JPH04308129A - シート材搬送装置 - Google Patents

シート材搬送装置

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JPH04308129A
JPH04308129A JP3099533A JP9953391A JPH04308129A JP H04308129 A JPH04308129 A JP H04308129A JP 3099533 A JP3099533 A JP 3099533A JP 9953391 A JP9953391 A JP 9953391A JP H04308129 A JPH04308129 A JP H04308129A
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Yoshio Ito
伊 藤 善 雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタッカ等の積載部に積
載されたシート材を装置本体内に給送し、装置本体内で
必要な処理をした後に排出部上に順次排出させるシート
材搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ファクシミリ、複写機、プリ
ンタ、イメージスキャナ等において、原稿あるいはプリ
ントの用紙等のシート材は、セットまたはシート材積載
台等の積載部にセットし、目的の文字や図形等の画像形
成部に供給,搬送して画像処理した後、排出トレー等の
排出部上に順次排出するようになっている。
【0003】通常、積載部と排出部とは分離して用意さ
れ、図3(a)に示すように、水平に搬送する方式にお
いては、積載部100と排出部101とは装置本体10
2を中心にみれば、それぞれ反対側に設置されているも
のが多い。
【0004】また、装置使用者の使用上の便利さを考慮
して、図3(b)(c)に示すように、積載部100と
排出部101とを装置本体102の同じ側に設け、装置
本体1、2内部に給送したシート材Sが画像処理部10
3を通過したのち、U字上の搬送路をUターンさせて載
置部100と同一方向に設けた排出部101に導き、上
下位置に独立させた載置部100と排出部101とを、
装置本体102の一方側にて操作可能としたものも多い
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例では、
積載部100と排出部101とを装置本体102内に設
置した場合、装置本体102は大型化されて設置場所と
しての床面積も広く必要とされる。そこで、前者、後者
共に、機能を満たすための装置本体102を小型化して
、積載部100と排出部101の全部あるいは一部を小
型化して上記装置本体102外に飛び出すように構成さ
れている。
【0006】また、使用時のみ開閉可能な構成にした折
りたたみ式のものも多いが、いづれも使用時の床面積と
しての広さは同じく必要である。
【0007】このうち、図3(b)(c)に示すUター
ン方式の場合、下方を積載部100とし、装置本体10
2の上部を排出部101として露出させて使用時の床面
積を改善しており有利であるが、装置本体102の高さ
が高くなってしまう。
【0008】また、積載部100と排出部101が分離
されており、シート材Sの供給、排出の搬送機構も位置
的に分離していて、それぞれ装置本体102内に内蔵さ
せる必要から、装置本体102のコスト高が避けられな
いという欠点をもつ。
【0009】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、装
置本体内にてシート材の方向変換するタイプで、しかも
装置本体の使用床面積を小さくし、かつ装置の高さをも
低くし得、さらに、シート材搬送のための駆動機構を一
体化させ、小型化と低コスト化を可能にしたシート材搬
送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にあっては、供給すべきシート材の積載部と
、排出されるシート材を受ける排出部と、を有し、前記
積載部と排出部とを装置本体の同じ側に設け、積載部か
ら装置本体内に供給されたシート材を進路変更を行わせ
た後積載部と同じ側の排出部に排出するシート材搬送装
置において、前記積載部と排出部とを上下に離間させて
配置すると共に、前記積載部と排出部の高さ位置間にシ
ート材の搬送手段を配置し、さらに、積載部の一部が排
出部を兼ねる構成としたことを特徴とする。
【0011】積載部と排出部との離間開口空間をシート
材の積載操入口とし、排出部上を前進するシート材は上
