JPH04305796A - プラント機器の異常音監視装置 - Google Patents
プラント機器の異常音監視装置Info
- Publication number
- JPH04305796A JPH04305796A JP9498191A JP9498191A JPH04305796A JP H04305796 A JPH04305796 A JP H04305796A JP 9498191 A JP9498191 A JP 9498191A JP 9498191 A JP9498191 A JP 9498191A JP H04305796 A JPH04305796 A JP H04305796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abnormality
- plant equipment
- plant
- detected
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 title claims abstract description 20
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 title claims description 12
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 98
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 39
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 37
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009474 immediate action Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、火力プラント等各種プ
ラントにおけるプラント機器の異常音監視に好適なプラ
ント機器の異常音監視装置に関する。
ラントにおけるプラント機器の異常音監視に好適なプラ
ント機器の異常音監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント機器に対する異常音の監
視は、プラント運転員による巡回点検作業時に人間の判
断によりされていた。
視は、プラント運転員による巡回点検作業時に人間の判
断によりされていた。
【0003】また、従来のプラントの監視装置では、複
数のプラント機器のいずれかに異常が検出されたとき、
全てのプラント対象機器の監視を停止して、その異常時
の処理がされていた。
数のプラント機器のいずれかに異常が検出されたとき、
全てのプラント対象機器の監視を停止して、その異常時
の処理がされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラント機器に対する異常音の監視として、一つはプラ
ント運転員による巡回点検作業時にプラント運転員の判
断によってされていた。このため、運転員の長年に渡る
経験と勘に頼ることが多く、異常の早期発見および即時
対応は困難であった。
プラント機器に対する異常音の監視として、一つはプラ
ント運転員による巡回点検作業時にプラント運転員の判
断によってされていた。このため、運転員の長年に渡る
経験と勘に頼ることが多く、異常の早期発見および即時
対応は困難であった。
【0005】また、従来の監視装置では複数のプラント
機器の監視中に、何れかのプラント機器に異常が検知さ
れた場合、異常を検知したプラント機器に対する異常時
の処理を行う。このときすべての対象プラント機器に対
する監視を停止するため、他の異常が検知されていない
プラント機器に対する異常音の監視ができない。そのた
め、従来の監視装置は一つのプラント機器に異常を検知
すると、他のプラント機器に異常が発生しても異常の検
知ができないという問題があった。
機器の監視中に、何れかのプラント機器に異常が検知さ
れた場合、異常を検知したプラント機器に対する異常時
の処理を行う。このときすべての対象プラント機器に対
する監視を停止するため、他の異常が検知されていない
プラント機器に対する異常音の監視ができない。そのた
め、従来の監視装置は一つのプラント機器に異常を検知
すると、他のプラント機器に異常が発生しても異常の検
知ができないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、異常を検知したプラン
ト機器のみを監視対象から除外し、他のプラント機器の
監視を継続することができるプラント機器の異常音監視
装置を提供することを目的とする。
ト機器のみを監視対象から除外し、他のプラント機器の
監視を継続することができるプラント機器の異常音監視
装置を提供することを目的とする。
【0007】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の監視対
象のプラント機器から入力される各データに基づいて監
視対象のプラント機器毎に異常音の監視をするプラント
機器の異常音監視装置において、監視対象となる複数の
