JPH0430784Y2 - - Google Patents

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JPH0430784Y2
JPH0430784Y2 JP1988054847U JP5484788U JPH0430784Y2 JP H0430784 Y2 JPH0430784 Y2 JP H0430784Y2 JP 1988054847 U JP1988054847 U JP 1988054847U JP 5484788 U JP5484788 U JP 5484788U JP H0430784 Y2 JPH0430784 Y2 JP H0430784Y2
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shaped bent
upward
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気配線等ワイヤの接続に使用するコ
ネクターに関するものである。
(従来の技術) 実開昭57−1478号公報の第4,6図に次のよう
な速結コネクターが開示されている。すなわち、 導電性ばね材を用いた導電板を略4角形に折曲
して両端が側位置で重なるようにし、その外側端
部に孔を形成し、この孔に対向する内側端部にス
トツパ片を切起して同孔に係合し、その内側端部
の開き防止として端縁を鎖錠部とし、孔から内側
端部の端縁にかけて中央線上に切筋を付ける。底
部中央を内向きにわん曲させて接触部を形成し、
また底部に切起し片を形成してその切起し孔と内
側端部の鎖錠部の相当位置にんけて切筋を付け
る。さらに外側端部の下端位置に一対の電挿入用
切欠を形成し、また対向側部の上端位置を斜設し
て電線挿入穴を形成する。この導電板内に鎖錠ば
ねを挿入しその底部は切起し片に支持させ、鎖錠
部は導電板の上壁に接近させると共にこれ等導電
板、鎖錠ばねを本体に装入したものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術において述べた速結コネクター
は、腰折れを起し易い器具側電線を強引に押入
して接続するので注意し乍ら押入しなければ失敗
する惧れがある、ストツパ片により係合して導
電板の両端を開かないようにする構成、適度の弾
性を得るための切筋を設ける構成、上記器具側電
線の押入力を少減するための構成および同器具側
電線の挟み力を増大するための構成等があつて全
体として構成が複雑である、導電性ばね材を用
いた導電板を略4角形に折曲して両端が側位置で
重なるようにしてあるので、当該導電板が閉じた
ループ形状となつていて曲げ加工に困難さがある
等の欠陥があつた。
本考案は、上記のような欠陥をもつていない新
規のコネクターを提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案係わるコネク
ターは、導電材料製帯板部1の両端に左右立上壁
2,2′を折り起し、左方の立上壁2の上端寄り
個所を内方にくの字状に、右方の立上壁2′の上
端寄り個所を内方にUの字状に夫々折曲して外枠
3を構成すると共にこれとは別個に、導電性バネ
板4の両端に左右上向部5,5′を折り起し、左
方の上向部5の上端寄り個所を内方にくの字状
に、右方の上向部5′を外方にUの字状に折曲し
て挟み止め用板バネ6を構成し、この板バネ6を
上記外枠6内に嵌着して当該板バネ6のくの字状
折曲部8および左方上向部5を外枠3のくの字状
折曲部7および左方立上壁2の内面に圧接させ同
じく板バネ6のUの字状折曲部8′を外枠3のU
の字状折曲部7′および右方立上壁2′の内面に当
接させ、また板バネ6のくの字状折曲部8の先端
を上方に延長して指掛部9とすると共に外枠3の
くの字状折曲部7に於て折曲個所10に近い所に
一方のワイヤの端部11の一方挿入孔12を、ま
た同外枠3に於て右方立上壁2′の基端に他方の
ワイヤの端部13の他方挿入孔14を夫々穿設
し、更に上記折曲個所10の内面と板バネ6に於
て同折曲個所10と対応する個所10′の外面と
に三角形凹部15および三角形凸部16を形成
し、これ等凹部15、凸部16の係合および上記
板バネ6の左方上向部5の圧接により一方挿入孔
12に挿入された一方ワイヤの端部11を挟止す
ると共に外枠3の帯板部1に於て他方挿入孔14
に近い個所に他方挿入孔14より挿入された他方
ワイヤの端部13を落し込み状態とする凹溝17
を設け、この凹溝17に挿入された他方ワイヤの
端部13を板バネ6のUの字状折曲部8′の先端
により挟着するようにしたものである。
(実施例) 図に示す実施例は手指では容易に曲がらない厚
さの導電材料製帯板部2の両端に左右立上壁2,
2′を折り起し、左方の立上壁2の上端寄り個所
を内方にくの字状に、右方の立上壁2′の上端寄
り個所を内方にUの字状に夫々折曲することによ
つて外枠3を構成すると共にこれとは別個に、導
電性バネ板4の両端に左右上向部5,5′を折り
起し、左方の上向部5の上端寄り個所を内方にく
の字状に、右方の上向部5′を外方にUの字状に
夫々折曲することによつて挟み止め用板バネ6を
構成し、この板バネ6を外枠3内に嵌着して当該
板バネ6のくの字状折曲部8および左方上向部5
を外枠3のくの字状折曲部7および左方立上壁2
の内面に圧接させ同じく板バネ6のUの字状折曲
部8′を外枠3のUの字状折曲部7′および右方立
上壁2′の内面に圧接させ、また板バネ6のくの
字状折曲部8の先端を上方に延長して指掛部9と
すると共に外枠3のくの字状折曲部7に於て折曲
個所10に近い所に一方のワイヤの端部11の一
方挿入孔12を、また同外枠3に於て右方立上壁
2′の基端に他方のワイヤの端部13の他方挿入
孔14を夫々穿設し、更に上記折曲個所10の内
面と板バネ6に於て同折曲個所10と対応する個
