JPH04306114A - 減衰力可変ショックアブソーバの制御装置 - Google Patents

減衰力可変ショックアブソーバの制御装置

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Publication number
JPH04306114A
JPH04306114A JP3098099A JP9809991A JPH04306114A JP H04306114 A JPH04306114 A JP H04306114A JP 3098099 A JP3098099 A JP 3098099A JP 9809991 A JP9809991 A JP 9809991A JP H04306114 A JPH04306114 A JP H04306114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping force
actuator
shock absorber
power supply
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP3098099A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotomo Asa
弘知 麻
Mitsuo Inagaki
光夫 稲垣
Toshiki Kobayashi
俊樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP3098099A priority Critical patent/JPH04306114A/ja
Publication of JPH04306114A publication Critical patent/JPH04306114A/ja
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は減衰力可変ショックアブ
ソ−バの制御装置に関し、特に減衰力変更時の異音を低
減した制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に使用されるショックアブソ−バ
として、通常の良路走行時は減衰力を低下せしめてソフ
トな乗り心地とし、急発進や高速ブレ−キング時には減
衰力を大きくしてハ−ドな特性として車両姿勢の安定を
図る、いわゆる減衰力可変のショックアブソ−バがある
【0003】通常かかる減衰力可変ショックアブソ−バ
は、粘性油を封入したシリンダ内を摺動するピストン部
材に絞り流路を設け、該絞り流路の流路断面積を、内蔵
する弁部材で変更するものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のショックアブソ−バで、減衰力を短時間で大き
く変更するとアブソ−バ内に油撃が生じ、これがアブソ
−バロッドを経て車両ボデ−に伝達されて異音を生じる
という問題があった。
【0005】そこで例えば絞り流路の形状を工夫して、
弁部材作動時の流路断面積の変化率を小さくする等の試
みがあるが、未だ異音の低減には充分ではない。また、
同様の目的で実開昭62−122844号公報には、絞
り流路中に多孔質フィルタを設けるものが提案されてい
るが、構造が複雑化するとともに目詰まり等を生じるお
それがある。
【0006】本発明はかかる課題を解決するもので、シ
ヨックアブソ−バの構造を複雑化することなく異音の発
生を効果的に防止できる減衰力可変ショックアブソ−バ
の制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】粘性油を封入したシリン
ダ41内を摺動自在のピストン42により二つの油圧室
43,44に区画し、上記ピストン42には油圧室43
,44を連通する絞り流路51を設けるとともに該絞り
流路51の流路断面積を変更する弁部材52とこれを開
閉駆動する駆動手段53とを設けた減衰力可変ショック
アブソ−バの制御装置であって、上記駆動手段53への
電力供給を変更するとともに、少なくともこの変更初期
には所定デュ−ティのパルスで電力を供給する電力供給
手段3を設けたものである。
【0008】
【作用】上記構成の制御装置においては、駆動手段53
への電力供給を変更する際に、少なくとも変更初期にお
いて電力を所定デュ−ティのパルスで供給するから、弁
部材52の開度が急変することはなく、したがって減衰
力は緩やかに変化して異音を生じることはない。
【0009】
【実施例】図1は制御装置の全体構成を示すブロック図
である。1は運転条件検出手段で、それぞれ公知のセン
サおよびスイッチである。1aはステアリングホィール
の回転を検出するステアリングセンサ、1bはブレーキ
のオン−オフ状態を検出するスイッチ、1cはアクセル
の踏込み量を検出するスロットルポジションセンサ、1
dは車速を検出するセンサであり、これらの信号が公知
のマイクロコンピュータ2に入力される。マイクロコン
ピュータ2では前述のセンサおよびスイッチから送られ
てきた信号により減衰力を変えるかどうかを判断し、変
える必要があれば後述の電力供給回路3に信号を送る。 駆動回路3ではマイクロコンピュータ2から送られてき
た信号に基づき、4a〜4dの公知のショックアブソー
バ内に内蔵されている公知のアクチュエータに電流を流
し、上記アクチュエータにより後述の減衰力切替えバル
ブを駆動して、減衰力を変更する。なお、電力供給回路
3には発振回路5が接続されている。
【0010】ショックアブソーバ4a〜4dの構造の一
例を図2に示す。図においてショックアブソーバのシリ
ンダ41内にはアブソーバピストン42がその軸方向に
摺動自在に設けられており、シリンダ41の内部がピス
トン42によって第1油圧室43および第2油圧室44
に隔絶されている。ピストン42はピストンロッド45
の一端に設けられている。このピストンロッド45の他
端はシャフト46の一端に固定されており、シャフト4
6の他端はシリンダ41の上端から外方へ突出している
【0011】ピストン42には両油圧室43、44を連
通する伸び側固定オリフィス47および縮み側固定オリ
フィス48が設けられ、これら両オリフィス47、48
の開口にはその流通方向を決めるためのバルブ49、5
0が設けてある。またピストンロッド45内には可変オ
リフィス51を構成する減衰力切替えバルブ52を回転
する上記アクチュエータ53が設けられている。
【0012】バルブ52が図示の状態にある時、ピスト
ン42がシリンダ41に対して上下方向に移動すると、
第1及び第2油圧室43、44の圧力油は固定オリフィ
ス47、48及び可変オリフィス51を通って交互に移
動するので減衰力は低く、ソフトの状態となる。
【0013】一方、減衰力を高く(ハード)する必要が
生じた場合、上記アクチュエータ53に電流を流し、上
記バルブ52を回転させ、可変オリフィス51の油路を
絞ることにより、ハードの状態とする。
【0014】上記アクチュエータは電磁マグネット等を
使用しており、これを作動せしめる電力供給回路の詳細
を図3に、各信号タイムチャートを図4にそれぞれ示す
【0015】図3において、電力供給回路3はオペアン
プを主体として構成されており、積分回路31は上記マ
