JPH04308444A - 小形インダクションモータ - Google Patents
小形インダクションモータInfo
- Publication number
- JPH04308444A JPH04308444A JP7145591A JP7145591A JPH04308444A JP H04308444 A JPH04308444 A JP H04308444A JP 7145591 A JP7145591 A JP 7145591A JP 7145591 A JP7145591 A JP 7145591A JP H04308444 A JPH04308444 A JP H04308444A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- aluminum
- rotor
- slot
- induction motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 20
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 13
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
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- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 13
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Landscapes
- Induction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小形インダクションモー
タに係り、とくに小形で高性能な小形インダクションモ
ータに関する。
タに係り、とくに小形で高性能な小形インダクションモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】インダクションモータは構造が簡単で信
頼性が高く、安価である大きな特長を有しており広範な
用途に使用されているが、効率が比較的低い、出力の割
に大形となる等の欠点を有しており、小形化,高性能化
への市場ニーズが大きい。
頼性が高く、安価である大きな特長を有しており広範な
用途に使用されているが、効率が比較的低い、出力の割
に大形となる等の欠点を有しており、小形化,高性能化
への市場ニーズが大きい。
【0003】一般に小形インダクションモータのロータ
はダイカスト法によって製作される。即ちロータスロッ
ト内の2次導体及びエンドリングをアルミニウムダイカ
イト法により一体に成形して、かご形巻線を形成するも
のであるが、成形する際空気の巻き込みや凝固収縮に伴
う導体の内部欠陥即ち巣の発生が避けられない。
はダイカスト法によって製作される。即ちロータスロッ
ト内の2次導体及びエンドリングをアルミニウムダイカ
イト法により一体に成形して、かご形巻線を形成するも
のであるが、成形する際空気の巻き込みや凝固収縮に伴
う導体の内部欠陥即ち巣の発生が避けられない。
【0004】その結果、2次導体の抵抗値が増加して効
率が低下するだけでなく、性能のバラツキが大きくなる
ことが避けられない問題点を有していた。さらにインダ
クションモータを小形化しようとしてスロット面積を他
の寸法に比例的に小さくするとダイカスト時の湯流れ不
良の問題を生ずるため、磁路を犠牲にしてスロット面積
を大きくしなければならない。このため低効率とともに
小形化を難しいものにしていた。
率が低下するだけでなく、性能のバラツキが大きくなる
ことが避けられない問題点を有していた。さらにインダ
クションモータを小形化しようとしてスロット面積を他
の寸法に比例的に小さくするとダイカスト時の湯流れ不
良の問題を生ずるため、磁路を犠牲にしてスロット面積
を大きくしなければならない。このため低効率とともに
小形化を難しいものにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の欠点を取り除き、小形,高性能の小形インダクシ
ョンモータを提供することを目的とする。
技術の欠点を取り除き、小形,高性能の小形インダクシ
ョンモータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、ロータスロット内の2次導体を銅とし、エンドリング
をアルミニウムとして、これ等を共晶反応を利用して結
合して、かご形巻線を形成する様にすることにより、内
部欠陥のない2次導体を形成するものである。さらにス
ロット内の2次導体をアルミニウムより抵抗の小さい銅
を使用し、ダイカスト法によらないことと相まって抵抗
値を増加させないで、スロット面積を小さくすることが
出来る様にし、これによって磁路を広げて小形で高出力
,高効率を得るものである。
、ロータスロット内の2次導体を銅とし、エンドリング
をアルミニウムとして、これ等を共晶反応を利用して結
合して、かご形巻線を形成する様にすることにより、内
部欠陥のない2次導体を形成するものである。さらにス
ロット内の2次導体をアルミニウムより抵抗の小さい銅
を使用し、ダイカスト法によらないことと相まって抵抗
値を増加させないで、スロット面積を小さくすることが
出来る様にし、これによって磁路を広げて小形で高出力
,高効率を得るものである。
【0007】
【実施例】図を用いて本発明の実施例について説明する
。
。
【0008】図1は本発明になる小形インダクションモ
ータの縦断面図である。1はステータでステータコア2
およびステータコイル3を有し、回転磁界を発生させて
いる。4はエンドブラケット、5はブラケット、6は本
発明の特徴であるロータ6で、ロータコア13に設けら
れたロータスロット内に銅で形成された2次導体7を配
設し、その両端をアルミニウムで形成されたエンドリン
グ8,9に共晶反応を利用して結合されてかご形巻線を
形成するとともに、シャフト10に固着され軸受11,
12により回転自在に支承されている。
ータの縦断面図である。1はステータでステータコア2
およびステータコイル3を有し、回転磁界を発生させて
いる。4はエンドブラケット、5はブラケット、6は本
発明の特徴であるロータ6で、ロータコア13に設けら
れたロータスロット内に銅で形成された2次導体7を配
設し、その両端をアルミニウムで形成されたエンドリン
グ8,9に共晶反応を利用して結合されてかご形巻線を
形成するとともに、シャフト10に固着され軸受11,
12により回転自在に支承されている。
【0009】本実施例は以上の構成を有している。
【0010】ここで2次導体7とエンドリング8,9の
結合は、特開昭56−62685 号による方法を応用
して行なった。
結合は、特開昭56−62685 号による方法を応用
して行なった。
【0011】ロータスロット内に配設される2次導体7
はロータコア13の両端面より突出し、またその先端に
は約45゜は突起部を有しており、一方エンドリング8
,9には該突起部が嵌まる凹みが設けられている。
はロータコア13の両端面より突出し、またその先端に
は約45゜は突起部を有しており、一方エンドリング8
,9には該突起部が嵌まる凹みが設けられている。
【0012】ロータスロット内に銅製2次導体7が配設
された状態で、ロータコア13とともに高周波加熱によ
り、銅とアルミニウムの共晶温度である約550℃を超
え550〜580℃に加熱すると共に、別に同じ温度範
囲に加熱したアルミニウム製エンドリング8,9を、突
