JPH04307930A - 薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成装置Info
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- JPH04307930A JPH04307930A JP7335891A JP7335891A JPH04307930A JP H04307930 A JPH04307930 A JP H04307930A JP 7335891 A JP7335891 A JP 7335891A JP 7335891 A JP7335891 A JP 7335891A JP H04307930 A JPH04307930 A JP H04307930A
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- 239000010408 film Substances 0.000 claims abstract description 22
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- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 20
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜形成装置に係り、
特に、シリコン単結晶基板等の単結晶半導体基板に同種
または多種の薄膜を堆積する装置に関する。
特に、シリコン単結晶基板等の単結晶半導体基板に同種
または多種の薄膜を堆積する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化に伴い、回
路の微細化は進む一方であり、素子の微細化を目指して
さまざまな研究が進められている。
路の微細化は進む一方であり、素子の微細化を目指して
さまざまな研究が進められている。
【0003】このような半導体装置において膜質の良好
なエピタキシャル成長膜の形成は重要な課題となってい
る。
なエピタキシャル成長膜の形成は重要な課題となってい
る。
【0004】例えば図3にパンケーキ形装置の一例を示
すように、高純度石英で形成された反応室1内に、シリ
コンカーバイド(SiC)で被覆されたサセプタ3の上
に被堆積基板としてのシリコン基板2を反応面を上にし
て設置し、原料ガス供給パイプ7から所望の流動状態を
形成するようにノズル6を介して反応室1内に原料ガス
を導入し、シリコン基板2表面にエピタキシャル成長膜
を形成するように構成されている。ここで4は高周波コ
イル、5は石英製の高周波コイルカバーである。そして
反応し終ったガスは排気パイプ8を介して排気されるよ
うになっている。ここで原料ガスとしては、ソースガス
としてのシランと、キャリアガスとしての水素、ドーパ
ントガスとしてのジボランとを所望の比率で混合したも
のを用いている。
すように、高純度石英で形成された反応室1内に、シリ
コンカーバイド(SiC)で被覆されたサセプタ3の上
に被堆積基板としてのシリコン基板2を反応面を上にし
て設置し、原料ガス供給パイプ7から所望の流動状態を
形成するようにノズル6を介して反応室1内に原料ガス
を導入し、シリコン基板2表面にエピタキシャル成長膜
を形成するように構成されている。ここで4は高周波コ
イル、5は石英製の高周波コイルカバーである。そして
反応し終ったガスは排気パイプ8を介して排気されるよ
うになっている。ここで原料ガスとしては、ソースガス
としてのシランと、キャリアガスとしての水素、ドーパ
ントガスとしてのジボランとを所望の比率で混合したも
のを用いている。
【0005】このようなエピタキシャル成長装置におい
ては、原料ガスの濃度コントロールは原料ガスボンベの
濃度設定(シラン、水素、ジボランの各ボンベのガス濃
度)と、供給時に流量をコントロールするガス流量コン
トローラとで調節するようになっている。
ては、原料ガスの濃度コントロールは原料ガスボンベの
濃度設定(シラン、水素、ジボランの各ボンベのガス濃
度)と、供給時に流量をコントロールするガス流量コン
トローラとで調節するようになっている。
【0006】このため、設定濃度よりも濃いガス成分が
反応室に導入され、反応室の高温部にかかったガスが、
シリコンの3次元核発生によるシリコンパウダーを生成
し、高品質膜の生成を阻害する原因となったり、あるい
はノズルのガス噴出口付近にスケールを生成し噴出口の
実際の形状を変形させたりするという問題があった。
反応室に導入され、反応室の高温部にかかったガスが、
シリコンの3次元核発生によるシリコンパウダーを生成
し、高品質膜の生成を阻害する原因となったり、あるい
はノズルのガス噴出口付近にスケールを生成し噴出口の
実際の形状を変形させたりするという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の薄膜
形成装置によれば、ガスの濃度を十分に制御することが
できず、設定濃度より濃いガス成分が反応室に導入され
、反応室の高温部にかかったガスが、シリコンパウダー
を生成し、高品質膜の生成を阻害する原因となったり、
あるいはスケールの生成により噴出口の実際の形状を変
形させたりするという問題があった。
形成装置によれば、ガスの濃度を十分に制御することが
できず、設定濃度より濃いガス成分が反応室に導入され
、反応室の高温部にかかったガスが、シリコンパウダー
を生成し、高品質膜の生成を阻害する原因となったり、
あるいはスケールの生成により噴出口の実際の形状を変
形させたりするという問題があった。
【0008】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
で、膜質の良好なエピタキシャル成長膜を長期にわたっ
て安定して形成することのできる薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。
で、膜質の良好なエピタキシャル成長膜を長期にわたっ
て安定して形成することのできる薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、主反