プラント機器毎にプラント機器に対応するデータに基づ
いて異常の有無を検知する異常検知機能と、この異常検
知機能の検知結果によりデータを記憶するか否かを制御
するデータ制御機能と、このデータ制御機能の制御によ
りデータを記憶するデータ記憶機能と、異常検知機能が
いずれかのプラント機器に異常を検知したとき異常を検
知したプラント機器に対する異常時の処理を行い、さら
に前記異常を検知したプラント機器のみ監視対象から除
外する監視除外機能と、異常を検知したプラント機器以
外のプラント機器について継続監視する継続監視機能と
を設けるようにしたものである。
象のプラント機器から入力される各データに基づいて監
視対象のプラント機器毎に異常音の監視をするプラント
機器の異常音監視装置において、監視対象となる複数の
プラント機器毎にプラント機器に対応するデータに基づ
いて異常の有無を検知する異常検知機能と、この異常検
知機能の検知結果によりデータを記憶するか否かを制御
するデータ制御機能と、このデータ制御機能の制御によ
りデータを記憶するデータ記憶機能と、異常検知機能が
いずれかのプラント機器に異常を検知したとき異常を検
知したプラント機器に対する異常時の処理を行い、さら
に前記異常を検知したプラント機器のみ監視対象から除
外する監視除外機能と、異常を検知したプラント機器以
外のプラント機器について継続監視する継続監視機能と
を設けるようにしたものである。
【0008】
【作用】上記構成により、監視処理の判定結果により異
常が検知されたプラント機器に対応するデータ制御領域
に対し、データ記憶禁止の処置を施し、以後異常が検知
されたプラント機器から入力されるデータの記憶を行わ
ないようにする。監視処理にて異常が検知されなければ
、監視対象プラント機器に対応するデータ制御領域をデ
ータ記憶可能とし、対象プラント機器から入力されるデ
ータを随時記憶できる状態とする。これにより、異常を
検知したプラント機器のみ監視対象から除かれ、他の対
象プラント機器は継続して監視することができる。
常が検知されたプラント機器に対応するデータ制御領域
に対し、データ記憶禁止の処置を施し、以後異常が検知
されたプラント機器から入力されるデータの記憶を行わ
ないようにする。監視処理にて異常が検知されなければ
、監視対象プラント機器に対応するデータ制御領域をデ
ータ記憶可能とし、対象プラント機器から入力されるデ
ータを随時記憶できる状態とする。これにより、異常を
検知したプラント機器のみ監視対象から除かれ、他の対
象プラント機器は継続して監視することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示すプラント
機器の異常音監視装置のブロック構成図である。
機器の異常音監視装置のブロック構成図である。
【0011】この異常音監視装置は、周波数分析装置1
、波形記憶装置2、プロセス入出力装置3、オペレータ
操作パネル4、異常判定用計算機5、警報出力接点6、
CRT7、プリンタ8および補助記憶装置9で構成され
る。
、波形記憶装置2、プロセス入出力装置3、オペレータ
操作パネル4、異常判定用計算機5、警報出力接点6、
CRT7、プリンタ8および補助記憶装置9で構成され
る。
【0012】周波数分析装置1は、監視対象プラント機
器からの聴音信号データまたは計算機に収録保存されて
いる聴音信号データを入力して周波数分析および平均化
処理をする。
器からの聴音信号データまたは計算機に収録保存されて
いる聴音信号データを入力して周波数分析および平均化
処理をする。
【0013】波形記憶装置2は、監視対象プラント機器
からの聴音信号データを常時記憶する。
からの聴音信号データを常時記憶する。
【0014】プロセス入出力装置3は、監視対象プラン
ト機器からプラント信号データを計算機に取込む。
ト機器からプラント信号データを計算機に取込む。
【0015】オペレータ操作パネル4は、プラント運転
員の指示を計算機に伝える。
員の指示を計算機に伝える。
【0016】異常判定用計算機5は、監視処理、異常処
理、データ再生処理などをする。
理、データ再生処理などをする。
【0017】警報出力接点6は、異常検知時に外部に対
して警報接点を出力する。
して警報接点を出力する。
【0018】CRT7は、異常検知時にその状況を表示
し、データ再生において、異常検知時の運転状態変化を
再現表示する。
し、データ再生において、異常検知時の運転状態変化を
再現表示する。
【0019】プリンタ8は、異常検知時にその状況を出
力する。
力する。
【0020】補助記憶装置9は、各種データの収録保存
をする。
をする。
【0021】上記ハードウエアで構成されるプラント機
器の異常音監視装置は、図2のブロックに示す如くの機
能を備えている。
器の異常音監視装置は、図2のブロックに示す如くの機
能を備えている。
【0022】データ記憶部10は、監視対象プラント機
器から入力される聴音信号aに対する処理として、以下
の機能を実施する。
器から入力される聴音信号aに対する処理として、以下
の機能を実施する。
【0023】信号データ制御機能11は、監視対象プラ
ント機器から入力される聴音信号aを記憶するか否かを
判定する。
ント機器から入力される聴音信号aを記憶するか否かを
