JPH0430569Y2 - - Google Patents

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JPH0430569Y2
JPH0430569Y2 JP11736085U JP11736085U JPH0430569Y2 JP H0430569 Y2 JPH0430569 Y2 JP H0430569Y2 JP 11736085 U JP11736085 U JP 11736085U JP 11736085 U JP11736085 U JP 11736085U JP H0430569 Y2 JPH0430569 Y2 JP H0430569Y2
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JP
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screw
screws
incident
reflected light
plane
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JP11736085U
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は反射ミラー調整機構に関するものであ
る。
〔考案の背景〕
反射ミラーを3本のねじで支持し、この3本の
ねじにより反射ミラーの角度を調整し光軸を調整
するようにした調整機構においては、従来、3本
のねじすべてが調整用として用いられていたた
め、各ねじを調整すると入射光に対し反射光が水
平および垂直の2方向同時に動いてしまう欠点を
有していた。
このため所要光軸を設定するのに少なくとも2
本のねじを交互に調整する必要があり、光軸調整
に多大の労力を要していた。また入射光に対しベ
ース取り付け側のねじを調整する際は、調整用の
工具で入射または反射光を遮つてしまう不具合も
あつた。周知のように後者の不具合を改善するた
め、ベース取り付け側のねじの代りにピボツト用
のピンを用い光線を遮るような調整を不要にする
ことも採用されているが、高精度のピンを要する
ため高価になると共に、機構の複雑化を招き得策
でないのみならず、上述の光軸調整に多大の労力
を要する不具合の改善策とはなり得なかつた。
〔考案の目的〕
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、
光軸調整を容易にすることを可能とした反射ミラ
ー調整機構を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の概要〕
すなわち本考案はレーザ光を反射させる反射ミ
ラーを所定の間隔をおいて配置された3本のねじ
によりベースに所定の反射角を有するように支持
してなる反射ミラー調整機構において、前記3本
のねじのうち1本を前記レーザ光の入反射光から
なる平面内に配置すると共に、このねじを最終入
反射角度調整用ねじとなし、他の2本を前記平面
の上、下に配置し、かつこのうちの前記ベース固
定側のものをピボツト用ねじとなしたことを特徴
とするものであり、これによつて光軸が最終入反
射角度調整用としたねじおよび入反射光からなる
平面の上に配置したねじの2本で調整できるよう
になる。
〔考案の実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明
する。第1図および第2図A,Bには本考案の一
実施例が示されている。同図に示されているよう
に反射ミラー調整機構はベース1に光路上必要な
長さLを残し、3本のねじ2a,2b,2cが半
ばねじ込まれており、このねじ2a,2b,2c
の首下部には反射ミラー3を保持するホルダ4が
移動可能にガイドされ、更にベース1とホルダ4
との間にはスプリング5がねじ2a,2b,2c
の頭部にホルダ4を押付けるように設けられてい
る。なお同図において6はベース固定ねじであ
る。このように構成された反射ミラー調整機構で
本実施例では3本のねじ2a,2b,2cのうち
の1本2bをレーザ光の入反射光からなる平面内
に配置すると共に、このねじ2bを最終入反射角
度調整用ねじとなし、他の2本2a,2cを上述
の入反射光からなる平面の上、下に配置し、かつ
このうちのベース固定側のもの2cをピボツト用
ねじとした。このようにすることにより3本のね
じ2a,2b,2cのうちの1本2bはレーザ光
の入反射光からなる平面内に配置され、最終入反
射角度調整用ねじとされると共に、他の2本2
a,2cは入反射光からなる平面の上、下に配置
され、かつこのうちのベース固定側のもの2cは
ピボツト用ねじとされるようになつて、2本のね
じ2a,2bで光軸調整ができるようになり、光
軸調整を容易にすることを可能とした反射ミラー
調整機構を得ることができる。
すなわち光軸調整の際、ねじ2cを光路上必要
な長さLに調整後にピボツト用として固定する。
次いでねじ2cにより入射光と所要反射光からな
る平面上(y軸方向)に反射光を調整する。最終
に最終入反射角度調整用ねじとしたねじ2bによ
りx軸方向の調整をすれば、光軸の調整が完了す
る。調整用のねじ2aを調整した場合に、ねじ2
bおよび2cを結ぶ線が支点となるため、第2図
Bのx軸、y軸両者とも移動することになるが、
ねじ2bを調整した場合にはねじ2a,2cを結
ぶ線が支点となるため、x軸方向の角度のみy軸
方向とは無関係に調整できるようになる。このよ
うに本実施例によれば2本のねじ2a,2bで光
軸調整ができるようになつて、従来のように2本
のねじを交互に調整する要がなくなり、光軸調整
を容易にすることができ、調整機構を低価格、高
信頼性のものにできる。またねじ2aは入反射光
からなる平面の上に配置したので、光軸調整時に
調整工具がレーザ光の入反射光を遮ぎることがな
い。ねじ2cは入反射光からなる平面の下に配置
したが、ピボツト用として固定したので調整工具
で調整する要がなく、従つて入反射光を遮ぎる懸
念がない。ねじ2bは入反射光からなる平面内に
配置したので、入反射光は若干遮ぎられるがその
程度は小さく、問題がない。
第3図には本考案の他の実施例が示されてい
る。本実施例ではスプリング5aを、3本のねじ
2a,2b,2cをガイドとして夫々1本ずつ設
けた。この場合にもねじ2a,2bで光軸が調整
できるようになつて、前述の場合と同様な作用効
果を奏することができる。
なお、以上各実施例ではスプリングとして圧縮
コイルばねを使用したが、これのみに限るもので
はなく、ゴム等の弾性体を使用してもよい。
〔考案の効果〕
上述のように本考案は光軸調整が容易となつ
て、光軸調整を容易にすることを可能とした反射
ミラー調整機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の反射ミラー調整機構の一実施
例の側面図、第2図A、Bは同じく一実施例の入
反射光からなる平面に対するねじの配置を示すも
のでAは第1図のP矢視図、Bは反射光の方向を
示す図、第3図は本考案の反射ミラー調整機構の
他の実施例の側面図である。 1はベース、2a,2b,2cはねじ、3は反
射ミラー、4はホルダ、5,5aはスプリング、
6はベース固定ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ光を反射させる反射ミラーを所定の間隔
    をおいて配置された3本のねじによりベースに所
    定の反射角を有するように支持してなる反射ミラ
    ー調整機構において、前記3本のねじのうちの1
    本を前記レーザ光の入反射光からなる平面内に配
    置すると共に、このねじを最終入反射角度調整用
    ねじとなし、他の2本を前記平面の上、下に配置
    し、かつこのうちの前記ベース固定側のものをピ
    ボツト用ねじとなしたことを特徴とする反射ミラ
    ー調整機構。
JP11736085U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0430569Y2 (ja)

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JP11736085U JPH0430569Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP11736085U JPH0430569Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6227316U JPS6227316U (ja) 1987-02-19
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JP11736085U Expired JPH0430569Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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US7106424B2 (en) * 2003-03-11 2006-09-12 Rosemount Aerospace Inc. Compact laser altimeter system
EP2703650B1 (en) * 2011-09-09 2019-03-06 Eagle Industry Co., Ltd. Lip seal for water pump

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JPS6227316U (ja) 1987-02-19

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