JPH04308268A - 二重織組織による両面パイル織物の緯糸引抜装置 - Google Patents
二重織組織による両面パイル織物の緯糸引抜装置Info
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- JPH04308268A JPH04308268A JP14230691A JP14230691A JPH04308268A JP H04308268 A JPH04308268 A JP H04308268A JP 14230691 A JP14230691 A JP 14230691A JP 14230691 A JP14230691 A JP 14230691A JP H04308268 A JPH04308268 A JP H04308268A
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- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 title abstract 3
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[0001]
[産業上の利用分野]本発明は、二重織組織による両面
パイル織物生機の引抜用緯糸を引き抜く装置に関するも
のである。
パイル織物生機の引抜用緯糸を引き抜く装置に関するも
のである。
[0002]
[従来の技術]従来から、二重織組織による両面パイル
織物は、地経糸と地緯糸および地組織に参加しないパイ
ル引抜用緯糸による二重織組織の上下織物地にパイル糸
をかけ渡して製織し、中央でパイル糸をカットして2枚
の織物ができる。この両面パイル織物の裏面側にある引
抜用緯糸を引き抜き裏面に脱することによって裏面に一
部パイルが現出して両面パイル織物ができる。二重織組
織による両面パイル織物を作るには、二重織組織として
10割組織,12割組織があり、前者の場合地糸10本
のうち引抜用緯糸が4本、後者の場合生地12本のうち
引抜用緯糸が4本となり、この生機の引抜用緯糸は長さ
30cmで約190本もある。二重織組織による両面パ
イル織物は製織後まず引抜用緯糸を引き抜き裏面に脱す
ることで表面の一部パイルを脱する作業を手作業によっ
て行っているのが現状である。すなわち両面パイル織物
を台上にパイル側を下に裏側を表にして2人の作業員が
相対する。1人が片側の耳部にある引抜用緯糸の端をカ
ットし数本の引抜用緯糸を引き抜き、また同じ作業を2
〜3回繰返してこれをまとめて相手に手渡し引き抜いて
いく作業を繰返すことになる。作業時間80分、2人で
両面パイル織物の生機1反(約30m)処理できる。す
なわち1日に7〜8反(210m〜240m) の能
力である。また1分間で1人当り約18cmの処理能力
があるが連日の手作業となると能率はさらに低下し1/
2〜2/3程度となる。上記した如き人の手作業に全て
ゆだねているため作業は1日長時間に亘り、単純な作業
となりかつ作業員の右手をあげたり引っ張ったりするた
め手がいたくなると共に腱症炎まで病状がすすむと言う
大きな欠点があった。一方二重織組織による両面パイル
織物から商品化された綿毛布等は極めて好評であり、生
産数量が増加してきたために引抜用緯糸の引抜作業が製
織に比して可成りおくれ染色加工にも、商品の納期にも
問題が生じてきた。
織物は、地経糸と地緯糸および地組織に参加しないパイ
ル引抜用緯糸による二重織組織の上下織物地にパイル糸
をかけ渡して製織し、中央でパイル糸をカットして2枚
の織物ができる。この両面パイル織物の裏面側にある引
抜用緯糸を引き抜き裏面に脱することによって裏面に一
部パイルが現出して両面パイル織物ができる。二重織組
織による両面パイル織物を作るには、二重織組織として
10割組織,12割組織があり、前者の場合地糸10本
のうち引抜用緯糸が4本、後者の場合生地12本のうち
引抜用緯糸が4本となり、この生機の引抜用緯糸は長さ
30cmで約190本もある。二重織組織による両面パ
イル織物は製織後まず引抜用緯糸を引き抜き裏面に脱す
ることで表面の一部パイルを脱する作業を手作業によっ
て行っているのが現状である。すなわち両面パイル織物
を台上にパイル側を下に裏側を表にして2人の作業員が
相対する。1人が片側の耳部にある引抜用緯糸の端をカ
ットし数本の引抜用緯糸を引き抜き、また同じ作業を2
〜3回繰返してこれをまとめて相手に手渡し引き抜いて