判定する。
【0024】異常が検知された場合は、データ記憶禁止
指令bを受けて監視対象プラント機器に対応する信号デ
ータ記憶領域への聴音信号データcの記憶を禁止する。 これにより異常検知時の聴音信号データcを保持し、異
常検知時の聴音信号データcの読出しを可能とする。
指令bを受けて監視対象プラント機器に対応する信号デ
ータ記憶領域への聴音信号データcの記憶を禁止する。 これにより異常検知時の聴音信号データcを保持し、異
常検知時の聴音信号データcの読出しを可能とする。
【0025】一方、異常が検知されなければ、監視対象
プラント機器に対応する信号データ記憶領域への聴音信
号データcの記憶を可能とする。即ち、異常検知時には
異常を検知したときの聴音信号データcが記憶された状
態を保ち、異常が検知されなければ常に最新の聴音信号
データcが記憶されることになる。
プラント機器に対応する信号データ記憶領域への聴音信
号データcの記憶を可能とする。即ち、異常検知時には
異常を検知したときの聴音信号データcが記憶された状
態を保ち、異常が検知されなければ常に最新の聴音信号
データcが記憶されることになる。
【0026】また、データ記憶禁止指令bを受けると、
プラント運転員によってデータ記憶指令dを受けるまで
、データ記憶禁止状態を維持する。
プラント運転員によってデータ記憶指令dを受けるまで
、データ記憶禁止状態を維持する。
【0027】信号データ記憶機能12は、監視対象プラ
ント機器から入力される聴音信号aをデジタル化した聴
音信号データcを、信号データ記憶領域に記憶するか否
かを信号データ制御機能11に設定された指令に基づい
て行う。
ント機器から入力される聴音信号aをデジタル化した聴
音信号データcを、信号データ記憶領域に記憶するか否
かを信号データ制御機能11に設定された指令に基づい
て行う。
【0028】監視処理部13は、監視対象プラント機器
に対する処理として、以下の機能を実施する。
に対する処理として、以下の機能を実施する。
【0029】データ処理機能14は、監視対象プラント
機器から信号データeを入力する。これにはプロセス信
号(プラント機器の負荷信号や起動接点など)と聴音信
号とがある。プロセス信号は、工学値変換してプロセス
信号データとして取込む。聴音信号はデータ記憶部10
に記憶すると共に、周波数分析を行い、ノイズレベル低
減のための平均化処理後に工学値変換し聴音信号データ
cとして取込む。
機器から信号データeを入力する。これにはプロセス信
号(プラント機器の負荷信号や起動接点など)と聴音信
号とがある。プロセス信号は、工学値変換してプロセス
信号データとして取込む。聴音信号はデータ記憶部10
に記憶すると共に、周波数分析を行い、ノイズレベル低
減のための平均化処理後に工学値変換し聴音信号データ
cとして取込む。
【0030】異常検知機能15は、データ処理機能14
にて工学値変換された信号データ16の値と、予め監視
対象プラント機器の各種異常要因および周波数要因など
の特徴から求められる基準の値を設定したしきい値17
とを比較する。この結果、信号データ16の値がしきい
値17を上回る値を示したとき、異常を検知したと判断
する。
にて工学値変換された信号データ16の値と、予め監視
対象プラント機器の各種異常要因および周波数要因など
の特徴から求められる基準の値を設定したしきい値17
とを比較する。この結果、信号データ16の値がしきい
値17を上回る値を示したとき、異常を検知したと判断
する。
【0031】異常の検知がされなければ次の監視対象プ
ラント機器の監視処理をする。このとき異常が検知され
たならば、異常を検知した監視対象プラント機器に対応
するデータ記憶部10の信号データ制御機能11に対し
、信号データの記憶を停止させるデータ記憶禁止指令b
を送る。さらに、異常処理起動要求18を行った後、次
の監視対象プラント機器の監視処理をする。
ラント機器の監視処理をする。このとき異常が検知され
たならば、異常を検知した監視対象プラント機器に対応
するデータ記憶部10の信号データ制御機能11に対し
、信号データの記憶を停止させるデータ記憶禁止指令b
を送る。さらに、異常処理起動要求18を行った後、次
の監視対象プラント機器の監視処理をする。
【0032】異常処理部19は、異常を検知した監視対
象プラント機器に対する処理として、以下の機能を実施
する。
象プラント機器に対する処理として、以下の機能を実施
する。
【0033】警報出力機能20は、警報出力をCRT、
プリンタ、警報接点等により異常検知した監視対象プラ
ント機器の情報をプラント運転員に通知する。
プリンタ、警報接点等により異常検知した監視対象プラ
ント機器の情報をプラント運転員に通知する。
【0034】データ保存機能21は、異常を検知した場
合には、異常検知した監視対象プラント機器に対応する
データ記憶部10の信号データ記憶機能12によって記
憶されている聴音信号データcを読出す。そして、異常
検知した監視対象プラント機器に対応するプラント信号
データと共に、保存データ22として補助記憶装置内の
保存データファイル23に保存する。
合には、異常検知した監視対象プラント機器に対応する
データ記憶部10の信号データ記憶機能12によって記