応室の前に、主反応室よりも温度の高い前処理室を設置
し、この前処理室から主反応室に原料ガスを供給するよ
うにしている。
応室の前に、主反応室よりも温度の高い前処理室を設置
し、この前処理室から主反応室に原料ガスを供給するよ
うにしている。
【0010】
【作用】このように本発明によれば、主反応室の前に、
主反応室よりも温度の高い前処理室を設置し、この前処
理室から主反応室に原料ガスを供給するようにしている
ため、流量コントローラが不安定になり、不意に高濃度
の原料ガスが導入されたとしても、温度の高い前処理室
内壁にシリコンパウダーが堆積することになる。従って
、成膜室には、安定した濃度のガスが供給されることに
なり、少なくとも成膜室でパウダーが生成されることは
なく、膜質の良好な薄膜形成が可能となる。
主反応室よりも温度の高い前処理室を設置し、この前処
理室から主反応室に原料ガスを供給するようにしている
ため、流量コントローラが不安定になり、不意に高濃度
の原料ガスが導入されたとしても、温度の高い前処理室
内壁にシリコンパウダーが堆積することになる。従って
、成膜室には、安定した濃度のガスが供給されることに
なり、少なくとも成膜室でパウダーが生成されることは
なく、膜質の良好な薄膜形成が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例の薄膜形成装
置を示す図である。
置を示す図である。
【0013】この装置は、ノズル6を介して反応室1内
に原料ガスを導入する原料ガス供給パイプ7と原料ガス
ボンベ(図示せず)との間に第1及び第2のフィルタ9
,10と前処理室11を配設し、この前処理室11の周
りをヒータコイル12で被覆し、反応室1よりも高温と
なるようにしたことを特徴とするものである。
に原料ガスを導入する原料ガス供給パイプ7と原料ガス
ボンベ(図示せず)との間に第1及び第2のフィルタ9
,10と前処理室11を配設し、この前処理室11の周
りをヒータコイル12で被覆し、反応室1よりも高温と
なるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】ヒータコイル12は全処理室11を所定の
温度に加熱するように構成されており、第1および第2
のフィルタ9,10はテフロン製メッシュ(0.1μm
,0.5μm )で構成されており、反応室側に位置
する第1のフィルタ9が第2のフィルタ10よりも細か
いフィルタリングが可能となっている。そしてこの第1
および第2のフィルタは、高温のHClガス等で洗浄で
きるようになっている。
温度に加熱するように構成されており、第1および第2
のフィルタ9,10はテフロン製メッシュ(0.1μm
,0.5μm )で構成されており、反応室側に位置
する第1のフィルタ9が第2のフィルタ10よりも細か
いフィルタリングが可能となっている。そしてこの第1
および第2のフィルタは、高温のHClガス等で洗浄で
きるようになっている。
【0015】他の部分については、従来例で図3に示し
た薄膜形成装置と同様に形成されている。同一箇所には
同一符号を付した。13は原料ガスボンベから前処理室
へのガス流量をコントロールするための流量コントロー
ラである。
た薄膜形成装置と同様に形成されている。同一箇所には
同一符号を付した。13は原料ガスボンベから前処理室
へのガス流量をコントロールするための流量コントロー
ラである。
【0016】ここでは反応室は1000℃に維持され、
前処理室は1100℃程度に維持されるようになってい
る。
前処理室は1100℃程度に維持されるようになってい
る。
【0017】かかる構成をとることにより、流量コント
ローラが不安定となり、不意に高濃度の原料ガスが供給
されたとしても、前処理室の内壁が高温であるため、こ
の内壁にシリコンが堆積することにより余分の濃度の原
料ガスを熱分解して消費することになり、主反応室に安
定した濃度のガスを供給することができ、反応室内で3
次元核化を生じるおそれはない。
ローラが不安定となり、不意に高濃度の原料ガスが供給
されたとしても、前処理室の内壁が高温であるため、こ
の内壁にシリコンが堆積することにより余分の濃度の原
料ガスを熱分解して消費することになり、主反応室に安
定した濃度のガスを供給することができ、反応室内で3
次元核化を生じるおそれはない。
【0018】従ってこの薄膜形成装置によれば、膜質が
良好で信頼性の高いエピタキシャル薄膜の形成が可能と
なる。
良好で信頼性の高いエピタキシャル薄膜の形成が可能と
なる。
【0019】また、前処理室の内壁温度と面積とを制御
することにより、原料のガス濃度を強制的にコントロー
ルすることもできる。前処理室内壁温度は、主反応室の
内面特に上面の一番温度の高い部分より少し高い温度に
コントロールするようにし、また主反応室でのパウダー
の発生をなくすため、主反応室でのガスの対流時間を同
じにするため、主反応室の容量よりも前処理室の容量が
やや大きくなるようにするとよい。さらにまた、ガスの
加熱面積を主反応室の加熱面積よりもやや大きくするよ
うにする。
することにより、原料のガス濃度を強制的にコントロー
ルすることもできる。前処理室内壁温度は、主反応室の
内面特に上面の一番温度の高い部分より少し高い温度に
コントロールするようにし、また主反応室でのパウダー
の発生をなくすため、主反応室でのガスの対流時間を同
じにするため、主反応室の容量よりも前処理室の容量が
やや大きくなるようにするとよい。さらにまた、ガスの
加熱面積を主反応室の加熱面積よりもやや大きくするよ
うにする。
【0020】なお、第1および第2のフィルタ9,10
と、前処理室との間に冷却手段を設け、高温ガスが直接
第1および第2のフィルタ9,10に入らないようにす
ることも可能である。
と、前処理室との間に冷却手段を設け、高温ガスが直接
第1および第2のフィルタ9,10に入らないようにす
ることも可能である。
【0021】さらに、反応室1への供給に先立ち原料ガ
スを一定温度に低下させる温度制御手段を原料ガス供給
パイプ7にとりつけるようにしてもよい。
スを一定温度に低下させる温度制御手段を原料ガス供給
パイプ7にとりつけるようにしてもよい。
【0022】また、前記実施例では、前処理室を1つ配