いく作業を繰返すことになる。作業時間80分、2人で
両面パイル織物の生機1反(約30m)処理できる。す
なわち1日に7〜8反(210m〜240m) の能
力である。また1分間で1人当り約18cmの処理能力
があるが連日の手作業となると能率はさらに低下し1/
2〜2/3程度となる。上記した如き人の手作業に全て
ゆだねているため作業は1日長時間に亘り、単純な作業
となりかつ作業員の右手をあげたり引っ張ったりするた
め手がいたくなると共に腱症炎まで病状がすすむと言う
大きな欠点があった。一方二重織組織による両面パイル
織物から商品化された綿毛布等は極めて好評であり、生
産数量が増加してきたために引抜用緯糸の引抜作業が製
織に比して可成りおくれ染色加工にも、商品の納期にも
問題が生じてきた。
[0003]
[発明が解決しようとする課題]解決しようとする問題
点は、二重織組織による両面パイル織物生機の裏側にあ
る引抜用緯糸を引き抜く作業が人手不足、手がいたくな
ったり、腱症炎となり易い障害を除く点である。
点は、二重織組織による両面パイル織物生機の裏側にあ
る引抜用緯糸を引き抜く作業が人手不足、手がいたくな
ったり、腱症炎となり易い障害を除く点である。
[0004]
[問題を解決するための手段]本発明は、二重織組織に
よって得られた両面パイル織物の生機裏側にある引抜用
緯糸を引き抜き脱することによってパイル糸の一部が裏
面に現出させるのに人手にたよらず機械的に作業を行う
ことを目的としたものである。本発明者は、手作業にお
ける手順、内容等種々鋭意研究を行ない手作業における
改善策として最も有効である方法を考えた。すなわち先
端の尖った4m/m経の鉄棒を両面パイル織物の片側の
耳に挿入し生地を押えて鉄棒を上の方向5〜10cm揚
げて横へ引っ張れば容易に引き抜けることが判明した。
よって得られた両面パイル織物の生機裏側にある引抜用
緯糸を引き抜き脱することによってパイル糸の一部が裏
面に現出させるのに人手にたよらず機械的に作業を行う
ことを目的としたものである。本発明者は、手作業にお
ける手順、内容等種々鋭意研究を行ない手作業における
改善策として最も有効である方法を考えた。すなわち先
端の尖った4m/m経の鉄棒を両面パイル織物の片側の
耳に挿入し生地を押えて鉄棒を上の方向5〜10cm揚
げて横へ引っ張れば容易に引き抜けることが判明した。
この方法では巾として5〜10cmが引抜くことができ
た。しかし巾が広くなればなる程鉄棒を上に揚げる際に
力が大きくかかり両面パイル織物の生地を相当の力で引
っ張り、かつおさえておくこと、および鉄棒を引っ張る
反対の方向に回転することにより抵抗が軽くなることも
わかってきた。又手作業をする人の力と要領の差によっ
て引き抜ける巾の大小があり、かつ引抜用緯糸を引き抜
く際に引き抜く側の端から20cm位までに相当の力が
必要であり横方向へすべらせた場合強力な力がいり抜け
にくく上にあげる力を利用した方が力が少なくて抜け易
くなり20cm位をすぎるとほんの僅かな力で簡単に引
き抜けることも判明した。本発明は、二重織組織による
両面パイル織物の生機をパイルダウンで投入し、両耳側
をピンテンターで固定せしめ引抜用緯糸を引き抜き始め
の耳部の上部からさらにピンテンターでさらに強固に不
動のものとする。生機の引き抜く側の耳部と引抜用緯糸
との間に少なくとも1つ以上の押上板、ガイダー、カッ
ターの一体化治具を装着し押上板は油圧によって上下さ
せる。回転可能なる引抜棒を固定接続させたベルトをク
リール、変速ロール、スクリューロールを介して両耳部
の間を往復させ、片耳部に引抜棒が達した時にスクリュ
ーロールは、トラバースして引抜棒上に引抜用緯糸をの
せて上部ヘ揚げ引き抜かれながら他方の耳へ移動し同時
に引抜棒は片側耳部へ戻ると引き抜かれた緯糸は両側の
カッターで切断させ両面パイル織物生地は引き抜かれた
巾だけ移動させる作業を繰返し行うことによって連続的
に引抜用緯糸を引き抜くことを特徴とする装置である。
た。しかし巾が広くなればなる程鉄棒を上に揚げる際に
力が大きくかかり両面パイル織物の生地を相当の力で引
っ張り、かつおさえておくこと、および鉄棒を引っ張る
反対の方向に回転することにより抵抗が軽くなることも
わかってきた。又手作業をする人の力と要領の差によっ
て引き抜ける巾の大小があり、かつ引抜用緯糸を引き抜
く際に引き抜く側の端から20cm位までに相当の力が
必要であり横方向へすべらせた場合強力な力がいり抜け
にくく上にあげる力を利用した方が力が少なくて抜け易