起部と凹み部が嵌まる様にして、両端からはさみながら
加圧する。
された状態で、ロータコア13とともに高周波加熱によ
り、銅とアルミニウムの共晶温度である約550℃を超
え550〜580℃に加熱すると共に、別に同じ温度範
囲に加熱したアルミニウム製エンドリング8,9を、突
起部と凹み部が嵌まる様にして、両端からはさみながら
加圧する。
【0013】この時図2に示す様に2次導体7は、エン
ドリング8,9を重ねたとき、ロータコア13の両端部
において若干の隙間δが出来る様、予め若干長く作られ
ている。一般に接合される部分の表面には酸化被膜の他
、汚れ等が付着しているが、これ等を完全に除去するの
はかなり難しいが、本実施例では加熱して接合させた際
、隙間δがなくなるまでエンドリング8,9を加圧する
ことにより、接合面に発生する融液相14,15ととも
に、表面の酸化被膜や汚れ等の不純物も同時に排出させ
ている。また加圧して融液相14,15を排出後、水冷
により接合部を銅とアルミニウムの共晶温度以下に冷却
して、接合後融液相が生成しない様にしている。
ドリング8,9を重ねたとき、ロータコア13の両端部
において若干の隙間δが出来る様、予め若干長く作られ
ている。一般に接合される部分の表面には酸化被膜の他
、汚れ等が付着しているが、これ等を完全に除去するの
はかなり難しいが、本実施例では加熱して接合させた際
、隙間δがなくなるまでエンドリング8,9を加圧する
ことにより、接合面に発生する融液相14,15ととも
に、表面の酸化被膜や汚れ等の不純物も同時に排出させ
ている。また加圧して融液相14,15を排出後、水冷
により接合部を銅とアルミニウムの共晶温度以下に冷却
して、接合後融液相が生成しない様にしている。
【0014】以上説明した方法により、従来のダイカス
ト法に比べ、ロータのスロット面積を約50%に縮少す
ることが出来たため、従来ネックとなっていた磁路を約
20%増すことが出来、また抵抗を小さく、かつ、バラ
ツキの少ないかご形巻線が得られるので、約25%の高
出力化と共に、高効率でバラツキの少ない小形インダク
ションモータを得ることができた。
ト法に比べ、ロータのスロット面積を約50%に縮少す
ることが出来たため、従来ネックとなっていた磁路を約
20%増すことが出来、また抵抗を小さく、かつ、バラ
ツキの少ないかご形巻線が得られるので、約25%の高
出力化と共に、高効率でバラツキの少ない小形インダク
ションモータを得ることができた。
【0015】
【発明の効果】本発明によればアルミニウムに比し電気
抵抗が半分以下である銅を2次導体に使用することが可
能となるため、スロット面積を小さくすることができ、
従来ネックとなっていた磁路を拡大することができるの
で、実施例で述べた様に、約25%以上の高出力化と高
効率化を計ることができる。
抵抗が半分以下である銅を2次導体に使用することが可
能となるため、スロット面積を小さくすることができ、
従来ネックとなっていた磁路を拡大することができるの
で、実施例で述べた様に、約25%以上の高出力化と高
効率化を計ることができる。
【0016】またダイカスト法によらないため、導体の
内部欠陥がなく、特性のバラツキが極めて小さくできる
他、溶融点より低い温度で固体のままで2次導体を形成
できるので製造効率が高く、安価に製作することができ
る等大きな実用的効果を有する。
内部欠陥がなく、特性のバラツキが極めて小さくできる
他、溶融点より低い温度で固体のままで2次導体を形成
できるので製造効率が高く、安価に製作することができ
る等大きな実用的効果を有する。
【図1】本発明による小形インダクションモータの縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の特徴であるロータの製作法を示すロー
タの一部縦断面図である。
タの一部縦断面図である。
1…ステータ、6…ロータ、7…2次導体、8,9…エ
ンドリング。
ンドリング。
Claims (1)
- 【請求項1】回転磁界を発生させるステータと、回転磁
界を受けてトルクを発生するかご形巻線を有するロータ
を有する小形インダクションモータにおいて、ロータス
ロット内の2次導体を銅とし、エンドリングをアルミニ
ウムとし、これ等を共晶反応を利用して接合することに
よりかご形巻線を形成したことを特徴とする小形インダ
クションモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145591A JPH04308444A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 小形インダクションモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145591A JPH04308444A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 小形インダクションモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308444A true JPH04308444A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13461066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145591A Pending JPH04308444A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 小形インダクションモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04308444A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998001935A1 (de) * | 1996-07-03 | 1998-01-15 | Gründl und Hoffmann GmbH Gesellschaft für elektrotechnische Entwicklungen | Rotor für einen asynchronmotor, verfahren zur herstellung des rotors, und asynchronmotor |
US6998752B2 (en) * | 2000-12-27 | 2006-02-14 | Hitachi, Ltd. | Dynamo-electric machine |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP7145591A patent/JPH04308444A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998001935A1 (de) * | 1996-07-03 | 1998-01-15 | Gründl und Hoffmann GmbH Gesellschaft für elektrotechnische Entwicklungen | Rotor für einen asynchronmotor, verfahren zur herstellung des rotors, und asynchronmotor |
US6998752B2 (en) * | 2000-12-27 | 2006-02-14 | Hitachi, Ltd. | Dynamo-electric machine |
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