憶されている聴音信号データcを読出す。そして、異常
検知した監視対象プラント機器に対応するプラント信号
データと共に、保存データ22として補助記憶装置内の
保存データファイル23に保存する。
【0035】データ再生部24は異常検知時に保存した
監視対象プラント機器保存データに対する処理として、
以下の機能を実施する。
監視対象プラント機器保存データに対する処理として、
以下の機能を実施する。
【0036】データ再生機能25では、異常検知時また
はプラント運転員がデータ再生指令fを出力すると、デ
ータ保存機能21によって保存された保存データ(異常
検知前後の聴音信号データおよびプラント信号データ)
または補助記憶装置に保存された保存データファイル2
3のデータをデータ再生機能25が入力する。そして、
データ再生機能25は異常検知した監視対象プラント機
器における異常検知前から異常検知時および異常検知後
の一定時間の運転状態変化を表示出力して異常発生時の
状態変化を再現する。
はプラント運転員がデータ再生指令fを出力すると、デ
ータ保存機能21によって保存された保存データ(異常
検知前後の聴音信号データおよびプラント信号データ)
または補助記憶装置に保存された保存データファイル2
3のデータをデータ再生機能25が入力する。そして、
データ再生機能25は異常検知した監視対象プラント機
器における異常検知前から異常検知時および異常検知後
の一定時間の運転状態変化を表示出力して異常発生時の
状態変化を再現する。
【0037】次に、監視対象プラント機器から入力され
る聴音信号の処理手順を図2乃至図4を参照して説明す
る。
る聴音信号の処理手順を図2乃至図4を参照して説明す
る。
【0038】データ記憶部10は、図3に示す監視対象
となる複数のプラント機器(プラント機器A〜D・・・
)の各々に対応し、一つの監視対象プラント機器に相対
するデータ記憶部が有する格納領域と、関連する機能等
がある。
となる複数のプラント機器(プラント機器A〜D・・・
)の各々に対応し、一つの監視対象プラント機器に相対
するデータ記憶部が有する格納領域と、関連する機能等
がある。
【0039】ここで、プラント機器Cのデータ記憶部1
0について説明すると、データ記憶部10の記憶制御領
域11aは、異常検知機能15からの指令により、監視
対象のプラント機器の聴音信号aを聴音信号データcと
して記憶するか否かの制御をする。
0について説明すると、データ記憶部10の記憶制御領
域11aは、異常検知機能15からの指令により、監視
対象のプラント機器の聴音信号aを聴音信号データcと
して記憶するか否かの制御をする。
【0040】また、信号データ記憶領域12aは、監視
対象のプラント機器から入力される聴音信号信号cを記
憶する領域である。
対象のプラント機器から入力される聴音信号信号cを記
憶する領域である。
【0041】例えば、監視中のプラント機器の異常が検
知されない場合には、図4に示す如く、データ記憶部1
0の記憶制御領域11aは記憶可能状態になっており、
信号データ記憶領域12aには正常な聴音信号データc
が入っている。また、異常が検知されていないため、次
の同じプラント機器の監視時には新たな聴音信号データ
cが記憶される。
知されない場合には、図4に示す如く、データ記憶部1
0の記憶制御領域11aは記憶可能状態になっており、
信号データ記憶領域12aには正常な聴音信号データc
が入っている。また、異常が検知されていないため、次
の同じプラント機器の監視時には新たな聴音信号データ
cが記憶される。
【0042】一方、監視中のプラント機器の異常が検知
された場合には、データ記憶部10の記憶制御領域11
aは記憶禁止状態になり、図5に示す如く、信号データ
記憶領域12aには異常な聴音信号データcが入ってい
る。この聴音信号データcはデータ保存機能21によっ
て読出される。また、異常が検知されているため、次の
同じブラント機器の監視は行われず信号データ記憶領域
12aの内容は変化しない。
された場合には、データ記憶部10の記憶制御領域11
aは記憶禁止状態になり、図5に示す如く、信号データ
記憶領域12aには異常な聴音信号データcが入ってい
る。この聴音信号データcはデータ保存機能21によっ
て読出される。また、異常が検知されているため、次の
同じブラント機器の監視は行われず信号データ記憶領域
12aの内容は変化しない。
【0043】次に、複数の監視対象プラント機器A〜D
の監視をする場合の監視の流れを図6乃至図8を参照し
て説明する。
の監視をする場合の監視の流れを図6乃至図8を参照し
て説明する。
【0044】まず、プラント機器A〜Dのいずれにも異
常が検知されない場合には、図6に示す如く、EからF
の矢印方向へ、つまりプラント機器Aからプラント機器
Dの方向に監視処理とデータ記憶とが順次される(10
1)〜(104)。
常が検知されない場合には、図6に示す如く、EからF
の矢印方向へ、つまりプラント機器Aからプラント機器
Dの方向に監視処理とデータ記憶とが順次される(10
1)〜(104)。
【0045】例えば、図7に示す如く、プラント機器B
の異常が検知された場合には、プラント機器Bの異常処
理が起動され(102)、次にプラント機器Cの監視処
理とデータ記憶がされる(103)。