くなり20cm位をすぎるとほんの僅かな力で簡単に引
き抜けることも判明した。本発明は、二重織組織による
両面パイル織物の生機をパイルダウンで投入し、両耳側
をピンテンターで固定せしめ引抜用緯糸を引き抜き始め
の耳部の上部からさらにピンテンターでさらに強固に不
動のものとする。生機の引き抜く側の耳部と引抜用緯糸
との間に少なくとも1つ以上の押上板、ガイダー、カッ
ターの一体化治具を装着し押上板は油圧によって上下さ
せる。回転可能なる引抜棒を固定接続させたベルトをク
リール、変速ロール、スクリューロールを介して両耳部
の間を往復させ、片耳部に引抜棒が達した時にスクリュ
ーロールは、トラバースして引抜棒上に引抜用緯糸をの
せて上部ヘ揚げ引き抜かれながら他方の耳へ移動し同時
に引抜棒は片側耳部へ戻ると引き抜かれた緯糸は両側の
カッターで切断させ両面パイル織物生地は引き抜かれた
巾だけ移動させる作業を繰返し行うことによって連続的
に引抜用緯糸を引き抜くことを特徴とする装置である。
本発明は、人手を要せずして両面パイル織物の生機の裏
面にある引抜用緯糸を5〜10cm巾の単位で引き抜く
ものであり、引抜後生機は5〜10cm移動させる間欠
運転を行うと共に両耳部はピン4で下から、片耳部はピ
ン5で上からしっかりと固定させ、片耳部に押上板6,
7、ガイダー14、ナイフ15の一体化治具を引抜緯糸
2の間に装置し押上板を機械的、油圧、空気圧等の方法
で上部にあげ片耳側の引抜用緯糸を一部引き抜きこれを
繰返すことによって次のステップで抜き易くする。また
引抜棒の断面は丸、六角、四角、三角、楕円、ドッグボ
ーン型のどの形でもよく好ましくは引抜棒の外側が自由
に回転させることにより引っ張り時の張力抵抗を小さく
でき、かつ僅か溝があった方がよい。引抜棒8、8´は
受軸9を介してベルト10に固定されて引抜棒8´は自
由に回転可能となっいる。ベルト10はクリール11、
スクリューロール12、変速ロール13を経て引抜棒が
耳部から他方の耳部迄の間を往復運動させる。引抜棒が
抜き始めの耳部に達した時にスクリューロール12が左
へ動き引抜棒上に一部引き抜かれた緯糸をのせてクリー
ル11を経て緯糸を引き抜きながら耳部に達すると同時
に引抜棒は直ちに移動し戻る、引き抜かれた緯糸は外側
に刃のあるカッター15でカットされ除去棒16で緯糸
を除去する。なお、引抜棒の耳間の往復運動は二重織組
織によるパイル織物の製織後に中央をナイフを往復運動
させて上と下と2反できる原理と同じである。また押上
板の代りにスクリューロール(円錐型)を使用して片耳
部の一部を引き抜くことができる。
面にある引抜用緯糸を5〜10cm巾の単位で引き抜く
ものであり、引抜後生機は5〜10cm移動させる間欠
運転を行うと共に両耳部はピン4で下から、片耳部はピ
ン5で上からしっかりと固定させ、片耳部に押上板6,
7、ガイダー14、ナイフ15の一体化治具を引抜緯糸
2の間に装置し押上板を機械的、油圧、空気圧等の方法
で上部にあげ片耳側の引抜用緯糸を一部引き抜きこれを
繰返すことによって次のステップで抜き易くする。また
引抜棒の断面は丸、六角、四角、三角、楕円、ドッグボ
ーン型のどの形でもよく好ましくは引抜棒の外側が自由
に回転させることにより引っ張り時の張力抵抗を小さく
でき、かつ僅か溝があった方がよい。引抜棒8、8´は
受軸9を介してベルト10に固定されて引抜棒8´は自
由に回転可能となっいる。ベルト10はクリール11、
スクリューロール12、変速ロール13を経て引抜棒が
耳部から他方の耳部迄の間を往復運動させる。引抜棒が
抜き始めの耳部に達した時にスクリューロール12が左
へ動き引抜棒上に一部引き抜かれた緯糸をのせてクリー
ル11を経て緯糸を引き抜きながら耳部に達すると同時
に引抜棒は直ちに移動し戻る、引き抜かれた緯糸は外側
に刃のあるカッター15でカットされ除去棒16で緯糸
を除去する。なお、引抜棒の耳間の往復運動は二重織組
織によるパイル織物の製織後に中央をナイフを往復運動
させて上と下と2反できる原理と同じである。また押上
板の代りにスクリューロール(円錐型)を使用して片耳
部の一部を引き抜くことができる。
[0005]
[実施例]図1は本発明装置の1実施例の拡大斜視図、
図2は押上板、ガイダ、ナイフ一体化治具の拡大斜視図
、図3は引抜棒の拡大斜視図である。1はパイル織物生
機の裏面、2は引抜用緯糸、3は引抜台、4,5はピン
テンター、6,7は押上板8,8´は引抜棒、9は受軸
、10はベルト、11はクリール、12はスクリューロ