記操入口を横切って積載部に案内されるように構成する
ことが好ましい。
【0012】また、シート材に画像処理を施す画像処理
部が装置本体内のシート材が通る搬送路の内側に位置す
ることが効果的である。
【0013】さらに、積載部に積載されているシート材
の後端側と排出されたシート材の先端側との間が一定の
距離を有し、積載部上のシート材が目視可能な関係を満
たすように構成することが好ましい。
【0014】
【作用】上記構成のシート材搬送装置にあっては、シー
ト材の積載部と排出部とを上下にそれぞれ独立して設置
することなく、積載部の一部が排出部を兼ねる構成とす
ることにより両者を一体化して使用する共用方式として
いる。したがって、装置本体の高さを低く設定できる。
【0015】また、積載部と排出部との高さ位置間に搬
送手段を設置することにより、装置本体の高さをより低
くでき、また、装置本体内のシート材搬送路の供給側と
排出側の搬送路におけるシート材の搬送を共用できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係るシート材搬送装置
の基本構成であり、シート材としての用紙の搬送方向に
沿った縦断面図である。この図1は本発明の特徴を最も
よく表す図面であり、同図において、20はシート材搬
送装置全体を示すもので、概略、シート材としての用紙
Pを処理する機能を有する装置本体21と、この装置本
体21の同じ側に設けられた積載部としての積載台1A
と、排出部としての排紙トレー9と、を備えている。そ
して、装置本体内21には、積載台1Aと排紙トレー9
とを結ぶU字状の搬送路が設けられている。
【0017】この積載部としての積載台1Aは下流に向
けて水平より若干下向きに傾斜してある。また、1Bは
同じく積載台を兼ねた案内台で、ほぼ水平に積載台1A
の下流前方に配置されている。2は積載された用紙Pを
下流に案内するための供給ロールで、案内台1Bの上方
に配置されている。
【0018】そして、装置本体内21には、上記搬送路
の入口側から奥に向かって、用紙Pを一枚づつ分離搬送
させる分離搬送ユニット3、搬送ローラ4が順次配設さ
れる。5は原稿用紙の画像情報を読み取るためのセンサ
または用紙上に情報を印字する記録部であり、この後説
明を簡略化するため、この両者の目的は画像処理を行わ
せる共通目的であることから、以下は画像処理部5と呼
ぶ。
【0019】また、画像処理部5へ用紙Pを案内する目
的上、案内台1Bの近傍に案内部が延びている。そして
、搬送路の奥に画像処理後の用紙PをUターンさせる搬
送ガイド部通路6が設けられており、搬送ガイド部通路
6から排出部としての排紙トレー9に向けて、用紙Pを
排出させるための排出ローラ7、排出補助部材8が設け
られている。
【0020】排紙トレー9は装置本体21の本体枠内に
一体化されて、フレーム10とサブ基台11内に内設さ
れている。
【0021】排紙トレー9は一枚の用紙の全面積を受け
止めることができない小サイズとなっており、下流方向
に向けて短い構造となっていて、そのより下流には積載
台1A上に用紙Pを容易に積載操入させるための大きな
開口部12を有し、また、排紙トレー9の下面には用紙
Pを操入させるための用紙案内リブ9aが操入する用紙
Pの侵入方向に沿って平行にかつ用紙Pの幅方向に複数
個設定付加されている。
【0022】用紙積載台1A上には用紙操入の幅を正し
く案内させるための用紙両端部のガイド部1A1が台上
に突出しており、排紙トレー9は排紙ローラ7の軸受7
1外周部を回動可能として積載台の突出ガイド部1A1
上に下方に向けてバネ圧にて圧接させている。
【0023】駆動モータの駆動回転は供給ローラ2、分
離搬送部3、搬送ローラ4、排紙ローラ7のすべてに回
転駆動が伝えられ、用紙を積載台1Aから装置本体21
内にに向けて必要に応じて上流から下流へと一枚づつ搬
送させる回転を行わせる。
【0024】13は操入用紙の先端にて用紙P有無を検
知するための揺動フィンガであり、用紙Pを操入口12
より操入、下降させた時、センサ14にて用紙有りの検
知信号を得る。また、この信号によって一定時間(パル
スモータにおいては一定パルス数)の駆動を行わせ供給
ローラ2を進行方向に回転させ、用紙郡Pを操作者の操
入準備に連動するように供給ローラ2の上流で検知、回
転させ、操入時の用紙先端が供給ローラ2部で規制され
たり、また操入時の抵抗感を感じさせないように回転し
ながら案内する。
【0025】15は一枚づつ分離搬送されて前進する用
紙の先端を検知して、用紙の長さに応じた画像処理を行
わせるためのフィンガであり、16はその検知信号を得