イクロコンピュ−タ2より出力される段付きにレベルが
低下するハ−ド指令信号Vc(図4(1))を反転積分
して、時間T31w を有して立ち上がる信号31W(
図4(2))を出力する。上記時間T31w は可変抵
抗311によって調整できる。オフセット回路32は上
記指令信号Vcに同期して導通作動するスイッチ321
を有し、オフセット回路32の出力信号32W(図4(
3))は指令信号Vcの立ち下がりに同期して段付きに
立ち上がって、その後上記信号31Wと同一傾斜で上昇
する。信号32Wの立ち上がり電圧V32w は可変抵
抗322により調節される。
【0016】33は三角波発生回路であり、発振回路5
より入力する矩形波信号Vtを三角波33W(図4(4
))に変換して出力する。比較回路34は上記信号32
W,33Wを比較して反転増幅し、所定時間T34w 
でデュ−ティが100%まで次第に増大する駆動信号3
4W(図4(5))を発生出力する。駆動信号34Wは
トランジスタを主体とする電力増幅回路35aを経てア
クチュエ−タ53のコイル54へ出力される。デュ−テ
ィが漸次増大する上記駆動信号34Wにより減衰力切替
えバルブ52は時間T34w 内でゆっくり回転せしめ
られ、この結果減衰力は急変することなく増大せしめら
れてハ−ド状態となる。
【0017】ここで、アクチュエータ駆動信号34Wの
時間T34w 及びデューティ比は上記時間T31w 
及び電圧V32w により変化し、要求時間内で任意に
選択できる。
【0018】また、電力増幅回路35aと同じ構成のも
の35b、35c、35dをアブソーバの数だけ有して
いる。
【0019】次に上記制御の効果を実験により確認し、
従来例と比較した結果を図5、図7に示す。
【0020】図5は本実施例、図7は従来例であり、上
から駆動信号のデューティ比、アクチュエータ回転角、
ショックアブソーバ減衰力、及び車室内に聞こえる異音
を示し、それぞれの横軸は時間を表す。
【0021】従来は、駆動信号はオフからオンのみであ
るので信号の立ち上がりからデューティ比は100%の
ままである。その場合、アクチュエータは10msec
程度で回転し、減衰力の切替りが速い為、車室内の異音
は本測定条件(ピストン速度:約0.2m /s 、減
衰力切替え:ソフト→ハード、伸び側切替え)の場合7
1dBAである。それに対し、本実施例では図5のよう
なデューティ比の駆動信号を与えた場合、アクチュエー
タは約50msecで回転し、減衰力の切替えが従来に
比べ遅くなる為、車室内の異音は63dBA となり、
8dBA の異音低減ができた。
【0022】なお本実施例では回転型のアクチュエータ
について述べたが、直線移動型のソレノイド等を用いた
アクチュエータでも有効であることは言うまでもない。
【0023】他の実施例として図6に示す様に、図3に
おける積分回路31をなくし、制御信号を直接オフセッ
ト回路32に入力し、アクチュエータ駆動信号を固定デ
ューティとしても良い。
【0024】また図3における矩形波Vt入力及び三角
波発生回路33の部分を、公知ののこぎり波作成回路、
sin波作成回路、階段波作成回路等に置き換えても良
くそれぞれ可変又は固定デューティで使用できる。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明の制御装置によれば
、ショックアブソ−バの構造を複雑化することなく、減
衰力変更時の異音の発生を効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置の全体ブロック構成図である。
【図2】ショックアブソ−バの要部断面図である。
【図3】電力供給回路の回路図である。
【図4】信号タイムチャ−トである。
【図5】信号波形図である。
【図6】本発明の他の実施例における電力供給回路の回
路図である。
【図7】従来装置の信号波形図である。
【符号の説明】
3  電力供給回路 41  シリンダ 42  ピストン 43,44  油圧室 51  可変オリフィス(絞り流路) 52  減衰力切替えバルブ(弁部材)53  アクチ
ュエ−タ(駆動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  粘性油を封入したシリンダ内を摺動自
    在のピストンにより二つの油圧室に区画し、上記ピスト
    ンには油圧室を連通する絞り流路を設けるとともに該絞
    り流路の流路断面積を変更する弁部材とこれを開閉駆動
    する駆動手段とを設けた減衰力可変ショックアブソ−バ
    の制御装置であって、上記駆動手段への電力供給を変更
    するとともに、少なくともこの変更初期には所定デュ−
    ティのパルスで電力を供給する電力供給手段を設けたこ
    とを特徴とする減衰力可変ショックアブソ−バの制御装
    置。
JP3098099A 1991-04-02 1991-04-02 減衰力可変ショックアブソーバの制御装置 Pending JPH04306114A (ja)

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JP3098099A JPH04306114A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 減衰力可変ショックアブソーバの制御装置

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Publication Number Publication Date
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JP3098099A Pending JPH04306114A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 減衰力可変ショックアブソーバの制御装置

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JP (1) JPH04306114A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0559171A2 (en) * 1992-03-03 1993-09-08 Unisia Jecs Corporation Vehicular suspension system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0559171A2 (en) * 1992-03-03 1993-09-08 Unisia Jecs Corporation Vehicular suspension system
EP0559171A3 (en) * 1992-03-03 1994-11-23 Unisia Jecs Corp Vehicular suspension system
US5430648A (en) * 1992-03-03 1995-07-04 Unisia Jecs Corporation Vehicular suspension system

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990706