ール、13は変速クリール、14はガイダ、15はカッ
ター、16は緯糸除去棒である。二重織組織による両面
パイル織物の生機裏面1は両耳部をピンテンター4、片
側耳部は上部よりピンテンター5で固定し緯糸引抜巾1
0cmを引抜後移動させる。引抜用緯糸2は油圧によっ
て押上板6,7が上部に押上られ片側の耳の一部を予め
引き抜いておく。溝つき回転可能なる引抜棒8は二重パ
イプとなっておりパイプ8´が回転しベルト10に固定
された受軸9に固定されている。ベルト10は引抜棒が
耳から他方の耳の間をクリール11、スクリューロール
12、変速ロール13を介して往復運動させ、引抜棒8
が片側耳部に達してガイダー14の下部を経てスクリュ
ーローラー12がトラバースするため10cm移動する
と同時に引抜棒上に緯糸をのせてクリール11を経て移
動し緯糸が引き抜かれ、引抜棒が耳部に達すると片側の
耳部に戻る。この間の移動時間は往復で約15秒かかっ
た。引き抜かれた緯糸は外側に刃となっているカッター
15で両側共に同時にカットし、除去棒16で緯糸を取
り除く、この作業巾10cmで繰返すことによって連続
化される。巾10cmの引抜用緯糸を引き抜くのに約2
0秒かかるため40m/1分、60m/150分の実施
結果となった。
図2は押上板、ガイダ、ナイフ一体化治具の拡大斜視図
、図3は引抜棒の拡大斜視図である。1はパイル織物生
機の裏面、2は引抜用緯糸、3は引抜台、4,5はピン
テンター、6,7は押上板8,8´は引抜棒、9は受軸
、10はベルト、11はクリール、12はスクリューロ
ール、13は変速クリール、14はガイダ、15はカッ
ター、16は緯糸除去棒である。二重織組織による両面
パイル織物の生機裏面1は両耳部をピンテンター4、片
側耳部は上部よりピンテンター5で固定し緯糸引抜巾1
0cmを引抜後移動させる。引抜用緯糸2は油圧によっ
て押上板6,7が上部に押上られ片側の耳の一部を予め
引き抜いておく。溝つき回転可能なる引抜棒8は二重パ
イプとなっておりパイプ8´が回転しベルト10に固定
された受軸9に固定されている。ベルト10は引抜棒が
耳から他方の耳の間をクリール11、スクリューロール
12、変速ロール13を介して往復運動させ、引抜棒8
が片側耳部に達してガイダー14の下部を経てスクリュ
ーローラー12がトラバースするため10cm移動する
と同時に引抜棒上に緯糸をのせてクリール11を経て移
動し緯糸が引き抜かれ、引抜棒が耳部に達すると片側の
耳部に戻る。この間の移動時間は往復で約15秒かかっ
た。引き抜かれた緯糸は外側に刃となっているカッター
15で両側共に同時にカットし、除去棒16で緯糸を取
り除く、この作業巾10cmで繰返すことによって連続
化される。巾10cmの引抜用緯糸を引き抜くのに約2
0秒かかるため40m/1分、60m/150分の実施
結果となった。
[0006]
[発明の効果]以上説明したように本発明の二重織組織
による両面パイル織物の緯糸引抜装置は人手にたよらず
簡単なる装置であるため作業員の手痛、腱症炎等の障害
があった欠点がなくなり、機械運転のため均一な能率が
保持できかつ長時間の運転もできることになり、またこ
の装置は簡単なものであるから検反台、機械の生地が振
落されたところ等へ容易に取り付けができ、さらに能率
向上(連続化作業)が大いに期待される。
による両面パイル織物の緯糸引抜装置は人手にたよらず
簡単なる装置であるため作業員の手痛、腱症炎等の障害
があった欠点がなくなり、機械運転のため均一な能率が
保持できかつ長時間の運転もできることになり、またこ
の装置は簡単なものであるから検反台、機械の生地が振
落されたところ等へ容易に取り付けができ、さらに能率
向上(連続化作業)が大いに期待される。
図1
1実施例を示す拡大斜視図である。
図2
押上板、ガイダー、ナイフの一体化治具の拡大斜視図で
ある。 図3 引抜棒の拡大斜視図である。 図4 二重織組織による両面パイル織物の10割組織図図5 二重織組織による両面パイル織物の12割組織図1、
二重織組織によるパイル織物生機の裏面2、 引抜
用緯糸 3、 引抜台 4、 ピンテンター 5、 ピンテンター 6、 押上板(1段階) 7、 押上板(2段階) 8、 引抜棒 8´ 回転可能な引抜棒 9、 受軸 10、 ベルト 11、 クリール 12、 スクリューロール 13、 変速クリール 14、 ガイダー 15、 カッター 16、 緯糸除去棒 17、油圧パイプ
