehension de couvercle d'article culinaire.

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JPS63183924U (ja) 1988-11-28

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