所10′の外面とに三角形凹部15および三角形
凸部16を形成し、これ等凹部15、凸部16の
係合および上記板バネ6の左方上向部5の圧接に
より一方挿入孔12に挿入された一方ワイヤの端
部11を挟止すると共に外枠3の帯板部1に於て
他方挿入孔14に近い個所に他方挿入孔14より
挿入された他方ワイヤの端部13を落し込み状態
とする凹溝17を設け、この凹溝17に挿入され
た他方ワイヤの端部13を板バネ6のUの字状折
曲部8′の先端により挟着するようにしたもので
ある。
(作用) 本考案は上記の通りであるので、一方ワイヤと
他方ワイヤを接続状態としたい場合には、先ず帯
板部1を所定の個所に固定して全体を同個所に取
付け、然るのち指掛部9を押下して板バネ6のく
の字状折曲部8と外枠3のくの字状折曲部7との
間および凹部15と凸部16の間を開き状態とす
ると共に当該開き部分に一方ワイヤの端部11を
一方挿入孔12を介して挟入し、この挟入状態に
於て指掛部9に対する押下げを解消し、仍つて板
バネ6のくの字状折曲部8と外枠3のくの字状折
曲部7との間および凹部15と凸部16の間に一
方ワイヤの端部11を挟止し、また他方ワイヤの
端部13を他方挿入孔14を介して凹溝17に挿
入し、仍つて当該挿入により一旦逃げて戻つた板
バネ6のUの字状折曲部8′の先端により他方ワ
イヤの端部13を挟止すればよいものである。
(考案の効果) 本考案に係わるコネクターは上記のような構成
であるので、一方ワイヤの端部11の接続は当該
端部の接続部(挿入部)を指掛部9の押下によつ
て開いておいて行うことができ、上記腰折れを起
しやすい器具側電線の接続のような場合でも失敗
することがないものであり、また上記従来例のよ
うな、ストツパ片により係合して導電板の両端を
開かないようにする構成、敵度の弾性を得るため
の切筋を設ける構成、上記器具側電線の押入力を
少減するための構成および同器具側電線の挟み力
を増大するための構成がないので全体として構成
が容易であり、更に外枠3も挟み止め用板バネ6
も閉じたループ形状となつていないので曲げ加工
が容易で生産性がよい等の優れた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案コネクターの実施例を示すもの
であつて斜め上方から見た全体の斜視図、第2図
は同じく斜め下方から見た全体の斜視図、第3図
は全体の分解斜視図、第4図は第1図A−A線に
沿う断面図、第5図は使用の状態を示す断面図で
ある。 1……帯板部、2,2……立上壁、3……外
枠、4……バネ板、5,5……上向部、6……板
バネ、7,8……くの字状折曲部、7′,8′……
Uの字状折曲部、9……指掛部、10,10′…
…個所、11,13……端部、12,14……挿
入孔、15……凹部、16……凸部、17……凹
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電材料製帯板部1の両端に左右立上壁2,
    2′を折り起し、左方の立上壁2の上端寄り個所
    を内方にくの字状に、右方の立上壁2′の上端寄
    り個所を内方にUの字状に夫々折曲して外枠3を
    構成すると共にこれとは別個に、導電性バネ板4
    の両端に左右上向部5,5′を折り起し、左方の
    上向部5の上端寄り個所を内方にくの字状に、右
    方の上向部5′を外方にUの字状に折曲して挟み
    止め用板バネ6を構成し、この板バネ6を上記外
    枠6内に嵌着して当該板バネ6のくの字状折曲部
    8および左方上向部5を外枠3のくの字状折曲部
    7および左方立上壁2の内面に圧接させ同じく板
    バネ6のUの字状折曲部8′を外枠3のUの字状
    折曲部7′および右方立上壁2′の内面に当接さ
    せ、また板バネ6のくの字状折曲部8の先端を上
    方に延長して指掛部9とすると共に外枠3のくの
    字状折曲部7に於て折曲個所10に近い所に一方
    のワイヤの端部11の一方挿入孔12を、また同
    外枠3に於て右方立上壁2′の基端に他方のワイ
    ヤの端部13の他方挿入孔14を夫々穿設し、更
    に上記折曲個所10の内面と板バネ6に於て同折
    曲個所10と対応する個所10′の外面とに三角
    形凹部15および三角形凸部16を形成し、これ
    等凹部15、凸部16の係合および上記板バネ6
    の左方上向部5の圧接により一方挿入孔12に挿
    入された一方ワイヤの端部11を挟止すると共に
    外枠3の帯板部1に於て他方挿入孔14に近い個
    所に他方挿入孔14より挿入された他方ワイヤの
    端部13を落し込み状態とする凹溝17を設け、
    この凹溝17に挿入された他方ワイヤの端部13
    を板バネ6のUの字状折曲部8′の先端により挟
    着するようにしたことを特徴とするコネクター。
JP1988054847U 1988-04-23 1988-04-23 Expired JPH0430784Y2 (ja)

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JP1988054847U JPH0430784Y2 (ja) 1988-04-23 1988-04-23

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JPH01159360U JPH01159360U (ja) 1989-11-06
JPH0430784Y2 true JPH0430784Y2 (ja) 1992-07-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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