るセンサである。用紙Pの一枚のみの作業で、排紙トレ
ー9上に用紙Pの後端が排出終了させる場合の駆動源の
停止信号もこのセンサ16にて制御可能となっており、
用紙の後端がこの検知センサ16を通過した時点で発生
する信号を用いて規定パルス数の設定値に到達した時、
画像処置の終了、用紙後端が排紙完了となるように制御
しており、これらの制御は説明するまでもなく、従来広
く用いられている公知技術である。
【0026】次に用紙Pの積載台1Aから排紙トレー9
に至る構成,動作の説明をする。
【0027】複数の用紙群を大きく開口せる操入口12
より用紙先端部をガイド91に沿って積載台1A上を下
流方向へ操入すると、用紙先端がフィンガ13に到達し
た時点でフィンガ13は下降し、センサ14で検知し信
号を得る。モータが回転し、供給ローラ2が連動回転す
る。
【0028】用紙先端がこの供給ローラ2に到達する以
前に回転は開始しており、分離搬送ローラ3Aの軸受部
で揺動可能となっている保持アーム3B上の供給ローラ
2は操入した用紙の積載厚みに応じて供給ローラ2を上
方に押し上げる機能も有しているので、供給ロール2の
回転と開放作用の併動によって用紙操入時の操入抵抗を
減少させる。
【0029】用紙群が分離搬送部3の直前に到達した時
点で操作者には操入抵抗が生ずるので通常操入作業を停
止する。
【0030】供給ローラ2の回転は任意のタイミング設
定ができるので、この時点対応で駆動源を停止させ回転
を止める。
【0031】用紙操入準備はこれで終了しており、この
時の状態は用紙最先端位置は分離搬送ユニット3の直前
にあり、供給ローラ2は用紙の最上紙上にあり、自分の
持つ重量(必要があれば下方にバネにて軽荷重、補助も
可能)によって用紙Pを下方に押えている。
【0032】図示しないキー等からの指令によって動作
信号が与えられるとつぎの動作を開始する。
【0033】再び供給ローラ2は回転し、最上紙を下流
方向に給紙させ、分離部3の上の分離搬送ローラ3Aに
よってさらに下流へと前進させる。このとき、下方紙が
引きづらて前進する場合、下方のリタードローラ3Cに
て上流側の用紙先端を戻す作用が下方紙に与えられ重送
が防止され、一枚の用紙のみ案内台1Bの延長されてい
る案内板に沿って画像処理部5に導かれる。
【0034】画像処理部5はイメージスキャナの場合は
一体化されて構成する画像読取センサであり、内部には
LED等の証明光源、列状のレンズレス密着センサ、等
倍センサにおいては、照明光源、読取センサ、セルフォ
ックレンズが内設されている。
【0035】これらの読取センサ部に用紙上面の文字、
画像情報面を接触させるための搬送兼読取用ローラ47
があり、この両者の接触部に用紙Pが操入され、搬送ロ
ーラ4は回転パルスに連動して回転し、用紙をより下流
方向に搬送する。この時、画像処理部5は同期クロック
にて、原稿上方を一定密度の分解像をセンサにて読取、
電気信号に変換させる。
【0036】一方、画像処理を用紙上への記録として行
う場合、記録素子としてサーマ記録の場合はライン状の
感熱ヘッド、インクジジェット記録用ヘッド等にて印字
を用紙の上面に行わせる。
【0037】このような画像処理部5は用紙PのUター
ン部において、そのターンの領域に設置する。用紙の外
周面がわに設置する従来型でも可能であるが、この場合
、装置の背丈はその分高くなる。
【0038】より装置を薄型にするために、上記した画
像処理部5は小型化、薄型化されたので、用紙PのUタ
ーン領域の内側に搬送ロール4軸に平行に用紙の幅方向
全域に亘ってローラ近傍に設置する。
【0039】用紙Pは画像処理部5の近傍を可能な限り
小径にてターン搬送させるため、ガイド部材にて構成さ
れた用紙搬送路にて上方に位置するほぼ水平に配置せる
排紙トレー9へ排紙ローラ7にてUターン後の用紙Pを
導き、排紙トレー9上に排紙を開始する。
【0040】このトレー9上を前進する用紙Pの先端は
排紙トレー9の下流先端91より前進するが用紙P自身
のもつ紙質、強度によって操入口12を横切ってより前
進する。
【0041】やがて用紙Pの先端縁は、一枚の用紙設定
時には用紙のなくなった積載台11上を上流に向かって
前進し、用紙後端縁が排紙ローラ7から排出された時点
で前進が停止する。
【0042】このように排出された用紙Pは後端側を排
紙トレー9上に、前方側を用紙積載台1A上を排紙トレ
ー9として兼用し、安定した排紙を可能とする。
【0043】また、用紙を積載台1A上に複数重ねて積
載し、作業を開始した場合、用紙前端がトレー9上を前
進して操入口12を横切ったのち、その用紙は積載台1
A上に残っている最上紙上をその用紙を後退させる方向