の異常が検知された場合には、プラント機器Bの異常処
理が起動され(102)、次にプラント機器Cの監視処
理とデータ記憶がされる(103)。
【0046】プラント機器Bに対する異常処理がされた
後には、図8に示す如く、プラントAの監視後(101
)、本来はプラント機器Bの監視をするがプラント機器
Bは異常検知されているため、プラント機器Bの監視は
されず、プラント機器Cの監視、続いて、プラント機器
Dの監視をする(103)、(104)。
後には、図8に示す如く、プラントAの監視後(101
)、本来はプラント機器Bの監視をするがプラント機器
Bは異常検知されているため、プラント機器Bの監視は
されず、プラント機器Cの監視、続いて、プラント機器
Dの監視をする(103)、(104)。
【0047】このように本実施例では、まず、監視処理
の判定結果により異常が検知されたプラント機器に対応
する信号データ制御領域に対し、データ記憶禁止の処置
を施す。そして、以後異常が検知されたプラント機器か
ら入力される信号データの記憶をしないようにする。ま
た、監視処理にて異常が検知されなければ、監視対象プ
ラント機器に対応する信号データ制御領域をデータ記憶
可能とし、対象プラント機器から入力される信号データ
を随時記憶できる状態とする。このような処理を実施す
ることにより、異常を検知したプラント機器のみ監視対
象から除かれ、他の監視対象プラント機器は継続して監
視することができる。
の判定結果により異常が検知されたプラント機器に対応
する信号データ制御領域に対し、データ記憶禁止の処置
を施す。そして、以後異常が検知されたプラント機器か
ら入力される信号データの記憶をしないようにする。ま
た、監視処理にて異常が検知されなければ、監視対象プ
ラント機器に対応する信号データ制御領域をデータ記憶
可能とし、対象プラント機器から入力される信号データ
を随時記憶できる状態とする。このような処理を実施す
ることにより、異常を検知したプラント機器のみ監視対
象から除かれ、他の監視対象プラント機器は継続して監
視することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のプラント運転員による巡回点検作業の負担が軽減さ
れる。また、複数のプラント機器の監視中に、ある監視
対象プラント機器に異常が検知された場合においても、
異常を検知したプラント機器のみ監視対象から除かれ、
他の監視対象プラント機器に対する監視は継続して実施
できるからより信頼性の高い監視ができる。また、異常
が検知された監視対象プラント機器に対して異常検知時
の状態を再現し、詳細な状態解析を行うこともできる。 従って、プラント機器の異常を早期発見し即時対応する
ことができることになり、プラント機器の運転や保全等
が円滑にできるという効果が得られる。
来のプラント運転員による巡回点検作業の負担が軽減さ
れる。また、複数のプラント機器の監視中に、ある監視
対象プラント機器に異常が検知された場合においても、
異常を検知したプラント機器のみ監視対象から除かれ、
他の監視対象プラント機器に対する監視は継続して実施
できるからより信頼性の高い監視ができる。また、異常
が検知された監視対象プラント機器に対して異常検知時
の状態を再現し、詳細な状態解析を行うこともできる。 従って、プラント機器の異常を早期発見し即時対応する
ことができることになり、プラント機器の運転や保全等
が円滑にできるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示すプラント機器の異常音
監視装置のハードウェアの構成図である。
監視装置のハードウェアの構成図である。
【図2】同装置の機能を示す機能ブロック図である。
【図3】同装置の複数のプラント機器に対応するデータ
記憶部を示す説明図である。
記憶部を示す説明図である。
【図4】同装置のプラント機器において異常が検知され
ない場合のデータ記憶部を示す説明図である。
ない場合のデータ記憶部を示す説明図である。
【図5】同装置のプラント機器において異常が検知され
た場合のデータ記憶部を示す説明図である。
た場合のデータ記憶部を示す説明図である。
【図6】同装置のプラント機器において異常が検知され
ない場合の監視の流れを示す説明図である。
ない場合の監視の流れを示す説明図である。
【図7】同装置のプラント機器において異常が検知され
た場合の監視の流れを示す説明図である。
た場合の監視の流れを示す説明図である。
【図8】同装置のあるプラント機器に異常が検知された
後の監視の流れを示した説明図である。
後の監視の流れを示した説明図である。
11 信号データ制御機能
12 信号データ記憶機能
15 異常検知機能
18 異常処理起動要求
19 異常処理部
20 警報出力機能
21 データ保存機能
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の監視対象のプラント機器から入
力される各データに基づいて前記監視対象のプラント機
器毎に異常音の監視をするプラント機器の異常音監視装
置において、監視対象となる複数のプラント機器毎にプ
ラント機器に対応するデータに基づいて異常の有無を検
知する異常検知機能と、この異常検知機能の検知結果に
