JPH0430629A - 自動選局テレビジョン受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動選局機能を有するテレビジョン受信機に関
するものである。

〔従来の技術〕

通常テレビジョン放送を受信するためには、その地域に
応じて放送されているテレビジョンの放送チャンネルを
あらかじめ記憶手段の複数の記憶領域に設定しておき、
所望のテレビジョン放送をリモートコントロール送信機
等によって呼び出してテレビジョン放送チャンネルを選
局することが多い。記憶手段の記憶領域にあらかじめテ
レビジョン受信機の放送チャンネルを設定する方法とし
ては、自動的に放送があるチャンネルだけを選択しその
情報を記憶領域に設定する自動選局方式が採用されてい
る。自動選局方式はあらかじめ記憶手段を自動的にチャ
ンネルの設定が可能な状態としておき、順次自動選局を
行って記憶させるプリセット方式と、通常の状態で自動
選局をしてからその自動選局データの記憶を指令するこ
とによって記憶させるストアキ一方式とがある。

ストアキ一方式番こおける自動選局と記憶領域に記憶す
る方法は以下の通りである。まずテレビジョン受信機の
電源が入っている状態で記憶させたい領域を入力する。

そうすればその記憶領域に既に設定されているチャンネ
ルが呼び出される。その後自動選局を実行すると、この
チャンネルを元にして１つ上又は下のチャンネルが選局
され、放送があるチャンネルまで変更することによって
自動選局が成される。こうして所望のチャンネルを受信
すると、記憶指令入力を与えることによって選局された
チャンネルがその記憶領域に再設定される。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしながらこのような従来のストアキ一方式による記
憶方法では次のような問題点があった。

例えば第２図に示すように１０の記憶領域があって、夫
々の領域にあらかじめチャンネル１〜チヤンネルｌＯま
でが順次記憶されていたとする。このテレビジョン受信
機において全ての記憶領域を夫々チャンネル５０〜６０
に変更しようとすれば、まず記憶領域１を選びチャンネ
ル１を呼び出して自動選局を行う。そしてチャンネル５
０が自動選局できたら記憶指令入力を行って記憶領域１
にチャンネル５０を記憶する。そしてチャンネル５１を
記憶すべき記憶領域２を選択する。そうすればチャンネ
ル２が呼び出されてしまうためチャンネル２から自動選
局を行ってチャンネル５１を選局しなければならない。

これは記憶領域１で設定したチャンネル５０から選局を
行うのに比べて途中のチャンネルを探すため長時間を要
する。そして１０の記憶領域があるのでこの操作を１０
回繰り返すことが必要となり、全ての領域を再設定する
ために長時間を要するという欠点があった。

本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
であって、ストアキ一方式において複数のチャンネルを
連続して記憶させる際に自動選局の時間を短縮すること
ができるテレビジョン受信機を提供することを技術的課
題とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は受信チャンネルデータが与えられそのチャンネ
ルの放送を受信するチューナと、チューナの出力が与え
られ映像信号及び放送チャンネルの受信を示す受信信号
を出力する増幅手段と、複数のチャンネルデータを記憶
する領域を有する記憶手段と、記憶領域指定入力によっ
て記憶手段の指定された領域のチャンネルデータを読出
してチューナに与えると共に、そのチャンネルデータを
受信チャンネルデータとするチャンネル読出手段と、自
動選局入力によって動作を開始し受信チャンネルデータ
のチャンネルから連続してチャンネル番号を変化させチ
ューナに出力すると共に、増幅手段より受信信号が得ら
れたときに受信チャンネルデータを変更する自動選局手
段と、記憶指令入力に基づいてチャンネル読出手段によ
って読出された記憶手段の記憶領域に受信チャンネルデ
ータを記憶させる受信チャンネルデータ設定手段と、記
憶領域指定入力と記憶指令の入力時に記憶領域指定入力
によって選択された記録領域に受信チャンネルを記憶さ
せる記憶領域変更手段と、を具備することを特徴とする
ものである。

［作用〕 このような特徴を有する本発明によれば、記憶領域指定
入力によって記憶手段の指定された領域のチャンネル情
報を読出してチューナに与えて記憶しているチャンネル
を呼出し、自動選局入力が与えられればこのチャンネル
から連続してチャンネル番号を変化させて次の局を選択
している。そして記憶指令入力があれば現在受信してい
るチャンネルデータをチャンネル読出手段によって読出
された記憶手段の記憶領域に記憶させている。そしてこ
のとき記憶領域指定入力に加えて記憶指令入力があれば
、自動選局によって選択されたチャンネル情報を記録す
る領域を指定された領域となるように変更して記憶させ
るようにしている。