に接触しながら前進する。
【0044】一般的に複数枚重ねられている用紙類を摩
擦分離作用にて一枚づつ用紙を分離して搬送させる際に
は、用紙間に摩擦力が加わって用紙面に摩擦帯電が生じ
、排出した用紙との間で静電付着を生じ、用紙が排出の
とき不揃いとなったりしやすい。
【0045】本発明の実施例においても、上述せる最上
紙との間で帯電付着が生じ、最上紙の用紙を交代させる
ことになり、この用紙の先端部が供給ロール2の下端で
移動する現象となり、次の供給時の信頼性が低下するお
それがある。
【0046】公知例の給紙ローラは用紙の積載時に作業
を容易にかつ確実にするため、一般的には上下運動する
機構を内蔵させた用紙操入時の妨害とならぬように給紙
ローラを上昇させて開口させ、供給時のみ移動接触させ
るか、あるいは他の公知例では円柱状のローラの外周の
一部を切除した欠除ロールとし、回転クラッチによって
その回転方向の姿勢を規定し、用紙上面との間を開口領
域とさせ、用紙操入時の妨害から開放させている。
【0047】そして、給紙時のみ回転して用紙を次の搬
送部に渡し終えた後再び非接触の姿勢に復元させる条件
を満たし、開口状態を維持している。
【0048】このような構成では、本発明の積載台上の
残り紙の最上紙は上述した如き現象にて積載台上を上流
に引き戻し、次の搬送時に斜行したり給紙不良を生じた
りすることになる。
【0049】本発明における用紙積載台1Aの一部を排
紙トレー9として兼用する時不都合を生ずるので、実施
例の初期段階で述べたごとく、給紙ロール2は常時用紙
の最上部に抵抗を与える必要があり、また他の手段を用
いて積載台1A上の用紙に加圧作用を付加し用紙が後退
しないように規制してもよい。
【0050】これによって兼用台となり、本発明をより
信頼性の高いものとし、実用化可能としている。
【0051】積載台1Aと排紙トレー9とは供給、分離
、搬送ローラに対して近接した上下配置とし、小径Uタ
ーンさせ、両者を近接してほぼ平行に配置させることが
可能となり、また積載台1Aの台面の延長上で排紙トレ
ー9と鋭角を持って交わる状態に構成させることにより
、上述せる共用使用がより可能となる。このように、排
紙される用紙を操作位置に戻すことによって装置の上部
を有効に使用しやすくなり、例えば電話機、小型プリン
タ、パソコンとを載せる平坦な台を兼ねる薄箱型の画像
処理機能をもつ用紙搬送装置が可能となる。
【0052】これは、更に使用床面積の減少にもつなが
る。
【0053】また、駆動回転が必要な供給ロール2,分
離搬送ローラ3,搬送ローラ4,排紙ローラ7は図示の
ごとく装置内の近傍に配置することが可能となり、歯車
にて直接かみ合い連結が容易に行え、タイミングベルト
等による構成から開放され機構の単純化とベルト駆動に
よる張力の付加損失も軽減することができる。
【0054】このように、いわゆるUターン搬送をベー
スにし、画像処理部5を用紙PのUターンに必要な高さ
とほぼ等しくなる構成とし、しかも用紙積載台1Aの一
部を排出部の排紙トレー9と兼用するようにしたことか
ら、装置の小型化、薄型化を達成でき、また必要機構部
が一か所に集められたことから構成部品の削減の効果、
動作の高信頼性と低コスト化の効果がある。
【0055】また、上記の効果以外に、先に述べた如き
操作性の向上、能率の向上を図ることができる。
【0056】イメージスキャナ、ファクシミリ等の原稿
情報の読取においては、用紙PのUターン搬送路6の内
側に画像処理読取センサユニット等の画像処置部5を内
蔵させることにより、より装置の奥行き長さを短くして
小型化も図れる。
【0057】また、それ以外に積載台1Aには頁順にし
たがってそろえられている原稿用紙Pを画像面を上に向
けて操入すれば、最上位置の原稿用紙Pから頁順に順次
分離搬送し、情報を読み取った後Uターン搬送し、排紙
トレー9上に頁順に下向きに続いて排紙するので、読取
終了後の原稿用紙Pは初期の頁順に下向きに続いて排紙
するので、読取終了後の原稿用紙Pは初期の頁順の状態
に復元する効果もある。
【0058】そして、印字記録した用紙においても同じ
く頁順に整えられる。
【0059】また、用紙積載台1A上の操入可能な用紙
先端位置(分離直前位置)に対してその上方に位置した
排紙ローラの用紙後端終了位置を寸法上Lだけずらした
構成にすることによって同サイズ用紙が排紙された時、
共用する積載台P上においては同じくL寸法だけずれた
状態になって積み上げられ、複数枚の作業途中において
は積載台1A上の用紙残りが常にL寸法だけ目視可能と
なり、作業の進み具合、残り紙量の残量確認が容易に行
える効果もある。
【0060】排紙終了用紙を必要に応じて除去すること