よりデータを記憶するか否かを制御するデータ制御機能
と、このデータ制御機能の制御によりデータを記憶する
データ記憶機能と、前記異常検知機能がいずれかのプラ
ント機器に異常を検知したとき異常を検知したプラント
機器に対する異常時の処理を行い、さらに前記異常を検
知したプラント機器のみ監視対象から除外する監視除外
機能と、前記異常を検知したプラント機器以外のプラン
ト機器について継続監視する継続監視機能とを備えたこ
とを特徴とするプラント機器の異常音監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9498191A JPH04305796A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | プラント機器の異常音監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9498191A JPH04305796A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | プラント機器の異常音監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305796A true JPH04305796A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=14125082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9498191A Pending JPH04305796A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | プラント機器の異常音監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04305796A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104374885A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-02-25 | 重庆市荣冠科技有限公司 | 一种易爆气体的危险声源功能检测装置 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP9498191A patent/JPH04305796A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104374885A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-02-25 | 重庆市荣冠科技有限公司 | 一种易爆气体的危险声源功能检测装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04305796A (ja) | プラント機器の異常音監視装置 | |
JP2006219092A (ja) | 車両故障診断システム、車両故障診断方法、及び車両用故障診断装置 | |
CN116028301A (zh) | 一种基于声卡的工业控制系统的报警声音测试方法和装置 | |
JP2004020484A (ja) | 異常監視装置および異常監視プログラム | |
JP3852636B2 (ja) | 状態データ収集方法及び制御装置 | |
JP2003029826A (ja) | プラント監視制御装置 | |
JP2002100547A (ja) | 半導体製造装置の信号データ解析装置及び解析方法 | |
JPH04123807A (ja) | 圧延機の異常予知支援装置 | |
JP2003106946A (ja) | 異常監視装置および異常監視プログラム | |
JP4945521B2 (ja) | 自動ハードコピー装置 | |
JPH10160894A (ja) | マンマシンインタフェース装置 | |
KR20040037487A (ko) | 제어봉구동장치 제어계통 코일전류 감시시스템 및 방법 | |
JPS63259702A (ja) | 制御装置の情報収集装置 | |
JPH01138901A (ja) | モニタ装置 | |
CN118465461A (zh) | 一种用于gis特高频局部放电异常告警的处置方法和系统 | |
JPH07117429B2 (ja) | プラント異常診断装置 | |
JPH0916250A (ja) | 監視制御装置 | |
JPH04284504A (ja) | プログラマブルコントローラの設備診断方法 | |
JPH04281594A (ja) | プラント監視装置 | |
JPS6321401B2 (ja) | ||
JPH0341897A (ja) | プロセスデータ収集装置 | |
JPH03289522A (ja) | プラント監視装置 | |
JPS58140847A (ja) | 核磁気共鳴装置の実行ジヨブ表示方式 | |
JPH05236641A (ja) | プラントの異常診断装置 | |
JPH06276580A (ja) | 遠方監視制御装置および遠方監視制御子局 |