〔実施例〕

次に本発明の一実施例による自動選局テレビジョン受信
機について第１図のブロック図を参照しつつ説明する。

本図においてテレビジョン受信機のアンテナ１１はチュ
ーナ１２に接続される。チューナ１２は外部から与えら
れるチャンネル指定信号に応じて指定チャンネルのテレ
ビジョン放送を受信するものであり、その出力は中間周
波増幅回路１３に入力される。中間周波増幅回路１３の
増幅出力は映像増幅回路１４を介して表示手段、例えば
ＣＲＴデイスプレィ１５に出力し、又放送チャンネルの
受信を示す受信信号をマイクロコンピュータ１６に出力
する。ここで中間周波増幅回路１３及び映像増幅回路１
４はチューナの出力によって映像信号を出力し放送チャ
ンネルの受信を示す受信信号を出力する増幅手段を構成
している。

さてテレビジョン受信機には記憶領域を指定したり記憶
指令を入力するためのリモートコントロール発信器１７
、及びこれと同様に記憶領域を指定したり記憶指定入力
を与えるキーボード１８が設けられ、これらの入力信号
はマイクロコンピュータ１６に入力される。マイクロコ
ンピュータ１６はＣＰＵと入出力インターフェース及び
その動作プログラムを保持するメモリから成り立ってお
り、チャンネル情報を記憶する不揮発性メモリである記
憶手段１９が接続される。マイクロコンピュータ１６は
後述するように受信すべきチャンネルを読出すチャンネ
ル読出手段２１．自動選局手段２２、受信チャンネルデ
ータ設定手段２３及び記憶領域変更手段２４０機能を達
成している。そして記憶手段１９に新たにチャンネルデ
ータを記憶する際にどの領域が指定されているかを示す
信号をオンスクリーン手段２５に与える。オンスクリー
ン手段２５はこの文字信号を映像信号にスーパーインポ
ーズしてＣＲＴデイスプレィ１５上に表示するものであ
る。そしてリモートコントロール装置１７及びキーボー
ド１８には複数の記憶領域、例えば本実施例ではＩＯの
記憶領域のいずれかを指定するための記憶領域指定入カ
キー２６．自動選局キー２７及び変更したチャンネルデ
ータを記憶手段に記憶させるための記録指令入カキ−２
８が設けられている。

第２図は記憶手段１９の記憶内容を示すメモリマツプで
あり、記憶領域１〜１０に夫々チャンネル１〜１０が記
憶されている状態を示している。

次に本実施例の動作について第３図のフローチャートを
参照しつつ説明する。動作を開始するとまずステップ３
１において記憶指令入カキ−２８が押下されているかど
うかをチエツクする。このキーが押下されていなければ
ステップ３２に進んで記憶領域指定入カキ−２６のいず
れかの領域が押下されているかどうかをチエツクする。

このキーが押下されていればステップ３３に進んで記憶
領域指定入カキ−２６によって指定された領域に記憶さ
れているチャンネルデータを読出す。そしてステップ３
４．３５においてチューナ１２にこのチャンネルデータ
を受信チャンネルデータとして入力すると共に、マイク
ロコンピュータ１６内のメモリの受信チャンネルエリア
にストアする。こうすれば指定されたチャンネルの放送
がアンテナ１１．チューナ１２を介して受信され、中間
周波増幅回路１３、映像増幅回路１４を介してＣＲＴデ
イスプレィ１５上に表示される。ここでマイクロコンピ
ュータ１６はステップ３２〜３５において記憶領域指定
の入力があったときに指定された記憶領域のチャンネル
データを読出してそのチャンネルデータを受信するチャ
ンネル読出手段２１の機能を達成している。

さて自動選局キー２７を押下すると、ステップ３６を介
してステップ３７．３８に進み、受信チャンネルエリア
にストアされたチャンネルからチャンネルを上昇又は下
降させて受信チャンネルを変更する。そして受信信号が
得られるまでこの処理を繰り返しくステップ３８）、受
信されれば自動選局の完了を待受け、自動選局を終える
とステップ３１に戻る。こうすれば自動選局キー２７の
押下によってチャンネルを変更し自動選局を行うことが
できる。そして自動選局が完了すると、マイクロコンピ
ュータ１６はオンスクリーン手段２５を通じて現在の記
憶領域、例えば領域１をＣＲＴデイスプレィ１５上に表
示する。ここでマイクロコンピュータ１６はステップ３
６〜４０において自動選局キーの入力があれば受信チャ
ンネルデータを更新して自動的に選局を行う自動選局手
段２２の機能を達成している。