ある。 図3 引抜棒の拡大斜視図である。 図4 二重織組織による両面パイル織物の10割組織図図5 二重織組織による両面パイル織物の12割組織図1、
二重織組織によるパイル織物生機の裏面2、 引抜
用緯糸 3、 引抜台 4、 ピンテンター 5、 ピンテンター 6、 押上板(1段階) 7、 押上板(2段階) 8、 引抜棒 8´ 回転可能な引抜棒 9、 受軸 10、 ベルト 11、 クリール 12、 スクリューロール 13、 変速クリール 14、 ガイダー 15、 カッター 16、 緯糸除去棒 17、油圧パイプ
Claims (1)
- [請求項1]片耳部を上から、両耳部を下から固定させ
、片側耳と引抜用緯糸の間に少なくとも1つ以上の押上
板、ガイダー、カッターの一体化治具を装着する。回転
可能な引抜棒を固定接続させているベルトをクリール、
変速ロール、スクリューロールを介して両耳部の間を往
復させ、片耳部に引抜棒が達した時にスクリューロール
はトラバースして引抜棒上に引抜用緯糸をのせて上部に
揚り引き抜かれながら他方の耳へ移動し同時に引抜棒は
片側耳部へ戻ると引抜かれた緯糸は、両側のカッターで
切断させ両面パイル織物生地は引抜かれた巾だけ移動さ
せ、これを繰返し行うことによって連続に引抜くことを
特徴とする二重織組織による両面パイル織物の緯糸引抜
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14230691A JPH04308268A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 二重織組織による両面パイル織物の緯糸引抜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14230691A JPH04308268A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 二重織組織による両面パイル織物の緯糸引抜装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308268A true JPH04308268A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=15312303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14230691A Pending JPH04308268A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 二重織組織による両面パイル織物の緯糸引抜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04308268A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010523838A (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-15 | ウーングジン ケミカル カンパニー,リミテド | 3次元立体形状織物及びその製造方法 |
JP2015148034A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | トーソー株式会社 | 3次元立体形状織物及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP14230691A patent/JPH04308268A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010523838A (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-15 | ウーングジン ケミカル カンパニー,リミテド | 3次元立体形状織物及びその製造方法 |
JP2012144838A (ja) * | 2007-04-12 | 2012-08-02 | Woongjin Chemical Co Ltd | 3次元立体形状織物及びその製造方法 |
JP2015148034A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | トーソー株式会社 | 3次元立体形状織物及びその製造方法 |
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