設した例について説明したが、複数個配設し、成長中に
フィルタが目詰まりを起こしたような場合に、切り替え
可能となるようにしてもよい。
設した例について説明したが、複数個配設し、成長中に
フィルタが目詰まりを起こしたような場合に、切り替え
可能となるようにしてもよい。
【0023】本発明の第2の実施例としてこの例につい
て説明する。
て説明する。
【0024】図2は本発明の第2の実施例の薄膜形成装
置を示す図である。
置を示す図である。
【0025】この薄膜形成装置は、原料ガス供給パイプ
7と原料ガスボンベとの間に第1及び第2の切り替え弁
14,15を設置し、これによって第1の供給系aと第
2の供給系bとが切り替え可能となるように形成されて
いる。
7と原料ガスボンベとの間に第1及び第2の切り替え弁
14,15を設置し、これによって第1の供給系aと第
2の供給系bとが切り替え可能となるように形成されて
いる。
【0026】これら第1及び第2の供給系はそれぞれ前
記第1の実施例と同様に、第1及び第2のフィルタ9a
,9b,10a,10bと前処理室11a,11bを配
設し、この前処理室11a,11bの周りをヒータコイ
ル12a,12bで被覆し、反応室1よりも高温となる
ようにしたことを特徴とするものである。
記第1の実施例と同様に、第1及び第2のフィルタ9a
,9b,10a,10bと前処理室11a,11bを配
設し、この前処理室11a,11bの周りをヒータコイ
ル12a,12bで被覆し、反応室1よりも高温となる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0027】そして各供給系の第1のフィルタの前方に
それぞれこの部分の内圧を検出する圧力センサ16a,
16bが設置されており、成長途中でも内圧が所定値以
上となると切り替え弁14に信号が発せられ、次の供給
系に切り替えられるようになっている。
それぞれこの部分の内圧を検出する圧力センサ16a,
16bが設置されており、成長途中でも内圧が所定値以
上となると切り替え弁14に信号が発せられ、次の供給
系に切り替えられるようになっている。
【0028】他の部分については実施例1と全く同様に
形成されている。同一箇所には同一符号を付した。
形成されている。同一箇所には同一符号を付した。
【0029】この薄膜形成装置は、実施例1による効果
に加え、成長途中でも供給系を切り替えることができ連
続的に膜質の良好な薄膜形成を行うことが可能となる。
に加え、成長途中でも供給系を切り替えることができ連
続的に膜質の良好な薄膜形成を行うことが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、主反応室の前方に主反応室よりも温度の高い前処理
室を配設するようにしているため、長期にわたって膜質
が良好で信頼性の高い薄膜形成を行う事が可能となる。
ば、主反応室の前方に主反応室よりも温度の高い前処理
室を配設するようにしているため、長期にわたって膜質
が良好で信頼性の高い薄膜形成を行う事が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の薄膜形成装置を示す図
。
。
【図2】本発明の第2の実施例の薄膜形成装置を示す図
。
。
【図3】従来例の薄膜形成装置を示す図。
1 主反応室
2 被処理基板
3 サセプタ
4 高周波コイル
5 高周波コイルカバー
6 ノズル
7 原料ガス供給系
8 排気管
9 第1のフィルタ
10 第2のフィルタ
11 前処理室
12 ヒータ
13 ガス流量コントローラ
14 切り替え弁
15 切り替え弁
16a圧力センサ
16b圧力センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 基板表面に半導体薄膜を形成する薄膜
形成装置において、基板を設置し、反応性ガスを導入し
て半導体薄膜を堆積する成膜室と、前記成膜室の前方に
設置され、前記成膜室よりも高温に維持され、反応性ガ
スを混合する前処理室とを具備したことを特徴とする薄
膜形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335891A JPH04307930A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335891A JPH04307930A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 薄膜形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307930A true JPH04307930A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13515869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335891A Pending JPH04307930A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 薄膜形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04307930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014229821A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 信越半導体株式会社 | ガスフィルターのライフ管理方法 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP7335891A patent/JPH04307930A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014229821A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 信越半導体株式会社 | ガスフィルターのライフ管理方法 |
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