そして記憶指令入カキ−２８が押下されればステップ３
１よりステップ４１に進み記憶領域指定入カキ−２６が
同時に押下されているかどうかをチエツクする。このキ
ーが押下されていなければステップ４２に進んで受信チ
ャンネルエリアに保持されている受信中のチャンネルを
既に指定された記憶領域の指定場所に記憶して処理を終
了する。ここでマイクロコンピュータ１６はステップ４
３において記憶指令入力があったときに受信中のチャン
ネルを指定した領域に記憶させる受信チャンネルデータ
設定手段２３の機能を達成している。このとき記憶指令
入カキ−２８と記憶領域指定入カキ−２６とを同時に押
下すると、ステップ４１よりステップ４３に進んで記憶
領域指定場所を指定された番号に変更する。そしてステ
ップ４４に進んで受信チャンネルデータをこの領域に記
録して処理を終了する。こうすれば自動選局によって選
択したチャンネルデータを任意の記憶領域に書込むこと
が可能となる。ここでマイクロコンピュータ１６はステ
ップ３１．４１及び４３．４４において記憶領域指定入
力と記憶指令が同時に入力されたときに選択された記憶
領域に受信チャンネルデータを記憶させる記憶領域変更
手段２４の機能を達成している。即ちチャンネル１〜チ
ヤンネル１０までが１〜１０の記憶領域に記憶されてお
り、これらの記憶領域をチャンネル５０からチャンネル
６０にまで変更しようとすれば、記憶領域１のチャンネ
ルを変更した後記憶領域２についてはチャンネル５０か
ら自動選局を行うことが可能となり、自動選局処理を迅
速に行うことができる。

〔発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明によれば、ストアキ一
方式におけるテレビジョン受信機のチャンネル設定時に
、自動選局で次々と記憶領域にチャンネル情報を記憶さ
せる際に短時間で記憶内容の変更を行うことができ、効
率的な設定をすることができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自動選局テレビジョ
ン受信機の構成を示すブロック図、第２図はそのチャン
ネルの記憶手段の記憶内容を示す図、第３図は本実施例
の自動選局テレビジョン受信機の動作を示すフローチャ
ートである。 １１−−−−アンテナ、　　１２・・−・−チューナ、
　　１３−−−一中間周波増幅回路、　１４・−・・−
・映像増幅回路、１５−・・・−ＣＲＴデイスプレィ、
　　１６・−一一一一一マイクロコンピュータ、　　１
７・・−一一一一リモートコントロール発振器、　　１
８・−・・・−キーボード、　　１９−−−−−−一記
憶手段、　２１−・・チャンネル読出手段、　　２２・
・−自動選局手段、　２３−・・−受信チャンネルデー
タ設定手段、　２４−−−−一記憶領域変更手段、２５
−一一−−−−オンスクリーン手段、　　２６・・−・
−記憶領域指定入力キー　　２７−−−−−−一自動選
局キー　　２Ｂ　−−−−一記憶指令入力キー 特許出願人　松下電器産業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信チャンネルデータが与えられそのチャンネル
   の放送を受信するチューナと、 前記チューナの出力が与えられ映像信号及び放送チャン
   ネルの受信を示す受信信号を出力する増幅手段と、 複数のチャンネルデータを記憶する領域を有する記憶手
   段と、 記憶領域指定入力によって前記記憶手段の指定された領
   域のチャンネルデータを読出して前記チューナに与える
   と共に、そのチャンネルデータを受信チャンネルデータ
   とするチャンネル読出手段と、 自動選局入力によって動作を開始し前記受信チャンネル
   データのチャンネルから連続してチャンネル番号を変化
   させ前記チューナに出力すると共に、前記増幅手段より
   受信信号が得られたときに受信チャンネルデータを変更
   する自動選局手段と、記憶指令入力に基づいて前記チャ
   ンネル読出手段によって読出された記憶手段の記憶領域
   に受信チャンネルデータを記憶させる受信チャンネルデ
   ータ設定手段と、 前記記憶領域指定入力と記憶指令の入力時に前記記憶領
   域指定入力によって選択された記録領域に前記受信チャ
   ンネルを記憶させる記憶領域変更手段と、を具備するこ
   とを特徴とする自動選局テレビジョン受信機。