も容易に行えるので、操作性、作業性の共によい装置を
提供することができる。
【0061】イメージスキャナ、ファクシミリの場合は
、操作者が積載台1A上に作業開始に先立つ原稿用紙P
を操入する場合、画像面を上に操入することは疲労感の
ない自然動作であり、また、積載台1A上の残り原稿に
対して下向きに排紙された原稿裏面とは一目にして区分
される便利さもある。
【0062】公知例で述べたように用紙積載台1Aと上
下関係位置にある排紙トレー9とを独立にそれぞれ設置
していないため、下段に積載してUターン後上段へ排紙
させる構成の下段への用紙の操着の不便さ、あるいは上
段に積載してUターン後下段に排紙させる構成の下段か
らの用紙の取り出しには、薄型化された装置の場合に、
つきものの上段台を開放させた後に用紙除去を行わなけ
ればならない作業工程の多さを必要とする欠点を本発明
装置においてはないために、作業能率が向上する効果も
ある。
【0063】
【発明の効果】本発明は以上の構成を有するもので、装
置本体内でシート材の搬送路を方向変換させるいわゆる
Uターン搬送方式で、しかも従来のようにシート材の積
載部と排出部とを上下にそれぞれ独立して設置すること
なく、積載部の一部が排出部を兼ねる構成とすることに
より両者を一体化して使用する共用方式としたので、装
置本体の使用床面積を小さくし、かつ装置の高さをも低
くすることができる。
【0064】また、シート材搬送のための搬送手段を積
載部と排出部との高さ位置間に設置することにより、装
置本体の高さをより低くでき、また、装置本体内のシー
ト材搬送路の供給側と排出側の搬送路におけるシート材
の搬送を共用でき、より一層小型化を図ることができる
共に、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る搬送装置の用紙
搬送方向の縦断面図である。
【図2】図2は図1の部分分解フレーム斜視図である。
【図3】図3(a)(b)(c)は、従来の搬送装置の
縦断面図である。
【符号の説明】
1A  積載台(積載部) 20  シート材搬送装置 21  装置本体 5    画像処理部 9    排紙トレー(排出部) P  用紙(シート材) 12  操入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  供給すべきシート材の積載部と、排出
    されるシート材を受ける排出部と、を有し、前記積載部
    と排出部とを装置本体の同じ側に設け、積載部から装置
    本体内に供給されたシート材を進路変更を行わせた後積
    載部と同じ側の排出部に排出するシート材搬送装置にお
    いて、前記積載部と排出部とを上下に離間させて配置す
    ると共に、前記積載部と排出部の高さ位置間にシート材
    の搬送手段を配置し、さらに、積載部の一部が排出部を
    兼ねる構成としたことを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 【請求項2】積載部と排出部との離間開口空間をシート
    材の積載操入口とし、排出部上を前進するシート材は上
    記操入口を横切って積載部に案内される請求項1に記載
    のシート材搬送装置。
  3. 【請求項3】シート材に画像処理を施す画像処理部が装
    置本体内のシート材が通る搬送路の内側に位置する請求
    項1または2に記載のシート材搬送装置。
  4. 【請求項4】積載部に積載されているシート材の後端側
    と排出されたシート材の先端側との間が一定の距離を有
    し、積載部上のシート材が目視可能な関係を満たす請求
    項1,2または3記載のシート材搬送装置。
JP3099533A 1991-04-03 1991-04-03 シート材搬送装置 Withdrawn JPH04308129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005161574A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Sato Corp Rfid印字用紙用プリンター

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005161574A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Sato Corp Rfid印字用紙用プリンター

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